JPS6138947A - 写真処理剤封入容器 - Google Patents
写真処理剤封入容器Info
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- JPS6138947A JPS6138947A JP15878184A JP15878184A JPS6138947A JP S6138947 A JPS6138947 A JP S6138947A JP 15878184 A JP15878184 A JP 15878184A JP 15878184 A JP15878184 A JP 15878184A JP S6138947 A JPS6138947 A JP S6138947A
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- JP
- Japan
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- parts
- agents
- container
- photographic processing
- processing agent
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は写真処理に用いる写真処理剤封入容器に関する
。
。
［従来の技術］
一般に、写真処理剤は粉末状あるいは液体状で供給され
ており、使用にあたっては、粉末の場合は一定量の水に
溶解することにより調液され、又液体状の場合も濃縮さ
れているから水で一定量に稀釈して用いられる。
ており、使用にあたっては、粉末の場合は一定量の水に
溶解することにより調液され、又液体状の場合も濃縮さ
れているから水で一定量に稀釈して用いられる。
写真処理剤は写真処理に際して良好な性能を発揮す′る
ように各種成分（以下パーツ剤と称する）からなってお
り、これらのパーツ剤は互いに接触した状態におかれる
と長い間には反応し変質したりして写真処理剤としての
機能が損なわれる。特に処理剤中には酸化還元反応によ
り互いに反応し易いものが多いため、一般には１種又は
２種以上のパーツ剤に分けてキット化されており、使用
時にこれらを一定量の水で溶解して使用に供している。
ように各種成分（以下パーツ剤と称する）からなってお
り、これらのパーツ剤は互いに接触した状態におかれる
と長い間には反応し変質したりして写真処理剤としての
機能が損なわれる。特に処理剤中には酸化還元反応によ
り互いに反応し易いものが多いため、一般には１種又は
２種以上のパーツ剤に分けてキット化されており、使用
時にこれらを一定量の水で溶解して使用に供している。
上記キット化されたパーツ剤は例えば各々瓶、ニットと
して市販されている。又最近では処理をするにつれて処
理液が劣化することを防ぐために不足成分を補う補充処
理が行われ、写真材料の処理した面積当り一定量の補充
液が処理槽に供給される。この場合は一般には自動供給
ポンプによって行われ、前記キット化されたパーツ剤を
溶解した補充液がポンプによって補充タンクに上げられ
ここから自動供給される。
して市販されている。又最近では処理をするにつれて処
理液が劣化することを防ぐために不足成分を補う補充処
理が行われ、写真材料の処理した面積当り一定量の補充
液が処理槽に供給される。この場合は一般には自動供給
ポンプによって行われ、前記キット化されたパーツ剤を
溶解した補充液がポンプによって補充タンクに上げられ
ここから自動供給される。
上記パーツ剤がキット化された写真処理剤は溶解、稀釈
、混合後一定量に仕上げて使用されるが、該写真処理剤
には次のような欠点がある。即ち、各パーツ剤が瓶等の
容器に各々単独に入れられており、処理剤によってはパ
ーツ剤が数本に及び、１単位ともなると該容器の数が可
成り多くなり、貯蔵や輸送の際、多くのスペースを必要
とするばかりでなく、空になった容器の廃棄にも問題が
あった。また処理剤を構成するパーツ剤が数種類からな
る場合は、各パーツ剤は各々単独に容器に入れられて散
在しているので、各パーツ剤を見つけ出すのに手間を要
するばかりでなく、各パーツ剤を混合する際、調液タン
ク等の各々の容器から各パーツ剤を流出して混合しなけ
ればならず、繁雑であると共に調液の作業能率を著しく
低下させていた。
、混合後一定量に仕上げて使用されるが、該写真処理剤
には次のような欠点がある。即ち、各パーツ剤が瓶等の
容器に各々単独に入れられており、処理剤によってはパ
ーツ剤が数本に及び、１単位ともなると該容器の数が可
成り多くなり、貯蔵や輸送の際、多くのスペースを必要
とするばかりでなく、空になった容器の廃棄にも問題が
あった。また処理剤を構成するパーツ剤が数種類からな
る場合は、各パーツ剤は各々単独に容器に入れられて散
在しているので、各パーツ剤を見つけ出すのに手間を要
するばかりでなく、各パーツ剤を混合する際、調液タン
ク等の各々の容器から各パーツ剤を流出して混合しなけ
ればならず、繁雑であると共に調液の作業能率を著しく
低下させていた。
上記欠点を解決しようとする技術として特開昭５８−１
８４１４５号公報にみられるものがある。この技術は、
１つの日付フィルム製液体容器中に、２種以上の粉末状
又は液体状の写真処理剤を各々が混じり合わないように
各処理剤を封入した容器を設けてあり、調液時に温湯又
は木を添加して溶解してなる処理剤調液方法である。し
かし上記技術では日付フィルム製液体容器中で各写真処
理剤が混じり合わないようにするために、該容器中に他
の処理剤を封入した容器を、該日付フィルム製液体容器
内部に設けなければならず、該容器の製作が困難である
ばかりでなく、該処理剤を封入した容器を破壊しなけれ
ばならない必要があった。
８４１４５号公報にみられるものがある。この技術は、
１つの日付フィルム製液体容器中に、２種以上の粉末状
又は液体状の写真処理剤を各々が混じり合わないように
各処理剤を封入した容器を設けてあり、調液時に温湯又
は木を添加して溶解してなる処理剤調液方法である。し
かし上記技術では日付フィルム製液体容器中で各写真処
理剤が混じり合わないようにするために、該容器中に他
の処理剤を封入した容器を、該日付フィルム製液体容器
内部に設けなければならず、該容器の製作が困難である
ばかりでなく、該処理剤を封入した容器を破壊しなけれ
ばならない必要があった。
［発明が解決しようとする問題点］
本発明は上記に鑑みて成されたもので、写真処理剤ある
いは写真処理剤を構成する１種又は２種以上のパーツ剤
を１つの容器内に混合することなく且つ１単位毎に封入
することができると共に、調液時あるいは調液時以前に
該容器内の写真処理剤あるいは写真処理剤を構成するパ
ーツ剤を容易に混合することが可能な写真処理剤封入容
器を提供することを技術的課題とする。
いは写真処理剤を構成する１種又は２種以上のパーツ剤
を１つの容器内に混合することなく且つ１単位毎に封入
することができると共に、調液時あるいは調液時以前に
該容器内の写真処理剤あるいは写真処理剤を構成するパ
ーツ剤を容易に混合することが可能な写真処理剤封入容
器を提供することを技術的課題とする。
［問題を解決するための手段］
上記技術的課題を解決する本発明の写真処理剤封入容器
は、蓋付き口部が設けられたフレキシブル容器を仮止め
してその容器内容物の流通を阻止すると共に区画部を形
成し、且つ、該区画部に写真処理剤あるいは写真処理剤
を構成する１種又は２種以上のパーツ剤を封入してなる
ことを特徴とする。
は、蓋付き口部が設けられたフレキシブル容器を仮止め
してその容器内容物の流通を阻止すると共に区画部を形
成し、且つ、該区画部に写真処理剤あるいは写真処理剤
を構成する１種又は２種以上のパーツ剤を封入してなる
ことを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を添付図面に従って詳細に説明
するが、本発明は以下の実施態様に限定されるものでは
ない。
するが、本発明は以下の実施態様に限定されるものでは
ない。
本発明の写真処理剤封入容器は、写真処理剤あるいは写
真処理剤を構成する１種又は２種以上のパーツ剤を封入
する容器として適するものであり、以下、本実施例では
主に３種のパーツ剤を封入した容器について説明する。
真処理剤を構成する１種又は２種以上のパーツ剤を封入
する容器として適するものであり、以下、本実施例では
主に３種のパーツ剤を封入した容器について説明する。
第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は同側
面図、第３図は本発明の仮止具の他の実施例を示す拡大
断面図、第４図及び第５図は本発明の他の実施例を示す
正面図である。
面図、第３図は本発明の仮止具の他の実施例を示す拡大
断面図、第４図及び第５図は本発明の他の実施例を示す
正面図である。
図において、１は写真処理剤を構成するパーツ剤Ａ、Ｂ
及びＣが封入されたフレキシブルな材料（例えば合成樹
脂材料等）で形成された容器本体であり、該容器本体１
は１箇所以上の適宜箇所（本実施例では２箇所）にピン
チ等の挟着による仮止具２によって、該容器本体１内の
流通が阻止されると共に区画部３Ａ、３Ｂ及び３Ｃが形
成されている。該各区両部３Ａ、３Ｂ及び３Ｃには、前
記パーツ剤Ａ、Ｂ及びＣが各々計量されて封入されてお
り、該容器本体１の処理剤量が、調液する写真処理液の
１単位として構成されている。４はパーツ剤Ａ、Ｂ及び
Ｃを注入又は流出させる口部であり。
及びＣが封入されたフレキシブルな材料（例えば合成樹
脂材料等）で形成された容器本体であり、該容器本体１
は１箇所以上の適宜箇所（本実施例では２箇所）にピン
チ等の挟着による仮止具２によって、該容器本体１内の
流通が阻止されると共に区画部３Ａ、３Ｂ及び３Ｃが形
成されている。該各区両部３Ａ、３Ｂ及び３Ｃには、前
記パーツ剤Ａ、Ｂ及びＣが各々計量されて封入されてお
り、該容器本体１の処理剤量が、調液する写真処理液の
１単位として構成されている。４はパーツ剤Ａ、Ｂ及び
Ｃを注入又は流出させる口部であり。
該口部４にはネジ式キャップ等の蓋５が設けられており
、該口部４が開閉可能に構成されている。
、該口部４が開閉可能に構成されている。
該口部４の蓋５は、開閉可能に構成されるならば上記ネ
ジ式キャップ以外の他の如何なる構成によるものであっ
てもよい。
ジ式キャップ以外の他の如何なる構成によるものであっ
てもよい。
本発明に係る仮止手段としては、上記仮止具２によるも
のの他に第３図に示される如く、容器本体ｌの内面に、
対向して設けられ且つ互いに噛合する凹凸部６Ａ及び８
Ｂを有する噛合部材７Ａ及び７Ｂを形成し、該各噛合部
材７Ａ及び７Ｂから容器本体ｌの外側へ嫡子８Ａ及び８
Ｂを突設して構成されてもよい。この場合、前記凹凸部
６Ａ及び６Ｂが噛合されることにより容器本体ｌ内の流
通が阻止されるよう仮止めされ、該仮止めを解除するに
は、嫡子８Ａ及び８Ｂを各々手で矢符方向へ引っ張るこ
とにより、噛合部材７Ａ及び７Ｂの凹凸部８Ａ及び６Ｂ
の噛合せが外れ、仮止めが解除される。
のの他に第３図に示される如く、容器本体ｌの内面に、
対向して設けられ且つ互いに噛合する凹凸部６Ａ及び８
Ｂを有する噛合部材７Ａ及び７Ｂを形成し、該各噛合部
材７Ａ及び７Ｂから容器本体ｌの外側へ嫡子８Ａ及び８
Ｂを突設して構成されてもよい。この場合、前記凹凸部
６Ａ及び６Ｂが噛合されることにより容器本体ｌ内の流
通が阻止されるよう仮止めされ、該仮止めを解除するに
は、嫡子８Ａ及び８Ｂを各々手で矢符方向へ引っ張るこ
とにより、噛合部材７Ａ及び７Ｂの凹凸部８Ａ及び６Ｂ
の噛合せが外れ、仮止めが解除される。
なお、本発明では図示しないが、ｌ剤のみからなる写真
処理剤あるいは写真処理剤を構成する２種又は３種以上
のパーツ剤の内、同種類のパーツ剤を、前記容器本体ｌ
内へ１単位以上仮止め封入して構成してもよく、この場
合は各パーツ剤が封入された容器別に着色したり、印を
つけたりして識別できるようにしておくことが好ましい
。又、１剤のみからなる写真処理剤あるいは写真処理剤
を構成する２種又は３種以上のパーツ剤を、該容器本体
１内へ１単位以上仮止め封入して、該容器本体ｌにて写
真処理剤単一ユニットを構成するようにしてもよい。
処理剤あるいは写真処理剤を構成する２種又は３種以上
のパーツ剤の内、同種類のパーツ剤を、前記容器本体ｌ
内へ１単位以上仮止め封入して構成してもよく、この場
合は各パーツ剤が封入された容器別に着色したり、印を
つけたりして識別できるようにしておくことが好ましい
。又、１剤のみからなる写真処理剤あるいは写真処理剤
を構成する２種又は３種以上のパーツ剤を、該容器本体
１内へ１単位以上仮止め封入して、該容器本体ｌにて写
真処理剤単一ユニットを構成するようにしてもよい。
本発明の容器本体１には、写真処理剤あるいは写真処理
剤を構成する１種又は２種以上のパーツ剤が封入される
が、その他に溶解又は洗浄するための水もいっしょに封
入してもよい。該溶解水は、処理剤を溶解するのに必要
最小限の量であってもよく、あるいは処理剤を必要な濃
度に穐−釈するための量を封入してもよい。また洗浄水
の封入量は処理剤に応じて変えてもよく任意である。
剤を構成する１種又は２種以上のパーツ剤が封入される
が、その他に溶解又は洗浄するための水もいっしょに封
入してもよい。該溶解水は、処理剤を溶解するのに必要
最小限の量であってもよく、あるいは処理剤を必要な濃
度に穐−釈するための量を封入してもよい。また洗浄水
の封入量は処理剤に応じて変えてもよく任意である。
上記水を封入する場合は次のように構成されるのが好ま
しい。例えば、第４図に示される如く、容器本体１を仮
止具２で仮止めして形成された一方の区画部３ｘに写真
処理剤Ｘを封入し、他方の区画部３Ｗに水Ｗを封入して
構成される。該構成にすることにより、仮止具２を外し
て容器本体１内で写真処理剤Ｘと水Ｗとを混合溶解して
いっしょに口部４から流出してもよいし、また仮止具２
で仮止めしたまま写真処理剤Ｘを先に流出し、その後仮
止具２を外し、容器本体ｌの内壁に僅かに残っている写
真処理剤Ｘを水Ｗにより洗い流しながら流出してもよく
、さらには仮止めしたままの状態で蓋５を開けて口部４
から他の水Ｗを容器本体ｌ内へ注入し、写真処理剤Ｘを
溶解して口部４から流出し、その後仮止具２を外して容
器本体１内を洗い流すようにして水Ｗを流出してもよい
。こうすれば、計量されて封入された写真処理剤Ｘを容
器本体１内に僅かながらも残すことなく流出することが
できるため、より正確な濃度の処理液を調液することが
できる。また、封入される処理剤には例えば発色現像剤
に用いられるベンジルアルコール等の貧溶解性パーツ剤
Ａがある場合、第５図に示される如き構成に封入して、
予め貧溶解性パーツ剤Ａと水Ｗとの仮止具２を外して両
者を混合溶解させ、その後、他の仮止具２．２を外して
他のパーツ剤Ｃ及びＢと混合して流出してもよく、また
先にパーツ剤Ｂ及びＣを流出し、その後に水Ｗと混合し
たパーツ剤Ａを流出してもよい。
しい。例えば、第４図に示される如く、容器本体１を仮
止具２で仮止めして形成された一方の区画部３ｘに写真
処理剤Ｘを封入し、他方の区画部３Ｗに水Ｗを封入して
構成される。該構成にすることにより、仮止具２を外し
て容器本体１内で写真処理剤Ｘと水Ｗとを混合溶解して
いっしょに口部４から流出してもよいし、また仮止具２
で仮止めしたまま写真処理剤Ｘを先に流出し、その後仮
止具２を外し、容器本体ｌの内壁に僅かに残っている写
真処理剤Ｘを水Ｗにより洗い流しながら流出してもよく
、さらには仮止めしたままの状態で蓋５を開けて口部４
から他の水Ｗを容器本体ｌ内へ注入し、写真処理剤Ｘを
溶解して口部４から流出し、その後仮止具２を外して容
器本体１内を洗い流すようにして水Ｗを流出してもよい
。こうすれば、計量されて封入された写真処理剤Ｘを容
器本体１内に僅かながらも残すことなく流出することが
できるため、より正確な濃度の処理液を調液することが
できる。また、封入される処理剤には例えば発色現像剤
に用いられるベンジルアルコール等の貧溶解性パーツ剤
Ａがある場合、第５図に示される如き構成に封入して、
予め貧溶解性パーツ剤Ａと水Ｗとの仮止具２を外して両
者を混合溶解させ、その後、他の仮止具２．２を外して
他のパーツ剤Ｃ及びＢと混合して流出してもよく、また
先にパーツ剤Ｂ及びＣを流出し、その後に水Ｗと混合し
たパーツ剤Ａを流出してもよい。
本発明では容器本体１内での各パーツ剤の混合、あるい
は写真処理剤又はパーツ剤と水との混合は調液時に行っ
てもよく、また調液時より数時間前に行ってもよい。特
に写真処理剤に貧溶解性パーツ剤がある場合は、該パー
ツ剤だけを他のパーツ剤よりも先に水と混合溶解させて
おくことが好ましい。このようにすれば、調液時の混合
溶解作業を短縮又は省略することが可能になる。
は写真処理剤又はパーツ剤と水との混合は調液時に行っ
てもよく、また調液時より数時間前に行ってもよい。特
に写真処理剤に貧溶解性パーツ剤がある場合は、該パー
ツ剤だけを他のパーツ剤よりも先に水と混合溶解させて
おくことが好ましい。このようにすれば、調液時の混合
溶解作業を短縮又は省略することが可能になる。
また、本発明では仮止具２を外し、口部４まで又は該口
部４近傍に設けた涙腺まで溶解水を満たせば、処理剤が
仕上げ量になるように構成してもよい。
部４近傍に設けた涙腺まで溶解水を満たせば、処理剤が
仕上げ量になるように構成してもよい。
［発明の作用］
本発明は上記構成を有し、その作用は次の通りである。
先ず、容器本体１にパーツ剤Ａ、Ｂ及びＣを封入するに
は、仮止めがされてなく且つ開口された容器本体ｌに計
量されたパーツ剤Ｃを口部４から注入し、仮止具２を止
め封入する。続いて同様に計量されたパーツ剤Ｂを注入
し仮止具２にて封入し、さらに同様に計量されたパーツ
剤Ａを注入し、口部４を蓋５にて閉じ容器本体ｌを密封
すれば写真処理液を形成するための１単位の写真処理剤
封入容器が得られる。
は、仮止めがされてなく且つ開口された容器本体ｌに計
量されたパーツ剤Ｃを口部４から注入し、仮止具２を止
め封入する。続いて同様に計量されたパーツ剤Ｂを注入
し仮止具２にて封入し、さらに同様に計量されたパーツ
剤Ａを注入し、口部４を蓋５にて閉じ容器本体ｌを密封
すれば写真処理液を形成するための１単位の写真処理剤
封入容器が得られる。
該写真処理剤封入容器を用いて調液する際には、調液時
において各々仮止具２を外し容器本体１を手で揉むよう
にして容器本体１内の各パーツ剤Ａ、Ｂ及びＣを混合し
て口部４から流出する。
において各々仮止具２を外し容器本体１を手で揉むよう
にして容器本体１内の各パーツ剤Ａ、Ｂ及びＣを混合し
て口部４から流出する。
またパーツ剤ＡとＢあるいはＢとＣ等の部分的な程合も
行うことができる。さらに貧溶解性パーツ剤（仮にＡと
する）がある場合、該パーツ剤Ａを封入する際、容器本
体１の口部４に最も近い区画部３Ａへ封入し、調液時、
好ましくは調液時よりも数時間程前に、蓋５を外して開
口し、口部４から区画部３Ａへ水を注入して閉口してパ
ーツ剤Ａと水とを混合溶解しておけば溶解を容易ならし
め本ことができる。
行うことができる。さらに貧溶解性パーツ剤（仮にＡと
する）がある場合、該パーツ剤Ａを封入する際、容器本
体１の口部４に最も近い区画部３Ａへ封入し、調液時、
好ましくは調液時よりも数時間程前に、蓋５を外して開
口し、口部４から区画部３Ａへ水を注入して閉口してパ
ーツ剤Ａと水とを混合溶解しておけば溶解を容易ならし
め本ことができる。
上記容器本体１内への外部から水を注入して混合溶解す
る場合も、パーツ剤Ａ、Ｂ及びＣの封入構成及び仮止具
２によって部分的又は全体的に行うことかでＳる。
る場合も、パーツ剤Ａ、Ｂ及びＣの封入構成及び仮止具
２によって部分的又は全体的に行うことかでＳる。
容器本体１から各パーツ剤Ａ、Ｂ及びＣを全て流出した
後、さらに他の水を容器本体１内に注入し、容器本体１
の内壁等に残っているパーツ剤Ａ、Ｂ及びＣを洗い流す
ことが好ましい。このようにすれば、予め計量されて封
入されたパーツ剤Ａ、Ｂ及びＣを残らず流出でき、より
正確な処理液を調液することが可能となる。
後、さらに他の水を容器本体１内に注入し、容器本体１
の内壁等に残っているパーツ剤Ａ、Ｂ及びＣを洗い流す
ことが好ましい。このようにすれば、予め計量されて封
入されたパーツ剤Ａ、Ｂ及びＣを残らず流出でき、より
正確な処理液を調液することが可能となる。
本発明を適用するのに好ましい写真処理剤のパーツ剤の
例を、カラーペーパー用発色現像補充剤キット、漂白定
着補充剤キット及び安定補充剤キットを例にとって挙げ
ると、次の通りである。
例を、カラーペーパー用発色現像補充剤キット、漂白定
着補充剤キット及び安定補充剤キットを例にとって挙げ
ると、次の通りである。
但し、下記のうち括弧内の水の「容量部」は最終的な補
充液として仕上げるための水量を示し、必ずしもパーツ
剤に入れられる必要はないが前記した本封入部にその一
部又は全部が入れられていてもよい。
充液として仕上げるための水量を示し、必ずしもパーツ
剤に入れられる必要はないが前記した本封入部にその一
部又は全部が入れられていてもよい。
（１）発色現像補充剤キット
パーツＡ
ベンジルアルコール １５０重量部
トリエタノールアミン １００重量部
コダックステイン
除去剤タイプ２ １０重量部
（水を加えて ２５０容量部）パーツＢ
硫酸ヒドロキシルアミン ２０重量部
（水を加えて １２０容量部）パーツＣ
３−メチル−４−アミノ−Ｎ−エチル
−Ｎ−（β−メタンスルホンアミド
エチル）アニリン硫酸塩 ６０重量部
亜硫酸ナトリウム １０重量部
（水を加えて １８０容量部）パーツＤ
水酸化カリウム ５０重量部
炭酸カリウム ２３０重量部
亜硫酸カリウム ４０重量部
コダックアンチ
カルシウムＮＯ，５２０重量部
（水を加えて ４５０容量部）（２）漂白定着
補充剤キット パーツＡ チオ硫酸アンモニウム（７０，％溶液） １３００重量
部硫酸アンモニウム（４０％溶液’） ４００重
量部メタ重亜硫酸ナトリウム ２０重ｉｍ（水
を加えて ２７５ｏ容量部）パーツＢ エチレンジアミン四酢酸鉄（ｍ） アンモニウム ７００重量部エチレンジアミ
ン四酢酸 １５０重量部アンモニア水（２５％）
２００重量部（水を加えて ２７５ｏ容量
部）（３）集水リンス補充剤キット １−ヒドロキシエチリデン−１，１’−ジホスホン酸（
６ｏｚ溶液）２０重量部塩化ビスマス １
０重量部塩化マグネシウム ５重量部 アンモニア水（２５％） ２重量部硫酸
５重量部 （水を加えて １０００容量部）［発明の効
果］ 本発明は上記構成及び作用を有するので、前記した技術
的課題を解決することができ、写真処理液を形成する写
真処理剤あるいは写真処理剤を構成するパーツ剤を、１
つの容器内に互いに混合することなく１単位毎に簡単に
封入することができ、調液時あるいは調液時以前に必要
に応じて容器内の処理剤を容易に混合又は溶解して流出
することができ、調液の作業能率を著しく向上させるこ
とができる。さらに１つの容器に１単位又は１単位以上
のパーツ剤又は１剤のみからなる写真処理剤を封入しで
あるので、パーツ剤を間違って混合する虞れを完全に無
くすと共に、貯蔵や輸送の際に必要とされるスペースを
軽減することができ、且つ取扱いも容易となる効果を発
揮する。
補充剤キット パーツＡ チオ硫酸アンモニウム（７０，％溶液） １３００重量
部硫酸アンモニウム（４０％溶液’） ４００重
量部メタ重亜硫酸ナトリウム ２０重ｉｍ（水
を加えて ２７５ｏ容量部）パーツＢ エチレンジアミン四酢酸鉄（ｍ） アンモニウム ７００重量部エチレンジアミ
ン四酢酸 １５０重量部アンモニア水（２５％）
２００重量部（水を加えて ２７５ｏ容量
部）（３）集水リンス補充剤キット １−ヒドロキシエチリデン−１，１’−ジホスホン酸（
６ｏｚ溶液）２０重量部塩化ビスマス １
０重量部塩化マグネシウム ５重量部 アンモニア水（２５％） ２重量部硫酸
５重量部 （水を加えて １０００容量部）［発明の効
果］ 本発明は上記構成及び作用を有するので、前記した技術
的課題を解決することができ、写真処理液を形成する写
真処理剤あるいは写真処理剤を構成するパーツ剤を、１
つの容器内に互いに混合することなく１単位毎に簡単に
封入することができ、調液時あるいは調液時以前に必要
に応じて容器内の処理剤を容易に混合又は溶解して流出
することができ、調液の作業能率を著しく向上させるこ
とができる。さらに１つの容器に１単位又は１単位以上
のパーツ剤又は１剤のみからなる写真処理剤を封入しで
あるので、パーツ剤を間違って混合する虞れを完全に無
くすと共に、貯蔵や輸送の際に必要とされるスペースを
軽減することができ、且つ取扱いも容易となる効果を発
揮する。
第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は同側
面図、第３図は本発明の仮止具の他の実施例を示す拡大
断面図、第４図及び第５図は本発明の他の実施例を示す
正面図である。 図において、１は容器本体、２は仮止具、３Ａ、３Ｂ及
び３Ｃは区画部、４は口部、５は蓋、Ｘ及びＡ、Ｂ、Ｃ
は写真処理剤及びパーツ剤を特徴とする
面図、第３図は本発明の仮止具の他の実施例を示す拡大
断面図、第４図及び第５図は本発明の他の実施例を示す
正面図である。 図において、１は容器本体、２は仮止具、３Ａ、３Ｂ及
び３Ｃは区画部、４は口部、５は蓋、Ｘ及びＡ、Ｂ、Ｃ
は写真処理剤及びパーツ剤を特徴とする
Claims (4)
- （１）蓋付き口部が設けられたフレキシブル容器を仮止
めしてその容器内容物の流通を阻止すると共に区画部を
形成し、且つ、該区画部に写真処理剤あるいは写真処理
剤を構成する１種又は２種以上のパーツ剤を封入してな
ることを特徴とする写真処理剤封入容器。 - （２）フレキシブル容器の仮止めが、着脱自在の仮止具
によることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の写
真処理剤封入容器。 - （３）着脱自在の仮止具がピンチであることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項又は第２項記載の写真処理剤封
入容器。 - （４）フレキシブル容器の仮止めが、該容器の内面に互
いに対向して噛合する凹凸部が形成された仮止具による
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の写真処理
剤封入容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15878184A JPS6138947A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 写真処理剤封入容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15878184A JPS6138947A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 写真処理剤封入容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6138947A true JPS6138947A (ja) | 1986-02-25 |
Family
ID=15679189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15878184A Pending JPS6138947A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 写真処理剤封入容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6138947A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61196204A (ja) * | 1985-02-26 | 1986-08-30 | シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト | 光学フイルタ |
| JPH05281695A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真処理剤調製用薬剤ユニット及び写真処理剤の調製方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4840582A (ja) * | 1971-09-22 | 1973-06-14 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP15878184A patent/JPS6138947A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4840582A (ja) * | 1971-09-22 | 1973-06-14 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61196204A (ja) * | 1985-02-26 | 1986-08-30 | シーメンス、アクチエンゲゼルシヤフト | 光学フイルタ |
| JPH05281695A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真処理剤調製用薬剤ユニット及び写真処理剤の調製方法 |
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