JPS6142970B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6142970B2
JPS6142970B2 JP54049289A JP4928979A JPS6142970B2 JP S6142970 B2 JPS6142970 B2 JP S6142970B2 JP 54049289 A JP54049289 A JP 54049289A JP 4928979 A JP4928979 A JP 4928979A JP S6142970 B2 JPS6142970 B2 JP S6142970B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
agc
signal
level
intermodulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54049289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55140337A (en
Inventor
Yoichi Yano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4928979A priority Critical patent/JPS55140337A/ja
Publication of JPS55140337A publication Critical patent/JPS55140337A/ja
Publication of JPS6142970B2 publication Critical patent/JPS6142970B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver

Landscapes

  • Noise Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はラジオ受信機のインターモジユレーシ
ヨン(相互変調)妨害改善回路に関するものであ
る。
本発明の説明に先立ちFMラジオ受信機に於い
て、インターモジユレーシヨン妨害が発生する原
因について説明する。
第1図のような周波数スペクトラムを持つ電界
強度地域について考えてみることにする。第1図
に於いて、f1は希望する弱電界受信周波数、f2
f3,f4,f5は妨害強電界受信周波数で、f2=f1+△
f,f3=f1+2△f,f4=f1−△f,f5=f1−2△
fの関係になつている。ところで能動素子は能動
領域で基本波の高次(高調波)を発生させること
は周知の事実である。トランジスタ、FET,
MOSFET等はこの高調波発生入力レベルの差こ
そあれ、何れも高調波発生が起こる。例えば上記
周波数f2の電界強度が高周波増幅回路、及び混合
回路で高調波の発生するレベルであるとすれば、
f2及びf3により下記の式が成立する。
2f2−f3=2(f1+△f)−(f1+2△f)=f1=f1

…… 即ちf2の信号によつて2倍の高調波が高周波増
幅回路及び混合回路で発生すると、この2倍のf2
とf3によつてf1′が発生し、このf1′のレベルがf1
電界強度より大きいと、f1がFMラジオ受信機の
キヤブチユアー効果により妨害信号によつて発生
したf1′に入れ変わつてしまう。同様にf4の電界強
度が高周波増幅回路及び混合回路で高調波の発生
するレベルであるとすれば、 2f4−f5=2(f1+△f)−(f1+2△f)=f1=f1

…… が成立する。即ちf1を中心に+側にも−側にもイ
ンターモジユレーシヨン妨害が発生する。
斯るインターモジユレーシヨン妨害の改善を図
る為に、本願出願人は先に特開昭55―63138号公
報で第2図、第3図に示す様な回路を提案した。
第2図、第3図に於いて、1はアンテナ、2は
高周波増幅回路、3,4は周波数変換回路5を構
成する局部発振回路及び混合回路、6は中間周波
フイルター回路7及び中間周波増幅回路8を含む
中間周波段、9はFM検波回路である。第2図、
第3図の回路では、混合回路4の出力側と高周波
増幅回路2との間にAGC回路(自動利得制御回
路)10を設け、混合回路4の出力側からの取出
した信号を整流して得られる直流分を、高周波増
幅回路2の能動素子例えばデユアルゲート
FET,Q3にAGC信号として印加する様にしてい
る。第3図に示すAGC回路10に於いて、C1
カツプリングコンデンサ、Q1,Q2は増幅用トラ
ンジスタ、D1,D2は整流用タイオード、R5及び
C7,C8はローパスフイルター11を構成する抵
抗及びコンデンサである。
第4図はIHF(International Hight Fidelity)
インターモジユレーシヨン測定法に基ずいて、第
1図の△fを希望受信周波数f1から正側及び負側
に変えていつた時のインターモジユレーシヨン
を、AGC回路を備えていない回路と、第2図、
第3図の回路とで比較した図で、曲線AがAGC
回路を備えていない回路でのインターモジユレー
シヨン測定値、曲線Bが第2図、第3図でのイン
ターモジユレーシヨン測定値である。
尚、実際にIHFインターモジユレーシヨン測定
法で測定される△fは±0.8MHZの点のみである
から、この点でのインターモジユレーシヨンは第
4図より25dB改善されていることが判る。
尚又第4図に於いてインターモジユレーシヨン
(基準値)とは、そのセツトの実用感度との比較
値であるから実際のアンテナ入力は、インターモ
ジユレーシヨン(基準値)+実用感度、となる。
斯様に第2図、第3図の回路を用いることによ
り、妨害周波数の信号が抑圧されインターモジユ
レーシヨンの妨害は大幅に改善されていた。
第2図、第3図に回路を用いれば、アンテナ入
力の全領域に亘りインターモジユレーシヨンが改
善されるという利点はあるが、反面AGC帯域内
で極度に強い妨害信号がある場合、第2図、第3
図の回路であれば、希望受信信号が弱い時に
AGC回路が動作してS/N比が劣下する欠点が
あつた。
これはAGC回路10の入力となる混合回路4
の中間周波IFトラツプが第5図の様な選択度特
性を持つており、この帯域内(10.7MHzを中心
として約±2MHzの範囲)の信号でAGC回路10
が動作し、高周波増幅回路2の利得を下げるため
である。だからと言つてAGC回路が動作する帯
域そのものを第2図、第3図の回路の場合より狭
くすると、希望受信信号に対してはAGC回路に
よるAGC効果が現われるが、肝心の妨害信号に
対してはAGC効果が及ばなくなつてしまう。
そこで本発明は、希望受信信号の入力が小さい
場合には、AGC回路を不動作にすることによ
り、上述の欠点を解消せんとするもので、以下本
発明の実施例を第6図〜第9図に従い説明する。
尚、第6図、第7図に於いて、第2図、第3図
と同一部分については第2図、第3図と同一の図
番を用いることにする。
中間周波フイルター回路7通過後の帯域は第8
図の様に狭くなつており、妨害信号はこの帯域外
であることを利用すれば、希望受信信号と、近接
の妨害信号とを識別することが出来る。
本発明はこのことを利用して中間周波数と、
AGC回路との間に、中間周波フイルター回路通
過後の信号をレベル検出する回路と、該レベル検
出回路からの直流信号によつて制御され、希望受
信信号の入力が所定レベル以下のときAGC回路
を不動作にするスイツチング回路とを設けたこと
を特徴としている。
即ち第6図、第7図に於いて、12は中間周波
フイルター回路7の出力側に設けたレベル検出回
路例えばAM検波回路、13は該AM検波回路と
AGC回路10との間に設けたスイツチング回路
で、該スイツチング回路を構成するエミツタ接地
形のスイツチングトラジスタQ4は、ベースが抵
抗R1を介してAM検波回路12の出力端子14に
接続され、コレクタがAGC回路10を構成する
増幅用トランジスタQ1のエミツタに接続されて
いる。
第6図、第7図の様に構成した回路では、中間
周波数フイルター回路7通過後の中間周波数信号
をAM検波回路12で検波して直流電圧を取出
し、この直流電圧をスイツチングトランジスタ
Q4のベースに印加し、アンテナ入力40dBに対応
する電圧をスレツシユホールドレベルとしてスイ
ツチングトランジスタQ4をオン、オフ制御する
ことにより、AGC回路10を構成する増幅用ト
ランジスタQ1をオン、オフ制御しているが、次
に第6図、第7図の回路の動作について更に詳し
く説明する。
(i) 希望受信信号のアンテナ入力レベルが40dB
以上のとき。
このとき混合回路4から中間周波フイルター回
路7を経てAM検波回路12で検波された直流電
圧がスイツチングトランジスタQ4のベースに印
加されて該トランジスタがオンとなり、AGC回
路10の増幅用トランジスタQ1はオンとなるの
で、AGC回路10が動作する。
即ち混合回路4のIFトラツプ回路15の持つ
第5図のような選択特性によつてピツクアツプさ
れた入力は、コンデンサC1を通り、トランジス
タQ1,Q2で増幅され、ダイオードD1,D2で整流
されてローパスフイルター11を通り、直流出力
として高周波増幅回路2のデユアルゲート
FETQ3の第2ゲート16に印加される。そして
第6図、第7図の回路では、高周波増幅回路2及
び混合回路4で高調波が発生する入力レベル(例
えば第1図のf2,f3又はf4,f5の場合レベルが
80dB位)以前のレベル(例えば77dB位)から
AGCを効かせ始めている。即ち高周波増幅回路
2のデユアルゲートFET Q3の第2ゲート16の
電圧が、77dBの入力レベルから減少し始めるよ
うに設定している。この様にすれば、AGCが充
分に働いている間は妨害周波数の信号も抑圧され
ているので、実際にインターモジユレーシヨン妨
害が発生する入力レベルは、77dB+AGC回路1
0でドライブできる高周波増幅回路2の利得、と
なる。
このAGC回路10は選択性をもつていない
が、中間周波数10.7MHz付近の周波数では利得
の損失はなく、それ以上の周波数(例えば第1図
のf5〜f3の周波数即ち100MHz付近の周波数では
損失が大きくなる様に形成されている。これは妨
害周波数f2,f3,f4,f5等がそのまま増幅され高周
波増幅回路2に帰還されると、かえつてインター
モジユレーシヨン妨害が劣下するので、これを防
止するためである。
(ii) 希望受信信号のアンテナ入力レベルが40dB
以下のとき。
このとき混合回路4から中間周波フイルター回
路7を経てAM検波回路12で検波され、スイツ
チングトランジスタQ4のベースに印加される直
流電圧は小さいので、スイツチングトランジスタ
Q4はオフとなり、AGC回路10の増幅用トラン
ジスタQ1はオフとなるので、AGC回路10は不
動作状態となる。
第9図は希望受信信号に対し、周波数が−
1MHz離れた100dBの妨害波が在存する場合に於
ける希望受信信号のアンテナ入力と、S/N比と
の関係を、AGC回路を備えていない回路と、第
2図、第3図の従来回路と、第6図、第7図の本
発明回路とで比較した測定図で、曲線AがAGC
回路を備えていない回路での測定値、曲線Bが従
来回路での測定値、曲線Cが本発明回路での測定
値である。第9図から明らかな様にアンテナ入力
40dB以下では第6図、第7図の本発明回路では
第2図、第3図の従来回路に較べS/N比が大幅
に改善されており、アンテナ入力30dBの点で
S/N比が12dB改善されている。
尚、本実施例に於いて、アンテナ入力40dB以
下でAGC回路10が不動作状態となる様にした
のは、例えば自動車用ラジオ受信機の場合、アン
テナ入力が40dB以下であれば、自動車走行中は
マルチパスが頻繁に発生して実用に耐えず、
AGC回路を働かせて妨害波を抑圧してもあまり
効果がないためで、それよりもむしろ、アンテナ
入力が40dB以下であつても自動車が止まつてい
るときにはマルチパスが発生しないので、この時
AGC回路を不動作にしてSN/比を向上させて感
度を良好にする方が実用上効果的であるからであ
る。尚又自動車用ラジオ受信機に於いて、自動車
走行中アンテナ入力が40dB以下になるとマルチ
パスが頻繁に発生することは、“JEMC(日本電
子機械委員会)ReportNO,7750”でも報告され
ている。
以上の様に本発明に係るラジオ受信機のインタ
ーモジユレーシヨン妨害改善回路は、周波数変換
回路と高周波増幅回路との間にAGC回路を設け
るとともに、中間周波フイルター回路通過後の信
号をレベル検出する回路と、後レベル検出回路か
らの直流信号によつて制御され、希望受信信号の
入力が所定レベル以下のときにAGC回路を不動
作にするスイツチング回路とを設けたので、希望
受信信号のアンテナ入力が所定レベル以上ではイ
ンターモジユレーシヨン妨害を改善することが出
来、又希望受信信号のアンテナ入力が所定レベル
以下ではS/N比の劣化を防止することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はFMラジオ受信機に於けるインターモ
ジユレーシヨン妨害の発生原理の説明に供する
図、第2図、第3図は従来のFMラジオ受信機の
デユーナー部を示すブロツク図及び要部回路結線
図、第4図はインターモジユレーシヨン妨害を各
回路で比較した図、第5図は混合回路のIFトラ
ツプ回路の選択特性を示す図、第6図、第7図は
本発明の回路を用いたFMラジオ受信機のチユー
ナー部を示すブロツク図及び要部回路結線図、第
8図は中間周波フイルター回路通過後の選択度特
性を示す図、第9図はアンテナ入力とS/N比と
の関係を各回路で比較した図である。 2……高周波増幅回路、5……周波数変換回
路、10……AGC回路、7……中間周波フイル
ター回路、12……AM検波回路、13……スイ
ツチング回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周波数変換回路の出力側と高周波増幅回路と
    の間にAGC回路を設けるとともに、中間周波フ
    イルター回路通過後の信号をレベル検出する回路
    と、該レベル検出回路からの直流信号によつて制
    御され、希望受信信号の入力が所定レベル以下の
    とき前記AGC回路を不動作にするスイツチング
    回路とを設けてなるラジオ受信機のインターモジ
    ユレーシヨン妨害改善回路。 2 中間周波数フイルター回路通過後の信号をレ
    ベル検出する回路は、AM検波回路であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のラジオ受
    信機のインターモジユレーシヨン妨害改善回路。
JP4928979A 1979-04-20 1979-04-20 Intermodulation disturbance improving circuit of radio receiver Granted JPS55140337A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4928979A JPS55140337A (en) 1979-04-20 1979-04-20 Intermodulation disturbance improving circuit of radio receiver

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4928979A JPS55140337A (en) 1979-04-20 1979-04-20 Intermodulation disturbance improving circuit of radio receiver

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55140337A JPS55140337A (en) 1980-11-01
JPS6142970B2 true JPS6142970B2 (ja) 1986-09-25

Family

ID=12826727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4928979A Granted JPS55140337A (en) 1979-04-20 1979-04-20 Intermodulation disturbance improving circuit of radio receiver

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS55140337A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583331A (ja) * 1981-06-29 1983-01-10 Hitachi Ltd Agc回路
US5339454A (en) * 1991-08-05 1994-08-16 Ford Motor Company Automatic gain control for RF amplifier

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131155A (ja) * 1974-09-10 1976-03-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd Jidoritokuseigyosochi
US3947771A (en) * 1975-02-21 1976-03-30 General Motors Corporation Keyed classical AGC system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5131155A (ja) * 1974-09-10 1976-03-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd Jidoritokuseigyosochi
US3947771A (en) * 1975-02-21 1976-03-30 General Motors Corporation Keyed classical AGC system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55140337A (en) 1980-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5390345A (en) Method for preventing desensitization and radio interference of radio receivers
US6389272B1 (en) Receiver with auto gain control circuit of RF signal
JPS6340379B2 (ja)
US3725674A (en) Impulse noise blanker including broadband level sensing
US3939428A (en) Receiver with automatic pass band control
JPS6142970B2 (ja)
JP3093125B2 (ja) アップコンバージョン受信機のagc回路
JPH0354443Y2 (ja)
JPH0752851B2 (ja) Fm受信装置
JP2994727B2 (ja) ラジオ受信機のagc回路
JPH0611649Y2 (ja) チユ−ナ
JP3355040B2 (ja) 受信機
JP3289693B2 (ja) Fmチューナフロントエンドの自動利得制御回路
JPH0638569B2 (ja) 受信機の自動利得制御回路
JPH0423441B2 (ja)
JPH0746988Y2 (ja) Fm受信機のagc制御回路
JP2983559B2 (ja) Rf増幅回路
JPS6218982Y2 (ja)
JP2519320Y2 (ja) チューナのagc回路
JPH071867Y2 (ja) 雑音処理回路
JPS595730A (ja) 放送局サ−チ用ストツプ信号発生回路
JPH0227639Y2 (ja)
JPH0214820B2 (ja)
JPH0611652Y2 (ja) 自動同調受信機
JPS5860832A (ja) 混信妨害除去回路