JPS6139245A - 光学式ピツクアツプ装置 - Google Patents
光学式ピツクアツプ装置Info
- Publication number
- JPS6139245A JPS6139245A JP16246384A JP16246384A JPS6139245A JP S6139245 A JPS6139245 A JP S6139245A JP 16246384 A JP16246384 A JP 16246384A JP 16246384 A JP16246384 A JP 16246384A JP S6139245 A JPS6139245 A JP S6139245A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor laser
- output
- feedback
- noise
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/125—Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
- G11B7/126—Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/13—Optical detectors therefor
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
- Optical Head (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は、光学的に情報゛を書き込み再生する光デイス
ク情報処理装置に対して有効となるピックアップ装置に
関し、特に半導体レーザを光源として用いた光学式ピッ
クアップ装置に関するものであ・る。
ク情報処理装置に対して有効となるピックアップ装置に
関し、特に半導体レーザを光源として用いた光学式ピッ
クアップ装置に関するものであ・る。
〈従来技術〉
光ディスクに情報を書き込み又は再生する手段として半
導体レーザを用いた光学式ピックアップ装置が従来より
実用化されている。
導体レーザを用いた光学式ピックアップ装置が従来より
実用化されている。
光学式ピックアップ装置の基本的構成の1例を第2図に
示す。半導体レーザlを出た光はコリメークレンズ2に
よって平行光となり、順次ビームスプリッタ3、偏光プ
リズム4.1/4波長板5、集光レンズ6を通してディ
スク7に照射される。
示す。半導体レーザlを出た光はコリメークレンズ2に
よって平行光となり、順次ビームスプリッタ3、偏光プ
リズム4.1/4波長板5、集光レンズ6を通してディ
スク7に照射される。
ディスク7に情報を書き込む場合は、信号に応じた周波
数で半導体レーザ1をパルス駆動する。ディスク7から
情報を読み取る場合は半導体レーザ1を直流電流で駆動
し、ディスク7上のピットの有無に応じて変調された反
射光の光量を検出器8で検出する。以上の如き光学式ピ
ックアップ装置においては、半導体レーザの像がディス
ク7上に結像される構成となっているので、ディスク7
からの反射光の一部が半導体レーザ1に帰還される。
数で半導体レーザ1をパルス駆動する。ディスク7から
情報を読み取る場合は半導体レーザ1を直流電流で駆動
し、ディスク7上のピットの有無に応じて変調された反
射光の光量を検出器8で検出する。以上の如き光学式ピ
ックアップ装置においては、半導体レーザの像がディス
ク7上に結像される構成となっているので、ディスク7
からの反射光の一部が半導体レーザ1に帰還される。
一般に半導体レーザにおいては、その出射光の一部が帰
還されるとレーザの雑音レベルが増加スることが知られ
ており、例えば、出射光量の01%程度の帰還光量があ
っても、レーザの相対強度雑音は1000倍以上も増加
し、光デイスク情報処理装置の性能を悪化させる。この
ために、第2図に示す如く174波長板5と偏光プリズ
ム4を挿入し、ディスク7からの反射光が、半導体レー
ザlに帰還しないように構成している。しかしながら、
このように帰還防止機構を付加しても、反射光の帰還を
完全に阻止することはできない。光デイスク装置に用い
られるディスク基板は一般的に高分子樹脂材料が用いら
れる。この高分子樹脂板はわずかな複屈折性を有してお
り、このため、帰還防止用の174波長板5と偏光プリ
ズム4を付設してもディスク7の複屈折性のためにディ
スク7からの反射光の一部が半導体レーザ′1に帰還さ
れる。また174波長板5や偏光プリズム4の光学調整
ずれによっ゛ても反射光が帰還される。従って、これら
の原因でディスク7からの反射光の数%は半導体レーザ
lに帰還され、レーザ出力光の雑音レベルを高くしてし
まう。レーザの雑音レベルの増加は信号再生時に大きな
問題となる。
還されるとレーザの雑音レベルが増加スることが知られ
ており、例えば、出射光量の01%程度の帰還光量があ
っても、レーザの相対強度雑音は1000倍以上も増加
し、光デイスク情報処理装置の性能を悪化させる。この
ために、第2図に示す如く174波長板5と偏光プリズ
ム4を挿入し、ディスク7からの反射光が、半導体レー
ザlに帰還しないように構成している。しかしながら、
このように帰還防止機構を付加しても、反射光の帰還を
完全に阻止することはできない。光デイスク装置に用い
られるディスク基板は一般的に高分子樹脂材料が用いら
れる。この高分子樹脂板はわずかな複屈折性を有してお
り、このため、帰還防止用の174波長板5と偏光プリ
ズム4を付設してもディスク7の複屈折性のためにディ
スク7からの反射光の一部が半導体レーザ′1に帰還さ
れる。また174波長板5や偏光プリズム4の光学調整
ずれによっ゛ても反射光が帰還される。従って、これら
の原因でディスク7からの反射光の数%は半導体レーザ
lに帰還され、レーザ出力光の雑音レベルを高くしてし
まう。レーザの雑音レベルの増加は信号再生時に大きな
問題となる。
°ところで、光デイスク装置のピックアップ装置用光源
としての半導体レーザ1に要求される仕様としては、低
雑音であること以外、に情報を高速で書き込む必要から
、40mW程度の高出力発振が可能であることが不可欠
となる。このような高出力を得るために半導体レーザl
は、ファブリベロー共振器を構成する出力取出用共振面
の反射率を10%以下とし、これに対向する共振面の反
射率を90%以上として取り出し効率を上げる手段が兵
役されている。このため、通常の端面反射率が32%の
半導体レーザに比べて帰還光の影響は一層大きくなる。
としての半導体レーザ1に要求される仕様としては、低
雑音であること以外、に情報を高速で書き込む必要から
、40mW程度の高出力発振が可能であることが不可欠
となる。このような高出力を得るために半導体レーザl
は、ファブリベロー共振器を構成する出力取出用共振面
の反射率を10%以下とし、これに対向する共振面の反
射率を90%以上として取り出し効率を上げる手段が兵
役されている。このため、通常の端面反射率が32%の
半導体レーザに比べて帰還光の影響は一層大きくなる。
次に、帰還光と雑音発生との関係について詳述する。第
4図は帰還がない場合の出射端面の反射率を10%以下
とした半導体レーザの電流に対する光出力、相対強度雑
音及びスペクトルを示す特性図である。使用した半導体
レーザはVSIS(y−channel 5ubst
rate Inner 5tripe)型レーザ素子
で出射端面反射率2%、裏面反射率95%に設定してい
る@@a図に示すように横モードが制御された屈折率導
波型の’VSISレーザにお込ても、ARコート(誘電
膜による共振端面被覆)を施すと出力8mW程度までは
多重縦モード発振となる。
4図は帰還がない場合の出射端面の反射率を10%以下
とした半導体レーザの電流に対する光出力、相対強度雑
音及びスペクトルを示す特性図である。使用した半導体
レーザはVSIS(y−channel 5ubst
rate Inner 5tripe)型レーザ素子
で出射端面反射率2%、裏面反射率95%に設定してい
る@@a図に示すように横モードが制御された屈折率導
波型の’VSISレーザにお込ても、ARコート(誘電
膜による共振端面被覆)を施すと出力8mW程度までは
多重縦モード発振となる。
第4図は相対帰還量(帰還光量÷端面出射光量)F=8
%、としたときの光出力、相対強度雑音及びスペクトル
を示したものである。@4図に示したF=8%と比較的
帰還光量が大きい場合において、相対強度雑音は出力4
mW程度までに大きなピーク・を持つ。
%、としたときの光出力、相対強度雑音及びスペクトル
を示したものである。@4図に示したF=8%と比較的
帰還光量が大きい場合において、相対強度雑音は出力4
mW程度までに大きなピーク・を持つ。
またこのピーク形状の包絡線上で雑音電力が激しく変化
している。それに伴い光出力も同様に大きく変化し、そ
の変化は光出力の10%以上にも達する。またスペクト
ルとの対応では、雑音か大きく光出力が小さいときは縦
多モード雑音が小さく、光出力が大きいときは、単一縦
モードとなっている。雑音、光出力及びスペクトルの各
々対応した変化は、外部反射鏡とレーザ端面が構成する
外部共振器がレーザ発振波長の半分変位する毎におこる
。発振縦モードが単一か多重かに依って光出力が異なる
原因は、外部共振器を1枚の鏡とみなした場合の有効反
射率が単一縦モードのときは大きく、多重縦モードのと
きは小さいことにある。
している。それに伴い光出力も同様に大きく変化し、そ
の変化は光出力の10%以上にも達する。またスペクト
ルとの対応では、雑音か大きく光出力が小さいときは縦
多モード雑音が小さく、光出力が大きいときは、単一縦
モードとなっている。雑音、光出力及びスペクトルの各
々対応した変化は、外部反射鏡とレーザ端面が構成する
外部共振器がレーザ発振波長の半分変位する毎におこる
。発振縦モードが単一か多重かに依って光出力が異なる
原因は、外部共振器を1枚の鏡とみなした場合の有効反
射率が単一縦モードのときは大きく、多重縦モードのと
きは小さいことにある。
また多重縦モードのときに大きな雑音か発生しているが
、これは、帰還光カーないときは数GHz の周波数
域にある緩和振動が帰還光によって10〜100 MH
z の低周波側へ移動したことによる。
、これは、帰還光カーないときは数GHz の周波数
域にある緩和振動が帰還光によって10〜100 MH
z の低周波側へ移動したことによる。
帰還光量と低周波側に移動した緩和振動の周波数の関係
は to’=tR/にτ で与えられる。ここで/Rは帰還光のない場合の緩和振
動周波数、τはレーザと外部鏡の間を光が往復する時間
、にはレーザと外部鏡の結合度であり に=Ca/2ηI!D で表わされる。ここで、Cは光速、ηはレーザの屈折率
、 lDは共振器長である。aはa = (1−R/)
(F/R/) 2となり、R/は出射端面の反射率で
ある。Fは帰還光量である。結局 / (、=/R−2n!!D/c (1−R/) (F
/R/) ・τ・・・・・・・・・・ (1) となる。(1)式より明らかなように、出射端面反射率
R/が小さく帰還光量Fが大きい程、緩和振動は低周波
側に移動する。
は to’=tR/にτ で与えられる。ここで/Rは帰還光のない場合の緩和振
動周波数、τはレーザと外部鏡の間を光が往復する時間
、にはレーザと外部鏡の結合度であり に=Ca/2ηI!D で表わされる。ここで、Cは光速、ηはレーザの屈折率
、 lDは共振器長である。aはa = (1−R/)
(F/R/) 2となり、R/は出射端面の反射率で
ある。Fは帰還光量である。結局 / (、=/R−2n!!D/c (1−R/) (F
/R/) ・τ・・・・・・・・・・ (1) となる。(1)式より明らかなように、出射端面反射率
R/が小さく帰還光量Fが大きい程、緩和振動は低周波
側に移動する。
例えば、R/=2%の半導体レーザにF=2%の帰還光
量を帰還させると/。= 50 MHz となる。こ
の緩和振動はfoを周波数とする単一周波数振動ではな
く、特に低周波数側に広く周波数成分をもった振動であ
る0この緩和振動スペクトルを4第5図に示す。。
量を帰還させると/。= 50 MHz となる。こ
の緩和振動はfoを周波数とする単一周波数振動ではな
く、特に低周波数側に広く周波数成分をもった振動であ
る0この緩和振動スペクトルを4第5図に示す。。
第5図から、特に低出力(θ〜5mW)の場合には低周
波数側に大きな周波数成分をもっていることがわかる。
波数側に大きな周波数成分をもっていることがわかる。
これが光ディスクの信号帯域(Or oMHz) に
重なり、大きな雑音となるのである。
重なり、大きな雑音となるのである。
一方、F=0001%と帰還光量か比較的小さい時は、
第6図に示すように出力8 mWまでは多重縦モードと
なって雑音の増大は顕著ではない。
第6図に示すように出力8 mWまでは多重縦モードと
なって雑音の増大は顕著ではない。
しかし8mW以上では光ディスクと半導体レーザの距離
がレーザ発振光波長の半分(2/2〜α4pm )の周
期で雑音が大きくなったり小さくなったりすZoそれに
つれて、スペクトルも図示する如く単一縦モード(雑音
か小さいとき)とモード競合(雑音が大きいとき)の二
つの状態を繰り返す。
がレーザ発振光波長の半分(2/2〜α4pm )の周
期で雑音が大きくなったり小さくなったりすZoそれに
つれて、スペクトルも図示する如く単一縦モード(雑音
か小さいとき)とモード競合(雑音が大きいとき)の二
つの状態を繰り返す。
このモード競合は、レーザ縦モード間の競合だけではな
く、レーザとディスクより構成される外部共振器の縦モ
ード間の競合も含まれる。
く、レーザとディスクより構成される外部共振器の縦モ
ード間の競合も含まれる。
ところで通常の272厚の端享コートを施した反射率3
2%のレーザに高周波の正弦波を重畳することによって
多モード発振させモード競合雑音を抑制することが提案
されている(特願昭55−113515号)。しかし、
単に多モード発振させるだけでは、外部共振器モード間
の競合による雑音は抑制できない。そこで実際は、コヒ
ーレンス長が外部共振器よりも短くなるように、充分に
大きい周波数C〜600 MHz )の信号を重量する
必要がある。
2%のレーザに高周波の正弦波を重畳することによって
多モード発振させモード競合雑音を抑制することが提案
されている(特願昭55−113515号)。しかし、
単に多モード発振させるだけでは、外部共振器モード間
の競合による雑音は抑制できない。そこで実際は、コヒ
ーレンス長が外部共振器よりも短くなるように、充分に
大きい周波数C〜600 MHz )の信号を重量する
必要がある。
光学式ピックアップ装置の光源として半導体し′−ザを
適用する場合、レーザの雑音は主に、信号再生時に問題
となることは既に記゛したが、再生時のレーザ出力は可
能な限り小さいことが望ましい。
適用する場合、レーザの雑音は主に、信号再生時に問題
となることは既に記゛したが、再生時のレーザ出力は可
能な限り小さいことが望ましい。
これは光ディスクの劣化を防ぐためであって、通常、再
生時のレーザ出力は1〜5mWK設定されている。レー
ザ出力が直流駆動で5mWのときの帰還光量に対する相
対雑音強度の依存性を第7図に実線で示す。図から明ら
かなように、帰還光量が大きくなるに従って相対強度雑
音が漸増している。帰還光量の不さい領域では5mWの
場合モード競合が生じ雑音が増大している。
生時のレーザ出力は1〜5mWK設定されている。レー
ザ出力が直流駆動で5mWのときの帰還光量に対する相
対雑音強度の依存性を第7図に実線で示す。図から明ら
かなように、帰還光量が大きくなるに従って相対強度雑
音が漸増している。帰還光量の不さい領域では5mWの
場合モード競合が生じ雑音が増大している。
このような雑讐の増大は、システムの機能を低下させる
ので低減化が不可欠である〇 〈発明の目的〉 本発明は、半導体レーザを用いたピックアップ装置にお
いて、レーザ出力光の帰還による雑音を低減化した新規
有用な光学式ピックアップ装置を提供することを目的と
する。
ので低減化が不可欠である〇 〈発明の目的〉 本発明は、半導体レーザを用いたピックアップ装置にお
いて、レーザ出力光の帰還による雑音を低減化した新規
有用な光学式ピックアップ装置を提供することを目的と
する。
〈実施例〉
@1図囚は本発明の一実施例を示す光学式ピックアップ
装置の構成図であるO図中第2図と同一符号(1乃至7
)は同一内容を示す。
装置の構成図であるO図中第2図と同一符号(1乃至7
)は同一内容を示す。
本実施例は、交流発生器8、半導体レーザlの出力を受
光する受光ダイオード9、受光ダイオード9の出力の低
周波数分を取り出す低減戸波器10及びこの低域す波器
IOの出力が一定となるように半導体レーザlに直流電
流を供給する定出力回路11より構成されている。半導
体レーザ1の駆動に際しては交流電流を重畳することに
よって反射光帰還による半導体レーザの光出力の変動を
抑止することかできる。交流発生器8は容量を介して半
導体レーザlに接続され、また受光ダイオード9は半導
体レーザ1の駆動回路に分岐接続されかつ低域ヂ波器1
0を介して定出力回路11に接続されている。従って、
受光ダイオード9からの信号に応じて半導体レーザ1に
定出力回路11より直流電流が供給され、これに交流発
生器8からの交流電流が重畳されて半導体レーザlが駆
動される。
光する受光ダイオード9、受光ダイオード9の出力の低
周波数分を取り出す低減戸波器10及びこの低域す波器
IOの出力が一定となるように半導体レーザlに直流電
流を供給する定出力回路11より構成されている。半導
体レーザ1の駆動に際しては交流電流を重畳することに
よって反射光帰還による半導体レーザの光出力の変動を
抑止することかできる。交流発生器8は容量を介して半
導体レーザlに接続され、また受光ダイオード9は半導
体レーザ1の駆動回路に分岐接続されかつ低域ヂ波器1
0を介して定出力回路11に接続されている。従って、
受光ダイオード9からの信号に応じて半導体レーザ1に
定出力回路11より直流電流が供給され、これに交流発
生器8からの交流電流が重畳されて半導体レーザlが駆
動される。
本実施例においては、半導体レーザ1への帰還光量をF
= 9.5%に設定し、交流発生器8のかわりにステ
ップ電流を入力したときの光出力波形を第1図の)に示
す。光出力は、起ち上って飽和したあと、図の斜線で示
す領域で第5図に示した緩和振動周波数に対応乎る広帯
域の周波数の振動が任意に現われる。即ち、これが緩和
振動による雑音である。第1図(6)においてτ時まで
は緩和振動雑音は現われていなり。7 = 17T
なるfは約70MHz であった。この周波数は、第
5図において緩和振動の周波数成分が高周波側で十分に
小さくなる周波数に対応する。このことから逆に、帰還
光による緩和振動雑音を抑えるには、第1図の)の破線
で示した光出力となるようにレーザに交流電流を重畳す
ればよいことがわかる。重畳する交流電流の周波数は(
1)式で与えられるf。よりも大きくする必要かある。
= 9.5%に設定し、交流発生器8のかわりにステ
ップ電流を入力したときの光出力波形を第1図の)に示
す。光出力は、起ち上って飽和したあと、図の斜線で示
す領域で第5図に示した緩和振動周波数に対応乎る広帯
域の周波数の振動が任意に現われる。即ち、これが緩和
振動による雑音である。第1図(6)においてτ時まで
は緩和振動雑音は現われていなり。7 = 17T
なるfは約70MHz であった。この周波数は、第
5図において緩和振動の周波数成分が高周波側で十分に
小さくなる周波数に対応する。このことから逆に、帰還
光による緩和振動雑音を抑えるには、第1図の)の破線
で示した光出力となるようにレーザに交流電流を重畳す
ればよいことがわかる。重畳する交流電流の周波数は(
1)式で与えられるf。よりも大きくする必要かある。
実験の結果ではf。+20MHz程度の周波数で実用上
満足する雑音抑圧効果を得ることができた。交流発生器
8の回路構成上、重畳する周波数は低い程望、ましい。
満足する雑音抑圧効果を得ることができた。交流発生器
8の回路構成上、重畳する周波数は低い程望、ましい。
(1)式から、f。
は帰還光量Fの平方根に逆比例するので、帰還光量Fが
大きい程重畳周波数を小さくすることができる。第1図
囚の光ピツクアップにおいて、光ディスクの複屈折がな
くても、常に十分な帰還光量が存在するようにするため
には、l/4 波長板5を調整してやればよい。
大きい程重畳周波数を小さくすることができる。第1図
囚の光ピツクアップにおいて、光ディスクの複屈折がな
くても、常に十分な帰還光量が存在するようにするため
には、l/4 波長板5を調整してやればよい。
但し、レーザへの帰還光量が大きいということは信号読
み取り用の光量が減少することになるので、システムの
許容範囲内の最大帰還量を求め、この値となるよう17
4波長板5を調整してやればよい。そして、この帰還光
量から(1)式に従って重畳する交流の周波数を決定し
てやればよい。第7図中、破線は50 MHz の交
流電流を閾値以上に深く重畳した場合のレーザの相対強
度雑音の帰還光量依存性を示す。図中1%偲近にピーク
が現われているが、これは1%付近の帰還光量では緩和
振動周波数が50 MHz より大きいか十分に近い
ために、交流重畳による雑音の抑圧が十分に行なわれな
いためである。
み取り用の光量が減少することになるので、システムの
許容範囲内の最大帰還量を求め、この値となるよう17
4波長板5を調整してやればよい。そして、この帰還光
量から(1)式に従って重畳する交流の周波数を決定し
てやればよい。第7図中、破線は50 MHz の交
流電流を閾値以上に深く重畳した場合のレーザの相対強
度雑音の帰還光量依存性を示す。図中1%偲近にピーク
が現われているが、これは1%付近の帰還光量では緩和
振動周波数が50 MHz より大きいか十分に近い
ために、交流重畳による雑音の抑圧が十分に行なわれな
いためである。
帰還光量が1%を超える場合は上記の機構で雑音の抑圧
が行なわれる。また、196よりも小さいところでは雑
音の絶対値が/JSさくなるので問題とところで、半畳
体レーザlにパルス等で閾値電流以下の深い変調を加え
ると、キャリア分布の変動によってFM変調され、スペ
クトルライン幅が広がることは前述の特願昭55−11
.3515号にも記載されておりコヒーレンス長が短く
なると期待される・実際にVSIS型レーザ素子の閾値
電流40mAの素子において、変調周波数50MHへ変
調電流16mA、直流電流35 mAで駆動したところ
、コヒーレンス長は1mm以下となった0 第7図に示したような相対帰還光量の小さい場合に生−
じるモード競合雑音は出射光と帰還光のコヒーレントな
相互作用によって発生するので、交流重畳によりコヒー
レンス長を短くした半導体レーザでは全く発生しない。
が行なわれる。また、196よりも小さいところでは雑
音の絶対値が/JSさくなるので問題とところで、半畳
体レーザlにパルス等で閾値電流以下の深い変調を加え
ると、キャリア分布の変動によってFM変調され、スペ
クトルライン幅が広がることは前述の特願昭55−11
.3515号にも記載されておりコヒーレンス長が短く
なると期待される・実際にVSIS型レーザ素子の閾値
電流40mAの素子において、変調周波数50MHへ変
調電流16mA、直流電流35 mAで駆動したところ
、コヒーレンス長は1mm以下となった0 第7図に示したような相対帰還光量の小さい場合に生−
じるモード競合雑音は出射光と帰還光のコヒーレントな
相互作用によって発生するので、交流重畳によりコヒー
レンス長を短くした半導体レーザでは全く発生しない。
変調周波数が50 MHz と前述の600 MHz
に比べ、−桁以上小さい値でも充分にコヒーレンス長が
短くなる理由は以下の点にある。本発明に用いる半導体
レーザは出射面反射率が例えば2%自立1−5「、5ノ
帰一イ専ヱ/7’l襄企禍溜ト通堂の反対車32%の
レーザ素子に比べて元来コヒーレンス長が1桁程度小さ
くなることである。
に比べ、−桁以上小さい値でも充分にコヒーレンス長が
短くなる理由は以下の点にある。本発明に用いる半導体
レーザは出射面反射率が例えば2%自立1−5「、5ノ
帰一イ専ヱ/7’l襄企禍溜ト通堂の反対車32%の
レーザ素子に比べて元来コヒーレンス長が1桁程度小さ
くなることである。
〈発明の効果〉
以上詳述した如く本発明によれば閾値電流以下の深いパ
ルス変調を出射端面の反射率を小さくした半導体レーザ
に加える印加手段を付設することによって、帰還光量の
大きい場合に問題となる量子雑音と帰還光量が小さい場
合に現われるモード競合雑音の双方の雑音を低減するこ
とができ、光デイスク情報処理装置の光学式ピックアッ
プ装置として特性及び信頼性の高いものが得られる。
ルス変調を出射端面の反射率を小さくした半導体レーザ
に加える印加手段を付設することによって、帰還光量の
大きい場合に問題となる量子雑音と帰還光量が小さい場
合に現われるモード競合雑音の双方の雑音を低減するこ
とができ、光デイスク情報処理装置の光学式ピックアッ
プ装置として特性及び信頼性の高いものが得られる。
第1図囚、■)は本発明の1実施例を説明する光学式ピ
ックアップ装置の基本構成図及びステップ電流を入力し
たときの光出力波形図である。 第2図は従来の半導体レーザを用いた光学式ピックアッ
プ装置の基本構成図である。 第3図は光帰還がない場合のレーザ出射端面反射率を1
0%以下とした半導体レーザの駆動電流に抛する光出力
、相対強度雑音及びスペクトルを−′°) 示す特性図である。 第4図は相対帰還量3%とした場合の光出力、相対強度
雑音及びスペクトルを示す特性図である。 第5図は相対帰還量を9.5%としたときの緩和振動ス
ペクトルを各光出力について示す特性図である。 第6図は相対帰還量を01001%とした場合の光出力
、相対強度雑音及びスペクトルの駆動電流依存性を示す
特性図である。 第7図は光出力5mWとした場合の直流電流駆動(実線
)、交流重畳(破線)に於ける相対強度雑音の帰還光量
依存性を示す特性図である。 l・・・半導体レーザ、 7・・・ディスク、8・・
・交流発生器、 9・・・受光ダイオード、10・・
・低域戸波器、 11・・・定出力回路。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)(A) 第1図 り 端面 CB) 第1図 p−乙74ヱムニ 第2図 第3図 舅違2ft、(m A ) 第4図 M 11<MHz) 第5図
ックアップ装置の基本構成図及びステップ電流を入力し
たときの光出力波形図である。 第2図は従来の半導体レーザを用いた光学式ピックアッ
プ装置の基本構成図である。 第3図は光帰還がない場合のレーザ出射端面反射率を1
0%以下とした半導体レーザの駆動電流に抛する光出力
、相対強度雑音及びスペクトルを−′°) 示す特性図である。 第4図は相対帰還量3%とした場合の光出力、相対強度
雑音及びスペクトルを示す特性図である。 第5図は相対帰還量を9.5%としたときの緩和振動ス
ペクトルを各光出力について示す特性図である。 第6図は相対帰還量を01001%とした場合の光出力
、相対強度雑音及びスペクトルの駆動電流依存性を示す
特性図である。 第7図は光出力5mWとした場合の直流電流駆動(実線
)、交流重畳(破線)に於ける相対強度雑音の帰還光量
依存性を示す特性図である。 l・・・半導体レーザ、 7・・・ディスク、8・・
・交流発生器、 9・・・受光ダイオード、10・・
・低域戸波器、 11・・・定出力回路。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)(A) 第1図 り 端面 CB) 第1図 p−乙74ヱムニ 第2図 第3図 舅違2ft、(m A ) 第4図 M 11<MHz) 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被照射面上にレーザ光を照射するための出射端面の
反射率を10%以下とし、該出射端面に対向する裏面の
反射率を20%以上とした半導体レーザ素子と、該半導
体レーザ素子を駆動する直流駆動手段と、帰還光により
低周波側に移行した緩和振動周波数よりも大きい周波数
を有する高周波電流を前記半導体レーザ素子に重畳印加
する手段と、を具備して成ることを特徴とする光学式ピ
ックアップ装置。 2、前記半導体レーザ素子に高周波電流を重畳印加する
手段が前記半導体レーザ素子を駆動する直流電源と、該
直流電源に重畳する高周波電流の発生手段と、レーザ光
の一部が照射される光検出器と、該光検出器の出力の低
周波分を濾波する低域濾波器と、該低域濾波器の出力を
前記直流電源に帰還して前記半導体レーザ素子の出力の
低周波数成分を一定とする手段と、より成る特許請求の
範囲第1項記載の光学式ピックアップ装置。 3、前記半導体レーザ素子として、端面コートを施さず
に直流電流駆動した場合は単一縦モードとなる素子で、
出射端面の反射率を10%以下とし、裏面の反射率を2
0%以上とすることによって、縦モードを多重モード化
した半導体レーザを使用することを特徴とする特許請求
の範囲第1項又は第2項記載の光学式ピックアップ装置
。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15846584A JPS6139244A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 光学式ピツクアツプ装置 |
JP16246384A JPS6139245A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-30 | 光学式ピツクアツプ装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15846584A JPS6139244A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 光学式ピツクアツプ装置 |
JP16246384A JPS6139245A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-30 | 光学式ピツクアツプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6139245A true JPS6139245A (ja) | 1986-02-25 |
Family
ID=26485573
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15846584A Pending JPS6139244A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 光学式ピツクアツプ装置 |
JP16246384A Pending JPS6139245A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-30 | 光学式ピツクアツプ装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15846584A Pending JPS6139244A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 光学式ピツクアツプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS6139244A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001189520A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Sony Corp | 光源装置およびそれを用いた投射型表示装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2828999B2 (ja) * | 1987-07-29 | 1998-11-25 | 株式会社日立製作所 | 光ディスク装置および光学的情報処理方法 |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15846584A patent/JPS6139244A/ja active Pending
- 1984-07-30 JP JP16246384A patent/JPS6139245A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001189520A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Sony Corp | 光源装置およびそれを用いた投射型表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6139244A (ja) | 1986-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2785921B2 (ja) | 光メモリ読み出し装置用の半導体レーザ駆動回路 | |
KR910003217B1 (ko) | 반도체 레이저의 구동 장치 및 방법 | |
GB2144912A (en) | Light emitting device and optical signal processing system employing the same | |
EP0411131B1 (en) | Wavelength stabilized source of light | |
KR20060132902A (ko) | 최적화된 외부 캐비티를 사용하여 광 데이터 기록 재생시스템에서의 이완 발진으로 인한 피드백 잡음의 감소시스템 | |
US8054735B2 (en) | Optical device | |
JPS6139245A (ja) | 光学式ピツクアツプ装置 | |
US3663897A (en) | Method of modulating a laser beam and related apparatus | |
JPS60170041A (ja) | 光学式ピツクアツプ装置 | |
JPS60192377A (ja) | 半導体レ−ザ素子の駆動方法 | |
JPH0342025B2 (ja) | ||
JP2664775B2 (ja) | 半導体レーザ駆動装置 | |
JPS6318872B2 (ja) | ||
JPH0743841B2 (ja) | 半導体レ−ザ駆動方法 | |
JPS58153239A (ja) | 光ピツクアツプ装置 | |
JPS60242527A (ja) | レ−ザ光発生装置 | |
JPH02118927A (ja) | 半導体レーザーの駆動方法及び半導体レーザーの駆動装置 | |
RU218563U1 (ru) | Лазерная система для управления оптическими кубитами и кудитами | |
JP2002184010A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2567897B2 (ja) | 半導体レーザ装置 | |
JP3479599B2 (ja) | 半導体レーザの光源波長安定化方法及び光モジュール | |
JPS6051156B2 (ja) | 光学的情報読取装置 | |
JPS59129948A (ja) | 光情報処理装置 | |
JP2616987B2 (ja) | 半導体レーザ駆動装置 | |
JP4376131B2 (ja) | 重畳回路 |