JPS6140049Y2 - - Google Patents
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- JPS6140049Y2 JPS6140049Y2 JP514284U JP514284U JPS6140049Y2 JP S6140049 Y2 JPS6140049 Y2 JP S6140049Y2 JP 514284 U JP514284 U JP 514284U JP 514284 U JP514284 U JP 514284U JP S6140049 Y2 JPS6140049 Y2 JP S6140049Y2
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- Japan
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- alloy
- temperature
- magnetic
- magnet
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- Expired
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Landscapes
- Thermally Actuated Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温度スイツチの構造に関する。
従来、Ni52%残鉄の材料(以下封入用合金と
呼ぶ)よりなる複数本のリードを一部相互に対向
させて接点部を構成し、その接点部をガラス管内
に封入したリードスイツチが知られている。しか
しそのようなリードスイツチを用いて温度スイツ
チを得るにはさらにその外周に永久磁石とともに
感温磁性体を配さなければならず、寸法が大きく
なつてしまうばかりか、構造も複雑になつてしま
う。
呼ぶ)よりなる複数本のリードを一部相互に対向
させて接点部を構成し、その接点部をガラス管内
に封入したリードスイツチが知られている。しか
しそのようなリードスイツチを用いて温度スイツ
チを得るにはさらにその外周に永久磁石とともに
感温磁性体を配さなければならず、寸法が大きく
なつてしまうばかりか、構造も複雑になつてしま
う。
ところで感温磁性体としては、古くからの整磁
合金の他に、最近では飽和磁束密度の温度依存性
が大きいFe−Ni系合金が発表されかつ製造され
ている。また永久磁石としても、例えばCu−Ni
−Feを主成分としたものやFe−Cr−Co系のもの
(以下このような永久磁石を合金磁石と呼ぶ)が
開発され、それらは冷間加工により薄板、棒、線
材にでき、又、ダイス加工、打抜き、曲げ、深絞
り、切削加工も可能で、しかも優れた磁気特性を
有している。
合金の他に、最近では飽和磁束密度の温度依存性
が大きいFe−Ni系合金が発表されかつ製造され
ている。また永久磁石としても、例えばCu−Ni
−Feを主成分としたものやFe−Cr−Co系のもの
(以下このような永久磁石を合金磁石と呼ぶ)が
開発され、それらは冷間加工により薄板、棒、線
材にでき、又、ダイス加工、打抜き、曲げ、深絞
り、切削加工も可能で、しかも優れた磁気特性を
有している。
本考案は上述に鑑み、従来のリードスイツチと
ほぼ同等な外観を呈しているにもかかわらず、温
度変化によつて接点切換動作を行なう温度スイツ
チを提供することも目的とする。
ほぼ同等な外観を呈しているにもかかわらず、温
度変化によつて接点切換動作を行なう温度スイツ
チを提供することも目的とする。
以下さらに本考案につき図面を用いて説明す
る。
る。
第1図は本考案による温度スイツチの一実施例
を示し、細い感温磁性合金片1よりなるリードと
細い合金磁石片2よりなるリードとを一部相互に
対向させて構成した接点部3をN2ガス等ととも
にガラス管4に封入している。ここで感温磁性合
金片1および合金磁石片2は、仮に合金磁石片2
が着磁されていないとすると接点部3が開離して
いるような姿勢で設ける。今、温度が比較的低く
て感温磁性合金片1の飽和磁束密度が高いときに
は、合金磁石片2の磁力により、感温磁性合金片
1および合金磁石片2は撓みつつ相互に吸着し、
接点部3を閉成する。一方、温度が比較的高くて
感温磁性合金片1の飽和磁束密度が減少したとき
には、磁気吸着力が小さくなるので、感温磁性合
金片1および合金磁石片2はその自己復元力によ
り互いに離れ、接点部3を開離させる。即ち、従
来のリードスイツチと同一の外観でもつて、比較
的低温時には接点部3が閉成し、温度上昇により
その接点部3が開離する温度スイツチが得られ
る。
を示し、細い感温磁性合金片1よりなるリードと
細い合金磁石片2よりなるリードとを一部相互に
対向させて構成した接点部3をN2ガス等ととも
にガラス管4に封入している。ここで感温磁性合
金片1および合金磁石片2は、仮に合金磁石片2
が着磁されていないとすると接点部3が開離して
いるような姿勢で設ける。今、温度が比較的低く
て感温磁性合金片1の飽和磁束密度が高いときに
は、合金磁石片2の磁力により、感温磁性合金片
1および合金磁石片2は撓みつつ相互に吸着し、
接点部3を閉成する。一方、温度が比較的高くて
感温磁性合金片1の飽和磁束密度が減少したとき
には、磁気吸着力が小さくなるので、感温磁性合
金片1および合金磁石片2はその自己復元力によ
り互いに離れ、接点部3を開離させる。即ち、従
来のリードスイツチと同一の外観でもつて、比較
的低温時には接点部3が閉成し、温度上昇により
その接点部3が開離する温度スイツチが得られ
る。
第2図は第1図の変形実施例を示し、ガラス管
4内の接点部3の近傍部分のみを感温磁性合金片
1および合金磁石片2とし、かつリードの残部を
封入用合金片5,6とし、それにより第1図と同
様な作用を行うようにした温度スイツチである。
なおそれらの取付けは溶接により行う。これによ
ると、ガラス管4に対し封入用合金片5,6の部
分が支持されているので、その支持部における両
者の熱膨張係数を合わせることが容易で、かつリ
ード全体の導体低抗の減少が計れ、しかもリード
に適切なバネ性をもたせることができる。
4内の接点部3の近傍部分のみを感温磁性合金片
1および合金磁石片2とし、かつリードの残部を
封入用合金片5,6とし、それにより第1図と同
様な作用を行うようにした温度スイツチである。
なおそれらの取付けは溶接により行う。これによ
ると、ガラス管4に対し封入用合金片5,6の部
分が支持されているので、その支持部における両
者の熱膨張係数を合わせることが容易で、かつリ
ード全体の導体低抗の減少が計れ、しかもリード
に適切なバネ性をもたせることができる。
ただし、第3図に示すように一方のリードの全
体を感温磁性合金片1で作ることもでき、また第
4図に示すように他方のリードの全体を合金磁石
片2で作ることもでき、さらには第5図に示すよ
うに第2図で一方のリードに用いている封入用合
金片5の代りに合金磁石片2′を用いることもで
きる。そしてそれらによつて第1図と同様な作用
をを行うようにした温度スイツチを提供すること
ができる。
体を感温磁性合金片1で作ることもでき、また第
4図に示すように他方のリードの全体を合金磁石
片2で作ることもでき、さらには第5図に示すよ
うに第2図で一方のリードに用いている封入用合
金片5の代りに合金磁石片2′を用いることもで
きる。そしてそれらによつて第1図と同様な作用
をを行うようにした温度スイツチを提供すること
ができる。
なお、上述の各種の実施例における接点部には
一般にロジウムメツキが施される。
一般にロジウムメツキが施される。
以上実施例を用いて説明したように、本考案に
よる温度スイツチにおいては、従来のリードスイ
ツチとほぼ同等な外観を呈し、簡単でかつ小型軽
便な構造にでき、しかも接点部が密封されるのに
加えてスナツプアクシヨンを起すことになるため
信頼性も高いものとなる。
よる温度スイツチにおいては、従来のリードスイ
ツチとほぼ同等な外観を呈し、簡単でかつ小型軽
便な構造にでき、しかも接点部が密封されるのに
加えてスナツプアクシヨンを起すことになるため
信頼性も高いものとなる。
第1図は本考案の一実施例の構成図、第2図乃
至第5図は夫々異なる変形実施例の構成図であ
る。 1,1′……感温磁性合金片、2,2′……合金
磁石片、3……接点部、4……ガラス管、5,6
……封入用合金片。
至第5図は夫々異なる変形実施例の構成図であ
る。 1,1′……感温磁性合金片、2,2′……合金
磁石片、3……接点部、4……ガラス管、5,6
……封入用合金片。
Claims (1)
- 二本の磁性体リードの一部を相互に対向させて
構成した接点部を管体内に封入し、内部に不活性
ガスを入れた構造のスイツチにおいて、上記二本
のリードのうち、一方は温度に応じて飽和磁束が
増減する合金よりなる感温磁性合金片よりなり、
他方は少なくとも一部に圧延可能な合金磁石を有
し、該合金磁石の磁力でリードを撓ませて上記接
点部を一状態に付勢するようになつており、かつ
該接点部への該合金磁石の磁力作用を該感温磁性
合金の温度変化による飽和磁束の増減にしたがつ
て制御するようにしたことを特徴とする温度スイ
ツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP514284U JPS59128147U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 温度スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP514284U JPS59128147U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 温度スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59128147U JPS59128147U (ja) | 1984-08-29 |
JPS6140049Y2 true JPS6140049Y2 (ja) | 1986-11-15 |
Family
ID=30136738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP514284U Granted JPS59128147U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 温度スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59128147U (ja) |
-
1984
- 1984-01-20 JP JP514284U patent/JPS59128147U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59128147U (ja) | 1984-08-29 |
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