JPS606976Y2 - リードスイツチ - Google Patents

リードスイツチ

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Publication number
JPS606976Y2
JPS606976Y2 JP4957384U JP4957384U JPS606976Y2 JP S606976 Y2 JPS606976 Y2 JP S606976Y2 JP 4957384 U JP4957384 U JP 4957384U JP 4957384 U JP4957384 U JP 4957384U JP S606976 Y2 JPS606976 Y2 JP S606976Y2
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JP
Japan
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reed switch
temperature
contact portion
switch
reed
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Expired
Application number
JP4957384U
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English (en)
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JPS59177143U (ja
Inventor
正徳 遠藤
Original Assignee
東北金属工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東北金属工業株式会社 filed Critical 東北金属工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリードスイッチ、特に複数本のリードの一部を
対向させて構成した接点部を管体の内部に封入したリー
ドスイッチに関する。
従来のリードスイッチは、例えば第1図に示すように、
Ni52%残鉄の材料(以下封入用合金と呼ぶ)よりな
る2本のり一部1,2の相互対向部にて構成された接点
部をガラス管3の内部に封入しただけの構造になってい
るため、平常時の接点状態が不安定である。
それ故に外部にコイル4を組合わせてリードリレーとし
た場合にも動作が不確実で信頼性に劣る。
そこでガラス管3の外部にさらにバイアス用永久磁石5
を配置し、この永久磁石5の磁力により接点部を平常時
閉成状態に付勢し、コイル4に給電されて逆方向の磁界
が印加されたときにのみ開離させることで正確な動作を
行わせることが試みられている。
しかしその場合、永久磁石5の特性や取付は位置によっ
て動作点が変動してしまう上に、組立てが面倒であり、
かつリードスイッチの外部の構造が複雑になるとともに
、全体の寸法が大きくなってしまうという問題もある。
ところで最近、冷間加工により薄板、棒、線材にでき
、又、ダイス加工、打抜き、曲げ、深絞り、切削加工も
可能で、しかも磁気特性の良好な永久磁石が開発されて
いる。
そのような永久磁石は、例えば、Fe−Cr−Coを主
成分としたものであり、以下このような永久磁石を合金
磁石と呼ぶ。
その合金磁石は第2図に示したような特性をもっている
即ち、残留磁束密度13.0〜14.0KG、保磁力5
00〜6000e1エネルギー積4.0〜5.0Mα)
、機械特性として引張強度、時効後65〜75KG/T
a!t、伸び率10〜15%、硬さ200〜2300■
)との特性である。
本考案の目的は、かかる合金磁石の利点を有効に利用す
るようにリードスイッチに組込み、それにより種々の面
で優れたリードスイッチを提供することにある。
以下図面を参照しながら実施例を用いて説明する。
先ず第3図は本考案によるリードスイッチの一実施例の
外部にコイル4を組合わせてなるリードリレーを示して
いる。
このリードスイッチにおいてはり一部6,7をいずれも
上記合金磁石より作り、かつその磁力により接点部を閉
じる方向に自己付勢させである。
コイル4に給電することによリリード6,7に逆方向の
磁界が印加されると接点部が開く。
ここで、リード6.7の磁化方向を接点部を開く方向に
選んで常開型リードスイッチを得、コイル4により強い
磁界が印加されると接点部が閉じるようにすることもで
きよう。
また第4図は他の実施例を示し、一方のリード1を封入
用合金り作り、他方のり−17は上記合金磁石より作っ
たものである。
これにおいては、平常時はり−17の磁力によってリー
ド1を吸着することにより接点部を閉成しているが、外
部より可動永久磁石8を近づけて逆方向の磁界を印加さ
せると接点部が開離する。
この場合、リード1.7には自己のばね性により接点部
を開離させる方向の復元力をもたせておくと、永久磁石
8に代えて鉄板を近づけることにより接点部を作動させ
ることもできる。
即ち近接スイッチとしても実施できる。
第5図は回路を切換えることのできる実施例を示し、2
本のリード1および2を封入用合金より作り、残りのり
−17を上記合金磁石より作ったものである。
これによると平常時は図示の如くリード1および7が互
いに接触しているが、第3図や第4図で説明したような
コイル4や永久磁石8や鉄板等を近づけるとり−ド1が
自己の復元力によりリード2に切換え接触するリードリ
レーを得ることができる。
第6図は、上記合金磁石より作ったリード6゜7による
接点部を封入したガラス管3の外周に、温度上昇により
飽和磁束密度の低下する感温磁性材料よりなるリング1
3を嵌合させである。
これにおいては、温度が低くてリング13の飽和磁束密
度が高いと、両リード6.7の磁束はりング13に漏洩
して、接点部を流れる磁束が少ないためその接点部は開
離しており、一方、温度上昇によりリング13の飽和磁
束密度が低下すると、リング13に漏洩する磁束は減少
して接点部にくの磁束が流れるためその接点部が閉成す
る。
即ち、温度上昇により接点部の閉成する温度スイッチを
きわめて簡単な構造で提供できる。
ここでリング13を熱伝導の良好な合金を利用して作る
と、高速応答型の温度スイッチが実現できる。
第7図は上記合金磁石にて作ったリード6.7を用いた
リードスイッチのガラス管3の外周に永久磁石14と感
温磁性体15とを配置して構成した温度スイッチを示し
ている。
ここで永久磁石14の着磁方向はリード6.7の着磁方
向とは逆になっている。
これによると、温度上昇により接点部が開離する。
第8図はリードスイッチのガラス管3の外周にリング状
の2つの永久磁石16,17を嵌合させるとともに、そ
の両永久磁石16゜17間にリング状の感温磁性体18
を配して温度スイッチを構成している。
これによると、温度上昇により接点部が閉成する。
なお第6図乃至第8図に示した温度スイッチにおいては
、第3図に示したリードスイッチを用いているが、第4
図又は第5図に示したリードスイッチを用いてもよいし
、また他の設計変更を施したリードスイッチを用いても
よい。
以上実施例を用いて説明したように、本考案によるリー
ドスイッチにおいては、接点部を封入した管体の内部に
、Fe−Cr−Coを主成分とした圧延可能な合金磁石
を配し、その合金磁石の磁力によって接点部を成る状態
に付勢した構成になっているので、これを用いてリード
リレーや温度スイッチを得る場合に、リードとは別部品
としてのバイアス用永久磁石を用いることなく正確な動
作を行わせることができ、それ故に組立てが簡単で、か
つリードスイッチの内部構造を複雑にすることなく外部
の構造も単純化できるとともに、全体の寸法も小さくで
き、しかも組立時に動作点が変動してしまうおそれも少
なく抑えることができる。
また従来の常開接点を有する一般的なリードスイッチと
本考案によりリードスイッチとを用意しておけば、それ
らに共通の永久磁石や感温磁性体を付加することにより
常開型温度スイッチと常閉型温度スイッチとを任意に得
ることができるため、組立て現場における部品点数を削
減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリードスイッチを用いた常閉型リードリ
レーの一例を示す構成図、第2図は本考案に用いる合金
磁石の特性図、第3図は本考案によるリードスイッチの
一実施例を用いたリードリレーの構成図、第4図および
第5図は本考案によるリードスイッチの他の実施例をそ
れぞれ示した構成図、第6図は本考案によるリードスイ
ッチを用いて構成した温度スイッチの断面図、第7図は
同じく温度スイッチの他例の断面図、第8図は同じく温
度スイッチのさらに他例の断面図である。 1.2・・・・・・封入用合金製リード、3・・・・・
・ガラス管、4・・・・・・コイル、6,7・・・・・
・合金磁石製り−ド、13・・・・・・感温磁性材料製
リング、・・・・・・感温磁性体。 15゜ 8

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本のリードの一部を互いに対向させて2つの状態間
    で切換り可能に構成した接点部を管体の内部に封入せし
    めたリードスイッチにおいて、上記複数本のリードのう
    ち少なくとも一本は、全体をFe −Cr−Coを主成
    分とした圧延可能な合金磁石により作られ、該合金磁石
    の磁力によって上記接点部を一方の状態に付勢したこと
    を特徴とするリードスイッチ。
JP4957384U 1984-04-06 1984-04-06 リードスイツチ Expired JPS606976Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4957384U JPS606976Y2 (ja) 1984-04-06 1984-04-06 リードスイツチ

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JP4957384U JPS606976Y2 (ja) 1984-04-06 1984-04-06 リードスイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS59177143U JPS59177143U (ja) 1984-11-27
JPS606976Y2 true JPS606976Y2 (ja) 1985-03-07

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ID=30180077

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JPS59177143U (ja) 1984-11-27

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