JPS6137623A - 弁体を内設した気送子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は１気送管内を空気圧によって搬送される気送子
に関し、特に、搬送物の支持部分を気送管の外ｇＩＫに
配置した気送子に関する。

従来の技術 このオΦの従来技術としては、たとえば特公昭４７−３
８３９６号、同４９−４４９９０号、同４９−４６１４
８号の各公報で開示された気送子が知られている。

発明が解決しようとする問題点 上述した従来技術では、気送管内に配置される気送子は
、気送子内に搬送物を収納するよう構成された他の従来
技術と同様、その内部全空気が流通することができない
構成であるから、走行及び発進、停止をも含んだ各動作
における速度制御は空気圧によっ−Ｃ制御せざるを得な
いので、発進あるいは停止動作を穏やかに行なうことが
できず、また、カーブ部分をはじめとする各走行部分で
の速度制御が困難であるほか、複数の気送子を同一の気
送管の中で各別に速度制御することは不可能であった。

本発明は、このような欠点を解消し、円滑な走行と速度
制御を容易にした気送子を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は上述した目的を達成するために、両端が開放さ
れた筒状の本体内に回動自在な弁体を配設する一方、搬
送物に本体に連結杆を介して支持された気送管外に位置
する搬送物支持体に支持したものである。

作　　　用 弁体を回動させることによって、本体内を流通する空気
に対する弁体の受圧強度を調節し、とれてよって気送子
の走行速度を制御するものである。

実施例 以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細
に説明する。

第１図ないし第３図は本発明の第１実施例を示し、第１
図は気送管内で停止状態にある気送子を示す縦断側面図
、第２図は走行状態にある気送子を示す縦断正面図、第
３図は連結杆とシール片占の関係を示す横断平面図であ
る。断面円形の気送管１の上面には、軸線方向に直状に
伸びるスリット２が形成さｔしる一方、このスリット２
け一対の弾性を有するシール片３．４によって閉塞され
、気送管１内の気密性が保たれている。そして、前記気
送管１は図示していないエアー吸引機構に連通されてい
る。気送子５は、前記気送管１内に位置する円筒状で両
端が開口された本体６と、前記気送管１外に位置して搬
送物１図示せず）を載置する搬送物支持体７と全備え、
この搬送物支持体７は前記本体６に、スリット２及びシ
ール片３゜４を貫通して伸びる連結杆８によって支持さ
れている。連結杆８は、第３図に示したように、シール
片３，４のシール作用を阻害しないように横断面形状が
流線形に形成されている。第１図及び第２図に示したよ
うに、本体６内には、本体乙の軸線と直交する支持軸９
を介して回動自在に円板状の弁体１０が支持されている
。前記支持軸９は、連結杆８に回動自在に支持されると
ともに、折曲端が前記連結杆８外へ突出したＬ字状のレ
バー１１と一体的に固定され、前記レバー１１を回動す
ると支持軸９とともに弁体１０も同方向に回動するもの
である。なお、第１図及び第２図中、１２゜１３は本体
６の外周面に嵌着固定しｉ　ＩＪングンシーである。

本実施例は以上の如く構成したので、レバー１１の突出
端を本体６の軸線と平行に位置させた第１図状態では、
弁体１０に最も開放された状態となり、本体６内を空気
が流通することによって、気送子５は停止状態となる。

一方、レバー１１の突出端を本体乙の軸線と直角に位置
させた第２図図示状態では、弁体１０げ最も閉塞された
状態となり、弁体１０に対する空気圧の作用が最大とな
って、気送子５は空気圧に応じた最高速度で走行するこ
とになる。したがって、レバー１１を、第１図状態から
第２図状態に至るまでの適宜位置に設定することにより
、空気圧を変更することなく、気送子５０走行速度を調
整することができる。才た、同一気送管１内に複数の気
送子５を連続停止させたうえ、さらに他の気送子５を走
行きせたり、前述の停止中の気送子５を順次走行ζせる
ことも可能となる。

第４図は、本発明の第２実施例を示す縦断正面図である
。本実施例が上述した第１実施例と異なるところ（σ、
気送管１ａの断面が四角形である点゛と、リングノール
１２，１３を設けずに、前後繻の各外周面に気送管１ａ
　の角部に接触する８個の走行輪１４（但し、４個のみ
図示）を設けた点である。他の構成及び作用についてに
第１実施例とｒｆｌ　Ｗｒ　　−１り　Ａ　　Ｌ−１＋
、Ｉ’−−ｉ−ρ）寸ｄ　目Ｈｒｒセ　／ｋ　ｌｕ’１
．　　手Ｚ本実施例は、気送子５ａが大型の場合に適す
る構成であり、したがって、重い搬送物や大膝の搬送物
を搬送するのに適したものである。

第５図及び第６図は本発明の第３実施例を示し、第５図
は一部を省略した縦断側面図、第６図は同じく縦断正面
図である。本実施例にお！ハては、角型の気送管１ｂ　
ｋ使用し、気送−ｆ’−５１）の本体６ｂにおける前後
端の各外周面に前記第２実施例と同様８個の走行輪１５
を設ける一方、こわ、らの近傍に、気送管１ｂの断面形
状にならった気密／−ル１６．１７を設けている。前記
各気密シール１６．１７に、本体５ｂ外周面の周溝１８
ｉ９１てそれぞれ遊嵌さハ２るととも（で、本体５ｂと
の間に弾発バネ（図示せず）が配設されることによって
、第６図」＝、上下左右π微動可能である。捷た８２本
体５ｂの前後端面から若干突出するようｅこして、三叉
状の支持杆２０．２１に固定された固定環２２．２３が
設けられ、これら固定環２２．２３にはそれぞれ衝突時
の衝撃を緩衝するための弾性材からなるバッフ了−２４
，２５が固定されている。

さらに、各７一ル片３ｂ　、　４ｂ　ｌｄスポンジ状連
弾性材らなり、連結杆８ｂとの各接触面には、二硫化モ
リブテン系の固体被膜潤滑剤が摩擦減少のためにコーテ
ィングされている。他の構成及び作用については前記各
実施例と同様であるからその説明は省略する。

本実施例においては、前記第２実施例と同様の利点を有
するほか、気密シール１６．１７とバッフ了−２４，２
５を設けたことによって、走行性能を一段と向上させる
ことができる。

なお、本発明においては連結杆８　、８ａ　、　８１）
の突出方向は上方のみに限らず、水平あるいは下方でも
よいものである。また、弁体１０．１０ａ、１０ｂに本
体６　、６ａ　、　６ｂの形状にならって形成すればよ
く、本体６　、６ａ　、　６ｂが角筒形の場合には角板
状に形成される。この弁体１０　、１ｏａ　、　１０ｂ
の操作はカム等を用いた機械的手段のほか、本体６゜６
ａ　、　６ｂ　ＩＦ−搭載したバノテリーヲセンサーで
制御して弁体１０　、１０ａ　、　１０））を動かすよ
うな電気的手段でもよい。さらに、気送管１　、１８　
、１ｂ内を負圧にする一方、シール片３１４１３ａ　＋
４ａ１３ｂ、４ｂに二硫化モリブデン系や弗素樹脂系の
固体被膜潤滑剤をコーティングするなどして連結杆８゜
８ａ　、　８ｂとの摩擦を減少させ、発塵をおさえれば
、粉塵をきらう半導体の搬送に最適なものとなる。この
ように、本発明は上述した実施例に何ら限定されるもの
ではない。

発明の効果 以上詳細に説明したところで明らかなように、本発明に
よれば、気送管内の空気圧を変化させることなく、弁体
を調整することによって、気送子の走行速度を自在に調
整することができるので、スロースタートやスロースト
ップが可能となるほか、カーブ部分での速度調整が容易
となるので安定した走行が可能となり、ｉｉり、同一気
送管内での複数の気送子の個別制御が可能となるという
勝れた効果を奏することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の好適な実施例を示し、第１図は停止状態の
気送子を示す縦断側面図、第２図は走行状態の気送子を
示す縦断正面図、第３図は連結杆とソール片との関係を
示す横断平面図、第４図は１　、１８　、１１）　・・
・気送管　２　、２ａ　、　２ｂ　・・・ス　リ　ｙ　
　ｌ・３　　、　４　　、　３ａ、　　４ａ　　、　　
３ｂ　　、　　４ｂ　　・・−シール片　５　、５ａ　
、　５１：ｌ　・・・気送子　６　、６ａ　、　６ｂ・
・・本体　７　、７ａ　、　７ｂ・・・搬送物支持体３
　、３ａ、　８１）　−・・連結杆　１０　、１０ａ　
、　１０ｂ　・・・弁体 特許出願人　日本エアーンユーター株式会社第２図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 両端が開放された筒状の本体と、この本体内に本体の軸
   線と直交する軸を中心として回動自在に配設された弁体
   と、前記本体に連結杆を介して支持された搬送物支持体
   とから構成されることを特徴とする弁体を内設した気送
   子。