JPS6142289Y2 - - Google Patents
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- JPS6142289Y2 JPS6142289Y2 JP1983103557U JP10355783U JPS6142289Y2 JP S6142289 Y2 JPS6142289 Y2 JP S6142289Y2 JP 1983103557 U JP1983103557 U JP 1983103557U JP 10355783 U JP10355783 U JP 10355783U JP S6142289 Y2 JPS6142289 Y2 JP S6142289Y2
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- JP
- Japan
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- housing
- movable piece
- circuit board
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- flexible printed
- Prior art date
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Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 22
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、可撓性を有するフレキシブルプリン
ト基板のためのフレキシブルプリント基板用コネ
クタに関するものである。
ト基板のためのフレキシブルプリント基板用コネ
クタに関するものである。
従来技術
この種のフレキシブルプリント基板用コネクタ
としては、従来、特公昭57−11105号公報に開示
されたようなコネクタ装置がある。この従来のコ
ネクタ装置は、添付図面の第1図及び第2図に概
略断面図にて示すように、上面が開口した箱型の
ハウジング10と、このハウジング10内に配列
固定された複数個の接触子20と、ハウジング1
0の開口を覆う上板31及びハウジング10の内
壁に案内されかつ下部にに傾斜面32を設けた中
板33とが一体に形成された可動片30とを備え
ており、可動片30をハウジング10に挿入する
際に、可動片30の中板33の傾斜面32により
案内しながら接触子20をハウジング10の内壁
11側に押圧し、フレキシブルプリント基板40
をハウジング10の内壁11と接触子20とで挾
持しうるようにしたものである。この型の従来の
コネクタ装置は、接触子20の接触部21とハウ
ジング10の内壁11との間に大きな間隙のある
状態にてフレキシブルプリント基板40をその間
に挿入しておいて後に、可動片30を押し込むこ
とによつて、接触子20の接触部21をフレキシ
ブルプリント基板40の導体部に対して押しつけ
るようにして電気的接触を得るものなので、フレ
キシブルプリント基板40の導体部を接触子20
の接触部21に対して無理に摺動させるようなこ
とはない。従つて、フレキシブルプリント基板4
0の導体部が損傷したりして接触不良を起こすよ
うなことがないという利点を有している。
としては、従来、特公昭57−11105号公報に開示
されたようなコネクタ装置がある。この従来のコ
ネクタ装置は、添付図面の第1図及び第2図に概
略断面図にて示すように、上面が開口した箱型の
ハウジング10と、このハウジング10内に配列
固定された複数個の接触子20と、ハウジング1
0の開口を覆う上板31及びハウジング10の内
壁に案内されかつ下部にに傾斜面32を設けた中
板33とが一体に形成された可動片30とを備え
ており、可動片30をハウジング10に挿入する
際に、可動片30の中板33の傾斜面32により
案内しながら接触子20をハウジング10の内壁
11側に押圧し、フレキシブルプリント基板40
をハウジング10の内壁11と接触子20とで挾
持しうるようにしたものである。この型の従来の
コネクタ装置は、接触子20の接触部21とハウ
ジング10の内壁11との間に大きな間隙のある
状態にてフレキシブルプリント基板40をその間
に挿入しておいて後に、可動片30を押し込むこ
とによつて、接触子20の接触部21をフレキシ
ブルプリント基板40の導体部に対して押しつけ
るようにして電気的接触を得るものなので、フレ
キシブルプリント基板40の導体部を接触子20
の接触部21に対して無理に摺動させるようなこ
とはない。従つて、フレキシブルプリント基板4
0の導体部が損傷したりして接触不良を起こすよ
うなことがないという利点を有している。
しかしながら、このような従来のコネクタ装置
は、次のような問題点を有している。先ず、可動
片30の傾斜面32が下部にあるため嵌入ガイド
が不完全な状態で接触子20に負荷が加わり始め
てしまうため必要以上の負荷を接触子20に加え
てしまう可能性がある。また、同じく傾斜面32
が下部にあるためフレキシブルプリント基板40
を抜去する時には、可動片30をかなり上方まで
(第1図においてA寸法だけ)引き出さねばなら
ない。更にまた、可動片30の傾斜面32との接
触子20の作用点22が比較的下方に位置するた
めB寸法(第1図参照)が短くなり、可動片30
の挿入に大きな力が必要となる。更に、接触子2
0の形状がベローズ状であるため、コネクタ装置
全体の厚みがどうしても大きくなつてしまつてい
る。
は、次のような問題点を有している。先ず、可動
片30の傾斜面32が下部にあるため嵌入ガイド
が不完全な状態で接触子20に負荷が加わり始め
てしまうため必要以上の負荷を接触子20に加え
てしまう可能性がある。また、同じく傾斜面32
が下部にあるためフレキシブルプリント基板40
を抜去する時には、可動片30をかなり上方まで
(第1図においてA寸法だけ)引き出さねばなら
ない。更にまた、可動片30の傾斜面32との接
触子20の作用点22が比較的下方に位置するた
めB寸法(第1図参照)が短くなり、可動片30
の挿入に大きな力が必要となる。更に、接触子2
0の形状がベローズ状であるため、コネクタ装置
全体の厚みがどうしても大きくなつてしまつてい
る。
考案の目的
本考案の目的は、前述したような従来の装置の
欠点を解消し、全体の厚み、可動片の引出し押入
れ寸法および可動片の挿入力を小さくしたフレキ
シブルプリント基板用コネクタを提供することで
ある。
欠点を解消し、全体の厚み、可動片の引出し押入
れ寸法および可動片の挿入力を小さくしたフレキ
シブルプリント基板用コネクタを提供することで
ある。
考案の構成
本考案によるフレキシブルプリント基板用コネ
クタは、上面が開口したハウジングと、該ハウジ
ングに結線すべきフレキシブルプリント基板の導
体部の配列ピツチに等しい間隔を置いて配列固定
された複数個の接触子と、前記ハウジングの前記
開口から引き出されたり押し入れられたりしうる
ように前記ハウジングに組み合わされる可動片と
を備えており、前記ハウジングの両端内側壁には
案内部が形成されており、前記可動片の両端側壁
の少なくとも下方部には前記ハウジングの前記案
内部に係合して前記ハウジングに対する前記可動
片の移動を案内するための挿入ガイド部が形成さ
れており、前記各接触子は、前記ハウジングの底
壁にて固定され前記ハウジングの内側壁に沿つて
前記開口の方へ延長するほゞくの字状の弾性接触
舌片を有しており、該弾性接触舌片の上端は、前
記可動片の一側面によつて作用される可動片作用
部となつており、該可動片作用部より相当下方に
位置する前記弾性接触舌片の中間部の前記ハウジ
ングの前記内側壁の方へ突出した突部は、前記フ
レキシブルプリント基板の導体部と接触しうる接
触部となつており、前記接触部は、前記可動片を
前記ハウジングの前記開口から最大に引き出した
状態にて、前記ハウジングの前記内側壁との間に
前記フレキシブルプリント基板の導体部を含む厚
さよりわずかに大きな間隙を残すようになつてお
り、前記可動片の前記一側面の上部には、前記可
動片を前記ハウジング内へ押し入れるとき前記弾
性接触舌片の前記可動片作用部に対して作用し前
記可動片の前記ハウジング内への挿入を完全に終
了したとき前記接触部と前記ハウジングの前記内
側壁との間の間隙が前記フレキシブルプリント基
板の導体部を含む厚さより小さくなるように前記
弾性接触舌片を、前記ハウジングの底壁を支点と
して偏移させる傾斜部が設けられており、前記可
動片を前記ハウジングの前記開口から最大に引き
出した状態にて前記フレキシブルプリント基板を
前記開口を通して前記ハウジングの前記内側壁と
前記接触部との間に挿入した状態にて、前記可動
片を前記ハウジング内へと押し入れるとき、前記
接触部にて前記各接触子と前記フレキシブルプリ
ント基板の各導体部との電気的接触がなされるよ
うにしたことを特徴とする。
クタは、上面が開口したハウジングと、該ハウジ
ングに結線すべきフレキシブルプリント基板の導
体部の配列ピツチに等しい間隔を置いて配列固定
された複数個の接触子と、前記ハウジングの前記
開口から引き出されたり押し入れられたりしうる
ように前記ハウジングに組み合わされる可動片と
を備えており、前記ハウジングの両端内側壁には
案内部が形成されており、前記可動片の両端側壁
の少なくとも下方部には前記ハウジングの前記案
内部に係合して前記ハウジングに対する前記可動
片の移動を案内するための挿入ガイド部が形成さ
れており、前記各接触子は、前記ハウジングの底
壁にて固定され前記ハウジングの内側壁に沿つて
前記開口の方へ延長するほゞくの字状の弾性接触
舌片を有しており、該弾性接触舌片の上端は、前
記可動片の一側面によつて作用される可動片作用
部となつており、該可動片作用部より相当下方に
位置する前記弾性接触舌片の中間部の前記ハウジ
ングの前記内側壁の方へ突出した突部は、前記フ
レキシブルプリント基板の導体部と接触しうる接
触部となつており、前記接触部は、前記可動片を
前記ハウジングの前記開口から最大に引き出した
状態にて、前記ハウジングの前記内側壁との間に
前記フレキシブルプリント基板の導体部を含む厚
さよりわずかに大きな間隙を残すようになつてお
り、前記可動片の前記一側面の上部には、前記可
動片を前記ハウジング内へ押し入れるとき前記弾
性接触舌片の前記可動片作用部に対して作用し前
記可動片の前記ハウジング内への挿入を完全に終
了したとき前記接触部と前記ハウジングの前記内
側壁との間の間隙が前記フレキシブルプリント基
板の導体部を含む厚さより小さくなるように前記
弾性接触舌片を、前記ハウジングの底壁を支点と
して偏移させる傾斜部が設けられており、前記可
動片を前記ハウジングの前記開口から最大に引き
出した状態にて前記フレキシブルプリント基板を
前記開口を通して前記ハウジングの前記内側壁と
前記接触部との間に挿入した状態にて、前記可動
片を前記ハウジング内へと押し入れるとき、前記
接触部にて前記各接触子と前記フレキシブルプリ
ント基板の各導体部との電気的接触がなされるよ
うにしたことを特徴とする。
実施例
次に、添付図面の第3図から第11図に基づい
て本考案の実施例について本考案をより詳細に説
明する。
て本考案の実施例について本考案をより詳細に説
明する。
第3図は、本考案による一実施例としてのフレ
キシブルプリント基板用コネクタを示す斜視図で
ある。第3図に示されるように、この実施例のフ
レキシブルプリント基板用コネクタは、上面が開
口したハウジング50と、このハウジング50に
結線すべきフレキシブルプリント基板の導体部の
配列ピツチに等しい間隔を置いて配列固定された
複数個の接触子60と、ハウジング50の開口5
1から引き出されたり押し入れられたりしうぬよ
うにハウジング50に組み合わされる可動片70
とを備えている。これらのハウジング50及び可
動片70は、プラスチツク材料等の絶縁材料で形
成され、接触子60は、バネ性のある導電性材料
で形成されるとよい。
キシブルプリント基板用コネクタを示す斜視図で
ある。第3図に示されるように、この実施例のフ
レキシブルプリント基板用コネクタは、上面が開
口したハウジング50と、このハウジング50に
結線すべきフレキシブルプリント基板の導体部の
配列ピツチに等しい間隔を置いて配列固定された
複数個の接触子60と、ハウジング50の開口5
1から引き出されたり押し入れられたりしうぬよ
うにハウジング50に組み合わされる可動片70
とを備えている。これらのハウジング50及び可
動片70は、プラスチツク材料等の絶縁材料で形
成され、接触子60は、バネ性のある導電性材料
で形成されるとよい。
第4図は、第3図のフレキシブルプリント基板
用コネクタが適用されうるフレキシブルプリント
基板を平面的に示している。第4図に示すよう
に、フレキシブルプリント基板80には、前述し
たような配列ピツチにて複数の導体部81が設け
られている。
用コネクタが適用されうるフレキシブルプリント
基板を平面的に示している。第4図に示すよう
に、フレキシブルプリント基板80には、前述し
たような配列ピツチにて複数の導体部81が設け
られている。
第5図は、第3図のフレキシブルプリント基板
用コネクタのハウジング50に対して可動片70
を組みつけて可動片70を開口51から最大に引
き出した状態を示す横断面図である。この第5図
及び第3図に示されるように、ハウジング50の
両端内側壁には、案内部としての案内溝52が形
成されている。更に、ハウジング50の両端外側
壁には、可動片離脱防止用の肩部53が形成され
ている。可動片70の両端側壁の下方部から上方
部に向つて、ハウジング50の案内溝52に係合
してハウジング50に対する可動片70の移動を
案内するための挿入ガイド部としての挿入ガイド
突条部71が形成されている。更に、可動片70
の両端側壁には、ハウジング50の肩部53に対
してハウジング50の内部から係合して可動片7
0がハウジング50の開口51から容易に抜け出
してしまうのを防止するための可動片離脱防止用
突起72が設けられている。
用コネクタのハウジング50に対して可動片70
を組みつけて可動片70を開口51から最大に引
き出した状態を示す横断面図である。この第5図
及び第3図に示されるように、ハウジング50の
両端内側壁には、案内部としての案内溝52が形
成されている。更に、ハウジング50の両端外側
壁には、可動片離脱防止用の肩部53が形成され
ている。可動片70の両端側壁の下方部から上方
部に向つて、ハウジング50の案内溝52に係合
してハウジング50に対する可動片70の移動を
案内するための挿入ガイド部としての挿入ガイド
突条部71が形成されている。更に、可動片70
の両端側壁には、ハウジング50の肩部53に対
してハウジング50の内部から係合して可動片7
0がハウジング50の開口51から容易に抜け出
してしまうのを防止するための可動片離脱防止用
突起72が設けられている。
ハウジング50に配設される各接触子60は、
ハウジング50の底壁に設けられた接触子固定孔
54に挿入固定されており、各接触子60は、第
6図及び第7図の部分拡大側面図及び部分拡大正
面図によく示されているように、ハウジング50
の内側壁50Aに沿つて開口51の方へ延長する
ほゞくの字状の弾性接触舌片61と、接触子60
をハウジング50の接触子固定孔54に固定する
ための固定部62と、結線部63とを主として有
している。弾性接触舌片61の上端は、可動片7
0の一側面によつて作用される可動片作用部61
Aとなつており、また、弾性接触舌片61の中間
部のハウジング50の内側壁50Aの方へ突出し
た突部は、フレキシブルプリント基板80の導体
部81と接触しうる接触部61Bとなつている。
固定部62には、ハウジング50の接触子固定孔
54の内壁に食い込んで接触子60をハウジング
50に対してて確実に固定するための突起62A
が設けられている。接触子60のこれらの可動片
作用部61A、接触部61B及び突起62Aは、
打ち出し加工によつて形成されるとよい。特に、
接触部61Bは、このようにすると、導体部81
に対する接触の際にクリーニング効果が得られ、
接触面積が増すので、より確実な電気的接触を得
ることができる。接触部61Bは、第5図に示す
ように、可動片70をハウジング50の開口51
から最大に引き出した状態にて、ハウジング50
の内側壁50Aとの間に、フレキシブルプリント
基板80の導体部81を含む厚さよりわずかに大
きな間隙を残すようになつている。
ハウジング50の底壁に設けられた接触子固定孔
54に挿入固定されており、各接触子60は、第
6図及び第7図の部分拡大側面図及び部分拡大正
面図によく示されているように、ハウジング50
の内側壁50Aに沿つて開口51の方へ延長する
ほゞくの字状の弾性接触舌片61と、接触子60
をハウジング50の接触子固定孔54に固定する
ための固定部62と、結線部63とを主として有
している。弾性接触舌片61の上端は、可動片7
0の一側面によつて作用される可動片作用部61
Aとなつており、また、弾性接触舌片61の中間
部のハウジング50の内側壁50Aの方へ突出し
た突部は、フレキシブルプリント基板80の導体
部81と接触しうる接触部61Bとなつている。
固定部62には、ハウジング50の接触子固定孔
54の内壁に食い込んで接触子60をハウジング
50に対してて確実に固定するための突起62A
が設けられている。接触子60のこれらの可動片
作用部61A、接触部61B及び突起62Aは、
打ち出し加工によつて形成されるとよい。特に、
接触部61Bは、このようにすると、導体部81
に対する接触の際にクリーニング効果が得られ、
接触面積が増すので、より確実な電気的接触を得
ることができる。接触部61Bは、第5図に示す
ように、可動片70をハウジング50の開口51
から最大に引き出した状態にて、ハウジング50
の内側壁50Aとの間に、フレキシブルプリント
基板80の導体部81を含む厚さよりわずかに大
きな間隙を残すようになつている。
可動片70の一側面には、縦方向に延びて複数
の接触子受入溝73を画定するための区画壁74
が形成されている。各接触子受入溝73の底壁7
3Aの上部には、可動片70をハウジング50内
へ押し入れるとき弾性接触舌片61の可動片作用
部61Aに対して作用し可動片70のハウジング
50内への挿入を完全に終了したとき接触部61
Bとハウジング50の内側壁50Aとの間の間隙
がフレキシブルプリント基板80の導体部81を
含む厚さより小さくなるように弾性接触舌片61
を偏移させる傾斜部73Bが設けられている。
の接触子受入溝73を画定するための区画壁74
が形成されている。各接触子受入溝73の底壁7
3Aの上部には、可動片70をハウジング50内
へ押し入れるとき弾性接触舌片61の可動片作用
部61Aに対して作用し可動片70のハウジング
50内への挿入を完全に終了したとき接触部61
Bとハウジング50の内側壁50Aとの間の間隙
がフレキシブルプリント基板80の導体部81を
含む厚さより小さくなるように弾性接触舌片61
を偏移させる傾斜部73Bが設けられている。
次に、このような構成のフレキシブルプリント
基板用コネクタの操作について、特に、第8図か
ら第11図を参照して説明する。
基板用コネクタの操作について、特に、第8図か
ら第11図を参照して説明する。
このフレキシブルプリント基板用コネクタに対
してフレキシブルプリント基板を接続するには、
先ず、第5図に示したように、可動片70の挿入
ガイド突条部71がハウジング50の案内溝52
に嵌合し且つ可動片70の可動片離脱防止用突起
72がハウジング50の肩部53の下の溝53A
に内側から嵌合するようにして、ハウジング50
へ可動片70を組み合わせた後、突起72が肩部
53に当接する最大引き出し位置まで可動片70
をハウジング50の開口51から引き出しておい
て、フレキシブルプリント基板80を開口51を
通してハウジング50の内側壁50Aと接触部6
1Bとの間に挿入した状態とする。この状態を第
8図に斜視図にて示し、且つ第10図に横断面図
にて示している。
してフレキシブルプリント基板を接続するには、
先ず、第5図に示したように、可動片70の挿入
ガイド突条部71がハウジング50の案内溝52
に嵌合し且つ可動片70の可動片離脱防止用突起
72がハウジング50の肩部53の下の溝53A
に内側から嵌合するようにして、ハウジング50
へ可動片70を組み合わせた後、突起72が肩部
53に当接する最大引き出し位置まで可動片70
をハウジング50の開口51から引き出しておい
て、フレキシブルプリント基板80を開口51を
通してハウジング50の内側壁50Aと接触部6
1Bとの間に挿入した状態とする。この状態を第
8図に斜視図にて示し、且つ第10図に横断面図
にて示している。
次に、可動片70をハウジング50内へと押し
入れると、接触部61Bにて各接触子60とフレ
キシブルプリント基板80の各導体部81との電
気的接触がなされる。この状態を、第9図に斜視
図、第11図に横断面図にて示している。
入れると、接触部61Bにて各接触子60とフレ
キシブルプリント基板80の各導体部81との電
気的接触がなされる。この状態を、第9図に斜視
図、第11図に横断面図にて示している。
考案の効果
本考案のフレキシブルプリント基板用コネクタ
は、前述したように、可動片70の傾斜部73B
を中央部以上に設け、下部を挿入ガイド71とし
たことにより、可動片70が完全にガイドされた
後初めて端子に負荷が加わるようにしているの
で、余分な負荷が接触子60に加えられない。ま
た、そのために、第1図に示すような引出し寸法
Aを小さくすることができる。
は、前述したように、可動片70の傾斜部73B
を中央部以上に設け、下部を挿入ガイド71とし
たことにより、可動片70が完全にガイドされた
後初めて端子に負荷が加わるようにしているの
で、余分な負荷が接触子60に加えられない。ま
た、そのために、第1図に示すような引出し寸法
Aを小さくすることができる。
更にまた、本考案では、可動片70の傾斜部7
3Bとの接触子60の可動片作用部61Aを高い
位置にしたので、可動片70の挿入力を小さく抑
えることができる。この点、第6図を参照して更
に詳細に説明しておく。本考案における接触子6
0は、可動片作用点61Aと接触部61Bとを同
一レベルの点とせず、距離l1だけレベルを異なら
せている。この可動片作用力Wと接触部圧力Rと
の間には、R=(1+3/2・l1/l2)Wなる関係
が成り立 つ。こゝで、l2は、ハウジングの底壁から接触部
61Bまでの距離である。この関係から明らかな
ように、l1:l2=1:2ではR=1.75W、l1:l2=
1:1ではR=2.5Wとなり、従つて、WとRと
の間にレベル差l1を設けることによつて、小さい
作用力Wで大きい接触圧力Rを得ることができ
る。
3Bとの接触子60の可動片作用部61Aを高い
位置にしたので、可動片70の挿入力を小さく抑
えることができる。この点、第6図を参照して更
に詳細に説明しておく。本考案における接触子6
0は、可動片作用点61Aと接触部61Bとを同
一レベルの点とせず、距離l1だけレベルを異なら
せている。この可動片作用力Wと接触部圧力Rと
の間には、R=(1+3/2・l1/l2)Wなる関係
が成り立 つ。こゝで、l2は、ハウジングの底壁から接触部
61Bまでの距離である。この関係から明らかな
ように、l1:l2=1:2ではR=1.75W、l1:l2=
1:1ではR=2.5Wとなり、従つて、WとRと
の間にレベル差l1を設けることによつて、小さい
作用力Wで大きい接触圧力Rを得ることができ
る。
更にまた、本考案における接触子60の形状
は、ベローズ形状とは違つて幅寸法を小さくでき
るので、コネクタ全体の厚みを小さくできる。
は、ベローズ形状とは違つて幅寸法を小さくでき
るので、コネクタ全体の厚みを小さくできる。
添付図面の第1図及び第2図は従来のフレキシ
ブルプリント基板用コネクタの一例を示す概略断
面図、第3図は本考案のフレキシブルプリント基
板用コネクタの一実施例を示す斜視図、第4図は
フレキシブルプリント基板の一例を示す部分平面
図、第5図は第3図のコネクタのハウジングに対
して可動片を最大に引き出した状態を示す横断面
図、第6図及び第7図は第3図のコネクタにおけ
る接触子を詳細に示すための部分拡大側面図及び
部分拡大正面図、第8図は第3図のコネクタに対
してフレキシブルプリント基板を挿着した状態を
示す斜視図、第9図は第3図のコネクタに対して
フレキシブルプリント基板を接続完了した状態を
示す斜視図、第10図は第8図の状態のコネクタ
の横断面図、第11図は第9図の状態のコネクタ
の横断面図である。 50……ハウジング、50A……内側壁、51
……開口、52……案内溝、60……接触子、6
1……弾性接触舌片、61A……可動片作用部、
61B……接触部、70……可動片、71……挿
入ガイド突条部、73……接触子受入溝、73A
……底壁、73B……傾斜部、80……フレキシ
ブルプリント基板、81……導体部。
ブルプリント基板用コネクタの一例を示す概略断
面図、第3図は本考案のフレキシブルプリント基
板用コネクタの一実施例を示す斜視図、第4図は
フレキシブルプリント基板の一例を示す部分平面
図、第5図は第3図のコネクタのハウジングに対
して可動片を最大に引き出した状態を示す横断面
図、第6図及び第7図は第3図のコネクタにおけ
る接触子を詳細に示すための部分拡大側面図及び
部分拡大正面図、第8図は第3図のコネクタに対
してフレキシブルプリント基板を挿着した状態を
示す斜視図、第9図は第3図のコネクタに対して
フレキシブルプリント基板を接続完了した状態を
示す斜視図、第10図は第8図の状態のコネクタ
の横断面図、第11図は第9図の状態のコネクタ
の横断面図である。 50……ハウジング、50A……内側壁、51
……開口、52……案内溝、60……接触子、6
1……弾性接触舌片、61A……可動片作用部、
61B……接触部、70……可動片、71……挿
入ガイド突条部、73……接触子受入溝、73A
……底壁、73B……傾斜部、80……フレキシ
ブルプリント基板、81……導体部。
Claims (1)
- 上面が開口したハウジングと、該ハウジングに
結線すべきフレキシブルプリント基板の導体部の
配列ピツチに等しい間隔を置いて配列固定された
複数個の接触子と、前記ハウジングの前記開口か
ら引き出されたり押し入れられたりしうるように
前記ハウジングに組み合わされる可動片とを備え
ており、前記ハウジングの両端内側壁には案内部
が形成されており、前記可動片の両端側壁の少な
くとも下方部には前記ハウジングの前記案内部に
係合して前記ハウジングに対する前記可動片の移
動を案内するための挿入ガイド部が形成されてお
り、前記各接触子は、前記ハウジングの底壁にて
固定され前記ハウジングの内側壁に沿つて前記開
口の方へ延長するほぼくの字状の弾性接触舌片を
有しており、該弾性接触舌片の上端は、前記可動
片の一側面によつて作用される可動片作用部とな
つており、該可動片作用部より相当下方に位置す
る前記弾性接触舌片の中間部の前記ハウジングの
前記内側壁の方へ突出した突部は、前記フレキシ
ブルプリント基板の導体部と接触しうる接触部と
なつており、前記接触部は、前記可動片を前記ハ
ウジングの前記開口から最大に引き出した状態に
て、前記ハウジングの前記内側壁との間に前記フ
レキシブルプリント基板の導体部を含む厚さより
わずかに大きな間隙を残すようになつており、前
記可動片の前記一側面の上部には、前記可動片を
前記ハウジング内へ押し入れるとき前記弾性接触
舌片の前記可動片作用部に対して作用し前記可動
片の前記ハウジング内への挿入を完全に終了した
とき前記接触部と前記ハウジングの前記内側壁と
の間の間隙が前記フレキシブルプリント基板の導
体部を含む厚さより小さくなるように前記弾性接
触舌片を、前記ハウジングの底壁を支点として偏
移させる傾斜部が設けられており、前記可動片を
前記ハウジングの前記開口から最大に引き出した
状態にて前記フレキシブルプリント基板を前記開
口を通して前記ハウジングの前記内側壁と前記接
触部との間い挿入した状態にて、前記可動片を前
記ハウジング内へと押し入れるとき、前記接触部
にて前記各接触子と前記フレキシブルプリント基
板の各導体部との電気的接触がなされるようにし
たことを特徴とするフレキシブルプリント基板用
コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983103557U JPS6012282U (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | フレキシブルプリント基板用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983103557U JPS6012282U (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | フレキシブルプリント基板用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6012282U JPS6012282U (ja) | 1985-01-28 |
JPS6142289Y2 true JPS6142289Y2 (ja) | 1986-12-01 |
Family
ID=30243550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983103557U Granted JPS6012282U (ja) | 1983-07-04 | 1983-07-04 | フレキシブルプリント基板用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012282U (ja) |
-
1983
- 1983-07-04 JP JP1983103557U patent/JPS6012282U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6012282U (ja) | 1985-01-28 |
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