JPH0533011Y2 - - Google Patents

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JPH0533011Y2
JPH0533011Y2 JP1575088U JP1575088U JPH0533011Y2 JP H0533011 Y2 JPH0533011 Y2 JP H0533011Y2 JP 1575088 U JP1575088 U JP 1575088U JP 1575088 U JP1575088 U JP 1575088U JP H0533011 Y2 JPH0533011 Y2 JP H0533011Y2
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shaft
arm
substrate holding
housing
sealed
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【考案の詳細な説明】 〔概要〕 真空中で半導体装置を製造する場合に用いる真
空用半導体基板搬送装置に関し、 簡易な構成で十分な耐久性を有し、且つ発塵の
少ないことを目的とし、 真空容器の壁に対しベローズでシールされ、該
壁面に対し垂直方向に移動可能に設けられたハウ
ジングと、該ハウジングに設けられた中空部を挿
通し、Oリング等のシール手段でシールされた回
転自在で且つ中空な第1の軸と、該第1の軸の中
空部を挿通し、Oリング等のシール手段でシール
された回転自在な第2の軸と、上記第1の軸及び
第2の軸に取付けられた平行リンク機構とより構
成され、上記平行リンク機構は第2の軸の端部に
一端を固定され他端にピン孔を有するアームと、
第1の軸の端面にその回転中心から離れた位置に
一端を回動自在に軸着され且つ前記アームと同じ
長さを有するリンクと、前記アームとリンクとが
平行となるように他端を軸着した基板保持レバー
とよりなるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は真空中で半導体装置を製造する場合に
用いる真空用半導体基板搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、真空中で半導体装置を製造する場合、工
程間での半導体基板の搬送は、ベルト、ウオーキ
ングビーム、単機能ロボツトアーム等によつて行
なつていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
半導体装置を製造する真空中で用いる搬送装置
としては、機構部品が少なく、精度が高く、
十分な耐久性が有り、発塵の少ない、アウ
トガスが少ないこと等の要件を満すことが必要で
ある。しかるに前述のベルト、ウオーキングビー
ム、単機能ロボツトアーム等では機構が複雑であ
つたり、発塵が多い等の問題があつた。
本考案は上記問題点に鑑み、簡易な構造で十分
な耐久性を有し、且つ発塵の少ない真空用半導体
基板搬送装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、真空容器の壁1に対しベローズ2
でシールされ、該壁面に対し垂直方向に移動可能
に儲けられたハウジング7と、該ハウジング7に
儲けられた中空部を挿通し、Oリング等のシール
手段10,10′でシールされた回転自在で且つ
中空な第1の軸13と、該第1の軸13の中空部
を挿通し、Oリング等のシール手段14,14′
でシールされた回転自在な第2の軸16と、上記
第1の軸13及び第2の軸16に取付けられた平
行リンク機構17とより構成され、上記平行リン
ク機構17は第2の軸16の端部に一端を固定さ
れ他端にピン孔18を有するアーム19と、第1
の軸13の端面にその回転中心から離れた位置に
一端を回動自在に軸着され且つ前記アーム19と
同じ長さを有するリンク21と、前記アーム19
とリンク21とが平行となるように他端を軸着し
た基板保持レバー24とよりなることを特徴とす
る真空用半導体基板搬送装置によつて達成され
る。
〔作用〕
第1の軸13と第2の軸16を同一方向に同一
角速度で回動すれば基板保持レバー24の先端2
5は第2の回転軸16を中心として一定半径で回
動する。また第2の軸16を固定し第1の軸13
を時計方向又は反時計方向に回動すれば基板保持
レバー24はアーム19の先端のピン18を中心
として回動し、その先端25は第2の軸16から
の距離を変える。従つて上記2つの動作を適当に
組合わせることにより基板保持レバーの先端25
を所望野位置に移動させることができ、それによ
り基板を搬送することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例を示す図であり、aは
上面図、bは断面図である。
本実施例は同図に示すように、半導体製造装置
の真空容器の壁1にベローズ2がその一方の端部
に接合されたフランジ3によりOリング4を介し
て気密に取付けられ、該ベローズ2の他端には該
部に接合されたフランジ5によりOリング6を介
してハウジング7が気密に取付けられている。そ
して該ハウジング7はガイド8に案内され、シリ
ンダ等の直線駆動手段9により真空容器の壁1に
対して垂直方向に移動できるようになつている。
またハウジング7にはその中心に儲けられた中
空部を挿通し1対のOリング又は磁気シール等の
シール手段10,10′にシールされ、モータ1
1によりベルト12を介して回転駆動される中空
な第1の軸13が設けられ、該第1の軸13には
その中空部を挿通し、Oリング又は磁気シール等
のシール手段14,14′でシールされ、モータ
15で回転駆動される第2の軸16が設けられて
いる。
また第1,第2の軸には、第1図,第2図に示
すように、基板搬送用の平行リンク機構17が取
付けられている。この平行リンク機構17は、第
2の軸16の先端に一端を固定され他端にピン孔
18を有するアーム19と、一端を第1の中空軸
13の端面に軸着され他端にベアリング孔20を
有し、前記アーム19と同じ長さを有するリンク
21と、該リンク21及びアーム19が平行とな
るようにベアリング孔18,20をピン22,2
3で軸着した基板保持レバー24とで構成され、
該基板保持レバーの他端は基板保持部25となつ
ている。
このように構成された本実施例では、第1の軸
13と第2の軸16を同一方向に同一角速度で回
動すれば基板保持レバー24の先端の基板保持部
25は第2の軸16の中心として一定の半径を保
持して回動する。また第2の軸16を固定し第1
の軸13を時計方向又は反時計方向に回動すれば
基板保持レバー24は前記アーム19の先端のピ
ン22を中心として回動し、その先端の基板保持
部25は第2の軸16からの距離が変化する。従
つて上記2つの動作を適当に組合わせることによ
り基板保持レバー24の基板保持部25を所望の
位置に移動させることができる。また直線駆動手
段9によりハウジング7を駆動することにより基
板保持部25を真空容器の壁1に対して垂直方向
に移動させることもできる。
本実施例によれば、極めて簡単な構造であり、
可動部が少ないため十分な耐久性があり且つ発塵
も少ない。
〔考案の効果〕
以上説明した様に本考案によれば、基板の搬送
に平行なリンク機構を用いた簡単な構成で十分な
耐久性を有し、且つ発塵の少ない真空用半導体基
板搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す図、第2図は第
1図のZ矢方向から見た図である。 図において、1は真空容器の壁、2はベロー
ズ、3,5はフランジ、4,6はOリング、7は
ハウジング、8はガイド、9は直線駆動手段、1
0,10′,14,14′はシール手段、11,1
5はモータ、12はベルト、13は第1の軸、1
6は第2の軸、17は平行リンク機構、18,2
0はベアリング孔、19はアーム、21はリン
ク、22,23はピン、24は基板保持レバー、
25は基板保持部を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 真空容器の壁1に対しベローズ2でシールさ
    れ、該壁面に対し垂直方向に移動可能に設けられ
    たハウジング7と、 該ハウジング7に設けられた中空部を挿通し、
    Oリング等のシール手段10,10′でシールさ
    れた回転自在で且つ中空な第1の軸13と、 該第1の軸13の中空部を挿通し、Oリング等
    のシール手段14,14′でシールされた回転自
    在な第2の軸16と、 上記第1の軸13及び第2の軸16に取付けら
    れた平行リンク機構17とより構成され、 上記平行リンク機構17は第2の軸16の端部
    に一端を固定され他端にベアリング孔18を有す
    るアーム19と、第1の軸13の端面にその回転
    中心から離れた位置に一端を回動自在に軸着され
    且つ前記アーム19と同じ長さを有するリンク2
    1と、前記アーム19とリンク21とが平行とな
    るように他端を軸着した基板保持レバー24とよ
    りなることを 特徴とする真空用半導体基板搬送装置。
JP1575088U 1988-02-10 1988-02-10 Expired - Lifetime JPH0533011Y2 (ja)

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JP1575088U JPH0533011Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10

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JPH01120336U JPH01120336U (ja) 1989-08-15
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JP5996857B2 (ja) * 2011-09-30 2016-09-21 東京エレクトロン株式会社 駆動装置及び基板処理システム
EP3218926A2 (en) * 2014-11-14 2017-09-20 Mapper Lithography IP B.V. Load lock system and method for transferring substrates in a lithography system

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JPH01120336U (ja) 1989-08-15

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