JPS6136584Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136584Y2 JPS6136584Y2 JP6149083U JP6149083U JPS6136584Y2 JP S6136584 Y2 JPS6136584 Y2 JP S6136584Y2 JP 6149083 U JP6149083 U JP 6149083U JP 6149083 U JP6149083 U JP 6149083U JP S6136584 Y2 JPS6136584 Y2 JP S6136584Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exciter
- pile
- oil
- self
- supplied
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自走式杭打機に係り、特に油圧シヨベ
ルカー様の自走式杭打機に関するものである。
ルカー様の自走式杭打機に関するものである。
近年、杭打ち時の振動、騒音が公害として社会
問題化しており、このことから杭打ち、杭抜き作
業を迅速かつ静穏に行える自走式杭打機が広く使
用されて来ている。
問題化しており、このことから杭打ち、杭抜き作
業を迅速かつ静穏に行える自走式杭打機が広く使
用されて来ている。
この自走式杭打機は油圧シヨベルカーのシヨベ
ルの替わりに、アーム先端に振動式杭打装置を取
り付けたものとなつている。
ルの替わりに、アーム先端に振動式杭打装置を取
り付けたものとなつている。
第1図はこのような自走式杭打機の側面図であ
る。第1図において1は自走車体であつて、その
上部にはエンジン2及び運転室3等を備えた旋回
部4が回転可能に装備されており、また走行手段
として左右一対の無限軌道5a,5bが装備され
ている。旋回部4にはブーム6がピン7によつて
所定角度俯仰可能に取り付けられており、かつブ
ーム6の先端にはアーム8がピン9によつて所定
角度俯仰可能に取り付けられている。アーム8の
先端には起振機10が取付治具11を介して取り
付けられており、シートパイル等の杭12を把持
するためのチヤツク13がこの起振機10と一体
的に設備されている。
る。第1図において1は自走車体であつて、その
上部にはエンジン2及び運転室3等を備えた旋回
部4が回転可能に装備されており、また走行手段
として左右一対の無限軌道5a,5bが装備され
ている。旋回部4にはブーム6がピン7によつて
所定角度俯仰可能に取り付けられており、かつブ
ーム6の先端にはアーム8がピン9によつて所定
角度俯仰可能に取り付けられている。アーム8の
先端には起振機10が取付治具11を介して取り
付けられており、シートパイル等の杭12を把持
するためのチヤツク13がこの起振機10と一体
的に設備されている。
ブーム6は、左右に配置された一対の油圧シリ
ンダ14a,14bによつて俯仰されるものであ
る。油圧シリンダ14a,14bは、その基部が
ピン15によつて旋回部4に枢着されており、更
に、ピン16によつて油圧シリンダ14a,14
bのロツド17a,17bの先端がブーム6に枢
着されている。また、18はアーム8を俯仰させ
る油圧シリンダであり、その基部はピン19によ
つてブーム6の途中に枢着されており、該油圧シ
リンダ18のロツド20の先端はピン21により
アーム8の後端に枢着されている。
ンダ14a,14bによつて俯仰されるものであ
る。油圧シリンダ14a,14bは、その基部が
ピン15によつて旋回部4に枢着されており、更
に、ピン16によつて油圧シリンダ14a,14
bのロツド17a,17bの先端がブーム6に枢
着されている。また、18はアーム8を俯仰させ
る油圧シリンダであり、その基部はピン19によ
つてブーム6の途中に枢着されており、該油圧シ
リンダ18のロツド20の先端はピン21により
アーム8の後端に枢着されている。
しかして起振機10に圧油を供給して振動を発
生させ、この振動をチヤツク13に把持されてい
るシートパイル等の杭12に付与しつつ、油圧シ
リンダ14a,14b及び18等を駆動して杭1
2を鉛直下方に押し下げることにより杭12が地
中に打ち込まれる。また逆に打ち込まれた杭12
の先端を把持し振動を加えながら上方に付勢する
ことにより杭抜きをも行うことができる。
生させ、この振動をチヤツク13に把持されてい
るシートパイル等の杭12に付与しつつ、油圧シ
リンダ14a,14b及び18等を駆動して杭1
2を鉛直下方に押し下げることにより杭12が地
中に打ち込まれる。また逆に打ち込まれた杭12
の先端を把持し振動を加えながら上方に付勢する
ことにより杭抜きをも行うことができる。
このような自走式杭打機において、旋回部4、
無限軌道5a,5bは油圧シリンダ14a,14
b,18と同様に、自走車体1に搭載された油圧
供給機構から供給される圧油によつて回動され
る。
無限軌道5a,5bは油圧シリンダ14a,14
b,18と同様に、自走車体1に搭載された油圧
供給機構から供給される圧油によつて回動され
る。
第2図はその油圧供給機構の系統図である。こ
の第2図に示す如く、通常、上述の如き自走式杭
打機においては、互いに独立した2つの油圧供給
機構A,Bが設置されている。第1の油圧供給機
構Aは第1のポンプP1を有し、ここで発生した圧
油は旋回部4の旋回駆動機構、ブーム6俯仰用の
一方の油圧シリンダ14a、アーム8俯仰用の油
圧シリンダ18、左側走行手段である無限軌道5
aの走行駆動機構へと供給される。
の第2図に示す如く、通常、上述の如き自走式杭
打機においては、互いに独立した2つの油圧供給
機構A,Bが設置されている。第1の油圧供給機
構Aは第1のポンプP1を有し、ここで発生した圧
油は旋回部4の旋回駆動機構、ブーム6俯仰用の
一方の油圧シリンダ14a、アーム8俯仰用の油
圧シリンダ18、左側走行手段である無限軌道5
aの走行駆動機構へと供給される。
また第2の油圧機構Bは第2のポンプP2を有
し、ブーム8俯仰用の他方の油圧シリンダ14
b、右側走行手段である無限軌道5bの走行駆動
機構、及び起振機10に圧油を供給むるよう構成
されている。
し、ブーム8俯仰用の他方の油圧シリンダ14
b、右側走行手段である無限軌道5bの走行駆動
機構、及び起振機10に圧油を供給むるよう構成
されている。
しかるに起振機10は一般にその油路の抵抗が
小さい。そのため次のような問題を生じている。
小さい。そのため次のような問題を生じている。
第2のポンプP2から送り出された油は負荷の
かからない起振機10に流れやすくなり、その
ため負荷のかかるブーム8俯仰用油圧シリンダ
14b、右側走行手段である無限軌道5bに油
が供給されにくくなつてしまい、これらの機能
が著しく低下する虞れがある。
かからない起振機10に流れやすくなり、その
ため負荷のかかるブーム8俯仰用油圧シリンダ
14b、右側走行手段である無限軌道5bに油
が供給されにくくなつてしまい、これらの機能
が著しく低下する虞れがある。
第2のポンプP2から、負荷がかからずに多量
の油が流れ込む所(起振機10)があるため
に、エンジン出力が第1のポンプP1にかかりに
くくなり、第2のポンプP2の方が稼動しやすく
なる。そのため第1のポンプP1からの圧油及び
油量発生が少なくなり、第1のポンプP1から油
が供給されている旋回機構、油圧シリンダ14
a,18及び左側走行機構の機能が著しく低下
する虞れがある。
の油が流れ込む所(起振機10)があるため
に、エンジン出力が第1のポンプP1にかかりに
くくなり、第2のポンプP2の方が稼動しやすく
なる。そのため第1のポンプP1からの圧油及び
油量発生が少なくなり、第1のポンプP1から油
が供給されている旋回機構、油圧シリンダ14
a,18及び左側走行機構の機能が著しく低下
する虞れがある。
また起振機10にも必らずしも十分な量の油
が供給される訳ではなく、起振力ぎ不足しがち
である。
が供給される訳ではなく、起振力ぎ不足しがち
である。
更に、また、旋回機構や油圧シリンダ14
a,14b,18に供給される油量が不足して
その駆動機能が低下すると、杭12を常時鉛直
に保持するためのこれら駆動機構の作動も円滑
さを欠くようになり、正確な杭打ちを行いにく
くなる。
a,14b,18に供給される油量が不足して
その駆動機能が低下すると、杭12を常時鉛直
に保持するためのこれら駆動機構の作動も円滑
さを欠くようになり、正確な杭打ちを行いにく
くなる。
起振機10への油の供給が適切でないと、騒
音や過大振動の原因となり、騒音及び振動防止
を果せなくなる。
音や過大振動の原因となり、騒音及び振動防止
を果せなくなる。
本考案の目的は上記従来技術の問題点を解消
し、杭打ち作業中でも旋回駆動機構、ブーム回動
機構、アーム回動機構等に十分な圧油、油量が供
給され、これらの機能が十分に維持されると共
に、起振機にも十分な油圧が供給されるようにな
り、正確でかつ迅速な杭打ち、杭抜きが可能とな
る自走式杭打機を提供することにある。
し、杭打ち作業中でも旋回駆動機構、ブーム回動
機構、アーム回動機構等に十分な圧油、油量が供
給され、これらの機能が十分に維持されると共
に、起振機にも十分な油圧が供給されるようにな
り、正確でかつ迅速な杭打ち、杭抜きが可能とな
る自走式杭打機を提供することにある。
この目的を達成するために本考案の自走式杭打
機は、第1及び第2の油圧供給機構の双方から起
振機へ油圧を供給可能とするように構成したもの
である。
機は、第1及び第2の油圧供給機構の双方から起
振機へ油圧を供給可能とするように構成したもの
である。
以下実施例について説明する。
第3図は本考案の実施例に係る自走式杭打機の
油圧回路図である。図示の如く本実施例において
は、第1の油圧供給機構Aからも起振機10に圧
油が供給できるよう構成されている。即ち第1の
ポンプP1からは切換弁(図示せず)を介して起振
機10に必要量の半分程度の油が供給されるよう
にし、起振機10への油の供給に負荷を加えてお
く。この第1のポンプP1から起振機10への油路
は、第2のポンプP2から起振機10に油を供給す
る油路と合流して起振機10に接続されている。
一方、第2のポンプP2から起振機28に供給され
る油も必要量の半分程度で、第2のポンプP2から
起振機10への油の供給にも負荷が加えられてお
り、第1及び第2のポンプP1,P2の油が合さつて
起振機10に必要量の油が供給されるものとなつ
ている。従つて、起振機10には十分な油が供給
されると共に、その油の供給には負荷が加えられ
ていわば流れにくい状態となつていることから、
他の油圧装置への油の供給が大きく妨げられない
ものである。尚、実施例に係る自走式杭打機の全
体構成は第1図のものと同様である。以下に効果
を示す。
油圧回路図である。図示の如く本実施例において
は、第1の油圧供給機構Aからも起振機10に圧
油が供給できるよう構成されている。即ち第1の
ポンプP1からは切換弁(図示せず)を介して起振
機10に必要量の半分程度の油が供給されるよう
にし、起振機10への油の供給に負荷を加えてお
く。この第1のポンプP1から起振機10への油路
は、第2のポンプP2から起振機10に油を供給す
る油路と合流して起振機10に接続されている。
一方、第2のポンプP2から起振機28に供給され
る油も必要量の半分程度で、第2のポンプP2から
起振機10への油の供給にも負荷が加えられてお
り、第1及び第2のポンプP1,P2の油が合さつて
起振機10に必要量の油が供給されるものとなつ
ている。従つて、起振機10には十分な油が供給
されると共に、その油の供給には負荷が加えられ
ていわば流れにくい状態となつていることから、
他の油圧装置への油の供給が大きく妨げられない
ものである。尚、実施例に係る自走式杭打機の全
体構成は第1図のものと同様である。以下に効果
を示す。
第1のポンプP1、第2のポンプP2からバラン
ス良く起振機10に油を供給することができ、
旋回駆動機構、左右の走行駆動機構、及び油圧
シリンダ14a,14b,18のいずれにも十
分な圧油、油量を供給することができ、これら
の機能を十分に発揮させることができる。
ス良く起振機10に油を供給することができ、
旋回駆動機構、左右の走行駆動機構、及び油圧
シリンダ14a,14b,18のいずれにも十
分な圧油、油量を供給することができ、これら
の機能を十分に発揮させることができる。
起振機10に十分な量の圧油、油量を供給す
ることができ、起振機10の起振力が高められ
る。
ることができ、起振機10の起振力が高められ
る。
エンジンの出力も第1のポンプP1、第2のポ
ンプP2の双方にバランス良く伝えられるように
なり、これがために圧油、油量を駆動動力源と
する全機構がスムースに作動するようになる。
そのため杭打ち作業中に杭12の姿勢を常時鉛
直方向に容易に維持することができるようにな
る。
ンプP2の双方にバランス良く伝えられるように
なり、これがために圧油、油量を駆動動力源と
する全機構がスムースに作動するようになる。
そのため杭打ち作業中に杭12の姿勢を常時鉛
直方向に容易に維持することができるようにな
る。
以上の通り本考案によれば杭打ち作業中でも旋
回駆動機構、ブーム回動機構、アーム回動機構に
十分な圧油、油量が供給され、これらの機能が維
持されると共に、起振機にも十分な圧油、油量が
供給されるようになり、正確でかつ迅速な杭打ち
及び杭抜きを行うことができるようになる。
回駆動機構、ブーム回動機構、アーム回動機構に
十分な圧油、油量が供給され、これらの機能が維
持されると共に、起振機にも十分な圧油、油量が
供給されるようになり、正確でかつ迅速な杭打ち
及び杭抜きを行うことができるようになる。
第1図は自走式杭打機の側面図、第2図は従来
の油圧回路図、第3図は本考案の実施例に係る油
圧回路図である。 1……自走車体、4……旋回部、6……ブー
ム、8……アーム、10……起振機、12……
杭、13……チヤツク。
の油圧回路図、第3図は本考案の実施例に係る油
圧回路図である。 1……自走車体、4……旋回部、6……ブー
ム、8……アーム、10……起振機、12……
杭、13……チヤツク。
Claims (1)
- 左右にそれぞれ走行手段を有し上部には回転可
能な旋回部を有する自走車体と、該旋回部に俯仰
可能に枢着されたブームと、該ブームの先端に俯
仰可能に枢着されたアームと、該アームの先端に
取り付けられた杭把持用チヤツク及び起振機と、
を具備し、かつこれらの走行手段、旋回部、ブー
ム、アーム及び起振機はいずれも互に独立した第
1又は第2の油圧供給機構から供給される圧油で
駆動される自走式杭打機において、前記起振機は
第1及び第2双方の油圧供給機構から同時に圧油
を供給可能とされていることを特徴とする自走式
杭打機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6149083U JPS59167830U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 自走式杭打機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6149083U JPS59167830U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 自走式杭打機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59167830U JPS59167830U (ja) | 1984-11-10 |
JPS6136584Y2 true JPS6136584Y2 (ja) | 1986-10-23 |
Family
ID=30191701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6149083U Granted JPS59167830U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | 自走式杭打機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59167830U (ja) |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP6149083U patent/JPS59167830U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59167830U (ja) | 1984-11-10 |
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