JPS6138116Y2 - - Google Patents

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JPS6138116Y2
JPS6138116Y2 JP1984124955U JP12495584U JPS6138116Y2 JP S6138116 Y2 JPS6138116 Y2 JP S6138116Y2 JP 1984124955 U JP1984124955 U JP 1984124955U JP 12495584 U JP12495584 U JP 12495584U JP S6138116 Y2 JPS6138116 Y2 JP S6138116Y2
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JP
Japan
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drum
tape
upper rotating
rotating drum
vtr
Prior art date
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JP1984124955U
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JPS6140744U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はVTR(ビデオテープレコーダ)用
ドラムアツセンブリーに関する。
〔従来技術〕
周知のように、VTR用ドラムアツセンブリー
においては、ドラムがビデオテープ(テープ)の
走行面に対して傾斜してシヤーシ上に取付けられ
ている。そして、ドラムは、下部固定ドラムと、
ビデオヘツド(ヘツド)の取付けられた上部回転
ドラムとを備えている。
VTRにおいては小型軽量化の要請が強く、特
にカメラとVTRとを一体化したVTRでは、この
ような要請が強い。上部回転ドラムの下縁部に
180゜の間隔で2個のヘツドを配設し、下部固定
ドラムと上部回転ドラムとにまたがつてテープを
180゜巻きつける2ヘツド方式が、従来から、広
く利用されている。しかし、最近では、2ヘツド
方式の代りに、90゜の間隔で4個のヘツドを配設
した4ヘツド方式のドラムアツセンブリーが
VHS式VTRについて提供されている。4ヘツド
方式では、テープは、ドラムにΩ状にほぼ270゜
巻きつけられる。そして、4ヘツド方式において
は、ヘツドを順序よく切換えることにより、従来
と同一の録音パターンが得られるにも拘らず、従
来の2ヘツド方式に対して、ドラム直径を2/3に
することができ、小型軽量化に大きく貢献してい
る。
〔従来技術の問題点〕
しかし、4ヘツド方式では、ドラムに対するテ
ープの巻付角が必然的に大きくなる。そして、テ
ープの走行面が水平になるように設計されるた
め、テープの走行面に対するドラムの傾斜角を大
きくせざるを得ない。テープは、録音時または再
生時(録再時)では、ドラムの側面に形成された
リード(テープガイド溝)内を走行する。しか
し、テープは、テープローデイング時では、リー
ド内に位置せず、ドラム側面に部分的に接触して
いるにすぎない。そして、録再のために、上部回
転ドラムが回転すると、上部回転ドラムとの摩擦
によつて、テープはリード方向に移動し、リード
内に収納される。テープローデイング時におい
て、ドラムから上方にテープが脱落するのを防止
するため、ドラムは、上部回転ドラムの上面最下
レベルがテープローデイング時においてテープ上
端より上方に位置する。全長を有する必要があ
る。そのため、4ヘツド方式のドラムアツセンブ
リーにおいては、従来の2ヘツド方式に対して、
上部回転ドラムの長さ、ひいてはドラムの全長が
長くなる傾向にある。そして、上部回転ドラムの
長さが増せば、上部回転ドラムの重量が必然的に
増加する。そのため、上部回転ドラムを回転させ
るェネルギーが大きくなり、バツテリーの消耗が
激しくなる。従つて、特に一体式VTRでは録画
時間が少なくなり好ましくない。
また、ドラムの直径を小さくしても、ドラムの
高さを低くできず、ドラムアツセンブリーの高
さ、ひいてはVTRの厚さを薄くすることができ
ない。
〔考案の目的〕
この考案は、ドラムの全長を増加させることな
く、上方へのテープの脱落を防止するVTR用ド
ラムアツセンブリーの提供を目的としている。
〔考案の概略〕
この目的を解決するため、この考案によれば、
サポート部材に支持されたテープガイドが、テー
プ側面に当接可能に、上部回転ドラムの上面上に
配設されて、テープローデイング時における上方
へのテープの脱落を防止している。サポート部材
は、下部固定ドラムやシヤーシ等の固定体に取付
けられている。このように、テープガイドは、固
定体に取付けられたサポート部材に支持されてお
り、上部回転ドラムとともに回転しない。
なお、この考案は、4ヘツド方式のドラムアツ
センブリーについて、一層効果的とはいえ、従来
の2ヘツド方式にも応用できることはいうまでも
ない。また、この考案はVHS式VTRだけでな
く、ベータ式VTRにも応用できる。
〔実施例〕 以下、図面を参照しながらこの考案の実施例に
ついて詳細に説明する。
第1図および第3図に示すように、この考案に
係るドラムアツセンブリー10は、シヤーシ(図
示しない)に固定された下部固定ドラム12と、
下部固定ドラムの上方に回転可能に配設された上
部ドラム14とを備え、傾斜して配設されてい
る。そして、4個のヘツド16(2個を図示す
る)が、上部回転ドラム14の下縁部に取付けら
れている。また、録再時においてテープ17の走
行をガイドするリード18が、下部固定ドラム1
2に形成されている。更に、テープガイド20
が、上部回転ドラムの上面上に離間して配設され
ている。このテープガイド20はシヤーシや下部
固定ドラムのような固定体に取付けられたサポー
ト部材(図示しない)に支持されている。
このように構成されたテープガイド20は固定
されており、上部回転ドラム14とともに回転す
るものでない。そのため、従来の構成、つまり、
第2図に示すように、上部回転ドラムの長さをΔ
Hだけ全体的に大きくしてテープの脱落を防止す
る構成に比較し、上部回転ドラムの回転に必要な
エネルギーが減少し、バツテリーの消耗が少な
い。
また、テープガイド20は、テープローデイン
グ時における上方へのテープの脱落を防止しうる
高さを部分的にもてば足りる。つまり、従来の構
成では、上部回転ドラムの長さをΔH大きくすれ
ば、ドラムアツセンブリーの垂直方向の長さ(高
さ)は、ΔHcosθ(θはドラムの傾斜角)増加
する。しかし、この考案では、ドラムアツセンブ
リーの高さの増加を防止でき、VTRの薄型化が
容易になされる。ここで、図示のように、上部回
転ドラム14の上面最高レベル15より下方で上
部回転ドラムの上面上に、テープガイド20を配
設することが好ましい。このような構成では、ド
ラムアツセンブリーの全長は、増加しない。その
ため、2ヘツド方式におけるドラムアツセンブリ
ーの高さと同一の高さのドラムアツセンブリー1
0が提供でき、VTRの小型軽量化が一層促進さ
れる。
テープガイド20は、サポートと一体または別
体に、軽量部材たとえばポリプロピレンのような
プラスチツクから形成される。そのため、従来の
構成に比較して、ドラムアツセンブリー10の軽
量化が可能となる。実施例では、テープガイド2
0は、軽量化および電気配線との関係から中空部
分円筒形状に形成されている。しかし、上部回転
ドラム14の上面最下レベル15′において、テ
ープ17が最も脱落しやすいため、テープガイド
20は少なくともこのレベル付近においてテープ
をガイドする形状であれば足り、他の種々の形状
をとることができる。
なお、サポート部材は、テープローデイングの
障害とならぬよう、たとえば、Ω状テープの開口
部後方に配設される。
また、テープローデイングにおいて、テープ1
7は、まず下部固定ドラム12の下端部に巻付け
られ、その後、上昇する。そのため、ドラム傾斜
角の大きなドラムアツセンブリーでは、テープ1
7はテープローデイング初期に、下部固定ドラム
12の下端によつて、損傷する虞れがある。特
に、ドラムプーリが、下部固定ドラム12の直下
に配設された構成では、回転するドラムプーリに
よつて、テープが損傷しやすい。そのため、上部
回転ドラム14の上面最下レベル15′下方で下
部固定ドラム12の下端部に、別のテープガイド
22を設けることが好ましい。このテープガイド
22は、テープローデイング初期におけるテープ
17の損傷を防止する位置に設けられ、その上面
から側面にかけて斜面23が、形成されてテープ
を上方に押上げている。テープガイド22はテー
プを損傷させない材料、たとえばポリプロピレン
のような軟質材より作られる。
上述した実施例は、この考案を説明するための
ものであり、この考案を何等限定するものでな
く、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの考案に包含されることはいう
までもない。
〔考案の効果〕
上記のように、この考案によれば、テープガイ
ドが、テープ側面に当接可能に、上部回転ドラム
の上面上に配設されてテープローデイング時にお
ける上方へのテープの脱落を防止している。そし
て、テープガイドは、下部固定ドラムまたはシヤ
ーシに取付けられたサポート部材に支持されてお
り、上部回転ドラムとともに回転するものでな
い。
このような構成では、上部回転ドラムの重量増
加もなく、バツテリーの消耗が防止できる。ま
た、テープガイドは、上部回転ドラムと別体に形
成された固定タイプであるため、テープローデイ
ング時における上方へのテープの脱落を防止しう
る高さを部分的にもてば足り、VTRの薄型化に
貢献し、VTRの小型軽量化が可能となる。更
に、テープガイドは、プラスチツクのような軽量
部材より構成でき、この見地からも、VTRの小
型軽量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は、この考案に係るVTR
用ドラムアツセンブリーの部分斜視図および側面
図、第2図は従来の4ヘツド方式におけるVTR
用ドラムアツセンブリーの部分斜視図である。 10:VTR用ドラムアツセンブリー、12:
下部固定ドラム、14:上部回転ドラム、15:
上部回転ドラムの上面最高レベル、16:ヘツ
ド、17:テープ、18:リード、20:テープ
ガイド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) テープの走行をガイドするテープガイド溝の
    形成された下部固定ドラムと、ビデオヘツドを
    備え、下部固定ドラム上に回転可能に設けられ
    た上部回転ドラムとを具備し、傾斜して配設さ
    れたVTR用ドラムアツセンブリーにおいて、
    固定体に取付けられたサポート部材に支持され
    たテープガイドが、テープ側面に当接可能に、
    上部回転ドラムの上面上に配設されて、テープ
    ローデイング時における上方へのテープの脱落
    を防止することを特徴とするVTR用ドラムア
    ツセンブリー。 (2) テープガイドが、上部回転ドラムの上面最高
    レベルより下方で上部回転ドラムの上面上に配
    設されていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のVTR用ドラムアツセン
    ブリー。
JP12495584U 1984-08-16 1984-08-16 Vtr用ドラムアツセンブリ− Granted JPS6140744U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12495584U JPS6140744U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 Vtr用ドラムアツセンブリ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12495584U JPS6140744U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 Vtr用ドラムアツセンブリ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6140744U JPS6140744U (ja) 1986-03-14
JPS6138116Y2 true JPS6138116Y2 (ja) 1986-11-04

Family

ID=30683645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12495584U Granted JPS6140744U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 Vtr用ドラムアツセンブリ−

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566056A (en) * 1979-06-23 1981-01-22 Nippon Soken Inc Fuel atomization accelerating device for internal combustion engine
JPS5634945A (en) * 1979-08-31 1981-04-07 Toyota Motor Corp Exhaust gas recirculation system

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58165791U (ja) * 1982-04-30 1983-11-04 ソニー株式会社 テ−プカセツト

Patent Citations (2)

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JPS566056A (en) * 1979-06-23 1981-01-22 Nippon Soken Inc Fuel atomization accelerating device for internal combustion engine
JPS5634945A (en) * 1979-08-31 1981-04-07 Toyota Motor Corp Exhaust gas recirculation system

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JPS6140744U (ja) 1986-03-14

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