JPS6138826Y2 - - Google Patents

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JPS6138826Y2
JPS6138826Y2 JP5150981U JP5150981U JPS6138826Y2 JP S6138826 Y2 JPS6138826 Y2 JP S6138826Y2 JP 5150981 U JP5150981 U JP 5150981U JP 5150981 U JP5150981 U JP 5150981U JP S6138826 Y2 JPS6138826 Y2 JP S6138826Y2
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JP
Japan
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cold air
cooling box
air duct
cooling
thermoswitch
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JP5150981U
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JPS57163410U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、クーリングボツクスを備えた自動
車用空調装置に関するものである。
最近ワンボツクスカーと称せられる自動車が普
及しつつあり、この種の自動車においては、罐ジ
ユース等を冷却保持する目的でクーリングボツク
スが備え付けられる場合がある。このクーリング
ボツクスは、空調装置の冷風の一部を利用して冷
却が行なわれ、罐ジユース等のクーリングボツク
ス内の収納物を取出しやすい位置、例えば自動車
の側面に沿つて後部座席付近に設けられている。
したがつて、空調装置から吹出される冷風の温度
を制御するサーモスイツチも乗員に便利であるク
ーリングボツクスの上部に設けることが望まし
い。
しかしながら、サーモスイツチの感熱部をクー
リングボツクス内に配置した場合は、クーリング
ボツクスには冷風の一部のみが取入れられるの
で、風量が少なく検出誤差が大きくなる。一方、
冷風が通過する冷風ダクトに孔を形成し、この孔
に前記感熱部を挿入すれば感熱部に当る冷風が多
くなるが、冷風ダクトに新たな孔を形成しなけれ
ばならないので、該孔をシールするための費用が
かかるし、感熱部が長くなつて周囲の温度の影響
を受けて正確な冷風の温度を検出することができ
ない。
そこで、この考案においては、冷風ダクトとク
ーリングボツクスとを近傍に配置し、両者を連通
する連通管を通してクーリングボツクスに設けら
れたサーモスイツチの感熱部を冷風ダクトに挿入
して、正確な冷風の温度を検出することができ、
しかも連通管を積極的に利用することにより冷風
ダクトに新たな孔を形成する必要がない自動車用
空調装置を提供しようとするものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図において、例えばワンボツクスカーであ
る自動車1にはツインクーラ型の自動車用空調装
置が搭載されており、該空調装置は、フロント側
とリア側とに2つのクーリングユニツトを有す
る。リア側のクーリングユニツト2は床下に設け
られ、天井に配置された吹出ダクト3とは、自動
車1の側面に沿つて設けられた冷風ダクト4を介
して接続されている。
クーリングボツクス5は、冷風ダクト4の近傍
に設けられ、このクーリングボツクス5と冷風ダ
クト4とは連通管6を介して連通されている。こ
のクーリングボツクス5の下方には吸入口7が形
成され、この吸入口7から車室内の空気がクーリ
ングユニツト2に吸入される。
第2図、第3図において、前記クーリングユニ
ツト2は、エバポレータ8と送風機9とを有し、
この送風機9の回転により吸入口7から吸入され
た空気がエバポレータ8で冷却されて冷風とな
り、冷風ダクト4に送られる。そして、この冷風
ダクト4を通過する冷風の一部が連通管6を介し
てクーリングボツクス5に取入れられ、クーリン
グボツクス5内にある収納物を冷却し、再びクー
リングユニツト2に戻される。
サーモスイツチ10は、冷風の吹出温度を設定
する温度調整つまみ10aを持つており、この温
度調整つまみ10a及び送風機9の回転数を調整
する送風機コントロールスイツチ12と共にクー
リングボツクス5の上部に設けられている。この
サーモスイツチ10は、例えばガス式のもので、
該サーモスイツチ10にはキヤピラリチユーブで
ある感熱部13が接続され、この感熱部13で検
出された検出温度と温度調整つまみ10aで設定
された設定温度とが比較されてエバポレータの稼
動が制御され、吹出冷風の温度制御が行なわれ
る。
上記サーモスイツチ10の感熱部13は、クー
リングボツクス5から冷風ダクト4に連通管6を
通つて挿入されている。したがつて、この感熱部
13には冷風ダクト4を通過する風速の高い冷風
が当ると共に、該感熱部13の長さが短かいの
で、正確な冷風の温度を検出することができるの
である。
尚、サーモスイツチが電気式の場合には、サー
ミスター等の感熱素子の感熱部が連通管6から冷
風ダクト4内に挿入される。
以上述べたように、この考案によれば、冷風ダ
クトの近傍にクーリングボツクスを設け、このク
ーリングボツクスと冷風ダクトとを連通する連通
管にサーモスイツチの感熱部を挿入して、冷風ダ
クトを通過する冷風の温度を検出するようにした
ので、サーモスイツチの感熱部には冷風が直接且
つ多量に当り、そのため正確に冷風の温度を検出
することができる。また、連通管を積極的に利用
したので安価にすることができる等の効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る自動車用空調装置を搭
載した自動車の斜視図、第2図はこの考案の要部
を示す一部切欠きの正面図、第3図は同上の断面
図である。 1……自動車、2……クーリングユニツト、4
……冷風ダクト、5……クーリングボツクス、1
0……サーモスイツチ、13……感熱部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クーリングユニツトからの冷風が流れる冷風ダ
    クトの近傍にクーリングボツクスを設け、このク
    ーリングボツクスと前記冷風ダクトとを連通管を
    介して連通して該クーリングボツクスに冷風ダク
    トを流れる冷風の一部を取入れるようにすると共
    に、前記クーリングボツクスに冷風の温度を制御
    するサーモスイツチを設け、このサーモスイツチ
    の感熱部をクーリングボツクスから冷風ダクトに
    前記連通管を通して挿入したことを特徴とするク
    ーリングボツクスを備えた自動車用空調装置。
JP5150981U 1981-04-10 1981-04-10 Expired JPS6138826Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5150981U JPS6138826Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5150981U JPS6138826Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57163410U JPS57163410U (ja) 1982-10-15
JPS6138826Y2 true JPS6138826Y2 (ja) 1986-11-08

Family

ID=29848231

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5150981U Expired JPS6138826Y2 (ja) 1981-04-10 1981-04-10

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JP (1) JPS6138826Y2 (ja)

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JPS57163410U (ja) 1982-10-15

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