JPS6088824A - タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置 - Google Patents
タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置Info
- Publication number
- JPS6088824A JPS6088824A JP58195750A JP19575083A JPS6088824A JP S6088824 A JPS6088824 A JP S6088824A JP 58195750 A JP58195750 A JP 58195750A JP 19575083 A JP19575083 A JP 19575083A JP S6088824 A JPS6088824 A JP S6088824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- supercharging pressure
- boost pressure
- limited
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/12—Control of the pumps
- F02B37/18—Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
- F02B37/183—Arrangements of bypass valves or actuators therefor
- F02B37/186—Arrangements of actuators or linkage for bypass valves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明はターボチャージャの過給圧制御装置に関する。
(従来技術)
一般に、ターボチャージャは排気ガスのエネルギーを利
用して排気タービンを回転させ、タービンと同一軸上の
コンプレッサを駆動して圧縮空気をエンジンへ供給(過
給)することにより、充愼効率、出力、トルク等の向上
を図るものである。このようなターボチャージャを用い
たエンジンでは、ノッキングやエンジンの破損を防止す
るため、ターボチャージ中によりエンジンに供給される
圧縮空気の圧力、すなわち過給圧を適切に制御すること
が必要である。
用して排気タービンを回転させ、タービンと同一軸上の
コンプレッサを駆動して圧縮空気をエンジンへ供給(過
給)することにより、充愼効率、出力、トルク等の向上
を図るものである。このようなターボチャージャを用い
たエンジンでは、ノッキングやエンジンの破損を防止す
るため、ターボチャージ中によりエンジンに供給される
圧縮空気の圧力、すなわち過給圧を適切に制御すること
が必要である。
従来のこの種の過給圧制御装置としては、例えば「号−
ビス同報 第412号 ブルーバード」昭和55年3月
日産自動車株式会社発行、22〜24頁に記載された
ものがあり、第1図のように示すことができる。第1図
において、lはターボチャージャであり、ターボチャー
ジャ1は排気通路2に設けられ排気ガスのエネルギーに
より回転するタービン3と、吸気通路4に設けられると
ともに、タービン3と同一軸上に配設され該タービン3
の回転力により駆動されて吸気を過給するコンプレ・ノ
サ5と、を有している。排気通路2のタービン3上流側
と下流側はバイパス路6により連通されており、このバ
イパス路6はスイングバルブ7によって開閉される。ス
イングバルブ7はリンクロッド8を介してスイングバル
ブコントローラ9に接続されており、スイングバルブコ
ントローラ9はコンプレッサ5下流側の過給圧に基づい
て作動しスイングバルブ7を開閉制御する。すなわち、
スイングバルブコントローラ9はスイングバルブ7にリ
ンクロッド8を介して連結されたダイヤフラム10と、
ダイヤフラム1oにより画成された圧力室11と、ダイ
ヤフラム10をスイングバルブ7がバイパス路6を閉止
する方向に付勢するスプリング12と、を有しており、
圧力室11には制御通路13を通してコンプレッサ5下
流側の吸気が供給されている。そして、スイングパルプ
コントローラ9は圧力室11に供給される吸気の過給圧
が設定過給圧P以下であるときスプリング12の付勢力
によりスイングバルブ7を閉じ、設定過給圧Pを超える
とスプリング12の付勢力に抗してダイヤフラム10を
図中左方向に移動させてスイングバルブ7を開く。スイ
ングバルブ7は閉弁状態にあるとき排気ガスのエネノシ
ギーをすべてタービン3に作用させ、一方間弁すると、
バイパス路6を開いて排気ガスの一部をバイパスさせタ
ービン3に作用する排気ガスの量を所定値以下に抑える
。
ビス同報 第412号 ブルーバード」昭和55年3月
日産自動車株式会社発行、22〜24頁に記載された
ものがあり、第1図のように示すことができる。第1図
において、lはターボチャージャであり、ターボチャー
ジャ1は排気通路2に設けられ排気ガスのエネルギーに
より回転するタービン3と、吸気通路4に設けられると
ともに、タービン3と同一軸上に配設され該タービン3
の回転力により駆動されて吸気を過給するコンプレ・ノ
サ5と、を有している。排気通路2のタービン3上流側
と下流側はバイパス路6により連通されており、このバ
イパス路6はスイングバルブ7によって開閉される。ス
イングバルブ7はリンクロッド8を介してスイングバル
ブコントローラ9に接続されており、スイングバルブコ
ントローラ9はコンプレッサ5下流側の過給圧に基づい
て作動しスイングバルブ7を開閉制御する。すなわち、
スイングバルブコントローラ9はスイングバルブ7にリ
ンクロッド8を介して連結されたダイヤフラム10と、
ダイヤフラム1oにより画成された圧力室11と、ダイ
ヤフラム10をスイングバルブ7がバイパス路6を閉止
する方向に付勢するスプリング12と、を有しており、
圧力室11には制御通路13を通してコンプレッサ5下
流側の吸気が供給されている。そして、スイングパルプ
コントローラ9は圧力室11に供給される吸気の過給圧
が設定過給圧P以下であるときスプリング12の付勢力
によりスイングバルブ7を閉じ、設定過給圧Pを超える
とスプリング12の付勢力に抗してダイヤフラム10を
図中左方向に移動させてスイングバルブ7を開く。スイ
ングバルブ7は閉弁状態にあるとき排気ガスのエネノシ
ギーをすべてタービン3に作用させ、一方間弁すると、
バイパス路6を開いて排気ガスの一部をバイパスさせタ
ービン3に作用する排気ガスの量を所定値以下に抑える
。
したがって、この過給圧制御装置はバイパス路6をコン
プレッサ5の過給圧に基づいて開閉することにより、タ
ービン3に作用する排気量を制御してタービン3の回転
数を一定限度内に押さえ過給圧を一定に制御している。
プレッサ5の過給圧に基づいて開閉することにより、タ
ービン3に作用する排気量を制御してタービン3の回転
数を一定限度内に押さえ過給圧を一定に制御している。
そして、これにより、ノッキングやエンジンの破損を防
止している。
止している。
しかしながら、このような従来の過給圧制御装置にあっ
ては、バイパス路を吸気の過給圧のみに基づいて開閉し
コンプレ・ノサにより過給される吸気の過給圧を制御す
る構成となっていたため、インターセプト点(バイパス
路が開閉される境界の点であり、後述する第2図に示す
IP点を指す)付近、すなわちバイパス路の開く直前か
ら開き始め付近において吸気の過給圧を十分に高めるこ
とができず、特に中速域でのトルクが低下するという問
題点があった。
ては、バイパス路を吸気の過給圧のみに基づいて開閉し
コンプレ・ノサにより過給される吸気の過給圧を制御す
る構成となっていたため、インターセプト点(バイパス
路が開閉される境界の点であり、後述する第2図に示す
IP点を指す)付近、すなわちバイパス路の開く直前か
ら開き始め付近において吸気の過給圧を十分に高めるこ
とができず、特に中速域でのトルクが低下するという問
題点があった。
すなわち、インターセプト点付近は日常使用頻度の高い
中速域に対応しており、またこのインターセプト点付近
では吸気の過給圧がスイングバルブの開弁力として用い
られる。したがって、第2図に実線Aで示すようにイン
ターセプト点付近では過給圧を設定過給圧P近傍まで十
分に高めることが困難であり、中速域でのトルクが低下
する。その結果、中速域においてはターボチャージャの
性能を十分に活用することができず、エンジンの運転性
を向上させることができない。
中速域に対応しており、またこのインターセプト点付近
では吸気の過給圧がスイングバルブの開弁力として用い
られる。したがって、第2図に実線Aで示すようにイン
ターセプト点付近では過給圧を設定過給圧P近傍まで十
分に高めることが困難であり、中速域でのトルクが低下
する。その結果、中速域においてはターボチャージャの
性能を十分に活用することができず、エンジンの運転性
を向上させることができない。
(発明の目的)
そこで本発明は、エンジンの運転状態に基づいて過給圧
を設定値に制限するか否かを判別する判別手段を設け、
インターセプト点付近で過給圧を設定値に制限しないと
判別されたときにはバイパス路を閉じておくことにより
、このインターセプト点付近における過給圧を十分に高
めて中速域でのトルクを増大させ、エンジンの運転性を
向上させることを目的としている。
を設定値に制限するか否かを判別する判別手段を設け、
インターセプト点付近で過給圧を設定値に制限しないと
判別されたときにはバイパス路を閉じておくことにより
、このインターセプト点付近における過給圧を十分に高
めて中速域でのトルクを増大させ、エンジンの運転性を
向上させることを目的としている。
(発明の構成)
本発明によるターボチャージャの過給圧制御装置は、排
気回路のタービン上流側と下流側を連通ずるバイパス路
と、バイパス路を開閉することによりタービンに作用す
る排気量を制御してコンプレッサにより過給される吸気
の過給圧を制御する開閉手段と、エンジンの運転状態を
検出し吸気の過給圧を設定値に制限するか否かを判別す
る判別手段と、判別手段が過給圧を設定値に制限しない
と判別したときツマイノマス路を閉止し、過給圧を設定
値に制限すると判別したときバイパス路を開くように開
閉手段を制御する開閉制御手段と、を備えており、イン
ターセプト点付近における過給圧を十分に高めて中速域
でのトルクを増大させるものである。
気回路のタービン上流側と下流側を連通ずるバイパス路
と、バイパス路を開閉することによりタービンに作用す
る排気量を制御してコンプレッサにより過給される吸気
の過給圧を制御する開閉手段と、エンジンの運転状態を
検出し吸気の過給圧を設定値に制限するか否かを判別す
る判別手段と、判別手段が過給圧を設定値に制限しない
と判別したときツマイノマス路を閉止し、過給圧を設定
値に制限すると判別したときバイパス路を開くように開
閉手段を制御する開閉制御手段と、を備えており、イン
ターセプト点付近における過給圧を十分に高めて中速域
でのトルクを増大させるものである。
(実施例)
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第3図は本発明の一実施例を示す図であり、この実施例
の説−明にあたり、従来例と同一構成部分には同一符号
のみを付してその説明を省略する。
の説−明にあたり、従来例と同一構成部分には同一符号
のみを付してその説明を省略する。
まず、構成を説明すると、第3図において、21は制御
通路13の途中に介挿された2ポ一ト2位置切換弁とし
てのソレノイドバルブであり、このソレノイドバルブ2
1はコントロールユニット22によりその通電が制御さ
れる。コントロールユニット22には回転数センサ詔お
よびノックセンサ24からの各信号S1、S2が入力さ
れている。回転数センサ23はエンジンの回転数を検出
し回転数信号S□をコントロールユニット22に出力す
る。また、ノックセンサ24はエンジンに発生するノン
キングを検出しノック信号S2をコントロールユニット
22に出カスる。コントロールユニット22はこれらの
各信号S1、S2に基づいて、すなわちエンジンの運転
状態に基づいて吸気の過給圧を設定過給圧(設定値)P
に制限するか否かを判別してソレノイドバルブ21への
通電を制御する。すなわち、コントロールユニット22
はエンジンの回転数が所定回転数No (例えば、No
−260Or pm)以下であり、かつエンジンにノン
キングが発生していないときには、過給圧を設定過給圧
Pに制限しないと判別してソレノイドバルブ21に通電
する。
通路13の途中に介挿された2ポ一ト2位置切換弁とし
てのソレノイドバルブであり、このソレノイドバルブ2
1はコントロールユニット22によりその通電が制御さ
れる。コントロールユニット22には回転数センサ詔お
よびノックセンサ24からの各信号S1、S2が入力さ
れている。回転数センサ23はエンジンの回転数を検出
し回転数信号S□をコントロールユニット22に出力す
る。また、ノックセンサ24はエンジンに発生するノン
キングを検出しノック信号S2をコントロールユニット
22に出カスる。コントロールユニット22はこれらの
各信号S1、S2に基づいて、すなわちエンジンの運転
状態に基づいて吸気の過給圧を設定過給圧(設定値)P
に制限するか否かを判別してソレノイドバルブ21への
通電を制御する。すなわち、コントロールユニット22
はエンジンの回転数が所定回転数No (例えば、No
−260Or pm)以下であり、かつエンジンにノン
キングが発生していないときには、過給圧を設定過給圧
Pに制限しないと判別してソレノイドバルブ21に通電
する。
一方、回転数が所定回転数Noを超えるがあるいはエン
ジンにノンキングが発生すると、過給圧を設定過給圧P
に制限すると判別してソレノイドバルブ21への通電を
停止する。なお、上記所定回転数Noの値はエンジンや
ターボチャージャの容量等によって異なり、これらの組
合せにおいて適切な値に設定される。また、上記コント
ロールユニット22、回転数センサ詔およびノックセン
サ24は、エンジンの運転状態を検出し吸気の過給圧を
設定過給圧Pに制限するが否かを判別する判別手段四を
構成している。
ジンにノンキングが発生すると、過給圧を設定過給圧P
に制限すると判別してソレノイドバルブ21への通電を
停止する。なお、上記所定回転数Noの値はエンジンや
ターボチャージャの容量等によって異なり、これらの組
合せにおいて適切な値に設定される。また、上記コント
ロールユニット22、回転数センサ詔およびノックセン
サ24は、エンジンの運転状態を検出し吸気の過給圧を
設定過給圧Pに制限するが否かを判別する判別手段四を
構成している。
ソレノイドバルブ21は非通電時には図示の原位置、す
なわち■の位置にあり、制御通路13を連通してコンプ
レッサ5下流側の吸気をスイングバルブコントローラ9
の圧力室11に導き、通電されると■の位置に切換り制
御通路13を遮断して圧力室11に大気を導く。スイン
グバルブコントローラ9は圧力室】1にコンプレッサ5
下流側の吸気が供給されると、スイングバルブ7を開き
、大気が供給されるとスイングバルブ7を閉じる。上記
スイングバルブコントローラ9、制御通路13およびソ
レノイドバルブ21は開閉制御手段2Gを構成している
。この開閉制御手段26は開閉手段としてのスイングバ
ルブ7の作動を制御しており、スイングバルブ7はバイ
パス路6を開閉することにより、タービン3に作用する
排気量を制御してコンプレッサ5により過給される吸気
の過給圧を制御する。そして、開閉制御手段26は判別
手段5が過給圧を設定過給圧Pに制限しないと判別した
ときには、スイングバルブ7を閉弁してバイパス路6を
遮断させ、過給圧を設定過給圧Pに制限すると判別した
ときには、スイングバルブ7を開弁してバイパス路6を
連通させる。
なわち■の位置にあり、制御通路13を連通してコンプ
レッサ5下流側の吸気をスイングバルブコントローラ9
の圧力室11に導き、通電されると■の位置に切換り制
御通路13を遮断して圧力室11に大気を導く。スイン
グバルブコントローラ9は圧力室】1にコンプレッサ5
下流側の吸気が供給されると、スイングバルブ7を開き
、大気が供給されるとスイングバルブ7を閉じる。上記
スイングバルブコントローラ9、制御通路13およびソ
レノイドバルブ21は開閉制御手段2Gを構成している
。この開閉制御手段26は開閉手段としてのスイングバ
ルブ7の作動を制御しており、スイングバルブ7はバイ
パス路6を開閉することにより、タービン3に作用する
排気量を制御してコンプレッサ5により過給される吸気
の過給圧を制御する。そして、開閉制御手段26は判別
手段5が過給圧を設定過給圧Pに制限しないと判別した
ときには、スイングバルブ7を閉弁してバイパス路6を
遮断させ、過給圧を設定過給圧Pに制限すると判別した
ときには、スイングバルブ7を開弁してバイパス路6を
連通させる。
次に作用を説明する。
エンジンの回転数が所定回転数No以下でありかつエン
ジンにノッキングが発生していないとき、例えばエンジ
ンが低中速域や低負荷で運転されかつノンキングが発生
していないときには、判別手段にか吸気の過給圧を設定
過給圧Pに制限しないと判別してソレノイドバルブ21
に通電する。このため、スイングバルブ7がバイパス路
6を閉じて、排気のエネルギーを全てタービン3に作用
させる。この場合、過給圧が設定過給圧Pを超えても回
転数が所定回転数NOを超えるまで、あるいはエンジン
にノンキングが発生するまでは、バイパス路6が閉じら
れている。したがって、第2図に破線Bで示すようにイ
ンターセプト点付近における過給圧を設定過給圧P近傍
まで十分に高めることができ、特に中速域でのトルクを
従来に比して大幅に増大させることができる。
ジンにノッキングが発生していないとき、例えばエンジ
ンが低中速域や低負荷で運転されかつノンキングが発生
していないときには、判別手段にか吸気の過給圧を設定
過給圧Pに制限しないと判別してソレノイドバルブ21
に通電する。このため、スイングバルブ7がバイパス路
6を閉じて、排気のエネルギーを全てタービン3に作用
させる。この場合、過給圧が設定過給圧Pを超えても回
転数が所定回転数NOを超えるまで、あるいはエンジン
にノンキングが発生するまでは、バイパス路6が閉じら
れている。したがって、第2図に破線Bで示すようにイ
ンターセプト点付近における過給圧を設定過給圧P近傍
まで十分に高めることができ、特に中速域でのトルクを
従来に比して大幅に増大させることができる。
一方、このインターセプト点付近において、回転数が所
定回転数Noを超えるが、あるいはエンジンにノンキン
グが発生すると、判別手段δが過給圧を設定過給圧Pに
制限すると判別してソレノイドバルブ21への通電を停
止する。このため、スイングバルブ7がバイパス路6を
開き、排気ガスの一部をバイパスさせタービン3に作用
する排気量を所定値以下に抑える。したがって、過給圧
が設定過給圧Pに一定に制御され、ノッキングやエンジ
ンの破損が防止される。
定回転数Noを超えるが、あるいはエンジンにノンキン
グが発生すると、判別手段δが過給圧を設定過給圧Pに
制限すると判別してソレノイドバルブ21への通電を停
止する。このため、スイングバルブ7がバイパス路6を
開き、排気ガスの一部をバイパスさせタービン3に作用
する排気量を所定値以下に抑える。したがって、過給圧
が設定過給圧Pに一定に制御され、ノッキングやエンジ
ンの破損が防止される。
なお、本実施例による過給圧制御装置は、例えば点火時
期制御装置と組合せノックセンサからのノック信号によ
り点火時期も制御する(ノッキング発生の直前に点火時
期を遅らせる)ようにすれば、ノッキングの発生を適切
に回避してエンジンの運転性をさらに高めることができ
る。
期制御装置と組合せノックセンサからのノック信号によ
り点火時期も制御する(ノッキング発生の直前に点火時
期を遅らせる)ようにすれば、ノッキングの発生を適切
に回避してエンジンの運転性をさらに高めることができ
る。
また、本実施例では判別手段がエンジンの運転状態とし
て回転数およびノンキング発生の有無を検出し、この検
出結果に基づいて過給圧を設定値に制限するか否かを判
別しているが、これに限らず、例えばタービンシャフト
の温度、冷却水温度、潤滑油温度等を検出して上記判別
を行うようにしてもよい。
て回転数およびノンキング発生の有無を検出し、この検
出結果に基づいて過給圧を設定値に制限するか否かを判
別しているが、これに限らず、例えばタービンシャフト
の温度、冷却水温度、潤滑油温度等を検出して上記判別
を行うようにしてもよい。
(効果)
本発明によれば、インターセプト点付近における吸気の
過給圧を十分に高めることができ、中速域でのトルクを
増大させエンジンの運転性を向上させることができる。
過給圧を十分に高めることができ、中速域でのトルクを
増大させエンジンの運転性を向上させることができる。
第1図は従来のターボチャージャの過給圧制御装置を示
す構成図、第2図は回転数と吸気の過給圧との関係を示
す図、第3図は本発明によるターボチャージャの過給圧
制御装置の一実施例を示す構成図である。 1−・−ターボチャージャ、 2−・・−・−排気通路、 3・・=−タービン、 5・−・・・コンプレッサ、 6−−−−・−バイパス路、 7−・・−・スイングバルブ(開閉手段)、25−−−
−−一判別手段、 26−・−・開閉制御手段。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人弁理士 有我軍一部 〇− 一槽全賊
す構成図、第2図は回転数と吸気の過給圧との関係を示
す図、第3図は本発明によるターボチャージャの過給圧
制御装置の一実施例を示す構成図である。 1−・−ターボチャージャ、 2−・・−・−排気通路、 3・・=−タービン、 5・−・・・コンプレッサ、 6−−−−・−バイパス路、 7−・・−・スイングバルブ(開閉手段)、25−−−
−−一判別手段、 26−・−・開閉制御手段。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人弁理士 有我軍一部 〇− 一槽全賊
Claims (1)
- 排気通路のタービン上流側と下流側を連通ずるバイパス
路と、バイパス路を開閉することによりタービンに作用
する排気量を制御してコンプレッサにより過給される吸
気の過給圧を制御する開閉手段と、エンジンの運転状態
を検出し吸気の過給圧を設定値に制御するか否かを判別
する判別手段と、判別手段が過給圧を設定値に制限しな
いと判別したときバイパス路を閉止し、過給圧を設定値
に制限すると判別したときバイパス路を開くように開閉
手段を制御する開閉制御手段と、を備えたことを特徴と
するターボチャージャの過給圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58195750A JPS6088824A (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58195750A JPS6088824A (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6088824A true JPS6088824A (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=16346340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58195750A Pending JPS6088824A (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6088824A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6184139U (ja) * | 1984-11-07 | 1986-06-03 | ||
FR2851614A1 (fr) * | 2003-02-11 | 2004-08-27 | Siemens Ag | Procede permettant de regler la pression d'admission dans le cas d'un moteur a combustion interne equipe d'un turbocompresseur a gaz d'echappement |
CN109026354A (zh) * | 2018-09-19 | 2018-12-18 | 广州市镭迪机电制造技术有限公司 | 一种发动机回转阀 |
-
1983
- 1983-10-18 JP JP58195750A patent/JPS6088824A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6184139U (ja) * | 1984-11-07 | 1986-06-03 | ||
JPH0244025Y2 (ja) * | 1984-11-07 | 1990-11-22 | ||
FR2851614A1 (fr) * | 2003-02-11 | 2004-08-27 | Siemens Ag | Procede permettant de regler la pression d'admission dans le cas d'un moteur a combustion interne equipe d'un turbocompresseur a gaz d'echappement |
CN109026354A (zh) * | 2018-09-19 | 2018-12-18 | 广州市镭迪机电制造技术有限公司 | 一种发动机回转阀 |
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