JPS6142140B2 - - Google Patents

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JPS6142140B2
JPS6142140B2 JP1586379A JP1586379A JPS6142140B2 JP S6142140 B2 JPS6142140 B2 JP S6142140B2 JP 1586379 A JP1586379 A JP 1586379A JP 1586379 A JP1586379 A JP 1586379A JP S6142140 B2 JPS6142140 B2 JP S6142140B2
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JP
Japan
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input member
rotational speed
gear
input
control device
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JP1586379A
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Taro Tanaka
Kazuma Matsui
Yoshuki Hatsutori
Koji Kanehara
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は入力部材と出力部材との間に機械的に
結合されるように設置され、入力部材の回転数が
高速になつても出力部材の回転数が所定の回転数
以上にならないように作動する定速伝達装置等に
応用できる動力伝達装置に関するものである。
一般に原動機械によつて駆動される従動機械
は、直結またはベルト掛けして駆動されるので、
原動機械の回転数に対応してその回転数は非常に
高いものとなる。しかしながら、例えば原動機械
たる内燃機関により駆動されるパワステアリング
ポンプ、クーラ用コンプレツサ等については、内
燃機関の回転数にかかわらず、また負荷の変動に
かかわらず一定回転数が要求される場合が多い。
本発明は上記の問題点に鑑みて、第1入力部材
(原動機の軸)の回転速度が変化するとき、変速
比を例えば2段に自動的に切換えて、第2の入力
部材の回転速度変化を小さい範囲に保つた状態と
し、更に出力側に負荷変動があつても、出力部材
の回転数を略一定に制御できる効率の良い動力伝
達装置を提供することを目的とするものである。
以下、本発明装置の第1実施例について説明す
る。先ず、この実施例の装置を概略的に説明す
る。第1図において、第1入力部材2と第2入力
部材7との間に一方向クラツチ15および変速ギ
ヤ10,11,12,81と第1入力部材2の回
転速度に応じて流通流体量を調整する制御装置を
配設した第1の容積型ポンプを使用したクラツチ
機構100Aを設け、かつ第2入力部材7と出力
部材221との間に出力部材221の回転速度に
応じて流通流体量を調整する制御装置を有する第
2の容積型ポンプ100Bを設け、上記流体量の
加減により第1及び第2の容積型ポンプ100
A,100Bを作動あるいは不作動となして、第
1入力部材2の回転速度変動に対して第2入力部
材7は、第1入力部材2のある設定回転数で変速
比に応じて減速され、かつ出力部材221は所定
の回転数に略一定に制御される損失動力の小さい
効率の良い装置を得るものである。
そして、第1入力部材2の回転速度が小さい範
囲では、第1の容積型ポンプ100A内に配設さ
れた流体通路の吐出側の制御装置は吐出通路を閉
のまま状態に保たれ、一方、吸入側の制御装置は
吸入通路は開のままの状態に保たれるため、第1
の容積型ポンプ100Aのギヤーはのりづけされ
た状態になり、該ギヤーと一体になつている第2
入力部材7は第1入力部材2と同一回転速度とな
る。この時一方向クラツチ15は切れた状態とな
る。更に、第2の容積型ポンプ100B内に配設
された流体通路の吐出側の制御装置は吐出通路を
閉のままの状態に保つことにより、上記と同様に
該ポンプ100Bのギヤーはのりづけ状態とな
り、従動ギヤーを支えているケーシング(出力部
材221と一体である)は第2入力部材7と一体
である主ギヤーと同一回転速度になる。従つて、
ケーシングと一体になつている出力部材221
も、第2入力部材7と同一回転速度になり、第1
入力部材2、第2入力部材7、出力部材221は
すべて同一回転速度となる。
次に第1入力部材2の回転速度が上記の場合よ
りも少し大きい範囲では、第1の容積型ポンプ1
00Aの作動は全く上記と同一であり、一方向ク
ラツチ15も切れた状態であるが、第2の容積型
ポンプ100Bの吐出側の制御装置が作動して、
吐出通路の開口面積を制御するため、主ギヤーと
ケーシング即ち出力部材221は滑ることにな
り、これにより、該出力部材221は一定の設定
回転速度で回転する。その際、第1と第2入力部
材2,7は同一回転速度である。
又、第1入力部材2の回転速度が更に上記の場
合よりも大きくなつた範囲では、第1の容積型ポ
ンプ100Aの吐出側制御装置は設定回転数で作
動して吐出通路の開口面積を大きく開け、一方、
吸入側の制御装置は同時に作動して吸入通路をほ
とんど閉にするため、第1の容積型ポンプ100
Aは吐出側に高圧を発生せず、単にギヤの組合せ
の状態になるため、第2入力部材7の回転速度が
急激に小さくなつて、第1入力部材2に対して設
定された変速比まで第2入力部材7が減速され
る。すると、一方向クラツチ15は連結状態にな
り、第1入力部材2に対し第2入力部材7は一定
の変速比で回転する。他方、第2の容積型ポンプ
100Bの各制御装置は上記と同様の作動をして
出力部材221は一定の回転速度で回転してい
る。即ち、第2入力部材7は第1入力部材2の回
転速度上昇に伴つて、第1設定回転速度で変速さ
れた状態になり、出力部材221は、前記第1設
定回転速度よりも小さい一定の第2設定回転速度
に制御されることにより、第2の容積型ポンプ1
00B内で生ずる滑りによる損失動力を小さくで
きるところの効率の良い略一定回転速度に制御可
能な動力伝達装置を得るものである。
以下、具体的に本発明の実施例として、自動車
の内燃機関とクーラ用コンプレツサーを連結し、
かつ容積型ポンプとして歯車ポンプを用いた動力
伝達装置について説明する。
第2図において、イは内燃機関、ロはクランク
シヤフト(図示せず)に連結された動力伝達装置
である。ハはクーラ用コンプレツサー、ニは冷却
フアンで、これ等はベルトホにより動力伝達装置
ロに連結され、該装置ロを介してクランクシヤフ
トの回転が伝達されるようになされている。
次に、第3図ないし第5図において、1は内燃
機関のクランクシヤフトでキー3により第1入力
部材2に一体的に固着されている。4はサイドハ
ウジングで第1入力部材2と一体固着され(な
お、矢印A部は一体固着を模式的に示す。)内部
にベアリング6を介して第1主歯車5が回転自在
に支えられている。7は第2入力部材で、第1主
歯車5と噛合し、第1のポンプ100A(第1
図)を形成する内歯の第1従動歯車71を有して
いる。
更に、前記第2入力部材7はその右端にねじ部
72を有しナツト27が前記ねじ部72にねじ込
まれている。そして、スラストベアリング26と
ベアリング17とを介して第2入力部材7は第1
入力部材2と相対的に回転可能になつている。
又、第2入力部材7は油溜室28につながつてい
る連絡通路73を有する。
8は伝動軸で第2入力部材7に一体固着されて
おりギヤー81を有している。そして、この伝動
軸8はベアリング9を介して第1入力部材2に対
して回転自在に設けられている。10はギヤであ
つてギヤ81と噛合し、かつ、このギヤ10はギ
ヤ11と一体化されており、固定ハウジング13
に設けられたシヤフト131にベアリング14を
介して回転自在に軸支されている。12はギヤで
ギヤ11と噛合し、かつ一方向クラツチ15の外
輪と連結されている。そして、一方向クラツチ1
5の内輪は第1入力部材2に連結されている。1
6はベアリングである。18は第2主歯車でキー
19により第2入力部材7に一体的に固着されて
いる。20は第2従動歯車で、第2主歯車18と
噛合し第2のポンプ100B(第1図)に形成し
ている。そして、この第2従動歯車20はベアリ
ング21を介してケーシング22および該ケーシ
ング22と一体固着されているサイドケーシング
23内で回転自在に支えられている。尚、ケーシ
ング22はベアリング24により第2入力部材7
と相対回転可能になつており、プーリ部221を
有している。
25はカバーでケーシング22と一体固着され
第1および第2ポンプ100A,100B(第1
図)に使用する油の油溜室28を形成している。
第4図の29は第1の吸入通路で吸入制御装置
(Gs)31により流体吸入量が制御される。33
は吸入導通路で吸入制御装置31と連絡通路73
とを連通しており、いずれも第1入力部材2内に
配設されている。30は第1の吐出通路で第1吐
出制御装置(GD1)32により流体吐出量が制御
される。34は第1吐出導通路で第1吐出制御装
置32と油溜室28とを連通しており、同様にい
ずれも第1入力部材2内に配設されている。
第5図の35は第2の吸入通路で一端はポンプ
部に他端は油溜室28に連通している。36は第
2の吐出通路で第2吐出制御装置(GD2)37に
より流体吐出量が制御される。38は第2吐出導
通路で第2吐出制御置37と油溜室28とを連通
しておりサイドケーシング23内に配設されてい
る。
次に第5図で模式的に示した制御装置の構造を
具体的に第6図により説明する。ここでは第2吐
出制御装置37によつて示すが、第4図の吸入制
御装置31、第1吐出制御装置32も同様の構造
でよいため、それらの説明は省略する。
第6図の371は遠心ガバナーで、サイドケー
シング23に固定されたピン323に回転自在に
とりつけられており、サイドケーシング23内に
設けられた収納室231内にある。372はスプ
ールでスプリング373により押圧されて遠心ガ
バナー371と一体になつて作動するようになつ
ている。233はサイドケーシング23に設けら
れた座ぐりでポンプの吐出圧力がスプール372
に均一にかかるようになつている。234はサイ
ドケーシングに設けられた作動空間で、遠心ガバ
ナー371とスプール372の遠心力がスプリン
グ373の力に打勝つて、作動空間234内を移
動する。そして、その結果スプール372に設け
られた吐出口372aと座ぐり233とが連通
し、吐出口372aの開口面積を制御し、流体吐
出量を制御するようになつている。ただし、吸入
制御装置31(第4図)の場合は、吐出口372
aに相当する吸入口が、不作動時には第1吸入通
路29に全開しており、作動時にはほとんど全閉
となるような位置にスプール372を設ければよ
い。
次に、上記のごとく構成した本動力伝達装置の
作動について説明する。内燃機関イの運転により
クランクシヤフト1が回転して動力伝達装置が作
動し、これをベルトホにより連結されたクーラ用
コンプレツサーハおよびフアンニが回転する。こ
のとき、内燃機関イのクランクシヤフト1が設定
回転数以上になつても、動力伝達装置ロの回転数
が所定に維持されることによりクーラ用コンプレ
ツサハ、フアンニの回転数は所定回転数以上とは
ならないのである。
まず、第7図により簡単に説明する。クランク
シヤフト1の回転数増加と共に第1入力部材2は
O−A−B−Fに沿つて、クランクシヤフト1と
1対1で上昇していくが、第2入力軸7はO−A
−Bに沿つて1対1で上昇する。しかし、B点で
変速(減速されて、C点になり以下C−Dの様に
ギヤ10,11,12,81で決定される変速比
で変速された状態になる。更に、プーリ部221
(出力部材)はO−Aのように1対1で上昇後、
A点で第2吐出制御装置37(第5図)が作動し
て以下A−C−Eの如く一定の回転数に制御され
るのである。
以下詳細に説明する。クランクシヤフト1が回
転することにより、矢印f方向に第1入力部材2
がこれと一体回転する。これに伴ない第1主歯車
5が自転しながら、同一方向に同一回転数で公転
し、第1従動歯車71との間でポンプ作用が行わ
れ、送給されたオイルの圧力は上昇し、その圧力
に比例した力が反力となつて、第1従動歯車71
を第1入力部材2と同方向に回転せしめる。この
時、第1入力部材2の回転数がA点以下の回転数
では吸入制御装置31及び第1吐出制御装置32
が共に不作動のため、第1吐出通路30は密閉状
態で、かつ第1吸入通路29は全開状態となり、
いわゆるのりづけの状態となつて、第1主歯車5
の自転は止まり第1従動歯車71は第1入力部材
2と同一、同方向の回転数となる。従つて、第1
従動歯車71と一体固着されている第2入力部材
7も第1入力部材2と1対1で回転することにな
る。
その時、第2入力部材7と一体固着されている
ところのギヤ81も第1入力部材2と1対1で回
転しており、例えばA〔rpm〕となる。その際、
ギヤ12,11,10,81の歯数を夫々T1
(32)、U1(11)、U2(8)、T2(35)とすると、ギヤ1
2の回転数はT・U/T・U×A〔rpm〕とな
り、35×11/32×8 ×A≒1.5A〔rpm〕となる。ところが、第1入力
部材2の回転数はA〔rpm〕であるから、一方向
クラツチ15の外輪の方が内輪よりも回転速度が
大きいため、該クラツチ15は切れた状態にな
り、第1入力部材2からギヤ12へは動力は伝達
されない。第2入力部材7が回転することによ
り、第2入力部材7に固着された第2主歯車18
が一体回転し、また第2主歯車18に噛合する第
2従動歯車20がサイドケーシング23に対し相
対回転するが、第2吐出制御装置37が不作動な
ため第2吐出通路36は密閉状態になり、のりづ
け状態となつてサイドケーシング23及びそれと
一体固着されているケーシング22のプーリ部2
21は第2入力軸7と1対1で回転することにな
る。
次に、第1入力部材2の回転数が第7図のAな
いしB点の時の回転数では、第1のポンプ部10
0Aすなわち5,71では前記A点までの作動と
全く同じで第2入力部材7は第1入力部材2と1
対1で回転する。しかしながら、第2のポンプ部
100Bすなわち20,23では、遠心ガバナー
371及びスプール372の遠心力の合力が作用
して、スプリング373の付勢力に抗して、スプ
ール372が移動し、第2吐出通路36が開路
し、オイルを油溜室28へ制御流出せしめること
により、オイル吐出圧が調整されて、第2入力部
材7の回転数がA点を越えても、出力側のケーシ
ング22の回転数は所定の一定回転数に保持され
るわけである。
更に、第1入力部材2の回転数がB点を越える
と、吸入制御装置31及び第1吐出制御装置32
が共に作動し、第1吐出通路30は開放状態とな
り、かつ、第1吸入通路29はほぼ密閉状態とな
るので、第1ポンプ内のオイル圧力は非常に小さ
くなり、ほとんどポンプとしての機能はなくな
り、単なるギヤ速になるため、第1主歯車5は公
転と共に自転することになり、第1従動歯車71
へ動力は伝達されず、回転数はどんどん小さくな
つていく。即ち、第2入力部材7の回転数がB点
からC点へ向つて小さくなると、第2入力部材7
に一体固着されたギヤ81の回転数も小さくな
り、C点まで下ると、CP/BP≒1.5の関係になつて
い るから、ギヤ81の回転数は第1入力部材2の回
転数の1/1.5になる。ところが、この場合、ギヤ1 2の回転数はギヤ81と前述の歯数関係にあるた
め、第1入力部材2の回転数と同一になる。従つ
て、一方向クラツチ15の外輪と内輪が同一の回
転速度になり、クラツチ15は連結され、動力が
第1入力部材2より一方向クラツチ15、ギヤ1
2、ギヤ11、ギヤ10、ギヤ81、第2入力部
材7へと伝達され、第2入力部材7は変速比(こ
の一実施例の場合1.5)に従つて、C点からD点
の回転速度となる。一方、第2のポンプ100B
の作動は、前記第1入力部材2の回転数がAない
しB点の時と全く同じになり、出力側のケーシリ
ング22の回転数は所定の一定回転数に保持され
CないしE点になるわけである。
なお、第2入力部材の変速機構は、上記一実施
例に限らず、例えば、回転速度センサーとクラツ
チの組合せを第1のポンプ機構の代りに用いるこ
ともできる。これを第2実施例として第8図で説
明する。第8図の原理図で、100は一般に用い
られている。電磁クラツチ、200は回転速度セ
ンサーで第1入力部材2の回転速度を検出するも
ので、第6図のOないしB点間では信号は出ず、
従つて、電磁クラツチ100はスプリング等の力
で押圧され、第1入力部材2と第2入力部材7は
連結の状態にあり、1対1の回転速度になつてい
る。その際、一方向クラツチ15は前述と同様に
切れた状態にある。次に、第1入力部材2の回転
数がB点を越えると、回転速度センサー200が
信号を出して電磁クラツチ100は切の状態にな
り、動力が伝達されなくなり、第2入力部材7の
回転速度が小さくなつていき、設定された変速比
まで下ると、一方向クラツチ15が作動して、一
方向クラツチ15とギヤ連とを通して動力が第2
入力部材7に伝達され、CないしD点のように変
速される。
次に、第3実施例としては、第1ポンプの代り
に、一般の遠心クラツチを用いても、第6図のB
ないしC点間でヒステリシスが生ずるけれども同
様の作用が得られる。
なお、上記各実施例は、いずれも第1ポンプ、
第2ポンプ共に容積型ポンプとして歯車ポンプを
用いたものであるが、ベーン型ポンプまたはプラ
ンジヤ型ポンプも使用できる。
以上述べたように、本発明においては、第1入
力部材と第2入力部材との動力伝達間に第1の一
方向クラツチ及び変速ギヤの組合せと、第1入力
部材の回転数に応じて第1入力部材と第2入力部
材の間の伝達動力を制御する第1のクラツチ機構
とを使用することにより、第2入力部材を第1入
力部材に対し高効率で変速(減速)させることが
でき、かつ、第2入力部材と出力部材との間に容
積型ポンプを使用し、該ポンプの流体通路の開度
を制御することにより、第1入力部材の回転数が
非常に高くなつても、第2入力部材でまず低い回
転数に下げられた後で、出力側は所定の回転数に
略一定に保持されるため、第2入力部材と出力部
材側の回転数の差は小さいものとなり、該回転数
の差に比例した損失動力を小さくすることがで
き、全体として高効率の動力伝達装置が得られる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1実施例を概略的に説
明するに供する原理図、第2図は前記本発明装置
の第1実施例を使用した自動車エンジン補機駆動
装置の外形図、第3図は第2図中に図示された本
発明になる動力伝達装置の一部断面側面図、第4
図は第3図図示の矢印B−B線に沿う模式的断面
図、第5図は第3図図示の矢印C−C線に沿う模
式的断面図、第6図は第5図に対応する詳細断面
図、第7図は前記本発明装置の一実施例における
作動特性図、第8図は本発明装置の第2実施例を
示す原理図である。 2……第1入力部材、5……第1主歯車、7…
…第2入力部材、5,71又は100A……第1
のクラツチ機構となる第1の容積型ポンプ、1
0,11,12,81……変速ギヤ、15……一
方向クラツチ、20,23又は100B……第2
のクラツチ機構となる容積型ポンプ、31,32
……第1のクラツチ機構の流体量制御装置、37
……第2のクラツチ機構の流体量制御装置、71
……第1従動歯車、100……電磁クラツチ、2
00……回転速度センサー、221……出力部
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転動力が入力される第1入力部材、 前記第1入力部材から動力を伝達される第2入
    力部材、 前記第1入力部材と第2入力部材との間に設け
    られ前記第1入力部材の回転数に対して、前記第
    2入力部材の回転数を制御する第1のクラツチ機
    構、 該第1のクラツチ機構に対して並列的に前記第
    1入力部材と第2入力部材との間に設けられた変
    速ギヤおよび一方向クラツチ、 前記第2入力部材と出力部材との間に設けられ
    前記第2入力部材の回転数に対して、前記出力部
    材の回転数を制御することのできる第2のクラツ
    チ機構とを備え、 該第2のクラツチ機構は容積型ポンプと、前記
    出力部材の回転速度に応じて前記容積型ポンプの
    流体量を制御する流体量制御装置から成ることを
    特徴とする動力伝達装置。 2 前記第1のクラツチ機構は、前記第1入力部
    材内で回転する第1主歯車と前記第2入力部材に
    一体に固着され前記第1主歯車と噛合う第1従動
    歯車で形成された第1容積型ポンプと、前記第1
    入力部材の回転速度に応じて前記第1容積型ポン
    プの流体量を制御し、かつ、前記第1入力部材に
    設けられた流体量制御装置とから成ることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の動力伝達装
    置。 3 前記第1のクラツチ機構は前記第1入力部材
    の回転速度を検出する回転速度センサーと、該回
    転速度センサーからの電気信号に応じて作動する
    電磁クラツチとから成ることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の動力伝達装置。
JP1586379A 1979-02-13 1979-02-13 Driving gear Granted JPS55109855A (en)

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