JPS6139823B2 - - Google Patents

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JPS6139823B2
JPS6139823B2 JP55066568A JP6656880A JPS6139823B2 JP S6139823 B2 JPS6139823 B2 JP S6139823B2 JP 55066568 A JP55066568 A JP 55066568A JP 6656880 A JP6656880 A JP 6656880A JP S6139823 B2 JPS6139823 B2 JP S6139823B2
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JP
Japan
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ethylene oxide
perfume
moles
vapor
per molecule
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JP55066568A
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English (en)
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JPS5628764A (en
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Jee Maatensu Saado Edowaado
Jee Nyuumiraa Fuiritsupu
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SC Johnson and Son Inc
Original Assignee
SC Johnson and Son Inc
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Publication date
Application filed by SC Johnson and Son Inc filed Critical SC Johnson and Son Inc
Publication of JPS5628764A publication Critical patent/JPS5628764A/ja
Publication of JPS6139823B2 publication Critical patent/JPS6139823B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
    • A61L9/04Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air without heating
    • A61L9/044Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air without heating with the help of an organic compound other than a macromolecular compound
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L9/00Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
    • A61L9/015Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone
    • A61L9/04Disinfection, sterilisation or deodorisation of air using gaseous or vaporous substances, e.g. ozone using substances evaporated in the air without heating

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  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、連続的に作用する空気清新器
(Continuous action air freshener)からの香料
の放出速度を制禦する方法、より詳しくは、香料
の貯蔵器(reserroir)および発生器としてセル
ロース性基材(cellulosic substrate)を有する
連続的に作用する空気清新器からの香料の放出速
度を制禦する方法に関する。 連続的に作用する空気清新器は緩拡散器
(slow diffuser)であつて、長時間にわたつて、
相対的に制禦された速度で芳香を周囲に放出して
好ましい芳香を与え、存在する好ましくない臭気
を覆う(cover)か、またはマスク(mask)す
る。連続的に作用する空気清新器用貯蔵器として
多くの物質が記載されている。米国特許第
2927055号に開示されているようなカラゲニン、
ゲル(carrageenin gel)、米国特許第3969280号
に開示されている如き、金属架橋カルボキシメチ
ルセルローズ、および米国特許第4071616号に開
示されているようなアミロース、ゲルの如き貯蔵
器は、本質的な放出芳香を長時間にわたつてゲル
として大気中に蒸発または昇華する。また、特定
の非イオン界面活性剤すなわち比較的高度にエト
キシ化されたオクチルーおよびノニル−フエノー
ルを用いるベルギー特許第865425(米国特許第
4250165号)および、基材からの香料の放出速度
を制禦するためにセルロース性基材の周りを囲む
のにポリエチレンまたは他のプラスチツクのフイ
ルムを用いる英国特許第1517410号の如くセルロ
ース性基材からの香料の放出を制禦することが試
みられている。 カラゲニン、シー・エム・シー(CMC)およ
びアミロースの各種ゲルは、連続的に作用する空
気清新器としては有効であるが、製造がやや困難
であり、かつ製品とした時、これらは全て離液現
象を起こす。さらに、これらのゲルは曲型的に有
効寿命が21日ないし30日である。さらに、水の含
有量が多いので、これらの製品は重く、またゲル
は一般に凍結−融解に対して安定でないので、こ
れらの製品を凍結から保護しなければならない。 一方、上記のベルギー特許(米国特許第
4250165号)および英国特許にに代表される如
き、貯蔵器および発生器としてセルロース性基材
を用いる製品は、ゲル型形式に勝る長所を提供す
る。しかし、上記の英国特許によつて例示される
如き構造は、プラスチツクまたはポリエチレン・
フイルム包みを香料が透過するので、包装が困難
である。この包装を、非透超性外部包装内に密封
すると、香料が内側包装を貫通して拡散し、包装
を開いた時にフイルム上に多湿な、または湿潤し
た面を形成する。これは、香料を包含する各種の
アンプルを使うことによつて解決されるが、しか
し、これもまた若干の欠点を有している。ベルギ
ー特許(米国特許第4250165号)に述べられてい
るような蒸発抑制剤の使用は、人工的な障害など
を用いることなしに香料の蒸発を減速する作用を
する。この特許に述べられている特定の蒸発抑制
剤は、製品の寿命を満足な程度にまで延長する程
には香料の放出速度を制禦しない。 米国特許第3016199号は、ベルギー特許に述べ
られていると同様な非イオン界面活性剤をセルロ
ース性基材および香料との組合せにおいて使用す
るという一般的開示を包含している。 しかし、特定の臨界的なエトキシ化度を有する
ある特定の界面活性剤が、ベルギー特許第865425
号(米国特許第4250165号)および米国特許第
3016199号に一般的に開示されて周る非イオン界
面活性剤に比して優れた蒸発抑制性を有すること
が判明した。 本発明は、香料中への次の蒸気制禦剤(vapor
−control agent)の10ないし900重量パーセント
(香料の重量を基準として)の混合を包含する、
連続的に作用する空気清新器中の吸収基材からの
揮発性香料の蒸発速度を制禦する方法を提供す
る。上記蒸気制禦剤は、1分子当り平均1ないし
5モルのエチレンオキシドを有する非イオン界面
活性剤、次の構造を有する化合物 (式中、mとnとは整数であつて同一かまたは異
なつていてもよく1ないし4から選ばれRは12個
ないし18個の炭素原子を有するアルキル基であ
る):次の構造を有する化合物 (式中、mとnとは整数であつて同一かまたは異
なつていてもよく1ないし4から選ばれ、Rは12
個ないし18個の炭素原子を有するアルキル基であ
る)およびそれらの混合物より成る群から選ばれ
る。 本発明の第1の目的は、吸収基材からの香料の
放出速度を制禦する改善された方法を提供するこ
とである。 連続的に作用する空気清新器内で香料が含浸さ
れている吸収基材からの揮発性香料の放出速度を
制禦する本発明の方法は、香料中への次の蒸気制
禦剤の10ないし900重量パーセント(香料の重量
を基準として)の混合を包含する。上記蒸気制禦
剤は、1分子当り平均1ないし5モルのエチレン
オキシドを有する非イオン界面活性剤、次の構造
を有する化合物 (式中、mとnとは整数であつて同一かまたは異
なつていてもよく1ないし4から選ばれ、Rは12
個ないし18個の炭素原子を有するアルキル基であ
る)、次の構造を有する化合物 (式中、mとnとは整数であつて同一かまたは異
なつていてもよく1ないし4から選ばれ、Rは12
個ないし18個の炭素原子を有するアルキル基であ
る)およびそれらの混合物より成る群から選ばれ
る。香料および蒸気制禦剤の吸収基材中への取り
込みによつて、吸収基材は2ないし20グラムの香
料を包含する。 本明細書および特許請求の範囲において使用す
る“セルロース性基材”という語は、木綿、紙、
ボール紙、パルプなどの如きセルロース材からつ
くられた比較的平らなシート状の繊維質の織物基
材(woven substrate)または不織基材(non−
woven substrate)を意味する。この語は米国特
許第3969280号に記載されている如きカルボキシ
メチルセルロース・ゲルを意味せず、また包含し
ない。 本発明の方法の基材として任意の吸収基材を用
いることができる。湿潤なまたは多湿な面を与え
る著しい遊離水分を伴なうことなしに十分な香料
と蒸気制禦剤とを吸収するために、基材は十分な
吸収剤でなければならない。基材は、基材の重量
基準で50ないし500重量パーセントの香料および
蒸気制禦剤を十分に吸収する吸収剤でなければな
らない。基材が、基材の重量基準で100ないし400
重量パーセントの香料および蒸気制禦剤を十分に
吸収する吸収剤であることが好適である。基材の
密度は特に臨界的ではないが、基材の嵩密度は好
適には約0.15g/c.c.ないし1.0g/c.c.の範囲内であ
り、より好適には0.20g/c.c.ないし0.60g/c.c.の範
囲内である。 適当な基材は木綿バツテイング(cotton
(batting)、木綿繊維製の不織基材を包含し、ま
た前加水分解クラフト広葉樹パルプ、硫酸塩法松
林パルプ、およびその他の針葉樹パルプからつく
られたパルプ、シート(pulp sheet)の如き過
材、木材パルプシートなどを包含する。高吸収性
吸収紙も適当であり、またポリエステル・フエル
ト(felt)の如き合成不織材、焼結(sintered)
ポリエチレン、およびその他の吸収性基材も適当
である。その他の類似の吸収基材も、吸収性と密
度とが上記の範囲内にある限り適当である。 上記の基材はいずれも本発明の方法に使用可能
であるが、セルロース性基材が好適である。さら
に、次のセルロース性基材が特に好適である:木
綿製不織過材、硫酸塩法松材パルプ、および吸
収紙である。上記基材はそれぞれ商品として入手
可能な物質である。 さらに、吸収基材は本質的に任意の大きさまた
は形状であつてよい。ただ必要条件として、十分
な表面積が暴露されているが、または大気にさら
されていて香料を放出することである。これらの
空気清新器は、米国特許第3964684号または第
4077183号に記載されている如き各種の実施装置
(dispensing device)中に配置または貯蔵され
る。 十分な大表面積を与える他の適当な包装設計
(package design)も使用可能である。 連続的に作用する空気清新器中に用いられる香
料としては、市場から入手可能である連続的に作
用する空気清新器用に設計された香料のほとんど
いずれでも使用可能である。典型的には、香料は
複数の成分の複雑な専有的な混合物であつて特定
の香気または芳香を提供する。香料は一般にその
蒸気特性および香料が放つノート(notes)また
は芳香によつて記載されている。本発明の連続的
に作用する空気新器に用いるのに適する香料の種
類は、ばら、各種の花園の混合物(various
flower garden mixture)、ラベンダー
(lavender)などの如き花の香料、レモン、ライ
ム(lime)、かんきつ類の混合物などの如き各種
のかんきつ類の香料、松(pine)、えぞまつ
(spruce)などの如き各種の常緑樹または戸外の
香料、肉桂、バニラ(vanilla)、いちごなどの如
き各種の草または香辛料の香料を包含する。選ば
れた基材に対して香料が相容性である限り、本質
的に任意の香料を本発明の方法に用いることがで
きる。 先に記した如く、市販香料の供給者から入手可
能は香料は一般に、蒸発または揮発速度が異る各
種化合物を有する各種成分の混合物である。より
早く蒸発する物質の蒸発速度を制禦することによ
つて香料のフロフアイル(profale)を変えて芳
香を改善し、香料の有効寿命を延ばすことができ
る。一般に、揮発性の少い物質に引き継がれる芳
香の初期の印象を提供する芳香の初期寿命を有す
る香料を有することが好ましいことである。特定
の香料の選択は個々の使用者の好み次第である。
香料の使用量は選択の問題である。一般に、2な
いし20クラムの香料を各発生器に組み入れる。 吸収基材からの香料の蒸発または放出を減速す
るかまたは制禦するために、蒸気制禦剤を混ぜる
必要がある。もし、蒸気制禦剤を使用せずに香料
を単に吸収基材中に含浸させたりまたは組み入れ
たりするだけであると、香料は包装開封後1日な
いし10日の範囲内で速かに蒸発して了う。しか
し、蒸気制禦剤特に本方法中に記載され、かつ特
許請求されている蒸気制禦剤を使用することによ
つて、これらの香料の吸収基材からの可使寿命を
30日ないし60日に延長することが可能である。勿
論、発生器の有効寿命は、蒸気制禦剤の量と種類
のみでなく基材中に組み入れられた香料の量と種
類とにも大いに依存する。 さらに、本発明に使用する蒸気制禦剤は、セル
ロース性基材中に含浸されている熟成した香料の
芳香プロフアイルをも改善することが判つた。こ
れらの蒸気制禦剤は香料中の軽い留分(lighter
fracticn)の迅速な揮発を妨げるようであつて、
香料と蒸気制禦剤との混合物は香料のみよりも好
適である。 香料の重量を基準として10ないし900重量パー
セントの蒸気制禦剤を香料中に混ぜることを見出
した。好適には、香料の重量を基準として50ない
し300重量パーセントの量で蒸気制禦剤が存在す
ることである。最も好適には、香料の重量を基準
として75ないし200重量パーセントの蒸気制禦剤
を混合することである。 本発明の方法に有効な蒸気制禦剤の第1の種類
は、1分子当り平均1ないし5モル、好適には1
ないし3モルのエチレンオキシドを有する非イオ
ン界面活性剤である。これらの非イオン界面活性
剤は、オクチル−およびノニル−フエノールのエ
トキシレート、直鎖アルコールのエトキシレー
ト、枝分れ鎖アルコールのエトキシレートなどの
如き多数の非イオン界面活性剤の一般分類に入
る。非イオン界面活性剤に関する唯一の基準は、
各非イオン界面活性剤が1分子当り1ないし5モ
ルのエチレンオキシドによる平均エトキシレート
を有していることである。これは、ベルギー特許
第865425号(米国特許第4250165号)に記載され
ているような高エトキシレートの使用を除外して
いる。高エトキシレートは低エトキシレートほど
には有効には作用しない。本発明の方法に用いう
る特定の非イオン界面活性剤は次のものを包含す
る:ローム・アンド・ハース社(Rohm and
Haas)からのトリトン・エツクス・シリーズ
(Triton X series)の如き平均1ないし5モル
のエチレンオキシドを有するオクチルフエノー
ル、ジエフアーソン化学(Jefferson
Chemicals)からのサーフオニツク・エヌ・シリ
ーズ(Surfonic N series)の如き平均1ない
し5モルのエチレンオキシドを有するノニルフエ
ノール、シエル化学(Shell Chemicals)からの
ネルドール・シリーズ(Neodol series)の如き
第1アルコールのエトキシレートおよびユニオ
ン・カーバイト(Union Carkide)からのターキ
トール・エス・シリーズ(Tergitol S series)
の如き第2アルコールのエトキシレートなど。あ
る特定の非イオン界面活性剤には、オクチルフエ
ノール+1.0エチレンオキシド、オクチルフエノ
ール+3.5エチレンオキシド、オクチルフエノー
ル+4.5エチレンオキシド、ノニルフエノール+
1エチレンオキシド、ノニルフエノール+4エチ
レンオキシド、C12ないしC15の混合アルコール類
+3エチレンオキシド、C12ないしC15の混合アル
コール+3エチレンオキシド、第2アルコール+
3エチレンオキシド、C12ないしC15第2アルコー
ルの混合物+5エチレンオキシド、ステアリン酸
+5エチレンオキシドが含まれる。 本発明の蒸気制禦剤として使用しうる界面活性
剤の第2の種類は、ジ−低級アルキル、すなわち
1個ないし4個の炭素原子を有するアルコールの
脂肪族アミド類である。これらは次の式によつて
例示される: (式中、mとnとは整数であり、1ないし4から
選ばれ、同一または異つていてもよく、Rは12個
ないし18個の炭素原子を有するアルキル基であ
る)。低級アルキル基が同一であることが好適で
あり、好適な低級アルキル基はエチルである。高
級アルキル基に関しては、このアルキル基を次の
群から選ぶのが好適である:やし油酸類(coco
acids)およびその他の天然混合物から製造され
るようなドデカリル(dodecaryl)、テトラデカリ
ル(tetradecaryl)、ヘキサデカリル
(hexadecaryl)、オクタデカリル(octadecaryl)
および混合物。最も好適なアルキル基はラウリル
である。適当なアミドはジエタノール・アミド・
ラウレート、ジエタノール・アミド・パルミター
ト、ジエタノール・アミド・ステアレート、ジメ
タノール・アミド・ラウラート、シフロパノー
ル・アミド・ラウレート、ジブタノール・アミ
ド・ラウレート。さらに、この種類の好適なアミ
ドはジエタノール・アミド・ラウレートである。 第3の種類の化合物は、この第2の種類の化合
物に関係していて超アミド類(superamides)と
言われる。これらの複合化合物類は次の配位式を
有すると考えられる: (式中、mとnとは整数であり、1ないし4から
選ばれ、同一または異つていてもよく、好適には
同一であり、Rは12個ないし18個の炭素原子を有
するアルキル基である)。mおよびnについての
好適な値は2であり、アルキル基についての好適
な値はラウリル、やし油(coco)およびステアリ
ルであり、ラウリルが最も好適である。 好適な蒸気制禦剤はノニルフエノール類への1
ないし5モルのエチレンオキシドの付加物群、オ
クチルフエノール類への1ないし5モルのエチレ
ンオキシドの付加物群およびジアルカノール・ア
ミド・ラウレート類である。最も好適なのはオク
チル−およびノニル−フエノール類への1ないし
3モルのエチレンオキシドの付加物群である。 基材中への香料および蒸気制禦剤の含浸または
組み入れに先立ち、簡単な混合技術によつて蒸気
制禦剤を香料中に組み入れる。容器が使用される
以前に香料を早まつて損失するのを防ぐために、
含浸または処理された吸収基材を密封することが
必要である。この種の密封の適当な方法は当業者
に周知であり、ここに記載する必要はない。 本発明の方法は以下の実施例によつて完全に述
べるであろう。部およびパーセントはすべて重量
比であり、温度はすべて摂氏である。これらの実
施例は本発明の主題の範囲を制限するように決し
て解決されるべきではない。 実施例 1 6gの花の香料と4gのサーフオニン
(Surfonin)N−10(ノニルフエノール+エチレ
ンオキシド1モルの非イオン界面活性剤)との混
合物を約271cm2(42in2)の表面積を有するフイル
ター・マテリアルス(Filter Materials)のJ−
5パツド(pad)に含浸した。そのパツドを、
1979年1月17日出願の米国出願第4104号(米国特
許第4220281号)に開示の施与器(dispenser)に
入れる。対照として、同じ基材内の6gの同じ香
料を同一種類の包装に入れた。包装を室温にて大
気中に暴露した時の重量減少をいろいろな間隔で
測定した結果を第1表に示す。
【表】 第1表から明らかな如く、特定の非イオン界面
活性剤の添加は香料の大気への放出を減少した。
界面活性剤のない試料は13日間で香料の半分以上
を失なうが、実施例1の混合物は22日間を要し
た。 実施例 2 4gのばら香油混合物をノニルフエノール+エ
チレンオキシド1モルの付加物の6gと混合し
た。この混合物をフイルター・マテリアルのJ−
5号紙の約82.5mm×114.3mm×4.0mmの(3.25イン
チ×4.50インチ×0.160インチ)の10.69gのシー
トに含浸した。そのシートを室温にて空気中にさ
らし、いろいろな間隔で重量減少を記録した。対
照においては、4gの同じ香料を11.00gの同じ
紙に含浸した。その結果を第2表に示した。
【表】 表から明らかな如く、実施例2の変成香料は非
常によく制禦れていて31日間で2.17gしか減少し
ないが、香料のみの場合は6日間で2.13g減少し
た。 実施例 3 4.0gのレモン香油をノニルフエノールと1モ
ルのエチレンオキシドとの非イオン界面活性剤の
4.0gと混合した。この混合物と、同じレモン香
料4gのみを使用した対照とをフイルター・マテ
リアルのJ−5号紙の約82.5mm×11.4mm×4.0mm
(3.25インチ×4.50インチ×0.160インチ)のシー
トに含浸した。実施例3と対照とを室温にて空気
中に暴露した。重量減少のデータを第3表に示
す。
【表】
【表】 実施例 4 5.0gのレモン香油をノニルフエノールと1モ
ルのエチレンオキシドとの非イオン界面活性剤
7.50gと混合した。これをフイルター・マテリア
ルのJ−5号紙の約82.5mm×114.3mm×4.0mm
(3.25インチ×4.50インチ×0.160インチ)のシー
トに含浸した。重量減少のデータを第4表に示
す。対照はないが、重量減少は他の対照よりも平
担な曲線である。 実施例 5 やし油(coconut)のジエタノールアミド・超
アミドであるスーパーアミド(Superamide)
100CGの7.50gを非イオン界面活性剤の代りに用
いた以外、実施例4を繰返した。重量減少のデー
タを第5表に示す。この界面活性剤は実施例4の
非イオン界面活性剤よりも良い制禦を提供した。
【表】 比較例 1〜3 5モル以上のエチレンオキシドを有する3種類
のノニルフエノールのエトキシレートを4gのレ
モン香油と混合した。これらの混合物を約108mm
×114.3mm(4.25インチ×4.50インチ)の硫酸パル
プR−Jに含浸した。重量減少のデータを第6表
に示す。
【表】 高エトキシレートは香料の蒸発をいくらか抑制
するが、その速度は低エトキシレートよりも高
い。 実施例6および比較例4 実施例3の香油5.0gとノニルフエノール+3
モルのエチレンオキシドの非イオン界面活性剤
7.5gとの混合物を約82.5mm×114.3mm×4.0mm
(3.25インチ×4.50インチ×0.160インチ)のフイ
ルター・マテリアルのJ−5号紙に含浸した。こ
のパツドを調節可能な開口を有する成型ポリエチ
レン包装に入れた。開口を全開した。比較として
5gの同じ香料を7.5gのノニルフエノールと混
合した。重量減少のデータを次に示す:
【表】
【表】 実施例7および比較例5 5gのばら香料をノニルフエノールと1モルの
エチレンオキシドとの非イオン界面活性剤3.33g
とを混合した。この混合物を約82.5mm×114.3mm
×4.0mm(3.25インチ×4.50インチ×0.160イン
チ)のフイルター・マテリアルのJ−5号紙に含
浸した。比較例5においては同じ香料5.0gのみ
を紙に含浸した。それぞれの紙を44日間、大気中
で老化させた。老化した紙を7人の解答者
(panel)に提示し、どの紙が好適であるかを決め
た。すべて7人とも、実施例7の紙が強く良好な
ばらの香を有して好適であると示した。 これは、非イオン界面活性剤の添加によつて香
料の品質が実際的に改善されることを示してい
る。 実施例 8 実施例7を、レモン香料および松と草とかんき
つ類の混合物として特徴のある配合香料を用いて
繰り返した。レモン香料および配合香料の両方に
ついて、非イオン界面活性剤を含まない香料の同
様な老化試料に比して、非イオン界面活性剤は老
化後における香料を好適に改善した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 香料の重量を基準として香料中に10ないし
    900重量パーセントの蒸気制禦剤を混入すること
    を含む、連続的に作用する空気清新器内の揮発性
    香料の蒸発速度を制禦する方法において、上記制
    禦剤が、1分子当り平均1ないし5モルのエチレ
    ンオキシドを有する非イオン界面活性剤と、次の
    構造を有する化合物 (式中、mとnとは1ないし4から選ばれた整数
    であつて同一または異なつていてもよく、Rは12
    個ないし18個の炭素原子を有するアルキル基)
    と、次の構造を有する化合物 式中、mとnとは1ないし4から選ばれた整数
    であつて同一または異つていてもよく、Rは12個
    ないし18個の炭素原子を有するアルキル基)とよ
    り成る群から選ばれた蒸気制禦剤であることを特
    徴とする揮発性香料の蒸発速度を制禦する方法。 2 蒸気制禦剤が1分子当り平均1ないし3モル
    のエチレンオキシドを有する特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 3 蒸気制禦剤が、1分子当り平均1ないし5モ
    ルのエチレンオキシドを有するノニルフエノー
    ル・エトキシレート、1分子当り平均1ないし5
    モルのエチレンオキシドを有するオクチルフエノ
    ール・エトキシレートと、メチル、エチル、プロ
    ピルおよびブチル、およびそれらの混合物から選
    ばれたアルキル基を有するジアルカノールアミ
    ド、ラウレート類とより成る群から選ばれる特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 4 蒸気制禦剤が、1分子当り平均1ないし3モ
    ルのエチレンオキシドを有するノニルフエノー
    ル、エトキシレートと1分子当り平均1ないし3
    モルのエチレンオキシドを有するオクチルフエノ
    ール、エトキシレートとそれらの混合物とよりな
    る群から選ばれる特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 5 蒸気制禦剤が1分子当り1モルのエチレンオ
    キシドを有するノニルフエノール、エトキシレー
    トである特許請求の範囲第1項に記載の方法。 6 蒸気制禦剤が香料の重量を基準として50ない
    し300重量パーセントの量において存在する特許
    請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の
    方法。 7 蒸気制禦剤が香料の重量を基準として75ない
    し200重量パーセントの量において存在する特許
    請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載の
    方法。 8 香料が基材中に3ないし15gの量において存
    在する特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれ
    かに記載の方法。
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