JPS6142095B2 - - Google Patents

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JPS6142095B2
JPS6142095B2 JP14585878A JP14585878A JPS6142095B2 JP S6142095 B2 JPS6142095 B2 JP S6142095B2 JP 14585878 A JP14585878 A JP 14585878A JP 14585878 A JP14585878 A JP 14585878A JP S6142095 B2 JPS6142095 B2 JP S6142095B2
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JP
Japan
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switch
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transistor
circuit
starting
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JP14585878A
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Naochika Kokubo
Tsuneo Kawasaki
Fumio Ootsuka
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデイーゼルエンジンを駆動源とする冷
媒循環型冷却装置を備えた空気調和装置の制御装
置に関し、特に動力デイーゼルエンジンの起動停
止を簡単化するものであつて、例えばバス車両用
として走行用とは別の補助デイーゼルエンジンと
ともに構成される空気調和装置に適用して有効な
ものである。
従来例えば特開昭51−13035号公報に示される
ように、内燃機関(ガソリンエンジン)を駆動源
として冷凍車の冷凍機を自動運転するものが示さ
れています。
上記公報のものによれば、油圧の変化に応じて
内燃機関の作動状況を検出するなどして、内燃機
関の運転制御を行なうようになつているが、機関
起動の際の、冷凍サイクルに及ぼす影響について
は何ら対策がなされていない。
しかしながら、上記のような内燃機関を駆動源
として冷媒を循環させる冷却装置を用いて冷房を
行なう場合、機関駆動前に、最大冷房能力が要求
され、この要求に基づいて、高回転の状態で機関
起動を行なうと、機関が起動した瞬間に冷媒が急
激に循環され始めるため、循環経路に大きな圧力
がかかるなどして故障の原因となるという問題が
ある。また、このように高速回転で起動を行なう
ことは、内燃機関自身にとつても好ましくない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、
内燃機関起動時の異常作動を防止するため、起動
時は、要求されている冷房能力と無関係に起動を
行なうことを目的とする。
そこで本発明では、上記目的を達成するために
デイーゼルエンジンを駆動源とする冷媒循環型冷
却装置を備えた空気調和装置の制御装置におい
て、 被空調空間を所望の空調状態にすべく前記冷却
装置に冷房能力を決定する制御指令を出力する冷
房能力制御回路と、 前記冷却装置の起動用スイツチと、 通電によつて作動する前記デイーゼルエンジン
の起動部材と、 前記デイーゼルエンジンの油圧に応動しエンジ
ン回転数の予め定めた値を境界として開閉の切換
わる油圧作動スイツチと、 前記冷房能力制御回路を制御可能状態にする冷
却モードスイツチと、 前記起動用スイツチの投入により前記油圧作動
スイツチが低油圧検出信号を生じていることを条
件に一定の時間を限度として前記起動部材に通電
を行なう第1制御回路と、前記デイーゼルエンジ
ンの起動により前記油圧作動スイツチが高油圧検
出信号を生じていることを条件に前記冷却モード
スイツチをオンさせる第2制御回路という技術手
段を採用する。
以下本発明を図面に示す一実施例に基いて説明
する。一般的な補助エンジン駆動型冷却装置の機
械的な配置を示す第1図において、凝縮器1と圧
縮器4、および蒸発器を含む冷却器部5、および
圧縮器4を駆動する小型のデイーゼルエンジン3
等は一体型のフレーム6上に固定され、図示しな
い公知の冷媒配管を用いて冷媒循環サイクルを形
成している。そしてフレーム6は図示しないバス
車両床下に取付けられ、前記冷却器部5で得られ
た冷風にて車室内を冷房とする構造となつてい
る。
第1図の冷却装置に作動的に結合される電気制
御系を第2図に示す。前記冷却装置における冷房
能力の切替は、補助デイーゼルエンジン3の回転
数を電磁ソレノイド25,28の付・消勢の組み
合わせを変えることによつて変化せしめ、ペンチ
ユリー開度を変えて行なつている。そして特にソ
レノイド25,28の両方が付勢された場合はエ
ンジンが停止する機構となつている。
10はエンジン3の油圧に応動して開閉する油
圧作動スイツチで、デイーゼルエンジンの油量等
の検出のために用いてある公知の油圧スイツチの
作動圧力を変えることにより使用できる。デイー
ゼルエンジンの油圧をエンジン回転数と対比する
と、一般に第3図に示す特性33が得られる。実
施例で用いた補助エンジン式冷却装置の最低回転
数は前記圧縮器4などの負荷より1000rpm以上と
なつている。この実施例に示す冷却装置において
は、電磁ソレノイド25,28の両付勢を除く3
段階の切換えにより35,36,37で示される
3段の回転数で能力を制御することが可能であ
る。またエンジンのスタータ駆動時の回転数にお
ける油圧とのかねあいより油圧作動スイツチ10
の作動圧力を34で示される約2.5Kg/cm2に設定
しておくことにより、エンジンの起動をチエツク
する信号とすることができる。
つぎに第2図において装置全体の作動の要旨に
ついて説明を行なう。
まず冷却装置の起動用スイツチ8を閉成する
と、自己保持リレー38が制御回路7によつて付
勢され、接点39a,39bが閉じ、油圧ランプ
9が点燈するとともに線17を通して油圧作動ス
イツチ10にランプ9の負荷電流を流す。制御回
路7は、線17の電圧レベルが“0”レベルであ
るので、内蔵されたタイマーにより所定の時間、
例えば10秒間スタータ32および予熱ヒータ30
に通電させるため、各々リレーコイル12,13
を付勢し、それによりリレー接点31,29が閉
じられる。ここで10秒以内にエンジンが起動さ
れれば、前述のエンジン油圧が上昇し油圧作動ス
イツチ10が開放となり、それと同時にランプ9
およびリレー12,13への通電が切れ、また図
示しない冷却装置の制御回路への電源回路接点1
4aを閉じるためにリレー14が通電される。な
お、接点14a以下の制御回路には冷却能力の制
御や冷気の吹出し制御等の機能を行なわせること
ができる。
起動用スイツチ8の閉成後、10秒間たつても油
圧作動スイツチ10が開放されない場合、すわち
エンジン3が起動されないか十分な回転数に達し
ない場合には、リレーコイル16が5秒間通電さ
れそれによりリレー接点23,27が同時に閉
じ、電磁ソレノイド25,28を吸引してエンジ
ン3を停止させる。また同時に起動不良ランプ1
1が5秒間点燈しエンジンの起動不良を知らせ
る。
冷却装置が作動した後停止のために起動用スイ
ツチ8が開放されると、油圧作動スイツチ10が
閉じるまでリレー16を通電し付勢してエンジン
3を停止状態にし、また自己保持リレー38を消
勢して電気系を電源から遮断する。
スイツチ24,26は電磁ソレノイド28,2
5を付勢・消勢させてエンジン回転数を変更し、
冷房能力の調整を行なうスイツチであり、これは
手動スイツチでもよく、接点14a以下に接続さ
れる制御回路により自動制御してもよい。
エンジン保護用の冷却水温度が上昇した場合に
は水温センサ21が閉じてランプ18が点燈しや
はりリレー16が通電されエンジンは停止する。
また冷却装置の保護用として、冷媒圧力が異常に
高くなつたり低くなつたりした場合には、圧力ス
イツチ22が作動してランプ19が点燈し同様リ
レー16が通電されエンジンは停止される。ダイ
オード20a,20bは回り込み防止用のもので
ある。
次に、制御回路7において上記の各種の製御機
能を行なう具体的回路を第4図に示す。第4図に
おいて制御回路7は第2図に示す付体部品の一部
と結合され、その端子〜の番号を同一にして
ある。以下制御回路7の構成回路をブロツク毎に
分割して説明する。
(1) 701…定電圧回路。
起動用スイツチ8を閉成すると、ダイオード
700aを介して抵抗1aおよび定電圧ダイオ
ード700bが通電され、抵抗1aと定電圧ダ
イオード1bとの接続点に一定の電圧を発生
し、定電圧を必要とする回路に供給する。
(2) 702…冷却装置の作動制御を起動する回
路。
起動用スイツチ8が閉成した状態でエンジン
回転数が規定レベルに達し油圧作動スイツチ1
0が開くと、トランジスタ2a,2bがオンし
てリレー14に通電付勢する。また、起動用ス
イツチ8が開くか、油圧作動スイツチ10が閉
じた場合には、リレー14は消勢される。
(3) 703…第1のタイマ回路。
起動用スイツチ8を閉成すると定電圧回路7
01から一定電圧を受けて、コンデンサ3bに
抵抗3dを介して充電電流が流れ、コンデンサ
3bの端子電圧は徐々に上昇する。そして10秒
が経過すると、トランジスタ3eはオンし、起
動用スイツチ8の閉成直後からオンしていたト
ランジスタ3cはオフし、終段トランジスタ3
aがオンとなる。なおコンデンサ3bは、起動
用スイツチ8の開放により、放電回路710に
よつて瞬時に放電される。
(4) 704…エンジンの起動回路。
起動用スイツチ8が閉成されると、トランジ
スタ4bは抵抗4f、ダイオード4eを介して
バイアスされオンする。これによつてスタータ
用リレー12および予熱ヒータ用リレー13を
通電し付勢する。エンジン回転数が上昇して油
圧作動スイツチ10が開くと、トランジスタ4
aはバイアスされてオンし、ダイオード4cを
介してトランジスタ4bのバイアス電流をバイ
パスさせ、トランジスタ4bをオフさせ、これ
によりリレー12,13を消勢して起動を停止
する。起動用スイツチ8が閉成され、10秒が経
過されたとき、まだ油圧作動スイツチ8が閉じ
ているときは、第1のタイマ回路703の出力
によつてダイオード4dを介してトランジスタ
4bのバイアス電流をバイパスさせ起動を停止
する。
(5) 705…起動不良表示制御回路。
トランジスタ5bは起動用スイツチ8の閉成
により抵抗5dおよびダイオード5eを介して
バイアスされたときオンし、警告ランプ11を
点灯する。そのバイアス電流を制御するために
トランジスタ5aとダイオード5c(回路704
中に図示)とが設けられ、油圧作動スイツチ1
0が閉(エンジン回転数が低い)のためトラン
ジスタ4aがオフで、しかもタイマ回路703に
おいてスイツチ8の閉成後10秒経過してトラン
ジスタ3aがオフのとき、前記バイアス回路を
成立させエンジンの起動不良を表示する。な
お、ランプ類は起動用スイツチ8とともに車両
運転席の操作パネルに設けられる。
(6) 706…タイマ結合回路。
第1のタイマ回路703と起動用スイツチ8
の信号によつて、第2のタイマ回路707と停
止制御回路709とを制御する回路で、ダイオ
ード6cを通るトランジスタ6dのバイアス電
流をダイオード6aまたは6bでバイパスする
かしないかによつてトランジスタ6dのオン・
オフを決定する。そして、起動用スイツチ8の
閉成後10秒以内ではトランジスタ3aはオフ、
または起動用スイツチ8が閉じている間トラン
ジスタ6fもオフであるから、一旦起動スイツ
チ8を閉じると、トランジスタ6dはまずオン
となり、10秒が経過するかもしくは、10秒以内
に起動用スイツチ8が開放されるかのいずれか
の場合にオフとなる。
さらに、10秒経過であつても起動用スイツチ
8を一旦開放したのち閉成すると、第1のタイ
マ回路703は再びタイマ作動を始めるため、
トランジスタ3aは10秒間だけオフとなり、し
かもトランジスタ6fも一旦オンとなつたのち
オフとなるから前記と同様トランジスタ6dは
オンとなり、起動用スイツチ8がその後閉じた
ままであれば10秒後にトランジスタ6dはオフ
となる。
(7) 707…第2のタイマ回路。
タイマ結合回路706の終段トランジスタ6
dがオンしている間、コンデンサ7bは放電状
態にあり、トランジスタ6dがオフするとコン
デンサ7bは抵抗7dを介して充電され、その
端子電圧は徐々に上昇する。そして5秒が経過
すると、トランジスタ7eはオンし起動用スイ
ツチ8の閉成直後からオンしていたトランジス
タ7cはオフし、終段トランジスタ7aがオン
となる。トランジスタ7aがオンすると冷却装
置の停止に関係する信号として回路708,7
09に利用される。
(8) 708…自己保持制御回路。
自己保持リレー38に通電し付勢するトラン
ジスタ8aのオンオフを、そのバイアス電流を
ダイオード8b,8cのいずれかを通つて供給
するか、あるいはダイオード8cを通るバイア
ス電流をダイオード8dでバイアスさせるかに
よつて決定する。起動用スイツチ8を閉じる
と、ダイオード8cを通つてバイアス電流が流
れトランジスタ8aはオンし、自己保持リレー
38を付勢してリレー接点39a,39bを付
勢する。エンジンが始動し回転数が上昇して油
圧作動スイツチ10が開放するとトランジスタ
8eがオンしダイオード8bを通つてバイアス
電流が流れトランジスタ8aはオンし続ける。
起動用スイツチ8を閉成して15秒が経過すると
第2のタイマ回路707の終段トランジスタ7
aがオンして、ダイオード8cを逆バイアスに
するが、ダイオード8bを通つてバイアス電流
が流れるためトランジスタ8aはオンし続け
る。
このとき起動用スイツチ8を開くと、後述す
るエンジン停止制御回路709によつてエンジ
ンが停止されようとするが、エンジン油圧が約
2.5Kg/cm2になるまでは油圧作動スイツチ10
は開いており、エンジン油圧(回転数)が充分
下がるまで自己保持リレー38を付勢し続け、
回路の電源を確保する。エンジン油圧が約2.5
Kg/cm2より低下し油圧作動スイツチ10が閉じ
るとはじめてトランジスタ8aはオフし、リレ
ー38を付勢して回路の電源をすべて遮断す
る。
(9) 709…エンジン停止制御回路。
付勢時にエンジン停止すべくリレー接点2
3,27を同時に閉成するリレー16をトラン
ジスタ9aのオンオフによつて、付・消勢する
回路で、ダイオード9cおよび抵抗9aを通る
第1バイアス回路と、ダイオード9dおよび抵
抗9mを通る第2バイアス回路とを有する。第
1バイアス回路はダイオード9e,9f,9g
および油圧作動スイツチ10に応動するトラン
ジスタ9hからなる3系統のバイパス回路をも
ち、起動用スイツチ8を閉成した後、第1のタ
イマ回路703の信号によつてトランジスタ6
dがオフするまでの10秒間はダイオード9fに
よつてトランジスタ9aのバイアスを禁止し、
10秒が経過した後油圧作動スイツチ10がまだ
閉じたままの場合はさらに5秒が経過して第2
のタイマ回路707のトランジスタ7aがオン
するまでの5秒間だけトランジスタ9aをバイ
アスしてエンジンを停止させる。
また前述の自己保持制御回路708はこれと
同時にトランジスタ8aがオフして自己保持リ
レー38を消勢しリレー接点39bを開放する
ためリレー16は確実に消勢される。なお、こ
の実施例ではエンジンを停止させるのに5秒間
を設けたが必要により加減してもよいのはもち
ろんである。
起動用スイツチ8の閉成後エンジンが正常に
起動すればトランジスタ9bがオンとなつて、
第1バイアス回路はトランジスタ9aにバイア
ス電流を供給しなくなる。
第2バイアス回路はトランジスタ9bのオフ
時にトランジスタ9aをバイアスするもので、
ダイオード9i・9j・9kと若干の抵抗によ
りトランジスタ9bのバイアスを決定してい
る。エンジンが正常に起動されると、トランジ
スタ9hによつてダイオード9kは順バイア
ス、ダイオード9jは逆バイアスとなり、トラ
ンジスタ9bのオン・オフはダイオード9iが
順バイアスか、逆バイアスかで決まる。従つ
て、起動用スイツチ8が閉成されていれば、ダ
イオード9iを通つてトランジスタ9bはバイ
アスされオンとなり、起動用スイツチ8が開放
されたときトランジスタ9bはオフし、トラン
ジスタ9aをオンさせ、停止用リレー16を付
勢する。このリレー16の付勢は、その直後に
再び起動用スイツチ8が閉成されれば解除され
るが、そうでない場合は前記自己保持制御回路
708によつてリレー38が消勢されるまで、
すなわちエンジン回転数が低下して油圧作動ス
イツチ10が閉じるまで続けられる。
(10) 710…被電回路。
一旦閉成した起動用スイツチ8を開いたとき
にトランジスタ10aがオフ、トランジスタ1
0bがオンとなつて第1のタイマ回路703の
コンデンサ3bを放電させる。
第4図に示す回路によれば、次の第1乃至第4
の制御機能を有する。
(A) 第1の制御機能 起動用スイツチ8を閉成すると、エンジンの起
動回路704は油圧作動スイツチ10が閉(エン
ジン油圧が所定レベル以下)であれば、開になる
かもしくは第1のタイマ回路703により10秒が
経過するまでの間リレー12,13を付勢して、
スタータおよび予熱ヒータを作動させる。
(B) 第2の制御機能 起動用スイツチ8を閉成し、エンジンが正常に
起動されて油圧作動スイツチが開になると、回路
702はリレー14を付勢して温度等の制御回路
への通電をリレー接点14aにより行なう。な
お、起動用スイツチ8を開放すれば通電は遮断さ
れる。
(C) 第3の制御機能 前記エンジン停止制御回路709の前記第1バ
イアス回路は、起動用スイツチ8が閉成されてか
ら第1のタイマ回路703により10秒経過したと
きに油圧作動スイツチ10が開になつていないと
きは、さらに第2のタイマ回路707により5秒
が経過するまでリレー16を付勢してエンジンを
停止する。
(D) 第4の制御機能 前記エンジン停止制御回路709の前記第2バ
イアス回路は、エンジンが正常に起動され油圧作
動スイツチ10が開になつた状態では、起動用ス
イツチ8が開放されるとリレー16を付勢してエ
ンジンを停止させる。このとき、自己保持制御回
路708において、油圧作動スイツチ8が閉じて
エンジンが停止することが確認されるとリレー3
8が消勢され、その結果電気制御回路7は全ての
電源が遮断され、同時にエンジン停止制御回路7
09もその作動を停止する。
なお、上述した実施例では、上記第1乃至第4
の制御機能を、複数の単独機能を有する701乃
至710の個別回路の有機的な接続によつて発揮
するものであつたが、機能の主旨に従う範囲で個
別回路の構成およびその組合せは任意にとり得
る。予め設定したソフトウエアの制御プログラム
によつて処理を行うデジタルコンピユータによつ
て上記制御機能の全てを制御するようにしてもよ
いものである。また、エンジンの起動部材として
スータと予熱ヒータとを同時に作動させるほか時
間的な遅れを設けて予熱ヒータのみ先に非作動と
なるようにしてもよい。
以上述べたように、本発明においては、要求さ
れる冷房能力とは無関係に、適切な回転数でデイ
ーゼルエンジンが起動され、その後エンジンが所
定の安定状態に達した後、冷房能力制御回路から
の制御指令に基づいて、エンジンの回転数が決定
されるため、エンジン起動時の冷媒循環型冷却装
置の異常作動が確実に防止できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はバス車両用空気調和装置に用いられる
一般的な補助エンジン駆動型冷却装置の機械的な
配置を示す概略平面図、第2図は本発明になる制
御装置の一実施例を一部をブロツクで示す電気結
線図、第3図は第2図に示す本発明装置の実施例
において用いた油圧作動スイツチの特性の例を示
す特性図、第4図は第2図の要部詳細を示す電気
結線図である。 3……デイーゼルエンジン、7……電気制御装
置をなす制御回路、8……起動用スイツチ、10
……油圧作動スイツチ、32,30……起動部材
をなすスタータ、予熱ヒータ、14a……冷却モ
ードスイツチ、25,28……同時に通電された
ときエンジンを停止させる停止部材としての電磁
ソレノイド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 デイーゼルエンジンを駆動源とする冷媒循環
    型冷却装置を備えた空気調和装置の制御装置にお
    いて、 被空調空間を所望の空調状態にすべく前記冷却
    装置に冷房能力を決定する制御指令を出力する冷
    房能力制御回路と、 前記冷却装置の起動用スイツチと、 通電によつて作動する前記デイーゼルエンジン
    の起動部材と、 前記デイーゼルエンジンの油圧に応動しエンジ
    ン回転数の予め定めた値を境界として開閉の切換
    わる油圧作動スイツチと、 前記冷房能力制御回路を制御可能状態にする冷
    却モードスイツチと、 前記起動用スイツチの投入により前記油圧作動
    スイツチが低油圧検出信号を生じていることを条
    件に一定の時間を限度として前記起動部材に通電
    を行なう第1制御回路と、前記デイーゼルエンジ
    ンの起動により前記油圧作動スイツチが高油圧検
    出信号を生じていることを条件に前記冷却モード
    スイツチをオンさせる第2制御回路と、 を備えることを特徴とする空気調和装置の制御
    装置。
JP14585878A 1978-11-24 1978-11-24 Control device for air conditioning apparatus Granted JPS5572636A (en)

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JP14585878A JPS5572636A (en) 1978-11-24 1978-11-24 Control device for air conditioning apparatus

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JPS6142095B2 true JPS6142095B2 (ja) 1986-09-19

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JPS6053633A (ja) * 1983-09-01 1985-03-27 Osaka Gas Co Ltd エンジン駆動水ポンプ装置の制御方法
JPS61155013A (ja) * 1984-12-27 1986-07-14 Daihatsu Motor Co Ltd サブエンジン搭載車
JPS6385422U (ja) * 1986-11-21 1988-06-03

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