JPS6140514Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6140514Y2
JPS6140514Y2 JP4198880U JP4198880U JPS6140514Y2 JP S6140514 Y2 JPS6140514 Y2 JP S6140514Y2 JP 4198880 U JP4198880 U JP 4198880U JP 4198880 U JP4198880 U JP 4198880U JP S6140514 Y2 JPS6140514 Y2 JP S6140514Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mandrel
shape
core tube
rope
outer diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4198880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56143025U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4198880U priority Critical patent/JPS6140514Y2/ja
Publication of JPS56143025U publication Critical patent/JPS56143025U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6140514Y2 publication Critical patent/JPS6140514Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として複合管成形に用いるマンド
レルに関する。
複合管の成形は、マンドレル周面に帯状の紙を
巻付けて芯筒を形成し、それを回転しつつマンド
レル先端方向に前進運動させ、その上に材料を供
給するという工程を経て行なわれる。
この場合、芯筒はマンドレルに対して回転、前
進運動即ち螺旋運動を行なうものであるが、しば
しば両者の摩擦抵抗によりその運動が困難になる
ことがある。これを改善するために従来、マンド
レル周面に多数の通気孔を設けてマンドレル周面
と芯筒との間に空気層を形成するようにした手段
とか、マンドレル周面に螺旋状の溝を形成した手
段が提案されているが、前者の手段ではマンドレ
ルと芯筒との密着を阻止し、芯筒を回転自在にす
る程度の効果的な空気層を形成することは、実際
上不可能であるし、また後者の手段ではマンドレ
ルと芯筒とは密着面積は少なくなるものの、それ
は程度の差でしかなく、依然として面接触である
ために十分な効果が期待できないものである。
この点にあつて本考案は、マンドレルと芯筒と
の密着を効果的に減少、滅失させて芯筒のスムー
ズな螺旋運動を可能とする有効な一手段を提供し
ようとするものである。
以下、本考案の構成を図面に示す実施例に基づ
いて説明する。第1図はその一例を示し、マンド
レル1は断面円形で柱状をしており、その基端側
2は例えば支持台3に支持されている。先端側4
はその外径が基端側2の外径と等しいか幾分小さ
く、且つ外形々状が螺旋状のなわ形状に形成され
ている。ここになわ形状とは外観が周知の縄に模
して作られていることをいう。従つてなわ状部分
5の断面形状は円形若しくは楕円形をしている。
尚、なわ状部分5のピツチは後述する芯筒の1回
転に前進する距離と等しくすることが望ましい。
第2図にこの構成のマンドレルを使用したパイ
プ成形工程を示す。図中、6はプーリ7,7に巻
回され、該プーリにより回転駆動されるベルト
で、マンドレル1周面に巻付けられている。8は
マンドレル1の先端側若しくはそれより前方に設
けられた硬化炉、9は前記ベルト6より基端寄り
のマンドレル周面に巻付けられる帯状の紙であ
る。この帯状紙9は前記ベルト6にて螺旋運動が
与えられて円筒状の芯筒10を形成する。芯筒1
0は螺旋運動を行ないつつマンドレル先端側に前
進してゆくが、途中その上にフイルム11が巻付
けられ、更にその上に補強材12が巻付けられて
未硬化管として成形される。この未硬化管は硬化
炉8を通過する間に硬化され、複合管13として
成形される。
この成形工程において、芯筒10が螺旋運動を
行なつてマンドレル先端側に達すると、芯筒10
の内面は第3図に示すようにマンドレル先端側4
のなわ状部分5の頂部一点とのみ接する線接触状
態となるので、マンドレルとの間の摩擦抵抗が激
減する。しかもこの場合、なわ状部分5が螺旋状
に形成されているので、芯筒10は恰もこのなわ
状部分5に案内されるが如くスムーズな螺旋運動
を行なつて前進し、マンドレル先端より押出され
てゆく。
次に第4図は本考案の他の実施例を示した図で
あり、図Aは1本のなわ状部分5のみが形成され
たマンドレル、即ち第1図に示した例ではなわ状
部分5が2条形成されているが、この図Aはそれ
を1条としたものを示し、図Bはなわ形状に代え
てねじ形状としたマンドレルを示す。また、これ
らなわ形状若しくはねじ形状の形成されたマンド
レル先端側の外径は第1図に示したマンドレルと
同様、基端側の外径と等しいか幾分小さく設計さ
れている。従つて、図Aに示すマンドレルを使用
してパイプを成形した場合、マンドレル先端側4
が芯筒10に対して果す作用は第1図に示したマ
ンドレルと同じである。また図Bに示すマンドレ
ルは、先端側がねじ形状に形成された点で第1図
に示したマンドレルと形状が異なつているもの
の、ねじ状部分14の断面は三角形状をしてい
て、その頂部即ちねじ山が尖鋭であるから芯筒内
面に対して第1図及び図Aに示したマンドレルと
同様、線接触することとなり、従つてそれが果す
作用も同一である。尚、ねじ状部分14としては
それが芯筒内面と線接触し得るものである限り、
その断面形状を三角形に限らず例えば波形、鋸歯
形等の形状とすることもできる。
以上説明したように本考案のマンドレルは、要
約すると断面円形のマンドレルの先端側を、その
外径を基端側の外径と等しいか幾分小さく、その
外形々状をパイプ成形に際してマンドレル周面に
巻付けられる芯筒内面と線接触する螺旋状のなわ
形状若しくはねじ形状に形成したものであるか
ら、芯筒の回転、前進が抵抗なく、滑かに行われ
ることとなり、その結果パイプ成形の作業性が向
上し且つパイプ自体の品質の向上が期待される等
の利点をもつものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すマンドレルの
正面図、第2図は第1図のマンドレルを用いたパ
イプ成形工程図、第3図は第1図のマンドレルと
芯筒との接触状態を示す図、第4図A,Bはそれ
ぞれ本考案の他の一実施例を示すマンドレルの一
部切欠正面図である。 1……マンドレル、2……基端側、4……先端
側。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面円形のマンドレルの先端側を、その外径を
    基端側の外径と等しいか幾分小さく、その外形々
    状をパイプ成形に際してマンドレル周面に巻付け
    られる芯筒内面と線接触する螺旋状のなわ形状若
    しくはねじ形状に形成したことを特徴とするマン
    ドレル。
JP4198880U 1980-03-28 1980-03-28 Expired JPS6140514Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4198880U JPS6140514Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4198880U JPS6140514Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56143025U JPS56143025U (ja) 1981-10-28
JPS6140514Y2 true JPS6140514Y2 (ja) 1986-11-19

Family

ID=29637371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4198880U Expired JPS6140514Y2 (ja) 1980-03-28 1980-03-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6140514Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56143025U (ja) 1981-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6140514Y2 (ja)
US4308228A (en) Method for making flexible corrugated rubber tubing
JP2918310B2 (ja) 既設管のライニング工法
JPS5952052B2 (ja) 釣竿等の管状体の製造法
JPS5925627Y2 (ja) 管製造用マンドレル
JPS5933633Y2 (ja) 集束装置
JPS5849383B2 (ja) 螺旋突条を有したコルゲ−ト管の製造法及びその装置
DE587756C (de) Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung schraubenfoermig gerillter endloser Schlaeuche oder Rohre aus bandfoermigem Papier
JPS55164126A (en) Manufacture of fiber-reinforced plastic coil spring
US3974019A (en) Apparatus for manufacturing plastic pipes
JPS6159227B2 (ja)
JPH11151750A (ja) 合成樹脂製中空コイルスプリングの製造方法
JPS6159226B2 (ja)
KR900005808Y1 (ko) 합성수지 나선관의 제조장치에 있어서 코일상의 강선 심재를 공급하는 장치
JPS5763223A (en) Manufacture of tapered tube material with non-circle section
KR950703715A (ko) 나선형으로 주름진 도관의 제조(manufacture of helically corrugated conduit)
JPS5931380Y2 (ja) 異形管成形用芯型
JPS5813335B2 (ja) 補強リブを設けてなる螺旋状管状体の製造方法
US3302379A (en) Apparatus and method for applying helical wire wrapping
JP2620113B2 (ja) 耐圧合成樹脂被覆管の製造方法
JPS5669145A (en) Flexible hose manufacturing method
JPH0345791Y2 (ja)
JPS63272530A (ja) コルゲ−ト管の製造方法
JPS5931379Y2 (ja) 管製造装置
JPH0559810B2 (ja)