JPS6141807A - 給水加熱器ドレン系統 - Google Patents

給水加熱器ドレン系統

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JPS6141807A
JPS6141807A JP16151484A JP16151484A JPS6141807A JP S6141807 A JPS6141807 A JP S6141807A JP 16151484 A JP16151484 A JP 16151484A JP 16151484 A JP16151484 A JP 16151484A JP S6141807 A JPS6141807 A JP S6141807A
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豊彦 増田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は発電プラント等における給水系統のドレンを回
収する給水加熱器ドレン系統に係り、特に、給水ドレン
の保有熱量の全量回収によるプラント出力の増大や、負
荷急変時やポンプトリップ等においても給水の安定供給
が可能な給水加熱器ドレン系統に関するものでおる。
〔発明の背景〕
発電プラント等の給水系統において、給水加熱器で発生
したドレ/は復水を熱交換した後回収される。第11図
はその一般的な回収系統を示すもので、低圧給水加熱器
6,7のドレンはドレンタンク8t−介してドレンクー
ラ5に送られ、ここで復水に熱を回収された後、復水器
(図示せず)に回収される。
しかし、この方法ではドレ/の保有する熱量が復水に全
て回収されず、発電プラントの熱効率向上を阻害する要
因となっていた。
すなわち、第11図は低圧給水加熱器系統とそ−のドレ
ン回収系統を示すもので、図示しない復水器内の復水は
低圧復水ポンプ1で昇圧された後、復水濾過装置である
フィルタデミネ2イザ2およびディープベッドデミネラ
イザ3を通って不純物が除去される。除去された復水は
高圧復水ポンプ4にて昇圧され、ドレンクーラ5、低圧
給水加熱器6.7を通シ高圧給水加熱器系統(図示せず
)に送られる。
低圧給水加熱器6,7で生じたドレンはドレンタンク8
に回収された後、ドレンクーラ5に送られ、復水と熱交
換した後、復水器へ回収される。
上記系統では全ての給水加熱器ドレンがドレンクーラ5
に集まるため、ドレンクーラ5の容積が非常に大きなも
のになる。またドレンクーラ5ではドレンの保有する熱
量を全て回収することが困難である。しかしドレン量は
全給水量の約43チにも達するため、この熱量を全部回
収し得ないことは発電プラントの熱効率向上を阻害する
要因となる。また復水器に回収されたドレンが再びフィ
ルタデミネライザ2およびディーペベッドデミネライザ
3を通るため、これ等の容量も大きなものにしなければ
ならない。以上のことから、ドレンクーラ5の削除、ド
レン保有熱量の全量回収が可能となるドレン系統が要請
されていた。
第12図は従来の高圧給水加熱器系統とそのドレン回収
系統を示すものでおる。
図において、低圧給水加熱器9.10を通った復水は給
水ボンダ11により昇圧され、ドレンクーラ1z、m圧
給水加熱器13.14を通シ、原子炉等の蒸気発生器へ
送られる。高圧給水加熱器14のドレンは高圧給水加熱
器13にて保有熱の一部を熱回収された後、高圧給水加
熱器13のドレンを混合し、ドレンクーラに送られ、こ
こで保有熱の一部を給水に与え、その後低圧給水加熱器
10側へ全量送られる。
この場合も低圧の場合と同じく高圧給水加熱器ドレンの
保有熱量の全てを系統内に回収できないため熱効率向上
を阻害する要因となる。また上記の如く高圧給水加熱器
ドレンの全量が低圧給水加熱器側に流入するため低圧給
水加熱器系統の各給水加熱器9,10等の容量を大きく
しなければならない欠点が生ずる。従って、この場合に
も、高圧給水加熱器ドレンを低圧給水加熱器側へ回収さ
せずに、かつ給水へ保有熱量を全量直接回収し得るドレ
ン系統が要請されていた。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は発電プラント等の給水系統におけるフィルタおよび
給水加熱器等の容量の縮減、ドレンクーラの削除をはか
シ機器コストを低下し、機器配置スペースを縮小すると
共に、ドレンの保有熱it−給水へ全量回収せしめて発
電ブラントの熱効率の向上を計り、かつ溶存酸素量を制
御して腐蝕防止をするように形成される給水加熱器ドレ
ン系統を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は上記目的を達成するために、給水加熱器とドレ
ンタンクとを給水加熱器ドレン配管により連結し、ドレ
ンを上記ドレンタンク側に送ると共に、該ドレンタンク
と上記給水加熱器に復水器からの復水を送入するボンダ
の上流側間とを連結するドレンポンプアップ回路系統を
設け、該回路系統内にドレンポンプおよびフィルタを介
設し、かつ上記ドレンタンクと上記給水加熱器間を連結
するベント蒸気管を設けた給水加熱器ドレン系統t−特
徴とし、更に、上記ドレンポンプアップ回路系統の上記
フィルタの上流側と上記給水加熱器に復水を送る上記ボ
ンダの上流側とを連結する給水−通糸バイパス配管を設
け、該配管系統内に上記ドレンポンプのポンプトリップ
によって開閉するバイパス弁を設けた給水加熱器ドレン
系統を特徴とし、かつ上記ベント蒸気管から分岐し復水
器へ連結しその中間部にドレンの溶存酸素1に度に応じ
て開閉するベントガス弁を介設するベントガス配管を有
し、上記ドレンポンプアップ回路系統内にドレンの溶存
酸素濃度を検出する酸素濃度計と該酸素濃度計の検出信
号により上記回路系統内に酸素を供給する酸素供給装置
を有する給水加熱器ドレン系統を特徴としたものでおる
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
まず、本実施例の概要を説明する。第1図および第2図
において第11図および第12図と同一符号のものは同
一物および同一機能の物を示す。
第1図に示す如く、低圧給水加熱器6.7と給水加熱器
のドレンを蓄溜するドレンタンク8間とには給水加熱器
ドレン配管31,32が連結される。またドレンタンク
8と高圧復水ポンプ4の上流側間には低圧ドレンポンプ
アップ回収系統20が連結され、該低圧ドレンポンプア
ップ回収系統20内には低圧ドレンポンプ21とフィル
タデミネライザ22が介設される。またドレンタンク8
と低圧給水加熱器6間にはベント蒸気配管35が連結さ
れる。なお第11図に示したドレンクーラ5は除去され
る。
以上の構成により、ビレ/タンク8内のドレンは高圧復
水ボンダ4の吸入側の給水系統に直接送られ、全量高圧
復水ポンプ4側に吸入され、保有熱量は全部回収される
。上記した如く低圧給水加熱器6,7で発生するドレン
景は全給水量の43チに当るため、フィルタデミネライ
ザ2等を通る給水量は全給水量の57チになシ、従来技
術のものより大幅に縮減される。これによりフィルタデ
ミネライザ2、デープペツドフィルタデミネライザ3等
の容量を大幅に低減することができる。
第2図は高圧給水加熱器と高圧給水加熱器ドレンポンプ
アップ回路系統に本実施例を適用したもので、高圧給水
加熱器13のドレンを蓄溜するドレンタンク23と給水
ポンプ11の上流側間には高圧ドレンポンプアップ回収
系統26が連結され、該高圧ドレンポンプアップ回収系
統26内には高圧ドレンポンプ24、高温フィルタ25
が介設される。またドレンタンク23と高圧給水加熱器
13間にはベント蒸気配管35aが連結される。
なお第12図に示したドレンクーラ12は除去される。
以上の構成によりドレンの保有熱量を全量給水系統に直
接回収できると共に、低圧給水加熱器10側にドレンが
回収されないため、低圧給水加熱器9,10等の容量を
縮減することができる。
また復水量が全復水量の約70%になるため第1図に示
す低圧復水ポンプ1、フィルタデミネライザ2、ディー
ブベッドフィルタデミネライザ3、高圧復水ポンプ4等
の容量が縮減される。
第8図は後に詳説する如く温水濾過系バイパス配管50
を設けた本併合発明の実施例を示す。
また第10図は恢に詳説する如く、ベントガス配管60
、酸素炭度計62、酸素供給装置63を設けた本併合発
明の実施例を示す。
以下、本発明の笑施例t−更に詳細に説明する。
第3図に示す如く、復水器30内に配設される低圧給水
加熱器6.7には給水加熱器ドレン配管31.32の一
端側が連結し、その他端側はドレンヘッダ33に連結し
ている。ドレンヘッダ33はドレンタンク8のドレン液
面下に連結する。給水加熱器ドレン配管32内には水位
関節弁34が介設され、水位調節弁34は低圧給水加熱
器7に設けた水位調節計38からの制御信号により開閉
操作される。
ドレンタンク8内にはドレンが蓄溜され、液面上にはベ
ント蒸気が介在する。このベント蒸気の介在するドレン
タンク8の部分にはベント蒸気配管35の一端側が連結
され、その他端側は低圧給水加熱器6に連結される。
ドレンタンク8のドレン液面下の部分には低圧ドレンポ
ンプアップ回収系統20の一端側が連結され、その他端
側は第1図に示す如く絽水系統の高圧復水ポンプ4の上
流側に連結する。この低圧ドレンポングアツブ回収系統
20内には上記した如く低圧ドレンポンプ21、フィル
タデミネライザ22および水位調節弁36が介設される
。この水位調節弁36はドレンタンク8に設置された水
位調節計41からの制御信号により開閉操作される。ま
た低圧ドレンポンプアップ回収系統20の低圧ドレンポ
ンプ21の下流側にはミニマムフロー配管40の一端側
が連結しミニマム70−配管40の他端側はドレンタン
ク8に連結している。
なお、ミニマムフロー配管40内には流を調節弁39が
介設される。更に、ドレンタンク8の液面下の一部と復
水器30のドレンタンク8よりも高り位置間にはドレン
オーバフロー管37が架設される。
以上の構成においてベント蒸気配管35はドレンタンク
8内の圧力と低圧給水加熱器6内の圧力とをほぼ等しく
保つ役目をし、低圧給水加熱器6゜7内のドレンがその
静水頭差によってのみドレンタンク8内に流入されるよ
うにしている。
以上の構成により低圧給水加熱a7内に発生したドレン
は水位調節制御されながらドレンタンク8の液面下に送
られ、ドレンは同じく水位調節制御されながら低圧ドレ
ンポンプ21で昇圧され、フィルタデミネライザ22で
濾過されて全量菖圧復水ポンプ4の上流側に送られる。
また異常水位のドレンオーバフロー管37によりa水器
30に送られる。
低圧給水力ロ熱器6,7からのドレンは上記のμ口く静
水頭差によりドレンタンク8に送られるので、ドレンの
フラッシュが抑制される。このフラッシュが抑制される
ためベント蒸気配管35の配管口径を小さくすることが
できる。該配管口径を小径にすると負荷急減時の減圧過
程におけるドレンタンク8および低圧ドレンポンプアッ
プ回収系統20内のドレンのフラッシュが抑制され、ド
レンタンク21の吸入側でのドレンの7ラツシユを防止
でき、低圧ドレンポンプ21のキャビテーションが防止
される。これにより急負荷減少に対しても低圧ドレンポ
ンプ21を安定して運転することができ、給水の安定供
給が可能となる。またドレンタンク8内のドレ/のフラ
ッシュが抑制されると、ドレンタンク8内の水位調節計
41が安定動作でき、安定した正確な水位調節を行うこ
とができる。
第4図、第5図および第7図において第3図と同一符号
のものは同−物又は同一機能の物を示す。
ベント蒸気配管35の中間部には上記制御手段の1つで
ある急閉弁43が介設され、急閉弁43には弁急閉装置
42が係合している。原子炉急速負荷のランバックや負
荷しゃ断的等の負荷急減時には弁急閉装置420指令に
より急閉弁43が閉止されるように形成される。これに
より、負荷急減時等におけるドレンタンク8内および低
圧ドレンポンプアップ回収系統20内のドレンのフラッ
シュが完全に防止され、低圧ドレンポンプ21のキャビ
テーションを完全に防止し給水の安定供給が行われる。
第5図は第4図の急閉弁43の替りに制御手段として自
律逆止弁44を介設したものである。こ ・の自律逆止
弁44は第6図に示す如く、自律逆止弁44の前後差圧
が小さい場合には微開し、大きい場合に閉止するように
形成されるもので必る。
これにより第4図の実施例と同じくドレンタンク8およ
び低圧ドレンポンプアップ回収系統20内のドレンの7
ラツシユが完全に防止され、給水の安定供給が確保され
る。
第7図は給水加熱器ドレン配管31.32内に低圧給水
加熱器6,7側からドレンタンクs側へのドレンの流れ
を止める逆止弁45.46金設けたものである。
急速負荷減少時等において、逆止弁45,46を閉止す
ることによl水加熱器ドレン配v31゜32内のドレン
のフラッシュを完全に防止し、フラッシュ類iのタービ
ンへの逆流に伴うタービン過速を防止することができ、
タービンプラントの信頼性を向上することができる。
第8図は上記特定発明に関連する併合発明の実施例を示
すものである。図において第11図と同一符号のものは
同−物又は同一機能のものを示す。
図示の如く、高圧復水ポンプ4の上流側の低圧復水ポン
プ1の吐出側と低圧ドレンポンプアップ回収系統20の
フィルタデミネ2イザ22の上流側間には給水濾過系バ
イパス配置f50が設けられ、該給水濾過系バイパス配
管内にはバイパス弁51が設けられる。またバイパス弁
51は給水濾過バイパス制御装置55が連結する。給水
濾過バイパス制御装[55は低圧ドレンポンプ21に係
合するポンプトリップ検出器54の検出信号により動作
される。
予備低圧復水ポンプ53は低圧復水ポンプ1と併設され
、給水濾過バイパス制御装置55が係合する。低圧ドレ
ンポンプ21がトリップすると予備低圧復水ボンダ53
が起動するように形成される。
以上の構成によυ、低圧ドレンポンプ21がトリップし
た場合に、仮シに給水濾過系バイパス配管50が設置さ
れていない場合には予備低圧復水ポンプ53からも給水
が送られ、定常時より多量の給水量がフィルタデミネラ
イザ23およびデイープペツドフィルタデミネライザ3
を通過する。
このため過大な圧力損失が生じ、下流側にある高圧復水
ポンプ4の吸込圧力が低下し、キャビテーション供給水
喪失が発生し、プラントが停止する不具合が生ずると共
にフィルタデミネライザ2等が損傷する不具合が生ずる
。しかし本実施例の如き構成によれば、低圧ドレンポン
プ21のトリップによりポンプトリップ檎出器54から
の1N号が給水濾過バイパス制御装[55に入力され、
これによりバイパス弁51が開放される。従って、予備
低圧復水ポンプ53が起動しても給水の一部は給水濾過
系バイパス配管50側に流れ、フィルタデミネライザ2
2を通シ、濾過された後、高圧復水ポンプ4の吸入側に
送られ、ここでディーグベッドフィルタデミネラ(−r
 3を通った給水と合流す    ′る。このため、フ
ィルタデミネライザ2等の圧力損失を増加させることな
く、これ尋を損傷させることもない、給水の安定供給が
可能となる。
第9図は横軸に時間をとり、縦軸に給水の流量を示した
もので、低圧ドレンポンプ21のトリップによる流量の
賦少状態と予偏低圧仮水ポンプ53の起動による給水の
バイパスiを示したもので、トリップによって減少する
ドレン散を見合うバイパス量がわずかな時間おくれて尚
圧彼水ポンプ4側に供給されることがわかる。
第10図は上記特定発明に関連する併合発明の実施例を
示すもので、第3図等と同一符号のものは同−物又は同
一機能の物を示す。
図示の如く、低圧給水加熱器7のドレンをドレンタンク
8側に送る給水加熱器ドレン配管32はドレンタンク8
のドレン液面上のベント蒸気層部に連結される。また、
ベントガス配管60はベント蒸気配管35から分岐し、
復水器30に連結する。ベント蒸気配管60内にはベン
トガス弁61が介設される。
一方、低圧ドレンポンプアップ回収系路20内には酸素
濃度計62が連結されるとともに、酸素供給装置63の
酸素を酸素供給弁64を介して供給する酸素供給配管6
5が連結される。
通常、発′−プラントの蒸気発生器へ供給される給水の
溶存は累は、系統内の腐蝕発生を低減するために、その
ば素棧度を規定範囲に保持することが必要である。しか
し給水加熱器のドレン中の溶存酸素良度は運転状態によ
って変化するため、これを侠出し、rR素礫kを制御す
る必要がある。
上記構成により、低圧給水加熱器7のドレンの一部は水
位調節弁34の下流側でフラッシュする。
しかし上記ドレンは低圧給水加熱器7の図示しないドレ
ンクーラにニジサブクールされているため、上記フラッ
シュによりドレン内に溶存しているば索が除去され、酸
素濃度は低下する。通常運転時において、除去でれた酸
素はベント蒸気配管35を介し、低圧給水加熱器6に送
られ、低圧給水加熱器6に設置されている不凝縮ガス抽
出管(図示せず)を通って復水器30側に送られる。
更に、低圧ドレンポンプアップ回収系統20へ設置され
た酸素濃度計62により敏素#に度が規定範囲以上にな
ったことを検出した場合には、ベントガス配管60のベ
ントガス弁61を開き低圧給水加熱器7からのドレンの
水位調節弁34の下流側でのフラッシュを更に助長させ
ることにより溶存酸索を除去することができる。
一方、酸素濃度が規定範囲よシ低い場合には、酸素供給
弁64を開放し低圧ドレンポンプアップ回収系統20内
の酸素濃度を高める。以上により規定範囲の酸素濃度を
有するドレンが安定して給水系に送られることになる。
上記実施例は低圧給水加熱器6,7を主体として説明し
てきたが、同様のことが第2図に示す高圧給水加熱器1
3.14についても適用され、安定した給水供給が行わ
れる。
なお第1図による実施例の場合には約0.1%の熱効率
の向上が計れ、第2図に示すものでは約−0,4%の熱
効率向上が計れることが実証された。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかな如く、本発明によれば給水
系統におけるフィルタおよび給水加熱器等の容量の縮減
、ドレンクーラの削除を計シ、機器コストを低下し、憧
器配電スペースを縮小すると共に、ドレンの保有熱量を
給水へ全量回収せしめプラントを熱効率を向上し、更に
ドレンに溶存する酸素濃度を規定範囲に制御し腐蝕防止
し得る効果が上げられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の低圧給水加熱器系統とドレンポンプア
ップ回収系統における一実施例の構成図、第2図は本発
明の高圧給水加熱器系統とドレンポンプアップ回収系統
における一実施例の構成図、第3図は本発明のドレンポ
ンプアップ回収系統の一実施例の構成図、第4図、第5
図、第7図は本発明のドレンポンプアップ回収系統の負
荷急減時のドレンフラッシュを防止するに好適な実施例
の構成図、第6図は第7図の逆止弁の動作を説明するた
めの線図、第8図は関連発明の一実施例の構成図、第9
図は第8図の動作を説明するための線図、第10図は東
に別の関連発明の一実施例の構成図、第11図は従来の
低圧給水加熱器系統とドレン回収系統を示す構成図、第
12図は従来の高圧給水加熱器系統とドレン回収系統を
示す構成図である。 1・・・低圧復水ポンプ、2・・・フィルタデミネライ
ザ、3・・・ディープベッドフィルタデミネライザ、4
・・・高圧復水ポンプ、5・・・ドレンクーラ、6・・
・低圧給水加熱器、7・・・低圧給水加熱器、8・・・
ドレ/り/り、9・・・低圧給水加熱器、10・・・低
圧給水加熱器、11・・・給水ポンプ、12・・・ドレ
ンクーラ、13・・・高圧給水加熱器、14・・・高圧
給水加熱器、20・・・低圧ドレ/ポンプアップ回収系
統、21・・・低圧ドレンクーラ、22・・・フィルタ
デミネライザ、23・・・ドレンタンク、24・・・高
圧ドレンポンプ、25・・・高温フィルタ、26・・・
高圧ドレンポンプアップ回収系統、30・・・復水器、
31・・・給水加熱器ドレン配管、32・・・給水加熱
器ドレン配管、33・・・ドレンヘッダ、34・・・水
位調節弁、35・・・ベンド蒸気配管、35a・・・ベ
ント蒸気配管、36・・・水位鉤゛節升、37・・・ド
レンオーバフロー管、38・・・水位調節計、39・・
・流量調節弁、40・・・ミニマムフロー配管、41・
・・水位調節計、42・・・弁急閉装置、43・・・急
閉弁、44・・・自律式逆止弁、45・・・逆止弁、4
6・・・逆止弁、50・・・給水p過系バイパス配管、
51・・・バイパス弁、52・・・逆止弁、53・・・
予備低圧復水ポンプ、54・・・ポンプトリップ検出器
、60・・・ベントガス配管、61・・・ベントガス弁
、62・・・酸索磯度計、63・・・酸素供給装置、6
4・・・酸素供給弁、65・・・酸素供給配管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、復水を給水加熱器で加熱して蒸気発生器側に送ると
    共に、上記給水加熱器のドレンを上記復水へ熱回収すべ
    く形成される給水加熱器ドレン系統において、上記給水
    加熱器ドレンを蓄溜するドレンタンクと、該ドレンタン
    クと上記給水加熱器に上記復水を送るポンプの上流側と
    を連結するドレンポンプアップ回路系統および該回路系
    統内に介設されるドレンポンプおよびフィルタと、上記
    ドレンタンクと上記給水加熱器間を連結するベント蒸気
    配管とを設けることを特徴とする給水加熱器ドレン系統
    。 2、上記給水加熱器が低圧給水加熱器であり、上記ポン
    プが高圧復水ポンプであると共に、上記フィルタがフィ
    ルタデミネライザであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の給水加熱器ドレン系統。 3、上記給水加熱器が高圧給水加熱器であり、上記ポン
    プが高圧ドレンポンプであると共に、上記フィルタが高
    温フィルタであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の給水加熱器ドレン系統。 4、上記給水加熱器ドレンを上記ドレンタンクに送る配
    管を上記ドレンタンクのドレン液面下に連結すべく形成
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の給
    水加熱器ドレン系統。 5、上記ベント蒸気配管の中間部に制御手段を設けるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の給水加熱
    器ドレン系統。 6、上記制御手段の急閉弁と、負荷急変動に応じて上記
    急閉弁を閉止指令する弁急閉装置とから形成されること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の給水加熱器
    ドレン系統。 7、上記制御手段が、弁前後差圧の大小により開閉する
    自律式逆止弁であることを特徴とする特許請求の範囲第
    5項に記載の給水加熱器ドレン系統。 8、上記給水加熱器ドレンを上記ドレンタンクに送る配
    管の中間部に急負荷時にドレンの送り出しを閉止する逆
    止弁を設けることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の給水加熱器ドレン系統。 9、復水をポンプを介して給水加熱器に送り、該給水加
    熱器で復水を加熱して蒸気発生器側に送ると共に、上記
    給水加熱器で生じたドレンを上記復水へ熱回収すべく形
    成される給水加熱器ドレン系統において、上記給水加熱
    器のドレンを蓄溜するドレンタンクと、該ドレンタンク
    と上記ポンプの上流側とに連結するドレンポンプアップ
    回路系統および該回路系統内に介設されるドレンポンプ
    およびフィルタと、上記ドレンタンクと上記給水加熱器
    間を連結するベント蒸気配管とを設けると共に、上記ポ
    ンプの上流側と上記フィルタの上流側を連結する給水ろ
    過系バイパス配管を設け、該配管系路内に上記ドレンポ
    ンプのポンプトリップによって開閉するバイパス弁を設
    けることを特徴とする給水加熱器ドレン系路。 10、復水をポンプを介して給水加熱器に送り、該給水
    加熱器で復水を加熱して蒸気発生器側に送ると共に、上
    記給水加熱器で生じたドレンを上記復水へ熱回収すべく
    形成される給水加熱器ドレン系統において、上記給水加
    熱器にその一端側を連結すると共に他端側を給水加熱器
    のドレンを蓄溜するドレンタンクのドレン液面上に連結
    する給水加熱器ドレン配管と、上記ドレンタンクと上記
    ポンプの上流側間に連結するドレンポンプアップ回路系
    統および該回路系統内に介設されるドレンポンプおよび
    フィルタと、上記ドレンタンクと上記給水加熱器間を連
    結するベント蒸気配管と、該ベント蒸気配管から分岐し
    、復水器に連結するベントガス配管および該配管内に介
    設され、上記ドレン内の溶存酸素濃度に応じて開閉すべ
    く形成されるベントガス弁と、上記ドレンポンプアップ
    回路系路内に介設され、ドレン内の溶存酸素濃度を検出
    する酸素濃度計と、該酸素濃度計の検出信号により、上
    記ドレンポンプアップ回路系統内に酸素を供給する酸素
    供給装置とを設けることを特徴とする給水加熱器ドレン
    系統。
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