JPS6137942A - フレキシブル印刷回路用アルミニウム合金箔 - Google Patents

フレキシブル印刷回路用アルミニウム合金箔

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JPS6137942A
JPS6137942A JP16245284A JP16245284A JPS6137942A JP S6137942 A JPS6137942 A JP S6137942A JP 16245284 A JP16245284 A JP 16245284A JP 16245284 A JP16245284 A JP 16245284A JP S6137942 A JPS6137942 A JP S6137942A
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JP
Japan
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flexible printed
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alloy foil
aluminum alloy
foil
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JP16245284A
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Keiichi Araki
啓一 荒木
Masayuki Kamigaichi
上垣内 正幸
Tsunezo Kasahara
笠原 経三
Yoshitaka Tamura
嘉孝 田村
Koji Tanaka
孝司 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フレキシブル印刷回路用アルミニウム合金箔
に係るものであ)、エツチング性並びに耐折性に優れた
フレキシブル印刷回路用アルミニウム合金箔を提供する
ことを目的とする。
本発明に係るフレキシブル印刷回路用アルミニウム合金
箔は、フレキシブル印刷回路板の素材として、特に電子
機器製造分野において利用できる。
〔従来の技術〕
周知の通!りrFPCJと呼ばれるフレキシブル印刷回
路板は、薄いフレキシブルな絶縁fatフィルム(例え
ばポリエステルフィルム)に金属箔を張シつけ、邑該金
闇箔面に導電1刺(例えば導電性カーボン塗料)を用い
て所要の回路を印刷(例えばスクリーン印刷)シ、不要
部分のアルミニウム箔をエツチング等によって溶解し除
去して回路を形成したものであって、そのフレキシブル
性1てよって通常の硬質印刷回路板では不可能な立体的
配線が可能であるため、小型電卓等の電子機器に汎用さ
れている。そして、このフレキシブル印刷回路板の素材
として用いられる金、属箔としては、従前から今日に到
るまで銅箔が用いられているが、近年に到ってアルミニ
ウム箔が採用されつ\ある。
フレキシブル印刷回路板の素材としてアルミニウム箔を
用いる場合は、銅箔を用いる場合と比較して、よル薄い
、よシ軽いフレキシブル印刷回路板が得られるとともに
コスト的にも有利であることはよく知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、アルミニウム箔をフレキシブル印刷回路板の素
材とする場合には、次の通、りの問題点がある。
先づ、エツチングに際して不要部分のアルミニウム箔の
みならず回路が印刷されている部分のアルミニウム箔が
その印刷部のサイド(端面)部から浸食され若干溶解し
除去されてしまうと込う欠点がある。この欠点は印刷回
路設計上重大な問題である。評言すると、印刷回路のあ
る部分の巾を、例えば0.5龍巾とすることが要求され
る場合に肌5龍巾の印刷部を形成して置くと、エツチン
グに際して当該印刷部が形成されている部分のアルミニ
ウム箔が印刷部の両サイド部から浸食され、印刷部と非
印刷部との境界線から印刷部側にそれぞれ例えば0.1
順づつ溶解し除去されて、印刷部は0.5酊巾のま\で
あっても当該印刷部が形成されている部分のアルミニウ
ム箔は0゜3N巾となってしまうので、この部分に所定
の電流容量がとれなくなシ、またこの部分がI!lr線
し易くなるのである。この対策として、回路の設計、印
刷に当って、あらかじめ溶解してしまう分を見越して0
.7u巾の印刷部を形成しで置けば、結果的にはアルミ
ニウム箔の巾を所定の0.5fI!1N巾とするととが
できるが、印刷部を余肉をつけた巾とするととは印刷回
路の巾、間隔の点から集積度が制限されることになシ、
よシ小型、精密な印刷回路を形成することができなくな
ってしまうのである。
尚、当業界では、上記の印刷部と非印刷部との境界線か
ら印刷部側に向って除去されてしまったアルミニウム箔
の量を「サイドエッチ量(又はオーバーエッチ量)」と
称し、印刷部の境界線からアルミニウム合金箔端面部ま
での距離をもって「サイドエッチ量○○朋」と表示して
いる(止揚の例では「サイドエッチ量0.111nIJ
」と表示される)ので、本発明においても以下との表示
法に従う。
さて、当業界ではサイドエッチ量を少なくできる手段を
求めて、エツチング条件についての検討が専ら行われて
いるが、未だ有効な手段は見出されておらず、上述の印
刷部に余肉をつけて置くという手段を採らざるを得ない
のが現状である。
次に、フレキシブル印刷回路板の素材となるアルミニウ
ム箔としては、よシ簿いものが要求されておシ、例えば
、現在実用されているものは厚さ15μm程度のもので
あるが、一部では厚さ9μm程度のものも用いられつ\
ある。ととろがアルミニウム箔が薄くなればなる程、そ
の耐折性は小さくなシ、耐折性の小ざいアルミニウム箔
を用いたフレキシブル印刷回路板は当然断′線し易いも
のとなってしまりのである。
本発明者は、以上の通シの問題点を解決し、エツチング
に際してのサイドエッチ量を可及的に小さくすることが
できその結果として、印刷回路の設計、印刷に当っての
印刷部の余肉形成を必要としないか、必要としてもごく
僅かな余肉を形成するだけでより、シかも薄くても大き
な耐折性を備えているというフレキシブル印刷回路用と
して最適のアルミニウム合金箔を提供するために、厖大
な数の試製、実験を重ねた結果、特定合金組成のアルミ
ニウム箔をフレキシブル印刷回路板の素材として用いる
ときには、通常のエツチング条件下においてサイドエッ
チ量を可及的に小さくできるとともにエツチング所要時
間も短かくなシ、シかも耐折性も満足できるという割目
すべき事実を見出したのである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本発明は、100.50〜1.00重量%、Si 
0.05〜0.90重量%、0uO001〜0.05重
量%を含み、残部がλlと不可避不純物とからなるアル
ミニウム合金箔をフレキシブル印刷回路板の素材として
用いるという技術的手段を採ることによって前述の問題
点を解決したものである。
本発明において最も重要な点は、Fe、Sl及びamの
含有量である。Feは0.50〜1.00重量%を含有
させる。
含有させたFeは、AI中への固溶度は小さく、大部分
が金属間化合物としてAIマトリックス中へ微細析出し
、エツチング時にエツチングポイントとして働くが、含
有量が0.50重量金倉下ではその効果が充分得られず
、1.00重量%を越えると析出物の粒度が犬きくなシ
すぎてエツチングポイントは増加しなくなってしまう。
Slは0.01〜0.05M量係金倉有させる。含有さ
せたSiは、上記のFeの金属間化合物とくつついてこ
れを微細化する効果を発揮するが、含有量が上記範囲外
である場合にはその効果が低下してしまう。Ouは0.
01〜0.05重量%を含有させる。含有したOnは、
A4マトリックス中に固溶して、エツチング時の溶解性
をよくするという効果を発揮また1、ta、sl及びO
Uの含有量が上記範囲内である場合には、厚み9μm程
度とした場合にも充分な耐折性が得られる。
尚、本発明に係るフレキシブル印刷回路用アルミニウム
合金箔は、常法に従って圧延用アルミニウム地金を製造
するに当シ、:Fe1Si及びcuの含有量が上記範囲
となるように、各成分を常法によって添加し、得られた
圧延用アルミニウム合金地金を、常法通シ所定の厚さに
まで圧延し、続いて焼鈍しだ後、所定寸法にスリットす
ることによ多得られる。
〔作用〕
本発明に係るフレキシブル印刷回路用アルミニウム合金
箔を用いた場合には、後出の実施例に見られる通り、サ
イドエッチ量を大巾に減少させることができるが、これ
は、Fe、 Sj−及びOuの特定量を含有さることに
よシ、エツチング時において非印刷部(アルミニウム合
金箔露出部)表面に微細なエツチングポイントが多数均
一に発生することに起因して印刷部のサイド部からの浸
食が相対的に緩和される既めと考えられ、また、非印刷
部の溶解除去が従来のアルミニウム箔の場合と比較して
非常に速いためとも考えられる。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて本発明の構成、効果を詳細に説明す
る。
1、 アルミニウム合金箔の調製: Fe、 Si及び
Ouの含有量を種々変更した厚み15μmと厚み9μm
のアルミニウム合金箔を常法によって、4種調製した。
また比較のため、コニSA工N30のアルミニウム箔で
厚み15μmと厚み9μmのもの2種を比較試料として
用いた。その組成及び厚みを第1表に示す。表中の試料
番号1.2.3及び4が本発明品であ’)、”、6が比
較試料である。尚、コニSA工N30のアルミニウム箔
はフレキシブル印刷回路板の素材として一般に使用され
はじめている。
2、 フレキシブル印刷回路板の調製:上記6種の箔の
それぞれの片面には支持体である厚さ50μmのポリエ
ステルフィルムを貼合せ、他面には導電性カーボン塗料
を用いスクリーン印刷によってポケット電卓用の回路を
印刷した後、これ等6種をそれぞれ、次のエツチング条
件によって常法によシ化学エツチングを行ない、非印刷
部を溶解、除去して6種のフレキシブル印刷回路板を得
た。
エツチング条件(A):液温約40′cの40%塩化第
二鉄溶液に浸漬。
エツチング条件(B):液温約40℃の40%塩化第二
鉄溶液と3.5%塩酸 水溶液との混合液に浸漬。
その結果を第1表に示、す。
3、結 果:第1表において、エツチング所要時間は、
浸漬開始時から印刷回路の不要部分(非印刷部)の箔が
完全に溶解、除去されるまでの時間(sea)を示し、
サイドエッチ量は、印刷回路の不要部分の箔が完全に除
去された時の印刷部の境界線から箔端面部までの距離(
f→を示している。また耐折性は、得られたフレ6G) キシプル印刷回路板を曲率0.5ffで180°曲げの
ばしによって印刷回路に割れが発生するまでの折曲げ回
数(cycle :直径0.5Mffの針金線をはさん
だ1800曲げのばしを1 cycleとする)で示し
ている。
〔発明の効果〕
止揚の第1表よシも明らかな通り、本発明に係るフレキ
シブル印刷回路用アルミニウム合金箔を素材としてフレ
キシブル印刷回路板を製造するときに1ハ、エツチング
時においてサイドエッチ量が大巾に減少するので、従来
の如く印刷回路の設計、印刷に当って印刷部の余肉形成
を殆んど必要としないから、より小型、精密な印刷回路
の形成が可能となり、またエツチング所要時間が非常に
短かいので生産性を向上させることが可能となるのであ
る。更に、充分な耐折性を備えているので、よシ薄い箔
の使用が可能となるのである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、Fe0.50〜1.00重量%、Si0.05〜0
    .90重量%、Cu0.01〜0.05重量%を含み、
    残部がAlと不可避不純物とからなる組成を有すること
    を特徴とするフレキシブル印刷回路用アルミニウム合金
    箔。
JP16245284A 1984-07-30 1984-07-30 フレキシブル印刷回路用アルミニウム合金箔 Granted JPS6137942A (ja)

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JP16245284A JPS6137942A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 フレキシブル印刷回路用アルミニウム合金箔

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JPS6137942A true JPS6137942A (ja) 1986-02-22
JPH0432138B2 JPH0432138B2 (ja) 1992-05-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0320455B2 (ja) * 1986-07-18 1991-03-19 Showa Aluminium Co Ltd
JP2020147779A (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 三菱アルミニウム株式会社 成形用アルミニウム合金箔

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0320455B2 (ja) * 1986-07-18 1991-03-19 Showa Aluminium Co Ltd
JP2020147779A (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 三菱アルミニウム株式会社 成形用アルミニウム合金箔

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