JPS6140406A - エンジンにおけるクランクシヤフトの潤滑装置 - Google Patents
エンジンにおけるクランクシヤフトの潤滑装置Info
- Publication number
- JPS6140406A JPS6140406A JP16153484A JP16153484A JPS6140406A JP S6140406 A JPS6140406 A JP S6140406A JP 16153484 A JP16153484 A JP 16153484A JP 16153484 A JP16153484 A JP 16153484A JP S6140406 A JPS6140406 A JP S6140406A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- crankshaft
- lubricating oil
- journal
- lubricating
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- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M1/00—Pressure lubrication
- F01M1/06—Lubricating systems characterised by the provision therein of crankshafts or connecting rods with lubricant passageways, e.g. bores
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、エンジンのクランクシャフトを潤滑するため
の潤滑装置に関するもので、特に。
の潤滑装置に関するもので、特に。
オイルポンプから圧送される潤滑油をクランクジャーナ
ル及びクランクピンに導くようにした潤滑装置に関する
ものである。
ル及びクランクピンに導くようにした潤滑装置に関する
ものである。
（従来の技術）
エンジンのクランクシャフトは、シリンダブロックに支
持される各ジャーナル部分、及びコネクティングロッド
に連結される各クランクピン部分がすべて潤滑されるよ
うにする必要がある。そこで、通常は、シリンダブロッ
クに設けられたクランクシャフトにほぼ平行なメインギ
ヤラリと、クランクシャフトのジャーナルが支持される
各主軸受との間を、シリンダブロックに設けられた潤滑
油路によってそれぞれ接続し、オイルポンプから圧送さ
れる潤滑油がメインギヤラリから各主軸受に導かれるよ
うにするとともに、クランクシャフトの内部に、そのジ
ャーナルの外周面に開口する給油孔とクランクピンの外
周面に開口する給油孔とを互いに連通させる連絡油路を
設け、主軸受に送られた潤滑油の一部をクランクピンに
導いて、そこが潤滑されるようにしている。従来は、一
つのクランクピンには一つのジャーナルのみから給油さ
れるようになっていた。
持される各ジャーナル部分、及びコネクティングロッド
に連結される各クランクピン部分がすべて潤滑されるよ
うにする必要がある。そこで、通常は、シリンダブロッ
クに設けられたクランクシャフトにほぼ平行なメインギ
ヤラリと、クランクシャフトのジャーナルが支持される
各主軸受との間を、シリンダブロックに設けられた潤滑
油路によってそれぞれ接続し、オイルポンプから圧送さ
れる潤滑油がメインギヤラリから各主軸受に導かれるよ
うにするとともに、クランクシャフトの内部に、そのジ
ャーナルの外周面に開口する給油孔とクランクピンの外
周面に開口する給油孔とを互いに連通させる連絡油路を
設け、主軸受に送られた潤滑油の一部をクランクピンに
導いて、そこが潤滑されるようにしている。従来は、一
つのクランクピンには一つのジャーナルのみから給油さ
れるようになっていた。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、クランクシャフトに設けられる連絡油路
は１強度上などの問題から大径のものとすることはでき
ない、そのために、従来のような一方のジャーナルから
のみ潤滑油が供給されるものでは、潤滑油中に混入した
異物等によって連絡油路に目詰まり等のトラブルが生じ
ることがあった。また、通常は、クランクピンに送られ
た潤滑油の一部はコネクティングロッドのスプレィホー
ルから噴出され、シリンダとピストンとを潤滑及び冷却
するようにされるが、クランクシャフト内に設けられる
連絡油路が小径のために、十分な油量が得られないとい
う問題もあった。
は１強度上などの問題から大径のものとすることはでき
ない、そのために、従来のような一方のジャーナルから
のみ潤滑油が供給されるものでは、潤滑油中に混入した
異物等によって連絡油路に目詰まり等のトラブルが生じ
ることがあった。また、通常は、クランクピンに送られ
た潤滑油の一部はコネクティングロッドのスプレィホー
ルから噴出され、シリンダとピストンとを潤滑及び冷却
するようにされるが、クランクシャフト内に設けられる
連絡油路が小径のために、十分な油量が得られないとい
う問題もあった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、クランクシャフトに対する潤滑油の油
路に目詰まり等が生じた場合にも、各部に潤滑油が確実
に行き渡るようにするとともに、クランクシャフト内に
設けられる連絡油路が小径であっても、十分な量の潤滑
油がクランクピンに導かれるようにすることである。
て、その目的は、クランクシャフトに対する潤滑油の油
路に目詰まり等が生じた場合にも、各部に潤滑油が確実
に行き渡るようにするとともに、クランクシャフト内に
設けられる連絡油路が小径であっても、十分な量の潤滑
油がクランクピンに導かれるようにすることである。
（問題点を解決するための手段）
この目的を達成するために、本発明では、クランクシャ
フトの各ジャーナルに設けられる給油孔を、ｔＳａ油路
によって互いに連通させるようにしている。そして、ク
ランクピンに設けられる給油孔は、そのａｍ油路から分
岐させるようにしている。
フトの各ジャーナルに設けられる給油孔を、ｔＳａ油路
によって互いに連通させるようにしている。そして、ク
ランクピンに設けられる給油孔は、そのａｍ油路から分
岐させるようにしている。
（作用）
このようにすることによって、一つのクランクピンには
両側のジャーナルから給油されるようになる。したがっ
て、−個所に目詰まり等が生じた場合にも、他方の側か
ら給油されるので、潤滑油がとぎれることはない、また
、両側から給油されるので、その潤滑油量も十分なもの
となる。
両側のジャーナルから給油されるようになる。したがっ
て、−個所に目詰まり等が生じた場合にも、他方の側か
ら給油されるので、潤滑油がとぎれることはない、また
、両側から給油されるので、その潤滑油量も十分なもの
となる。
（実施例）
以下図面に基づいて来光り１の実施例を説明する。
Ｈｚｌ、ｚ図は本発明によるクランクシャフトの潤滑装
置の一実施例を示すもので、第１図はその潤滑装置を備
えたエンジンの要部の縦断面図であり、第２図はそのク
ランクシャフトの縦断面図である。
置の一実施例を示すもので、第１図はその潤滑装置を備
えたエンジンの要部の縦断面図であり、第２図はそのク
ランクシャフトの縦断面図である。
第１図から明らかなように、このエンジンはＶ形６気筒
のエンジンであり、クランクシャフト１には３個のクラ
ンクピン１ａ、１ａ、１ａが設けられ、各クランクピン
１ａにそれぞれ一対のコネクティングロッド２．２が連
結されている。その一対のコネクティングロッド２．２
は、それぞれ互いに角度をなして配設されたシリンダ３
．３内を摺動するピストン４．４に接続されている（第
１図には一方のシリンダ列のみが示されている）、クラ
ンクシャフト１には、４個のクランクジャーナル１ ｂ
、 １ ｂ 、（７，・・・が、各クランクピン１ａ
、１ａ、１ａを両側から挟むようにして、同軸上に設け
られており、そのジャーナル１ｂ、１ｂ、・・・が、シ
リンダブロック５に取り付けられた主軸受６．６．・・
・によって回転自在に支持されるようになっている。
のエンジンであり、クランクシャフト１には３個のクラ
ンクピン１ａ、１ａ、１ａが設けられ、各クランクピン
１ａにそれぞれ一対のコネクティングロッド２．２が連
結されている。その一対のコネクティングロッド２．２
は、それぞれ互いに角度をなして配設されたシリンダ３
．３内を摺動するピストン４．４に接続されている（第
１図には一方のシリンダ列のみが示されている）、クラ
ンクシャフト１には、４個のクランクジャーナル１ ｂ
、 １ ｂ 、（７，・・・が、各クランクピン１ａ
、１ａ、１ａを両側から挟むようにして、同軸上に設け
られており、そのジャーナル１ｂ、１ｂ、・・・が、シ
リンダブロック５に取り付けられた主軸受６．６．・・
・によって回転自在に支持されるようになっている。
シリンダブロック５には、各シリンダ列間に、クランク
シャフト１−の回転軸線、すなわち各ジャーナル１ｂ、
１ｂ、・・・の軸線にほぼ平行なメインギヤラリ７が設
けられており、オイルポンプ（図示せず）によってオイ
ルパンから吸い上げられた潤滑油が、ポート８を通して
このメインギヤラリ７に圧送されるようになっている。
シャフト１−の回転軸線、すなわち各ジャーナル１ｂ、
１ｂ、・・・の軸線にほぼ平行なメインギヤラリ７が設
けられており、オイルポンプ（図示せず）によってオイ
ルパンから吸い上げられた潤滑油が、ポート８を通して
このメインギヤラリ７に圧送されるようになっている。
このメインギヤラリ７と各主軸受６，６゜・・・との間
には、それぞれ潤滑油路９，９．・・・が設けられてお
り、メインギヤラリ７内の潤滑油が各主軸受６，６．・
・・の内面に導かれ、主軸受６とクランクシャフトｌの
ジャーナル１ｂとの間を潤滑するようになっている。ま
た、メインギヤラリ７にはシリンダへ７ド１０側に連通
ずる潤滑油路１１等が接続されており、カムシャフトや
バルブ機構等にも潤滑油が分配されるようになっている
。
には、それぞれ潤滑油路９，９．・・・が設けられてお
り、メインギヤラリ７内の潤滑油が各主軸受６，６．・
・・の内面に導かれ、主軸受６とクランクシャフトｌの
ジャーナル１ｂとの間を潤滑するようになっている。ま
た、メインギヤラリ７にはシリンダへ７ド１０側に連通
ずる潤滑油路１１等が接続されており、カムシャフトや
バルブ機構等にも潤滑油が分配されるようになっている
。
第２図から明らかなように、クランクシャフトｌの内部
には、各クランクピン１ａとジャーナル１ｂとが側面か
ら見てオーバラップする部分に、一方のジャーナル１ｂ
からクランクピン１ａを通して他方のジャーナルｔｂま
で貫通する連絡油路１２，１２．１２がそれぞれ設けら
れている。これらの油路１２，１２．１２はクランクシ
ャフト１の軸線に平行なもので、それぞれクランクシャ
フトｌの端面側から穿孔され、その端部はめくら栓１３
，１３．１３によって閉塞されている。各ジャーナル１
ｂには、その外周面に開口する給油孔１４が設けられて
いる。この給油孔１４は、クランクシャフト１の軸線に
垂直なもので、連絡油路１２を通る連通孔１４ａと、こ
の連通孔１４ａに垂直でジャーナルｔｂを貫通する貫通
孔１４ｂとを備えている。また、各クランクピン１ａに
は１両端がその外周面のクランクピン軸受１６．１６と
の摺接面にそれぞれ開口する一対の給油孔１５．１５が
設けられている。この給油孔１５゜１５は、連絡油路１
２からほぼ垂直に分岐するようにされている。
には、各クランクピン１ａとジャーナル１ｂとが側面か
ら見てオーバラップする部分に、一方のジャーナル１ｂ
からクランクピン１ａを通して他方のジャーナルｔｂま
で貫通する連絡油路１２，１２．１２がそれぞれ設けら
れている。これらの油路１２，１２．１２はクランクシ
ャフト１の軸線に平行なもので、それぞれクランクシャ
フトｌの端面側から穿孔され、その端部はめくら栓１３
，１３．１３によって閉塞されている。各ジャーナル１
ｂには、その外周面に開口する給油孔１４が設けられて
いる。この給油孔１４は、クランクシャフト１の軸線に
垂直なもので、連絡油路１２を通る連通孔１４ａと、こ
の連通孔１４ａに垂直でジャーナルｔｂを貫通する貫通
孔１４ｂとを備えている。また、各クランクピン１ａに
は１両端がその外周面のクランクピン軸受１６．１６と
の摺接面にそれぞれ開口する一対の給油孔１５．１５が
設けられている。この給油孔１５゜１５は、連絡油路１
２からほぼ垂直に分岐するようにされている。
このようにして、一つのクランクピン１ａの両側に位置
するジャーナル１ｂ、１ｂの給油孔１４．１４が連絡油
路１２によって互いに連通ずるとともに、その連絡油路
１２がクランクピン１ａの給油孔１５．１５とも連通さ
れ、すべての給油孔１４，１４．・・・及び１５，１５
．・・・が互いに連通ずるようになっている。
するジャーナル１ｂ、１ｂの給油孔１４．１４が連絡油
路１２によって互いに連通ずるとともに、その連絡油路
１２がクランクピン１ａの給油孔１５．１５とも連通さ
れ、すべての給油孔１４，１４．・・・及び１５，１５
．・・・が互いに連通ずるようになっている。
このように構成されたエンジンにおいて、エンジンが作
動するときには、潤滑油がオイルポンプからメインギヤ
ラリ７に圧送され、その潤滑油の一部が各潤滑油路９，
９．・・・を通してクランクシャフトｌの各ジャーナル
１ｂ、１ｂ。
動するときには、潤滑油がオイルポンプからメインギヤ
ラリ７に圧送され、その潤滑油の一部が各潤滑油路９，
９．・・・を通してクランクシャフトｌの各ジャーナル
１ｂ、１ｂ。
・・・部分に導かれる。そして、その潤滑油の一部によ
って主軸受６と、ジャーナル１ｂとの間が潤滑され、そ
の主軸受６の端部からあふれた潤滑油はオイルパンに戻
される。各ジャーナル１ｂ、１ｂ、・・・部分に導かれ
た潤滑油の一部は、給油孔１４を通してジャーナル１ｂ
の外周面からクランクシャフトｌの内部の連絡油路１２
に導かれ、クランクピン１ａの給油孔１５を通してクラ
ンクピン１ａの外周面に送られる。クランクビン１ａ部
分に送られた潤滑油は、クランクピン１ａとクランクビ
ン軸受１６との間を潤滑するとともに、コネクティング
ロッド２のスプレィホールから噴出され、シリンダ３と
ピストン４とを潤滑及び冷却して、オイルパンに戻され
る。
って主軸受６と、ジャーナル１ｂとの間が潤滑され、そ
の主軸受６の端部からあふれた潤滑油はオイルパンに戻
される。各ジャーナル１ｂ、１ｂ、・・・部分に導かれ
た潤滑油の一部は、給油孔１４を通してジャーナル１ｂ
の外周面からクランクシャフトｌの内部の連絡油路１２
に導かれ、クランクピン１ａの給油孔１５を通してクラ
ンクピン１ａの外周面に送られる。クランクビン１ａ部
分に送られた潤滑油は、クランクピン１ａとクランクビ
ン軸受１６との間を潤滑するとともに、コネクティング
ロッド２のスプレィホールから噴出され、シリンダ３と
ピストン４とを潤滑及び冷却して、オイルパンに戻され
る。
この間において、各連絡油路１２は二つのジャーナル１
ｂ、１ｂの各給油孔１４．１４に連通しているので、そ
のジャーナル１ｂ、１ｂ間に位置するクランクピン１ａ
の給油孔１５には、両側のジャーナル１ｂ、１ｂ部分か
ら給油されることになる。したがって、その給油量は十
分に確保されるとともに、連絡油路１２の一部に目詰ま
りが生じた場合にも、そのジャーナル１ｂ、１ｂのいず
れか一方から必ず潤滑油が供給されることになる。すな
わち、クランクピン１ａ、１ａ、１ａへの給油がとぎれ
ることはなくなる。
ｂ、１ｂの各給油孔１４．１４に連通しているので、そ
のジャーナル１ｂ、１ｂ間に位置するクランクピン１ａ
の給油孔１５には、両側のジャーナル１ｂ、１ｂ部分か
ら給油されることになる。したがって、その給油量は十
分に確保されるとともに、連絡油路１２の一部に目詰ま
りが生じた場合にも、そのジャーナル１ｂ、１ｂのいず
れか一方から必ず潤滑油が供給されることになる。すな
わち、クランクピン１ａ、１ａ、１ａへの給油がとぎれ
ることはなくなる。
また、潤滑油路９，９．・・・の一部に目詰まりが生じ
た場合にも、その油路９が接続されているジャーナル１
ｂには他のジャーナル１ｂから給油されるようになる。
た場合にも、その油路９が接続されているジャーナル１
ｂには他のジャーナル１ｂから給油されるようになる。
こうして、クランクシャツ）ｌの潤滑各部には確実に潤
滑油が供給されるようになる。
滑油が供給されるようになる。
なお、上記実施例のように、各連絡油路１２゜１２．１
２をクランクシャフトｌの軸線に平行なものとし、各給
油孔１４，１４．・・・及び１５゜１５、・・・をそれ
に垂直なものとすれば、その加工も容易となる。しかし
ながら、クランクシャフトｌのクランクピン１ａとジャ
ーナル１ｂとの偏心量が大きく、しかもそれらの径が比
較的小さい場合には、クランクピン１ａとジャーナル１
ｂとの間でオーバラップする部分がなくなるので、クラ
ンクシャフト１の軸線に平行な連絡油路１２によって両
側のジャーナル１ｂ。
２をクランクシャフトｌの軸線に平行なものとし、各給
油孔１４，１４．・・・及び１５゜１５、・・・をそれ
に垂直なものとすれば、その加工も容易となる。しかし
ながら、クランクシャフトｌのクランクピン１ａとジャ
ーナル１ｂとの偏心量が大きく、しかもそれらの径が比
較的小さい場合には、クランクピン１ａとジャーナル１
ｂとの間でオーバラップする部分がなくなるので、クラ
ンクシャフト１の軸線に平行な連絡油路１２によって両
側のジャーナル１ｂ。
１ｂ間を連通させることはできない、そのような場合に
は、第３図に示すように、クランクピン１ａ部分からジ
ャーナル１ｂ部分にまで延びる斜めの油路１２ａ、１２
ａ、・・・を穿孔し、その傾斜油路１２ａ、１２ａ、・
・・間をクランクシャフト１の軸線に平行な油路１２ｂ
、１２ｂ・・・によって連通させるようにする。場合
によっては、その傾斜油路１２ａ、１２ａ、・・・を直
接、互いに連通させるようにすることもできる。
は、第３図に示すように、クランクピン１ａ部分からジ
ャーナル１ｂ部分にまで延びる斜めの油路１２ａ、１２
ａ、・・・を穿孔し、その傾斜油路１２ａ、１２ａ、・
・・間をクランクシャフト１の軸線に平行な油路１２ｂ
、１２ｂ・・・によって連通させるようにする。場合
によっては、その傾斜油路１２ａ、１２ａ、・・・を直
接、互いに連通させるようにすることもできる。
また、上記実施例においてはＶ形エンジンとしているが
１本発明は直列形エンジン等にも適用することができる
ものであることは明らかであろう、一つのクランクピン
１ａに一つのコネクティングロッド２が連結されるもの
の場合には、クランクピン１ａには給油孔１５を１個だ
け設けるようにしてもよい。
１本発明は直列形エンジン等にも適用することができる
ものであることは明らかであろう、一つのクランクピン
１ａに一つのコネクティングロッド２が連結されるもの
の場合には、クランクピン１ａには給油孔１５を１個だ
け設けるようにしてもよい。
（発明の効果）
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、クラ
ンクシャフトにほぼ平行に設けられるメインギヤラリと
クランクシャフトの各ジャーナル部分との間をそれぞれ
潤滑油路によって接続して、潤滑油がメインギヤラリか
ら各ジャーナル部分にそれぞれ独立して導かれるように
するとともに、その各ジャーナル部分をクランクシャフ
トの内部に設けられたｉ絡油路によって互いに連通させ
るようにしているので、メインギヤラリとクランクシャ
フトとの間には閉ループ状の油路が形成されることにな
る。したがって、その油路の一部に目詰まりが生じても
、その目詰まり部を境にして両側から潤滑油が供給され
るので、各部への潤滑油の供給はとぎれることなく確実
に維持される。そして、クランクピン部分を潤滑するた
めの供給油路はその連絡油路から分岐するようにしてい
るので、クランクピン部分には両側のジャーナル部分か
ら潤滑油が供給されることになり、Ｘ！ｌ絡油路が小径
のものであっても十分な量の潤滑油を確保することがで
きるようになる。
ンクシャフトにほぼ平行に設けられるメインギヤラリと
クランクシャフトの各ジャーナル部分との間をそれぞれ
潤滑油路によって接続して、潤滑油がメインギヤラリか
ら各ジャーナル部分にそれぞれ独立して導かれるように
するとともに、その各ジャーナル部分をクランクシャフ
トの内部に設けられたｉ絡油路によって互いに連通させ
るようにしているので、メインギヤラリとクランクシャ
フトとの間には閉ループ状の油路が形成されることにな
る。したがって、その油路の一部に目詰まりが生じても
、その目詰まり部を境にして両側から潤滑油が供給され
るので、各部への潤滑油の供給はとぎれることなく確実
に維持される。そして、クランクピン部分を潤滑するた
めの供給油路はその連絡油路から分岐するようにしてい
るので、クランクピン部分には両側のジャーナル部分か
ら潤滑油が供給されることになり、Ｘ！ｌ絡油路が小径
のものであっても十分な量の潤滑油を確保することがで
きるようになる。
第１図は１本発明によるクランクシャフトの潤滑装置の
一実施例を示すもので、そ の潤滑装置を備えたエンジンの要部の 縦断面図、 第２図は、そのクランクシャフトを、クランクピン及び
ジャーナルの各軸線に沿っ て切断して示す縦断面図、 第３図は１本発明の他の実施例によるクランクシャフト
の第２図と同様な縦断面図 である。 ｌ ・・・クランクシャフト １ａ・・・クランクピン １ｂ・・・ジャーナル５
・・・シリンダブロック ６ ・・・主軸受７ ・・
・メインギヤラリ ９ ・・・潤滑油路１２ ・・・
連ｆｄ！Ｉ油路 １４ ・・・給油孔１５ ・・
・給油孔 １６ ・・・クランクピン軸受
一実施例を示すもので、そ の潤滑装置を備えたエンジンの要部の 縦断面図、 第２図は、そのクランクシャフトを、クランクピン及び
ジャーナルの各軸線に沿っ て切断して示す縦断面図、 第３図は１本発明の他の実施例によるクランクシャフト
の第２図と同様な縦断面図 である。 ｌ ・・・クランクシャフト １ａ・・・クランクピン １ｂ・・・ジャーナル５
・・・シリンダブロック ６ ・・・主軸受７ ・・
・メインギヤラリ ９ ・・・潤滑油路１２ ・・・
連ｆｄ！Ｉ油路 １４ ・・・給油孔１５ ・・
・給油孔 １６ ・・・クランクピン軸受
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 オイルポンプから圧送される潤滑油をエンジンの潤滑各
部に分配するメインギャラリ７を、クランクシャフト１
にほぼ平行に設け、 そのメインギャラリ７とクランクシャフト１の各ジャー
ナル１ｂ部分とを、それぞれ潤滑油路９によって接続す
るとともに、 前記クランクシャフト１の内部に、その各 ジャーナル１ｂに設けられた給油孔１４を互いに連通さ
せる連絡油路１２を設け、 その連絡油路１２から前記クランクシャフト１の各クラ
ンクピン１ａの給油孔１５を分岐させてなる、 エンジンにおけるクランクシャフトの潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16153484A JPS6140406A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | エンジンにおけるクランクシヤフトの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16153484A JPS6140406A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | エンジンにおけるクランクシヤフトの潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6140406A true JPS6140406A (ja) | 1986-02-26 |
| JPS6356404B2 JPS6356404B2 (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=15736922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16153484A Granted JPS6140406A (ja) | 1984-08-02 | 1984-08-02 | エンジンにおけるクランクシヤフトの潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6140406A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6328913U (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-25 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0365704A (ja) * | 1989-08-03 | 1991-03-20 | Toshiba Corp | ファジィ制御装置及びファジィ制御方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60162206U (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-28 | スズキ株式会社 | Ｖ型４気筒エンジンのクランク部潤滑装置 |
-
1984
- 1984-08-02 JP JP16153484A patent/JPS6140406A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60162206U (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-28 | スズキ株式会社 | Ｖ型４気筒エンジンのクランク部潤滑装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6328913U (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-25 | ||
| JPH055285Y2 (ja) * | 1986-08-08 | 1993-02-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6356404B2 (ja) | 1988-11-08 |
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