JPS6136963Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6136963Y2 JPS6136963Y2 JP1978127171U JP12717178U JPS6136963Y2 JP S6136963 Y2 JPS6136963 Y2 JP S6136963Y2 JP 1978127171 U JP1978127171 U JP 1978127171U JP 12717178 U JP12717178 U JP 12717178U JP S6136963 Y2 JPS6136963 Y2 JP S6136963Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens barrel
- rotor
- support
- support device
- focus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Accessories Of Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレンズ鏡胴の支持装置に関し、特にレ
ンズ鏡胴の支持部材として回転子をスプリングに
よつて受け作動性を改良したレンズ鏡胴の支持装
置に関する。
ンズ鏡胴の支持部材として回転子をスプリングに
よつて受け作動性を改良したレンズ鏡胴の支持装
置に関する。
一般に、レンズ鏡胴のフオーカス機構はヘリコ
イドネジを使用したものであるが、フオーカスレ
ンズが取り付けてある部分とヘリコイドネジジと
は異なる部分にある事が多くフオーカスレンズ枠
部の重心が取り付け部に移動するためにヘリコイ
ドネジジ部における作動トルクが変動し、操作性
を悪くしたり、最悪の場合には作動不能となる事
もある。そこでフオーカシングの作動性を良くす
るためにフオーカスレンズ鏡胴の略重心位置に対
応する外周部を回転子を介して支持し、この支持
位置を調節自在となした装置は本出願人の提出し
た実開昭53−20937号公報に開示されている。
イドネジを使用したものであるが、フオーカスレ
ンズが取り付けてある部分とヘリコイドネジジと
は異なる部分にある事が多くフオーカスレンズ枠
部の重心が取り付け部に移動するためにヘリコイ
ドネジジ部における作動トルクが変動し、操作性
を悪くしたり、最悪の場合には作動不能となる事
もある。そこでフオーカシングの作動性を良くす
るためにフオーカスレンズ鏡胴の略重心位置に対
応する外周部を回転子を介して支持し、この支持
位置を調節自在となした装置は本出願人の提出し
た実開昭53−20937号公報に開示されている。
しかしながら、この回転子をフオーカス系鏡胴
の外周に接する様に調整する事は非常に困難であ
る。すなわち、このフオーカス系鏡胴は回転しな
がら前進するものであるから、ヘリコイドネジジ
とフオーカス鏡胴の外周との偏心が充分とれてい
ないと回転子が外周に常に接した状態とはならな
い。このことはある点で回転子が接する様に調整
した場合にもフオーカス系鏡胴に偏心があると操
作時に回転子が接しなかつたり、またはフオーカ
ス系鏡胴をこの回転子が上方へ押し上げたりして
しまうことによる。
の外周に接する様に調整する事は非常に困難であ
る。すなわち、このフオーカス系鏡胴は回転しな
がら前進するものであるから、ヘリコイドネジジ
とフオーカス鏡胴の外周との偏心が充分とれてい
ないと回転子が外周に常に接した状態とはならな
い。このことはある点で回転子が接する様に調整
した場合にもフオーカス系鏡胴に偏心があると操
作時に回転子が接しなかつたり、またはフオーカ
ス系鏡胴をこの回転子が上方へ押し上げたりして
しまうことによる。
また回転子が接するフオーカス系鏡胴の外周の
寸法精度も上記理由によりきびしく押えなくては
ならない。
寸法精度も上記理由によりきびしく押えなくては
ならない。
さらに、フオーカス系鏡胴の繰り出し量が多い
ものにとつては、ヘリコイドネジのガタのために
最も繰り出した状態と繰り出さない状態すなわち
至近側と無限遠側ではフオーカス系鏡胴の重量に
よる下方への傾きの量が異なるためヘリコイドネ
ジジのガタを極力押える必要が生じてくる。もし
このガタの量を押える事ができないと至近側と無
限遠側でヘリコイドネジジにかかる作動トルクが
変動する事になり操作性を良くする事は困難とな
る。
ものにとつては、ヘリコイドネジのガタのために
最も繰り出した状態と繰り出さない状態すなわち
至近側と無限遠側ではフオーカス系鏡胴の重量に
よる下方への傾きの量が異なるためヘリコイドネ
ジジのガタを極力押える必要が生じてくる。もし
このガタの量を押える事ができないと至近側と無
限遠側でヘリコイドネジジにかかる作動トルクが
変動する事になり操作性を良くする事は困難とな
る。
以上の理由でこの支持装置の装着操作および調
整には時間がかかるのである。特にENGレンズ
等(ハンデイタイプの取材用テレビレンズ)にお
いては、通常時には操作法およびカメラとレンズ
の総重量を少しでも軽くしたいことからこの様な
支持部材を取り付ける事は少なく、ワイドおよび
テレ側コンバータをフオーカス系鏡胴に取り付け
使用する場合には、これらのコンバータは一般に
重量が重いため、この支持部材が必要となるが上
記したように装着操作に時間がかかつてしまうの
では即時性に欠け、使用することが困難となる。
整には時間がかかるのである。特にENGレンズ
等(ハンデイタイプの取材用テレビレンズ)にお
いては、通常時には操作法およびカメラとレンズ
の総重量を少しでも軽くしたいことからこの様な
支持部材を取り付ける事は少なく、ワイドおよび
テレ側コンバータをフオーカス系鏡胴に取り付け
使用する場合には、これらのコンバータは一般に
重量が重いため、この支持部材が必要となるが上
記したように装着操作に時間がかかつてしまうの
では即時性に欠け、使用することが困難となる。
したがつて、本考案は上記欠点を除去するため
に、従来のレンズ鏡胴の回転部を支持する回転子
をスプリングによつて受けるように構成し、調節
操作を大幅に短縮しかつヘリコイドネジジのガタ
にも左右されないレンズ鏡胴の支持装置を提供す
ることを目的とする。
に、従来のレンズ鏡胴の回転部を支持する回転子
をスプリングによつて受けるように構成し、調節
操作を大幅に短縮しかつヘリコイドネジジのガタ
にも左右されないレンズ鏡胴の支持装置を提供す
ることを目的とする。
以下本考案を添付図面の望ましい実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図は本考案のレンズ鏡胴の支持装置を装着
した場合の側面図である。
した場合の側面図である。
レンズ本体10にはアイリスリング11、ズー
ムリング12およびフオーカス系鏡胴中のフオー
カスレンズを図示せぬヘリコイドネジジにより移
動させるフオーカスリング13がそれぞれ回動自
在に設けられており、手動あるいはサーボユニツ
トにより電気的に回動制御される。
ムリング12およびフオーカス系鏡胴中のフオー
カスレンズを図示せぬヘリコイドネジジにより移
動させるフオーカスリング13がそれぞれ回動自
在に設けられており、手動あるいはサーボユニツ
トにより電気的に回動制御される。
またこのフオーカスリング13にはコンバータ
14が取付けられており、フオーカスリング13
の回動操作により回動進退動作をする。さらにレ
ンズ本体10には一般の使用に際して取付けられ
るレンズリツプ(図示せず)のグリツプアタツチ
メント15が取付けられ、支持装置20はこのア
タツチメントに取付けられたレンズグリツプ取付
ノブ16により締めつけ固定されている。
14が取付けられており、フオーカスリング13
の回動操作により回動進退動作をする。さらにレ
ンズ本体10には一般の使用に際して取付けられ
るレンズリツプ(図示せず)のグリツプアタツチ
メント15が取付けられ、支持装置20はこのア
タツチメントに取付けられたレンズグリツプ取付
ノブ16により締めつけ固定されている。
支持装置20は回転子22、この回転子22を
回動自在に取付けるネジ21および支持台23、
この支持台23を支持する支持枠25から構成さ
れコンバータ14を支持している。この支持装置
20をさらに詳述するために第2図に示す要部断
面図を参照して以下に説明するが第1図と同一符
号は同一物を示すものとする。
回動自在に取付けるネジ21および支持台23、
この支持台23を支持する支持枠25から構成さ
れコンバータ14を支持している。この支持装置
20をさらに詳述するために第2図に示す要部断
面図を参照して以下に説明するが第1図と同一符
号は同一物を示すものとする。
すなわち、回転子22は回転軸をかねたネジ2
1により支持台23に取付けられている。この支
持台23はさらに支持枠25の円筒部25aに嵌
合する円筒部23aを有しこの円筒の内部にスプ
リング24を介装している。
1により支持台23に取付けられている。この支
持台23はさらに支持枠25の円筒部25aに嵌
合する円筒部23aを有しこの円筒の内部にスプ
リング24を介装している。
またこの円筒部25aには長穴27が設けられ
ており、支持台に取付けられたピン26と共に前
記支持台23を上下方向のみに運動を規制してい
る。
ており、支持台に取付けられたピン26と共に前
記支持台23を上下方向のみに運動を規制してい
る。
さらに支持枠25は植立部25bを有しレンズ
本体10に取付けられる。
本体10に取付けられる。
以上の構成により、ヘリコイドネジジとフオー
カス系鏡胴の外周との偏心については、光学性能
上影響のない量の偏心であれば、回転子22が外
周に接しなかつたり、フオーカス系鏡胴を上方に
押し上げる事とはならない。ここでこの回転子2
2を受けるスプリング24は回転子22が受ける
鏡胴の重量及び位置によりバネとしての強さを設
定したものである。
カス系鏡胴の外周との偏心については、光学性能
上影響のない量の偏心であれば、回転子22が外
周に接しなかつたり、フオーカス系鏡胴を上方に
押し上げる事とはならない。ここでこの回転子2
2を受けるスプリング24は回転子22が受ける
鏡胴の重量及び位置によりバネとしての強さを設
定したものである。
さらにフオーカス系鏡胴の外周寸法精度も上記
構成により、ラフで良い事になる。例えば鏡胴の
外周にテーパーがついても回転子22を受けるス
プリング24のたわみ量の範囲であればなんら問
題とはならない。
構成により、ラフで良い事になる。例えば鏡胴の
外周にテーパーがついても回転子22を受けるス
プリング24のたわみ量の範囲であればなんら問
題とはならない。
またヘリコイドネジジのガタによるレンズ鏡胴
の重量による下方への傾きによる作動性の悪さも
改良される。
の重量による下方への傾きによる作動性の悪さも
改良される。
ここでフオーカスレンズの移動方式としてヘリ
コイドネジジの場合について説明したが、カム溝
によつて移動されるレンズ鏡胴においても同様に
有効であることは云うまでもない。
コイドネジジの場合について説明したが、カム溝
によつて移動されるレンズ鏡胴においても同様に
有効であることは云うまでもない。
以上説明したように本考案のレンズ鏡胴の支持
装置によれば、回転子をスプリングで受けること
により、調節の時間が大幅に短縮され、特に
ENGレンズの如く支持部材を取り付け、取りは
ずす機会が多いものにとつて有効である。
装置によれば、回転子をスプリングで受けること
により、調節の時間が大幅に短縮され、特に
ENGレンズの如く支持部材を取り付け、取りは
ずす機会が多いものにとつて有効である。
また各部品精度もきびしく押える必要がなくな
るためコストダウンにもつながる等、従来にない
安価で高性能なレンズ鏡胴の支持装置が提供でき
る。
るためコストダウンにもつながる等、従来にない
安価で高性能なレンズ鏡胴の支持装置が提供でき
る。
第1図は本考案のレンズ鏡胴の支持装置を
ENGレンズに取付けた場合の実施例における側
面図および第2図は支持装置本体の要部断面図を
それぞれ示す。 10……レンズ本体、11……アイリスリン
グ、12……ズームリング、13……フオーカス
リング、14……コンバータ、15……レンズグ
リツプアタツチメント、20……支持装置、22
……回転子、23……支持台、24……スプリン
グ、25……支持枠、26……ピン。
ENGレンズに取付けた場合の実施例における側
面図および第2図は支持装置本体の要部断面図を
それぞれ示す。 10……レンズ本体、11……アイリスリン
グ、12……ズームリング、13……フオーカス
リング、14……コンバータ、15……レンズグ
リツプアタツチメント、20……支持装置、22
……回転子、23……支持台、24……スプリン
グ、25……支持枠、26……ピン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 レンズ鏡胴の回転部を回転子いて押接させ支
持するレンズ鏡胴の支持装置において、一端に
レンズ鏡胴本体取付部および他端に前記回転部
に押接される回転子とこの回転子を回転自在に
支持し上方向に付勢された支持台とこの支持台
を上下方向のみに運動規制する円筒部とからな
る回転支持部を設けた支持枠とから構成される
ことを特徴とするレンズ鏡胴の支持装置。 2 前記回転部をフオーカスリングに取付けられ
るコンバータとなしたことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項記載のレンズ鏡胴の支
持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978127171U JPS6136963Y2 (ja) | 1978-09-16 | 1978-09-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978127171U JPS6136963Y2 (ja) | 1978-09-16 | 1978-09-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5542888U JPS5542888U (ja) | 1980-03-19 |
JPS6136963Y2 true JPS6136963Y2 (ja) | 1986-10-27 |
Family
ID=29089697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978127171U Expired JPS6136963Y2 (ja) | 1978-09-16 | 1978-09-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6136963Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2655695B2 (ja) * | 1988-08-22 | 1997-09-24 | 富士写真光機株式会社 | 撮影レンズのサイドグリップ |
JP7254888B2 (ja) * | 2017-12-06 | 2023-04-10 | キヤノン株式会社 | レンズ装置、撮像装置および支持部材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322357B2 (ja) * | 1972-10-14 | 1978-07-07 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS542666Y2 (ja) * | 1975-10-31 | 1979-02-05 | ||
JPS5322357U (ja) * | 1976-08-04 | 1978-02-24 |
-
1978
- 1978-09-16 JP JP1978127171U patent/JPS6136963Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322357B2 (ja) * | 1972-10-14 | 1978-07-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5542888U (ja) | 1980-03-19 |
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