JPH0345791Y2 - - Google Patents

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JPH0345791Y2
JPH0345791Y2 JP3986284U JP3986284U JPH0345791Y2 JP H0345791 Y2 JPH0345791 Y2 JP H0345791Y2 JP 3986284 U JP3986284 U JP 3986284U JP 3986284 U JP3986284 U JP 3986284U JP H0345791 Y2 JPH0345791 Y2 JP H0345791Y2
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JP
Japan
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rotor
rotors
rotating shaft
shaft
tape
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JP3986284U
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JPS60152415U (ja
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、主に芯材を巻装一体化して成るプ
ラスチツクホースを成形するための成形軸、詳し
くは回転軸と該回転軸の外周囲に配列される複数
の回転子とから成り、前記回転軸の回転駆動に伴
なう前記各回転子の相対回転により、該各回転子
上に供給されるプラスチツクテープを螺旋状に巻
装して、プラスチツクホースを成形するごとくし
た成形軸に関する。
従来技術 従来この種プラスチツクホースの成形軸は、第
4図の展開図に示すごとく、回転軸1の外周囲
に、円周方向に等間隔として複数の仮想ピツチ線
P1,P2……を形成し、該各ピツチ線P1,P2……
上にそれぞれ複数の回転子3を格子状に配列して
いる。
ところで前記成形軸によりプラスチツクホース
を成形すべく、前記各回転子3にプラスチツクテ
ープaと芯材bを供給巻装するとき、前記テープ
aの側端一部又は前記芯材bが前記各回転子3間
の溝内に落込んで、確実なプラスチツクホースの
成形ができなくなることがあつた。
そこで特開昭57−205122号公報において、第5
図に示すごとく、回転軸1の各ピツチ線P1,P2
……上に、各回転子3を千鳥状に配列し、つまり
第1ピツチ線P1上に配列される各回転子3間に、
第2ピツチ線P2上の各回転子3を、それぞれ長
さ方向両端をオーバーラツプさせて配列した成形
軸が提案されたのである。
しかしながら前記成形軸では、前記テープaと
芯材bとの前記各回転子3上への供給巻装時に、
特に前記芯材bが第1ピツチ線P1と第3ピツチ
線P3との間で、第2ピツチ線P2上の各回転子3
間に落込み、この状態が前記回転軸1上で3ピツ
チ線ごとに繰返えされるのであり、従つて前記芯
材bが多角形状に巻装されることとなつて、成形
軸から取出されるプラスチツクホースにシワが寄
つたりして、美しいプラスチツクホースが得られ
ないのである。
考案の目的 本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
のであり、その目的は、各回転子に供給巻装され
るプラスチツクテープ及び芯材の各回転子間への
落込みを少なくすることにより、シワがなく美し
いプラスチツクホースが得られる成形軸を提供す
ることにある。
考案の構成 しかして本考案の構成は、前記回転軸の外周囲
に、円周方向に等間隔として複数の仮想ピツチ線
を形成し、該各ピツチ線上にそれぞれ回転子を配
列すると共に、互に順列される3つの第1乃至第
3ピツチ線上において、第1ピツチ線に配列され
る回転子の1つを基準とし、この基準回転子に最
近接する第2及び第3ピツチ線上の各回転子を、
同一定点がそれぞれ一直線上に位置されるごとく
配列する一方、この同一定点を結ぶ直線を、前記
テープの進み方向線に対し逆方向に傾斜させたこ
とを特徴とするものである。
実施例 以下本考案にかかるプラスチツクホースの成形
軸を図面の実施例によつて説明する。
図面に示す成形軸は、回転軸1上に複数の開口
窓2aをもつ案内筒2を挿嵌させ、該案内筒2の
各開口窓2aにそれぞれ回転子3を介装させると
共に、前記回転軸1と各回転子3との何れか一方
を磁石で形成して、各回転子3を前記回転軸1に
吸着させ、該回転軸1の回転駆動により前記各回
転子3を相対回転させるごとくしている。
図中4は前記回転軸1を回転駆動するための駆
動機構を内装した駆動ボツクスで、該ボツクス4
に前記案内筒2を片持支持させている。
5は前記成形軸の側方に配置した押出機で、該
押出機5からプラスチツクテープaを押出して、
該テープaを未硬化状態で前記成形軸に供給する
ごとくしており、また前記テープaの下方側から
は、該テープaと同時に前記成形軸に芯材bを供
給するごとくしている。
斯くして前記回転軸1の回転駆動に伴なう前記
各回転子3の相対回転により、前記押出機5から
押出供給されるプラスチツクテープaを、前記芯
材bと共に螺旋状に巻装して、プラスチツクホー
スcを連続的に成形するごとくしている。
しかして前記のごとき成形軸において、前記回
転軸1に対する各回転子3の配列を、次のごとく
したのである。
即ち、第2図の展開図に示すごとく、前記回転
軸1の外周囲に、内周方向に等間隔として複数の
仮想ピツチ線P1……を形成し、該各ピツチ線P1
……上にそれぞれ複数の回転子3を配列する。
前記各ピツチ線P1……は、回転軸1の軸方向
に延びる軸線に対し所定角度傾斜させ、該各ピツ
チ線P1……に沿つて前記各回転子3を傾斜状に
配列させるのであり、斯くして前記各回転子3の
回転に伴ない前記テープaに、円周方向への巻回
力と軸方向側方への押動力を付与し、前記テープ
aを螺旋状に巻装するごとくなすのである。
そして互に順列される3つの第1乃至第3ピツ
チ線P1,P2,P3上において、第1ピツチ線P1
配列される回転子3の1つを基準とし、この基準
回転子3P1に最近接する第2及び第3ピツチ線
P2,P3上の各回転子3P2,3P3を同一定点l1
l2,l3がそれぞれ一直線上に位置するごとく配列
する。
また前記各ピツチ線P1,P2,P3上に配列する
前記各回転子3P1,3P2,3P3の同一定点l1
l2,l3を結ぶ直線T1が、前記テープaの進み方向
線T2に対して、逆方向にα角度傾斜させるので
ある。
斯くのごとく前記回転軸1上に各回転子3を配
列することにより、該各回転子3に供給される前
記テープa及び芯材bの各回転子3間への落込み
を少なくするのである。例えば第2図の実施例で
は、前記テープaと芯材bが一回転される間に、
これらテープaと芯材bとの各回転子3間への落
込みを1回だけとなし、シワのない美しいプラス
チツクホースcを成形するごとくしている。
尚、前記各回転子3には、第3図に示すごと
く、長さ方向両端に半球状体3a,3aを形成
し、また前記各回転子3を挿嵌させる案内筒2の
開口窓2aを、長円形状に形成してもよい。
考案の効果 以上説明したごとく本考案にかかる成形軸で
は、回転軸に対する各回転子の配列を、前述した
特定の配列としたことにより、各回転子に供給巻
装されるプラスチツクテープ及び芯材の各回転子
間への落込みを少なくできて、シワのない美しい
プラスチツクホースを成形できるに至つたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる成形軸を適用したプラ
スチツクホース製造装置の一部切欠平面図、第2
図は同成形軸の展開図、第3図は他実施例を示す
平面図、第4図及び第5図は従来の成形軸を示す
展開図である。 1……回転軸、3……回転子、3P1……基準
回転子、3P2,3P3……最近接回転子、a……
プラスチツクテープ、c……プラスチツクホー
ス、P1,P2,P3……仮想ピツチ線、l1,l2,l3
…同一定点、T1……直線、T2……テープ進み方
向線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸1と該回転軸1の外周囲に配列される複
    数の回転子3とから成り、前記回転軸1の回転駆
    動に伴なう前記各回転子3の相対回転により、該
    各回転子3上に供給されるプラスチツクテープa
    を螺旋状に巻装して、プラスチツクホースcを成
    形するごとくした成形軸であつて、前記回転軸1
    の外周囲に、円周方向に等間隔として複数の仮想
    ピツチ線P1……を形成し、該各ピツチ線P1……
    上にそれぞれ回転子3を配列すると共に、互に順
    列される3つの第1乃至第3ピツチ線P1,P2
    P3上において、第1ピツチ線P1に配列される回
    転子3の1つの基準とし、この基準回転子3P1
    に最近接する第2及び第3ピツチ線P2,P3上の
    各回転子3P2,3P3を、同一定点l1,l2,l3がそ
    れぞれ一直線上に位置されるごとく配列する一
    方、この同一定点l1,l2,l3を結ぶ直線T1を、前
    記テープaの進み方向線T2に対し逆方向に傾斜
    させたことを特徴とするプラスチツクホースの成
    形軸。
JP3986284U 1984-03-19 1984-03-19 プラスチツクホ−スの成形軸 Granted JPS60152415U (ja)

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JP3986284U JPS60152415U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 プラスチツクホ−スの成形軸

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JP3986284U JPS60152415U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 プラスチツクホ−スの成形軸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60152415U JPS60152415U (ja) 1985-10-11
JPH0345791Y2 true JPH0345791Y2 (ja) 1991-09-27

Family

ID=30548207

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3986284U Granted JPS60152415U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 プラスチツクホ−スの成形軸

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JPS60152415U (ja) 1985-10-11

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