JPS6138827Y2 - - Google Patents

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JPS6138827Y2
JPS6138827Y2 JP18019282U JP18019282U JPS6138827Y2 JP S6138827 Y2 JPS6138827 Y2 JP S6138827Y2 JP 18019282 U JP18019282 U JP 18019282U JP 18019282 U JP18019282 U JP 18019282U JP S6138827 Y2 JPS6138827 Y2 JP S6138827Y2
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JP
Japan
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cooling compressor
internal combustion
capacity
combustion engine
compressor
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JP18019282U
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JPS5984219U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ターボチヤージヤと空調装置とを
備えた自動車において、ターボチヤージヤの制御
と関連して空調装置の冷房用コンプレツサを制御
するようにした装置に関するものである。
周知のようにターボチヤージヤは主として自動
車の加速性を改善するために内燃機関に設けられ
る。一方、空調装置の冷房用コンプレツサは電磁
クラツチを介して内燃機関に連結されている。し
たがつて、冷房用コンプレツサを駆動していると
きは内燃機関の負荷が増大するので、ターボチヤ
ージヤによる加速作用が減じられる問題点があ
る。
そこで、この考案は、上記問題点を解消して加
速性を向上することができる冷房用コンプレツサ
の制御装置を提供することを課題としている。こ
のため、この考案においては、第1図に示すよう
に、ターボチヤージヤ5による内燃機関1への過
給量を調節する調節手段12の調節量が、少なく
とも内燃機関1の回転数を検出する検出手段31
からの出力に応じてターボチヤージヤ制御手段3
3により制御される。一方、冷房用コンプレツサ
13は、内燃機関1に電磁クラツチ14を介して
連結されていると共に、該コンプレツサ13の容
量が容量可変手段27によつて変られるようにな
つている。そして、電磁クラツチ13への通電又
は容量可変手段27による冷房用コンプレツサ1
3の容量がコンプレツサ制御手段38により少な
くともターボチヤージヤ制御手段33の出力に応
じて制御され、ターボチヤージヤ5による内燃機
関1への過給を行なうときには電磁クラツチ14
を離すか又は冷房用コンプレツサ13を低容量と
するようになつている。したがつて、ターボチヤ
ージヤ5によつて加速させる場合には内燃機関1
の負荷が小さくなるので、上記課題を達成できる
ものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。第2図において、内燃機関1は、吸気弁2に
より開度が調節される吸気通路3から空気を燃料
と共に燃料室に吸入し、該燃焼室における燃焼に
より生じた排気ガスを排気通路4から排出するよ
うになつている。この内燃機関1にはターボチヤ
ージヤ5は、吸気通路3に配された吸気タービン
6と排気通路4に配された排気タービン7とが軸
8により連結されて構成されている。また、排気
通路3には排気タービン7をバイパスするバイパ
ス通路9が設けられ、このバイパス通路9は、ウ
エストゲート弁10によつて開閉されるようにな
つており、さらにこのウエストゲート弁10を操
作するアクチエエータ11が設けられている。し
たがつて、ウエストゲート弁10が閉じられてい
るときには、内燃機関1で排出された排気ガスに
より排気タービン7が回転して吸気タービン6を
駆動するので、内燃機関1への過給が行なわれる
のに対し、ウエストゲート弁10が開かれると排
気ガスがバイパス通路9をも通つて過給が行なわ
れなくなり、第1図に示した調整手段12を構成
することになる。
冷房用コンプレツサ13は、電磁クラツチ14
及びベルト伝導装置15を介して内燃機関1の回
転軸16に連結されており、電磁クラツチ14を
断続することによりオンオフ制御されるようにな
つている。この冷房用コンプレツサ13の吐出通
路17の他端は、内燃機関1のフアン18の前方
にラジエータ19を挟んで設けられたコンデンサ
20に接続され、さらにこのコンデンサ20から
レシーバタンク21、膨張弁22を介して空調ケ
ース23内のエバポレータ24に接続されてい
る。また、冷房用コンプレツサ13の吸入通路2
5は、エバポレータ24の出口に接続されて冷房
サイクルを構成している。
上記冷房用コンプレツサ13の吐出通路17と
吸入通路25とは電磁弁26を挟んで短絡されて
おり、この電磁弁26が閉じているときには前記
冷房サイクルにすべての冷媒が流れるのに対し、
電磁弁26を開くと、吐出冷媒の一部が吸入側へ
戻されて低容量となり、第1図に示した容量可変
手段27を構成することになる。尚、容量可変手
段27は、この実施例の他に冷房用コンプレツサ
13の気筒数を変えたり、あるいは前記ベルト伝
導装置13のプーリ比を変えたりするようにして
もよい。
マイクロコンピユータ28は、回転数検出器2
9と圧力スイツチ30とで構成される第1図に示
した検出手段31からの信号を入力信号とし、こ
の入力信号を該マイクロコンピユータ28に予め
記憶されている所定値と比較して演算処理し、ア
クチユエータ駆動回路32に駆動信号を送出する
ようになつており、このマイクロコンピユータ2
8とアクチユエータ駆動回路32とで第1図に示
したターボチヤージヤ制御手段33が構成されて
いる。前記回転数検出器29は、例えば内燃機関
1の点火を制御しているデイストリビユータの接
点の開閉をパルス信号として検出し、内燃機関1
の回転数が所定値以下のときにはウエストゲート
弁10を開いて過給によるノツキングの発生等を
防止し、また、圧力スイツチ30は、吸気通路3
に設けられており、最高過給圧となつたときにウ
エストゲート弁10を開いてターボチヤージヤ5
の破損等を防止するためのものである。尚、この
ようなターボチヤージヤ制御手段33それ自体
は、例えば特開昭56−106030号等により公知であ
る。
また、マイクロコンピユータ28は、温度設定
器34で設定された所望の車室内温度と車内温度
検出器35で検出された実際の車室内温度に対応
する信号がA/D変換器39でデジタル信号に変
換されて入力され、該マイクロコンピユータ28
内においてターボチヤージヤ制御手段33により
検出された過給圧制御信号と共に制御回路に予め
記憶されたプログラムに従つて処理され、電磁ク
ラツチ駆動回路36及び電磁弁駆動回路37に駆
動信号を送出し、電磁クラツチ14と電磁弁26
とを制御する第1図に示した冷房用コンプレツサ
制御手段38を構成している。
第3図において、上記冷房用コンプレツサ制御
手段38による冷房用コンプレツサ13の第1の
制御作動例がフローチヤートとして示されてい
る。まず、ステツプ100でスタート処理がなさ
れると、ステツプ101に進み、サーモスイツチ
等による通常制御を行なう。次にステツプ102
に進むと、ターボチヤージヤ制御手段33からの
出力を取り込み、ターボチヤージヤ制御手段33
がウエストゲート弁10を閉じる信号を出力して
いるとき(ターボONという。)には、ステツプ1
03に進み、ウエストゲート弁10を開く信号を
出力しているとき(ターボOFFという。)にはス
テツプ101へ戻る。
ステツプ103においては、電磁クラツチ駆動
回路36にオフ信号を送出して電磁クラツチ14
を離すようにし、冷房用コンプレツサ13の駆動
を停止する。次にステツプ104へ進み、再びタ
ーボON,OFFが判断され、ターボONであれば
ステツプ105へ進み、ターボOFFであればス
テツプ101へ戻る。
ステツプ105においては、温度設定器34で
検出される設定温度Tdと車内温度検出器35で
検出される温度Trとの差が所定値α(例えば3
℃)以上であるか否かが判定される。Tr−Td≧
αであればステツプ106へ進み、Tr−Td<α
であればステツプ103へ戻り、ターボOFFと
なる以外は冷房用コンプレツサ13の駆動を停止
し続ける。
ステツプ106においては、電磁クラツチ14
をオンすると同時に電磁弁駆動回路37を介して
電磁弁26を開き、冷房用コンプレツサ13を低
容量にて運転する。このステツプ106の処理が
終了すると、ステツプ104へ戻る。したがつ
て、ターボONであつても設定温度Tdと車室温度
Trとの差が大きければ、冷房用コンプレツサ1
3が低容量にて運転され続けるので、冷房用コン
プレツサ13を高容量で運転し続けるものに対し
ては、内燃機関1の負荷が少なくなつて加速性が
よくなるし、冷房用コンプレツサ13を停止する
ものに対しては、車室温度の急激な温度上昇を招
かず、良好な冷房フイーリングを維持できる利点
がある。
第4図において、第2の制御作動例が示され、
第1の制御作動例と比較して、ステツプ100〜
104までの処理は同様であるが、ステツプ10
4からステツプ106までの間にタイマ処理ステ
ツプ200〜204を設けると共に、ステツプ1
05の処理を省略した点が主に異なつている。し
たがつて、この場合には、ターボON,OFFの細
かい切換えには影響を受けないので、前記第1の
制御作動例と同様の利点を得ることができる。
尚、ステツプ300は、ステツプ106で冷房用
コンプレツサ13を低容量とした後行なわれるタ
ーボON,OFFの判定処理であり、ターボONで
あればステツプ106に戻り、冷房用コンプレツ
サ13を低容量で運転し続け、ターボOFFであ
ればステツプ101に戻すようにしてある。
第5図において、第3の制御作動例が示され、
この第3の制御作動例は、前記第1、第2の制御
作動例と若干異なり、冷房用コンプレツサ13の
駆動を停止するステツプを含まないものである。
即ち、ステツプ400で処理を開始すると、まず
ステツプ401へ進んで通常の冷房用コンプレツ
サ13の制御を行なう点は同様であるが、ステツ
プ402でターボONのときは直ちにステツプ4
03へ進んで冷房用コンプレツサ13を低容量と
し、ターボOFFに復帰しだいステツプ401へ
戻るようにしてある。
以上述べたように、この考案によれば、ターボ
チヤージヤ制御手段からの出力に基づいてターボ
チヤージヤによる内燃機関への過給を行なうとき
には冷房用コンプレツサの駆動を停止するか又は
低容量で運転するようにしたので、ターボチヤー
ジヤが実質的に作動するときの内燃機関の負荷が
小さくなり、加速性が向上する。また、ターボチ
ヤージヤによつて内燃機関が加速されたときに冷
房用コンプレツサの駆動が停止されるか又は低容
量となるので、急激な加速による吐出容量の変化
を防止し、これにより冷房用コンプレツサの焼付
を防止することができる等の効果を奏する。この
ようにこの考案は、冷房用コンプレツサの制御を
ターボチヤージヤの制御と関連付けた点が重要で
あり、冷房用コンプレツサとターボチヤージヤと
のマツチングが図られているので、冷房用コンプ
レツサ単独の制御装置とターボチヤージヤ単独の
制御装置との従来技術によつては進歩性を否定し
得ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る制御装置を示す構成
図、第2図は同上の実施例を示す構成図、第3図
は同上における第1の制御作動例を示すフローチ
ヤート図、第4図は第2の制御作動例を示すフロ
ーチヤート図、第5図は第3の制御作動例を示す
フローチヤート図である。 1……内燃機関、5……ターボチヤージヤ、1
3……冷房用コンプレツサ、14……電磁クラツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ターボチヤージヤによる内燃機関への過給量を
    調節する調節手段と、この調節手段の調節量を少
    なくとも内燃機関の回転数を検出する検出手段か
    らの出力に応じて制御するターボチヤージヤ制御
    手段と、前記内燃機関に電磁クラツチを介して連
    結された冷房用コンプレツサの容量を変化し得る
    容量可変手段と、少なくとも前記ターボチヤージ
    ヤ制御手段の出力に応じて前記電磁クラツチへの
    通電又は容量可変手段による冷房用コンプレツサ
    の容量を制御するコンプレツサ制御手段とを具備
    し、前記ターボチヤージヤにより内燃機関への過
    給を行なうときには前記電磁クラツチを離すか又
    は冷房用コンプレツサの容量を低くするようにし
    たことを特徴とするターボチヤージヤ付自動車に
    おける冷房用コンプレツサの制御装置。
JP18019282U 1982-11-29 1982-11-29 タ−ボチヤ−ジヤ付自動車における冷房用コンプレツサの制御装置 Granted JPS5984219U (ja)

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JP18019282U JPS5984219U (ja) 1982-11-29 1982-11-29 タ−ボチヤ−ジヤ付自動車における冷房用コンプレツサの制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5984219U JPS5984219U (ja) 1984-06-07
JPS6138827Y2 true JPS6138827Y2 (ja) 1986-11-08

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