JPS6142600B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6142600B2
JPS6142600B2 JP56091962A JP9196281A JPS6142600B2 JP S6142600 B2 JPS6142600 B2 JP S6142600B2 JP 56091962 A JP56091962 A JP 56091962A JP 9196281 A JP9196281 A JP 9196281A JP S6142600 B2 JPS6142600 B2 JP S6142600B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
storage tank
water storage
cylinder
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56091962A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57206500A (en
Inventor
Hitoshi Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Denki Kigu KK
Original Assignee
Toshiba Denki Kigu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Denki Kigu KK filed Critical Toshiba Denki Kigu KK
Priority to JP9196281A priority Critical patent/JPS57206500A/ja
Publication of JPS57206500A publication Critical patent/JPS57206500A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スチーム機構およびスプレー機構を
備えたアイロンに関する。
従来、スチーム機構およびスプレー機構の両方
を備えたアイロンは、第1図に示すように、アイ
ロン本体1のハンドル2の前方位置に、スチーム
の発生を制御するスチームボタン3およびスプレ
ーの噴射を制御するスプレーボタン4を長手方向
に直列に配置している。そして、比較的単発的な
操作が多にスチームボタン3を前方に設けるとと
もに、スプレー使用時に連続的に操作するスプレ
ーボタン4を後方に設けている。そのため、スチ
ームボタン3を操作するときにはスプレーボタン
4が指に当つて使いにくく、また、スチームボタ
ン3がハンドル2から距離的に遠いため、操作し
ずらいという欠点がある。
本発明は、このような点にかんがみてなされた
もので、操作がしやすく、使用勝手のよいアイロ
ンを提供することを目的とし、ヒータを有すると
ともに気化室およびこの気化室に連通した噴射孔
を設けたベースと、このベース上に設けられたハ
ンドルと、上記ベース上に設けられ上記気化室に
臨ませた滴下ノズルおよびこの滴下ノズルを開閉
する滴下用弁杆を上下動自在に設けた貯水タンク
と、この貯水タンクの上部に設けられた貯水タン
ク内と連通したシリンダ、このシリンダ内を進退
するピストンを有するボタン、上記シリンダに連
通したスプレーノズルを含むスプレー機構と、こ
のスプレー機構のボタンに軸方向摺動自在にかつ
回動方向固定に嵌合され回動により上記滴下用弁
杆を上下動して上記滴下ノズルを開閉するカムと
を備えたことを特徴とするものである。
つぎに、本発明の一実施例を第2図ないし第4
図について説明する。
11はアルミニウムダイカストなどにより形成
したベースで、このベース11内にヒータ12が
埋設されている。また、上記ベース11の上面に
気化室13およびこの気化室13に連通した前後
部の噴射室14,15が形成され、この前部の噴
射室14にベース11の底面前部中央に開口した
噴射孔16が設けられているとともに、後部の噴
射室15にベース11の底面後部両側に開口した
噴射孔17が設けられている。さらに、上記ベー
ス11上に気化室13および噴射室14,15を
覆つてスチームカバー18が取付けられ、このス
チームカバー18に上記気化室13上に臨ませた
導水口19が設けられているとともに、上記後部
の噴射室15上に臨ませた気化室13と連通口2
0が設けられ、この連通口20上にこの連通口2
0を開閉する切換弁21が設けられている。ま
た、噴射室14,15はこの連通口20にそれぞ
れ連通している。
上記ベース11上にカバー22が被覆され、こ
のカバー22上に遮熱板23が取付けられ、この
遮熱板23の後側上部に把手体24が取付けら
れ、この把手体24の上部にハンドル25が形成
されている。なお、上記把手体24に、上記ヒー
タ12によるベース11の加熱温度を調節する温
度調節器26が設けられている。
上記遮熱板23の前側上部と把手体24の前部
との間に、たとえば透明合成樹脂により側面ほぼ
L字状に形成された貯水タンク27が着脱自在に
取付けられ、この貯水タンク27の前面上部に注
水口28が設けられ、この注水口28に不透明合
成樹脂からなる注水口蓋29が着脱自在に取付け
られている。また、上記貯水タンク27の底面に
ホルダー30を介して上記気化室13への導水口
19に臨ませた滴下ノズル31が取付けられてい
る。
上記貯水タンク27の上板32の上方に蓋体3
3が取付けられて、操作機構室34が形成されて
いる。そして、この操作機構室34内において上
記上板32上にシリンダ35が一体に立設され、
このシリンダ35の底部に、上記貯水タンク27
の内底部に下端を臨ませた吸水管36が連通接続
され、この吸水管36の上端開口部にボール状の
逆止弁37が設けられている。また、上記シリン
ダ35の中央部に上記蓋体33を貫通したボタン
38の軸部39が進退自在に設けられ、この軸部
39の下端に、上記シリンダ35内に進退自在に
嵌合したピストン40が取付けられているととも
に、ボタン38はコイルスプリング41で常時上
方に付勢されている。さらに、上記シリンダ35
の下端前側に上板32上に設けた接続管42が連
通接続され、この接続管42に導水管43を介し
て、上記貯水タンク27の注水口28の上部に取
付けたスプレーノズル44が接続され、このスプ
レーノズル44に対して上記注水口蓋29に通孔
45が形成され、スプレー機構Aが構成されてい
る。
また、上記ボタン38の軸部39にカム46が
設けられている。このカム46は、中央下部に上
記軸部39を挿通するとともに上記シリンダ35
の上端部に回動自在に嵌合してシリンダ35の蓋
部を兼用する支持部47が一体に形成され、この
支持部47の中心部に軸孔48が穿設され、この
軸孔48の両側に係合溝部49が連設され、上記
軸孔48に上記ボタン38の軸部39が進退自在
に嵌合されているとともに、軸孔48の両側の係
合溝部49に上記ボタン38の軸部39の両側軸
方向に突設した係合突条39aが進退自在に係合
され、ボタン38に対しカム46が軸方向摺動自
在にかつ回動方向固定になつている。なお、上記
ボタン38の外周部にその外端部とカム46の支
持部47との間において上記コイルスプリング4
1が張設され、ボタン38は常時上方に付勢され
ている。
上記カム46の下面には回転中心から異なる距
離に2つのカム面50,51が形成されている。
そして、上記貯水タンク27を貫通して上記滴下
ノズル31に対して滴下用弁杆52が上下動自在
に設けられ、この滴下用弁杆52に常時上昇方向
に付勢するコイルスプリング53が設けられ、滴
下用弁杆52の上端部が上記カム46の一方のカ
ム面50に当接され、滴下用弁杆52はカム46
の回動によるカム面50の高低変化に対応して上
下動し、滴下ノズル31を開閉するようになつて
いる。また、上記貯水タンク27の後側部に上記
ボタン38をほぼ中心として滴下用弁杆52と対
称的な位置に上記切換弁21に対して切換ロツド
54が上下動自在に設けられ、この切換ロツド5
4に常時上昇方向に付勢するコイルスプリング5
5が設けられ、切換ロツド54の上端部が上記カ
ム46の他方のカム面51に当接され、切換ロツ
ド54はカム46の回動によるカム面51の高低
変化に対応して上下動し、切換弁21を押圧また
は開放し、気化室13で発生したスチームの通路
を切換え、ベース11から噴射するスチームの噴
射位置を変化させるようになつている。
なお、上記貯水タンク27の背面上部に上記蓋
体33からほぼL字状の舌片56が延出され、こ
の舌片56が上記ハンドル25の前部に設けられ
たガイド57の係合部58に着脱自在に係合され
ている。
つぎに、作動を説明する。
まず、スチーム状態とドライ状態とを切換える
場合は、ボタン38を回動してスチーム位置また
はドライ位置に合せると、ボタン38とともにカ
ム46が回動し、その一方のカム面50により滴
下用弁杆52が上下動し、滴下ノズル31の滴下
孔を開閉し、スチーム状態とドライ状態に切換え
選択する。
また、スチーム状態での集中噴射と分散噴射を
切換える場合は、ボタン38をスチーム位置にお
いて集中位置または分散位置に合せると、ボタン
38とともに回動するカム46の他方のカム面5
1により切換ロツド54が上下動し、切換弁21
を押圧または開放して連通口20を開閉し、気化
室13で発生したスチームの通路を切換える。そ
して、集中状態とした場合は、滴下ノズル31か
ら滴下した水は気化室13で気化され、連通口2
0を通つて前部の噴射室14に導かれ、ベース1
1の前部の噴射孔16から集中的に噴射される。
また、分散状態とした場合は、気化室13からの
スチームは連通口20を通つて後部の噴射室15
および前部の噴射室14に導かれ、ベース11の
後部両側の噴射孔17および前部中央に開口した
噴射孔16から分散的に噴射される。
また、スプレーを用いる場合は、ボタン38を
押圧するとともにスプリング41で復帰させる操
作を繰返すことにより、ピストン40がシリンダ
35内で上下動し、貯水タンク27の水が吸水管
36から逆止弁37を介してシリンダ35内に吸
引され、接続管42および導水管43を介してス
プレーノズル44から噴霧される。
なお、上記実施例では、貯水タンクをカセツト
式にして着脱自在なものを示したが、これに限ら
ず、固定式の貯水タンクにも用いることができ
る。
本発明によれば、ボタンに対し、スチーム状態
とドライ状態を切換えるカムを軸方向摺動自在に
かつ回動方向固定に嵌合したので、1個のボタン
でスチーム状態とドライ状態の切換え、および、
スプレー操作を行うことができ、従来のように互
いの操作時に邪魔になるようなことがないととも
に、スチーム切換ダイアルなどがなく、部品点数
を少なくして安価にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアイロンの側面図、第2図は本
発明のアイロンの一実施例を示す一部を切り欠い
た側面図、第3図はその下面図、第4図はその一
部の分解斜視図である。 11…ベース、12…ヒータ、13…気化室、
16,17…噴射孔、25…ハンドル、27…貯
水タンク、31…滴下ノズル、35…シリンダ、
38…ボタン、40…ピストン、44…スプレー
ノズル、46…カム、52…滴下用弁杆、A…ス
プレー機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヒータを有するとともに気化室およびこの気
    化室に連通した噴射孔を設けたベースと、このベ
    ース上に設けられたハンドルと、上記ベース上に
    設けられた上記気化室に臨ませた滴下ノズルおよ
    びこの滴下ノズルを開閉する滴下用弁杆を上下動
    自在に設けた貯水タンクと、この貯水タンクの上
    部に設けられ貯水タンク内と連通したシリンダ、
    このシリンダ内を進退するピストンを有するボタ
    ン、上記シリンダに連通したスプレーノズルを含
    むスプレー機構と、このスプレー機構のボタンに
    軸方向摺動自在にかつ回動方向固定に嵌合され回
    動により上記滴下用弁杆を上下動して上記滴下ノ
    ズルを開閉するカムとを備えたことを特徴とする
    アイロン。
JP9196281A 1981-06-15 1981-06-15 Iron Granted JPS57206500A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9196281A JPS57206500A (en) 1981-06-15 1981-06-15 Iron

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9196281A JPS57206500A (en) 1981-06-15 1981-06-15 Iron

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57206500A JPS57206500A (en) 1982-12-17
JPS6142600B2 true JPS6142600B2 (ja) 1986-09-22

Family

ID=14041178

Family Applications (1)

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JP9196281A Granted JPS57206500A (en) 1981-06-15 1981-06-15 Iron

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5324497A (en) * 1976-08-18 1978-03-07 Rowenta Werke Gmbh Steam iron

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5324497A (en) * 1976-08-18 1978-03-07 Rowenta Werke Gmbh Steam iron

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JPS57206500A (en) 1982-12-17

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