JPS6138689A - 堆積物排出装置 - Google Patents

堆積物排出装置

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Publication number
JPS6138689A
JPS6138689A JP15889684A JP15889684A JPS6138689A JP S6138689 A JPS6138689 A JP S6138689A JP 15889684 A JP15889684 A JP 15889684A JP 15889684 A JP15889684 A JP 15889684A JP S6138689 A JPS6138689 A JP S6138689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
tank
pipe
suction
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15889684A
Other languages
English (en)
Inventor
河口 義人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
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Publication of JPS6138689A publication Critical patent/JPS6138689A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は液体を貯留するタンク内のスラッジを除去す
る装置に関する。
火力発電、化学工業等各産業分野において、水、純水、
化学薬品、原材料となるべき各種液体をタンク内に貯留
することが多いが、この場合、液体中に含まれる物質が
凝集したり、微細粒子が沈降したりすることによりタン
ク底部に 。
はフロックの濃い層から成る羽毛様の浮遊物やスラッジ
(以下これら全部を含めて「スラッジ」と総称する)が
堆積することが多い。この様なスラッジは内部の液体を
所定の機器に供給する前にできるだけ排除して液体自体
にこれら不純物が再度混入するのを防止する必要がある
。このため、スラッジが堆積した時点でこのスラッジを
外部に排出除去する方法が何種か提案されている。
スラッジの排出に当っては、可能な限りスラッジのみを
排出すること、つまりスラッジ排出に当りスラッジと共
に有用な液体の排出をできる限り少くすること、スラッ
ジ排出作業中にスラッジの舞い上りによる再混入を防止
することが必要である。しかし従来の方法ではこの点に
問題があり十分な成果を発揮していないのが実情である
例えばタンク底部に自走式のスラッジ吸引車を下し、液
体中でこの吸引車を移動させてスラッジを吸引する方法
が提案されたが、この方法は吸引車の移動によりタンク
底面を広範囲にわたって吸引し得る反面、吸引車及び吸
引車に接続するスラッジ排出用ホース等の移動によりス
ラッジが舞い上り液体中に再混入してしまい、残存する
液体の品質を低下させ実用には供し得なかった。
また吸引部を固定してスラッジを吸引する方法も提案さ
れているが、この方法は前述の方法と反対にスラッジの
舞い上りは殆んど生じない反面、吸引口周囲のスラッジ
を吸引した後は、急激にスラッジ吸引能力が低下し、有
用な液体の損失が大きいという間頌がある。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明は上述した問題点に鑑み、液体に対するスラッ
ジの再混入を防止しながら、スラッジを効率良く排出す
るよう構成したものである。
く手段の概要〉 要するにこの発明はスラッジの吸引部を固定的に配置す
ることにより液体に対するスラッジの再混入を防止し、
吸引力についてはサイフオン効果を利用し、かつスラッ
ジ吸引効率を高めるため、各吸引部をブロック化したり
、または吸引口に対してスラッジを集積させる部材を配
置する等の手段を講じた装置である。
〈実施例〉1 以下この発明の実施例につき説明する。
第1図は第1の実施例を示し、既設のタンク(例えば発
電所用大型ボイラの純水タンク、ちなみにこの種のボイ
ラは最大蒸発量3000 t/h以上のものが実用化さ
れている)に対してこの発明の装置を取り付けた状態を
示す。
図中符号lはタンク本体であり、タンク底面にはスラッ
ジ吸引装置本体2が配置しである。
吸引装置本体2は第2図に示す如く多数のパイプ3を縦
横に連設して、全体が基板の目の様に配置しである。こ
れらパイプには多数の小孔が形成してあり、スラッジ吸
引口となっている。
4はこれらパイプから吸引されたスラッジを集中させる
ヘッダであり、このヘッダを含めて全体が前述の如く基
板の目の様に形成しである。
また吸引装置本体全体を連通させる外、第2図の如くヘ
ッダ4及びパイプを一部閉止して、全体を2a、2b、
2cの3ブロツクに分割し、その各々について吸引量を
独立に制御し得るよう構成すると、装置の一部の流れが
悪くなっても、他の部分から液体がバイパスするのを防
止でき液体を無駄に排出するのを防止することができる
。符号5はスラッジ管で好ましくはタンク周壁に沿いか
つ鉛直に下方に垂下させサイフオン効果を生ぜしめて動
力を不用としてスラッジを排出するスラッジ排出管、8
は吸引ポンプ、17はバイパス管路である。なお、排出
管は、装置本体をブロック化した場合にはブロック毎に
取り付けてあり、第2図の場合には各ブロックに対して
各々5a、5b、5cの排出管が取り付けである。また
符号6a、6b、6cは各排出管に取り付けた流量計、
7a、7b、7cは流量調整弁である。また19は記憶
と指令信号を発する制御箱である。
次にこの装置の運転及び制御の状態について説明する。
タンク底部に堆積したスラッジを抜き出すに当っては、
先ず、弁7a、7b、7cをいづれも開とし、吸引ポン
プ入口弁9開、バイパス弁10閉としてポンプ8を作動
する。これによりスラッジは各パイプの吸引口から吸引
される。ポンプ8によりスラッジの吸引が開始されたな
らば、バイパス弁10を開とした後ポンプ8を停止し、
かつ大口弁9を閉止してスラッジ10をバイパス させ
、以後はサイフオンの原理によりスラッジを吸引する。
この場合、流量計6a、6b、、6cにより各ブロック
2a、2b’。
2Cからの流体の吸引状態を検知する。例えば一部のブ
ロックのみ流量が低下していると、このブロックでのス
ラッジの詰りまたはスラッジの通過不良を生じ、他のブ
ロックから有用な液体がバイパスして流入していること
を意味するからこの場合流量の低下したブロックの弁の
み開とし、他は閉、もしくは大幅に絞り込み、詰りを生
じているブロックのスラッジを系外に吸引排出する。な
おこの制御は手動で行う外、制御箱を用いて自動的に行
ってもよい。
〈実施例〉2 第3図は第2の実施例を示し、タンクを新設する場合に
あらかじめこの装置を組み込んだ状態を示す。この場合
には、装置本体からのスラッジ抜き出しはタンク底部か
ら行えるので、ヘッダの設置本数も自由に設定できるた
め、装置本体をより多数のブロックに分割でき、スラッ
ジ抜き出しの効率をより高めることが可能である。図示
の場合にはヘッダを4a、4b、、4cの3個とし、各
ヘッダにスラッジ排出管11a。
11 b、 11 cが取り付けである。またこの実施
例ではスラッジはタンク内の液体12の水頭圧を用いて
抜き出すので、特別のポンプは不用となる。
〈実施例〉3 第4図は第3の実施例を示す。この実施例はタンク底部
に堆積したスラッジの吸引をより効率良く行うよう構成
したものである。装置本体2を構成するパイプ3は図示
の如く縦横に組み合されて格子状(基板の目状)に連設
してありかつ各パイプに対してスラッジ吸引用の小孔1
3が多数穿設しである。この場合各格子の升目の四辺を
形成するパイプの近傍のスラッジは良好に吸引されるが
升目中央部のスラッジの吸引は必ずしも良好ではない。
このため、各升目の中央が盛り上るよう構成し、スラッ
ジがパイプ側に流れ落ちるように構成しておくとよい。
この盛り上り部は、各升目毎に山°形の特別の部材を配
置してもよいが以下の構成とすれば容易に山形部を形成
し得る。
すなわち、装置本体2の下部にビニールシートの様な気
体を通過させない材料から成るシートを配置し、このシ
ート下部、つまりシートとタンク底部との間に空気等の
気体を供給する。
これによりシートは気体の浮力により升目毎に山形に盛
り上り(符号14で示す)、この山形部14のすそ野に
当る部分にパイプ3が位置することになる。特にこの山
形部14の傾斜を、スラッジの安息角以上にしておけば
、スラッジは各パイプのスラッジ吸引口側に集中し、ス
ラッジの排出はきわめて効率良く行うことができる。
〈効果〉 この発明を実施することによりタンク底部に堆積したス
ラッジを、液体中に再混入させることなく、シかも有用
な液体の排出量を最少限に押えて効率良く排出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を示すタンク断面図、
第2図は第1図のA−A線による断面図、第3図は第2
図の実施例を示すタンク断面図、第4図は第3の実施例
を示す装置本体斜視部分図である。 1・・・・・・タンク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体を貯留するタンク底部に堆積したスラッジ等の
    堆積物を排出するものにおいて、スラッジ吸引用の小孔
    を多数形成したパイプを連設して装置本体とし、かつ装
    置本体をタンク底部に配置し、前記小孔を介して堆積物
    をサイフオン効果又は吸印ポンプで吸引し外部に排出す
    るよう構成したことを特徴とする堆積物排出装置。 2、パイプを縦横に連設して格子状に構成し、これらの
    パイプに連設したヘッダも含めて装置本体を数ブロック
    に区画形成し、各ブロックに対して流量制御可能な排出
    管を取り付け、各ブロック毎に堆積物の吸引、排出を独
    立して制御し得るよう構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の堆積物排出装置。 3、パイプにより形成した各升目に対して中央が盛り上
    るよう山形部を形成し、堆積物が升目の各辺を成すパイ
    プ側に堆積するよう構成したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の堆積物排出装置。 4、装置本体下部とタンク底面との間に気体の通過を阻
    止するシート状物を配置し、このシート状物とタンク底
    面との間に気体を供給することにより各升目毎に気体の
    浮力を利用してシート状物により山形部を形成すること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の堆積物排出装
    置。
JP15889684A 1984-07-31 1984-07-31 堆積物排出装置 Pending JPS6138689A (ja)

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JP15889684A JPS6138689A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 堆積物排出装置

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6138689A true JPS6138689A (ja) 1986-02-24

Family

ID=15681737

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JP15889684A Pending JPS6138689A (ja) 1984-07-31 1984-07-31 堆積物排出装置

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JP (1) JPS6138689A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04138387U (ja) * 1991-06-14 1992-12-25 株式会社イナツクス 浴槽におけるエプロン構造
JP2011045822A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Jfe Steel Corp スラッジ除去装置

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JPH04138387U (ja) * 1991-06-14 1992-12-25 株式会社イナツクス 浴槽におけるエプロン構造
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