JP3479599B2 - 半導体レーザの光源波長安定化方法及び光モジュール - Google Patents

半導体レーザの光源波長安定化方法及び光モジュール

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JP3479599B2
JP3479599B2 JP16318998A JP16318998A JP3479599B2 JP 3479599 B2 JP3479599 B2 JP 3479599B2 JP 16318998 A JP16318998 A JP 16318998A JP 16318998 A JP16318998 A JP 16318998A JP 3479599 B2 JP3479599 B2 JP 3479599B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信装置、光交
換機、光情報処理装置等に用いる光モジュールに関する
もので、特に光源として用いる半導体レーザ出力光の波
長安定化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信システムの大容量化やフレキシビ
リティを向上するために、光の波長を多重して用いるW
DM方式は有効である。この方式では、複数の波長チャ
ネルが用いられ、それぞれの波長の設定・監視が不可欠
となる。
【0003】現在、100GHzの等光周波数間隔を有
する光周波数グリッドを基準とする波長配置(193.
1THzを中心とした100GHz間隔)が提案されて
いる。このため、光源波長を絶対基準光源に安定させる
ことがより重要となっている。
【0004】ここで、従来の光源波長安定化方法につい
て代表的な一例を説明する。図2は従来例の光モジュー
ルを示す構成図である。図において、20は光モジュー
ルで、DFBレーザ21、DFBレーザ21の前方及び
後方端面側に配置された2つのレンズ22A,22B、
アイソレータ23、2つの光コネクタ24A,24B、
及び光ファイバ25を備え、これらは光ファイバ24を
除いてケース26に収納されている。
【0005】DFBレーザ21によって発生されたレー
ザ光は、前方端面及び後方端面のそれぞれから射出され
る。DFBレーザ21の前方端面から射出されたレーザ
光は、レンズ22A及びアイソレータ23を通過して光
ファイバ25に入射される。また、DFBレーザ21の
後方端面から射出されたレーザ光は、レンズ22Bを介
して光コネクタ24Bからモニタ光として射出される。
【0006】一方、1.55μm近傍で発振するDFB
レーザ21のモニタ光を、同位体置換アセチレンガス(
13)(吸収線波長1.54949μm)を封
入した透明セルに入射させる。アセチレンガスの吸収線
幅は数100MHzあるので、モニタ光は容易にセル内
のアセチレンガスに吸収され、その吸収量が最大になる
ようにDFBレーザ21の温度を調節することによっ
て、アセチレンガスの吸収線にDFBレーザ21の発振
波長をロックする、即ちほぼ一定値に維持することがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この方法によると、所
望のDFBレーザ21の発振波長(光源波長)がアセチ
レンガスの吸収線の波長に等しいときはロックさせるこ
とができるものの、その他の発振波長を希望する場合に
はロックさせることができないという問題点があった。
【0008】これを解決するために、DFBレーザ21
への注入電流を直接変調することにより発生されたサイ
ドバンド光をアセチレンガスの吸収線にロックする共に
変調周波数を変えることによって多種の波長に適用可能
な安定化光源を実現する方法が提案された。
【0009】しかし、この方法によると、DFBレーザ
21の出力光には強度変調成分が重畳してしまい、実用
上使用し難いといった問題点があった。
【0010】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、任意
の光源波長を安定して維持できる半導体レーザの光源波
長安定化方法及び光モジュールを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、請求項1では、特定周波数の光を吸収す
る光吸収体を備えると共に、半導体レーザの射出光を光
変調器により変調して、該射出光の周波数から常に一定
の周波数間距離だけ離れた周波数にサイドバンド光を発
生させると共に、前記周波数間距離を前記半導体レーザ
の基準光源周波数と前記光吸収体が吸収できる光の周波
数との差に設定し、前記サイドバンド光を前記光吸収体
に入射し、前記光吸収体における前記サイドバンド光の
吸収率が最大となるように前記半導体レーザへの注入電
流を制御する半導体レーザの光源波長安定化方法を提案
する。
【0012】該半導体レーザの光源波長安定化方法によ
れば、半導体レーザから射出されたレーザ光は、光変調
器によって変調され、該射出光の周波数から常に一定の
周波数間距離だけ離れた周波数にサイドバンド光が発生
される。このときの周波数間距離は前記半導体レーザの
基準光源周波数、即ち前記半導体レーザによって発生可
能であり且つ使用者が所望するレーザ光の周波数と、光
吸収体によって吸収できる光の周波数との差に設定され
る。前記光吸収体は、特定周波数の光を吸収する物質か
らなり、例えば1つ以上の吸収線スペクトルを有してい
る。
【0013】また、前記光変調器によって発生されたサ
イドバンド光は、前記光吸収体に入射され、前記光吸収
体における前記サイドバンド光の吸収率が最大となるよ
うに、即ち、前記サイドバンド光の周波数が前記特定周
波数(例えば、吸収線の周波数)に一致するように前記
半導体レーザへの注入電流が制御される。ここで、半導
体レーザへの注入電流を変化することにより半導体レー
ザの発振波長が変化し、半導体レーザからの射出光の周
波数が変化する。
【0014】また、前記周波数間距離は、予め設定され
た一定値であるので、半導体レーザの発振波長が変化す
ると、これに伴って前記サイドバンド光の周波数も変化
する。
【0015】従って、前記サイドバンド光の周波数を前
記光吸収体の特定周波数に一致させることにより、前記
半導体レーザの射出光の周波数は、前記基準光源周波数
に維持される。
【0016】また、請求項2では、特定周波数の光を吸
収する光吸収体を備えると共に、半導体レーザの射出光
を光変調器により変調して、該射出光の周波数から常に
一定の周波数間距離だけ離れた周波数にサイドバンド光
を発生させると共に、前記周波数間距離を前記半導体レ
ーザの基準光源周波数と前記光吸収体が吸収できる光の
周波数との差に設定し、前記サイドバンド光を前記光吸
収体に入射し、前記光吸収体における前記サイドバンド
光の吸収率が最大となるように前記半導体レーザの温度
を制御する半導体レーザの光源波長安定化方法を提案す
る。
【0017】該半導体レーザの光源波長安定化方法によ
れば、半導体レーザから射出されたレーザ光は、光変調
器によって変調され、該射出光の周波数から常に一定の
周波数間距離だけ離れた周波数にサイドバンド光が発生
される。このときの周波数間距離は前記半導体レーザの
基準光源周波数、即ち前記半導体レーザによって発生可
能であり且つ使用者が所望するレーザ光の周波数と、光
吸収体によって吸収できる光の周波数との差に設定され
る。前記光吸収体は、特定周波数の光を吸収する物質か
らなり、例えば1つ以上の吸収線スペクトルを有してい
る。
【0018】また、前記光変調器によって発生されたサ
イドバンド光は、前記光吸収体に入射され、前記光吸収
体における前記サイドバンド光の吸収率が最大となるよ
うに、即ち、前記サイドバンド光の周波数が前記特定周
波数(例えば、吸収線の周波数)に一致するように前記
半導体レーザの温度が制御される。ここで、半導体レー
ザの温度を変化することにより半導体レーザの発振波長
が変化し、半導体レーザからの射出光の周波数が変化す
る。
【0019】また、前記周波数間距離は、予め設定され
た一定値であるので、半導体レーザの発振波長が変化す
ると、これに伴って前記サイドバンド光の周波数も変化
する。
【0020】従って、前記サイドバンド光の周波数を前
記光吸収体の特定周波数に一致させることにより、前記
半導体レーザの射出光の周波数は前記基準光源周波数に
維持される。
【0021】また、請求項3では、半導体基板上に形成
され、前方端面側及び後方端面側にレーザ光を射出する
半導体レーザと、半導体基板上に形成されると共に前記
半導体レーザの後方端面側に配置され、前記半導体レー
ザの後方端面からの射出光を変調して該射出光の周波数
から常に一定の周波数間距離だけ離れた周波数のサイド
バンド光を発生させて射出する光変調器と、該光変調器
によって発生された前記サイドバンド光の射出側に配置
され、前記半導体レーザの基準光源周波数から前記周波
数間距離だけ離れた周波数の光を吸収する光吸収体と、
前記光吸収体における前記サイドバンド光の吸収率が最
大となるように前記半導体レーザへの注入電流を制御す
る注入電流制御手段とを備えた光モジュールを提案す
る。
【0022】該光モジュールによれば、半導体レーザか
ら射出されたレーザ光は、前方及び後方端面から射出さ
れ、後方端面から射出されたレーザ光は光変調器によっ
て変調され、該光の周波数から常に一定の周波数間距離
だけ離れた周波数にサイドバンド光が発生される。この
ときの周波数間距離は前記半導体レーザの基準光源周波
数、即ち前記半導体レーザによって発生可能であり且つ
使用者が所望するレーザ光の周波数と、光吸収体によっ
て吸収できる光の周波数との差に設定される。前記光吸
収体は、特定周波数の光を吸収する物質からなり、例え
ば1つ以上の吸収線スペクトルを有している。
【0023】また、前記光変調器によって発生されたサ
イドバンド光は、前記光吸収体に入射され、前記光吸収
体における前記サイドバンド光の吸収率が最大となるよ
うに、即ち、前記サイドバンド光の周波数が前記特定周
波数(例えば、吸収線の周波数)に一致するように、注
入電流制御手段によって前記半導体レーザへの注入電流
が制御される。ここで、半導体レーザへの注入電流を変
化することにより半導体レーザの発振波長が変化し、半
導体レーザからの射出光の周波数が変化する。
【0024】また、前記周波数間距離は、予め設定され
た一定値であるので、前記半導体レーザの発振波長が変
化すると、これに伴って前記サイドバンド光の周波数も
変化する。従って、前記サイドバンド光の周波数を前記
光吸収体の特定周波数に一致させることにより、前記半
導体レーザの射出光の周波数は前記基準光源周波数に維
持される。
【0025】また、請求項4では、半導体基板上に形成
され、前方端面側及び後方端面側にレーザ光を射出する
半導体レーザと、半導体基板上に形成されると共に前記
半導体レーザの後方端面側に配置され、前記半導体レー
ザの後方端面からの射出光を変調して該射出光の周波数
から常に一定の周波数間距離だけ離れた周波数のサイド
バンド光を発生させて射出する光変調器と、該光変調器
によって発生された前記サイドバンド光の射出側に配置
され、前記半導体レーザの基準光源周波数から前記周波
数間距離だけ離れた周波数の光を吸収する光吸収体と、
前記光吸収体における前記サイドバンド光の吸収率が最
大となるように前記半導体レーザの温度を制御する温度
制御手段とを備えた光モジュールを提案する。
【0026】該光モジュールによれば、半導体レーザか
ら射出されたレーザ光は、前方及び後方端面から射出さ
れ、後方端面から射出されたレーザ光は光変調器によっ
て変調され、該光の周波数から常に一定の周波数間距離
だけ離れた周波数にサイドバンド光が発生される。この
ときの周波数間距離は前記半導体レーザの基準光源周波
数、即ち前記半導体レーザによって発生可能であり且つ
使用者が所望するレーザ光の周波数と、光吸収体によっ
て吸収できる光の周波数との差に設定される。前記光吸
収体は、特定周波数の光を吸収する物質からなり、例え
ば1つ以上の吸収線スペクトルを有している。
【0027】また、前記光変調器によって発生されたサ
イドバンド光は、前記光吸収体に入射され、前記光吸収
体における前記サイドバンド光の吸収率が最大となるよ
うに、即ち、前記サイドバンド光の周波数が前記特定周
波数(例えば、吸収線の周波数)に一致するように、温
度制御手段によって前記半導体レーザの温度が制御され
る。ここで、半導体レーザの温度を変化することにより
半導体レーザの発振波長が変化し、半導体レーザからの
射出光の周波数が変化する。
【0028】また、前記周波数間距離は、予め設定され
た一定値であるので、前記半導体レーザの発振波長が変
化すると、これに伴って前記サイドバンド光の周波数も
変化する。従って、前記サイドバンド光の周波数を前記
光吸収体の特定周波数に一致させることにより、前記半
導体レーザの射出光の周波数は前記基準光源周波数に維
持される。
【0029】また、請求項5では、請求項3又は4記載
の光モジュールにおいて、前記半導体レーザの前方端面
に反射防止膜が形成されている光モジュールを提案す
る。
【0030】該光モジュールによれば、半導体レーザに
よって発生されたレーザ光は、該半導体レーザの前方端
面によって反射されることなく、該前方端面から射出さ
れる。
【0031】また、請求項6では、請求項3又は4記載
の光モジュールにおいて、前記光変調器の後方端面に高
反射膜が形成されている光モジュールを提案する。
【0032】該光モジュールによれば、半導体レーザに
よって発生されたレーザ光は、半導体レーザの後方端面
から光変調器に入射されて変調される。該光変調器によ
って変調された光は、該光変調器の後方端面から射出さ
れる。この際、光変調器の後方端面に高反射膜が形成さ
れているので、光変調器の後方端面からは光変調器内の
光の一部が射出され、他は反射され半導体レーザを通過
して半導体レーザの前方端面から射出される。
【0033】また、請求項7では、請求項3又は4記載
の光モジュールにおいて、前記光変調器の前方端面或い
は前記半導体レーザの後方端面に高反射膜が形成されて
いる光モジュールを提案する。
【0034】該光モジュールによれば、半導体レーザに
よって発生されたレーザ光の一部が半導体レーザの後方
端面から光変調器に入射されて変調される。この際、半
導体レーザの後方端面或いは光変調器の前方端面に高反
射膜が形成されているので、半導体レーザの後方端面か
らは半導体レーザ内の光の一部が射出され、他は反射さ
れて半導体レーザの前方端面から射出される。また、前
記光変調器によって変調された光は、該光変調器の後方
端面から射出される。
【0035】また、請求項8では、請求項3又は4記載
の光モジュールにおいて、前記光変調器が前記半導体レ
ーザの後方に集積されている光モジュールを提案する。
【0036】該光モジュールによれば、前記光変調器が
前記半導体レーザの後方に集積して形成されているの
で、半導体レーザから光変調器への光路設定を正確に行
うことができ、損失の発生を低減することができる。
【0037】また、請求項9では、請求項3,4又は8
記載の光モジュールにおいて、前記半導体レーザが分布
帰還型(DFB)半導体レーザもしくは分布反射型(D
BR)半導体レーザである光モジュールを提案する。
【0038】該光モジュールによれば、前記半導体レー
ザとして分布帰還型(DFB)もしくは分布反射型(D
BR)が用いられるので、発振波長の制御を容易に行う
ことができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
【0040】図1は本発明の第1の実施形態における光
モジュールの構成とその光源波長安定化方法を説明する
図である。図において、10は光モジュールで、分布帰
還型(DFB)半導体レーザ(以下、DFBレーザと称
する)11、光変調器12、2つのレンズ13A,13
B、アイソレータ14、2つの光コネクタ15A,15
B、及び光ファイバ16A,16Bを備え、これらは光
ファイバ16A,16Bを除いてケース17に収納され
ている。また、光モジュール10の外部には、ガス封入
セル31、受光器32、変調制御回路33及び注入電流
制御回路34が設けられている。
【0041】また、DFBレーザ11と光変調器12
は、同一のInP基板(図示せず)上に集積されて一体
形成されると共に、DFBレーザ11の後方端面に連結
して光変調器12が配置されている。また、DFBレー
ザ11は、1.55μm近傍で発振する半導体レーザで
あり、その前方端面及び後方端面からレーザ光が射出さ
れる。
【0042】DFBレーザ11の前方端面側には、レン
ズ13A、アイソレータ14、光コネクタ15Aが記述
の順に配置され、半導体レーザ11の前方端面から射出
されたレーザ光はこれらを通過して、出力光として光フ
ァイバ16A内に出力される。
【0043】また、光変調器12の後方端面側には、レ
ンズ13B、光コネクタ15Bが記述の順に配置され、
光変調器12の後方端面から射出されたレーザ光はこれ
らを通過して、モニタ光として光ファイバ16Bに出力
される。
【0044】ガス封入セル31は、例えば10Torr
の同位体置換アセチレンガス(13)が封入さ
れたセルで、光ファイバ16Bの他端側に光結合され、
光ファイバ16Bを導波してきたモニタ光が入射され
る。ガス封入セル31に入射されたモニタ光はセル31
内を通過して受光器32に入射される。受光器32は、
例えば入射光強度に対応したレベルの電流或いは電圧を
検出信号として出力するものであり、ここでは入射光強
度に比例したレベルの電流を出力するものである。
【0045】変調制御回路33は、光変調器12に対し
て変調周波数fr=7.6GHzを印加するものであ
り、ここでは、所望するDFBレーザ11の出力光周波
数(基準光源周波数)を光周波数グリッドの基準周波数
のひとつである193.4000THzとしたときに、
上記同位体置換アセチレンガス(13)の吸収
線の一つである193.3924THzにサイドバンド
光を発生させるために、変調周波数を繰り返し20KH
zの周期で、7.6GHz±20MHzに周波数変調し
ている。
【0046】注入電流制御回路34は、ロックイン増幅
器を備えた負帰還制御回路であり、受光器32から出力
される検出信号に基づいて、193.3924THzの
周波数に現れるサイドバンド光成分の強度が最小となる
ようにDFBレーザ11へ供給する直流電流の注入量を
制御する。
【0047】次に、上記構成におけるDFBレーザ11
の光源波長安定化動作について説明する。
【0048】光変調器12の後方端面から出射される光
のスペクトルは、図3に示すように、光周波数グリッド
の基準周波数のひとつである193.4000THzに
現れる基準光に加えて、この基準光に対して周波数間距
離frだけ離れた位置に2つのサイドバンド光が現れ
る。
【0049】この2つのサイドバンド光のうちの低い周
波数のサイドバンド光をガス封入セル31内に密封され
ている同位体置換アセチレンガス(13)の吸
収線のひとつである193.3924THzに位置させ
ることにより、出力光(前記基準光)の周波数は所望の
光源周波数(基準光源周波数)、即ち光周波数グリッド
の基準周波数のひとつである193.4000THzに
一致する。
【0050】サイドバンド光の周波数がアセチレンガス
の吸収線周波数に一致しているか否かは、ガス封入セル
31におけるサイドバンド光の吸収率を検出すればよ
い。これは、ガス封入セル31におけるサイドバンド光
の光透過率を検出することと同等である。
【0051】サイドバンド光の周波数が、アセチレンガ
スの吸収線の中心周波数に一致したときにサイドバンド
光の光透過率が最小となり、その後方にある受光器23
に流れる電流が最小となる。
【0052】さらに、アセチレンガスを透過するサイド
バンド光の強度は、受光器32の出力電流量として注入
電流制御回路34のロックイン増幅器によって検出さ
れ、この検出電流量を最小にするように、DFBレーザ
11へ供給する直流電流の注入量が負帰還制御される。
【0053】DFBレーザ11は注入電流量に対応して
発振波長が変化するので、DFBレーザ11へ供給する
直流電流の注入量を負帰還制御することにより、DFB
レーザ11の光源波長(出力光の周波数)を常にほぼ一
定値に安定して維持することができる。実験結果では、
30分の時間範囲で光周波数変動が±5MHz以下であ
ることを確認した。
【0054】前述したように、第1の実施形態における
光モジュール10は、光変調器12を備え、この光変調
器12によって変調した光をモニタ光として光ファイバ
16Bに出力できるので、DFBレーザ11を直接変調
することなく、容易に光源波長の安定化を図ることがで
きる。
【0055】また、DFBレーザ11の光源波長(出力
光の周波数)を1550〜1555nm帯に限った場合
でも同位体置換アセチレンガス(13)の吸収
線は11本存在し、100GHz間隔の周波数グリッド
との差周波数はそれぞれ異なるが、本発明を適用すれ
ば、光変調器12の変調周波数を変化させることによ
り、193.4THz以外にも、193.3THz、1
93.2THz等の他の基準周波数と同位体置換アセチ
レンガス(13)の吸収線との差周波数をカバ
ーすることができる。
【0056】また、前記実施形態で用いた光変調器12
は、20GHzまでの変調周波数を有しており、これに
よれば基準周波数と同位体置換アセチレンガス(13
)の吸収線との差周波数が20GHz以内であれ
ば、周波数をロックすることが可能である。
【0057】尚、光変調器12としては任意の種類を用
いることが可能であり、例えば周波数変調以外の強度変
調や位相変調等の変調を行うものであっても、サイドバ
ンド光を発生できる変調方式であれば同様の効果が得ら
れる。
【0058】また、本実施形態では特定周波数の光を吸
収する光吸収体として同位体置換アセチレンガス(13
)を用いたが、これに限定されることはなく、
シランガス等を用いても良い。
【0059】また、DFBレーザ11に代えて分布反射
型(DBR)半導体レーザ或いはその他の半導体レーザ
を用いても、それぞれの光源波長に応じて本発明を適宜
応用して同様の効果を得ることができることは言うまで
もない。
【0060】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。
【0061】図4は、第2の実施形態における光モジュ
ール10Aの構成とその光源波長安定化方法を説明する
図である。図において、前述した第1の実施形態と同一
構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。
また、第1の実施形態と第2の実施形態との相違点は、
DFBレーザ11の前方端面に反射防止膜11aを形成
すると共に、光変調器12の後方端面に高反射膜12a
を形成した光モジュール10Aを構成したことにある。
【0062】本実施形態においては、これらの反射防止
膜11a及び高反射膜12aをSiO膜とTiO
を組み合わせて、これらの層厚及び層数を変えることに
より周知の方法を用いて形成した。
【0063】このようにDFBレーザ11の前方端面に
反射防止膜11aを形成することにより、DFBレーザ
11の前方端面における反射を無くし、光源となる出力
光の強度を高めることができる。さらに、光変調器12
の後方端面に高反射膜12aを形成することにより、モ
ニタ光の強度を必要最小限に設定することができ、モニ
タ光として必要な量以外の光を高反射膜12aによって
反射することができる。これにより、高反射膜12aに
よって反射された光は、DFBレーザ11の前方端面よ
り出力光に加えて射出されるので、出力光の強度をさら
に高めることができる。
【0064】次に、本発明の第3の実施形態を説明す
る。
【0065】図5は、第3の実施形態における光モジュ
ール10Bの構成とその光源波長安定化方法を説明する
図である。図において、前述した第2の実施形態と同一
構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。
また、第2の実施形態と第3の実施形態との相違点は、
ガス封入セル31及び受光器32を光モジュール10B
のケース17A内に収納配置したことにある。
【0066】これにより、光モジュール10Bのケース
17A内に光学的回路のほぼ全てを収納し、光学的回路
の劣化防止及び安定化を図った。さらに、光モジュール
10Bのケース17A外部に変調制御回路33及び注入
電流制御回路34等の電気系制御回路を設けられるの
で、光モジュール10Bの用途に合わせてこれらの電気
系制御回路の変更を容易に行うことができる。
【0067】次に、本発明の第4の実施形態を説明す
る。
【0068】図6は、本発明の第4の実施形態の光モジ
ュール10Cを示す構成図である。図において、前述し
た第3の実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表
しその説明を省略する。また、第3の実施形態と第4の
実施形態との相違点は、変調制御回路33及び注入電流
制御回路34を光モジュール10Cのケース17B内に
収納配置したことにある。
【0069】これにより、光モジュール10Cを用いる
際には、変調制御回路33及び注入電流制御回路34へ
の電源を供給するだけで、光源となる安定した出力光を
得ることができるの、取り扱いを非常に簡単に行うこと
ができる。
【0070】次に、本発明の第5の実施形態を説明す
る。
【0071】図7は、本発明の第5の実施形態の光モジ
ュール10Dを示す構成図である。図において、前述し
た第4の実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表
しその説明を省略する。また、第4の実施形態と第5の
実施形態との相違点は、高反射膜12aを光変調器12
の前方端面に形成したことにある。この場合、DFBレ
ーザ11、高反射膜12a及び光変調器12を一体形成
しても良いし、DFBレーザ11と光変調器12を個別
に形成してから光結合させても良い。
【0072】このようにDFBレーザ11からの射出光
が入射される光変調器12の前方端面に高反射膜12a
を形成することにより、モニタ光として必要な最小限の
光のみを光変調器12に入射させることができる。
【0073】従って、DFBレーザ11の前方端面から
射出される出力光の強度を高めることができる。さら
に、高反射膜12aによって反射される光は、光変調器
12によって光変調されない光であり、この反射光が出
力光に加えられるので、出力光の揺らぎ等の発生を抑え
ることができる。
【0074】尚、第5の実施形態では光変調器12の前
方端面に高反射膜12aを形成したが、これに代えてD
FBレーザ11の後方端面に高反射膜を形成しても同様
の効果を得ることができることは言うまでもない。
【0075】次に、本発明の第6の実施形態を説明す
る。
【0076】図8は、本発明の第6の実施形態の光モジ
ュール10Eを示す構成図である。図において、前述し
た第5の実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表
しその説明を省略する。また、第5の実施形態と第6の
実施形態との相違点は、第5の実施形態ではDFBレー
ザ11の発振波長の制御を、DFBレーザ11への注入
電流を制御することによって行っていたのに対し、第6
の実施形態ではDFBレーザ11の温度を制御すること
によってDFBレーザ11の発振波長の制御を行うよう
にした点にある。
【0077】即ち、第6の実施形態では、注入電流制御
回路34に代えて、ペルチェ素子35及びペルチェ素子
35への供給電流を制御する電流制御回路36を設け
た。
【0078】ペルチェ素子35は、DFBレーザ11の
側面に接して配置されている。また、電流制御回路36
は、ロックイン増幅器を備えた負帰還制御回路であり、
受光器32から出力される検出信号に基づいて、19
3.3924THzの周波数に現れるサイドバンド光成
分の強度が最小となるようにペルチェ素子35へ供給す
る直流電流の注入量及び方向を制御する。
【0079】DFBレーザ11は温度に対応して発振波
長が変化するので、DFBレーザ11の温度をペルチェ
素子35を用いて負帰還制御することにより、DFBレ
ーザ11の光源波長(出力光の周波数)を常にほぼ一定
値に安定して維持することができる。
【0080】尚、上記各実施形態では光源のみの機能を
持つ光モジュールに関して説明したが、光源以外の光回
路等を同一ケース内に収納した光モジュールを構成して
も良い。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載の半導体レーザの光源波長安定化方法によれば、半導
体レーザを直接変調していないので従来に比べて変動の
少ない射出光を得ることができると共に、半導体レーザ
への注入電流を制御して射出光周波数を変化させ、光変
調器によって発生されたサイドバンド光の周波数を光吸
収体が吸収する光の周波数(特定周波数)に一致させた
ときに、半導体レーザの射出光周波数(光源波長)が所
望の基準光源周波数(基準光源波長)になるので、前記
光変調器による変調を変えて前記射出光周波数とサイド
バンド光周波数との間の周波数間距離の設定値を変える
ことにより、任意の基準光源周波数に前記射出光周波数
を一致させ且つ安定して維持することができる。
【0082】また、請求項2記載の半導体レーザの光源
波長安定化方法によれば、半導体レーザを直接変調して
いないので従来に比べて変動の少ない射出光を得ること
ができると共に、半導体レーザの温度を制御して射出光
周波数を変化させ、光変調器によって発生されたサイド
バンド光の周波数を光吸収体が吸収する光の周波数(特
定周波数)に一致させたときに、半導体レーザの射出光
周波数(光源波長)が所望の基準光源周波数(基準光源
波長)になるので、前記光変調器による変調を変えて前
記射出光周波数とサイドバンド光周波数との間の周波数
間距離の設定値を変えることにより、任意の基準光源周
波数に前記射出光周波数を一致させ且つ安定して維持す
ることができる。
【0083】また、請求項3記載の光モジュールによれ
ば、半導体レーザを直接変調していないので従来に比べ
て変動の少ない射出光を得ることができると共に、注入
電流制御手段により半導体レーザへの注入電流を制御し
て射出光周波数を変化させ、光変調器によって発生され
たサイドバンド光の周波数を光吸収体が吸収する光の周
波数(特定周波数)に一致させたときに、半導体レーザ
の射出光周波数(光源波長)が所望の基準光源周波数
(基準光源波長)になるので、変調制御手段により前記
射出光周波数とサイドバンド光周波数との間の周波数間
距離の設定値を変えることにより、任意の基準光源周波
数に前記射出光周波数を一致させ且つ安定して維持する
ことができる。
【0084】また、請求項4記載の光モジュールによれ
ば、半導体レーザを直接変調していないので従来に比べ
て変動の少ない射出光を得ることができると共に、温度
制御手段により半導体レーザの温度を制御して射出光周
波数を変化させ、光変調器によって発生されたサイドバ
ンド光の周波数を光吸収体が吸収する光の周波数(特定
周波数)に一致させたときに、半導体レーザの射出光周
波数(光源波長)が所望の基準光源周波数(基準光源波
長)になるので、変調制御手段により前記射出光周波数
とサイドバンド光周波数との間の周波数間距離の設定値
を変えることにより、任意の基準光源周波数に前記射出
光周波数を一致させ且つ安定して維持することができ
る。
【0085】また、請求項5記載の光モジュールによれ
ば、上記請求項3又は4の効果に加えて、前記半導体レ
ーザによって発生されたレーザ光は、半導体レーザの前
方端面によって反射されることなく、該前方端面から射
出されるので、光源強度を高めることができる。
【0086】また、請求項6記載の光モジュールによれ
ば、上記請求項3又は4の効果に加えて、前記半導体レ
ーザによって発生されたレーザ光は、半導体レーザの後
方端面から光変調器に入射されて変調され、該光変調器
によって変調された光はその一部が該光変調器の後方端
面から射出され、他は高反射膜によって反射され半導体
レーザを通過して半導体レーザの前方端面から射出され
るので、光源強度を高めることができる。
【0087】また、請求項7記載の光モジュールによれ
ば、上記請求項3又は4の効果に加えて、前記半導体レ
ーザによって発生されたレーザ光の一部は該半導体レー
ザの後方端面から光変調器に入射されて変調されモニタ
光とされると共に、他は高反射膜によって反射され半導
体レーザを通過して半導体レーザの前方端面から射出さ
れるので、光源強度を高めることができると共に、前記
高反射膜によって反射される光は光変調器によって光変
調されない光であり、この反射光が出力光に加えられる
ので、出力光の揺らぎ等の発生を抑えることができる。
【0088】また、請求項8記載の光モジュールによれ
ば、上記請求項3又は4の効果に加えて、前記光変調器
が前記半導体レーザの後方に集積して形成されているの
で、半導体レーザから光変調器への光路設定を正確に行
うことができ、損失の発生を低減することができる。
【0089】また、請求項9記載の光モジュールによれ
ば、上記請求項3,4又は8の効果に加えて、前記半導
体レーザとして分布帰還型(DFB)もしくは分布反射
型(DBR)が用いられるので、発振波長の制御を容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における光モジュール
の構成とその光源波長安定化方法を説明する図
【図2】従来例の光モジュールを示す構成図
【図3】本発明の第1の実施形態におけるサイドバンド
光の生成位置を説明するスペクトル図
【図4】本発明の第2の実施形態における光モジュール
の構成とその光源波長安定化方法を説明する図
【図5】本発明の第3の実施形態における光モジュール
の構成とその光源波長安定化方法を説明する図
【図6】本発明の第4の実施形態における光モジュール
を示す構成図
【図7】本発明の第5の実施形態における光モジュール
を示す構成図
【図8】本発明の第6の実施形態における光モジュール
を示す構成図
【符号の説明】
10,10A〜10E…光モジュール、11…DFBレ
ーザ(半導体レーザ)、12…光変調器、13A,13
B…レンズ、14…アイソレータ、15A,15B…光
コネクタ、16A,16B…光ファイバ、17,17
A,17B…ケース、31…ガス封入セル、32…受光
器、33…変調制御回路、34…注入電流制御回路、3
5…ペルチェ素子、36…電流制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−154022(JP,A) 特開 昭63−7687(JP,A) 特開 平5−291678(JP,A) 特開 平3−250680(JP,A) 特開 平5−90692(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定周波数の光を吸収する光吸収体を備
    えると共に、 半導体レーザの射出光を光変調器により変調して、該射
    出光の周波数から常に一定の周波数間距離だけ離れた周
    波数にサイドバンド光を発生させると共に、前記周波数
    間距離を前記半導体レーザの基準光源周波数と前記光吸
    収体が吸収できる光の周波数との差に設定し、 前記サイドバンド光を前記光吸収体に入射し、 前記光吸収体における前記サイドバンド光の吸収率が最
    大となるように前記半導体レーザへの注入電流を制御す
    ることを特徴とする半導体レーザの光源波長安定化方
    法。
  2. 【請求項2】 特定周波数の光を吸収する光吸収体を備
    えると共に、 半導体レーザの射出光を光変調器により変調して、該射
    出光の周波数から常に一定の周波数間距離だけ離れた周
    波数にサイドバンド光を発生させると共に、前記周波数
    間距離を前記半導体レーザの基準光源周波数と前記光吸
    収体が吸収できる光の周波数との差に設定し、 前記サイドバンド光を前記光吸収体に入射し、 前記光吸収体における前記サイドバンド光の吸収率が最
    大となるように前記半導体レーザの温度を制御すること
    を特徴とする半導体レーザの光源波長安定化方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成され、前方端面側及
    び後方端面側にレーザ光を射出する半導体レーザと、 半導体基板上に形成されると共に前記半導体レーザの後
    方端面側に配置され、前記半導体レーザの後方端面から
    の射出光を変調して該射出光の周波数から常に一定の周
    波数間距離だけ離れた周波数のサイドバンド光を発生さ
    せて射出する光変調器と、 該光変調器によって発生された前記サイドバンド光の射
    出側に配置され、前記半導体レーザの基準光源周波数か
    ら前記周波数間距離だけ離れた周波数の光を吸収する光
    吸収体と、 前記光吸収体における前記サイドバンド光の吸収率が最
    大となるように前記半導体レーザへの注入電流を制御す
    る注入電流制御手段とを備えたことを特徴とする光モジ
    ュール。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に形成され、前方端面側及
    び後方端面側にレーザ光を射出する半導体レーザと、 前記半導体基板上に形成されると共に前記半導体レーザ
    の後方端面側に配置され、前記半導体レーザの射出光を
    変調して該射出光の周波数から常に一定の周波数間距離
    だけ離れた周波数のサイドバンド光を発生させて射出す
    る光変調器と、 該光変調器によって発生された前記サイドバンド光の射
    出側に配置され、前記半導体レーザの基準光源周波数か
    ら前記周波数間距離だけ離れた周波数の光を吸収する光
    吸収体と、 前記光吸収体における前記サイドバンド光の吸収率が最
    大となるように前記半導体レーザの温度を制御する温度
    制御手段とを備えたことを特徴とする光モジュール。
  5. 【請求項5】 前記半導体レーザの前方端面に反射防止
    膜が形成されていることを特徴とする請求項3又は4
    載の光モジュール。
  6. 【請求項6】 前記光変調器の後方端面に高反射膜が形
    成されていることを特徴とする請求項3又は4記載の光
    モジュール。
  7. 【請求項7】 前記光変調器の前方端面或いは前記半導
    体レーザの後方端面に高反射膜が形成されていることを
    特徴とする請求項3又は4記載の光モジュール。
  8. 【請求項8】 前記光変調器は、前記半導体レーザの後
    方に集積されていることを特徴とする請求項3又は4
    載の光モジュール。
  9. 【請求項9】 前記半導体レーザは、分布帰還型(DF
    B)半導体レーザもしくは分布反射型(DBR)半導体
    レーザであることを特徴とする請求項3,4又は8記載
    の光モジュール。
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