JPS5993241A - 管閉塞用器具 - Google Patents

管閉塞用器具

Info

Publication number
JPS5993241A
JPS5993241A JP58124055A JP12405583A JPS5993241A JP S5993241 A JPS5993241 A JP S5993241A JP 58124055 A JP58124055 A JP 58124055A JP 12405583 A JP12405583 A JP 12405583A JP S5993241 A JPS5993241 A JP S5993241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
insert
teeth
heat
recovery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58124055A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0115724B2 (ja
Inventor
チヤ−ルズ・リ−ト・マ−チン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Raychem Corp
Original Assignee
Raychem Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Raychem Corp filed Critical Raychem Corp
Publication of JPS5993241A publication Critical patent/JPS5993241A/ja
Publication of JPH0115724B2 publication Critical patent/JPH0115724B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱−回復可能器具類に関している。 −熱一回
復可能物品、すなわち最初の熱−安定性の形態から第2
の熱−不安定性形態へ変形されておりかつ熱だけを適用
することによって上記の最初の形態に向ってもどるかま
たは回復しうる物品は種々の分野で数多くの用途を有し
ている。このような物品は典型的にはポリメリック物質
、特に架橋ポリマーから造られかつ、たとえば米国特許
2、C)27.962号(Currte )および3.
086,242号(Cook他)に記載されている。
最近、このような物品が゛メモリーメタル″または゛メ
モリーアロイ″としばしば呼ばれる成る種の金属からつ
くられうることが発見された。これらの金属は成る転移
温度、多くの場合マルテンサイト質およびオーステナイ
ト質状態の間にある転移温度を通過させる場合に強度お
よび形態特性の変化を示し、かつそれら金属で造られて
いる物品をそれら金属がマルテンサイト質、低温状態に
ある間に変形させることによって熱−回復可能な物品の
製造に使用されうる。その物品はその変形された形態を
、それがオーステナイト質状態へ向けて転移温度よりも
上に温められて元来の形態へ回復しようとするまで維持
するであろう。その材料を熱−不安定性形態に置くため
に使用される変形は通常熱回復性可塑性変形と呼ばれ、
かつまた成る場合には転移温度よりも上でその物品に歪
みを導入することによって与えることができ、その場合
その物品は転移温度をとおしての冷却の際に変形された
形態をとるように見える。その転移温度は一つの温度範
囲であってもよく、かつ通常はヒステリシスが起きるの
でその転移が生じる正確な温度は温度が上昇しつつある
か下降しつつあるかによると理解されたい。さらに、そ
の転移温度はその材料に加えられた歪力、歪力の増加に
したがって上昇する温度等を含むその他の変数の函数で
ある。
このようなメモリーメタルの中で特筆すべきものとして
は、たとえば米国特許 3.174.851号、3,351,463号、3、.
753.700号、3,759.552号、英国特許1
,327.441号および 1.327.442号ならびにNASA発行5P511
0、” 55− N 1tinol−メモリー付き7a
イ、等゛′(米国政府印刷局、ワシントンD、0゜19
72年)に記載されているチタニウムおよびニッケルの
種々の合金があるが、それらの開示は参照として本明細
書に統合されている。しかしながら、熱回復可能の性質
はこのようなチタニウム−ニッケル合金にのみ限定され
るものではない。
したがって、たとえば種々のベーター真鍮合金がこの性
質を示すために、たとえばN 、 N akanski
達の5crita  Metallurgica  5
 433−440ページ(P eragmonプレス1
971)に示されており、かつこのような物質はそれら
の転移温度を公知の技法によって低温体制へ低めるよう
にドープされてもよい。同様に、E、Enami達によ
って同上文献の663−68ページに、このような性質
を有するものとして304ステンレススチールが示され
ている。これらの記載も同様に参照として本明細書に統
合されている。
英国特許明細書1,327,441号および1.327
.442号にはこの熱回復可能の性質が、宇宙飛行応用
面に使用される水圧系統およびその他の導管系といった
ような円筒状の基体を結合するために有用な圧縮スリー
ブ(すなわち、熱回復の力がその中で放射状に内部へ向
けられている管状物品)を製作するためにどのように使
用されうるかが記載されている。これらおよびその他の
このような回復可能な継手の製作において、それらの継
手はたとえば液体窒素中へ浸漬することによってそれら
の転移温度よりも下に冷却され、かつその継手の元来の
内径よりも大きな横断寸法へ向けて外側へテーパーの付
いた心棒をそれらの継手に押し通すことによってそれら
の継手が直径方向に拡大される。
この種の一体重熱一回復可能金属継手においては、その
継手の内表面は継手がそののちにその回りで熱回復され
る基体の表面に“食込む″かまたはもしそうでなければ
その表面を変形させる周囲の歯を与えるために直径方向
の拡大に先立って機械加工され、これによって得られる
物品の引張り応力に対する抵抗性が向上されかつ特別の
場合には継手と基体との間の界面の気密が達成される(
本明細書で用いられる゛気密″という用語は、パイプ継
目で見られるように継手と基体との界面で、窒素で30
00 +)Sigに加圧されたその物品が水中に浸漬さ
れたときに5分間にわたって1分間当り1個よりも多く
の気泡を通さないという能力を意味している)。
一体重熱一回復可能金属継手の内表面にこのような歯を
用意することから多くの問題点が生じる。
先ず第一に、それらの歯は心棒での拡大中に強大な局部
的圧力にもたらされ、その結果それらの歯には次のこと
を生じるに十分に厳格な破損がしばしば生じる。(イ)
 その継手に気密継目を形成させる能力をそこなうこと
。(ロ) その継目の引張り強度を減少すること。(ハ
) その継目が対抗しうる圧力量を低くすること。第二
に、熱回復性を与えられやすい多くの金属材料は機械加
工が困難なことである。
従来使用されている継手の一体的特性からのその他の問
題点が生じる。その一つとして、このような継手は温か
い基体上に置かれた場合には早過ぎる回復を起こしやす
く、その場合には継手を基体上の正当な位置に置く前に
回復が生じることを防ぐために特別な冷却具の使用が必
要とされる。
さらに、その使用に先立って心棒拡大を助けるために用
いられた継手内表面上に沈積したすべての潤滑剤が除去
されていることを確認するために厳しい品質管理手順が
必要とされる。最後に、熱回復性を与えられやすい材料
のいくらか限定された範囲によって、成る場合には、機
械的、化学的および電気的な観点から圧縮スリーブと基
質材料との間の最適な組合せが妨げられることがある。
たとえば、腐食上の相容性、熱膨張性、クリープ抵抗、
密封性、弾性モジュラスの相容性および高温強度等の観
点から妨げられることがある。
本発明は第1にメモリーメタルで造られた熱収縮性また
は熱膨張性の部材および第2にはそれぞれ上記の第1の
部材の内側または外側に位置するスリーブ部材から構成
され、その第2のスリーブ部材がその材料がその器具と
基質との間のしつかりした継手の形成を助長するような
材料の形態を有しかつ/またはそのような材料でできて
いる器具を提供する。
本発明はまたメモリーメタルで造られた熱収縮性または
熱膨張性の部材およびそのメモリーメタル部材の内側ま
たは外側にそれぞれ置かれるに適したスリーブ部材から
成る上記の器具を造るための部品一式を提供するもので
ある。
本発明はメモリーメタルで造られている中空の熱収縮性
部材、特に管状部材に対して特に応用されうるちのであ
る。本明細書中で用いる“′管状″という用語は正しく
円筒状の中空部材に限定されるものではなく、不蜆則お
よび/または種々の断面を有する部材、および同様にた
とえばY−形、T形、およびX−形の部材をも含むもの
である。
特に好ましい部材は管状の熱収縮性圧縮結合用スリーブ
である。このような器具においては、その第2のスリー
ブ部材は熱収縮性メモリーメタル部材内に王台よく位置
していることが好ましい挿入部材であり、たとえば管状
の圧縮結合用スリーブ中に王台良く位置しかつ同軸的に
、たとえば同心的にその中に配置されている管状挿入物
である。
しかしながら、本発明にしたがう別の有用な器具におい
ては、そのメモリーメタル部材はたとえば熱膨張性の短
棒または管であり、この場合その第2のスリーブ部材は
そのメモリーメタル部材の回りに王台よく位置している
こ、とが好ましい。このような器具は、たとえばパイプ
ラインの内部カップリングにおいて使用され、管状導管
の端の閉塞およびリベットとして使用されうる。
そのスリーブ部材は、たとえばチューブのように合体部
分として形成されうるがしかしながら本発明はこのよう
な部分に限定されるものではなく、たとえば分割円筒(
゛円筒″という用語は一般的な感覚で使われているもの
であって円形断面に限定されるものではない)およびそ
の伯の形状の部分が成る場合には有利に使用されうるで
あろう。
本明IIIの後述の記載から、必要なすべてのことはそ
のメモリーメタル部材の表面の少なくとも実質的な部分
をそのスリーブ部材がカバーすることであると認められ
るが、そのメモリーメタル部材はもしそうでなければ継
手中に基体と直接に接触するであろう。
そのスリーブ部材は熱−回復可能部材の回復の際にその
寸法の少なくとも一つにおいてそれが変更されかつその
寸法(寸法群)の変化がそれを基体にしつかりかみ合う
ような寸法にされかつそのような形状にされることが好
ましい。
本発明の好ましい実施態様の一つにおいては、そのスリ
ーブ部材はその主表面の少なくとも一つの上にその器具
の回復に当ってその器具と基体との間にしっかりとして
いてかつ好ましくは気密な密封を作るための手段が設け
られている。このような手段は好ましくはその主表面上
の少なくとも一つの歯から成っている。その器具の好ま
しい管形前を参照すれば、その歯は好ましくは放射状に
配置されかつより好ましくは上記スリーブの縦軸の回り
に円周状に形成される。有利にはそのスリーブにはその
中間点のそれぞれの側に複数個の歯が設けられている。
しかしながら、良好な密封を与えるためにはまた別の手
段が用いられてもよく、たとえばそのスリーブには焼鈍
されたアルミニウムまたは銅のような変形しうる材料の
環が設けられてもよく、またたとえば弗化炭素またはそ
の他のポリメリック物質で被覆されるかまたは容易に変
形されつる金属でメッキされてもよい。
そのスリーブには有利にはその主表面のそれぞれの上に
、それ自体と熱回復性金属部材との間および結合用器具
と基体との間に良好な接触を確立するような手段が設け
られてもよく、たとえばその主表面のそれぞれには1個
またはそれよりも多くの歯が設けられてもよく、かつ好
ましくはそれぞれにはその中間点のそれぞれの側の上に
複数個の歯が設けられる。有利にはこのような歯は対に
して排列されてもよく、その一つの部材はそのスリーブ
の外側に形成されかつそれの別の部材はそのスリーブの
内側に形成される。勿論、その歯の数、形状および配置
場所はその歯および基体が作られている材質ならびにそ
れらの間に望まれるかみ合せの型にしたがって変化する
であろう。
本発明の別の好ましい実施態様においては、そのスリー
ブは少なくとも一つの弱められた壁部分を、好ましくは
少なくとも一対の弱められた壁部分を有する。たとえば
、その弱められた部分は壁中のスロットであってもよく
、また゛′フラット″、すなわちその壁の厚さが部分的
に減少されている挿入スリーブの表面上の域であっても
よく、好ましくはスロットおよびフラットは挿入スリー
ブの軸に平行に排列されかつスロットまたはフラットの
対は好ましくはその円周の回りの挿入物の比較的均一な
変形がその回復に当って生じるように対称的に配置され
る。好ましくはそのスロットおよびフラットは挿入物ス
リーブの端から等距離にありかつ弱められていない中間
点の両側にかつその中間点から等距離にスロットまたは
フラットの少なくとも2つの対を用意することが有利で
ある。
そのフラットは挿入スリーブの外表面上に形成されるこ
とが好ましい。
弱められた挿入スリーブの他の好ましい形態ではその外
側表面はいずれもその端と隣接している点における最大
の壁厚味からおおよそその中間部での最小へ向けてテー
パーが付いており、その挿入スリーブの内表面は均一で
あることが好ましい。
上記のすべての場合においてその挿入スリーブの表面、
特にその内表面に前述の歯の複数個を好ましくはその中
間点のどちらの側にも設けることが好ましい。また別に
、或は追加的に、後述するようにゴール−プロン(ga
ll−prone )物質から挿入スリーブを作ること
もまた好ましいであろう。
本発明のまた別の好ましい態様において【ま、そのスリ
ーブはゴール−プロン物質、たとえIf金金属ら造られ
る。゛ゴーリング(gallino ) ”と(まゴー
ル−プロン金属同志の親和力から生じる条件として参照
されるものであり、これはそれら金属から造られた物品
のこすり表面で通常の摩擦による効果を越えて、局部化
された溶接によるように奪取を生じ、それに続いてその
後の砕けおよび表面の粗さの増大の形成が生じる。Am
ericanSociety for  1vleta
ls 、第8版(1961)、メタルズ ハンドブック
第1巻第18ページ参照。
(本明細書で使用されているように、パメタル″という
用語は特に格伺けが無い場合純粋な金属および合金化金
属の両方を含んでいる)。ゴール−プロン金属は相互に
ゴール(gall) シてもよく、また硬度、表面特性
および同様に化学的補給と0う点で類似の他の金属をゴ
ールしてもよ(X0特号1」なゴール−プロン金属には
チタニウム、アルミニウム、マグネシウムおよびジルコ
ニウムh(含まれ、かつ本発明の挿入物はこのような金
属力\ら造られてもよい。好ましい挿入物は商業的に純
粋なチタニウム、たとえばチタニウム50Aから造られ
る。
好適なチタニウム合金の一つはTi−3A1−2.5V
と名付けられるものであってチタニウム−アルミニウム
ーバナジウム合金である。好ましいアルミニウム挿入物
は6061アルミニウムシリース、好ましくは6061
T6アルミニウムカ)ら造られる。それらの合金は約1
%マグネシウム、0.6%珪素、0.25%銅および0
.25%クロム、ならびに残余のアルミニウム/)Xら
成って0る。挿入物に対するその他の好適な材料に【ま
商業的に純粋なジルコニウム、ジルカロイ2(約1.5
%すす、0.12%鉄、0.1%クロム、0.005%
ニッケル、および残余のジルコニウムを含有する)があ
りこれはオレゴン州A+banyのZ 1rco+1i
um  Tech 、Corp 、から入手される合金
である。またたとえば[)OWChemical Co
rp 、から入手されるマグネシウム合金もあげられ、
それらはA2 31B−F(約2.5−3.5%アルミ
ニウム、0.7−1.3%亜鉛、最低0.2%マンガン
、および残余のマグネシウムを含む)およびZK  6
0A−T5(約4.8−6.2%亜鉛、0,45%ジル
コニウム、および残余のマグネシウムを含む)と名付け
られている。
たとえば、成る場合にはそのスリーブはゴール−プロン
金属から形成された単純な管状スリーブであってもよく
、かつスリーブと熱回復性メンバーとの間またはスリー
ブと基体との間のいずれにも良好な密封を確実にするた
めにその他の手段を用意する必要がない。良好な密封を
行なわせるためにそのスリーブ(上記したような)上に
その他の手段が設けられるが、その手段がそのスリーブ
の主表面の一つにだけ設けられる場合には、この場合も
またそのスリーブをゴール−プロン物質から造ることが
多くの場合有利であろう。簡単に述べれば、スリーブと
熱回復性部材との間の界面またはスリーブと基体との間
の界面のいずれにでもおける接触表面が共に実質的に均
一な場合には、そのスリーブをゴール−プロン物質から
□造ることが有利であろう。ゴール−プロン物質の使用
によって与えられる利点を最高にうるためには、そのス
リーブの表面の粗らさがどのような特別な用途において
でもそれが接触する表面の一つまたはそれよりも多くと
同様であることが望ましい。たとえば、それに対してそ
の器具が用いられる水圧導管系に対してはスリーブの全
般的に均一な表面が約125マイクロ−インチ以下、よ
り好ましくは63マイクロ−インチ以下のプロフィロメ
ーター粗さを有利に示すであろう。
これまでの論議から、スリーブ部材の寸法、形態および
材質が、熱−回復性金属部材、基体および本発明の器具
が使用されるべぎ環境の特質を配慮して、効果的な作用
が得られるように選択される点が認められるであろう。
このようにして、上記の論議は挿入物上の歯の用意、挿
入物中の弱められた部分の用意およびゴール−プロン材
質からの挿入物の形成に特に向けられたのではあるが、
与えられた挿入物がこれらの局面のいずれか2つまたは
3つ全部を組合すことができ、かつ事実どのような用途
においてでもその作用を改変するであろういっそうの設
計態様および/または材質を包含することが明白になる
であろう。
たとえば、そのスリーブにはポリマー物質または変形可
能な金属の被覆が前述のように、たとえば回復に際して
の気密な密封の形成を促進するように設けられてもよい
。さらに、その挿入物にはその構造の成る部分だけに歯
および/または弱められた部分が設けられてもよい。
本発明の成る種の実施態様においてはそのスリーブには
それ自身、総括的な作用を促進させるために挿入物また
は外部の補助部材が設けられる。
このことが有利である特別の場合は、スリーブと熱−回
復可能金属部材との間の相容性の要求がスリーブと基質
との間のそれと異る場合、またはたとえば2つの水圧パ
イプ基体間の流体プルーフ継手を形成するような場合で
あり、そのスリーブの各部分は2つの異った機能、たと
えばパイプでの適正な機械的な結合およびパイプ間の機
能のもとに耐食性の密封を形成することを満足させるよ
うに要求されるであろう。
このようにして、たとえば内部表面に硬い歯を有する挿
入スリーブの中間部分に満足すべき、たとえば耐食性で
かつ気密な密封を提供するためにその中間部にある別の
密封環挿入物を設けることも適当−でありうる。逆に、
全般に平滑な耐食性表面を有する挿入物スリーブにその
中間点から離れた位置にある1個またはそれよりも多く
の歯のついた挿入物部材を設けることも適当であろう。
同様に、熱−回復可能な金属部材と全体的な相容性を有
する挿入スリーブに耐食性密封の目的およびその基体(
基体群)との適正な機械的カップリングを与える目的で
挿入物を設けることもまた成る場合には有利であること
が判った。(それらの概念がまた外部スリーブ部材にも
適用されかつまた熱−回復可能な金属部材との相容性お
よびそれに対する満足すべき機械的カップリングに対し
ても適用されることが認められるであろう)。
そのスリーブ部材にはそれらのいっそうの補助的挿入(
または外部の)部材の適正な位置のために、溝またはそ
の他のくぼみまたはもしそうでなければ形造られた部分
が設けられてもよい。さらに、そのスリーブおよび/ま
たは補助的挿入物部材はしっかりした位置決めを助長す
るために弾性にされてもよい。
その挿入物スリーブにこのようないっそうの補助的挿入
物部材が設けられるべき場合には、それに対してスロッ
トを設けるかまたはそれを縦長の分割スリーブに形成し
てそのいっそうの補助的挿入物部材がそれらを定められ
た位置におくように上記のスロットを通してかまたはそ
のスロットを通して挿入されうるようにすることが有利
であろう。しかしながら、このことはすべての場合本質
的なことではなく、たとえばその補助的挿入物部材をス
リーブ中へその端の一つから押入れることも可能であろ
う。
本発明は熱−回復可能な金属部材に歯が設けられた成る
場合に生じる不利を避けることに特に向けられているの
ではあるが、歯を設けたことによってときどき生じる問
題点、たとえば機械加工の困難性、変形、たとえば心棒
による拡大の間に生じる歯の変形等は必ずしも常に重大
であるとはいえない。たとえば、いくらかの熱−回復可
能合金は比較的に機械加工が容易であり、かつ成る種の
応用面においては変形操作中のいくらかの歯の変形はそ
れ程重大ではないであろう。さらに、このような歯の用
意はときには積極的に有利でありうるであろう。したが
って、本発明はまたその熱−回復可能な部材に、たとえ
ばその主表面の一つまたはそれよりも多くに歯が設けら
れているといったように手段が設けられている器具を包
含するものであり、平滑な表面の回復可能なドライバー
のみに限定されるものでないことは明白である。
本発明の好ましい管状器具においては、そのスリーブの
長さは熱回復可能な、たとえば熱収縮可能な部材の長さ
Lよりも大きいか、等しいかまたはそれよりも小さくあ
りうる。しかしながら好ましくは、そのスリーブは回復
された部材の反対端に隣接して歪み除去をなしうるよう
にその熱回復可能な部材のそれぞれの端から突出してい
る。このような場合にはそのスリーブの長さは好ましく
は約1+2[)i 、またはL+2Deよりも大きくな
いが、ここでDiはその熱収縮可能な部材の内径であり
かつDCは熱膨張可能なメンバーの外径であり、かつさ
らに好ましくは薬1−+[)i または1+Qeよりも
上ではない。
その器具のスリーブ、たとえば挿入物は金属質であるこ
とが好ましいと認められる。しかしながら、金属様の性
質を有するが厳格にいえば非金属であるようなその他の
材質、たとえば黒鉛、黒鉛とガラスとの複合体などはま
た成る種の用途に使用されうるであろう。好適な物質が
公知である′hXつこの技術面の専門家にはその選択が
容易であろう。
たとえばステンレススチール、チタニウムまたばアルミ
ニウムで造られた水圧チューブまたはその他のチューブ
の隣接する長さ間の接合に本発明の複合体器具を好適に
使用する叫当り、そのスリーブはチタニウムの主割合か
ら成る金属で造られることが好ましい。チタニウム挿入
物はその基体がステンレススチール、たとえば21.−
6−9ステンレススチール(21%クロム、6%ニッケ
ル、9%マンガン)から出来ている場合に特に好ましい
。基体が高度にゴール−プロン金属でできている場合に
はその挿入物スリーブはそれが基体との接触にもたらさ
れた場合にゴーリングを生じるであろう程度ゴール−ブ
ロン金属で造られうる。たとえば、基体がチタニウムで
ある場合にその挿入物はステンレススチールでありうる
。2等スリーブは非弾力性である。
熱回復可能な部材に使用するために好ましい金属には等
原子当量のチタニウム−ニッケル合金、および特に米国
特許3,759.552号および3.753.700号
に記載の置換3元合金が包含される。
本発明にしたがう結合用器具の好適な寸法を選択するこ
とはこの技術の専門家には容易なことであろう。しかし
ながら、説明目的のために公称外径1/2インチの管の
接合に使用されつる好ましい熱収縮可能な継手の関連寸
法を下記の表に示す:支−−−1      寸法(イ
ンチ)熱収縮可能スリーブの長さ   1.75熱収縮
可能スリーブの外径   0.75挿入物スリーブの長
さ     2.0挿入物スリーブの内径     0
.508挿入物スリーブの肉厚     0.036挿
入物スリーブにの外径    0.580熱収縮可能な
スリーブの内径  0.534本発明が従来使用されて
いる熱回復可能な全屈継手のすべての不利を実質的に解
決することが認められる。熱回復可能な部材とその回り
でその部材が終局的に回復される基体との間にそのスリ
ーブを挿入することによって、その基体の種々の残渣に
よる汚染、たとえば圧縮結合用部材の内面にしばしば存
在する潤滑剤による基質の汚染が防止され、かつ機械的
、化学的および電気的な観点、すなわち腐食、熱膨張、
クリープ抵抗、密封性、弾性係数、たわみ性および高温
強度などの観点からの相容性に対して挿入物スリーブと
基体物質との組合せが許容される。その結合用器具中に
設けられた歯はいずれもその挿入物スリーブ上に形成さ
せることが可能で、このためにそれらは心棒での拡大中
にもたらされる破壊力にさらされることが無い。熱回復
可能−な部材が歯を有する必要はないので、それが拡大
される様式が簡単にされ、たとえば心棒による拡大に対
してビードまたはボールによる拡大が行なわれうる。さ
らに、歪み除去のために一体的圧縮スリーブ上に従来設
けられていたテーパー付き端の代りに本発明の挿入物ス
リーブが回復に当って形成された継目に目立った歪み除
去を与えるに十分な量によってその圧縮スリーブの反対
端から突出するようにされる。このことによって再び圧
縮スリーブの製造が簡素化され、そのスリーブはそれに
したがってより小ざな機械ブランク(blank )か
ら形成され結局高価な金属の節約が可能になる。さらに
、その挿入物スリーブは冷却された圧縮スリーブを温か
な基体から早過ぎる回復を避けるに十分な時間絶縁する
ように作用し、その結果従来用いられた冷却具やその他
の技法にたにる必要がもはや無くなってくる。
これまでの記述は内部挿入スリーブを有する熱回復可能
な管状スリーブから成る器具について強調されたのでは
あるが、本発明はこのような構造に限定されるものでは
ない。たとえば、その広義の解釈では“ドライバー°′
として参照される熱回復可能な部材、すなわちその回復
に当ってその複合体器具の他の部材を回復に向け゛てド
ライブする部材は上記した他の部材の内部に置かれるこ
とができ、こうして上記の他の部材は内部へというより
は外部へ強制されるようになる。このような場合にはそ
のドライバーは固体であってもよくまた同様に中空でも
ありうる。
同様に、歯の使用は本発明にしたがう多くのカップリン
グ器具において特に有利ではあるが、ゴール−プロン材
体から挿入スリーブを造ることによって引張り応力に抵
抗するように形成された継目の能力が目立って助長され
るという点が強調されなければならない。事実、特別の
場合に、引張り応力に対する抵抗は均一な表面を有づる
ゴール−プロン挿入物が使用された場合の方が、その挿
入物に基体に食込むかもしそうでなければその基体を変
形させる円周状の復数個の歯を設けた場合よりも大きい
ことが発見された。
さらに、これまでにい(らか詳細に述べたように、円筒
状の基体を接合するに当って本発明の器具の使用から離
れた場合、それらは内部からまたは外部からの孔の閉塞
のために、かつ一つの固った端と一つの開いた端を有す
るキャップタイプ構造の手段によるかまたは外へ向かっ
て拡がっている固体の栓の手段によって管状導管の端を
閉塞づ゛るために、およびリベットとして使用されうる
本発明にしたがってリベットを造る好適な方法の一つは
普通のリベットの柄を中空にくり抜きかつその中に加熱
に当って膨張しうるドライバーを入れる手段である。こ
のような応用面においては、少なくともそのリベットの
柄はゴール−プロン金属から造られることが望ましいで
あろう。。
次に、本発明を添付の図面により詳述する。
第1図を参照するに、膨張可能円筒スリーブブランク1
0がカラー支持体11の上に載置され、この支持体はプ
ラットフォーム12の環状四部に取換可能に支持される
。フレーム部材13はこのアセンブリーを適当な低温液
体14たとえば液体窒素中に懸吊し、スリーブブランク
10をその中に完全に浸漬させる。テーパー状の膨張マ
ンドレル15が部材10内に配置され、スリーブプラン
または湾曲部16と係合するようにされる。押し捧17
の前端はマンドレル15の後端の凹部18に収納され、
棒17の後端は水力ラムの前端19に分離可能に装着さ
れている。ラムが作動すると、マンドレル15は棒17
によって加えられる軸方向力で下方向に押され、スリー
ブブランク10をマンドレル15の最大横断方向寸法に
等しい内径まで膨張させる。マンドレル15によりブラ
ンク10が徐々に膨張されるにつれて、マンドレルが通
った膨張ブランク10の部分は棒17により担持される
挿入部材20の外表面をスリーブブランク10に係合さ
せるのに十分なわづかな程度後にはね返る傾向がある。
一般に、マンドレルの最大横断寸法はスリーブブランク
10の非膨張内径より6〜9%大きい。膨張後、保持さ
れた直径増加は5〜7%程度が普通である。たとえば非
膨張スリーブブランクが最大横断寸法が0.593イン
チであるマンドレルにより内径0.544インチ膨張さ
れた場合、膨張圧縮スリーブはマンドレルが膨張ブラン
クを通過すると、0.013インチ後にはね返り、外径
0.580の挿入部材をぴったりと係合させる。
押し棒17はマンドレル15が通過したら挿入物が供給
された圧縮スリーブを通って落下する司法にされる。
もちろん、挿入物を膨張圧縮スリーブに供給する伯の手
段は当業者に明らかであろう。たとえば、挿入部材は基
体を継手と結合させる直前または結合中に単に手動でス
リーブに供給することが出来る。
第2a図は端部間を整合した管状基体21および22の
隣接端の周囲に配置された第1図を参照として述べた膨
張−アセンブリー法から形成される複合継手を示し、第
2b図は整合された基体の周囲で第2a図の複合体の回
復より生じるアセンブリーを示す。好ましくは、図示の
圧縮スリーブ各場合におけるように、挿入部材と接触す
る熱回復性スリーブの表面は一般に均一である、すなわ
ち歯のような不連続設計特徴を実質的に欠いている。第
2図の場合、挿入部材20の外部主要表面は一般的に均
一で内部主要表面は複数の離隔した歯23を有し、この
歯は継手20の内部中間部分に巻き付いている。歯23
がぶらさがっている挿入部材20の本体部の肉厚は圧縮
スリーブ10の肉厚より薄いのが好ましく、回復力を最
大限に伝達するには出来るだけ薄いのが最も好ましい。
第2b図から分るように、スリーブ10の回復により歯
23が基体21および22を変形させ、形成される接合
部の引張応力に対する抵抗を高める。
当業者には分るように、周縁歯のすべての形状が本発明
の実施で気密密封の形成に適づるのではない。しかしな
がら、一般に第2a図の挿入部材20の内面で形成され
ているような四角形の歯がガス漏れに対する抵抗を増大
させるのに有効に使用出来る。しかしながら、この点で
よりナイフ刃状歯が一般に優れている。
第38および3b図は、端部を整合した管状基体24お
よび25の隣接端の周囲で熱回復の前後における本発明
により形成された伯の複合継手を示す。挿入部材26の
2つの主面の中で、内面は一般に均一であり、外面は挿
入部材の全体の周りに周縁的に形成してもしなくてもよ
い複数の半径方向歯27を有する。第3b図から分るよ
うに、圧縮スリーブの回復は挿入部材および基体管に隣
接する波形を発生させ、これまた形成される接合部の引
張応力に対する抵抗を高める。
挿入部材の主面が一般に均一である第2および3図の複
合継手の各場合において、挿入部材をゴール−プロン金
属により形成することにより利点を引き出すことが出来
る。
第48および4b図は、端部を整合した管状基体28お
よび28の隣接端の周囲で回復の面接における本発明に
より形成された他の複合継手を示す。第4a図で、挿入
部材3oの内外主面とも半径方向く好ましくは周縁方向
)Ifiを有する。好ましくは、回復力を基体に最大限
に伝達させるには、挿入部材30上の歯の個々の31が
各々中間部分から等距離の点で挿入部材本体から内外方
向に突出する。たとえば、第4a図の対31−32の歯
を参照。第4b図は第4a図の複合継手の回復の際形成
された接合部を示す。
第5図は、第1図と同じ複合継手装置の製造方法を示す
が、ただし熱収縮性スリーブはブランク40から形成さ
れ、挿入部材スリーブ5oはゴール−プロン金属がらつ
くられる。手順の方法および関連寸法は他の点では第1
図と同じである。
第6a図は、第5図に示す膨張−アセンブリー法からつ
くられる端部間を整合した管状基体51および52の隣
接端の周囲に配置された複合継手を示し、第6b図は整
合基体の周囲で第6a図の複合体の回復から生じるアセ
ンブリーを示す。第6a図のアセンブリーの場合、ゴー
ル−プロン金属から挿入部材50を形成すると形成され
る接合部の引張応力に対する抵抗は高められ、さらに回
復スリーブ40を通して引張荷重伝達が助けられる。挿
入部材と接触する熱回復性スリーブの表面は一般に均一
であり、すなわち歯等のような不連続設計特徴を実質的
に欠いていることが′好ましい。
ゴール−プロン挿入物の使用により与えられる利点を最
適に達成するには、挿入部材の表面粗さは特定の用途で
それが接合する1つまたはそれ以上の表面の粗さと同様
にするのが望ましい。たとえば複合継手の使用が好まし
い水力導管では、挿入部材の一般に均一な表面は好まし
くは約125ミクロインチ以下、最も好ましくは約63
ミクロインチ以下プロフィロメータ粗さを示す。
気密接合が特定的な用途では、挿入部材【よ回復された
複合継手の外部環境と内部間で気°密密封を行う手段を
内面に有するのが好ましい。第7a図で、圧縮スリーブ
53には基体の周囲で回復後気密密封を行うような形状
をした#l隔されている周縁方向歯56および57によ
って境界づけられた中間部分55を有する挿入部材54
が設けられている。したがって、第7b図では、回復さ
れたスリーブ53は回復中に歯56および57を実際に
管状基体58および5日に切込ませるものとして示され
ている。基体を変形することにより、回復中に歯自身を
変形することによりまたは両方の組合せにより適当な形
状の歯を用いて完成接合部の気密を確保することが出来
る。もちろん、他の方法でも良い。たとえば、内部中間
部分の両側にある挿入部材の一部は変形可能物質たとえ
ば焼鈍アルミニウムまたは銅のリングを有することが出
来、たとえばフルオロカーボンまたは他の重合体物質を
被覆することが出来、容易に変形可能々金属をメッキす
ることが出来あるいは回復の際気密密封を行う手段を設
けることが出来る。
前記記載は挿入スリーブがゴール−プロン金属からつく
られる熱回復された物品または装置の特性を改良するた
めに挿入部材が主面の1つまたは両方に1つまたはそれ
以上の歯を有する装置を強調した。
次に第8a〜13b図は挿入部材に弱められた壁部分を
形成することにより利点を得ることが出来る方法を説明
する。この弱化は圧縮スリーブの熱回復の際挿入部材の
選択的破壊を容易にし、同時に基体に伝達される圧縮力
を選択的に制御する。
第8aおよび8b図は、各々端部を整合した管状基体6
3および64の隣接端の周囲で回復の前後における本発
明により形成された他の複合継手を示づ−o挿入部材6
5の2つの主面の中で、内面は一般に均一であり、外面
は端部近くの点で最大の肉厚を有しかつ中間点6日附近
で最小の肉厚を有する均一なテーパーを有し、砂時計の
形状をなしている。第8b図から分るように、圧縮スリ
ーブの回復は挿入部材がその中間点よりは端部に近い点
で基体により大きい圧縮力を及ぼすように挿入部材を変
形させる。この差異により挿入部材と基体は第8b図に
示すように変形され、形成される接合部の引張応力に対
する抵抗が高められる。
第98および9方図は、幾らが類似した本発明により形
成される他の複合継手を示し、この場合熱回復性部材ま
たはドライバーは他の部材の内部に位置される。第9a
図では、端部を整合された基体は熱回復性部材70の周
囲に位置される管状部材69の周囲に位置される。管状
部材69の2つの主面の中で、外面は一般に均一であり
、また内面は端部またはその近くで最大の肉厚を有しが
つ中間点71附近で最小の肉厚を有する均一なテーパー
をなす。部材7oの熱回復により、挿入部材と基体の変
形が第9b図に示すように起り、その結果形成される接
合部の引張応力に対する抵抗が増大される。この種の継
手装置は、継手の周囲に空間が必要なため外部継手が使
用出来ない基体を結合させようとする場合に特に有効で
ある。熱回復性部材70は中実棒として示される。しか
しながら、流体の通路を設けることが必要な場合には、
管状ドライバーを用いることが出来る。
弱められた壁部分を有する本発明の挿入部材は ′挿入
部材に1つまたはそれ以上のスロットまたは細長いフラ
ットを形成することによっても得られる。フラットは肉
厚が局部的に低減された挿入部材外面の領域である。ス
ロットおよびフラットは挿入部材の長手方向軸と平行に
配置されるのが好ましい。普通、少なくとも1対のスロ
ットまたはフラットが配列して用いられ、それによりた
とえば対称配列によってその周囲の挿入部材の変形は比
較的均一になる。
第10図を参照ツるに、本発明により形成される複合継
手に対する管状挿入部材72の斜視図が示される。挿入
部材72は長い寸法が挿入部材の長手方向軸と平行な1
対のスロット73によって形成された弱められた壁部分
を有する。スロットの中間点は挿入部材の中間点に対応
し、その端部は挿入部材の端部から等距離にある。
第11a図は第10図と類似の管状挿入部材74の斜視
図である。しかしながら、挿入部材74では弱められた
壁部分は挿入部材の長手方向軸に平行な細長いフラット
75の1対により形成される。
第11b図は端部を整合した管状基体7日および77の
隣接端の周囲で回復後の第11図の挿入部材を用いる複
合継手の断面を示す。変形の程度は説明上誇張されてい
る。第11b図から分るように、フラットにより挿入部
材を弱めると継手の中心では普通の場合より変形が大き
くなる。これは挿入部材と基体間の界面圧を改良し、そ
れにより継手の圧力状態を改良する。第10図の挿入部
材を用いる継手はもし示せば第11b図と類似の断面を
有する。
112図は本発明の複合継手に有効な他の管状挿入部材
78の斜視図である。挿入部材78は弱められていない
中間部80の両側に配置された2対のスロット7日によ
り形成される弱められた壁部分を有する。
第13a図の挿入部材81は第12図のものと同じであ
るが、ただし弱められた壁部分は弱められていない中間
部分83の周囲に配置された細長いフラット82の2つ
の対である。
第13b図は、端部を整合した管状基体84および85
の隣接端の周囲で回復後における第13a図の挿入部材
を用いる複合継手の断面を示す。変形の程度は説明上誇
張されている。第13b図から分るように、フラットに
より挿入部材を弱めると挿入部材の端部とその弱められ
ていない中間部分との中間の点で挿入部材と基体の変形
がより大きくなる。この変形は形成される接合部の引張
応力に対する抵抗を高める。
第10−13図の挿入部材の主面は一般に均一なものと
して示されているが、いずれか1方または両面に後述す
るように歯を設けることが出来る。
好ましくは、挿入部材の中間部分の両側に複数の歯が設
けられる。最も好ましくは、歯は挿入部材の内面に置か
れる。歯の使用は回復継手の耐引張応力性をさらに改良
する。あるいは、またはさらに、前述したように挿入部
材はゴール−プロン物質からつくることが出来る。
挿入部材が弱められる程度は圧縮スリーブの熱回復によ
り圧縮される際その変形程度を決定することは当業者に
明らかであろう。スロットの場合、弱める程度はスロッ
トの数、長さおよび幅により決定される。フラットの場
合、フラットの数、長さおよび幅ならびにその深さが弱
める程度を決定する。
前記記載は内部挿入部材を有する熱回復性管状スリーブ
からなる装置を強調したが、本発明はこのうよな溝道に
限定されないことは理解されよう。
たとえば、回復性ドライバーを他の部材の内部に位置さ
せて、ドライバーの膨張回復により伯の部材を内方向よ
り外方向に押しやることが出来る。
このような場合、ドライバーは管状スリーブであること
はもちろん中実であることが出来る。
膨張回復の可能なドライバーは所望の熱安定直゛径の中
実または中空棒を当業者に周知の方法によりマルテンサ
イト状態を保持しながら所望の熱回復性直径に引抜くこ
とにより便宜的に得られる。
オーステナイト状態で存在づる温度に加熱すると、棒は
直径が膨張して長さが収縮する。
本発明はこのような応用の1例は断面が第14a図に示
されるようなリベットである。リベット86は熱回復性
ドライバー89のための管状部分88を形成する中空ス
テム87を有する。好ましくは、ステムの中空部分は開
口部の直径よりキャップ端の直径が大きく、開口部の直
径はドライバーが容易に挿入されるような大きさである
第14b図は熱回復後の第14a図のリベットの断面図
である。この種のリベットは盲リベツトを用いる用途で
特に有用である。次の図面は挿入部材に前述したような
特徴の組合せを設けた本発明の種々の形態を示すもので
ある。
第15a図では、挿入部材スリーブ90はその中間部分
92の両側に長手方向末端スロット81が設けられ、ま
た挿入部材によってなされる基体との接触を高めるため
に内部歯93が設けられる。
第15b図から分るように、歯93はスロット81の長
さに等しい長さにわたって延びて(Xる。
スリーブの中間部92では、内面は密封目的のために滑
らかである。このような挿入部材(またとえばモネル合
金から有利につくることが出来る。
第16図は中間部の両側に複数のスロット95を設け1
こ同様のスリーブ94を示す。し力)しながら、この場
合スロットはスリーブの端部まで延びていない。第15
b図のように、スリーブ1,1スロツトの近くに複数の
歯を設けることが出来る。このようなスリーブはたとえ
ば銅−ニツケル合金力Aらつくることが出来る。
次の図面はさらに補助挿入部材を設けることを説明する
。第17a図では、第158および16図のスリーブと
同様にスロット101を設【すたスリーブ100が示さ
れる。しかしながら、この場合スリーブそれ自体には内
部歯が設けられな0゜その代り、第17bに示すように
補助挿入部材103が設けら”れる。第17Ci図は挿
入部材103の内部形状の断面を示す。補助挿入部材1
03は挿入スリーブ100に押し込むことが出来る。補
助部材103を設ける代り(こ、内面が歯状または平ら
であることが出来る一連の1ノング部分をスリーブ10
0に設けることが出来る。これらは挿入スリーブ100
に1端または両端力)ら押し込むことにより挿入するこ
とが出来る。ある(Aは、それらはスロワ1〜101を
通して挿入し、次いで所定の位置に位置させることが出
来る。この目的のために、たとえば第17a図のスロッ
ト102に示すようにスロット101の1つまlこ(よ
それ以上を拡大するのが有利である。
ある場合には、他の補助部材たとえば部材103を用い
て主挿入スリーブたとえばスリーブ100を省略するこ
とが出来る。
挿入スリーブ100および他の補助部材たとえば103
に使用される物質の性質はドライノ\一部材および基体
と良好な相容性を確保づるように選ぶことが出来ること
は理解されよう。このよう(こして、たとえば歯の硬度
および腐食相容性(よ8−を選択で独立の変数になるこ
とが出来る。第18a図は4個の長手方向スロット10
5をyl、fた挿入スリーブ104の他の形を示すもの
で、スロットの1つは拡大された中央部分106を与え
るように広げられている。第18b図はこの中央部分を
通しての断面を示し、第18e図は挿入スリーブ104
の長さを通しての部分を示し、これよりスリーブには中
間部分108の両側に歯107が設けられることを叩解
されよう。たとえば中間部分の領域で隣接する2つのパ
イプの周囲に良好な密封を与えるために、たとえば銅−
ニッケル合金からつくった他の補助密封リング10日を
スリーブ104の中間部分内に位置させることが出来る
これはリング109を長手方向スロット105の1つの
拡大部分106に挿入し、次いでリングを90°ねじり
、それを所定の位置に置くことにより達成出来る。スリ
ーブ104の中間部分108はリング109の正しい位
置決めを容易にするため内部に凹所110を設けること
が出来る。これは第18d図に示される。第19図は、
実際に挿入スリーブがケージを形成するように4個の大
きな長手方向プロンl−112を設けた挿入スリーブ1
11の他の形を示す。このケージの目的は補助挿入部材
を納めることである。たとえば、スリーブ111は水力
流体と相容性がありかつ熱回復性金属ドライバーと良好
に接触し得る軟質金属からつくることが出来る。この場
合、第20図に示すように他の補助部材113を挿入す
るのが有利である。補助部材113にはスリーブ111
との確実な接触を容易にするために外部@114が設け
られまたスリーブ111の溝116と共動して正しい位
置決めを容易にすることが出来る中央環状耳115が設
けられる。もちろlυ、補助部材113にも基体と接触
するための内部歯を設けることが出来る。好ましくは、
部分115は溝116に確実な位置決め圧を及ばずよう
に可撓性である。
あるいは、他の用途ではスリーブ111自身に歯を設け
(またはゴール−プロン加工し)かつ可撓性にづること
が有利であり、この場合中央軟質密封リングたとえば第
180図のリング109を溝116に位置させ、そこに
スリーブ111の部分のスプリング力によって保持する
ことが出来る。
ある特定の挿入スリーブおよび補助部材について記載し
たが、所望の特定の用途により多くの他の変更が可能で
あることは前記記載から理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一本発明による複数の歯を設けた挿入部材を
有する継手装置を製造する1つの方法を示す部分断面図
、第2a図は第1図の方法で形成されかつ2つのパイプ
の整合端の周囲に置かれた熱回復性継手装置の断面図、
第2b図は回復後の第2a図の継手装置断面図、第3a
図は本発明による2つのパイプの整合端の周囲に位置さ
れた第2の形の継手装置の断面図、第3’b図は回復後
の第3a図の継手装置断面図、第4a図は本発明による
2つのパイプの整合端の周囲に位置された第3の形の継
手装置の断面図、第4b図は回復後の第4a図の継手装
置断面図、第5図は本発明による挿入部月が簡単なゴー
ル−プロン管である継手装置を製造する方法を示1部分
断面図、第6a図は第5図の方法で形成されかつ2つの
パイプの整合端の周囲に位置された継手装置断面図、第
6b図は回復後の第6a図の継手装置断面図、第7a図
は本発明による2つのパイプの整合端の周囲に位置され
た熱回復性継手の他の形を示す断面図、第7b図は回復
後の第7a図の継手装置の断面図、第8a図は本発明に
よる2つのパイプの整合端の周囲に位置された他の形の
装置の断面図、第81)図は回復後の第8a図装置の断
面図、第9a図および第9b図は本発明による2つのパ
イプの整合端内に位置された熱膨張性装置の断面図、第
10図は本発明で使用するのに適当な挿入スリーブの斜
視図、第11a図は本発明で使用するのに適当な他の形
の挿入スリーブの断面図、第11b図は本発明による2
つのパイプの整合端の周囲で回復後における第11a図
の挿入スリーブを使用づる装置の断面図、第12図は本
発明で使用するのに適当な挿入スリーブの他の形の断面
図、第13a図は本発明による他の形の挿入スリーブの
断面図、第13b図は本発明による第13a図の挿入ス
リ−ブを用いる装置の断面図、第14a図は本発明によ
るリベット形の熱膨張性装置の断面図、第14b図は回
復後の第14a図リベットの断面図、第15a図は本発
明で使用するのに適当な他の形の挿入スリーブの断面図
、第15b図は第15a図のスリーブの長手方向断面図
、第16図は本発明で使用される他の形の挿入スリーブ
の斜視図、第17a図は本発明で使用される他の形の挿
入スリーブの斜視図、第17b図は第17a図のスリー
ブに使用する補助挿入部材の斜視図、第17c図は第1
7b図の長手方向断面図、第18a図は本発明で使用さ
れる他の形の挿入スリーブの斜視図、第18b図は第1
8a図の中間部分の断面図、第18c図は第18a図の
スリーブに用いる補助挿入リングの斜視図、第18d図
は第18a図のスリーブおよび第18C図のリングを示
す部分断面図、第18e図は第18a図の長手方向断面
図、第19図は本発明で使用される他の挿入スリーブの
斜視図、第20図は第19図のスリーブに使用される補
助挿入部材の斜視図である。 10・・・スリーブブランク、14・・・低温液、15
・・・テーパー状膨張マンドレル、17・・・押棒、2
0・・・挿入部材、21.22・・・管状基体、23・
・・歯、24.25・・・管状基体、26・・・挿入部
材、27・・・歯、28.29・・・管状基体、3o・
・・挿入部材、31.32・・・歯、40・・・ブラン
ク、5o・・・挿入スリーブ、51.52・・・管状基
体、53・・・圧縮スリーブ、54・・・挿入部材、5
6.57・・・歯5.58゜59・・・管状基体、63
.64・・・管状基体、65・・・挿入部材、66・・
・中間点、6日・・・管状部材、7゜・・・熱回復性部
材、71・・・中間点、72・・・挿入部材、73・・
・スロット、74・・・挿入部材、75・・・フラット
、78.77・・・管状基体、81・・・挿入部材、8
2・・・フラット、83・・・中間部分、84.85・
・・管状基体、86・・・リベット、87・・・ステム
、89・・・ドライバー、90・・・挿入スリーブ、9
1・・・スロット、93・・・歯、84・・・挿入スリ
ーブ、95・・・スロット、100・・・スリーブ、1
01・・・スロット、102・・・スロット、103・
・・挿入部材、104・・・挿入スリーブ、105・・
・スロット、10B・・・拡大中央部、107・・・歯
、10B・・・補助密封リング、111・・・挿入スリ
ーブ、112・・・スロット、113・・・補助部材、
114・・・歯、115・・・耳、116・・・溝。 代理人 浅 村   皓 23 図面の浄化(i’;杏にC−更な、− う)2σ、1′j ’f2b、1: ゴ□−IJc、 l : 2す4σ、1 ; ::4b 、+・r ’=’、、 5. i + 5:“6b、口 :、5ニアσ渭 うJ8/4.1−.1 ンJ18B、I ゴ 4’ 9A、 ニーj −、/Jb’、 i 手続補正書(方式) 昭和58年12月6日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和58 年特許願第 124055   号2、発明
の名称 #牛製籠 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住  所 4、代理人 5、補正命令の日付 昭和58  年 11月 29日 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 −λ4−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. メモリー金属からつくられた第1熱膨張性部材と、上記
    第1部材の外側に位置する第2のスリーブ部材とからな
    る管閉塞装置で、上記第2スリーブ部材は上記第1熱膨
    張性部材と接触しているか、又は上記第1部材が膨張し
    た時上記第1部月と接触するように配置されており、第
    1部材が非中空体であり、且つ(又は)スリーブ部材が
    閉じた端を有し、該第1部材の膨張が装置による管の閉
    塞を惹き起すようになっている管閉塞装置。
JP58124055A 1973-10-09 1983-07-07 管閉塞用器具 Granted JPS5993241A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US40472373A 1973-10-09 1973-10-09
US404723 1973-10-09
US404724 1999-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5993241A true JPS5993241A (ja) 1984-05-29
JPH0115724B2 JPH0115724B2 (ja) 1989-03-20

Family

ID=23600769

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58124055A Granted JPS5993241A (ja) 1973-10-09 1983-07-07 管閉塞用器具
JP12405683A Granted JPS5993242A (ja) 1973-10-09 1983-07-07 継手装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12405683A Granted JPS5993242A (ja) 1973-10-09 1983-07-07 継手装置

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JPS5993241A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6264434A (ja) * 1985-09-13 1987-03-23 ノルスク・ヒドロ・アクシエセルスカ−プ 管状部材内側に閉鎖そらせ体を緊着する方法およびその閉鎖装置
JPS62199218A (ja) * 1986-02-27 1987-09-02 Furukawa Electric Co Ltd:The 形状記憶合金パイプの製造方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724855B2 (ja) * 1986-04-11 1995-03-22 古河電気工業株式会社 Ni−Ti系形状記憶合金の加工法
JPH0384219A (ja) * 1989-08-24 1991-04-09 Shimizu Seisakusho:Kk 継手
JPH0391518U (ja) * 1990-01-08 1991-09-18
JPH0510314A (ja) * 1991-07-02 1993-01-19 Nippon Steel Corp 締結方法および締結装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49116784A (ja) * 1973-03-12 1974-11-07

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE755271A (fr) * 1969-08-25 1971-02-25 Raychem Corp Raccord metallique pouvant reprendre sa forme a la chaleur

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49116784A (ja) * 1973-03-12 1974-11-07

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6264434A (ja) * 1985-09-13 1987-03-23 ノルスク・ヒドロ・アクシエセルスカ−プ 管状部材内側に閉鎖そらせ体を緊着する方法およびその閉鎖装置
JPS62199218A (ja) * 1986-02-27 1987-09-02 Furukawa Electric Co Ltd:The 形状記憶合金パイプの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0135211B2 (ja) 1989-07-24
JPS5993242A (ja) 1984-05-29
JPH0115724B2 (ja) 1989-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5948887B2 (ja) 継手装置
US4469357A (en) Composite coupling
US4379575A (en) Composite coupling
US4951978A (en) Heat-recoverable composition coupling device
US4035007A (en) Heat recoverable metallic coupling
US5000368A (en) Method for cladding the ends of a pre-clad tubular product in preparation for threading
IL35091A (en) Metallic coupling for pipes and the like
US3572779A (en) Coupling fitting for connecting two parts
US3466066A (en) Press-fit connection for fluid couplings and structures
US3287034A (en) Coupling for tubes
US4872713A (en) Coupling device
JPS5993241A (ja) 管閉塞用器具
GB1573096A (en) Composite connector
US4621844A (en) Memory metal connector
CN112262278B (zh) 用于与至少一个管相连的套件
CA1146191A (en) Composite pipe coupling
US4314718A (en) Tensile ring composite pipe coupling
EP0470902A1 (en) Liner for pipe joint by use of shape memory alloy
JP3688014B2 (ja) 金属二重管の製造方法及び装置
EP0279656B1 (en) Coupling device
CA1299605C (en) Coupling device
EP0030119B1 (en) Device and method for coupling pipes
GB1571627A (en) Heat-recoverable coupling
JPH01172682A (ja) 金属中空oリングの製造方法
US4781046A (en) Tube expander