JPS6140157A

JPS6140157A - 液計量供給装置

Info

Publication number: JPS6140157A
Application number: JP15332185A
Authority: JP
Inventors: ビンセント・テイー・クバート; ジヨン・エス・リチヤーズ
Original assignee: Harris Graphics Corp
Current assignee: Harris Graphics Corp
Priority date: 1984-07-11
Filing date: 1985-07-11
Publication date: 1986-02-26
Also published as: EP0167882A2; EP0167882B1; EP0167882A3; JPH051143B2; DE3580315D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野不発明は、インクなどの液溜めからロールの表面に供給
する液のフィルムの厚みを調節するための液計量供給装
置に関し、特に、ロール表面に形成されるインクなどの
液のフィルムの厚みを当該ロールの長さ方向に沿った各
部分で独立して調節できるようにした液計量供給装置に
関する。

従来技術及びその問題点高品質の印刷を行うには、印刷紙などの印刷される物の
上に付着されるインクを慎重に制御することが不可欠で
ある。被印刷物へのインクの付着、従って結果としての
印刷の品質に直接影響を与えるファクタは多数ある。例
えば、紙などの被印刷物の質、インクの質、印刷される
像自体の質などがある。しかし、どのような特定の印刷
条件においても、インクロールに沿うインクのフィルム
厚の輪郭は最良のものにされなければならない。

このインク厚の輪郭を制御するために、通常の印刷機は
インクロールに近接したインク計量縁を有し、ロールと
の間にインク溜を作る可撓性ブレードを有している。ロ
ールとブレードとの間の間隙は、ロールに沿う複数の位
置で調節され、各位置におけるインク供給量、従ってイ
ンク厚が調節される。すなわち、複数の回転調節手段ｌ
たは回転可能キーがブレードに沿って設けられ、ブレー
ドの種々の点に当接され、各キーの回転調節によってロ
ールに対するブレードの位置を調節し、それによりイン
クの厚みを調節するようになっている。

る。

キーは、特定の印刷領域のインク厚を変える必要性を視
覚的に認識し、それに応じて回転するものや、例えば米
国特許第４，００８，６４４号に開示されたように、印
刷物をセ／すでスキャニングしてその結果に対応する信
号に応答して操作される二方向性モータを離れた所から
手動で操作される二方向性モータを各キーが備え、それ
により調節されるようにしたものがある。また、キーを
調節する他の装置では、移動キャリッジを有し、該キャ
リッジがクラッチと、選択したキーの歯車と係合する歯
車とを有する比較的複雑な構造金偏えるものがある。

上記従来の調節装置において、動力を用いて調節するも
のは手動装置のものに比べて操作が容易であるが、その
構造が複数である。

発明の目的本発明は、上記の点に鑑み、構造が簡単な動力式の液計
量供給装置を提供することを目的としている。

発明の構成すなわち、本発明に係る装置は、回転可能なロールと、
該ロールに沿って伸び、該ロールの表面に近接した計量
縁ｔｉし、ロールとともに液溜を形成し、ロー頂面上に
液を計量供給する手段と、該計量供給手段の計量縁に沿
って設けられた複数の独立に調節可能なキーで、各キー
はそれが一つの方向に調節されることにより計量縁の対
応する位置の部分をロールに近づけ、また、他の方向に
調節されることにより同部分をロールからＩＩＩＩＬ、
それによりロールが回転した際に形成されるロール表面
上のインクの厚みを調節するようになされている複数の
キーと、これらキーの配列に沿って動かされるよう取り
付けられたキャリッジと、キーを選択的に調節できるよ
うにキャリッジに支持され、選択したキーを摩擦駆動す
るための駆動手段を有しているキー作動手段と、を有し
ている。

発明の効果不発明に係る液計量供給装置は以上のようにな構成ｆｆ
ｉ！するものであり、従来の各キー毎に調節用モータを
用いたものや、キー全駆動するのにギア及びクラッチを
用いるものに比べて構造が簡単となり、所期の目的を達
成することができる。

実施例以下、本発明を添付図面に示した実施例に基づき詳細に
説明する。淘、以下では、本考案を印刷機のインク計量
供給装置に適用した実施例につき説明したが、本考案は
これに限定されることなく、液、一般の計量供給に適用
できるものである。

第１図には、インク溜めからインクを、汎用の印刷機１
１のインクロールへ供給する量を制御するキーを調節す
るための機構１０が示されている。

第３図に示すように、この機構はキャリッジまたは位置
決めユニット１２を有しており、該キャリッジ上をこけ
キー・コンソール１４の複数の独立のキーと選択的に係
合して回転するキー作動ユニッ）１３が設けられている
。キャリッジは矢印１５にまって示された方向で動かさ
れる。

第３図から判るように、キー調節機構が取り付けられた
印刷機のインク付は装置はインク溜め１６及び通常の態
様で印刷機の幅にわたり伸張しているインクロール１７
全備えている。インク溜めはベース１８を肩し、該ベー
スから可撓性ブレード１９が伸張してその下方＃２ｏが
インクロール１７に近接している。従って、ブレード１
９とインクロールの表面との間にはインク２１が溜めら
れる。印刷機全作動させる際、インクロール１７は矢印
２２の方向に回転し、インク溜めからインクがインクロ
ーｎ　　゛をブレード下方縁２゜との間の間隔を通って
流れ、インクロール表面にインクツフィルムを形成する
。このフィルムノ厚さは、ブレードの長さ方向での種々
の位置における下方縁２０とロール１７との間の間隙に
よって決まる。すなわち、良く知られているように、ブ
レードの縁２０の輪郭を精密に制御することにより、イ
ンクロールの長さ方向に沿い所望の厚みのインクフィル
ムが維持できる。

この為、インク流レギュレータすなわちキー２３が、イ
ンク溜め１６Ｊこ沿って横方向で間隔をあけて設けられ
ている。各キーはベース１８を通してねじ係合されたバ
レル２４を有しており、その先端２５はベースから突出
してブレード１９の下方縁２０に近い部分の後面と係合
している。従つて、選択したキーのバレルを回転するこ
とにより、その先端は前進または後退し、それによりブ
レードの関係した部分の下方縁２０とそれに隣接するイ
ンクロール１７の表面との間の間隔が調節される。

キーは手動で調節することができるが、遠隔地点から自
動調節もできる。米国特許第４，００８，６４４は、こ
の自動調節のために、各キーに双方向性モータを設けた
ものを示している。そのような調節システムは十分満足
の行くものであるが、全てのキーを調節するための単一
の作動ユニットを採用できれば有利である。本発明に係
る装置においては、各キー２３のバレル２４のベース１
８から後方に伸びた部分に摩擦輪２６が固定されており
、後述するように、それがキー作動ユニット１３１こま
って回転されてバレルを調節する。必要なときにキーの
手動調節ができるように、各バレル２４はその外方端に
ローレット切りされた手動輪２７を肩している。

キャリッジすなわち位置決めユニット１２は印刷機１１
１こ取り付けられたフレーム上に支持されて２つ、印刷
機の両側部にある支持体２９間に伸びる一対の平行軌道
部材２８を有している。軌道部材２８にはベースプレー
）３０が、ポールブッシング等のベアリングロック３１
１こよって、該軌道部材に沿って容易に移動可能なよう
に取り付けられている。軌道部材に沿うキャリッジの動
きは、スタッド３３によってベアリングブロック３１に
取り付けられたパーフォレーション付き金属駆動テープ
３２によって行われると、テープ３２はフレームの一端
で駆動スプロケット３４のまわりに、また、他端でアイ
ドラ輪３５のまわりに掛けられる。第２図１こ明らかな
ように、駆動スプロケットはステッピングモータ３６の
ンヤフトに取り付けられている。ステッピングモータの
適当な制御操作によってキャリッジの動きを精密に時定
するため、駆動スプロケットはテープ３２のパーフォレ
ーンヨンに受は入れられる歯３７全有している。

キー作動ユニット１２はベース３ｏ上に取り付けられて
おり、キー位置決めステッピングモータ３９を備えてい
る。該モータの出力シャフトは、耐久性のある摩擦材の
表面４１の設けられたピニオンドラム４０を支持してい
る。また、ベースプレートに固定されたシャフト４２上
には回転可能なアイドラ輪４３が支持されており、該輪
は同様に耐久性のある摩擦材の表面４４を有している。

これら摩擦材の面すなわち摩擦面４４．４４は相互に係
合しており、従ってステッピングモータが作動されると
、アイドラ輪はピニオンドラムと反対の方向に回転され
る。

第３図及び第４図に示すように、キー２３は相互に近接
して配置され、可撓性ブレードの狭い部分の精密な位置
決めができるようにされている。

この近接した配置を行うために、キーのバレル２４上の
摩擦輪２６を交互をこすらす、または、たがい違いにす
ることが必要である。隣り合う摩擦輪の面は、アイドラ
輪４３がキャリッジによってキー・コンソールに沿って
動かされるときに、該アイドラ輪が２列に配置された摩
擦輪に次々に係Ｍるように、相互番こ近接している。

キーの回転位置を調べるために、位置ディテクタ４５が
設けられる。この為の適当な従来装置は多数ある。例え
ば第３図及び第４図に示すように、特にそれに合った装
置として、摩擦輪２６の後ろにおいて各キー２３のバレ
ル２４に取り付けられた多極リングマグネット４６を利
用したいわゆる磁気ホール効果トランスデユーサがある
。センサ４７がキャリッジのベースプレードに取り付け
られており、キー作動ユニット１３がキー全調節するた
めの位置にあるときに、センサがリングマグネットに対
向するようになる。センサはリングマグネットの磁界に
よってキーの角度または回転位置を感知し、それを表す
信号を発生する。

第５図乃至第７図には、キャリッジを取り付は駆動する
ための幾分異った装置を用いた他の実施例が示されてい
る。他の点は、上述した第１の実施例と同じであり、同
様のニレメンＨこは同じ参照番号を付して説明する。

第５図に最も良く示すように、キャリッジ４８は軌道部
材２８の上に取り付けられ、キー・コンンール１４１こ
沿って動かされるようになっている。

特に、キャリッジはポールブッシング支持体５０によっ
て上方の軌道部材上に摺動可能に取り付けられ、また、
ヨーク５］１こよって下方の軌道部材の上に摺動可能に
取り付けられたボックスフレーム４９を有している。キ
ャリッジは、支持部材２９の如き部材（図示せず）によ
って両端が軸受されたスプライン付きシャフト５２を含
む駆動袋ｆｆ１によって駆動される。シャフトはステッ
ピングモータ５３によって正逆両方向に回転可能である
。

モータ５３は印刷機のフレーム支持体２９に固定された
ブラケット５４上に取り付けられており、モータのンヤ
フト及びスプライン付きンヤフト５２に取り付けられた
ベベルギア５５．５６を介してシャフト５２に接続され
ている。

シャフト５２のスプラインを受は入れるスロットヲ有す
る中心開口を備える移動ヘリカルギア５７がポールブッ
シング５８によりシャフト５２に回転可能に支持され、
シャツ）５２１こ駆動されろことにより該シャフトに沿
って自由【こ動かされるようになっている。移動ヘリカ
ルギアは、フレーム４９に支持された軸受６１にジャー
ナル軸受されたシャフト６０に固定のヘリカルギア５９
と係合している。シャフト６０にはピニオンギア６２も
固定されている。ピニオンギアはインク溜め１８の全長
にわたり伸張するように固定されているラックと係合し
ている。従って、モータ５３を作動させると、スプライ
ン付ンヤフト５２、該シャフトにスプライン連結された
移動ヘリカルギア５７、そしてそれに係合しているヘリ
カルギア５９が回転され、シャフト６０を介してピニオ
ンギア６２が回転されるので、キャリッジはラック６３
１こよってキー・コンソール１４に沿って軌道部材２８
上を移動する。移動ヘリカルギア５７の歯はギア５９と
係合しているので、移動ギアはポールブッシング５８を
介してスプライン付きシャフト５２上全摺動する。

キー作動ユニット１３のキー位置決めステッピングモー
タ３９はボックスフレーム４９内に取り付ケられており
、ピニオンドラム４０及びアイドラ輪４３は、キャリッ
ジがコンソール１４に沿ッて動かされるときにアイドラ
輪４３が摩擦輪２６に順次摩擦係合するような位置に設
定される。キー位置ディテクタ４５は各キーのバレル２
４ｆこ固定された多極リングマグネット４６とボックス
フレーム４９によって支持され、キー作動ユニット１３
が所要のキーを調節する位置とされたときに、そのキー
のマグネットに隣接する位置となるセンサ４７とを備え
ている。

上記いずれの実施例においても、キー調節装置及びイン
ク溜めの全体は、印刷機のフレームに支持されたシャフ
ト６４に枢動可能に支持されており、第３図及び第５図
に示した作動位置から下方に回動して水平位直音なし、
インク溜め１６、インクローラ１７及び可撓性ブレード
１９の洗浄及びメインテナンスをやりやスくシている。

第１図乃至第３図に示した実施例に係る装置を例にとっ
て、本願装置の操作を説明すれば、印刷されたインクの
厚みは例えば米国特許第４，００８゜６６４号に開示さ
れた汎用の方法、または、ローピンク・オンプレス・カ
ラーセンサ（ｒｏｖｉｎｇｏｎ−ｐｒｅｓｓ　ｃｏｌｏ
ｒ　５ｅｎｓｏｒ　）などによってモニタされる。それ
により得られた情報に基づきキー調節装置１０が制御さ
れる。すなわち、インクの厚みの調節がインクロールに
沿うある場所で必要になると、ステッピングモータ３６
が信号を受けてキャリッジ１２をその場所にあるキー２
３のところまで移動する。キャリッジが動く際、信号が
ステッピングモータ３９に送られて該モータがアイドラ
輪を回転し、該アイドラ輪が調節を必要としないキーの
摩擦輪上を通るときに該摩擦輪を回転せずに単にその上
を転がるようにする。キー調節装置が調節を必要とする
キーのところに来ると、ステッピングモータ３９が別の
信号を受けて摩擦輪を回転し、キーの先端を前進または
後退させてブレードの下方縁の位置を変え、インクの厚
みを調節する。

本発明に係る調節装置は、印刷機の異る作業の為の所定
のインク厚輪郭を指令するためにストアされたプログラ
ムを有するマイクロプロセッサによって制御することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、不発明の一実施例１こ係るインク調節装置の
側面図；第２図は、同装置のキャリッジを駆動する装置の一部を
示す平面図；第３図は、同装置の横断面図：第４図は、第３図における４−４線図；第５図は、他の
実施例に係るインク調節装置の横断面図；第６図は、第５図における６−６線図；第７図は、第６
図の装置の一部拡大側面図；である。１２・・・キャリッジ；１３・・・キー作動手段；１６
・・・液（インク）溜め；１７・・・ロール；１９・・
・計量供給手段：２３・・・キー。 −１」ＦＩＧ、７

Claims

【特許請求の範囲】

（１）回転可能なロールと；該ロールに沿つて伸び、該ロールの表面に近接した計量
縁を有し、ロールとともに液溜を形成し、ロール表面上
に液を計量供給する手段と；該計量供給手段の計量縁に沿つて設けられた複数の独立
に調節可能なキーで、各キーはそれが一つの方向に調節
されることにより計量縁の対応する位置の部分をロール
に近づけ、また、他の方向に調節されることにより同部
分をロールから離し、それによりロールが回転した際に
形成されるロール表面上のインクの厚みを調節するよう
になされている複数のキーと；これらキーの配列に沿つて動かされるよう取り付けられ
たキヤリツジと；キーを選択的に調節できるようにキヤリツジに支持され
、選択したキーを摩擦駆動するための駆動手段を有して
いるキー作動手段と；を有している液体計量供給装置。
（２）各キーが回転調節可能で、また、キー作動手段が
当該キーのところを通るときにその駆動手段によつて駆
動係合されるように位置決めされた摩擦輪が取り付けら
れているバレルを有する特許請求の範囲第１項に記載の
装置。
（３）上記駆動手段が各キーに個別に駆動係合する回転
駆動部材を有し、該部材は調節されないキーのところを
通るときにそのキーの摩擦輪を回転することなしに、該
摩擦輪上を転がるように回転され、且つ、調節されるべ
きキーの摩擦輪を所要の方向及び速度で回転するように
した特許請求の範囲第２項に記載の装置。
（４）各キーの調節された位置を表示するための位置デ
イテクタを有する特許請求の範囲第１項に記載の装置。
（５）位置デイテクタがキヤリツジに取り付けられ、キ
ー作動装置がキーを調節する位置に来ると、そのキーと
対向する位置となる磁気センサと、キー上に設けられキ
ーが調節されると該センサに対して変化する磁界を生じ
る手段とを有している特許請求の範囲第４項に記載の装
置。
（６）回転ロールと；該ロールに沿つて伸び、該ロールの表面に近接した計量
縁を有し、ロールとともに液溜を形成し、ロール表面上
に液を計量供給する手段と；計量縁に沿つて設けられた複数の独立に回転可能なキー
で、各キーはそれが一つの方向に回転されることにより
計量縁の対応する位置の部分をロールに近づけ、また、
他の方向に回転されることにより同部分をロールから離
し、それによりロールが回転した際にロール表面上に供
給されるインクの厚みを調節するようになされた複数の
キーと；これらキーの配列に沿つて動かされるように取
り付けられたキヤリツジと；キーを選択的に調節できるようにキヤリツジに支持され
、選択したキーを摩擦駆動するための駆動手段で、キヤ
リツジがキーに沿つて動かされるときに各キーと順次係
合する手段を有するキー作動手段と；キヤリツジを指示に応じて選択された調節をするキーの
ところへ動かす手段と；キヤリツジが動かされるときに、調節されないキーを回
転しないようにキー作動手段をキヤリツジの動きに同期
した速度で駆動する手段と；を備える液計量供給装置。
（７）キヤリツジが軌道部材の上に取り付けられており
、キヤリツジを動かす手段がキヤリツジに取り付けられ
たエンドレステープと、該テープが掛けられるスプロケ
ツト及びアイドラ輪と、スプロケツトを駆動するステツ
ピングモータとを有する特許請求の範囲第６項に記載の
装置。
（８）各キーが摩擦輪を有し、キー作動手段がステツピ
ングモータ及びキヤリツジがキーに沿つて動かされると
きに該モータを各キーの摩擦輪に順次接続する手段を有
する特許請求の範囲第６項に記載の装置。
（９）各キーが支持部材にねじ係合して貫通し、先端が
液計量供給手段に当接し、後方部分に摩擦輪が取り付け
られ、該輪がキー作動手段によつて係合され駆動される
ようになされたバレルを有している特許請求の範囲第６
項に記載の装置。
（１０）キー作動装置が可逆ステツピングモータと、そ
れにより駆動されるアイドラ輪とを有し、該輪がキヤリ
ツジがキーに沿つて動かされるときに各キーの摩擦輪に
順次係合するように位置決めされた特許請求の範囲第９
項に記載の装置。