JPS6141427Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6141427Y2 JPS6141427Y2 JP1985110240U JP11024085U JPS6141427Y2 JP S6141427 Y2 JPS6141427 Y2 JP S6141427Y2 JP 1985110240 U JP1985110240 U JP 1985110240U JP 11024085 U JP11024085 U JP 11024085U JP S6141427 Y2 JPS6141427 Y2 JP S6141427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- encoder
- motor
- stator
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 12
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000004721 Polyphenylene oxide Substances 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920006380 polyphenylene oxide Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロータの位置を検出するためのエンコ
ーダを内蔵した偏平形無鉄心直流モータであつて
簡単な構造で量産に適するロータを用いた直流モ
ータに関するものである。
ーダを内蔵した偏平形無鉄心直流モータであつて
簡単な構造で量産に適するロータを用いた直流モ
ータに関するものである。
無鉄心ロータを用いた直流モータは、ロータが
軽量にでき、その慣性が小さいため、起動・停止
時の時定数特性が優れていることから、事務機、
コンピユータ周辺機器等のサーボ機構用等に近年
広く利用されている。この無鉄心ロータには、ロ
ータが中空円筒形状になつているもの、円板状に
なつているものあるいは円板の最外周部がモータ
軸に沿つて突出しているものがある。いずれのロ
ータを用いるにせよこの種の直流モータを用い、
たとえば事務機の一つであるシングルエレメント
型のプリンタおよび電動タイプライタの活字の選
択時の位置決め制御を行なうためには、モータ外
部にロータ軸に直結されたエンコーダを別個に設
けていた。
軽量にでき、その慣性が小さいため、起動・停止
時の時定数特性が優れていることから、事務機、
コンピユータ周辺機器等のサーボ機構用等に近年
広く利用されている。この無鉄心ロータには、ロ
ータが中空円筒形状になつているもの、円板状に
なつているものあるいは円板の最外周部がモータ
軸に沿つて突出しているものがある。いずれのロ
ータを用いるにせよこの種の直流モータを用い、
たとえば事務機の一つであるシングルエレメント
型のプリンタおよび電動タイプライタの活字の選
択時の位置決め制御を行なうためには、モータ外
部にロータ軸に直結されたエンコーダを別個に設
けていた。
このエンコーダの取り付けには極めて高い精度
が必要であり、エンコーダの製作ならびに取りつ
けに多大な時間と人手ならびに経費を必要とし
た。またこれら直流モータの欠点を解決するた
め、近年パルスモータの使用がさかんに行なわれ
ている。パルスモータはある程度までエンコーダ
なしでも任意の分割数でロータを起動停止可能で
あるが、その自起動周波数は低く、高速で活字の
選択・停止を行うことは困難であつた。また、パ
ルスモータの加工・組立には極めて高い精度を必
要とし、モータのコスト高につながつていた。
が必要であり、エンコーダの製作ならびに取りつ
けに多大な時間と人手ならびに経費を必要とし
た。またこれら直流モータの欠点を解決するた
め、近年パルスモータの使用がさかんに行なわれ
ている。パルスモータはある程度までエンコーダ
なしでも任意の分割数でロータを起動停止可能で
あるが、その自起動周波数は低く、高速で活字の
選択・停止を行うことは困難であつた。また、パ
ルスモータの加工・組立には極めて高い精度を必
要とし、モータのコスト高につながつていた。
本考案の目的は、上記従来の欠点に鑑み、偏平
形直流モータに、ステータに対するロータの位置
を検出するためのエンコーダを内蔵させ、極めて
簡単な構成によりロータの慣性を殆んど変化させ
ることなく、安価で量産に適したエンコーダ付偏
平形直流モータを提供するにある。
形直流モータに、ステータに対するロータの位置
を検出するためのエンコーダを内蔵させ、極めて
簡単な構成によりロータの慣性を殆んど変化させ
ることなく、安価で量産に適したエンコーダ付偏
平形直流モータを提供するにある。
第1図は本考案の一実施例を示すロータの斜視
図である。
図である。
このロータ1において3個のコイル2は樹脂3
によるモールドによつて、一平面内に互いに120
度の角度を有して形成されている。この樹脂3と
して、耐熱性、成形性に優れた比重が割合に小さ
い変性ポリ・フエニレン・オキサイドが使用され
ている。コイル2の中心部は中空である。このモ
ールド時に樹脂部3の外周に複数個の切欠4によ
る凹凸部5が、またコイル2間の樹脂部にはこの
ロータ1の原点位置を表示するための透孔6が形
成され、且つこれらはコミユテータ7とともにロ
ータ軸8に一体にモールドされる。この凹凸部5
と透孔6とはエンコーダに供される。尚、前記透
孔6はコイル2の中空部よりロータ軸8に対して
外側に位置している。また、6個のコミユテータ
7の内、ロータ軸8に対して、対称の位置にある
コミユテータ7は、互いに導通状態となつてい
る。
によるモールドによつて、一平面内に互いに120
度の角度を有して形成されている。この樹脂3と
して、耐熱性、成形性に優れた比重が割合に小さ
い変性ポリ・フエニレン・オキサイドが使用され
ている。コイル2の中心部は中空である。このモ
ールド時に樹脂部3の外周に複数個の切欠4によ
る凹凸部5が、またコイル2間の樹脂部にはこの
ロータ1の原点位置を表示するための透孔6が形
成され、且つこれらはコミユテータ7とともにロ
ータ軸8に一体にモールドされる。この凹凸部5
と透孔6とはエンコーダに供される。尚、前記透
孔6はコイル2の中空部よりロータ軸8に対して
外側に位置している。また、6個のコミユテータ
7の内、ロータ軸8に対して、対称の位置にある
コミユテータ7は、互いに導通状態となつてい
る。
本実施例では、ロータ1を上述の通り構成した
ので、第1図に示すようにロータ1のステータに
対する原点を示すエンコーダ以外はロータ1の外
周部に設けられるため、ロータ1の外周部に設け
た凹凸部5は通常樹脂モールドに最低必要とされ
る0.3mm〜0.5mm幅で構成しても活字選択のように
88〜132分割を要するエンコーダとして十分にそ
の機能を発揮する。一例としてロータ径を40mm、
分割数を132とした場合1ピツチ0.952mmとなり十
分に樹脂モールドできる。また、エンコーダ用の
凹凸部5及び透孔6、コイル2、コミユテータ
7、ロータ軸8を樹脂モールドで一体に形成して
いるため、モータにエンコーダを別個に取付ける
ためのさまざまな手間が省略でき、その上エンコ
ーダの偏心等の問題もなく安定した製品を簡便に
且つ安価に生産し得る。
ので、第1図に示すようにロータ1のステータに
対する原点を示すエンコーダ以外はロータ1の外
周部に設けられるため、ロータ1の外周部に設け
た凹凸部5は通常樹脂モールドに最低必要とされ
る0.3mm〜0.5mm幅で構成しても活字選択のように
88〜132分割を要するエンコーダとして十分にそ
の機能を発揮する。一例としてロータ径を40mm、
分割数を132とした場合1ピツチ0.952mmとなり十
分に樹脂モールドできる。また、エンコーダ用の
凹凸部5及び透孔6、コイル2、コミユテータ
7、ロータ軸8を樹脂モールドで一体に形成して
いるため、モータにエンコーダを別個に取付ける
ためのさまざまな手間が省略でき、その上エンコ
ーダの偏心等の問題もなく安定した製品を簡便に
且つ安価に生産し得る。
またエンコーダ用の凹凸部5を外周部に設けた
場合の慣性モーメントの増加は一例としてロータ
径を40mm、ロータ厚さを1mm、切込みを2mmとし
た場合、2〜3g・cm2程度であり、実用上さしつ
かえない。
場合の慣性モーメントの増加は一例としてロータ
径を40mm、ロータ厚さを1mm、切込みを2mmとし
た場合、2〜3g・cm2程度であり、実用上さしつ
かえない。
尚、上記実施例において、コイル2の中心部を
中空としたが、樹脂を充填してもよい。この場
合、ロータ1の慣性モーメントは多少大きくなる
が、エンコーダ用の透孔6をロータ軸8側へ近接
して設けることができる。
中空としたが、樹脂を充填してもよい。この場
合、ロータ1の慣性モーメントは多少大きくなる
が、エンコーダ用の透孔6をロータ軸8側へ近接
して設けることができる。
第2図は前記ロータ1を組み込んだ偏平形直流
モータの一実施例を示す断面図、第3図はその
−線断面図であり、軸受メタル20,21は、
上部ブラケツト22、下部ブラケツト23に夫々
圧入されて保持されている。また、上下部ブラケ
ツト22,23はプレスなどにより形成され、そ
の外周部においてカシメ等の方法により嵌合され
ている。また、この上下部ブラケツト22,23
は、下ブラケツト23の前記コイル2と対向する
位置に固定された永久磁石24によつても互いに
吸引保持される。この永久磁石24はモータのス
テータを構成している。上下部ブラケツト22,
23には発光ダイオードによる光源25,26と
受光素子27,28挿入保持するための透孔2
9,30及び31,32が設けられている。2個
のブラシ33は上部ブラケツト22に互いに90度
の角度を有して嵌合保持されており、そこから給
電用の導線34が導出されている。
モータの一実施例を示す断面図、第3図はその
−線断面図であり、軸受メタル20,21は、
上部ブラケツト22、下部ブラケツト23に夫々
圧入されて保持されている。また、上下部ブラケ
ツト22,23はプレスなどにより形成され、そ
の外周部においてカシメ等の方法により嵌合され
ている。また、この上下部ブラケツト22,23
は、下ブラケツト23の前記コイル2と対向する
位置に固定された永久磁石24によつても互いに
吸引保持される。この永久磁石24はモータのス
テータを構成している。上下部ブラケツト22,
23には発光ダイオードによる光源25,26と
受光素子27,28挿入保持するための透孔2
9,30及び31,32が設けられている。2個
のブラシ33は上部ブラケツト22に互いに90度
の角度を有して嵌合保持されており、そこから給
電用の導線34が導出されている。
上記構成のモータにおいて、ブラシ33、コミ
ユテータ7を介してコイル2に給電がなされる
と、ロータ1は回転するが、その回転動作に伴つ
て、光源25,26から受光素子27,28に照
射される光が同期的に遮断され、その信号が受光
素子27,28にて光電変換される。ここで、光
源25と受光素子27は前記透孔6に対向した位
置にあり、ロータ1の原点(基準点)を示すため
に、また光源26と受光素子28は前記凹凸部5
に対向した位置にあり、ロータ1の原点からの回
転位置を示すために夫々利用される。
ユテータ7を介してコイル2に給電がなされる
と、ロータ1は回転するが、その回転動作に伴つ
て、光源25,26から受光素子27,28に照
射される光が同期的に遮断され、その信号が受光
素子27,28にて光電変換される。ここで、光
源25と受光素子27は前記透孔6に対向した位
置にあり、ロータ1の原点(基準点)を示すため
に、また光源26と受光素子28は前記凹凸部5
に対向した位置にあり、ロータ1の原点からの回
転位置を示すために夫々利用される。
以上説明したように、本考案によるエンコーダ
付偏平形直流モータはロータ自身にエンコーダ
が、コミユテータとともに一体に樹脂モールドさ
れるために極めて簡単にロータが製造でき、モー
タのブラケツトには受光素子、光源が取り付けら
れ、細かなロータの回転位置を決定することがで
きるため、シングルエレメント型の活字体の活字
選択には十分にその機能を発揮することができる
ばかりでなく、プリンタ等のキヤリツジ送り用モ
ータとして使用した場合、モータの価格は極めて
低瞭となし得、量産にも適する利点を有するもの
である。
付偏平形直流モータはロータ自身にエンコーダ
が、コミユテータとともに一体に樹脂モールドさ
れるために極めて簡単にロータが製造でき、モー
タのブラケツトには受光素子、光源が取り付けら
れ、細かなロータの回転位置を決定することがで
きるため、シングルエレメント型の活字体の活字
選択には十分にその機能を発揮することができる
ばかりでなく、プリンタ等のキヤリツジ送り用モ
ータとして使用した場合、モータの価格は極めて
低瞭となし得、量産にも適する利点を有するもの
である。
また凹凸部によつてモータの速度制御も行いう
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を説明するためのロ
ータの斜視図、第2図は本考案の一実施例を説明
するための偏平形直流モータの断面図、第3図は
その−線断面図である。 図中、1はロータ、2はコイル、3は樹脂部、
4は切欠、5は凹凸部、6は透孔、24はステー
タを構成する永久磁石、25,26は光源、2
7,28は受光素子である。
ータの斜視図、第2図は本考案の一実施例を説明
するための偏平形直流モータの断面図、第3図は
その−線断面図である。 図中、1はロータ、2はコイル、3は樹脂部、
4は切欠、5は凹凸部、6は透孔、24はステー
タを構成する永久磁石、25,26は光源、2
7,28は受光素子である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 樹脂モールドにより一平面内に配置された複数
個の無鉄心コイル2により構成されたロータ1
と、 複数個の界磁極24からなるステータ24と、 その界磁極24と前記ロータ1の無鉄心コイル
2とが対向するように前記ロータ1とステータ2
4とを保持するブラケツト22,23とを備えた
偏平形直流モータにおいて、 前記ロータ1の最外周に位置し位置検出用のエ
ンコーダとして作用する切欠4と、前記ロータ1
の隣り合う無鉄心コイル2間に位置する原点位置
検出用の一個の透孔6とが、ロータ1の軸線の周
りに配置されたコミユテータ7と共に前記ロータ
の樹脂モールド時に一体に形成され、 前記切欠4及び透光6と対向するようにロータ
1を挾んで光源25,26と受光素子27,28
とが前記ブラケツト22,23に配設されている
ことを特徴とするエンコーダ付き偏平形直流モー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11024085U JPS6141380U (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | エンコ−ダ付偏平形直流モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11024085U JPS6141380U (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | エンコ−ダ付偏平形直流モ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6141380U JPS6141380U (ja) | 1986-03-15 |
JPS6141427Y2 true JPS6141427Y2 (ja) | 1986-11-25 |
Family
ID=30669364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11024085U Granted JPS6141380U (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | エンコ−ダ付偏平形直流モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6141380U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07114527B2 (ja) * | 1991-11-27 | 1995-12-06 | 未来工業株式会社 | コンクリート埋設物及びその付属品 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5016019A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-02-20 | ||
JPS5115608B2 (ja) * | 1971-09-29 | 1976-05-18 | ||
JPS5189108A (ja) * | 1975-01-24 | 1976-08-04 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5115608U (ja) * | 1974-07-22 | 1976-02-04 |
-
1985
- 1985-07-18 JP JP11024085U patent/JPS6141380U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5115608B2 (ja) * | 1971-09-29 | 1976-05-18 | ||
JPS5016019A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-02-20 | ||
JPS5189108A (ja) * | 1975-01-24 | 1976-08-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6141380U (ja) | 1986-03-15 |
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