JPH04131582A - 形状記憶継手 - Google Patents

形状記憶継手

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JPH04131582A
JPH04131582A JP24714790A JP24714790A JPH04131582A JP H04131582 A JPH04131582 A JP H04131582A JP 24714790 A JP24714790 A JP 24714790A JP 24714790 A JP24714790 A JP 24714790A JP H04131582 A JPH04131582 A JP H04131582A
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Kiyoshi Yamauchi
清 山内
Hideo Takaara
高荒 秀男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は形状記憶継手に関するものでありさらに詳し
くは2本のバイブを接合するために用いる形状記憶合金
製の継手の改良に関するものである。
(従来の技術) 形状記憶合金をバイブの接続用継手に用いることは従来
から行われており1例えば特公昭52−5458号、特
公昭54−4898号および特公昭55−4681号な
どにも提案されている。
これらの従来技術によると、接合されるべきバイブの外
径より小さな内径の形状記憶合金製継手部材を液体チッ
ソなどで冷却してその内径をバイブの外径とし一時的に
拡大し、この状態の継手部材をバイブの接合部分に嵌合
した後、その熱収縮機能を利用して加熱により内径を縮
小させて、バイブを接合している。接合をより完全なも
のとするために継手に内歯を設けることまたは内歯を具
えたスリーブを用いることなども提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 形状記憶合金としてはTi−Ni合金、Cu基合金、T
i−N1X (X−Cu、Fe、Cr、VNb)合金な
どが知られているが、このうち継手として汎用されてい
るのはTi−Ni合金や一部のTi−N1X合金である
。なぜならこれらの合金は冷却下で変形された内径の熱
回復(熱収縮)機能が秀れているからである。
このような熱回復機能は合金のマルテンサイト変態の逆
変態に伴って起きる現象であり、パイプの継手に使用さ
れる合金のマルテンサイト変態を示す温度は多くの場合
0℃以下に設定されている。
この際の形状記憶合金の熱回復機能(拡径率)は最大で
8%の伸び歪を解消させるものである。
ところがこれを継手内径の変化量(拡径量)の点からで
みると極めて小さいものである。例えば内径10+uの
管体の拡径率を8%ととした場合の拡管後の内径は10
 、811IIsとなり、拡径量にすると0.81に過
ぎないことになる。しかも金属には必ず弾性域が存在し
Ti−Ni合金の場合には約2%程の弾性域を持ってい
る。したがって内径変化の拡径率は実際には6%位で上
記の拡径量は0.61位となる。
パイプの接合においてパイプに継手を挿入することは手
作業により行われる。この挿入を容易にするためには上
記の拡径率のうち一部を遊びに用いる必要がある。すな
わち上記の例でいえば拡径率6%のうち実際接合に利用
できるのは3〜4%に過ぎない。さらにパイプ寸法のバ
ラツキを考慮にいれると接合に利用できる拡径率は一段
と低くなり1条件いかんでは密封接合作用を呈しないこ
ともある。
このような不都合は全て従来の形状記憶合金パイプ用継
手の場合予め拡径することが前提となっていることによ
る。また低温に対する接合の維持を確実とするために、
極低温域でマルテンサイト変態を示す形状記憶合金が望
ましく7拡径後の保存は液体チッソ中で行われることが
多い。このため移送や保管の点で難点があった。
この発明の目的は第1にマルテンサイト変態下で受けた
形状記憶合金の歪をパイプの密接合に充分寄与させるこ
とにあり、第2に接合のための予備拡径を不要とするこ
とにある。
(課題を解決するための手段) このためこの出願の第1の発明においては、第1と第2
の継手部材とから継手を構成し、形状記憶合金からなる
第1の継手部材の外周にテーパー部を形成し、かつ第2
の継手部材の内周には第1の継手部材のテーパー部と逆
のテーパー部を形成したことを要旨するものである。
またこの出願の第2の発明においては1第1と第2と第
3の継手部材から継手を構成し、第1の継手部材を形状
記憶合金で形成し、第2の継手部材の外周にはテーパー
部をまた内周には第1の継手部材を収受する環状溝が形
成し、第3の継手部材の外周には第2の継手部材のテー
パー部と逆のテーパー部が形成したことを要旨とする(
作用) 拡径してパイプに嵌合後加熱するといずれの発明にあっ
ても第1の継手部材が縮径してパイプを密接合する。
(実施例) 第1〜3図に示すのはこの出願の第1の発明による継手
の一例であって、第1の継手部材1と第2の継手部材2
とから構成されている。第1の継手部材1は形状記憶合
金から形成されており、第1図に示すように接合させる
べきパイプ3の外径より若干小さめな直径の軸孔を有し
ており、またその外周には接合面に向けて収れんするテ
ーパー部1aを有している 第2の継手部材2は第2図に示すように1両端から中央
に向けて収れんするテーパー部2aをその軸孔に有して
いる。この第2の継手部材2は第1の継手部材1よりも
剛性の高い合金で形成しまたそのテーパー部2aの傾斜
は第1の継手部材1のテーパー部1aのそれよりも小さ
く設定されている。
パイプの接合に際しては、第1の継手部材1を液体チッ
ソ存在下で拡径してその内径をパイプ3の外径より若干
大とする。ついでこのように用意した2個の第1の継手
部材1を接合面を突合せた状態に組合せ、さらにその外
側に第2の継手部材2を嵌合する。この状態で両者を接
合すべき2本のペイプ3に嵌合して接合面を合致させ、
爾後加熱する。
第4〜7図に示すのはこの出願の第2の発明による継手
の一例であって、第1〜3の継手部材から構成されるも
のである。
第4図に示すように第1の継手部材4は形状記憶合金を
用いてリボンシート状に形成されてりおり、その内径は
接合されるパイプ3の外径より若干小さ(設定する。な
おこの第1の継手部材4には切込みが形成されており、
第2の継手部材5との組合せに際してその外径を若干機
械的に縮小できるようになっている。
第2の継手部材5は第5図に示すようにその軸孔内に第
1の継手部材4を収受する環状溝5bを有しており、ま
たその外周には両端から接合面に向けて発散するテーパ
ー部5aを有している。
第3の継手部材6は第2の継手部材5よりも剛性の高い
合金から形成され、第6図に示すようにその軸孔内に第
2の継手部材5のそれと逆のテバ一部6aを具えている パイプ3の接合に際1、では、まず第2の継手部材5に
第1の継手部材4を装着し、さらに第3の継手部材6を
嵌合してから1全体を第7図に示すようにパイプ3に嵌
合した後加熱する。
具体的実施例1 第1の発明により、第1の継手部材をTi−51at%
Ni合金て形成し、第2の継手部材を5US304て形
成した。また比較例として同様の形状記憶に合金を用い
て第1の継手部材と同内径であるが、外周にテーパー部
のないものを用意した。この場合第2の継手部材に相当
する部材は用いていない。
具体的実施例2 実施例1と同じ第1の継手部材を用いてその内径をパイ
プがかろうじて入る程とした。パイプに第1の継手部材
を圧入した後、液体チッソで充分冷却しながら第2の継
手部材を嵌合し、その後加熱により接合した。
具体的実施例3 第2の発明により、第1の継手部材をTi−51at%
Ni合金で、第2の継手部材を5US304で、第3の
継手部材SKDで形成した。加熱に際しては室温まで昇
温した。
具体的実施例4 実施例3において第1の継手部材を第2の継手部材の内
径と同じとした。
具体的実施例5 第3実施例の第1の継手部材の断面形状に外向きの突起
を形成し、この突起が接合されるパイプに接するように
配置した。
具体的実施例6 第5実施例と同じくしかもより小さな突起を形成した。
以上各具体的実施例で用意した継手の締結力を測定すべ
く、接合部について20℃および一50℃において引抜
きテストを行った。その結果を別表に示す。
別  表 (発明の効果) 以上から明らかなようにこの発明によればパイプ接合時
に圧入工程を導入することが可能であるために、形状記
憶合金の熱回復機能を最大限パイプの締結に利用するこ
とができ、信頼性の高いパイプ接合が得られる。また形
状記憶合金の予備拡径を必要としないので、作業性も大
幅に改善される。
以下弦日
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は第1の発明による継手およびその接合作業
を示す断面側面図 第4〜7図は第2の発明による継手およびその接合作業
を示す斜視図および断面側面図である。 1.4・・・第1の継手部材、2,5・・・第2の継手
部材26・・・第3の継手部材、3・・・バイブ。 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1と第2の継手部材とからなり、 形状記憶合金からなる第1の継手部材の外周にテーパー
    部が形成されており、かつ 第2の継手部材の内周には第1の継手部材のテーパー部
    と逆のテーパー部が形成されていることを特徴とする形
    状記憶継手。
  2. (2)第1と第2と第3の継手部材からなり、第1の継
    手部材が形状記憶合金からなり、 第2の継手部材の外周にはテーパー部がまた内周には第
    1の継手部材を収受する環状溝が形成されており、 第3の継手部材の外周には第2の継手部材のテーパー部
    と逆のテーパー部が形成されていることを特徴とする形
    状記憶継手。
JP24714790A 1990-09-19 1990-09-19 形状記憶継手 Expired - Lifetime JP3198387B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6007108A (en) * 1996-11-29 1999-12-28 Ewikon Heisskanalsysteme Gmbh & Co. Kg Adapter for a nozzle manifold of a hot runner system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6007108A (en) * 1996-11-29 1999-12-28 Ewikon Heisskanalsysteme Gmbh & Co. Kg Adapter for a nozzle manifold of a hot runner system
DE19649621B4 (de) * 1996-11-29 2007-08-02 EWIKON Heißkanalsysteme GmbH & Co KG Verbindungsanordnung für Schmelzekanalabschnitte in Heißkanälen

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