JPS6138996Y2 - - Google Patents

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JPS6138996Y2
JPS6138996Y2 JP8751480U JP8751480U JPS6138996Y2 JP S6138996 Y2 JPS6138996 Y2 JP S6138996Y2 JP 8751480 U JP8751480 U JP 8751480U JP 8751480 U JP8751480 U JP 8751480U JP S6138996 Y2 JPS6138996 Y2 JP S6138996Y2
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JP
Japan
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switching valve
boom
traveling
hydraulic
pressure fluid
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JP8751480U
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JPS5712452U (ja
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Shovels (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多関節式作業リンクを有する油圧式掘
削機の液圧回路装置に関するものである。
ブーム・アームを関節連結した作業腕リンクを
有する油圧シヨベルの一つの問題は前記作業腕リ
ンク機構が車体より前方に延出しているために、
車体バランスが不安定であつて自走移動を迅速に
できないこと、バケツトに材料を積込んでの走行
運搬が遅速なこと、ブレードの装着しての地なら
し作業を効率よくできないこと等の走行性能が劣
る問題であり、他の問題は作業腕リンクが車体よ
り突出するために長い全長となつて、トラツク輸
送時は荷床の長いトラツクを要し経済的でないこ
とである。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは作業腕装置を通常の
シヨベル作業時は従来と同等の作業機能を備えさ
せるとともに車体内側への屈折収納、また収納状
態から作業時の伸長張出しが安全且つ確実なもの
にすることができ、しかも作業腕装置の格納が可
能になり、走行時の重心位置の偏寄を少なくして
車体バランスを向上することができて自走移動の
高速化、バケツトによる材料運搬の迅速化、ブレ
ード装着による地ならし作業の効率化等従来装置
が発揮できなかつた機動性を得る油圧式掘削機の
液圧回路装置を提供することにある。
以下、本考案を図面を参照して説明する。
第1図および第2図にバツクホータイプの油圧
式掘削機を示し、19は旋回フレームである。
この旋回フレーム19には作業腕装置1が設置
してある。この作業腕装置1はベースブーム10
と第2ブーム11とアーム12とを備え、これら
はそれぞれ間節結合されている。
ベースブーム10はその基端部において旋回フ
レーム19に設けた一対のベースブラケツト2に
ピン部材3で枢支されていて、倒立駆動リンク機
構4により車体の前後方向に揺動されるものであ
る。
倒立駆動リンク機構4は、ベースブーム10を
ベースブラケツト2に枢支したピン部材3と同一
軸線上に枢着された一対のレバー5を備えてお
り、レバー5の下端部には第2駆動ジヤツキ14
の基端部がピン部材6で連結してあり、第2駆動
ジヤツキ14のロツド14aはベースブーム10
にピン部材7で連結してある。
また、旋回フレーム19上に設けた取付ブラケ
ツト8には第1駆動ジヤツキ13の基端部がピン
部材9で連結してあり、第1駆動ジヤツキ13の
ロツド13aは前記レバー5の上端部にピン部材
70で連結してある。
ベースブーム10の下部には取付ブラケツト7
1が固設してあり、この取付ブラケツト71に第
2ブーム起伏シリンダ15の基端部がピン部材7
2で連結してあり、第2ブーム起伏シリンダ15
のロツド15aは第2ブーム11の後端部にピン
部材73で連結してある。
また、第2ブーム11には取付ブラケツト74
が取付てあり、この取付ブラケツト74にアーム
シリンダ16の基端部がピン部材75で連結して
あり、アームシリンダ16のロツド16aはアー
ム12の後端部にピン部材76で連結してある。
アーム12の先部にはバケツト17が傾動可能
に取付けてあり、バケツト17はアーム12に備
えたバケツトシリンダ18によりリンクレバー機
構77を介して傾動操作がされるものである。
次にこのように構成された油圧式掘削機の油圧
回路装置を説明する。この油圧回路装置の油圧駆
動源は包括的に30で示す4つの油圧ポンプ3
1,32,33,34を備えている。
主油圧ポンプ31はセンタバイパス形切換弁を
並列接続した切換弁群Aへ圧力流体を回路33′
を介して供給するものである。
切換弁群Aは一対の走行油圧モータ34′を制
御する走行切換弁35とバケツトシリンダ18を
制御するバケツト制御切換弁36及びベースブー
ム10を揺動する第2駆動ジヤツキ14の揺動制
御切換弁37を含む。
他方の主油圧ポンプ32はセンタバイパス形切
換弁を並列接続した切換弁群Bへ圧力流体を回路
39を介して供給するものである。
切換弁群bは一対の走行油圧モータ40を制御
する走行切換弁41と前記ベースブーム10の揺
動制御切換弁87と連動して合流流体を送る増速
切換弁42と、アーム14を揺動するアームシリ
ンダ16のアーム制御切換弁43及び第2ブーム
11を揺動する第2ブーム起伏シリンダ15の第
2ブーム制御切換弁44を含む。
補助油圧ポンプ33,34は回路47,48に
圧力流体を供給する。回路47には走行増速切換
弁49が設けてあり、この走行増速切換弁49の
ポート49a,49bは走行回路54,55に通
じている。走行回路54,55は走行切換弁85
は走行油圧モータ34′に至る回路である。
また、回路48には走行増速切換弁50が設け
てあり、走行増速切換弁50のポート50a,5
0bは走行回路56,57に通じている。走行回
路56,57は走行切換弁41から走行油圧モー
タ40に至る回路である。
また、走行増速切換弁49,50のポート49
c,50cはバイパス回路51を介して互に連通
している。
図面中59は旋回油圧モータ切換弁であり、5
8はフオルデイングシリンダすなわち、第1駆動
ジヤツキ13のセンタバイパス形の切換弁であ
り、60はアーム増速パイロツト切換弁である。
第1駆動ジヤツキ13の切換弁58のポート5
8a,58bは走行増速切換弁50のポート50
cに通じている。
アーム増速パイロツト切換弁60はアームシリ
ンダ16のヘツド側回路62をタンクに通じる回
路63に設けてあり、アーム増速パイロツト切換
弁60はアームシリンダ16のロツド側回路62
aに設けた絞り62bの前後のパイロツト圧信号
の差圧をパイロツト回路65,66より受けて作
動するものである。
旋回油圧モータ切換弁59は補助油圧ポンプ3
3から走行増速切換弁50、切換弁58を経てア
ーム増速パイロツト切換弁60に至る合流回路5
8に設けてあり、この旋回油圧モータ切換弁59
から旋回油圧モータ61の旋回回路61a,61
bが出ている。
前記第2ブーム起伏シリンダ15制御用の第2ブ
ーム制御切換弁44と第1駆動ジヤツキ13制御
用の切換弁58とは連動手段70を介して連結し
てある。
次に作動を説明する。
補助油圧ポンプ33,34は回路47,48へ
圧力流体を供給する。これら回路47,48に設
けられた走行増速切換弁49,50において、中
立時は互いにバイパス回路51,52を経由して
合流回路へ53圧力流体を流し、切換制御時は走
行油圧モータ34′,40の走行回路54,55
および56,57へ増速流体を送る。
補助油圧ポンプ33,34の合流流体は合流回
路53に設けた切換弁58,59に送られアーム
増速パイロツト切換弁60を経由する。油圧式掘
削機の走行の際は、走行切換弁35,41と走行
増速切換弁49,50により2つの主油圧ポンプ
31,32からの圧力流体を走行油圧モータ3
4′,40に供給し、これら走行油圧モータ3
4′,40を駆動する。
また走行油圧モータ34′,40の回転速度は
走行増速切換弁49,50の切換えにより変換さ
れる。
また、前記切換弁58の作動により第1駆動ジ
ヤツキ13を作動し、レバー5を作動し、倒立駆
動リンク機構4を前後方向に揺動する。
前記第1駆動ジヤツキ13のロツドを伸長する
とき第2ブーム起伏シリンダ15のロツドは縮む
方向に動作するように切換弁回志の切換連動し、
逆に第1駆動ジヤツキ13のロツドを縮める側に
操作するとき第2ブーム起伏シリンダ15のロツ
ドは伸長する状態になるように切換弁同志の切換
連動がなされる。
したがつて、第1図の状態から第2図の状態に
移行する際には第2ブーム制御切換弁44と切換
弁58の連動切換にて補助油圧ポンプ33,34
からの圧力流体を一対の第1駆動ジヤツキ13へ
導入してこれを伸長しベースブーム10を反時計
廻り方向への揺動起立を加える。
一方主油圧ポンプ32からの圧力流体は第2ブ
ーム制御切換弁44を経由のうえ第2ブーム起伏
シリンダ15へ導かれこれを縮小し第2ブーム1
1を時計廻り方向に揺動作動を加える。第2図の
状態から第1図の状態に移行する場合は上記とは
逆作用になる。
このようにして安全に作業腕リンク機構の屈折
収納から作業時の伸長張出しをするのであり、第
1駆動ジヤツキ13と第2ブーム起伏シリンダ1
5の駆動圧力源を別にしてあるので両者13,1
5は確実に同時作動する。
本考案は以上詳述したようになり、2個の主油
圧ポンプ31,32と、2個の補助油圧ポンプ3
3,34と、一方の主油圧ポンプ31からの圧力
流体の供給を受け且つ一方の走行切換弁35とバ
ケツト制御切換弁36とベースブーム10の揺動
制御切換弁37とを含む切換弁群Aと、他方の主
油圧ポンプ32からの圧力流体の供給を受け且つ
他方の走行切換弁41とアーム制御切換弁43と
第2ブーム制御切換弁44とを含む切換弁群B
と、補助油圧ポンプ33,34からの圧力流体を
受けて切換操作時走行回路へ増速流体を送つて走
行油圧モータ34′,40の速度制御を行ない中
立操作時合流回路に圧力流体を合流せしめる走行
増速切換弁49,50と、合流回路に設けられて
第1駆動ジヤツキ13を作動制御する第1駆動ジ
ヤツキ58と、前記切換弁群B内の第2ブーム制
御切換弁44と第1駆動ジヤツキ切換弁58とを
第2ブーム10と第1駆動ジヤツキ13とが伸縮
作動が逆になるように連動する連動手段70とを
備えたことを特徴とするものである。
したがつて、作業腕装置を通常のシヨベル作業
時は従来と同等の作業機能を備えさせるとともに
車体内側への屈折収納、また収納状態から作業時
の伸長張出しが安全且つ確実なものになる。
また、作業腕装置の格納が可能になり、走行時
の重心の偏寄を少なくして車体バランスを向上す
ることができて自走移動の高速化、バケツトによ
る材料運搬の迅速化、ブレード装着による地なら
し作業の効率化等従来装置が発揮できなかつた機
動性を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧式掘削機の作業腕装置を格納した
状態を示す側面図、第2図、第3図は作業腕装置
の作動状態を示す側面図、第4図は本発明一実施
例の回路説明図である。 31,32は主油圧ポンプ、33,34は補助
油圧ポンプ、49,50は走行増速切換弁、59
は旋回油圧モータ切換弁、A,Bは切換弁群。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2個の主油圧ポンプ31,32と、2個の補助
    油圧ポンプ33,34と、一方の主油圧ポンプ3
    1からの圧力流体の供給を受け且つ一方の走行切
    換弁35とバケツト制御切換弁36とベースブー
    ム10の揺動制御切換弁37とを含む切換弁群A
    と、他方の主油圧ポンプ32からの圧力流体の供
    給を受け且つ他方の走行切換弁41とアーム制御
    切換弁43と第2ブーム制御切換弁44とを含む
    切換弁群Bと、補助油圧ポンプ33,34からの
    圧力流体を受けて切換操作時走行回路へ増速流体
    を送つて走行油圧モータ34′,40の速度制御
    を行ない中立操作時合流回路に圧力流体を合流せ
    しめる走行増速切換弁49,50と、合流回路に
    設けられて第1駆動ジヤツキ13を作動制御する
    第1駆動ジヤツキ切換弁58と、前記切換弁群B
    内の第2ブーム制御切換弁44と第1駆動ジヤツ
    キ58とを第2ブーム10と第1駆動ジヤツキ1
    3とが伸縮作動が逆になるように連動する連動手
    段70とを備えたことを特徴とする油圧式掘削機
    の液圧回路装置。
JP8751480U 1980-06-24 1980-06-24 Expired JPS6138996Y2 (ja)

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JPS5712452U JPS5712452U (ja) 1982-01-22
JPS6138996Y2 true JPS6138996Y2 (ja) 1986-11-10

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ID=29449631

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