JPS6140580B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140580B2 JPS6140580B2 JP57204821A JP20482182A JPS6140580B2 JP S6140580 B2 JPS6140580 B2 JP S6140580B2 JP 57204821 A JP57204821 A JP 57204821A JP 20482182 A JP20482182 A JP 20482182A JP S6140580 B2 JPS6140580 B2 JP S6140580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- operating
- parking brake
- parking
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T17/00—Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
- B60T17/08—Brake cylinders other than ultimate actuators
- B60T17/16—Locking of brake cylinders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両の駐停車時にパーキングブレー
キとサービスブレーキの両方を作動させ得るよう
にした自動車の制動装置に関する。
キとサービスブレーキの両方を作動させ得るよう
にした自動車の制動装置に関する。
車両の駐停車時にパーキングブレーキを作動さ
せて、車両を制動状態に置くことは従来から行な
われているが、傾斜路面等での駐停車の制動を確
実にするために、パーキングブレーキと併わせて
サービスブレーキを作動させることが望ましい。
これは、トラツク、ミキサー車、クレーン車など
の重量車両では特に有効である。
せて、車両を制動状態に置くことは従来から行な
われているが、傾斜路面等での駐停車の制動を確
実にするために、パーキングブレーキと併わせて
サービスブレーキを作動させることが望ましい。
これは、トラツク、ミキサー車、クレーン車など
の重量車両では特に有効である。
特公昭第51−43659号には、後輪用マスターシ
リンダと後輪ブレーキシリンダとを連結する油圧
通路内にパーキングブレーキシリンダを挿入し、
パーキングブレーキシリンダのピストンをパーキ
ングブレーキに連接しパーキングブレーキ操作時
には該レバーに連結された機械式後輪ブレーキが
作用すると同時にパーキングブレーキシリンダか
らの圧油が後輪シリンダに伝えられ、フートブレ
ーキ操作時と同様の油圧による制動力も発生する
ようにしている。しかし、この構成では、パーキ
ングブレーキの機械式制動作用と、サービスブレ
ーキの油圧によみる制動作用との間に独立性がな
く安全性に欠ける。また、特開昭57−22952号明
細書には、パーキングブレーキの所定の制動操作
力により、パーキングブレーキ操作力検知バルブ
が開き、圧縮空気をエアーサービスブレーキ回路
に送り、サービスブレーキを制動状態に置くよう
にしている。この構造のものは、パーキングブレ
ーキとサービスブレーキの独立性は保つている
が、このサービスブレーキは空気作動であり、ス
ペース的に不利であるとともに、非圧縮性流体を
扱う油圧作動型サービスブレーキにそのまま適用
することはできない。
リンダと後輪ブレーキシリンダとを連結する油圧
通路内にパーキングブレーキシリンダを挿入し、
パーキングブレーキシリンダのピストンをパーキ
ングブレーキに連接しパーキングブレーキ操作時
には該レバーに連結された機械式後輪ブレーキが
作用すると同時にパーキングブレーキシリンダか
らの圧油が後輪シリンダに伝えられ、フートブレ
ーキ操作時と同様の油圧による制動力も発生する
ようにしている。しかし、この構成では、パーキ
ングブレーキの機械式制動作用と、サービスブレ
ーキの油圧によみる制動作用との間に独立性がな
く安全性に欠ける。また、特開昭57−22952号明
細書には、パーキングブレーキの所定の制動操作
力により、パーキングブレーキ操作力検知バルブ
が開き、圧縮空気をエアーサービスブレーキ回路
に送り、サービスブレーキを制動状態に置くよう
にしている。この構造のものは、パーキングブレ
ーキとサービスブレーキの独立性は保つている
が、このサービスブレーキは空気作動であり、ス
ペース的に不利であるとともに、非圧縮性流体を
扱う油圧作動型サービスブレーキにそのまま適用
することはできない。
従つて、本発明の目的は油圧作動型サービスブ
レーキを使用し、パーキングブレーキとサービス
ブレーキの独立性を保持しつつ駐停車時に両者を
作動状態にして高い安定性を保つことのできる車
両の制動装置を提供することである。本発明の構
成はブレーキマスターシリンダより発せられる油
圧によつて作動する油圧作動型サービスブレーキ
と、パーキングブレーキ操作部材の操作力により
作動するパーキングブレーキと、パーキングブレ
ーキ操作部材の操作に応じてオンオフする電磁手
段と、該電磁手段によりロツク又はロツク解除さ
れるロツク機構と、該ロツク機構により作動状態
に保持される作動部材と、前記サービスブレーキ
の油圧回路中に設けられ前記作動部材の作動によ
りサービスブレーキの圧力を保持するコントロー
ルバルブとを備えたことである。
レーキを使用し、パーキングブレーキとサービス
ブレーキの独立性を保持しつつ駐停車時に両者を
作動状態にして高い安定性を保つことのできる車
両の制動装置を提供することである。本発明の構
成はブレーキマスターシリンダより発せられる油
圧によつて作動する油圧作動型サービスブレーキ
と、パーキングブレーキ操作部材の操作力により
作動するパーキングブレーキと、パーキングブレ
ーキ操作部材の操作に応じてオンオフする電磁手
段と、該電磁手段によりロツク又はロツク解除さ
れるロツク機構と、該ロツク機構により作動状態
に保持される作動部材と、前記サービスブレーキ
の油圧回路中に設けられ前記作動部材の作動によ
りサービスブレーキの圧力を保持するコントロー
ルバルブとを備えたことである。
本発明は、パーキングブレーキ操作部材の操作
時に、油圧作動型サービスブレーキを作動状態に
保持する機構を備えており、上述の構成により、
パーキングブレーキ操作部材を操作するとパーキ
ングブレーキが制動状態になるとともにこの操作
に感応して電磁手段がオンになり、ロツク機構を
介して作動部材を作動位置に保持し得るようにな
る。その後、サービスブレーキに油圧が発生して
いる状態で、作動部材を操作すると、作動部材は
ロツク機構によりその作動位置に保持されるた
め、サービスブレーキの油圧を継続して保持する
ことができる。
時に、油圧作動型サービスブレーキを作動状態に
保持する機構を備えており、上述の構成により、
パーキングブレーキ操作部材を操作するとパーキ
ングブレーキが制動状態になるとともにこの操作
に感応して電磁手段がオンになり、ロツク機構を
介して作動部材を作動位置に保持し得るようにな
る。その後、サービスブレーキに油圧が発生して
いる状態で、作動部材を操作すると、作動部材は
ロツク機構によりその作動位置に保持されるた
め、サービスブレーキの油圧を継続して保持する
ことができる。
本発明の好ましい態様では、この作動部材はサ
ービスブレーキ用の油圧回路中に設けられたコン
トロールバルブに接続し、作動部材が作動状態に
あるときコントロールバルブはサービスブレーキ
を作動状態に保持するように構成する。
ービスブレーキ用の油圧回路中に設けられたコン
トロールバルブに接続し、作動部材が作動状態に
あるときコントロールバルブはサービスブレーキ
を作動状態に保持するように構成する。
本発明によれば、上述のブレーキの操作はパー
キングブレーキとサービスブレーキについてそれ
ぞれ独立して行なわれるため安全性が高い。な
お、上記2系統のブレーキの解除は単にパーキン
グブレーキ操作部材を戻せばよく、この操作によ
り、パーキングブレーキの制動が解除されるとと
もに、電磁手段が消磁されてロツク機構がロツク
解除され、作動部材が非作動位置に戻され、これ
によつて制動状態が解除される。
キングブレーキとサービスブレーキについてそれ
ぞれ独立して行なわれるため安全性が高い。な
お、上記2系統のブレーキの解除は単にパーキン
グブレーキ操作部材を戻せばよく、この操作によ
り、パーキングブレーキの制動が解除されるとと
もに、電磁手段が消磁されてロツク機構がロツク
解除され、作動部材が非作動位置に戻され、これ
によつて制動状態が解除される。
以下図面を参照しつつ本発明の実施例につき説
明する。
明する。
第1図を参照すれば、本発明に係るブレーキの
作動系統図が示されており、フートブレーキのブ
レーキペダル10の踏力を油圧に変換するマスタ
ーシリンダ12により発生した油圧は油圧配管1
4,16により、コントロールバルブ18を介し
て前輪サービスブレーキ用のホイールシリンダ2
0a,20b及び後輪サービスブレーキ用のホイ
ールシリンダ22a,22bに与えられる。ま
た、パーキングブレーキ操作レバー24は、ケー
ブル26を介して、パーキングブレーキ28に接
続されている。本例では、パーキングブレーキ2
8はプロペラシヤフトを制動するセンターブレー
キとして構成されている。パーキングブレーキ操
作レバー24には、該操作レバーが操作されたか
否かを検知するパーキングレバースイツチ30が
設けられており、このスイツチ30は、コントロ
ールボツクス32に接続されている。コントロー
ルボツクス32は電源33に接続されており、警
報ブザー34,及び準備ランプ(黄色)36、保
持ランプ(縁色)38を備えている。さらにコン
トロールボツクス32には作動部材を構成する操
作ノブ40が収納されており、この操作ノブ40
はコントロールバルブ18に設けられた油圧保持
レバー42にケーブル44により連結されてい
る。保持レバー42は操作ノブ40が非作動位置
にあるとき右方に引き込まれるように、バネ46
により図において右方に付勢されている。コント
ロールバルブ18には油圧配管14,16の圧力
を検知する圧力スイツチ48,50が設けられて
おり、このスイツチ48,50はコントロールボ
ツクス32に接続されている。第2図を参照すれ
ば、コントロールバルブ18に内蔵される圧力保
持バルブ52の断面図が示されており、このバル
ブ52は油圧配管14,16について各1個づつ
設けられる。バルブ52は接続口56、58と、
これら接続口56,58を結ぶ通路54を有す
る。接続口56は油圧配管14又は16のマスタ
ーシリンダ側に接続され、接続口58は油圧配管
14又は16のホイールシリンダ側に接続され
る。通路54には弁室62が形成され、この弁室
62の接続口56側の入口には弁座64が形成さ
れている。弁座64に対応する弁材66が弁室6
2に配置され、この弁材66は弁室62の開口端
に取付けられたプラグ70と該弁材66との間に
配置されたバネ72により弁座64へ向けて付勢
されている。弁室64と接続口56との間の通路
54には円筒状のカム室94が形成され、弁材6
6は弁座64を貫通して該カム室94に突出する
弁軸68を有する。カム室94内には油圧保持レ
バー42の揺動により回転させられるカム60が
設けられ、このカム60は弁軸68の端部に係合
する。油圧保持レバー42が操作ノブ40によつ
て引かれているときには、弁軸68はカム60に
よつて押されておらず、弁材66は、バネ72の
力により図において右方に押され弁座64に着座
する。従つて、この場合圧油はバネ72の力に抗
して弁材66を押し弁室62内に流入することは
できるが、反対方向の流れは阻止される。すなわ
ち、ホイールシリンダ内の油圧はそのまま保持さ
れる。また、油圧保持レバー42が操作ノブ40
によつて引かれていないときにはカム60は弁軸
68を左方に押し、弁材66を開方向に動かすの
で通路54と弁室62は連通状態になる。従つて
この場合には、圧油は弁室62を通して自由に流
通することができ、ホイールシリンダーに油圧は
保持されない。弁室62に連通して油室76が設
けられ、この油室76には弁室62内の圧力を検
知する圧力スイツチ48又は50が設けられ、前
述のようにコントロールボツクス32に信号を送
るように接続されている。弁室62とホイールシ
リンダ側接続口58との間には逃がし弁機構80
が設けられる。この機構80は圧力保持バルブ5
2に設けられた凹部にプラグ82を螺合して外部
と遮断し、油室84を形成するプラグ82には油
室84と油圧通路54を連絡する連通路86が設
けられ、この連通路86の油室84側はバネ88
により付勢され該連通路86をふさぐボール90
によつて押えられている。また、油室84は油圧
通路92によりカム室94に連通している。これ
により、ホイールシリンダー内の油圧が所定値以
上になるとボール90をバネ88の力に抗して、
圧油は通路92及び通路54からマスターシリン
ダ12の方に流れ、ホイールシリンダーの圧力は
所定圧以下に低下する。
作動系統図が示されており、フートブレーキのブ
レーキペダル10の踏力を油圧に変換するマスタ
ーシリンダ12により発生した油圧は油圧配管1
4,16により、コントロールバルブ18を介し
て前輪サービスブレーキ用のホイールシリンダ2
0a,20b及び後輪サービスブレーキ用のホイ
ールシリンダ22a,22bに与えられる。ま
た、パーキングブレーキ操作レバー24は、ケー
ブル26を介して、パーキングブレーキ28に接
続されている。本例では、パーキングブレーキ2
8はプロペラシヤフトを制動するセンターブレー
キとして構成されている。パーキングブレーキ操
作レバー24には、該操作レバーが操作されたか
否かを検知するパーキングレバースイツチ30が
設けられており、このスイツチ30は、コントロ
ールボツクス32に接続されている。コントロー
ルボツクス32は電源33に接続されており、警
報ブザー34,及び準備ランプ(黄色)36、保
持ランプ(縁色)38を備えている。さらにコン
トロールボツクス32には作動部材を構成する操
作ノブ40が収納されており、この操作ノブ40
はコントロールバルブ18に設けられた油圧保持
レバー42にケーブル44により連結されてい
る。保持レバー42は操作ノブ40が非作動位置
にあるとき右方に引き込まれるように、バネ46
により図において右方に付勢されている。コント
ロールバルブ18には油圧配管14,16の圧力
を検知する圧力スイツチ48,50が設けられて
おり、このスイツチ48,50はコントロールボ
ツクス32に接続されている。第2図を参照すれ
ば、コントロールバルブ18に内蔵される圧力保
持バルブ52の断面図が示されており、このバル
ブ52は油圧配管14,16について各1個づつ
設けられる。バルブ52は接続口56、58と、
これら接続口56,58を結ぶ通路54を有す
る。接続口56は油圧配管14又は16のマスタ
ーシリンダ側に接続され、接続口58は油圧配管
14又は16のホイールシリンダ側に接続され
る。通路54には弁室62が形成され、この弁室
62の接続口56側の入口には弁座64が形成さ
れている。弁座64に対応する弁材66が弁室6
2に配置され、この弁材66は弁室62の開口端
に取付けられたプラグ70と該弁材66との間に
配置されたバネ72により弁座64へ向けて付勢
されている。弁室64と接続口56との間の通路
54には円筒状のカム室94が形成され、弁材6
6は弁座64を貫通して該カム室94に突出する
弁軸68を有する。カム室94内には油圧保持レ
バー42の揺動により回転させられるカム60が
設けられ、このカム60は弁軸68の端部に係合
する。油圧保持レバー42が操作ノブ40によつ
て引かれているときには、弁軸68はカム60に
よつて押されておらず、弁材66は、バネ72の
力により図において右方に押され弁座64に着座
する。従つて、この場合圧油はバネ72の力に抗
して弁材66を押し弁室62内に流入することは
できるが、反対方向の流れは阻止される。すなわ
ち、ホイールシリンダ内の油圧はそのまま保持さ
れる。また、油圧保持レバー42が操作ノブ40
によつて引かれていないときにはカム60は弁軸
68を左方に押し、弁材66を開方向に動かすの
で通路54と弁室62は連通状態になる。従つて
この場合には、圧油は弁室62を通して自由に流
通することができ、ホイールシリンダーに油圧は
保持されない。弁室62に連通して油室76が設
けられ、この油室76には弁室62内の圧力を検
知する圧力スイツチ48又は50が設けられ、前
述のようにコントロールボツクス32に信号を送
るように接続されている。弁室62とホイールシ
リンダ側接続口58との間には逃がし弁機構80
が設けられる。この機構80は圧力保持バルブ5
2に設けられた凹部にプラグ82を螺合して外部
と遮断し、油室84を形成するプラグ82には油
室84と油圧通路54を連絡する連通路86が設
けられ、この連通路86の油室84側はバネ88
により付勢され該連通路86をふさぐボール90
によつて押えられている。また、油室84は油圧
通路92によりカム室94に連通している。これ
により、ホイールシリンダー内の油圧が所定値以
上になるとボール90をバネ88の力に抗して、
圧油は通路92及び通路54からマスターシリン
ダ12の方に流れ、ホイールシリンダーの圧力は
所定圧以下に低下する。
第3図を参照すればコントロールボツクス32
内に収容されたロツク機構の概略図が示されてい
る。前述のように操作ノブ40はケーブル44を
介して油圧保持レバー42に接続されている。操
作ノブ40は開口96を有する連結板40aと一
体に形成されており、この開口96は操作ノブ4
0が作動位置に(図において左方)引かれたと
き、磁界収束のための鉄心98を備えたコイル1
00が励磁されていれば、引つぱりバネ102に
より付勢された可動鉄心104の突起106と係
合して操作ノブ40を作動位置に保持するように
なつている。すなわち、操作ノブ40の連結板4
0aの開口96と可動鉄心104の突起106と
はロツク機構を形成する。また、操作ノブ40に
は突起108が設けられ、この突起108は操作
ノブ40が作動位置に引かれたときコイル100
の制御回路中に設けられたフルストロークスイツ
チ110を閉じ、電源112に接続されたパーキ
ングレバースイツチ30が閉じているときコイル
100を励磁状態に保持する。第4図は、コント
ロールボツクス内の制御回路を示すものである。
内に収容されたロツク機構の概略図が示されてい
る。前述のように操作ノブ40はケーブル44を
介して油圧保持レバー42に接続されている。操
作ノブ40は開口96を有する連結板40aと一
体に形成されており、この開口96は操作ノブ4
0が作動位置に(図において左方)引かれたと
き、磁界収束のための鉄心98を備えたコイル1
00が励磁されていれば、引つぱりバネ102に
より付勢された可動鉄心104の突起106と係
合して操作ノブ40を作動位置に保持するように
なつている。すなわち、操作ノブ40の連結板4
0aの開口96と可動鉄心104の突起106と
はロツク機構を形成する。また、操作ノブ40に
は突起108が設けられ、この突起108は操作
ノブ40が作動位置に引かれたときコイル100
の制御回路中に設けられたフルストロークスイツ
チ110を閉じ、電源112に接続されたパーキ
ングレバースイツチ30が閉じているときコイル
100を励磁状態に保持する。第4図は、コント
ロールボツクス内の制御回路を示すものである。
パーキングレバースイツチ30の端子は一方で
電源112、他方で、前述のように操作ノブ40
が作動位置にあるとき閉であるフルストロークス
イツチ110及びコイル100に接続されてい
る。コイル100はパーキングレバースイツチ3
0が断たれない限り、フルストロークスイツチ1
10を閉に保持するのでフルストロークスイツチ
110はコイル100の自己保持回路を構成す
る。パーキングレバースイツチ30の一方の端子
は、前輪のホイールシリンダ20a,20bの圧
力を検知して開閉動作する前輪用圧力スイツチ4
8に接続され、この圧力スイツチ48は、後輪の
ホイールシリンダ22a,22Bの圧力に応じて
開閉動作する後用輪圧力スイツチ50に接続され
ている。圧力スイツチ50は一方で保持ランプ
(緑色)38に接続されている。従つて、保持ラ
ンプ38はパーキングブレーキ操作レバー24が
引かれて作動状態になつており、しかもホイール
シリンダ20a,20b,22a,22bの油圧
が所定値以上、すなわちサービスブレーキが作動
状態にあるとき点灯する。また、パーキングレバ
ースイツチ30には、圧力スイツチ48,50、
保持ランプ38と並列的に準備ランプ(黄色)に
接続されている。準備ランプ36はパーキングブ
レーキ操作レバー24が引かれたとき点灯し、操
作ノブ40を作動状態にし得る準備が完了したこ
とを示す。圧力スイツチ50は保持ランプ38と
並列なリレー114にも接続され、このリレー1
14はフルストロークスイツチ110に接続され
たコイル114aが励磁されたとき閉じるように
なつており、操作ノブ40が引かれていることを
確認する役割を果たす。リレー114はダイオー
ド116を介してブザー118に接続され、ブザ
ー118はリレー120に接続されている。リレ
ー120は、これと並列的にリレー114に接続
されたコイル120aが励磁されたとき開にな
る。またブザー118はリレー124を介してパ
ーキングレバースイツチ30に接続されており、
リレー124はブザー118と並例的にダイオー
ド116に接続されたコイル124aが励磁され
たとき閉じる。従つて、ブザー118は通常パー
キングブレーキ28及びサービスブレーキが作動
状態にあるときには、コイル120aが励磁さ
れ、リレー120が開になるのでコイル124a
が励磁されてリレー124が閉じても鳴ることは
ない。リレー124はいつたん閉じるとパーキン
グレバースイツチ30が開になるまで閉に維持さ
れる。すなわち自己保持機能を有する。この後、
圧力スイツチ48,50の少なくとも1つが開に
なると、すなわちホイールシリンダ20a,20
b、又は22a,22bの油圧が所定値以下に下
がると、コイル120aが消磁し、リレー120
が閉になつてブザー118が鳴る。従つて、ブザ
ー118はパーキングブレーキ28とサービスブ
レーキがいつたん作動状態になつた後、何らかの
理由でホイールシリンダの油圧が低下したような
場合の警報ブザーとしての役割を果たす。
電源112、他方で、前述のように操作ノブ40
が作動位置にあるとき閉であるフルストロークス
イツチ110及びコイル100に接続されてい
る。コイル100はパーキングレバースイツチ3
0が断たれない限り、フルストロークスイツチ1
10を閉に保持するのでフルストロークスイツチ
110はコイル100の自己保持回路を構成す
る。パーキングレバースイツチ30の一方の端子
は、前輪のホイールシリンダ20a,20bの圧
力を検知して開閉動作する前輪用圧力スイツチ4
8に接続され、この圧力スイツチ48は、後輪の
ホイールシリンダ22a,22Bの圧力に応じて
開閉動作する後用輪圧力スイツチ50に接続され
ている。圧力スイツチ50は一方で保持ランプ
(緑色)38に接続されている。従つて、保持ラ
ンプ38はパーキングブレーキ操作レバー24が
引かれて作動状態になつており、しかもホイール
シリンダ20a,20b,22a,22bの油圧
が所定値以上、すなわちサービスブレーキが作動
状態にあるとき点灯する。また、パーキングレバ
ースイツチ30には、圧力スイツチ48,50、
保持ランプ38と並列的に準備ランプ(黄色)に
接続されている。準備ランプ36はパーキングブ
レーキ操作レバー24が引かれたとき点灯し、操
作ノブ40を作動状態にし得る準備が完了したこ
とを示す。圧力スイツチ50は保持ランプ38と
並列なリレー114にも接続され、このリレー1
14はフルストロークスイツチ110に接続され
たコイル114aが励磁されたとき閉じるように
なつており、操作ノブ40が引かれていることを
確認する役割を果たす。リレー114はダイオー
ド116を介してブザー118に接続され、ブザ
ー118はリレー120に接続されている。リレ
ー120は、これと並列的にリレー114に接続
されたコイル120aが励磁されたとき開にな
る。またブザー118はリレー124を介してパ
ーキングレバースイツチ30に接続されており、
リレー124はブザー118と並例的にダイオー
ド116に接続されたコイル124aが励磁され
たとき閉じる。従つて、ブザー118は通常パー
キングブレーキ28及びサービスブレーキが作動
状態にあるときには、コイル120aが励磁さ
れ、リレー120が開になるのでコイル124a
が励磁されてリレー124が閉じても鳴ることは
ない。リレー124はいつたん閉じるとパーキン
グレバースイツチ30が開になるまで閉に維持さ
れる。すなわち自己保持機能を有する。この後、
圧力スイツチ48,50の少なくとも1つが開に
なると、すなわちホイールシリンダ20a,20
b、又は22a,22bの油圧が所定値以下に下
がると、コイル120aが消磁し、リレー120
が閉になつてブザー118が鳴る。従つて、ブザ
ー118はパーキングブレーキ28とサービスブ
レーキがいつたん作動状態になつた後、何らかの
理由でホイールシリンダの油圧が低下したような
場合の警報ブザーとしての役割を果たす。
以上の構造において駐車操作を行う場合には、
車両を停止させ、パーキングブレーキ操作レバー
24を引いて、パーキングブレーキ28を作動状
態にする。操作レバー24が引かれると、パーキ
ングレバースイツチ30が閉じ準備ランプ36が
点灯するこの状態で、操作ノブ40を引くとフル
ストロークスイツチが閉じコイル100が励磁さ
れ操作ノブ40の開口96と可動鉄心の突起10
6と係合してロツクされ操作ノブ40は作動状態
に保持される。これにより保持レバー42と連動
するカム60が作動して弁材66が弁室62の壁
面に着座することにより保持される。一般に、パ
ーキングブレーキの操作は、サービスブレーキの
ペダル10を踏んだ状態で行なうので、この時点
では所定の油圧がホイールシリンダ20a,20
b,22a,22bに生じており、この油圧は弁
材66により保持される。同時に、この油圧によ
り、圧力スイツチ48,50が閉になり保持ラン
プ38が点灯する。これによつて、パーキングブ
レーキ28及びサービスブレーキの双方が作動状
態にあることが確認される。
車両を停止させ、パーキングブレーキ操作レバー
24を引いて、パーキングブレーキ28を作動状
態にする。操作レバー24が引かれると、パーキ
ングレバースイツチ30が閉じ準備ランプ36が
点灯するこの状態で、操作ノブ40を引くとフル
ストロークスイツチが閉じコイル100が励磁さ
れ操作ノブ40の開口96と可動鉄心の突起10
6と係合してロツクされ操作ノブ40は作動状態
に保持される。これにより保持レバー42と連動
するカム60が作動して弁材66が弁室62の壁
面に着座することにより保持される。一般に、パ
ーキングブレーキの操作は、サービスブレーキの
ペダル10を踏んだ状態で行なうので、この時点
では所定の油圧がホイールシリンダ20a,20
b,22a,22bに生じており、この油圧は弁
材66により保持される。同時に、この油圧によ
り、圧力スイツチ48,50が閉になり保持ラン
プ38が点灯する。これによつて、パーキングブ
レーキ28及びサービスブレーキの双方が作動状
態にあることが確認される。
なお、ホイールシリンダに所定の油圧が生じて
いないときは、ブレーキペダル10を踏むことに
よりホイールシリンダに圧油を送入することがで
きる。また、いつたん発生した油圧が所定圧以下
に下がると保持ランプ38が消灯するとともに、
ブザー34が鳴つて警告する。
いないときは、ブレーキペダル10を踏むことに
よりホイールシリンダに圧油を送入することがで
きる。また、いつたん発生した油圧が所定圧以下
に下がると保持ランプ38が消灯するとともに、
ブザー34が鳴つて警告する。
なお、作動状態の解除は単にパーキング操作レ
バー24を非作動位置に戻すことによつて行なう
ことができる。
バー24を非作動位置に戻すことによつて行なう
ことができる。
第1図は、本発明に従う制動装置の制御系統
図、第2図は本発明の制動装置に使用する圧力保
持バルブの断面図、第3図はロツク機構を示した
断面図、第4図は制動装置の制御回路図である。 符号の説明、10……ブレーキペダル、12…
…マスターシリンダ、18……コントロールバル
ブ、20,22……ホイールシリンダ、24……
パーキング操作レバー、28……パーキングブレ
ーキ、32……コントロールボツクス、34……
ブザー、36,38……ランプ、48,50……
圧力スイツチ。
図、第2図は本発明の制動装置に使用する圧力保
持バルブの断面図、第3図はロツク機構を示した
断面図、第4図は制動装置の制御回路図である。 符号の説明、10……ブレーキペダル、12…
…マスターシリンダ、18……コントロールバル
ブ、20,22……ホイールシリンダ、24……
パーキング操作レバー、28……パーキングブレ
ーキ、32……コントロールボツクス、34……
ブザー、36,38……ランプ、48,50……
圧力スイツチ。
Claims (1)
- 1 ブレーキマスターシリンダより発せられる油
圧をブレーキホイールシリンダに供給することに
より作動する油圧作動型サービスブレーキと、パ
ーキングブレーキ操作部材の操作力により作動す
るパーキングブレーキと人為操作により作動され
る操作ノブと、パーキングブレーキ操作部材の操
作を検出する検出スイツチと、該検出スイツチか
らの信号に応じて作動する電磁手段と、該電磁手
段により前記操作ノブを作動状態にロツクするロ
ツク機構と、前記サービスブレーキの油圧回路中
に設けられ前記操作ノブの作動により前記サービ
スブレーキのブレーキホイールシリンダ側の油圧
を保持するコントロールバルブとを備えた自動車
の制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20482182A JPS5996042A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 自動車の制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20482182A JPS5996042A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 自動車の制動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5996042A JPS5996042A (ja) | 1984-06-02 |
JPS6140580B2 true JPS6140580B2 (ja) | 1986-09-10 |
Family
ID=16496936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20482182A Granted JPS5996042A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 自動車の制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5996042A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58105861A (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-23 | Nippon Air Brake Co Ltd | 車両用駐車ブレ−キ装置 |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP20482182A patent/JPS5996042A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58105861A (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-23 | Nippon Air Brake Co Ltd | 車両用駐車ブレ−キ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5996042A (ja) | 1984-06-02 |
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