JPH04105765A - パイプ端部と基部とのろう付け構造 - Google Patents

パイプ端部と基部とのろう付け構造

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Publication number
JPH04105765A
JPH04105765A JP22408490A JP22408490A JPH04105765A JP H04105765 A JPH04105765 A JP H04105765A JP 22408490 A JP22408490 A JP 22408490A JP 22408490 A JP22408490 A JP 22408490A JP H04105765 A JPH04105765 A JP H04105765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
brazing
base part
base
press
Prior art date
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Pending
Application number
JP22408490A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidefumi Matsuyama
英文 松山
Yoshihide Takemoto
恵英 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH04105765A publication Critical patent/JPH04105765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パイプを基部にろう付けする構造に関し、特
に自動車部品のパイプカムシャフトのろう付けなどに係
るものである。
[従来の技術] 従来、基部にパイプを嵌込みろう付けするには、基部穴
の開口端部にろう材を配置するか、または開口端面に設
けられた切込み溝にろう材を配置した俊、パイプを圧入
し、加熱することによりろう材を溶融させて基部とパイ
プの接合をおこなっている。たとえば、第3図に示すよ
うに、基部20の接合面21の端面にリング状の切込み
溝22を設け、そこにろうリング23を埋め込みパイプ
端部24を圧入し、加熱してろう付けをおこなっている
(特開昭58−84671号公報)。
また、実開昭61−172686号公報には、内周面内
に設けた溝に埋込むろうリングが開示されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記のろう材を基部の端面に配置した場合は、ろう付け
時に余剰となった溶融ろう材が流れて基部の外周に付着
して外観不良となったり、使用した保持治具を固着した
りする問題がある。また切込み溝にろう材を埋込んだ場
合でも余剰となった溶融ろう材が基部の外周側に流れて
くる場合がある。
ざらにろう付けするパイプ、たとえばパイプカムシャフ
トでは軽量かつ低騒音にするために肉厚を小さくするこ
とかおこなわれている。しかし薄肉のパイプを圧入する
場合、基部端部に配置したろうリングかパイプの外径よ
り0.05〜0.35#穴側に突出するいわゆる締め代
が形成されるため、パイプが圧縮力を受けて嵌入される
のでその際に塑性変形して外径が小さくなり、基部とパ
イプとの間に隙間が生じることがある。この隙間はろう
付け不良、ろう付け強度の低下の原因となるので好まし
くない。
また、基部の穴の壁面に切込み溝を設けるには、精度よ
く加工しなければろう材が流れだしたり、上記の締め代
を形成することができず接合強度を高めることができな
い。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、ろう材の
基部の外周表面部への流れ出しを防ぎ、基部への精度の
高い機械加工をおこなう手間を省き、ろう付け不良や、
強度低下をもたらさないパイプ端部のろう付け構造とす
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のパイプ端部と基部とのろう付け構造は、パイプ
の端部が嵌込まれその周壁面で接合する穴をもつ基部と
、該基部の穴に嵌入され先端部に壁面か内側方向に縮径
されたリング状の縮径部をもつパイプと、該パイプの該
縮径部と該穴との間に配置され該パイプと該基部とを接
合するリング状のろう材とからなることを特徴とする。
本発明においては、ろうリングかパイプの先端部に形成
された縮径部に係止されて、基部の接合穴内に圧入され
ている。したがって、パイプの圧入時にろうリングは基
部穴の径より大きい外径のいわゆる圧入代をもって、基
部穴の壁面と接触しながら圧入される。ところで基部は
パイプと異なり薄肉でないので塑性変形して穴径が変化
することはない。したがって、基部穴の接合面に隙間が
できることはない。またろうリングに公差があって圧入
代が多少大きくなったとしても、パイプの縮径部の変形
でそれは吸収でき、パイプの縮径部以外の端部の外径が
変化することはない。このため基部の接合面との間に隙
間ができることはない。
したがって、高い接合強度が確保される。
また基部の接合穴壁面に機械加工で溝を精度良く形成す
る必要がなく、パイプの先端部をバルジ加工または絞り
加工で容易にできる縮径部で所期の目的を達成できる。
したがって精度の高い加工を要しない。
ろうリングは高温用の銅、銀ろうなどが使用できる。そ
してパイプの縮径部に係止されて基部穴に圧入される。
その後、加熱により溶融されてパイプを基部にろう付け
しリング状のろう材となる。
[作用] このパイプ端部のろう付け構造は、ろうリングがパイプ
の先端に形成した縮径部に保持されて基部穴に圧入され
溶融されてろう付けされる。
ろうリングは、パイプの先端部の縮径部に保持されて基
部穴の壁面と接触して圧入されているので、従来のよう
にパイプの接合面と接触して圧入されてない。このため
、基部穴への圧入時にパイプの外径より小さい径のリン
グ状のろう材により塑性変形を受けて外径が小さくなり
基部の壁面との間に隙間ができて、ろう付け不良や強度
低下をおこすことはない。
また肉厚の厚い基部穴壁面に、機械加工によりリング状
のろう材保持用の溝を形成する必要もない。薄肉のパイ
プに形成される縮径部は、簡単なバルジ加工や絞り加工
で形成できる。そのため精度を要せず圧入の時に多少の
変形は吸収でき、ろう付け不良をおこすことはない。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。
第1図に本実施例のパイプ2と基部1とのろう付け構造
を示す。
Ill製のパイプ2の端部が嵌込まれその周壁面5で接
合する穴をもつ基部1と、基部1の穴に嵌入され先端部
に壁面が内側方向に縮径されたリング状の縮径部4をも
つパイプ2と、パイプ2の縮径部4と基部1穴との間に
配置されパイプ2と基部1とを接合するリング状の銅ろ
う材3とからなる構造である。
パイプ2は、鋼製で先端部には銅リング3−が配置可能
なようにバルジ加工で縮径部4が形成されている。この
縮径部4は、銅リング3−を配置した時の基部1の穴壁
面5の径に対して配置された銅リング3−の外径か0.
05〜0.25InIn程度大きくなるような圧入代を
もつように加工する。
またパイプ2は、外径か基部1の穴壁面5の外径より0
.01〜0.21#I#1大きい径の圧入代をもつもの
を用いる。
このろう付け構造の組付けを第2図に基づき説明する。
パイプ2の先端部の縮径部4に銅リング3′を係止する
。このパイプ2を圧入装置(図示しない、たとえば油圧
シリンダなど)を用いて基部1の接合穴に圧入する。パ
イプ2および銅リング3−には上記の圧入代が形成され
、嵌合されたパイプ2は外径が基部1の穴径よりやや大
きいので圧入状態を保持し、基部1穴壁面との間に隙間
などはない。次いで、加熱炉内で加熱されて銅リング3
−が溶融されてろう付けされる。圧入状態で加熱される
ので基部1壁面より溶融したろう材が流れだすことがな
く基部1穴内に保持され、基部1とパイプ2とは強固に
ろう材3によりろう付けされる。
[効果] このろう付け構造では、基部穴の壁面にろうリングを埋
込む溝を機械加工で設(ブる必要がない。
ただパイプの先端部の縮径部にろうリングを保持して、
その外径で基部の壁面押圧する程度に縮径させる絞り成
形などで加工すれば良い。またパイプは薄肉でおるので
多少の変形が可能であり精度も調整できるので、精度の
信頼性を高めることができる。
またパイプは薄肉であるので、ろうリングの径に公差か
ある場合でも、縮径部の変形で容易にその公差を吸収す
ることができる。
したがって、このろう付け構造は、精度をよくして、ろ
う付け強度を高めることかできる。またろう材が基部の
外部に流れ出さないので見映を悪くすることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のろう付け構造の半断面図であり、第
2図は第1図の組付けを説明する半断面図であり、第3
図は従来のろう付け構造の半断面図である。 1・・・基部      2・・・パイプ3・・・リン
グ状ろう材 3′・・・ろうリング4・・・縮径部  
   5・・・基部接合面第1図 特許出願人  トヨタ自動車株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パイプの端部が嵌込まれその周壁面で接合する穴をもつ
    基部と、該基部の穴に嵌入され先端部に壁面が内側方向
    に縮径されたリング状の縮径部をもつパイプと、該パイ
    プの該縮径部と該穴との間に配置され該パイプと該基部
    とを接合するリング状のろう材とからなることを特徴と
    するパイプ端部と基部とのろう付け構造。
JP22408490A 1990-08-23 1990-08-23 パイプ端部と基部とのろう付け構造 Pending JPH04105765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22408490A JPH04105765A (ja) 1990-08-23 1990-08-23 パイプ端部と基部とのろう付け構造

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JP22408490A JPH04105765A (ja) 1990-08-23 1990-08-23 パイプ端部と基部とのろう付け構造

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JPH04105765A true JPH04105765A (ja) 1992-04-07

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ID=16808308

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JP22408490A Pending JPH04105765A (ja) 1990-08-23 1990-08-23 パイプ端部と基部とのろう付け構造

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JP (1) JPH04105765A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3008584U (ja) * 1994-06-17 1995-03-20 タカコ精機株式会社 液圧アキシャルピストンポンプ及びモータのピストン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3008584U (ja) * 1994-06-17 1995-03-20 タカコ精機株式会社 液圧アキシャルピストンポンプ及びモータのピストン

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