JPS5993242A - 継手装置 - Google Patents

継手装置

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JPS5993242A
JPS5993242A JP12405683A JP12405683A JPS5993242A JP S5993242 A JPS5993242 A JP S5993242A JP 12405683 A JP12405683 A JP 12405683A JP 12405683 A JP12405683 A JP 12405683A JP S5993242 A JPS5993242 A JP S5993242A
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チヤ−ルズ・リ−ト・マ−チン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱−回復可能器具類に関している。
熱−回復可能物品、すなわち最初の熱−安定性の形態か
ら第2の熱−不安定性形態へ変形されておりかつ熱だけ
を適用することによって上記の最初の形態に向ってもど
るがまたは回復しうる物品は種々の分野で数多くの用途
を有している。このような物品は典型的にはポリメリッ
ク物質、特に架橋ポリマーがら造られがっ、たとえば米
国特許2.027,962号(Currie ) #ヨ
U3.086.242号(Cook他)に記載されてい
る。
最近、このような物品が“メモリーメタル″または゛メ
モリーアロイ″としばしば呼ばれる成る種の金属からつ
くられうることが発見された。これらの金属は成る転移
温度、多くの場合マルテンサイト質およびオーステナイ
ト質状態の間にある転移温度を通過させる場合に強度お
よび形態特性の変化を示し、かつそれら金属で造られて
いる物品をそれら金属がマルテンサイト質、低温状態に
ある間に変形させることによって熱−回復可能な物品の
製造に使用されつる。その物品はその変形された形態を
、それがオーステナイト質状態へ向けて転移温度よりも
上に温められて元来の形態へ回復しようとするまで維持
するであろう。その材料を熱−不安定性形態に置くため
に使用される変形は通常熱回復性可塑性変形と呼ばれ、
かつまた成る場合には転移温度よりも上でその物品に歪
みを導入することによって与えることができ、その場合
その物品は転移温度をとおしての冷却の際に変形された
形態をとるように見える。その転移温度は一つの温度範
囲であってもよく、かつ通常はヒステリシスが起きるの
でその転移が生じる正確な温度は温度が上昇しつつある
が下降しつつあるかによると理解されたい。さらに、そ
の転移温度はその材料に加えられた歪力、歪力の増加に
したがって上昇する温度等を含むその他の変数の函数で
ある。
このようなメモリーメタルの中で特筆リベきものとして
は、たとえば米国特許 3.174.851号、3,351.463号、3.7
53.700号、3,759,552号、英国特許1,
327.441号および 1.327.442号ならびにNASA発行5P511
0、” 55− N i口nol−メモリー付き7゜イ
、等“(米国政府印刷局、ワシントンD、0゜1972
年)に記載されているチタニウムおよびニッケルの種々
の合金があるが、それらの開示は参照として本明細書に
統合されている。しかしながら、熱回復可能の性質はこ
のようなチタニウム−ニッケル合金にのみ限定されるも
のではない。
したがって、たとえば種々のベーター真鍮合金がこの性
質を示すために、たとえばN、 Nakanski達の
5cripta  Metallur ica  5.
433−440ページ(P eragmonプレス19
71)に示されており、かつこのような物質はそれらの
転移温度を公知の技法によって低温体制へ低めるように
ドープされてもよい。同様に、E、Enam+達によっ
て同上文献の663−68ページに、このような性質を
有するものとして304ステンレススチールが示されて
いる。これらの記載も同様に参照として本明細書に統合
されている。
英国特許明細書1,327.441号および1.327
,442号にはこの熱回復可能の性質が、宇宙飛行応用
面に使用される水圧系統およびその他の導管系といった
ような円筒状の基体を結合するために有用な圧縮スリー
ブ(すなわち、熱回復の力がその中で放射状に内部へ向
けられている管状物品)を製作するためにどのように使
用されうるかが記載されている。これらおよびその他の
このような回復可能な継手の製作において、それらの継
手はたとえば液体窒素中へ浸漬することによってそれら
の転移温度よりも下に冷却され、かつその継手の元来の
内径よりも大きな横断寸法へ向けて外側へテーパーの付
いた心棒をそれらの継手に押し通すことによってそれら
の継手が直径方向に拡大される。
この種の一体重熱一回復可能金属継手においては、その
継手の内表面は継手がそののちにその回りで熱回復され
る基体の表面にパ食込む″かまたはもしそうでなければ
その表面を変形させる周囲の歯を与えるために直径方向
の拡大に先立って機械加工され、これによって得られる
物品の引張り応力に対する抵抗性が向上されかつ特別の
場合には継手と基体との間の界面の気密が達成される(
本明細書で用いられる゛気密″という用語は、パイプ継
目で見られるように継手と基体との界面で、窒素で30
00 psigに加圧されたその物品が水中に浸漬され
たときに5分間にわたって1分間当り1個よりも多くの
気泡を通さないという能力を意味している)、。
一体重熱一回復可能金属継手の内表面にこのような歯を
用意することがら多くの問題点が生じる。
先ず第一に、それらの歯は心棒での拡大中に強大な局部
的圧力にもたらされ、その結果それらの歯には次のこと
を生じるに十分に厳格な破損がしばしば生じる。(イ)
 その継手に気密継目を形成させる能力をそこなうこと
。(ロ) その継目の引張り強度を減少すること。(ハ
) その継目が対抗しうる圧力量を低くすること。第二
に、熱回復性を与えられやすい多くの金属材料は機械加
工が困難なことである。
従来使用されている継手の一体的特性からのその他の問
題点が生じる。その一つとして、このような継手は温か
い基体上に置かれた場合には早過ぎる回復を起こしゃす
く、その場合には継手を基体上の正当な位置に置く前に
回復が生じることを防ぐために特別な冷却具の使用が必
要とされる。
さらに、その使用に先立って心棒拡大を助けるために用
いられた継手内表面上に沈積したすべての潤滑剤が除去
されていることを確認するために厳しい品質管理手順が
必要とされる。最後に、熱回復性を与えられやすい材料
のいくらが限定された範囲によって、成る場合には、機
械的、化学的および電気的な観点から圧縮スリーブと基
質材料との間の最適な組合せが妨げられることがある。
たとえば、腐食上の相容性、熱膨張性、クリープ抵抗、
密封性、弾性モジュラスの相容性および高温強度等の観
点から妨げられることがある。
本発明は第1にメモリーメタルで造られた熱収縮性また
は熱膨張性の部材および第2にはそれぞれ上記の第1の
部材の内側または外側に位置するスリーブ部材から構成
され、その第2のスリーブ部材がその材料がその器具と
基質との間のしつかりした継手の形成を助長するような
材料の形態を有しかつ/またはそのような材料でできて
いる器具を提供する。
本発明はまたメモリーメタルで造られた熱収縮性または
熱膨張性の部材およびそのメモリーメタル部材の内側ま
たは外側にそれぞれ置かれるに適したスリーブ部材から
成る上記の器具を造るための部品一式を提供するもので
ある。
本発明はメモリーメタルで造られている中空の熱収縮性
部材、特に管状部材に対して特に応用されうるちのであ
る。本明細書中で用いる゛管状″という用語は正しく円
筒状の中空部月に限定されるものではなく、不規則およ
び/または種々の断面を有する部材、および同様にたと
えばY−形、T形、およびX−形の部材をも含むもので
ある。
特に好ましい部材は管状の熱収縮性圧縮結合用スリーブ
である。このような器具においては、その第2のスリー
ブ部材は熱収縮性メモリーメタル部材内に王台よく位置
していることが好ましい挿入部材であり、たとえば管状
の圧縮結合用スリーブ中に王台良く位置しかつ同軸的に
、たとえば同心的にその中に配置されている管状挿入物
である。
しかしながら、本発明にしたがう別の有用な器具におい
ては、そのメモリーメタル部材はたとえば熱膨張性の短
棒または管であり、この場合その第2のスリーブ部材は
そのメモリーメタル部材の回りに王台よく位置している
ことが好ましい。このような器具は、たとえばパイプラ
インの内部カップリングにおいて使用され、管状導管の
端の閉塞およびリベットとして使用されうる。
そのスリーブ部材は、たとえばチューブのように合体部
分として形成されうるかしがしながら本発明はこのよう
な部分に限定されるものではなく、たとえば分割円筒(
パ円筒″′という用語は一般的な感覚で使われているも
のであって円形断面に限定されるものではない)および
その他の形状の部分が成る場合には有利に使用されつる
であろう。
水明1書の後述の記載から、必要なすべてのことはその
メモリーメタル部材の表面の少なくとも実質的な部分を
そのスリーブ部材がカバーすることであると認められる
が、そのメモリーメタル部材はもしそうでなければ継手
中に基体と直接に接触するであろう。
そのスリーブ部材は熱−回復可能部材の回復の際にその
寸法の少なくとも一つにおいてそれが変更されかつその
寸法(寸法群)の変化がそれを基体にしつかりかみ合う
ような寸法にされかつそのような形状にされることが好
ましい。
本発明の好ましい実施態様の一つにおいては、そのスリ
ーブ部材はその主表面の少なくとも一つの上にその器具
の回復に当ってその器具と基体との間にしつかりとじて
いてかつ好ましくは気密な密封を作るための手段が設け
られている。このような手段は好ましくはその主表面上
の少なくとも一つの歯から成っている。その器具の好ま
しい管形前を参照すれば、その歯は好ましくは放射状に
配置されかつより好ましくは上記スリーブの縦軸の回り
に円周状に形成される。有利にはそのスリーブにはその
中間点のそれぞれの側に複数個の歯が設けられている。
しかしながら、良好な密封を与えるためにはまた別の手
段が用いられてもよく、たとえばそのスリーブには焼鈍
されたアルミニウムまたは銅のような変形しうる材料の
環が設けられてもよく、またたとえば弗化炭素またはそ
の他のポリメリック物質で被覆されるかまたは容易に変
形されうる金属でメッキされてもよい。
そのスリーブには有利にはその主表面のそれぞれの上に
、それ自体と熱回復性金属部材との間および結合用器具
と基体との間に良好な接触を確立するような手段が設け
られてもよく、たとえばその主表面のそれぞれには1個
またはそれよりも多くの歯が設けられてもよく、かつ好
ましくはそれぞれにはその中間点のそれぞれの側の上に
複数個の歯が設けられる。有利にはこのような歯は対に
して排列されてもよく、その一つの部材はそのスリーブ
の外側に形成されかつそれの別の部材はそのスリーブの
内側に形成される。勿論、その歯の数、形状および配置
場所はその歯および基体が作られている材質ならびにそ
れらの間に望まれるかみ合せの型にしたがって変化する
であろう。
本発明の別の好ましい実施態様においては、そのスリー
ブは少なくと七一つの弱められた壁部分を、好ましくは
少なくとも一対の弱められた壁部分を有する。たとえば
、その弱められた部分は壁中のスロットであってもよく
、またパフラット″、づなわらその壁の厚さが部分的に
減少されている挿入スリーブの表面上の域であってもよ
く、好ましくはスロットおよびフラットは挿入スリーブ
の軸に平行に排列されかつスロワ1−またはフラットの
対は好ましくはその円周の回りの挿入物の比較的均一な
変形がその回復に当って生じるように対称的に配置され
る。好ましくはそのスロットおよびフラットは挿入物ス
リーブの端から等距離にありかつ弱められていない中間
点の両側にかつその中間点から等距離にスロワ1〜また
はフラットの少なくとも2つの対を用意することが有利
である。
そのフラットは挿入スリーブの外表面上に形成されるこ
とが好ましい。
弱められた挿入スリーブの他の好ましい形態ではその外
側表面はいずれもその端と隣接している点における最大
の壁厚味からおおよイその中間部での最小へ向りてテー
パーが句いており、その挿入スリーブの内表面は均一で
あることが好ましい。
上記のすべての場合においてその挿入スリーブの表面、
特にその内表面に前述の歯の複数個を好ましくはその中
間点のどちらの側にも設(プることか好ましい。また別
に、或は追加的に、後述するようにゴール−プロン(g
all−prone )物質から挿入スリーブを作るこ
ともまた好ましいであろう。
本発明のまた別の好ましい態様においては、そのスリー
ブはゴール−ブロン物質、たとえば金属から造られる。
゛ゴーリング(galling ) ”とはボルル−プ
ロン金属同志の親和力から生じる条件として参照される
ものであり、これはそれら金属から造られた物品のこず
り表面で通常の摩擦による効果を越えて、局部化された
溶接によるように奪取を生じ、それに続いてその後の砕
けおよび表面の粗さの増大の形成が生じる。Ameri
can3ociety for  1yletals 
、第8版(1961)、メタルズ ハンドブック第1巻
第18ページ参照。
(本明細書で使用されているように、“メタル″という
用語は特に格付けが無い場合純粋な金属および合金化金
属の両方を含んでいる)。ゴール−プロン金属は相互に
ゴール(gall) L/てもよく。
また硬度、表面特性および同様に化学的補給という点で
類似の他の金属をゴールしてもよい。特別なゴール−プ
ロン金属にはチタニウム、アルミニウム、マグネシウム
およびジルコニウムが含まれ、かつ本発明の挿入物はこ
のような金属から造られてもよい。好ましい挿入物は商
業的に純粋なチタニウム、たとえばチタニウム50Aか
ら造られる。
好適なチタニウム合金の一つはTi −3A1−2.5
Vと名句けられるものであってチタニウム−アルミニウ
ムーバナジウム合金である。好ましいアルミニウム挿入
物は6061アルミニウムシリース、好ましくは606
1T6アルミニウムカ1ら造られる。それらの合金は約
1%マグネシウム、0.6%珪素、0.25%銅および
0.25%クロム、ならびに残余のアルミニウムから成
って(する。挿入物に対するその他の好適な材料には商
業的に純粋なジルコニウム、シルカロイ2(約1.5%
すず、0.12%鉄、0.1%クロム、0.005%ニ
ッケル、および残余のジルコニウムを含有する)があり
これはオレゴン州A 1banyのZirconium
  Tecl+ 、  Corp 、 bXら入手され
る合金である。またたとえば□owC11emiCal
 C0rl) 、から入手される”?’jネシウム合金
もあげられ、それらはA2 31B−F(約2.5−3
.5%アルミニウム、0.7−1.3%亜鉛、最低0.
2%マンガン、および残余のマグネシウムを含む)およ
びZK  60A−T5(約4.8−6.2%亜鉛、0
.45%ジルコニウム、および残余のマグネシウムを含
む)と名付けられている。
たとえば、成る場合にはそのスリーブはゴール−フロン
金属から形成された単純な管状スリーブであってもよく
、かつスリーブと熱回復性メンバーとの間またはスリー
ブと基体との間のいずれにも良好な密封を確実にするた
めにその他の手段を用意する必要がない。良好な密封を
行なわせるためにそのスリーブ(上記したような)上に
その他の手段が設けられるが、その手段がそのスリーブ
の主表面の一つにだけ設けられる場合には、この場合も
またそのスリーブをゴール−プロン物質から造ることが
多くの場合有利であろう。簡単に述べれば、スリーブと
熱回復性部材との間の界面またはスリーブと基体との間
の界面のいずれにでもおける接触表面が共に実質的に均
一な場合には、そのスリーブをゴール−プロン物質から
造ることが有利であろう。ゴール−プロン物質の使用に
よって与えられる利点を最高にうるためには、そのスリ
ーブの表面の粗らさがどのような特別な用途においてで
もそれが接触する表面の一つまたはそれよりも多くと同
様であることが望ましい。たとえば、それに対してその
器具が用いられる水圧導管系に対してはスリーブの全般
的に均一な表面が約125マイクロ−インチ以下、より
好ましくは63マイクロ−インチ以下のブロノイロメー
ター粗さを有利に示すであろう。
これまでの論議から、スリーブ部材の寸法、形態および
材質が、熱−回復性金属部材、基体および本発明の器具
が使用されるべき環境の特質を配慮して、効果的な作用
が得られるように選択される点が認められるであろう。
このようにして、上記の論議は挿入物上の歯の用意、挿
入物中の弱められた部分の用意およびゴール−プロン材
質からの挿入物の形成に特に向けられたのではあるが、
与えられた挿入物がこれらの局面のいずれか2つまたは
3つ全部を組合すことができ、かつ事実どのような用途
においてでもその作用を改変するであろういっそうの設
η1態様および/まl〔は材質を包含することが明白に
なるであろう。
たとえば、そのスリーブにはポリマー物質または変形可
能な金属の被覆が前)本のように、たとえば回復に際し
ての気密な密封の形成を促進するように設けられてもよ
い。さらに、その挿入物にはその構造の成る部分だけに
歯および/または弱められた部分が設けられ工もよい。
本発明の成る種の実施態様においてはそのスリーブには
それ自身、総括的な作用を促進させるために挿入物また
は外部の補助部材が設けられる。
このことが有利である特別の場合は、スリーブと熱−回
復可能金属部材との間の相容性の要求がスリーブと基質
との間のそれと異る場合、またはたとえ、ば2つの水圧
パイプ基体間の流体プルーフ継手を形成するような場合
であり、そのスリーブの各部分は2つの異った機能、た
とえばパイプでの適正な機械的な結合およびパイプ間の
機能のもとに耐食性の密封を形成することを満足させる
ように要求されるであろう。
このようにして、たとえば内部表面に硬い歯を有する挿
入スリーブの中間部分に満足Jべき、たとえば耐食性で
かつ気密な密封を提供するためにその中間部にある別の
密封環挿入物を設けることも適当でありうる。逆に、全
般に平滑な耐食性表面を有する挿入物スリーブにその中
間点から離れた位置にある1個またはそれよりも多くの
歯のついた挿入物部材を設けることも適当であろう。同
様に、熱−回復可能な金属部材ど仝体向な相容性を有す
る挿入スリーブに耐食性密封の目的およびその基体(基
体群)との適正な機械的カップリングを与える目的で挿
入物を設けることもまた成る場合には有利であることが
判った。くそれらの概念がまた外部スリーブ部材にも適
用されかつまた熱−回復可能な金属部材との相容性およ
びそれに対する満足すべき機械的カップリングに対して
も適用されることが認められるであろう)。
そのスリーブ部材にはそれらのいっそうの補助的挿入(
または外部の)部材の適正な位置のために、溝またはそ
の他のくぼみまたはもしそうでなければ形造られた部分
が設けられてもよい。さらに、そのスリーブおよび/ま
たは補助的挿入物部材はしっかりした位置決めを助長す
るために弾性にされてもよい。
その挿入物スリーブにこのようないっそうの補助的挿入
物部材が設けられるべき場合には、それに対してスロッ
トを設けるかまたはそれを縦長の分割スリーブに形成し
てそのいっそうの補助的挿入物部材がそれらを定められ
た位置におくように上記のスロットを通してかまたはそ
のスロットを通して挿入されうるようにすることが有利
であろう。しかしながら、このことはすべての場合本質
的なことではなく、たとえばその補助的挿入物部材をス
リーブ中へその端の一つから押入れることも可能であろ
う。
本発明は熱−回復可能な金属部材に歯が設けられた成る
場合に生じる不利を避けることに特に向けられているの
ではあるが、歯を設(プたことによってどきどき生じる
問題点、たとえば機械加工の困難性、変形、たとえば心
棒による拡大の間に生じる歯の変形等は必ずしも常に重
大であるとはいえない。たとえば、いくらかの熱−回復
可能合金は比較的に機械加工が容易であり、かつ成る種
の応用面においては変形操作中のいくらかの歯の変形は
それ程重大ではないであろう。さらに、このような歯の
用意はときには積極的に有利でありうるであろう。した
がって、本発明はまたその熱−回復可能な部材に、たと
えばその主表面の一つまたはそれよりも多くに歯が設け
られているといったように手段が設けられている器具を
包含するものであり、平滑な表面の回復可能なドライバ
ーのみに限定されるものでないことは明白である。
本発明の好ましい管状器具においては、そのスリーブの
長さは熱回復可能な、たとえば熱収縮可能な部材の長さ
しよりも大きいか、等しいかまたはそれよりも小ざくあ
りうる。しかしながら好ましくは、そのスリーブは回復
された部材の反対端に隣接して歪み除去をなしうるよう
にその熱回復可能な部材のそれぞれの端から突出してい
る。このような場合にはそのスリーブの長さは好ましく
は約L+2Di 、またはL+2DQよりも大きくない
が、ここでDiはその熱収縮可能な部材の内径でありか
つDaは熱膨張可能なメンバーの外径であり、かつさら
に好ましくは薬L+Di または1 + [) eより
も上ではない。
その器具のスリーブ、たとえば挿入物は金属質であるこ
とが好ましいと認められる。しかしながら、金属様の性
質を有するが厳格にいえば非金属であるようなその他の
材質、たとえば黒鉛、黒鉛とガラスとの複合体などはま
た成る種の用途に使用されつるであろう。好適な物質が
公知であるかつこの技術面の専門家にはその選択が容易
であろう。
たとえばステンレススチール、チタニウムまたはアルミ
ニウムで造られた水圧チューブまたはその伯のチューブ
の隣接する長さ間の接合に本発明の複合体器具を好適に
使用するに当り、そのスリーブはチタニウムの主割合か
ら成る金属で造られることが好ましい。チタニウム挿入
物はその基体がステンレススチール、たとえば21−6
−9ステンレススチール(21%クロム、6%ニッケル
、9%マンガン)から出来ている場合に特に好ましい。
基体が高度にゴール−プロン金属でできている場合には
その挿入物スリーブはそれが基体との接触にもたらされ
た場合にゴーリングを生じるであろう程度ゴール−ブロ
ン金属で造られうる。たとえば、基体がチタニウムであ
る場合にその挿入物はステンレススチールでありうる。
2等スリーブは非弾力性である。
熱回復可能な部材に使用するために好ましい金属には等
原子当量のチタニウム−ニッケル合金、および特に米国
特許3,759,552号および3.753.700号
に記載の置換3元合金が包含される。
本発明にしたがう結合用器具の好適な寸法を選択するこ
とはこの技術の専門家には容易なことであろう。しかし
ながら、説明目的のために公称外径1/2インチの管の
接合に使用されうる好ましい熱収縮可能な継手のrJA
辿寸法を下記の表に示?l:良−一一」L      
 土量」Δ≦ヨU熱収縮可能スリーブの長さ   1.
75熱収縮可能スリーブの外径   0,75挿入物ス
リーブの長さ     2.0挿入物スリーブの内径 
    0.508挿入物スリーブの肉厚     0
.036挿入物スリーブにの外径    0.580熱
収縮可能なスリーブの内径  0.534本発明が従来
使用されている熱回復可能な金属継手のすべての不利を
実質的に解決することが認められる。熱回復可能な部材
とその回りでその部材が終局的に回復される基体との間
にそのスリーブを挿入することによって、その基体の種
々の残渣による汚染、たとえば圧縮結合用部材の内面に
しばしば存在する潤滑剤による基質の汚染が防止され、
かつ機械的、化学的および電気的な観点、すなわち腐食
、熱膨張、クリープ抵抗、密封性、弾性係数、たわみ性
および高温強度などの観点からの相容性に対して挿入物
スリーブと基体物質との組合せが許容される。その結合
用器具中に設けられた歯はいずれもその挿入物スリーブ
上に形成させることが可能で、このためにそれらは心棒
での拡大中にもたらされる破壊力にさらされることが無
い。熱回復可能な部材が歯を有する必要はないので、そ
れが拡大される様式が簡単にされ、たとえば心棒による
拡大に対してビードまたはボールによる拡大が行なわれ
うる。さらに、歪み除去のために一体的圧縮スリーブ上
に従来設けられていたテーパー付き端の代りに本発明の
挿入物スリーブが回復に当って形成された継目に目立っ
た歪み除去を与えるに十分な量によってその圧縮スリー
ブの反対端から突出するようにされる。このことによっ
て再び圧縮スリーブの製造が簡素化され、そのスリーブ
はそれにしたがってより小さな機械ブランク(blan
k >から形成され結局高価な金属の節約が可能になる
。さらに、その挿入物スリーブは冷却された圧縮スリー
ブを温かな基体から早過ぎる回復を避けるに十分な時間
絶縁するように作用し、その結果従来用いられた冷却具
やその他の技法にたよる必要がもはや無くなってくる。
これまでの記述は内部挿入スリーブを有する熱回復可能
な管状スリーブから成る器具について強調されたのでは
あるが、本発明はこのような構造に限定されるものでは
ない。たとえば、その広義の解釈では“ドライバー”と
して参照される熱回復可能な部材、すなわちその回復に
当ってその複合体器具の他の部材を回復に向けてドライ
ブする部材は上記した他の部材の内部に置かれることが
でき、こうして上記の他の部材は内部へというよりは外
部へ強制されるようになる。このような場合にはそのド
ライバーは固体であってもよくまた同様に中空でもあり
うる。
同様に、歯の使用は本発明にしたがう多くのカップリン
グ器具において特に有利ではあるが、ゴール−プロン材
体から挿入スリーブを造ることによって引張り応力に抵
抗するように形成された継目の能力が目立って助長され
るという点が強調されなければならない。事実、特別の
場合に、引張り応力に対する抵抗は均一な表面を有する
ゴール−プロン挿入物が使用された場合の方が、その挿
入物に基体に食込むかもしそうでなければその基体を変
形させる円周状の複数個の歯を設けた場合よりも大きい
ことが発見された。
さらに、これまでにいくらか詳細に述べたように、円筒
状の基体を接合するに当って本発明の器具の使用から離
れた場合、それらは内部からまたは外部からの孔の閉塞
のために、かつ一つの固った端と一つの開いた端を有す
るキレツブタイプ構造の手段によるかまたは外へ向かっ
て拡がっている固体の栓の手段によって管状導管の端を
閉塞するために、およびリベットとして使用されうる。
本発明にしたがってリベットを造るIE適な方法の一つ
は普通のリベットの柄を中空にくり抜きかつその中に加
熱に当って膨張しつるドライバーを入れる手段である。
このような応用面においては、少なくともそのリベット
の柄はゴール−プロン金属から造られることが望ましい
であろう。
次に、本発明を添付の図面により詳述する。
第1図を参照するに、膨張可能円筒スリーブブランク1
0がカラー支持体11の上に載置され、この支持体はプ
ラットフォーム12の環状凹部に取換可能に支持される
。フレーム部材13はこのアヒンブリーを適当な低温液
体14たとえば液体窒素中に懸吊し、スリーブブランク
10をその中に完全に浸漬させる。テーパー状の膨張マ
ンドレル15が部材10内に配置され、スリーブブラン
ク10の上部をマンドレル15のテーパー状部分または
湾曲部1日と係合するようにされる。押し棒17の前端
はマンドレル15の後端の凹部18に収納され、棒17
の後端は水力ラムの前端19に分離可能に装着されてい
る。ラムが作動すると、マンドレル15は棒17によっ
て加えられる軸方向力で下方向に押され、スリーブブラ
ンク10をマンドレル15の最大横断方向1法に等しい
内径まで膨張させる。マンドレル15によりブランク1
0が徐々に膨張されるにつれて、マンドレルが通った膨
張ブランク10の部分は棒17により担持される挿入部
材20の外表面をスリーブブランク10に係合させるの
に十分なわづかな程度後にはね返る傾向がある。一般に
、マンドレルの最大横断寸法はスリーブブランク10の
非膨張内径より6〜9%大きい。膨張後、保持された直
径増加は5〜7%程度が普通である。たとえば非膨張ス
リーブブランクが最大横断寸法が0.593インチであ
るマンドレルにより内径0.544インチ膨張された場
合、膨張圧縮スリーブはマンドレルが膨張ブランクを通
過すると、0゜013インチ後にはね返り、外径0.5
80の挿入部材をぴったりと係合させる。
押し棒17はマンドレル15が通過したら挿入物が供給
された圧縮スリーブを通って落下する寸法にされる−0 もちろん、挿入物を膨張圧縮スリーブに供給する他の手
段は当業者に明らかであろう。たとえば、挿入部材は基
体を継手と結合させる直前または結合中に単に手動でス
リーブに供給することが出来る。
第2a図は端部間を整合した管状基体21および22の
隣接端の周囲に配置された第1図を参照として述べた膨
張−アセンブリー法から形成される複合継手を示し、第
2b図は整合された基体の周囲で第2a図の複合体の回
復より生じるアセンブリーを示す。好ましくは、図示の
圧縮スリーブ各場合におけるように、挿入部材と接触す
る熱回復性スリーブの表面は一般に均一である、すなわ
ち歯のような不連続設計特徴を実質的に欠いている。第
2図の場合、挿入部材20の外部主要表面は一般的に均
一で内部主要表面は複数の離隔した歯23を有し、この
歯は継手20の内部中間部分に巻き付いている。歯23
がぶらさがっている挿入部材20の本体部の肉厚は圧縮
スリーブ10の肉厚より薄いのが好ましく、回復力を最
大限に伝達するには出来るだけ薄いのが最も好ましい。
第2b図から分るように、スリーブ10の回復にJ:り
歯23が基体21および22を変形させ、形成される接
合部の引張応力に対する抵抗を高める。
当業者には分るように、周縁歯のすべての形状が本発明
の実施で気密密封の形成に適するのではない。しかしな
がら、一般に第2a図の挿入部材20の内面で形成され
ているような四角形の歯がガス漏れに対する抵抗を増大
させるのに有効に使用出来る。しかしながら、この点で
よりナイフ刃状歯が一般に優れている。
第3aおよび3b図は、端部を整合した管状基体24お
よび25の隣接端の周囲で熱回復の前後における本発明
により形成された他の複合継手を示す。挿入部材26の
2つの主面の中で、内面は一般に均一であり、外面は挿
入部材の全体の周りに周縁的に形成してもしなくてもよ
い複数の半径方向歯27を有する。第3b図から分るよ
うに、圧縮スリーブの回復は挿入部材および基体管に隣
接する波形を発生させ、これまた形成される接合部の引
張応力に対する抵抗を高める。
挿入部材の主面が一般に均一である第2および3図の複
合継手の各場合において、挿入部材をゴール−プロン金
属により形成することにより利点を引き出すことが出来
る。
第4aおよび4b図は、端部を整合した管状基体28お
よび2日の隣接端の周囲で回復の前後における本発明に
より形成された他の複合継手を示す。第4a図で、挿入
部材30の内外主面とも半径方向く好ましくは周縁方向
)歯を有する。好ましくは、回復力を基体に最大限に伝
達させるには、挿入部材30上の歯の個々の対が各々中
間部分から等距離の点で挿入部材本体から内外方向に突
出する。たとえば、第4a図の対31−32の歯を参照
。第4b図は第4a図の複合継手の回復の際形成された
接合部を示す。
第5図は、第1図と同じ複合継手装置の製造方法を示す
が、ただし熱収縮性スリーブはブランク40から形成さ
れ、挿入部材スリーブ50はゴール−プロン金属からつ
くられる。手順の方法および関連寸法は他の点では第1
図と同じである。
第6a図は、第5図に示す膨張−アセンブリー法からつ
くられる端部間を整合した管状基体51および52の隣
接端の周囲に配置された複合継手を示し、第6b図は整
合基体の周囲で第6a図の複合体の回復から生じるアセ
ンブリーを示す。第6a図のアセンブリーの場合、ゴー
ル−プロン金属から挿入部材50を形成すると形成され
る接合部の引張応力に対する抵抗は高められ、さらに回
復スリーブ40を通して引張荷重伝達が助りられる。挿
入部材と接触する熱回復性スリーブの表面は一般に均一
であり、すなわち歯等のような不連続設計特徴を実質的
に欠いていることが好ましい。
ゴール−プロン挿入物の使用により与えられる利点を最
適に達成するには、挿入部材の表面粗さは特定の用途で
それが接合する1つまたはそれ以上の表面の粗さと同様
にするのが望ましい。たとえば複合継手の使用が好まし
い水力導管では、挿入部材の一般に均一な表面は好まし
くは約125ミクロインチ以下、最も好ましくは約63
ミクロインチ以下プロフィロメータ粗さを示ず。
気密接合が特定的な用途では、挿入部材は回復された複
合継手の外部環境と内部間で気密密封を行う手段を内面
に有するのが好ましい。第7a図で、圧縮スリーブ53
には基体の周囲で回復後気密密封を行うような形状をし
た離隔されている周縁方向歯56および57によって境
界づけられた中間部分55を有する挿入部材54が設け
られている。したがって、第7b図では、回復されたス
リーブ53は回復中に歯56および57を実際に管状基
体58および59に切込まUるものとして示されている
。基体を変形することにより、回復中に歯自身を変形す
ることによりまたは両方の組合せにより適当な形状の歯
を用いて完成接合部の気密を確保することが出来る。も
ちろん、他の方法でも良い。たとえば、内部中間部分の
両側にある挿入部材の一部は変形可能物質たとえば焼鈍
アルミニウムまたは銅のリングを有することが出来、た
とえばフルオロカーボンまたは他の重合体物質を被覆す
ることが出来、容易に変形可能な金属をメッキすること
が出来あるいは回復の際気密密封を行う手段を設けるこ
とが出来る。
前記記載は挿入スリースがゴール−プロン金属からつく
られる熱回復された物品または装置の特性を改良するた
めに挿入部材が主面の1つまたは両方に1つまたはそれ
以上の歯を有する装置を強調した。
次に第8a〜13b図は挿入部材に弱められた壁部分を
形成することにより利点を得ることが出来る方法を説明
する。この弱化は圧縮スリーブの熱回復の際挿入部材の
選択的破壊を容易にし、同時に基体に伝達される圧縮力
を選択的に制御する。
第8aおよび8b図は、各々端部を整合した管状基体6
3および64の隣接端の周囲で回復の前後における本発
明により形成された他の複合継手を示す。挿入部材65
の2つの主面の中で、内面は一般に均一であり、外面は
端部近くの点で最大の肉厚を有しかつ中間点66附近で
最小の肉厚を有する均一なテーパーを有し、砂時計の形
状をなしている。第8b図から分るように、圧縮スリー
ブの回復は挿入部材がその中間点よりは端部に近い点で
基体により大きい圧縮力を及はずように挿入部材を変形
させる。この差異により挿入部材と基体は第8b図に示
すように変形され、形成される接合部の引張応力に対す
る抵抗が高められる。
第98および9b図は、幾らか類似した本発明により形
成される他の複合継手を示し、この場合熱回復性部材ま
たはドライバーは他の部材の内部に位置される。第9a
図では、端部を整合された基体は熱回復性部材70の周
囲に位置される管状部材6日の周囲に位置される。管状
部材6日の2つの主面の中で、外面は一般に均一であり
、また内面は端部またはその近くで最大の肉厚を有しか
つ中間点71附近で最小の肉厚を有する均一なテーパー
をなす。部材70の熱回復により、挿入部材と基体の変
形が第9b図に示すように起り、その結果形成される接
合部の引張応力に対づ゛る抵抗が増大される。この種の
継手装置は、継手の周囲に空間が必要なため外部継手が
使用出来ない基体を結合させようとする場合に特に有効
である。熱回復性部材70は中実棒として示される。し
かしながら、流体の通路を設けることが必要な場合には
、管状ドライバーを用いることが出来る。
弱められた壁部分を有する本発明の挿入部材は挿入部材
に1つまたはそれ以上のスロットまたは細長いフラット
を形成することによっても得られる。フラットは肉厚が
局部的に低減された挿入部材外面の領域である。スロッ
トおよびフラットは挿入部材の長手方向軸と平行に配置
されるのが好ましい。普通、少なくとも1対のスロット
またはフラットが配列して用いられ、それによりたとえ
ば対称配列によってその周囲の挿入部材の変形は比較的
均一になる。
第10図を参照するに、本発明により形成される複合継
手に対する管状挿入部材72の斜視図が示される。挿入
部材72は長い寸法が挿入部材の長手方向軸と平行な1
対のスロット73によって形成された弱められた壁部分
を有する。スロットの中間点は挿入部材の中間点に対応
し、その端部は挿入部材の端部から等距離にある。
第11a図は第10図と類似の管状挿入部材74の斜視
図である。しかしながら、挿入部材74では弱められた
壁部分は挿入部材の長手方向軸に平行な細長いフラット
75の1対により形成される。
第11b図は端部を整合した管状基体76および77の
隣接端の周囲で回復後の第11図の挿入部材を用いる複
合継手の断面を示す。変形の程度は説明上誇張されてい
る。第11b図から分るように、フラットにより挿入部
材を弱めると継手の中心では普通の場合より変形が大き
くなる。これは挿入部材と基体間の界面圧を改良し、そ
れにより継手の圧力状態を改良する。第10図の挿入部
材を用いる継手はもし示せば第11b図と類似の断面を
有する。
第12図は本発明の複合継手に有効な他の管状挿入部材
78の斜視図である。挿入部材78は弱められていない
中間部80の両側に配置された2対のスロット7日によ
り形成される弱められた壁部分を有する。
第13a図の挿入部材81は第12図のものと同じであ
るが、ただし弱められた壁部分は弱められていない中間
部分83の周囲に配置された細長いフラット82の2つ
の対である。
第13b図は、端部を整合した管状基体84および85
の隣接端の周囲で回復後における第13a図の挿入部材
を用いる複合継手の断面を示す。変形の程度は説明上誇
張されている。第13b図から分るように、フラットに
より挿入部材を弱めると挿入部材の端部とその弱められ
ていない中間部分との中間の点で挿入部材と基体の変形
がより大きくなる。この変形は形成される接合部の引張
応力に対する抵抗を高める。
第10−13図の挿入部材の主面は一般に均一なものと
して示されているが、いずれか1万または両面に後述す
るように歯を設けることが出来る。
好ましくは、挿入部材の中間部分の両側に複数の歯が設
けられる。最も好ましくは、歯は挿入部材の内面に置か
れる。歯の使用は回復継手の耐引張応力性をさらに改良
する。あるいは、またはさらに、前述したように挿入部
材はゴール−プロン物質からつくることが出来る。
挿入部材が弱められる程度は圧縮スリーブの熱回復によ
り圧縮される際その変形程度を決定することは当業者に
明らかであろう。スロットの場合、弱める程度はスロッ
トの数、長さおよび幅により決定される。フラットの場
合、フラットの数、長さおよび幅ならびにその深さが弱
める程度を決定する。
前記記載は内部挿入部材を有する熱回復性管状スリーブ
からなる装置を強調したが、本発明はこのうよな構造に
限定されないことは理解されよう。
たとえば、回復性ドライバーを他の部材の内部に位置さ
せて、ドライバーの膨張回復により他の部材を内方向よ
り外方向に押しやることが出来る。
このような場合、ドライバーは管状スリーブであること
はもちろん中実であることが出来る。
膨張回復の可能なドライバーは所望の熱安定直径の中実
または中空棒を当業者に周知の方法によりマルテンサイ
ト状態を保持しながら所望の熱回復性直径に引抜くこと
により便宜的に得られる。
オーステナイト状態で存在する温度に加熱Jると、棒は
直径が膨張して長さが収縮する。
本発明はこのような応用の1例は断面が第14a図に示
されるようなリベットである。リベット86は熱回復性
ドライバー89のための管状部分88を形成する中空ス
テム87を有する。好ましくは、ステムの中空部分は開
口部の直径よりキャップ端の直径が大きく、開口部の直
径はドライバーが容易に挿入されるような大きさである
第14b図は熱回復後の第14a図のリベットの断面図
である。この種のリベットは寵リベットを用いる用途で
特に有用である。次の図面は挿入部材に前述したような
特徴の組合せを設けた本発明の種々の形態を示すもので
ある。
第15a図では、挿入部材スリーブ90はその中間部分
92の両側に長手方向末端スロット91が設けられ、ま
た挿入部材によってなされる基体との接触を高めるため
に内部歯93が設けられる。
第15b図から分るように、歯93はスロット91の長
さに等しい長さにわたって延びている。
スリーブの中間部92では、内面は密封目的のために滑
らかである。このような挿入部材はたとえばモネル合金
から有利につくることが出来る。
第16図は中間部の両側に複数のスロット95を設けた
同様のスリーブ94を示す。しかしながら、この場合ス
ロットはスリーブの端部まで延びていない。第15b図
のように、スリーブはスロットの近くに複数の歯を設け
ることが出来る。このようなスリーブはたとえば銅−ニ
ッケル合金からつくることが出来る。
次の図面はさらに補助挿入部材を設けることを説明する
。第17a図では、第15aおよび16図のスリーブと
同様にスロット101を設けたスリーブ100が示され
る。しかしながら、この場合スリーブそれ自体には内部
歯が設けられない。
その代り、第17bに示すように補助挿入部材103が
設けられる。第17c図は挿入部材103の内部形状の
断面を示す。補助挿入部材103は挿入スリーブ100
に押し込むことが出来る。補助部材103を設ける代り
に、内面が歯状または平らであることが出来る一連のリ
ング部分をスリーブ100に設けることが出来る。これ
らは挿入スリーブ100に1端または両端から押し込む
ことにより挿入することが出来る。あるいは、それらは
スロット101を通して挿入し、次いで所定の位置に位
置させることが出来る。この目的のために、たとえば第
17a図のスロット102に示すようにスロット101
の1つまたはそれ以上を拡大するのが有利である。
ある場合には、他の補助部材たとえば部材103を用い
て主挿入スリーブたとえばスリーブ100を省略するこ
とが出来る。
挿入スリーブ100および他の補助部材たとえば103
に使用される物質の性質はドライバ一部材および基体と
良好な相容性を確保するように選ぶことが出来ることは
理解されよう。このようにして、たとえば歯の硬度およ
び腐食相容性は設計選択で独立の変数になることが出来
る。第18a図は4個の長手方向スロット105を設け
た挿入スリーブ104の他の形を示すもので、スロット
の1つは拡大された中央部分106を与えるように広げ
られている。第18b図はこの中央部分を通しての断面
を示し、第18e図は挿入スリーブ104の長さを通し
ての部分を示し、これよりスリーブには中間部分108
の両側に歯107が設けられることを理解されよう。た
とえば中間部分の領域で隣接する2つのバイブの周囲に
良好な密封を与えるために、たとえば銅−ニッケル合金
からつくった他の補助密封リング108をスリーブ10
4の中間部分内に位置さゼることか出来る。
これはリング109を長手方向スロット105の1つの
拡大部分10Bに挿入し、次いでリングを90°ねじり
、それを所定の位置に置くことにより達成出来る。スリ
ーブ104の中間部分108はリング109の正しい位
置決めを容易にするため内部に凹所110を設けること
が出来る。これは第18d図に示される。第19図は、
実際に挿入スリーブがケージを形成するように4個の大
きな長手方向スロット112を設けた挿入スリーブ11
1の他の形を示す。このケージの目的は補助挿入部材を
納めることである。たとえば、スリーブ111は水力流
体と相容性がありかつ熱回復性金属ドライバーと良好に
接触し得る軟質金属からつくることが出来る。この場合
、第20図に示すように他の補助部材113を挿入する
のが有利である。補助部材113にはスリーブ111と
の確実な接触を容易にするために外部歯114が設けら
れまたスリーブ111の溝116と共働して正しい位置
決めを容易にすることが出来る中央環状耳115が設け
られる。もちろん、補助部材113にも基体と接触する
ための内部歯を設けることが出来る。好ましくは、部分
115は溝116に確実な位置決め圧を及はすように可
撓性である。
あるいは、他の用途ではスリーブ111自身に歯を設け
(またはゴール−プロン加工し)かつ可撓性にすること
が有利であり、この場合中央軟質密封リングたとえば第
18c図のリング109を溝116に位置させ、そこに
スリーブ111の部分のスプリング力によって保持する
ことが出来る。
ある特定の挿入スリーブおよび補助部材について記載し
たが、所望の特定の用途により多くの他の変更が可能で
あることは前記記載から理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による複数の歯を設けた挿入部材を有
する継手装置を製造する1つの方法を示す部分断面図、
第2a図は第1図の方法で形成されかつ2つのパイプの
整合端の周囲に置かれた熱回復性継手装置の断面図、第
2b図は回復後の第2a図の継手装置断面図、第3a図
は本発明による2つのパイプの整合端の周囲に位置され
た第2の形の継手装置の断面図、第3b図は回復後の第
3a図の継手装置断面図、第4a図は本発明による2つ
のパイプの整合端の周囲に位置された第3の形の継手装
置の断面図、第4b図は回復後の第4a図の継手装置断
面図、第5図は本発明による挿入部材が簡単なゴール−
ブロン管である継手装置を製造する方法を示す部分断面
図、第6a図は第5図の方法で形成されかつ2つのパイ
プの整合端の周囲に位置された継手装置断面図、第6b
図は回復後の第6a図の継手装置断面図、第7a図は本
発明による2つのパイプの整合端の周囲に位置された熱
回復性継手の他の形を示す断面図、第7b図は回復後の
第7a図の継手装置の断面図、第8a図は本発明による
2つのパイプの整合端の周囲に位置された他の形の装置
の断面図、第8b図は回復後の第8a図装置の断面図、
第9a図および第9b図は本発明による2つのパイプの
整合端内に位置された熱膨張性装置の断面図、第10図
は本発明で使用するのに適当な挿入スリーブの斜視図、
第11a図は本発明で使用するのに適当な他の形の挿入
スリーブの断面図、第11b図は本発明による2つのパ
イプの整合端の周囲で回復後における第11a図の挿入
スリーブを使用する装置の断面図、第12図は本発明で
使用するのに適当な挿入スリーブの他の形の断面図、第
13a図は本発明による他の形の挿入スリーブの断面図
、第13b図は本発明による第13a図の挿入スリーブ
を用いる装置の断面図、第14a図は本発明によるリベ
ット形の熱膨張性装置の断面図、第14b図は回復後の
第14a図リベットの断面図、第15a図は本発明で使
用するのに適当な他の形の挿入スリーブの断面図、第1
5b図は第15a図のスリーブの長手方向断面図、第1
6図は本発明で使用される他の形の挿入スリーブの斜視
図、第17a図は本発明で使用される他の形の挿入スリ
ーブの斜視図、第17b図は第17a図のスリーブに使
用する補助挿入部材の斜視図、第17C図は第17b図
の長手方向断面図、第18a図は本発明で使用される他
の形の挿入スリーブの斜視図、第18b図は第18a図
の中間部分の断面図、第180図は第18a図のスリー
ブに用いる補助挿入リングの斜視図、第18d図は第1
8a図のスリーブおよび第180図のリングを示す部分
断面図、第18e図は第18a図の長手方向断面図、第
19図は本発明で使用される他の挿入スリーブの斜視図
、第20図は第19図のスリーブに使用される補助挿入
部材の斜視図である。 lO・・・スリーブブランク、14・・・低温液、15
・・・テーパー状膨張マンドレル、17・・・押棒、2
0・・・挿入部材、21.22・・・管状基体、23・
・・歯、24.25・・・管状基体、2日・・・挿入部
材、27・・・歯、28.29・・・管状基体、30・
・・挿入部材、31.32・・・歯、40・・・ブラン
ク、50・・・挿入スリーブ、51.52・・・管状基
体、53・・・圧縮スリーブ、54・・・挿入部材、5
6.57・・・歯、58゜5日・・・管状基体、63.
84−・・管状基体、65・・・挿入部材、66・・・
中間点、6日・・・管状部材、70・・・熱回復性部材
、71・・・中間点、72・・・挿入部材、73・・・
スロット、74・・・挿入部材、75・・・フラット、
76.77・・・管状基体、81・・・挿入部材、82
・・・フラット、83・・・中間部分、84.85・・
・管状基体、8日・・・リベット、87・・・ステム、
89・・・ドライバー、90・・・挿入スリーブ、91
・・・スロット、93・・・歯、94・・・挿入スリー
ブ、95・・・ス[]ット、100・・・スリーブ、1
01・・・スロット、102・・・スロット、103・
・・挿入部材、104・・・挿入スリーブ、105・・
・スロット、106・・・拡大中央部、107・・・歯
、109・・・補助密封リング、111・・・挿入スリ
ーブ、112・・・スロット、113・・・補助部材、
114・・・歯、115・・・耳、116・・・溝。 代理人 浅 村   皓 図面のir+亡(r゛、容に変更なし)牙、 /、 l
:i シJ′2σ、11 :: 2b、+!+ ガ゛J(7,1i 、   二:、jb、目 ゥ−4σ、1゛1 :、:・4b、I+ 1 ′−・5.1・ ス・6σ、[,1 ご6b、1.q ぢ′7Q1口 ;+−8,4,ITイl >−,8B、「] ぢ−09A、I”1 ’−5/JbJ21 手続補正書(方式) 昭和58年 12月 6日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和58年持許@@  124056   号2、発明
の名称 科今藁暮 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 4、代理人 5、補正命令の日付 昭和58年 11月 29日 6、補正により増加する発明の数

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) メモリー金属からつくられた第1熱収縮性部材
    と、上記第1部材の内側に位置する第2のスリーブ部材
    とからなる管結合装置で、上記第2スリーブ部材は上記
    第1熱収縮性部材と接触しているか、又は上記第1部材
    が上記装置と、結合すべき管との間に結合を形成するよ
    うに収縮した時に上記第1部材と接触するように配置さ
    れており、上記スリーブ部材は一生表面上に上記装置と
    、結合すべき管との間に確実な密封を行うための手段が
    設けられている管結合装置。
  2. (2) 管結合装置が管を補修するための装置である前
    記第1項に記載の装置。
  3. (3) 確実な密封を行うための手段が、第1部材の回
    復で結合すべき管の表面にスリーブをかみ合せるか又は
    別なふうに該表面を変形させる歯である前記第1項に記
    載の装置。
  4. (4) 管結合装置が管を補修するための装置であり且
    つ確実な密封を行うための手段が、第1部材の回復で補
    修されるべき管の表面にスリーブをかみ合せるか又は別
    なふうに該表面を変形させる歯である前記第1項に記載
    の装置。
  5. (5) スリーブ部材がゴール−プロン材料から形成さ
    れている前記第1項に記載の結合装置。
  6. (6) 管結合装置が管を補修するための装置であり且
    つスリーブ部材がゴール−プロン材料から形成されてい
    る前記第1項に記載の結合装置。
  7. (7) @が少なくとも三つの方向から入るようになっ
    ている情交差部(例えばT、X、又はY字型交差部)を
    結合するための熱収縮性管結合装置にして、少なくとも
    三つの腕を有するスリーブ部材で、夫々の腕が一つの開
    口端を有し、他端が他の腕に結合されており、台腕が熱
    収縮性メモリー金属部材内に位置し、該メモリー金属部
    材の収縮で上記スリーブの腕が収縮して装置と管との間
    の結合を形成するようになっているスリーブ部材を有す
    る熱収縮性管結合装置。
JP12405683A 1973-10-09 1983-07-07 継手装置 Granted JPS5993242A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US40472373A 1973-10-09 1973-10-09
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