JPS6137933A - 銀の回収法 - Google Patents

銀の回収法

Info

Publication number
JPS6137933A
JPS6137933A JP16014084A JP16014084A JPS6137933A JP S6137933 A JPS6137933 A JP S6137933A JP 16014084 A JP16014084 A JP 16014084A JP 16014084 A JP16014084 A JP 16014084A JP S6137933 A JPS6137933 A JP S6137933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
waste liquor
waste liquid
waste
added
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16014084A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoaki Kiyota
清田 豊秋
Isao Yamakawa
山川 勲
Saijiro Fujiwara
藤原 才次郎
Hitoshi Ohashi
仁 大橋
Koichi Harada
原田 耕市
Takeshi Takasugi
高杉 武志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP16014084A priority Critical patent/JPS6137933A/ja
Publication of JPS6137933A publication Critical patent/JPS6137933A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は銀の回収法に関する。詳しくは、銀塩を金石す
る廃液から銀を経済的に、且つ効率よく回収する方法に
関する。本発明は特に銀塩の沈澱物を含有する水質試験
廃液、または写真の定着廃液から銀を回収する場合に有
利に適用される。
〔従来の技術〕
従来、銀塩全含有する廃液から銀を回収する方法として
は次のような方法が知られている。
■ 銀よりもイオン化傾向の大きい金属、例えば、鉄、
亜鉛、アルミニウムなどの卑金属を該廃液に接触させて
、銀を析出させる方法。
@ 該廃液中の銀イオンを塩基性イオン交換樹脂に成層
させる方法。
O電解により陰極知鍜を析出させる方法。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記■の方法では金属銀への還元率が低
く、且つ回収した鎖中に上記したような卑金属が混入し
、冒純度の銀の回収が困難であった◎また、上記@の方
法では塩基性イオン交換樹脂への銀の吸着速度が遅く、
且つそのせておくことが必要であり、才だ陰極上から銀
を分離回収することが峻しいという問題があったO 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者等は力=かる従来技術に鑑み、銀塩を含有する
廃液から銀を工業的有利に回収する方法について鋭意検
討を重ねた結果、該廃液のpHを特定領域に調整し、特
定の還元剤を添加して還元処理することにより、金属銀
が効果的に析出し、沈澱してくることを見出して、本発
明全完成するに至った。
即ち、本発明の目的は銀塩全含有する廃液か□ら銀を経
済的に□かつ効率よく回収する方法を提供することにあ
り、この目的は、銀塩を含有する廃液にヒドリドアルミ
ン酸アルカリ金属塩及びヒドリドホウ酸アルカリ金属塩
からなる群から選ばれた少なくとも一種の化合物並びに
塩基性物質を添加し、該廃液のpH’fcり以上を未満
に調整しりつ還元処理した後、析出する金属銀を固液分
離することを特徴とする銀の回収法により容易に達成さ
れる。
以下に本発明につき更に詳細に説明する。
本発明方法において処理対象となる銀塩を含有する廃液
としては銀塩を含有する水質試験廃液及び写真定着廃液
などがあげられる。該水質試験洗液としては塩化物イオ
ンまたはシアン化物イオン?硝酸銀により滴定した銀塩
沈澱物を含有する廃液、水質液中の塩化物イオンを硝酸
銀でマスキングし、これを過マンガン酸カリウムにより
酸素消費量(CODMn ) k分析した後の塩化銀沈
澱物を含有する廃液などがあげられる・また、写真定着
廃液としては可溶性の銀鉛塩及びハロゲン化物イオンを
含有する写真の定着処理効率の低下した定着液等があげ
られる。
本発明方法では上記したよりな銀塩全含有する廃液にヒ
ドリドアルミン酸アルカリ金属塩及びヒドリドホウ酸ア
ルカリ金属塩からなる群から選ばれた少なくとも一種の
化合物並びに塩基性物質を添加して、該廃液のpHをグ
以上を未満に調整しつつ還元処理して、該廃液中の銀塩
を金属銀として沈澱させるものである。
該廃液のpH調整に用いられる塩基性物質としてはアン
モニア、苛性ンーダ、苛性カリ、消石灰、炭酸ソーダ等
のアルカリ金属及びアルカリ土類金属の水酸化物、又は
炭酸塩などが挙げられる。これらの塩基性物質は純品で
ある必要はなく、それらの混合物あるいは各種プロセス
から排出される廃アルカリであっても何らさしつかえな
い。該塩基性物質の添加量は廃液中の、銀塩の還元処理
時における溶液のpHがり以上g未満、好ましくは5以
上g未満の範囲となる添加量で添加される。特に該廃液
中の銀塩がハロゲン化銀沈澱物の場合には還元処理によ
って酸性物質、例えば塩化銀の場合には塩化水素が、ま
た、臭化銀の場合には臭化水素がそれぞれ生成し、これ
により塩基性物質が消費されて溶液のpHが低下するの
で、塩基性物質全添加する際、その消費量を考慮して上
記塩基性物質の添加量を調節する必要がある。
該廃液のpH全4以上g未満としクク還元処理を行なえ
ば、後述する還元剤の分解に伴なう水素ガスの発生量も
比較的少ない。また、還元剤の還元効率も比較的筒いの
で、比較的少量の還元剤及び塩基性物質の使用で、短時
間に還元処理を行ない効率よぐ銀を回収することができ
る。
本発明方法において銀塩を含有する廃液を還元処理する
のに用いられる還元剤としてのヒドリドアルミン酸アル
カリ金属塩また(はヒドリドホウ酸アルカリ金属塩とし
ては、例えば水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ
素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素カ
リウムなどがあげられる・、これらの還元剤の添加量は
該廃液中の銀(金属銀として)1モルに対しO0弘〜/
、、S−モル、好まシくは015〜00gモルの範囲内
である。添加量が少なすぎる場合はその添加効果がなく
、また多すぎる場合にはその添加効果に差がなく、経費
がかさむのみであるので経済的ではない。また、上記還
元剤の添加時期にりhては銀の回収率には殆ど差がない
ので特に制限はなく、廃液の状態によって、■塩基性物
質を添加する前に添加する方法、■塩基性物質と同時に
添加する方法、及び■塩基性物質全添加しpH調整した
後に添加する方法等いずれの方法でも実施することがで
きる、例えば廃液のpHが酸性領域にある場合には上記
■または■の方法全採用するのが望ましい。また、廃液
のpHが中性域の場合には上記■〜■のいずれの方法を
採用してもよい・ このように廃液に上記還元剤及び塩基性物質を添加して
、PH調整しつつ還元処理を行なうと金属銀が析出し沈
澱してぐる。該還元処理は上記還元剤の存在下に、通常
s〜100℃の温度、好1しくは10〜30Cの温度で
、通常30分以上、好1しぐは30〜lλO分攪拌して
行なう。
還元処理を終了した金属銀沈澱物を含むスラリーは必要
に応じ静置した後、通常の固液分離法、例えば濾過、遠
心分離等により固液分離して、銀沈澱物を分離回収する
。回収した銀は水洗処理した後、或いは場合によっては
さらに精製処理した後、例えば硝酸に溶解させて硝酸銀
とする等して再使用することができる・〔作用〕 本発明方法における上記還元剤の作用機構は未だ充分明
らかではないが、恐らく銀塩を含有する廃液に添加され
た上記還元剤がpHダ以上g未満の範囲では比較的ゆる
やかな速度で分解し、その時発生する発生期の水素の還
元作用により銀塩が金属銀に還元され、該廃液中に沈澱
してくるものと推定される。例えば銀塩が塩化銀沈澱物
の場合には還元剤の分解により発生した発生期の水素の
還元作用により塩化銀が金属銀に還元され、その際副生
ずる塩化水素により塩化銀沈澱物の周辺のみが酸性とな
り還元剤の分解による還元反応がすみやかに進行するが
、その周囲は中性領域のpHk示し還元剤の自己分解が
やや抑制されるため還元剤分解による還元効率が高いも
のと推定される◎ 〔実施例〕 次に本発明を実施例(Icより更に具体的に説明するが
、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例によっ
て限定されるものではない。
 7 一 実施例1 塩化銀沈澱物gooti−(金属銀換算量3762)を
含有する水質試験廃液(塩化物イオンを硝酸銀で滴定し
た廃液及び塩化物イオンを硝酸銀でマスキングした後、
これ全過マンガン酸カリウムにより酸累消費量(C0D
un ) k分析した廃液を含む)を攪拌しながら、7
5%の苛性ソーダ全添加して該廃液のpH26に調整し
たのち、こ、れにダ、θ%の水素化ホウ素ナトリウムの
0.5%苛性ソーダ水溶液/ j 00 ff徐々に添
加した。その後これf20℃で60分間攪拌して該廃液
のpan乙に調整しながら還元処理し、金属銀の沈澱物
音析出させた。次いで沈澱物を瀘過し、水洗した後、分
離回収した。回収された沈澱物の量は3り0?であり、
金属銀の純度は原子吸光分析結果より9g、3重量%で
あった。
従って、銀の回収率は76.7重量%であった。
実施例コ〜を 実施例1において水素化ホウ素ナトリウムの添加量を第
1表のように変えたこと以外は同一条件で処理を行なっ
た。結果′fI:第I:に示す・比較例1〜3 実施例1において該廃液のpHをコに調整し、さらに水
素化ホウ素ナトリウムの添加量を第1表のように変えた
こと以外は同一条件で処理ヲ行なった。結果を第1表に
示す。
比較例弘 実施例1におけるのと同一の廃液に36%の塩酸水溶液
at、otlを添加した酸性廃液に亜鉛粉末/ 、t 
Off添加し!rθ℃で720分間攪拌する還元処理を
行なって金属銀の沈澱を析出させ、これヲ沖遇し、水洗
後分離回収した。回収された沈澱物の量は3り2zであ
り、金属銀の純度はるり、クチであった。従って、銀の
回収率は乙!5重量%あった。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、銀塩を含有する廃液(r%定の
液pHK調整し、これにヒドリドアルミン酸アルカリ金
属塩及びヒドリドホウ酸ア〃簡単な方法で還元処理をす
ることによって容易に金属銀を沈澱させて効¥よく分離
回収することができる。また、本発明の方法は従来法に
比べ高い回収率で高純度の銀を回収することができる。
出願人  三菱化成工業株式会社 代理人  弁理士 長谷用  − ほか1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銀塩を含有する廃液にヒドリドアルミン酸アルカ
    リ金属塩及びヒドリドホウ酸アルカリ金属塩からなる群
    から選ばれた少なくとも一種の化合物並びに塩基性物質
    を添加し、該廃液のpHを4以上8未満に調整しつつ還
    元処理した後、析出する金属銀を固液分離することを特
    徴とする銀の回収法。
JP16014084A 1984-07-30 1984-07-30 銀の回収法 Pending JPS6137933A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16014084A JPS6137933A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 銀の回収法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16014084A JPS6137933A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 銀の回収法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6137933A true JPS6137933A (ja) 1986-02-22

Family

ID=15708734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16014084A Pending JPS6137933A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 銀の回収法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6137933A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02163327A (ja) * 1988-12-16 1990-06-22 Electroplating Eng Of Japan Co 貴金属回収用還元剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02163327A (ja) * 1988-12-16 1990-06-22 Electroplating Eng Of Japan Co 貴金属回収用還元剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2697778B2 (ja) 塩化第二銅廃液の処理方法
US5137700A (en) Processes employing iodine-iodide etching solutions
KR102460255B1 (ko) 염화코발트 수용액의 정제 방법
CN114349079A (zh) 一种电解生产三氟化氮气体中镍渣固废的资源化处理方法
JPH01176227A (ja) 高純度塩化クロム水溶液の製造方法
JPH0321490B2 (ja)
US2845330A (en) Method of recovering cyanides from waste aqueous solutions containing metal cyanides
CN103667706B (zh) 一种金铂合金废料中金的分离提纯方法
JPS6137933A (ja) 銀の回収法
JP2000169116A (ja) セレンの選択的浸出回収方法
JPS5952696B2 (ja) 銅電解アノ−ドスライムから銅及びセレニウムを回収する方法
JP2002212650A (ja) 金属電極からの白金族金属の回収方法
JP3840656B2 (ja) 水溶液の精製方法及び精製水溶液
US5244777A (en) Method of recovering silver from photographic processing solutions
CA1087132A (en) Method for coalescing mercury particles
US6337056B1 (en) Process for refining noble metals from auriferous mines
JPS6134125A (ja) 銀の回収方法
JPS589820B2 (ja) アルミニウム含有鉱石の処理から得られるアルミン酸アルカリ溶液からガリウムを回収する方法
JP2004521060A (ja) 水酸化ニッケル廃液流から硫酸ナトリウムを除去するための方法
JP2001047064A (ja) めっき排水中のほう素の除去方法
WO1982003722A1 (en) Process for treating liquid radioactive waste
JPS5884934A (ja) パラジウムの回収方法
JP4505951B2 (ja) 高純度塩化第二鉄水溶液の製造方法
JPH04139022A (ja) 塩化第一銅の製造方法
JPH1099874A (ja) 6価セレンの還元方法