JPH0223101Y2 - - Google Patents

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JPH0223101Y2
JPH0223101Y2 JP1983193379U JP19337983U JPH0223101Y2 JP H0223101 Y2 JPH0223101 Y2 JP H0223101Y2 JP 1983193379 U JP1983193379 U JP 1983193379U JP 19337983 U JP19337983 U JP 19337983U JP H0223101 Y2 JPH0223101 Y2 JP H0223101Y2
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JP
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rotary encoder
brushless motor
recess
connecting member
encoder
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JP1983193379U
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【考案の詳細な説明】 [考案の産業上の利用分野] 本考案はロータリーエンコーダ及び制御回路を
内蔵して尚且つ小型となるインナーロータータイ
プのカツプ型ブラシレスモータに関する。
[技術背景] 従来のカツプ型ブラシレスモータには、界磁マ
グネツトがステータ電機子の外周を相対的に回転
するアウターロータータイプのものと、界磁マグ
ネツトがステータヨークの内周を相対的に回転す
るインナーロータータイプの2種類がある。
これら2種類のタイプのブラシレスモータは、
コミユテータ及びブラシがないために、これらに
よつて生ずる火花などによる破損等がないため
に、長寿命で、保守が容易で、半導体整流装置
(通電制御回路)を用いて性能の良い整流作用を
行なわせることができるメリツトがある。従つ
て、最近では、当該ブラシレスモータが整流子モ
ータにとつてかわつて使用される分野の急増化の
ために、各社とも当該ブラシレスモータの開発が
さかんである。
しかしながら、かかるブラシレスモータの欠点
としては、電機子コイルへの整流作用を行なうに
当たつて、半導体整流装置を必要とするが、かか
る半導体整流装置を収納するスペースが十分でな
く、該半導体整流装置をモータ外部に設けるが、
またはモータ本体を大きくし、わざわざ半導体整
流装置の収納スペースを形成しなければならず、
形成されるカツプ型ブラシレスモータが大きなも
のとなり、また高価なものとなつていた。
またかかるブラシレスモータは、位置決めや速
度制御を行なうためにロータリーエンコーダを付
加してサーボモータを構成するものが増加してき
たが、従来のブラシレスモータによると上記ロー
タリーエンコーダを内蔵すると大型且つ複雑にな
るばかりか非常に高価になる欠点を備えていた。
かかる欠点は上記ブラシレスモータ内にロータリ
ーエンコーダのための制御回路まで内蔵するとな
ると更に増長される問題があつた。
[考案の課題] 本考案は上記事情に基いてなされたインナーロ
ータータイプのカツプ型ブラシレスモータで、ロ
ータリーエンコーダ及び適宜な制御回路を合理的
に内蔵して尚且つ小型の当該ブラシレスモータを
得ることを目的としてなされたものである。
[考案の課題達成手段] かかる本考案の目的は、ステータ電機子と径方
向の空隙を介して相対的回動をなす界磁マグネツ
トを外周面に有する円筒状のロータヨークの内側
空洞部の一部分において連結部材を用いて回転軸
と一体化して上記空洞部内に凹部を形成し、該凹
部内の連結部材にロータリーエンコーダを構成す
るロータリーエンコーダスケールを配設し、該ロ
ータリーエンコーダスケールを検出するエンコー
ダ用検出センサを上記凹部内に配設すると共に、
適宜な制御回路部品をも配設したインナーロータ
タイプのカツプ型ブラシレスモータを提供するこ
とによつて達成される。
[考案の実施例] 1はコアレスタイプで且つインナーロータータ
イプのカツプ型ブラシレスモータ、2はブラシレ
ス本体、3はブラシレスモータ本体2の内面に固
設された円筒状のステータヨーク、4はステータ
ヨーク3の内面に固設されたコアレスのステータ
電機子、5はブラシレスモータ本体2の両端面中
央部に内側に突出するように形成された軸受ハウ
ジング、6,6は軸受ハウジング5に装着された
ベアリング等の軸受、7は軸受6,6′によつて
回動自在に軸支された回転軸、8は回転軸7の略
中間部に垂設された連結部材、9は中間部を連結
部材8によつて回転軸7と一体化された円筒状ロ
ーターヨークである。該ローターヨーク9と回転
軸7とを連結部材8を介して連結することで、円
筒状ローターヨーク9の内側空洞部11にエンコ
ーダ及び制御回路収納用凹部11aを形成してい
る。ローターヨーク9と連結部材8とは一体形成
しても良い。例えば、鉄粉入りプラスチツクによ
つて回転軸7も一体化してモールド形成すれば量
産に適するものとなる。鉄粉入りプラスチツクに
よつて射出成形するとローターヨーク9と連結部
材8を一体形成できるので、回転軸7を有する断
面H型のローターヨークが得られ、このローター
ヨークによると必然的に上記凹部11aが形成さ
れるので、部品点数が少なく組立が簡単になるの
で、本考案のブラシレスモータ1を量産する上で
望ましいものとなる。また後記するように本考案
においては、上記連結部材8は、ロータリーエン
コーダを構成するロータリーエンコーダスケール
15を支持する部材ともなるため、上記のように
ローターヨーク9と一体形成することは、平面度
が得られて望ましいものとなる。12は上記ブラ
シレスモータ本体2に支持され、上記凹部11a
内に収納配設されたプリント基板、13はモータ
の駆動回路(半導体整流装置)やエンコーダのた
めのエンコーダ用検出・制御回路を構成する電気
部品で、上記プリント基板12に配設されてい
る。14は界磁マグネツト10のN極、S極の磁
極を検出することができるプリント基板12位置
に配設された位置検知素子で、ホール素子、ホー
ルIC、磁気抵抗(MR)素子等の磁界変換素子を
用いている。位置検知素子14は、界磁マグネツ
ト10のN極、S極の磁束を検出することで、当
該ブラシレスモータ1が所定方向の回転トルクを
得て回転できるように、ステータ電機子4を形成
する電機子コイルに所定方向の通電をなすように
その旨の信号を駆動回路(半導体整流装置)に出
力するための機能を有する。15はロータリーエ
ンコーダスケールで、円板状の基板に反射率の異
なる2種の彩色(例えば、白色と黒色)を交互に
有するエンコーダ彩色部15aを形成している。
16はフオトリフレクタで、上記エンコーダ彩色
部15aを照射する発光素子と、エンコーダ彩色
部15aからの反射光を受光する受光素子とから
なる。上記エンコーダ彩色部15aとフオトリフ
レクタ16とによつて、所謂光学式の反射検出器
ロータリーエンコーダを形成している。
尚、上記例においては、ブラシレスモータとし
てコアレスモータを示したが、これに限るもので
なく、ステータ電機子として有鉄心型ステータ電
機子を用いることで、有鉄心型構造のブラシレス
モータを構成しても良い。
またロータリーエンコーダとして、光学式の反
射式ロータリーエンコーダを用いた例を示した
が、これに限定されるものでなく、また例えばロ
ータリーエンコーダスケールとしてN極、S極の
磁極を微細ピツチで着磁したものを用い、エンコ
ーダ用検出センサとしてホール素子、ホールIC、
あるいは磁気抵抗素子などの磁気センサを用いる
ことで形成したロータリ磁気エンコーダを構成し
てもよい。
[考案の効果] 本考案のインナーロータータイプのカツプ型ブ
ラシレスモータは、上記構成から明らかなように
ローターの内部に凹部が形成されるので、この凹
部内の連結部材をロータリーエンコーダスケール
支持部材として利用し、このロータリーエンコー
ダスケール支持部材にロータリーエンコーダスケ
ールを配置し、該ロータリーエンコーダスケール
をエンコーダ用検出センサで検出するようにして
当該ロータリーエンコーダ及びこのための制御回
路、更には当該ブラシレスモータの制御回路、あ
るいは軸受などの適宜な部品を合理的に内蔵でき
るので、当該サーボモータの小型化が図れるとい
う実用上の効果甚大なるものである。
また、ローターヨーク、回転軸及び連結部材を
鉄粉入りプラスチツクで一体成形すると、部品点
数が少なくなり、当該ブラシレスモータの組立が
容易で、当該組立時間の大幅な短縮化が図かれ、
当該ブラシレスモータを安価に量産できる効果が
ある。更にまた、上記したようにロータヨークと
回転軸を一体化すると、当該回転軸と界磁マグネ
ツトとの同心を正しくとれるので、回転バランス
が良く、精度良くロータリーエンコーダを内蔵配
設できるのでサーボ用に適したブラシレスモータ
を得ることができる効果がある。更に、またロー
ターヨークを鉄粉入りプラスチツクによつて形成
した場合には、該鉄粉入りプラスチツク磁性体は
加工が極めて容易なので、このローターヨークの
所定箇所を切欠することで、ローターの回転バラ
ンスの調節を極めて容易に行なえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例としての本考案のインナーロ
ータータイプのカツプ型ブラシレスモータの縦断
面図、第2図は第1図のブラシレスモータのロー
ターの一部切欠した斜視図である。 1……インナーロータータイプのカツプ型ブラ
シレスモータ、2……ブラシレスモータ本体、3
……ステータヨーク、4……ステータ電機子、5
……軸受ハウジング、6……軸受、7……回転
軸、8……連結部材、9……ローターヨーク、1
0……界磁マグネツト、11……内側空洞部、1
1a……エンコーダ及び制御回路収納用凹部、1
2……プリント基板、13……通電制御回路構成
用電気部品、14……位置検知素子、15……ロ
ータリーエンコーダスケール、15a……エンコ
ーダ彩色部、16……フオトリフレクタエンコー
ダ用検出センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステータ電機子と径方向の空隙を介して相対的
    回動をなす界磁マグネツトを外周面に有する円筒
    状のロータヨークの内側空洞部の一部分において
    連結部材を用いて回転軸と一体化して上記空洞部
    内に凹部を形成し、該凹部内の連結部材にロータ
    リーエンコーダを構成するロータリーエンコーダ
    スケールを配設し、該ロータリーエンコーダスケ
    ールを検出するエンコーダ用検出センサを上記凹
    部内に配設すると共に、適宜な制御回路部品をも
    配設してなる、インナーロータイプのカツプ型ブ
    ラシレスモータ。
JP19337983U 1983-12-15 1983-12-15 インナーロータータイプのカツプ型ブラシレスモータ Granted JPS60128475U (ja)

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JP19337983U JPS60128475U (ja) 1983-12-15 1983-12-15 インナーロータータイプのカツプ型ブラシレスモータ

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JPS60128475U JPS60128475U (ja) 1985-08-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05292729A (ja) * 1992-04-02 1993-11-05 Shicoh Eng Co Ltd ブラシレスモ−タ
JP5335494B2 (ja) * 2009-03-10 2013-11-06 ミネベア株式会社 モータおよびモータ組込用回路装置
CN113991959B (zh) * 2017-07-21 2024-04-16 株式会社电装 旋转电机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839261A (ja) * 1981-08-31 1983-03-07 Secoh Giken Inc パルスモ−タ−とブラシレスモ−タ−とを結合したコンバインモ−タ−

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