JPS6136850Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136850Y2 JPS6136850Y2 JP5261882U JP5261882U JPS6136850Y2 JP S6136850 Y2 JPS6136850 Y2 JP S6136850Y2 JP 5261882 U JP5261882 U JP 5261882U JP 5261882 U JP5261882 U JP 5261882U JP S6136850 Y2 JPS6136850 Y2 JP S6136850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- pressure port
- sleeve
- fluid
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 13
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主としてキヤビテーシヨンによる騒音
を低下させるに適した低騒音バランスピストン形
リリーフ弁に関する。
を低下させるに適した低騒音バランスピストン形
リリーフ弁に関する。
従来この種のリリーフ弁として、第１図示のよ
うに、圧力ポートａと排圧ポートｂとを備えた弁
筐ｃ内に該圧力ポートａの流体圧力により押され
て開くピストンｄを設け、該ピストンｄの開弁に
より連通する圧力ポートａと排圧ポートｂとの流
路ｅにキヤビテーシヨンの発生を防止すべくオリ
フイスｆを設けるようにしたものが知られるが、
このものではシート部ｇの傾角とオリフイスｆの
絞り具合とをマツチさせることが困難で大きな騒
音低下の効果が得られず、該ピストンｄの安定性
が悪い等の不都合がある。また該シート部ｇが第
２図示のようにチヨークｈとなるようにピストン
ｄと弁筐ｃとを形成し、オリフイスｆに於ける急
激な縮流を防止すると共に該オリフイスｆにその
後方の静圧が回復した流体を小孔ｉを介して逆流
入するようにしたものも知られるが、チヨークｈ
が長いので通過抵抗が大きく、良好な最低設定圧
力が得られず、該小孔ｉの加工が難しく、さらに
オリフイスｆに安定して小孔ｉから流体を供給す
るために室ｊの容量を小さくすることが難しい等
の欠点がある。
うに、圧力ポートａと排圧ポートｂとを備えた弁
筐ｃ内に該圧力ポートａの流体圧力により押され
て開くピストンｄを設け、該ピストンｄの開弁に
より連通する圧力ポートａと排圧ポートｂとの流
路ｅにキヤビテーシヨンの発生を防止すべくオリ
フイスｆを設けるようにしたものが知られるが、
このものではシート部ｇの傾角とオリフイスｆの
絞り具合とをマツチさせることが困難で大きな騒
音低下の効果が得られず、該ピストンｄの安定性
が悪い等の不都合がある。また該シート部ｇが第
２図示のようにチヨークｈとなるようにピストン
ｄと弁筐ｃとを形成し、オリフイスｆに於ける急
激な縮流を防止すると共に該オリフイスｆにその
後方の静圧が回復した流体を小孔ｉを介して逆流
入するようにしたものも知られるが、チヨークｈ
が長いので通過抵抗が大きく、良好な最低設定圧
力が得られず、該小孔ｉの加工が難しく、さらに
オリフイスｆに安定して小孔ｉから流体を供給す
るために室ｊの容量を小さくすることが難しい等
の欠点がある。
本考案はこうした欠点を解決することを目的と
したもので、リリーフ弁筐１内に圧力ポート２に
作用する流体圧力により移動して該圧力ポート２
を排圧ポート３に連通するピストン４を設けるよ
うにしたものに於て、該弁筐１内にスリーブ５を
嵌着してそのシート部６に該ピストン４を当接さ
せ、該ピストン４と該スリーブ５との間に前記シ
ート部６から排圧ポート３へ連通する流路７を形
成すると共に該ピストン４と該スリーブ５とで流
路７を流れる流体に大きな通過抵抗を与えない程
度に絞る絞り８を形成し、該シート部６と該絞り
８との間の流路７ａに排圧ポート３から流体を導
入すべくスリーブ５に小孔９を形成して成る。
したもので、リリーフ弁筐１内に圧力ポート２に
作用する流体圧力により移動して該圧力ポート２
を排圧ポート３に連通するピストン４を設けるよ
うにしたものに於て、該弁筐１内にスリーブ５を
嵌着してそのシート部６に該ピストン４を当接さ
せ、該ピストン４と該スリーブ５との間に前記シ
ート部６から排圧ポート３へ連通する流路７を形
成すると共に該ピストン４と該スリーブ５とで流
路７を流れる流体に大きな通過抵抗を与えない程
度に絞る絞り８を形成し、該シート部６と該絞り
８との間の流路７ａに排圧ポート３から流体を導
入すべくスリーブ５に小孔９を形成して成る。
第３図はその１例を示すもので、該ピストン４
はパイロツト弁１０が圧力ポート２の圧力で開弁
されると背後のばね１１に抗して上動するバラン
スピストン形に構成した。１２は圧力ポート２を
オリフイス１３を介してパイロツト弁１０に接続
するパイロツト回路、１４はバランスピストン４
の背後のばね室１５をパイロツト弁１０に接続す
るパイロツト回路を示す。
はパイロツト弁１０が圧力ポート２の圧力で開弁
されると背後のばね１１に抗して上動するバラン
スピストン形に構成した。１２は圧力ポート２を
オリフイス１３を介してパイロツト弁１０に接続
するパイロツト回路、１４はバランスピストン４
の背後のばね室１５をパイロツト弁１０に接続す
るパイロツト回路を示す。
その作動を説明するに、圧力ポート２の圧力が
パイロツト弁１０の開弁圧力を越え、これが開弁
するとピストン４が上方へ移動して圧力ポート２
の圧力流体を流路７を介して排圧ポート３から排
出する。この場合シート部６とピストン４との間
隙から流路７に流入する圧力ポート２の流体は絞
り８により通過抵抗が大きくならない程度に絞ら
れると共に該絞り８の前方でのキヤビテーシヨン
の発生を防止するようにスリーブ５に形成した小
孔９から排圧ポート３の圧力が安定化した流体が
導入される。
パイロツト弁１０の開弁圧力を越え、これが開弁
するとピストン４が上方へ移動して圧力ポート２
の圧力流体を流路７を介して排圧ポート３から排
出する。この場合シート部６とピストン４との間
隙から流路７に流入する圧力ポート２の流体は絞
り８により通過抵抗が大きくならない程度に絞ら
れると共に該絞り８の前方でのキヤビテーシヨン
の発生を防止するようにスリーブ５に形成した小
孔９から排圧ポート３の圧力が安定化した流体が
導入される。
このように本考案によるときは流路７ａにスリ
ーブ５の小孔９を介して排圧ポート３の安定した
背圧の流体を導くので圧力安定性と最低設定圧力
に影響を与えずに騒音を低減出来、スリーブ５に
小孔９を形成するのでその加工も容易である等の
効果がある。
ーブ５の小孔９を介して排圧ポート３の安定した
背圧の流体を導くので圧力安定性と最低設定圧力
に影響を与えずに騒音を低減出来、スリーブ５に
小孔９を形成するのでその加工も容易である等の
効果がある。
第１図及び第２図は従来例の截断側面図、第３
図は本考案の１例の截断側面図である。 １……リリーフ弁筐、２……圧力ポート、３…
…排圧ポート、４……ピストン、５……スリー
ブ、６……シート部、７，７ａ……流路、８……
絞り、９……小孔。
図は本考案の１例の截断側面図である。 １……リリーフ弁筐、２……圧力ポート、３…
…排圧ポート、４……ピストン、５……スリー
ブ、６……シート部、７，７ａ……流路、８……
絞り、９……小孔。
Claims (1)
- リリーフ弁筐１内に圧力ポート２に作用する流
体圧力により移動して該圧力ポート２を排圧ポー
ト３に連通するピストン４を設けるようにしたも
のに於て、該弁筐１内にスリーブ５を嵌着してそ
のシート部６に該ピストン４を当接させ、該ピス
トン４と該スリーブ５との間に前記シート部６か
ら排圧ポート３へ連通する流路７を形成すると共
に該ピストン４と該スリーブ５とで流路７を流れ
る流体に大きな通過抵抗を与えない程度に絞る絞
り８を形成し、該シート部６と該絞り８との間の
流路７ａに排圧ポート３から流体を導入すべくス
リーブ５に小孔９を形成してなる低騒音バランス
ピストン形リリーフ弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5261882U JPS58155465U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 低騒音バランスピストン形リリ−フ弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5261882U JPS58155465U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 低騒音バランスピストン形リリ−フ弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58155465U JPS58155465U (ja) | 1983-10-17 |
| JPS6136850Y2 true JPS6136850Y2 (ja) | 1986-10-25 |
Family
ID=30063322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5261882U Granted JPS58155465U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | 低騒音バランスピストン形リリ−フ弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58155465U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10306927A1 (de) * | 2003-02-19 | 2004-09-09 | Hammelmann Maschinenfabrik Gmbh | Druckbegrenzungsventil |
-
1982
- 1982-04-13 JP JP5261882U patent/JPS58155465U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58155465U (ja) | 1983-10-17 |
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