JPS6141010Y2 - - Google Patents

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JPS6141010Y2
JPS6141010Y2 JP1979048454U JP4845479U JPS6141010Y2 JP S6141010 Y2 JPS6141010 Y2 JP S6141010Y2 JP 1979048454 U JP1979048454 U JP 1979048454U JP 4845479 U JP4845479 U JP 4845479U JP S6141010 Y2 JPS6141010 Y2 JP S6141010Y2
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plug pin
terminal box
housing
lamp
insertion hole
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は油圧・空圧機器の制御装置等に用い
られる電磁弁に関するものである。
従来のこの種の電磁弁としては通電状態を表示
する為のランプ装置を端子箱内に収納させたもの
や電磁石におけるハウジング内の先端部に収納さ
せたものが提案されているが、前者のものにあつ
てはソケツトコンタクトとプラグピンとの接触不
良やプラグピンとコイル間での断線等による故障
を表示することができない致命的な欠点があり、
後者のものにあつては電磁石におけるハウジング
の弁本体からの突出量が大きくなつて電磁弁全体
の実質的な嵩ばりが大きくなつて電磁弁の装着に
比較的大きな空間を要したり、ランプ装置の組付
けが面倒である等の欠点があつた。
そこで本考案は、上述の欠点を除くようにした
もので、ランプ装置によつてソケツトコンタクト
とプラグピンとの接触不良をも表示することがで
きてしかも電磁弁の実質的な外形形状を嵩ばらせ
ることなくランプ装置を具備させることができる
ようにした電磁弁を提供しようとするものであ
る。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1図〜第3図は電磁弁を示すものであり、
1は電磁石、2はランプ装置、3は弁装置であ
る。先ず電磁石1について説明する。4はコイル
アツセンブリである。このコイルアツセンブリ4
において、5はボビン、6はボビン5に巻装させ
た巻線から成るコイルで、これらは環状にモール
ド成形されている。7はコイル6の外周に嵌合さ
れている円筒ヨーク、8,9はボビン5を間にし
て円筒ヨーク7に嵌着された円板ヨークで、これ
らは周知の磁性材料にて形成され、ロウ付け等の
止着手段によつて互いに止着されている。上記円
板ヨーク8,9の中心部にはボビン孔5aと重合
するような透孔8a,9aが穿設されている。1
2はエポキシ或いはポリエステル等の樹脂によつ
て上記円筒ヨーク7、円板ヨーク8,9を埋込む
ようにモールド成形されたハウジングである。こ
のハウジング12において、13は弁本体の端面
に当接される基壁、14は先端壁で、これらには
中心部に透孔13a,14aが設けられている。
15は周側壁で、第2図において上側には後述の
端子箱の端面に当接可能なピン保持部16が突出
状に成形されている。17はピン保持部16の端
子箱側に形成された嵌装室で、後述のランプ装置
を嵌装し得るようになつている。18,18はピ
ン保持部16に保持されたプラグピンで、上記嵌
装室17内を貫通して端子箱に向けて突出されて
いる。19はプラグピン18,18とコイル6と
を接続するリード線である。次に、20は耐圧チ
ユーブアツセンブリである。この耐圧チユーブア
ツセンブリ20において、21は筒体で、第2図
において左端部が弁本体に螺合固着されている。
この筒体21の内部には周知のように固定鉄心と
可動鉄心とが嵌装されている。また、この筒体2
1には上記コイルアツセンブリ4のボビン孔5a
と透孔8a,9a,13a,14aが嵌合されて
いる。22は筒体21の先端部外周に刻設された
ねじ部、23はねじ部22に螺合されたナツト
で、上記ハウジング12の先端壁14aを押圧し
てコイルアツセンブリ4を弁本体に固着させてい
る。24は筒体21の孔に軸線方向へ摺動可能に
嵌挿されたプツシユピン、25はプツシユピン2
4を抜け出し方向へ付勢させる戻しばねで、戻し
ばね25に抗してブツシユピンを押込むことによ
りハウジング12の外部から可動鉄心を作動させ
得るようになつている。次に第4図〜第8図に詳
しく示されているランプ装置2について説明す
る。26はハウジング12の嵌装室17に嵌合さ
れたランプ収納体で、透光樹脂によつて成形さ
れ、内部にはランプ収納空間27が形成されてい
る。このランプ収納体26において、28は第4
図に示すように嵌合部先端に全周に亘つて形成さ
れた断面山形のエツジ部で、第5図に示すように
ピン保持部16の嵌装室17の内面との間に介在
されたパツキン29に食い込んでランプ収納空間
27内に外部から水が入らないようにシールして
いる。30は外部に面している透光壁、31は後
述の端子箱の端面に面する当接壁、32,32は
当接壁31に設けられたプラグピン挿通孔で、こ
のプラグピン挿通孔32,32にプラグピン1
8,18が嵌挿されている。33はプラグピン挿
通孔32,32を囲むように当接壁31の外面に
形成された環状のパツキン溝で、第5,6図に示
すようにパツキン34が嵌着され、このパツキン
34が端子箱の端面に圧着されてプラグピン1
8,18部分をシールしている。35,35はプ
ラグピン挿通孔32,32部分をランプ収納空間
27内に突出された接続用筒体で、第4,5,7
図に示すように先端部から差込溝36,36が切
込まれて押圧片37,37が形成されている。こ
れらの押圧片37,37は自体の弾力によつて或
程度内外方向へ撓み得るようになつている。次
に、38はランプ収納空間27内の透光壁30の
近くに収納された発光体として例示するネオンラ
ンプで、一方の接続用足線38aは上記の一方の
接続用筒体35の差込溝36に差込まれて押圧片
37によつてプラグピン18に押圧され、他方の
接続用足線38bは次に示す抵抗体の一方の接続
用足線に接続されている。なお、上記発光体とし
ては発光ダイオード等の他の発光体を用いても良
い。39は同じくランプ収納空間27内に収納さ
れた抵抗体で、一方の接続用足線39aは上記の
他方の接続用筒体35の差込溝36に差込まれて
押圧片37によつてプラグピン18に押圧され、
他方の接続用足線39bはネオンランプ38の接
続用足線38bに接続され、第8図に示すように
配線されている。次に第11図〜第15図に詳し
く示されている弁装置3について説明する。40
は弁本体で、内部には図示を省略するが、周知の
ようにスプールやスプール戻しばね等の弁切換機
構が備えられている。この弁本体40の第2図に
おいて上側には後述する端子箱を取付ける為の取
付面40aが形成され、この取付面40aに複数
個の取付ねじ穴41が設けられている。42は端
子箱である。この端子箱42において、43は底
壁、44は底壁43に上記取付ねじ穴41と合致
するように設けられた取付孔で、この取付孔44
に取付ねじ45が嵌挿されて取付ねじ穴41に螺
合され、これにより端子箱42が弁本体40に一
体的に固着されている。46は弁本体40への取
付けに先立ち底壁43の下面に第16図に示すよ
うに取付孔44を囲むように形成された環状の逃
がし溝、47は逃がし溝46と取付孔44間に取
付孔44を窄めるように順次小径となり、かつ底
壁43の下面より或程度突出するように形成され
た環状のシール堤条で、このシール堤条47は取
付ねじ45の締付けによつて第17図に示すよう
に押漬されてその一部が取付ねじ45のねじ溝内
に食い込まされ、これにより端子箱42内に取付
孔44から水が入らないようにシールしている。
48は端壁、49,49は端壁48に設けられた
プラグピン挿通孔で、上記プラグピン18,18
が挿通されている。50,50は側壁で、自体の
弾力性によつて或程度撓み得るようになつてい
る。51,51は側壁50,50の内面に形成さ
れた位置決め用の抜止穴で、後述のレセプタクル
本体の抜止爪が嵌合されている。52,52は側
壁50,50の内面の上縁付近に突設されたスト
ツパー片で、レセプタクル本体の第2図における
左右移動を受止めるようになつている。これらの
ストツパー片52,52は底壁43に突設されて
も良い。次に、53は端子箱42内に嵌装された
操作用電源供給用のレセプタクルである。このレ
セプタクル53において、54はレセプタクル本
体で、合成樹脂材料によつて成形されている。こ
のレセプタクル本体54において、55,55は
第2,11図において上方と左方とが開放されて
いる接続用空間で、側壁54a、仕切壁54b、
前壁54c及び底壁54dによつて形成されてい
る。56,56は前壁54cの前方(第2図にお
いて右方)に突設されたソケツト保護部で、夫々
にはソケツト挿入孔57,57が形成されてい
る。58,58は側壁54aと仕切壁54bとの
内面に形成された嵌装溝、59,59は底壁54
dの所定位置に設けられたねじ嵌挿穴である。6
0,60は側壁54a,54aの外面の上端近く
に突設された抜止爪で、その下面は第12,1
4,15図に示すように斜面60a,60aに形
成されている。以上に示したレセプタクル本体5
4は上記端子箱42内にソケツト保護部56,5
6が端壁48に沿うようにして最大限嵌挿され、
これにより抜止爪60,60が抜止穴51,51
に嵌合されて上下、左右動が阻止され、また側壁
54a,54aの後端がストツパー片52,52
に係合されて左右動が阻止されている。次に、6
1,61は夫々ソケツト61aと端子板61bと
から成るソケツトコンタクトで、導電材料によつ
て一体に構成されている。このソケツト61aは
上記ソケツト挿入孔57に嵌挿されてプラグピン
18が嵌挿されており、端子板61bは嵌挿溝5
8,58に嵌挿されている。62,62は夫々端
子板61bに設けられたねじ孔、63,63は
夫々嵌装溝58,58に嵌挿されたナツト、6
4,64は夫々線押え、65,65は夫々端子ね
じで、この端子ねじ65はナツト63に螺合され
た後その先端部がねじ嵌挿穴59に嵌合され、こ
れによりソケツトコンタクト61の抜出しが阻止
されている。上記端子板61bと線押え64間に
は周知のように外部電線が挾み込まれる。66は
端子箱42の蓋板で、端子箱42の上面にパツキ
ン67を取付ねじ68によつて取付けられてい
る。66aは電線口である。
上記構成のものにあつては次のようにして組立
が行われる。先ず、弁装置3における弁本体40
の取付面40aに端子箱42の底壁43が当て付
けられ、取付ねじ45によつて締着固定される。
この取付ねじ45の締付けによつて端子箱42の
シール堤条47が第16図の状態から第17図の
状態に押潰されて取付ねじ45と取付孔44内面
との間が水密的に閉塞される。また一方では次の
ようにしてレセプタクル53が組立てられる。先
ずレセプタクル本体54のソケツト挿入孔57と
嵌挿溝58,58にソケツトコンタクト61のソ
ケツト61aと端子板61bが夫々嵌挿され、ま
た上記嵌挿溝58,58にナツト63が嵌挿さ
れ、その後、端子板61bのねじ孔62に嵌挿さ
れた端子ねじ65がこのナツト63に螺合されて
端子ねじ65の先端部がレセプタクル本体54の
ねじ嵌挿穴59に嵌挿され、これによりソケツト
コンタクト61の抜出しが阻止される。また、他
方のソケツトコンタクト61も同様に組付けられ
てレセプタクル53が組立てられる。次に、この
レセプタクル53のレセプタクル本体54が第1
1図に示すように端子箱42内に嵌挿される。こ
の場合、レセプタクル本体54の抜止爪60,6
0はその斜面60a,60aによつて端子箱42
の側壁50,50を押拡げて端子箱42内に嵌挿
される。そして、レセプタクル本体54の底壁4
3の端子箱42の底壁43に当接される位置迄嵌
挿されると、レセプタクル本体54の抜止爪6
0,60が端子箱42の抜止穴51に嵌合され、
またレセプタクル本体54の側壁54a,54a
が端子箱42のストツパー片52,52に係合さ
れ、これによりレセプタクル本体54の第2図に
おける上下、左右の動きが阻止されてその位置が
固定され、ソケツト挿入孔57,57は端子箱4
2のプラグピン挿通孔49,49に合致される。
次に、端子板61aと線押え64間に外部電線が
接続され、然る後端子箱42に蓋板66がパツキ
ン67を介して取付ねじ68によつて取付けられ
る。また、一方では次のようにしてランプ装置2
がコイルアツセンブリ4に取付けられる。先ず、
ランプ収納体26のランプ収納室27内にネオン
ランプ38と抵抗体39が第4,5図に示すよう
に収納され、ネオンランプ38の接続用足線38
aが一方の差込溝36に、抵抗体39の接続用足
線39aが他方の差込溝36に夫々差込まれる。
その後、ランプ収納体26のプラグピン挿通孔3
2,32がプラグピン18,18に嵌め込まれて
ランプ収納体26及びパツキン29がコイルアツ
センブリ4の嵌装室17内に嵌合される。これに
より、ネオンランプ38と抵抗体39の接続用足
線38a,39aが押圧片37,37によつてプ
ラグピン18,18に押圧されて電気的に接続さ
れる。また、ランプ収納体26のエツジ部28が
パツキン29に食い込んでランプ収納室27内に
水が入らないようにシールされる。また、上記ラ
ンプ収納体26のパツキン溝33にパツキン34
が嵌着される。次に、上記弁装置3の弁本体40
に電磁石1における耐圧チユーブアツセンブリ2
0の筒体21が螺合固着され、この筒体21にコ
イルアツセンブリ4のボビン孔5aと透孔8a,
9a,13a,14aが嵌合され、またプラグピ
ン18,18が端子箱42のプラグピン挿通孔4
9,49に挿入され、ハウジング12の基壁13
が弁本体40の端面に、ピン保持部16及びラン
プ収納体26の当接壁31が端子箱42の端面に
当接される。これによりプラグピン18,18は
ソケツトコンタクト61,61のソケツト61
a,61aに嵌合され、またパツキン34は端子
箱42の端面に圧着されてプラグピン18,18
部分がシールされる。その後、筒体21のねじ部
22にナツト23が螺合され、これによりランプ
装置2と電磁石1が弁本体40に固定される。以
上により電磁弁の組立てが完了する。
また、上記のように構成した電磁弁にあつて
は、ランプ装置2がコイル6の側方位置でかつ端
子箱42の端面と対向する位置に装着されている
ので、電磁弁全体の第2図における左右方向の長
さや第2図における上下方向の高さがランプ装置
2を装着することによつて大きくなるようなこと
がなく、電磁弁を機械に組付ける場合にはランプ
装置2を有しない電磁弁の場合と実質的に同じ空
間があれば組付けることができる。
また、上記構成の電磁弁にあつては、これを使
用するとき外部電線からソケツトコンタクト6
1,61に電源が供給されてプラグピン18,1
8に通電されると、ネオンランプ38が点灯して
その光がランプ収納体26の透光壁30を透過
し、外部からその光を確認できるようになる。こ
の場合、その光の確認は端子箱42の隣において
行えるから、端子箱42内の故障を修理するとき
等に上記ネオンランプ38の点灯の有無を確認し
ながら行うことができる。また、プラグピン1
8,18に通電されるとネオンランプ18が点灯
するようにしたので、プラグピン18,18とソ
ケツトコンタクト61,61との接触不良の有無
を確認することができる。
第9図、第10図はランプ装置の異なる回路例
を示すもので、第9図ではサージ吸収用のバリス
タ69がネオンランプ38と並列に接続され、第
10図では発光体として発光ダイオード70,7
0が使用されている。第18図、第19図は端子
箱42を弁本体40に取付ける部分の異なる実施
例で、取付孔44の下端縁に食い込み鍔71が形
成され、また取付孔44から僅かに離れてシール
堤条72が形成され、このシール堤条72が押潰
されることにより食い込み鍔71が取付ねじ45
のねじ溝に食い込まされている。第20図、第2
1図はランプ装置2における発光体等の部品の接
続用足線38aとプラグピン18との接続部分の
異なる実施例で、プラグピン挿通孔32の内面に
凹溝73が形成され、この凹溝73に接続用足線
38aが挿入されている。
以上のようにこの考案にあつては、コイルアツ
センブリのハウジング12を合着させるべき端面
を有する弁本体40の側面には端子箱42を付設
すると共に、該端子箱42内にはソケツトコンタ
クト61を備えるレセプタクル53を備えさせ、
しかも該端子箱42において上記弁本体40の端
面と同じ側の端面には、上記ソケツトコンタクト
61と対向する位置にプラグピン挿通孔49を穿
設し、一方上記弁本体40の端面及び端子箱42
の端面には、コイル6を内蔵するハウジング12
の一面を上記両端面にまたがる状態でかつ着脱自
在に合着させ、更に上記ハウジング12の一面に
おいて上記プラグピン挿通孔49と対向する部分
からは上記コイル6に接続したプラグピン18を
突設させると共に、該プラグピン18は上記挿通
孔49を介して上記ソケツトコンタクト61に抜
差自在に接続している電磁弁において、上記ハウ
ジングの上記の一面には上記プラグピン18を取
り囲む位置に嵌装室17を凹設させ、一方、透光
材料でもつて上記嵌装室に収まる大きさに形成し
たランプ収納体26とそれに内蔵させた発光体3
8とを有するランプ装置2を設け、上記ランプ収
納体26には上記プラグピン18を抜差自在に貫
通させ得るようにしたプラグピン挿通孔32を穿
設すると共に、上記発光体38の接続用足線38
aは、該プラグピン挿通孔32に挿通されるプラ
グピン18に接触し得るよう該挿通孔32に露出
させ、更に上記収納体26は該収納体26のプラ
グピン挿通孔32に上記プラグピン18を貫通さ
せた状態で上記嵌装室17に嵌装させると共に、
その一面31を上記端子箱の端面に当接させてあ
り、更に、上記ランプ収納体26における上記の
当接面31には上記端子箱42のプラグピン挿通
孔49を取り囲む環状のパツキン34を付設する
と共に、該パツキン34は上記端子箱の端面に圧
着させた構成であるから以下の如き数々の効果を
有する。
即ち、ランプ装置におけるランプ収納体の内部
に収納させた発光体をプラグピンに接続させてい
るので、端子箱内のレセプタクルへの電力供給が
断されたとき(例えば停電のとき)はもちろんの
ことプラグピンとソケツトコンタクトの接触不良
によりコイルへの通電が不規則になつたときも、
その通電状態を発光体の発光によつて表示するこ
とができ、微妙な故障を発見する上に優れた効果
がある。また上記のようにプラグピンとソケツト
コンタクトの接触下良をもランプ装置によつて発
見し得るようにしたものであつても、ランプ装置
のランプ収納体を端子箱の端面とハウジングの側
面との間に形成された空間に位置させてあるの
で、電磁弁の実質的な外形形状を嵩ばらせること
なくランプ装置を具備させることができ、電磁弁
を装着するときに大きな空間を要しないという使
用上の効果がある。
また上記のように端子箱の端面とハウジングの
側面との間の空間にランプ装置を位置させてある
ので、端子箱の故障を修理する場合端子箱に注目
している目で直ちに隣接するランプ装置の発光体
の発光をも確認することができ、端子箱内の保守
点検作業を容易に行える利点がある。
更にまた上記のようにランプ装置のランプ収納
体を電磁石のハウジングの側面と端子箱の端面と
の間に位置させてこのランプ収納体をハウジング
に固着させているので、電磁石のハウジングをラ
ンプ装置とは別に成形することができ、電磁石の
製造、組立てを容易に行える効果がある。
更にその上本考案は、ハウジング12に凹設し
た嵌装室17に箱状のランプ装置2を嵌め込んだ
構造であるから、例えば発光体38が球切れをし
た場合などランプ装置2を取替る場合には、コイ
ルアツセンブリ4を弁本体40から取り外したと
きにハウジング12の端面に露出しているランプ
装置2(独立した箱状のもの)を単に機械的に取
り外し、予備の(交換用の)ランプ装置2を機械
的に嵌めるだけで取替ができ、電気知識のない運
転員であつても(電気の修理屋を呼ばずとも)ラ
ンプ装置2の取替ができる実用効果がある。
しかも上記取替の作業をする場合、ランプ装置
2が上記端面に露出する構造に加えてプラグピン
18の元部は嵌装室17の底部に即ちハウジング
12に埋設状態に保持された構造であるから、 (1) 弁本体40からコイルアツセンブリ4を例え
ば右手を使つて取り外す。
(2) アツセンブリ4を右手に持つたまま、左手を
使つて故障したランプ装置2をプラグピン18
から抜き取る。
(3) 左手で新しいランプ装置2をつかみ、それを
右手に持つているアツセンブリ4のプラグピン
18に差し付ける。
(4) 右手に持つているコイルアツセンブリ4を弁
本体40に取付ける。
というただの4工程のみの作業で極めて迅速に
取替作業を行ない得る効果がある。
その上、上記(2),(3)の工程の場合、ハウジング
12によつて保持されているプラグピン18をガ
イドにしてランプ装置2を抜き差しすることがで
き、それらの作業を容易に行ない得る効果もあ
る。
更にその上、プラグピン18の元部がハウジン
グ12に取付いている構造であるから、上記(3)の
作業によつてランプ装置2をプラグピン18に差
込んだだけで、コイルアツセンブリ4に対するラ
ンプ装置2の位置がぴつたりと定まつている特長
があり、上記(4)の作業を容易に((4)の作業中にラ
ンプ装置2の位置を修正したりする必要なく)行
ない得る効果もある。
更に本考案は上記の如くプラグピン18の元部
がモールド成形のハウジング12に取付いている
構造であるから、上記のようにランプ装置2の故
障に基づく取替の場合にあつて、取外したランプ
装置2をランプ収納体26ごと修理の為に電気業
者に渡してしまい、しかも予備のランプ装置2が
無い場合においてどうしても弁本体を作動させね
ばならない事態となつても(例えば弁本体に連な
る油圧装置のテストを緊急に行なわねばならぬ場
合)、ランプ装置2が無いままコイルアツセンブ
リ4を弁本体40に取付けるだけで、コイル6の
防水を維持してその故障を予め防止した状態で試
運転することができ、上記のような緊急の事態に
も安全に対処できる実用効果がある。
その上本考案にあつては前記ランプ装置2の取
付の場合、単にプラグピン18に対する差付のみ
で、その機械的な固定並びに電気的な固定の両方
を行なつてしまい得る作業上の大きな効果があ
る。
更に、上記弁本体40に対するコイルアツセン
ブリ4の取付の場合、ランプ装置2におけるラン
プ収納体26の当接面(端子箱42に対する当接
面)31に付設してある環状のパツキン34が上
記挾圧によつて端子箱42の端面に圧着され、そ
の面に開口するプラグピン挿通孔49の周囲をパ
ツキン34と当接面31とでもつて完全な水密状
態にできる特長もある。即ち上記ランプ装置2の
取付により、端子箱42のプラグピン挿通孔49
のシールをも同時に行なつてしまい得る効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は蓋
板の一部を切除いて示す電磁弁の平面図、第2図
は主要部分を断面にして示す第1図の正面図、第
3図は第2図の右側面図、第4図はランプ装置部
分を示す第5図の−線断面図、第5図は第4
図の抵抗体を除去して示す−線断面図、第6
図は第5図の上方から見た平面図、第7図はラン
プ装置の分解斜視図、第8図はランプ装置の電気
配線を示す説明図、第9図、第10図はランプ装
置の異なる実施例を示す電気回路図、第11図は
端子箱とレセプタクルの分解斜視図、第12図は
端子箱とレセプタクルの断面図、第13図はレセ
プタクルの平面図、第14図は第13図の正面
図、第15図は第14図の背面図、第16図は取
付前の弁本体と端子箱との取付部分の断面図、第
17図は取付後の第16図部分の断面図、第18
図は取付前の弁本体と端子箱との取付部分の異な
る実施例を示す断面図、第19図は取付後の第1
8図の部分の断面図、第20図は発光体とプラグ
ピンとの接続部分の異なる実施例を示す第21図
の−線断面図、第21図は第20図の
XI−XI線断面図。 2……ランプ装置、3……弁装置、6……コイ
ル、12……ハウジング、18……プラグピン、
26……ランプ収納体、38……ネオンランプ
(発光体)、40……弁本体、42……端子箱、6
1……ソケツトコンタクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルアツセンブリのハウジングを合着させる
    べき端面を有する弁本体の側面には端子箱を付設
    すると共に、該端子箱内にはソケツトコンタクト
    を備えるレセプタクルを備えさせ、しかも該端子
    箱において上記弁本体の端面と同じ側の端面に
    は、上記ソケツトコンタクトと対向する位置にプ
    ラグピン挿通孔を穿設し、一方上記弁本体の端面
    及び端子箱の端面には、コイルを内蔵させた上記
    コイルアツセンブリのハウジングの一面を上記両
    端面にまたがる状態でかつ着脱自在に合着させ、
    更に上記ハウジングの一面において上記プラグピ
    ン挿通孔と対向する部分からは上記コイルに接続
    したプラグピンを突設させると共に、該プラグピ
    ンは上記挿通孔を介して上記ソケツトコンタクト
    に抜差自在に接続している電磁弁において、上記
    ハウジングは上記コイルを埋め込む状態で樹脂を
    モールド成形することによつて形成してあり、し
    かも上記ハウジングの上記の一面には上記プラグ
    ピンを取り囲む位置に嵌装室を、上記コイルとは
    ハウジングの一部によつて隔てられた状態に凹設
    してあると共に、上記プラグピンの元部は該嵌装
    室の底部に埋設状態に保持されており、一方、透
    光材料でもつて上記嵌装室に収まる大きさの箱状
    に形成したランプ収納体とそれに内蔵させた発光
    体とを有するランプ装置を設け、上記ランプ収納
    体には上記プラグピンを抜差自在に貫通させ得る
    ようにしたプラグピン挿通孔を穿設すると共に、
    上記発光体の接続用足線は、該プラグピン挿通孔
    に挿通されるプラグピンに接触し得るよう該挿通
    孔に露出させ、更に上記収納体は該収納体のプラ
    グピン挿通孔に上記プラグピンを貫通させた状態
    で上記嵌装室に嵌装させると共に、その一面を上
    記端子箱の端面に当接させてあり、更に、上記ラ
    ンプ収納体における上記の当接面には上記端子箱
    のプラグピン挿通孔を取り囲む環状のパツキンを
    付設すると共に、該パツキンは上記端子箱の端面
    に圧着させたことを特徴とする電磁弁。
JP1979048454U 1979-04-12 1979-04-12 Expired JPS6141010Y2 (ja)

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JPS55147573U JPS55147573U (ja) 1980-10-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59537Y2 (ja) * 1974-03-16 1984-01-09 サンメイデンキ カブシキガイシヤ ランプツキデンジベンヨウソレノイド
JPS59538Y2 (ja) * 1974-03-27 1984-01-09 サンメイデンキ カブシキガイシヤ ランプツキデンジベンヨウ ソレノイド

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Publication number Publication date
JPS55147573U (ja) 1980-10-23

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