JPS6140054B2 - - Google Patents

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JPS6140054B2
JPS6140054B2 JP14628679A JP14628679A JPS6140054B2 JP S6140054 B2 JPS6140054 B2 JP S6140054B2 JP 14628679 A JP14628679 A JP 14628679A JP 14628679 A JP14628679 A JP 14628679A JP S6140054 B2 JPS6140054 B2 JP S6140054B2
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JP
Japan
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electrode
displacement
moving electrode
fixed
capacitance
Prior art date
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Expired
Application number
JP14628679A
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English (en)
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JPS5669511A (en
Inventor
Hideki Kuwayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Hokushin Electric Corp filed Critical Yokogawa Hokushin Electric Corp
Priority to JP14628679A priority Critical patent/JPS5669511A/ja
Publication of JPS5669511A publication Critical patent/JPS5669511A/ja
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  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は力或は圧力を板バネに伝達し、前記
力或は圧力をその板バネと両側の固定電極との静
電容量の変化として検出する変位検出器に関す
る。
従来のこの種の変位検出器は第1図に示すよう
に構成されていた。即ち円筒状又は角筒状の金属
製本体11内に同様形状のボデイ12が同軸心的
に挿入固定されている。ボデイ12は両端が端板
13及び14で一体に塞がれ、又軸心方向におい
て部材15,16として分割されている。本体1
1内の中央部に板バネよりなる移動電極17が配
され、その周縁部は部材15及び16の内側の端
面により挾まれ溶接18により互に固定されてい
る。
ボデイ12内において移動電極17と対向して
絶縁部材21及び22が配されている。絶縁部材
21,22の周縁部は移動電極17と接している
が移動電極17との対向面は軸心上に中心を持つ
球面の一部を構成する凹曲面23,24とされて
いる。凹曲面23,24に移動電極17と対向し
て固定電極25,26が形成されている。ボデイ
12の外側にダイヤフラムの隔膜27,28が対
向して配され、その周縁部はリング31,32に
よりボデイ11の端面に押えられて溶接されてい
る。端板13,14、絶縁部材21,22の中心
部にそれぞれ貫通孔33,34が共通に形成され
隔膜27及び28と移動電極17との間の空間に
は非圧縮性の封入流体35,36がそれぞれ満さ
れている。固定電極25,26に対する端子3
7,38がボデイ12及び本体11と絶縁して外
部に導出されている。
隔膜28の外部より圧力が隔膜28に与えられ
ると封入流体を介してその圧力が移動電極17に
伝わつて移動電極17が変形し移動電極17及び
固定電極25の間隔d0が変位X量だけ狭くなつて
これらの間の静電容量C1=1/(d0−X)が大
きくなり、逆に移動電極17及び固定電極26の
間隔d0が変位X量だけ広くなつてこれら間の静電
容量C2=1/(d0+X)が小さくなる。これら
両静電容量の変化の差を取出して隔膜28に与え
られた圧力が検出される。
移動電極17は周縁部が固定されているため、
第2図に示すようにその中心を通る断面について
みると、移動電極の板面に一様な等分布荷重或は
中心荷重が与えられた場合移動電極17の変形は
実線で示すように周縁、即ち両端41,42の近
くの変位はゼロで中心部が大きく変位し、点線で
示すような両端41,42を通る円弧とはならな
い。このため移動電極17と固定電極25,26
との容量の変化△C1及び△C2は移動電極17の
中心部の変位に対して直線的に比例しない。即
ち、前記2つの理論式と外れてくるのは明らかで
あり、一方の容量例えばC1の変化する割合が理
論値より増加し、他方の容量C2の変化する割合
は減少するようになる。
従来の変位検出器においては移動電極17と固
定電極25及び26との間隔は、移動電極17に
変位が加えられていない状態において等しくされ
ていた。このため移動電極17が固定電極25側
に変位する場合、第3図に示すように移動電極1
7の中心の変位△dが増加すると共に固定電極2
5との容量変化△C1はその変化の量が増加して
いくが、固定電極26との容量の変化△C2はそ
の変化する量が減少してゆくようになる。従つて
移動電極17と固定電極25,26との間の容量
C1,C2の差を電気信号として検出すると、第4
図に示すように移動電極の中心変位△dに対し非
直線性の誤差が発生する。第3図に示したような
関係になるのは静電容量が電極間の間隔に逆比例
するため初期の静電容量を固定電極25,26に
ついて等しくても移動電極の変化に基き電極間隔
が増える方向と減る方向とでは容量の変化分が大
きく違つてくるためである。
この発明の目的は変位に対して移動電極の両側
の容量変化の変化がほぼ等しく、または小さく
し、変位に対して直線性のよい出力が得られる変
位検出器を提供することにある。
この発明によれば力或は圧力が板バネ、即ち移
動電極に加えられていない状態において、その板
バネと両側の固定電極との間隔を予め異らしめ
て、つまり移動電極が変位する方向の側における
固定電極との間隔を他方の固定電極との間隔より
大きくする。このようにして移動電極が変位を受
けた時その移動電極と両側の固定電極との各容量
の変化分の変化が互にほぼ等しくなり直線性の優
れた変位検出器が得られる。
例えば第5図に第1図と対応する部分に同一符
号を付けて示すが、この発明においては移動電極
17が変位する方向の固定電極25と移動電極1
7の中心部との間隔d1を移動電極17の中心部と
固定電極26との間隔d2より大に選定される。
この構成によれば隔膜28に与えられた外圧に
より移動電極17が固定電極25側に変位すると
移動電極17と固定電極25,26との間の各静
電容量C1,C2が変化するが、その移動電極の中
心変位△dに対し容量C1,C2の各変化分△C1
△C2は例えば第6図に示すように互にほぼ等し
く変化するようになる。つまり、予め移動電極を
2つの固定電極の中央位置からはずれた位置に設
け、移動電極が変位する前の2つの容量C1,C2
をそれぞれ1/(d1−X),1/(d2+X)のよ
うに違えることにより前記理論値からのずれ量を
相殺させようとするものである。例えば、d1>d2
のように移動電極を設けるようにすれば、理論式
C1=1/(d1−X)においては分母が大きいの
で、変位XによるC1の変化が小さくなり、従つ
て、第2図の実線で示すような移動電極の変位変
形により容量変化の割合が増加しようとする傾向
を低く抑えることができ、一方、理論式C2
1/(d2+X)では分母が小さいのでC2の変化
は大きくなり、前記変位変形により容量変化が減
少する傾向を相殺して高めることができる。従つ
て中心変位△dに対する容量差C1−C2の直線性
からの誤差は例えば第7図に示すように小さくな
る。
移動電極17の変位がゼロの状態における固定
電極25,26との間隔差を調整することにより
検出器の直線性を変えることができる。一般に差
圧検出器においてはその二つの圧力のうち高い方
の圧力となる側は一定しているためその高い圧力
が第5図において隔膜28に与えられるようにす
ればよい。大気圧に対する圧力又は真空に対する
圧力を検出する場合隔膜27側を大気圧又は真空
とすればよい。移動電極17と固定電極25,2
6との間隔に差を持たせたが移動電極17と隔膜
27及び般28との間の各空間の容積は同一にし
て封入流体の温度変化による膨張収縮が移動電極
の変位に影響しないようにすることが好ましい。
上述においてはこの発明を封入流体を介して外
圧が移動電極に伝達される場合に適用したが、外
圧を力に変換して移動電極に伝達する場合にもこ
の発明を適用できる。その例を第8図に第5図と
対応する部分に同一符号を付けて示す。即ち本体
11の両端は端板13,14で塞がれ、その端板
13,14の内面に絶縁部材21,22が配され
る。移動電極17の周縁部は金属リング41,4
2で挾まれこのリング41,42が絶縁部21,
22で挾まれてこれら移動電極17、金属リング
41,42は本体11と絶縁して保持される。移
動電極17より端子43が本体と絶縁されて外部
に導出される。平面状固定電極25,26が移動
電極17と対向して絶縁部材21,22に形成さ
れる。移動電極17の中心を通つて連結軸44が
取付けられ連結軸44の両端は隔膜27,28の
中心部に固定される。
隔膜28に与えられた圧力は力に変換されて連
結軸44を介して移動電極17に伝達される。こ
れに伴なつて移動電極17が変位して固定電極2
5及び26との各容量が変化する。この場合も図
に示すように移動電極17及び固定電極25の間
隔d1は移動電極17及び固定電極26の間隔d2
りも大きく選定される。このようにして変位に対
する容量差の直線性を良好にすることができる。
なお第8図において移動電極17には小孔45が
設けられて移動電極17の両側の封入流体が互に
通じるようにされている。
移動電極17と固定電極25及び26との間隔
に差が少しでもあれば変位に対する容量差の直線
性よりの誤差が小さくなるが、前記間隔の差を大
きくし過ぎると前記誤差は逆方向に大きくなる。
例えばd1,d2を3:2とすればよい。一般には固
定電極25,26の面積、直径、曲率、移動電極
17のバネ性、直径、取付け構造などによつて
d1:d2の好ましい値が異なつてくる。固定電極と
しては球面の一部、平面のみならず円錐状面その
他の曲面としてもよい。又圧力によりり移動電極
を変位させるのみならず、力によつて例えば連結
軸44を介して移動電極を変位させその変位を検
出する場合にもこの発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の変位検出器を示す断面図、第2
図は移動電極の荷重に対する変形状態を示す図、
第3図は移動電極の中心変位に対する移動電極と
両側の固定電極との容量の各変化状態を示す図、
第4図は移動電極の中心変位に対する容量差の直
線性よりの誤差を示す図、第5図はこの発明によ
る変位変換器の一例を示す断面図、第6図は第5
図の変位変換器における移動電極の中心変位に対
する移動電極と両側の固定電極との容量の各変化
分を示す図、第7図は移動電極の中心変位に対す
る容量差の直線性よりの誤差を示す図、第8図は
この発明による変位変換器の他の例を示す断面図
である。 11……本体、12……ボデイ、13,14…
…端板、17……移動電極、21,,22……絶
縁部材、25,26……固定電極、27,28…
…隔膜、35,36……封入流体、44……連結
軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 板ばねがその周縁部を2つのリング状部によ
    り挾んで固定して移動電極として配され、上記移
    動電極の両側にこれと対向して固定電極が配さ
    れ、上記移動電極に力或は圧力が加えられて上記
    移動電極が変位することにより上記移動電極と上
    記固定電極との間の静電容量の変化を差動的に検
    出する変位検出器において、上記力或は圧力を受
    けてないときの上記移動電極とその両側の上記各
    固定電極との間隔がそれぞれ異なつていることを
    特徴とする変位検出器。
JP14628679A 1979-11-12 1979-11-12 Displacement detecting device Granted JPS5669511A (en)

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JP14628679A JPS5669511A (en) 1979-11-12 1979-11-12 Displacement detecting device

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JP14628679A JPS5669511A (en) 1979-11-12 1979-11-12 Displacement detecting device

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JPS5669511A JPS5669511A (en) 1981-06-10
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JP3289196B2 (ja) * 1991-06-27 2002-06-04 ドレッサ・ナガノ、インク 変換器の全非直線性を低減する方法及び変換器の非直線性を低減する方法

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