JPS6142443A - 部材の結合方法 - Google Patents

部材の結合方法

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JPS6142443A
JPS6142443A JP16370984A JP16370984A JPS6142443A JP S6142443 A JPS6142443 A JP S6142443A JP 16370984 A JP16370984 A JP 16370984A JP 16370984 A JP16370984 A JP 16370984A JP S6142443 A JPS6142443 A JP S6142443A
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JP
Japan
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gear
gear member
members
ring
protruding
Prior art date
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Pending
Application number
JP16370984A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Tanaka
田中 隆男
Yasuaki Ishida
恭聡 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS6142443A publication Critical patent/JPS6142443A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は部材の結合方法に関し、詳しくはギア部とこの
ギア部の一側端から突出した嵌挿部とからなるギア部材
と、上記ギア部材嵌挿部の外径面および内t¥而のいず
れか一方を嵌挿部として上記ギア部材に嵌挿されるリン
グ状部材とを結合する方法において、その結合力の向上
おJ:びギア部の精度の向上についての対策に関する。
(従来の技術) 従来、例えば自動車のトランスミッションに組込まれる
クラッチ句ギアとして、ギア部とそのギア部の一側端か
ら突出した嵌挿部とから2.にるギア部材の上記嵌挿部
に、−側端にクラッヂ部が形成されたリング状部材をス
ナップリング状の鑞およびフラックスを介して外1釈し
、上記二部材を焼入れして鑞付けすることにより結合し
たものは知られている(実公昭/l5−2010号公報
参照)1、そして、このように二部材を結合してなるク
ラッチ付ギヤは、単一の相型材から加工されるクラッチ
付ギヤのように、二部材の間に歯切りの段取り上不可欠
な取り代を設りる必要がないので、回転軸方向の長さを
短くでき、+−ランスミッションをコンバク1へにする
上で有利である。
ところが、上記従来のクラッチ付ギアは、二部材を鑞付
けにより結合しているので、その結合力が比較的弱く、
二部材間で伝達できるトルクが小さいため、高出力エン
ジン用の1〜ランスミツシヨンに相付けるクラッチ付ギ
アとしては不向きなものであった。また、鑞付けするた
めに二部材を焼入れするので、この時の熱負荷によって
ギア部が熱変形して精度が低くなる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はかかる魚に鑑み、その目的とするとろは、上述
のようなギア部材とリング状部材とを塑性流動を利用し
て強固に結合するとともに、結合重るにあたって上記ギ
ア部に熱負荷が加わらないようにして、該ギア部の熱変
形を防止することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、ギア
部とこのギア部の一側端から突出した嵌挿部とからなる
ギア部材と、上記ギア部材嵌挿部の外径面および内径面
のいずれか一方を嵌挿面として上記ギア部材に嵌挿され
るリング状部材との結合方法において、上記ギア部材嵌
挿部に上記嵌挿面の反対側の面に突出段部を形成し、リ
ング状部材に上記嵌挿面側に凹部を形成し、上記ギア部
材にリング状部材を嵌挿する前後に」−記ギア部材の突
出段部のみを加熱し、上記二部材の嵌挿後外力を加える
ことにより、上記二部材を結合するものである。
(作用) 上記の構成ににす、本発明では、7L記ギア部材の突出
段部が加熱されたのち外力を受Gプでしごかれ、塑性流
動により嵌挿面側に押しやられることにより、ギア部材
の嵌挿部がリング状部材の凹部に食い込lυで二部材が
結合されるものである。また、その際、上記突出段部の
みが加熱されるだけで、該突出段部からギア部への熱伝
導が可及的に抑えられて、ギア部が熱負荷を受けないよ
うに1゜たちのである。
(実施例) 次に、本発明の技術的解決手段の具体例と1ノでの実施
例を図面により説明づる。
図面は、自動車のトランスミッションのクラッチ付ギア
に本発明を適用した実施例を示す。第1図はクラッチ付
ギアGを示し、該クラッチ付ギアGは、外歯が形成され
たギア部材1と、該ギア部材1の一側(図では上側)に
設けられ、外歯が形成されたリング状部材2との二部材
によって構成されている。第2図に示すように、上記ギ
ア部材1は、リング状のギア部3とこのギア部3の一側
端(図では上側端)から突出したリング状の嵌挿部4と
からなり、該嵌挿部4の外径面は嵌挿部4aに形成され
ているとともに、該嵌挿部4aと反対側の内径面には内
方に向って突出する突出段部5が形成されている。また
、上記リング状部材2は、リング状のギア部6とこのギ
ア部6の一側端(図では上側端)から突出したリング状
のクラッチツー2部7とからなり、上記ギア部材嵌挿部
4の嵌挿部4aの外側に嵌挿される。そして、該リング
状部ti12の上記ギア部材嵌挿面4a側の内径面には
凹部9が形成されているとともに、該凹部9を除く内径
面部分は内端が上記嵌挿面/laに接するローレット加
工面8に形成されている。
しかして、上記ギア部材1とリング状部材2とを結合で
る場合、ギア部材1にリング状部材2を嵌挿する前後に
上記ギア部材1の突出段部5のみを高周波加熱手段を用
いて加熱し、第2図に示すように、上記二部材1,2を
嵌挿したのちにギア部材1のギア部3の内径面に内接可
能な外径を有するパンチ10をギア部材嵌挿部4の突出
段部5の一側端〈図では」:側端)に当接させてギア部
材1の軸方向に押込むことにより、上記加熱により変形
抵抗が低下した突出段部5が外力ににってしごかれ、塑
性流動を起して嵌挿面4a側に押しやられる。そして、
第3図に示すように、この塑性流動した肉が上記リング
状部材2のローレット加工部〇および凹部9に食い込む
ことにより、ギア部材1とリング状部材2とが結合され
る。
ここで、上記突出段部5の加熱は高周波加熱により行い
、その加熱温度は青熱温度以上でかつ再結晶温度(再結
晶の起る下限温度)以下である。
=  6 − 加熱方法を高周波加熱としたのは、突出段部5のみを短
時間で加熱でき、該突出部段部5以外の部分に加熱によ
る熱負荷が加わることを防止Jるためであり、このJ:
うな高速加熱が可能な方法ならば高周波加熱以外の加熱
方法によってもよい。また、上記加熱温度の限定理由は
、青熱温度未満であると、炭素鋼を加熱した場合250
〜300゜Cで硬化して脆くなるからであり、一方、再
結晶温度を越えると、再結晶により月利の結晶粒の粗大
化が起り、脆くなるからである。
尚、加熱にJ:る変形抵抗の低下について一例を挙げる
と、室温での変形抵抗が60Ka/−の月利を700″
Cまで加熱すると、変形抵抗が15に!+/−に1/4
まで低下し、外力により容易に塑性流動が起り易い強度
となる。
したがって、上記実施例においては、塑性流動した突出
段部5の肉がリング状部材2のローレット加工面8およ
び凹部9に食い込んで、ギア部材1がリング状部材2に
ノjシメられた如くなるので、該二部材1.2を強固に
結合でき、鑞付けにより一  7 − 結合したものに較べて結合力が大1]に高くなり、二部
材1,2間で大きなトルクを伝達でることができ、よっ
て高出力エンジン用のトランスミッションに引付(プる
クラッチ付ギアとして好適な−bのとなる。
また、上記加熱は突出段部5のみに対して行われ、かつ
該突出段部5はギア部3から突出した嵌挿部4に形成さ
れているので、突出段部5からギア部材1のギア部3に
熱が伝導し難く、該ギア部3に熱負荷が加わらないこと
から熱変形がなく、その精度を高めることができる。さ
らに、その際、リング状部材2は、ローレット加工面8
の内端で嵌挿面4aに接しているので、突出段部5から
リング状部材2のギア部6にも熱が伝導しカフ、該ギア
部6の熱変形をも防止してその精度を高めることができ
る。
尚、上記実施例では、ギア部材1の嵌挿部4の外径面を
嵌挿部4aにするとともに内径面に突出段部5を形成し
たが、逆に嵌挿部4の内径面を嵌挿面4aにするととも
に外径面に突出段部を形成し、嵌挿部の内側にリング状
部材を嵌挿するようにしてもよく、同様の効果を奏する
ものである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ギア部材の突出
段部の塑性流動により、ギア部材の嵌挿部がリング状部
材の凹部に食い込んで、二部材を強固に結合できるので
、鑞付けにより結合したものに較べて結合力を著しく高
めることができ、二部材間での大きなトルク伝達が可能
になる。また、突出段部が加熱されてもギア部は熱負荷
を受けないので、ギア部の熱変形を防止してその精度を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はクラッチ付ギア
の全体斜視図、第2図は結合前における縦断側面図、第
3図は結合後における縦断側面図である。 G・・・クラッチ付ギア、1・・・ギア部材、2・・・
リング状部材、3・・・ギア部、4・・・嵌挿部、4a
・・・嵌挿部、5・・・突出段部、9・・・凹部。 第1図 G 第2図 第3図 手続補正書(自発) 昭和59年11月15日 ン 1、事件の表示 昭和59イ[特 許 願 第163709号2、発明の
名称 部材の結合方法 3、補正をする者 事イ1との関係   特 許 出 願 人任  所  
広島県安芸郡府中町新地3番1号名  称  (313
)  マツダ株式会社代表者  山 蘭  リ) 樹 4代理人 の550電06 (445) 2128住 
 所  大阪市西区靭本町1丁目4番8号 太平ビル氏
  名  弁理士(7793)前  1)   弘5、
補正命令の日付  く自発補正) 6 補正の対象 (1)明細書の特許請求の範囲の欄 (2)明細書の発明の詳細な説明の欄 (3)図面の第2図 7、補正の内容 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書の第3頁第10行目の「その目的とすると
ろ」を、[その目的とするところ]に訂正する。 (3)明細書の第4頁第6行目の「突出段部のみ」を、
「突出段部およびその周辺部のみ」に補正する。 (4)明細書の第4頁第15行目の「突出段部のみ」を
、「突出段部およびその周辺部のみ」に補正する。 (5)明細書の第6頁第5行目の「突出段部5のみ1を
、[突出段部5およびその周辺部(第2図で示1白線部
)のみ」に補正する。 (6)明細書の第6頁第18行目の「突出段部5」を、
[突出段部5およびその周辺部」に補正する。 (力 明細書の第7頁第1行目〜第2行目の「突出段部
5のみ」を、「突出段部5およびその周辺部のみ」に補
正する。 (8)明細書の第7頁第2行目の「突出段部5以外」を
、[突出段部5およびその周辺部以外Jに補正する。 (9)明細書の第8頁第6行目の「突出段部5のみ」を
、[突出段部5およびその周辺部のみ]に補正する。 (ト))図面の第2図を別紙の通り補正する。 8、添付書類の目録 (1)補正後の特許請求の範囲の全文を記載した書面 
 1通(2)補正図面(第2図)    1通−2= 別  紙 2、特許請求の範囲 (1)  ギア部とこのギア部の一側端から突出した嵌
挿部とからなるギア部材と、上記ギア部材嵌挿部の外径
面および内径面のいずれか一方を嵌挿部として上記ギア
部材に嵌挿されるリング状部材との結合方法であって、
上記ギア部材嵌挿部には上記嵌挿部の反対側の面に突出
段部が形成され、リング状部材には上記嵌挿而側に凹部
が形成されており、上記ギア部材にリング状部材を嵌挿
する前後に上記ギア部材の突出段部り、、iニア7%(
7) 、 ’」のみを加熱し、上記二部材の嵌挿後外力
を加えることにより、上記二部材を結合させることを特
徴とする部材の結合方法。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ギア部とこのギア部の一側端から突出した嵌挿部
    とからなるギア部材と、上記ギア部材嵌挿部の外径面お
    よび内径面のいずれか一方を嵌挿面として上記ギア部材
    に嵌挿されるリング状部材との結合方法であって、上記
    ギア部材嵌挿部には上記嵌挿面の反対側の面に突出段部
    が形成され、リング状部材には上記嵌挿面側に凹部が形
    成されており、上記ギア部材にリング状部材を嵌挿する
    前後に上記ギア部材の突出段部のみを加熱し、上記二部
    材の嵌挿後外力を加えることにより、上記二部材を結合
    させることを特徴とする部材の結合方法。
JP16370984A 1984-08-02 1984-08-02 部材の結合方法 Pending JPS6142443A (ja)

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JP16370984A JPS6142443A (ja) 1984-08-02 1984-08-02 部材の結合方法

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JPS6142443A true JPS6142443A (ja) 1986-02-28

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ID=15779141

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JP16370984A Pending JPS6142443A (ja) 1984-08-02 1984-08-02 部材の結合方法

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JP (1) JPS6142443A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0385305A (ja) * 1989-08-25 1991-04-10 Mazda Motor Corp バルブリフタの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0385305A (ja) * 1989-08-25 1991-04-10 Mazda Motor Corp バルブリフタの製造方法

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