JPS6136245A - 2−ハロアクリル酸誘導体の製造方法 - Google Patents
2−ハロアクリル酸誘導体の製造方法Info
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- JPS6136245A JPS6136245A JP15557084A JP15557084A JPS6136245A JP S6136245 A JPS6136245 A JP S6136245A JP 15557084 A JP15557084 A JP 15557084A JP 15557084 A JP15557084 A JP 15557084A JP S6136245 A JPS6136245 A JP S6136245A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〈産業上の利用分野〉
本発明は、2−ハロアクリル酸誘導体の製造方法に関す
る。更に詳しくは、相間移動触媒の存在下、一般式(I
) xl ×4 X −C−C−Y ・・・・(I)×3 11 (但し、式中X、X4はそれぞれハロゲン原子を示し、
×2、×3は、それぞれ水素原子もしくはハロゲン原子
を示す。又、Yはアル]キシカルボニル ジカルボニル シアノ基を示す。) で示されるプロピオン酸誘導体を水性媒体中、塩基性物
質と反応さUることを特徴とする一般式( If ) (但し、式中x 、x 、x4及びYは、前記一般
式(I)と同じものを示す。) で示される2−ハロアクリル酸誘導体の製造方法に関す
るものである。 本発明の方法にJ:り製造される一般式(]ITで示さ
れる2−ハロアクリル酸誘導体は農薬、医薬の原料とし
で、又、Uv、電子線感光性レジスト等の機能性高分子
化合物の原料として、車装な化合物である。 〈従来の技術〉 従来、2−へロアクリル酸誘導体の!lI81造は2、
3−ジハロプロピオン酸誘導体を、酢酸ナトリウム(米
国特許第2 4 3 4 2 2 9−)づ)、炭酸ナ
トリウム(米国特許第2245547号)、水酸化ナト
リウム(西ドイツ公開用23501208 ’) 、キ
ノリンN.Nージメチルアニリン、2−メチルキノリン
( J. Am. CheIIl. Soc. 、第6
2巻, 3495頁(1940)等の塩基や硫酸(米国
特許第2870193号)、スルボン酸型イオン交換樹
脂(米国特許第2862960号)等の強酸によって脱
ハロゲン化水素化することにJζす、合成する方法が提
示されている。 〈本発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、前記従来の技術に於ける2−へロアクリ
ル酸誘導体の製造に関しては、VノリンやN 、N−ジ
メ..チルアニリンを脱ハロゲン化水素剤として用いる
のは、有機塩基ぞのlうのが高価なうえ、生成してくる
有機塩基のハロゲン化水素塩を濾過除去するという傾郭
な操作が必要となる。又、酢酸太トリウム、炭酸ナトリ
ウム等のアルカリ金属塩の水溶液だりで、脱ハロゲン化
水素反応を行うと、転化率が低かったり、非常に長い反
応時間が必要と1.fる。一方、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム等の強アルカリ性物質だI′Jで脱バロゲ
ン化水素反応を行うと、加水分解やケン化反応等の副反
応も起こりやずく、収率が低下するという欠点を有して
いた。更に、硫酸、スルホン酸型イオン交換樹脂を触媒
として用い、脱ハロゲン化水素反応を行うと、生成した
2−ハロアクリル酸誘導体が重合しやすいという欠点が
指摘される。 〈問題点を解決するだめの手段〉 本発明者らは、上記問題点を解決寸べく、2−ハロアク
リル酸誘導体の製造方法について鋭意検討した結果、一
般式(、I ’)で示されるプロピオン酸誘導体を脱ハ
ロゲン化水素化することによって高収率で、−・般式(
IT)で示される2−へロアクリル酸誘導体が得られる
ことを見いだし本発明を完成するに至った。 本発明は、一般式(I>で示されるプロピオンM誘導体
を水性媒体中相聞移動触媒の存在下、fil性物質と反
応させることを特徴とする、一般式(IT)で示される
2−ハロアクリル酸誘導体の!II造方決方法る。 〈作 用〉 一般式(I)で示されるプロピオン酸誘導体を脱ハロゲ
ン化水素化し、一般式(n)で示される2−ハロアクリ
ル酸誘導体を得る反応に於いて、相間移動触媒を存在さ
せることにより塩基性物質を脱ハロゲン化水素剤として
用いて水性媒体中での1;1ハロゲン化水素反応を行う
と、反応が速やかに進1」シ、しかも加水分解やケン化
反応等の副反応ら抑制され、高収率で2−ハロアクリル
酸誘導体を得ることができる。更に脱離()だハロゲン
化水素は塩基性物質と反応し、該ハロゲン化物となり水
層に溶解するため、このハロゲン化物の濾過という従来
技術の右する煩雑な操作が省略できるという特徴も有し
ており、公知の方法に比較1ノでT業的製造方法として
著しく優れた製法と言える。 本発明で使用される一般式(■)で示されるプロピオン
酸誘導体としては、具体的には以下のものが挙げられる
。 2.3−シクロロブ
る。更に詳しくは、相間移動触媒の存在下、一般式(I
) xl ×4 X −C−C−Y ・・・・(I)×3 11 (但し、式中X、X4はそれぞれハロゲン原子を示し、
×2、×3は、それぞれ水素原子もしくはハロゲン原子
を示す。又、Yはアル]キシカルボニル ジカルボニル シアノ基を示す。) で示されるプロピオン酸誘導体を水性媒体中、塩基性物
質と反応さUることを特徴とする一般式( If ) (但し、式中x 、x 、x4及びYは、前記一般
式(I)と同じものを示す。) で示される2−ハロアクリル酸誘導体の製造方法に関す
るものである。 本発明の方法にJ:り製造される一般式(]ITで示さ
れる2−ハロアクリル酸誘導体は農薬、医薬の原料とし
で、又、Uv、電子線感光性レジスト等の機能性高分子
化合物の原料として、車装な化合物である。 〈従来の技術〉 従来、2−へロアクリル酸誘導体の!lI81造は2、
3−ジハロプロピオン酸誘導体を、酢酸ナトリウム(米
国特許第2 4 3 4 2 2 9−)づ)、炭酸ナ
トリウム(米国特許第2245547号)、水酸化ナト
リウム(西ドイツ公開用23501208 ’) 、キ
ノリンN.Nージメチルアニリン、2−メチルキノリン
( J. Am. CheIIl. Soc. 、第6
2巻, 3495頁(1940)等の塩基や硫酸(米国
特許第2870193号)、スルボン酸型イオン交換樹
脂(米国特許第2862960号)等の強酸によって脱
ハロゲン化水素化することにJζす、合成する方法が提
示されている。 〈本発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、前記従来の技術に於ける2−へロアクリ
ル酸誘導体の製造に関しては、VノリンやN 、N−ジ
メ..チルアニリンを脱ハロゲン化水素剤として用いる
のは、有機塩基ぞのlうのが高価なうえ、生成してくる
有機塩基のハロゲン化水素塩を濾過除去するという傾郭
な操作が必要となる。又、酢酸太トリウム、炭酸ナトリ
ウム等のアルカリ金属塩の水溶液だりで、脱ハロゲン化
水素反応を行うと、転化率が低かったり、非常に長い反
応時間が必要と1.fる。一方、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム等の強アルカリ性物質だI′Jで脱バロゲ
ン化水素反応を行うと、加水分解やケン化反応等の副反
応も起こりやずく、収率が低下するという欠点を有して
いた。更に、硫酸、スルホン酸型イオン交換樹脂を触媒
として用い、脱ハロゲン化水素反応を行うと、生成した
2−ハロアクリル酸誘導体が重合しやすいという欠点が
指摘される。 〈問題点を解決するだめの手段〉 本発明者らは、上記問題点を解決寸べく、2−ハロアク
リル酸誘導体の製造方法について鋭意検討した結果、一
般式(、I ’)で示されるプロピオン酸誘導体を脱ハ
ロゲン化水素化することによって高収率で、−・般式(
IT)で示される2−へロアクリル酸誘導体が得られる
ことを見いだし本発明を完成するに至った。 本発明は、一般式(I>で示されるプロピオンM誘導体
を水性媒体中相聞移動触媒の存在下、fil性物質と反
応させることを特徴とする、一般式(IT)で示される
2−ハロアクリル酸誘導体の!II造方決方法る。 〈作 用〉 一般式(I)で示されるプロピオン酸誘導体を脱ハロゲ
ン化水素化し、一般式(n)で示される2−ハロアクリ
ル酸誘導体を得る反応に於いて、相間移動触媒を存在さ
せることにより塩基性物質を脱ハロゲン化水素剤として
用いて水性媒体中での1;1ハロゲン化水素反応を行う
と、反応が速やかに進1」シ、しかも加水分解やケン化
反応等の副反応ら抑制され、高収率で2−ハロアクリル
酸誘導体を得ることができる。更に脱離()だハロゲン
化水素は塩基性物質と反応し、該ハロゲン化物となり水
層に溶解するため、このハロゲン化物の濾過という従来
技術の右する煩雑な操作が省略できるという特徴も有し
ており、公知の方法に比較1ノでT業的製造方法として
著しく優れた製法と言える。 本発明で使用される一般式(■)で示されるプロピオン
酸誘導体としては、具体的には以下のものが挙げられる
。 2.3−シクロロブ
【−1ピオン酸メチル、2,3−ジ
クロロプロピオン酸コニチル、2.3−ジクロロプロピ
オンI!n−プロピル、2,3−ジクロロプロピオンM
iso−プロピル、2.3−ジクロ[コブロピオンMn
−ブチル、2,3−ジクロロプロピオン1lisO−ブ
チル、2,3−ジクロロプロピオン酸5ec−ブチル、
2.3−ジクロロプロピオンM tert−ブチル、2
,3−ジクロロプロピオンMO−ペンチル、2.3−ジ
クロOプ[]]ピAンMn−ヘキシル2.3−ジクロロ
プロピオン酸シクロへ1シル、2,3−ジクロロプロピ
オン酎2−エチルヘキシル、2.3−ジクロロプロピオ
ン酸0−オクチル、2,3−ジク[10プ「1ピオン酸
1so−オクチル、2.3−ジクロロプロピオン酸フェ
ニル、2.3−ジク[1[1プロピオン酸ペンタクロロ
フエニル、2.3−ジク[]「]]]プロピオン酸2,
2.2−1−リフルAロエチル、3−ジクロロプロピオ
ン@ 2,2.3.3.3−ペンタフルオロ0−11−
1ピル、2.3−ジブロモプロピオン酸メチル、2,3
−ジブ[1モブロビオン酸■チル、2,3−ジブロモブ
1コピオン1ln−ブチル、2.3−ジブ「1モプロピ
オン112−1プルヘキシル、2.3−ジブロモプロピ
オン酸フェニル、2゜3−ジブロモプロピオン酸2,2
.2−トリフルオロエチル等のハロゲン化プロピオン酸
エステル。 2.3−ジクロロプロピオニトリル、2.3.3−トリ
クロロプロピオニトリル、2.3.3.3−テトラク[
10プロピオニトリル、2.3−ジブロモプロピオニト
リル、2,3.3−t−ジブロモプロピオニトリル等の
ハロゲン化プ[1ビAニトリル。 2.3−ジクロロプロピオンアミド、2,3.31−ジ
クロロプロピオンアミド、2,3,3.3−テトラクロ
ロプロピオンアミド、2,3−ジブロモプロピオンアミ
ド、2,3.3−1−ジブロモプロピオンアミド等のハ
ロゲン化プロピオンアミド。 本発明で使用される塩基性物質としては、実質的に水に
溶解する塩基性物質であれば特に制限はないが、具体的
には以下のものが挙げられる。水酸化カリウム、水酸化
ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物やアンモニア水等
の強塩基性物質、炭酸カリウム、炭酸ブー 1−リウム
、炭酸水素カリウム、炭酸水素す1〜リウム、酢酸カリ
ウム、酢酸す]−リウム等のアルカリ金属塩、I[マグ
ネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属塩、炭
酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、酢酸アンモニ
ウム等のアンモニウム塩等の弱塩基性物質。 本発明による脱ハロゲン化水素反応に於いて使用するl
基性物質の■は、一般式(I)で示されるプロピオン酸
誘導体1モル当り通常は1.0〜5.0塩基当量の範囲
から選ぶことができ、好ましくは1.0〜2.5 PA
w当mである。上記範囲の下限より少ない足では収率が
低下し、更に上記範囲の上限より多い昂を存在さ1!る
ことは経流的に不利になるだ【ノである。 本発明による脱ハロゲン化水素反応に於いて、使用され
る相聞移動触媒としては、四級アンモニウlオ塩、ホス
ホニウム塩、四級塩瀬としてのアミン、クラウンニーチ
ル、ポリエヂレングレ]−ル等が挙げられるが、価格、
入手の容易さから、T葉内には、四級アン干ニウム塩が
好ましい。好ましい四級アンモニウム塩としては、テト
ラメチルアンモニウムクロライド、ベンジル1〜リメチ
ルアンモニウムクロライド、ベンジル1〜リエヂルアン
モニウムクロライド、ペンシリトリn−ブチルアンモニ
ウムクロライド、テトラn−ブチルアンモニウムクロラ
イド、テi・うn−ブヂルアンモニウムブ目マイト、テ
1ヘラn−ブチルアンモニウムハイドロジエンスルフエ
イ1へ等が挙げられる。 本発明による脱ハロゲン化水素反応に用いられる相聞移
動触媒の量は、一般式(I)で示されるブnピAン′M
誘>9体1モル当り、通常は、0.01〜10モル%の
範囲から選ぶことができ、好ましくは、0.1〜5.0
モル%である。上記範囲の下限より少ない■では、反応
時間の短縮や収率の向上の効果が見られず、上記範囲の
上限より多い量を存在させても、経済的に不利になるだ
けである。 本発明による脱ハロゲン化水素反応は、相聞移動触媒を
存在させることにより有機溶媒を用いても用いなくても
反応速度が向上し、その結果収率も著しく向上する。溶
媒を用いる場合、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩
化炭素等の塩素化炭化水素、ベンゼン、l−ルエン、石
油エーテル等の炭化水素等が挙げられるが、水と実質的
に混合しない6機溶媒であれば特に制限はない。 本発明による脱ハロゲン化水素反応に於cノる実施態様
を以下に説明するが、これらの態様は本発明を制限する
ものではない。まず、弱塩基性物質を脱ハロゲン化水素
剤として用いる場合、相聞移動触媒と一般式(1)で示
されるプロピオン酸誘導体の存在下に弱塩基物質の水溶
液を添加する方法、相聞移動触媒と塩基性物質の水溶液
の存在下に一般式(I)で示されるプロピオン酸誘導体
を添加する方法等を例示することができる。;Lだ、強
塩基性物質を脱ハロゲン化水素剤として用いる場合、相
聞移動触媒と一般式(1)で示されるプロピオン酸誘導
体の存在下に、強塩基性物質の水溶液を徐々に添加する
方法が好ましい。 強塩基↑(1物質の水溶液を徐々に添加する方法として
は、連続的または断続的に滴下する方法、強塩基+!1
物質の水溶液の1/3〜1/io吊部ずつ添加する方法
等を挙げることができる。 さらに、溶媒を用いる実施態様を例示すると、相聞移動
触媒と塩基性物質の水溶液の存在下に、一般式(I>で
示されるプロピオン酸誘導体を添加する場合、溶媒を予
め相聞移動触媒、塩基↑(1物質の水溶液とともに仕込
んでおいても良いし、一般式(I)で示されるプロピオ
ン酸誘導体ど混合しておき、その混合物を添加し”Cも
良い。また、相間移動触媒と一般式(T)で示されるプ
ロピオン酸誘導体の存在下に塩基性物質の水溶液を添加
する場合、予め相間移動触媒と一般式(I)で示= 1
3− されるプロピオン酸誘導体とともに仕込んでおく方法を
挙げることができる。 本発明による脱ハロゲン化水素反応は、反応温度が低い
と反応速鎖が低下し、長い反応時間が必要となり、又、
反応温度が高すぎると加水分解やケン化反応等の副反応
が起こり易くなったり、生成物の2−へ〇アクリル酸誘
導体が重合しやすかったりする。通常は0〜80℃の温
度範囲で行なって差しつかえないが、好ましくは0〜6
0℃で好適に進行する。 以下に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明がこれら実施例に制限されるものではないことは言
うまでもない。 実施例゛ 1 撹拌機、温度計、ジムロー1〜型冷却管を備えた容量1
1のガーノス製フラスコに、炭酸ナトリウム53.0+
1)(0,50モル)、テ]−ラn−ブチルアンモニウ
ムクロライド1.38 G(5,0ミリモル)、水21
2.0 <】を仕込み完全に溶解させ、更に、ジクロロ
メタン120dを加え、撹拌しながらフェノチアジン1
00 rll’1mを含む2.3−ジクロロプロピオン
酸メチル78.5q(0,50モル)を40分間かけて
滴下した後、さらに1時間加熱還流した。 ついで室温まで冷却後、水200dを加え放置して、二
層分離させた後水層を除去した。 得られた有機層中のジク[11]メタンを留去した後、
さらに32 mml1gmm1l以下同じ)の減圧下で
蒸留し、Nlj点48〜49℃での留分2−クロロアク
リル酸メヂル50.60(収率83.9%)を得た。 実施例 2 2.3−ジクロロプロピオン酸メチルの代わりに2,3
−シクロロブlコピオン酸エチルa 5.50(0,5
0モル)、テトラn−ブチルアンモニウムクロライドの
代わりに、デ1−ラn−ブチルアンモニウムブロマイド
1.61Ω(5,0ミリモル)を用いた以外は実施例1
と同様にして沸点52〜53℃/ 25 mm1toの
留分2−クロ。 アクリル酸エチル58.8g(収率87.4%)を19
だ。 実施例 3 2.3−ジクロロプロピオン酸メチルの代わりに2,3
−ジブロモプロピオン酸メチル123.1(J(0,5
0モル)、テトラn−ブチルアンモニウムクロライドの
代わりに、デ1ヘラn−ブチルアンモニウムブロマイド
1.45G(4,5ミリモル)を用いた以外は実施例1
と同様にlノで沸点62〜63℃/ 30 mm1lo
の留分2−ブロモアクリル酸メチル66.50(収率8
0.6%)を得た。 実施例 4 2.3−ジクロロプロピオン酸メチルの代わりに2.3
−ツク1]ロプロピオン酸n−ブチル99.50(0,
50モル)、テトラn−ブチルアンモニウムクロライド
の代わりに、ベンジルl−IJ ■ヂルアンモニウムク
[1ライド1.28a(6,0ミリモル)を用いた以外
は実施例1と同様にして沸点60〜61℃/ (3mn
+lIgの留分2−クロロアクリル酸n−ブチル67.
2o(収率82.7%)を得た。 実施例 5 2.3−ジク[]ロブ[1ピAン酸メチルの代わりに2
,3−ジクロ1]プロピオン酸2−エチルヘキシル12
7.5o(0,5oモル)を用いた以外は実施例1ど同
様にして沸点80〜82℃/2n+m1loの留分2−
クロロアクリル酸2−エチルヘキシル8t、8o<収率
80. /I%)を得た。 実施例 6 2.3−シクロロブ[]ピオン酸メチルの代わりに2.
3−ジクロロプロピオ>酸フェニル88.4a(0,1
0モル)を用いて実施例1と同様にし、沸点99〜10
1℃/ 10 mm11gの留分2−クロロアクリル酸
フェニル52.6G(収率71.0%)を得た。 実施例 7 溶媒として、ジクロロメタンの代わりに四塩化炭素12
0mを用いて反応温庶を35℃とした以外は、実施例1
と同様にして、沸点46〜47℃/ 30 mmHoノ
留分2−’yaロアクリル酸メデメチル51.0g率8
4.6%)を得た。 実施例 8 実施例1におけるのと同様の装置に7■ノヂアジン10
0 rlllmを含む2,3−ジクロロプロピオン酸メ
チル78.5G(0,50モル)、四塩化炭素12(7
,テ1〜うn−ブチルアンモニウムクロライド1’、6
1 G (5,0ミリモル)を予め仕込んでおいた。こ
の混合物を撹拌しっ930℃に□保ち、20%炭酸ナト
リウム水溶液265. OQを2時間か【ノて滴下した
。更に30分撹拌を続けた接、水200IR1を加え放
置して、二層に分mtさU゛た後水層を除去した。 得られた有機層中の四塩化炭素を留去した後、30 m
n+lIgの減圧下で蒸留し沸点=16〜47℃の留分
の2−クロロアクリル酸メチル51.80(収″* 8
6.1%)を(qだ。 実施例 9 溶媒のジクロロメタンを用いなかったこと以外は、実施
例1と同様に操作して、沸点46〜47℃/ 30 n
+m1loの留分の2−クロロアクリル酸メチル/I4
.5Q(収率73.8%)を得た。 実施例 10 実施例1にお()るのと同様の装置にフェノデアジン1
00111)IIIを含む2,3−ジク【]ロプロビオ
ン酸メチル78.5g(0,50モル)、テトラn−ブ
ブルアンモニウムブ[1マイト1.61g(5,0ミリ
モル)を予め仕込んでおいた。 この混合物を撹拌しながら35℃に保ち、20%炭酸ナ
トリウム水溶液200gを90分かCノ滴下した。更に
30分撹拌を続【ノた接水200mを加え故買して二層
に分離ざVた後水層を除去した。得られた有機層を30
I11m11(lの減圧Fで蒸留し、沸点46へ・47
℃の留分の2−りロロアクリル酸メチル48. OQ(
収率79.7%)を得た。 実施例 11 20%炭酸ナトリウム水溶液の代わりに20%水酸化ナ
トリウム水溶液125Qを用いた以外は実施例8におけ
るのと同様に操作して、沸点/46〜47℃/ 30
mmHoの留分の2−クロロアクリル酸メチル47.1
G(収率78.2%)を得た。 実施例 12 20%炭酸ツートリウム水溶液の代わりに20%水酸化
ナトリウム水溶液87. OOを用いた以外は実施例1
0におけるのと同様に操作して2−クロロアクリル酸メ
チル4.6.60(収率77.4%)を得た。 比較例 1 相間移動触媒を用い27かったこと以外は実施例1にお
1ノるのと同様に行なった。反応液をガスクロマトグラ
フィーで分析したところ2.3−ジクロロプロピオン酸
メチルの転化率は78.4%にとどまり、2−クロロア
クリル酸メヂルの収率も63.2%にとどまった。 比較例 2 相聞移動触媒を用いなかったこと以外は実施例8におI
jるのと同様に操作した。反応液をガスクロマトグラフ
ィーで分析したところ2.3−ジクロロプロピオン酸メ
チルの転化率は62.9%にとどまり、2−クロロアク
リル酸メチルの収率も58.9%にとどまった。 比較例 3 相聞移動触媒を用いなかったこと以外は実施例10にお
けるのと同様に行なった。反応液をガスクロマトグラフ
ィーで分析したところ2,3−ジクロロプロピオン酸メ
チルの転化率は57.9%にとどまり、2−クロロアク
リル酸メチルの収率も30.3%にとどまった。 比較例 4 撹拌機、温度計、ジムロート型冷却管を備えた容M2O
0Ili!のガラス製フラスコに、フェノチアジン10
0 pawを含む、2,3−ジクロロプロピオン酸メチ
ル66.5Q、濃硫酸23゜Oaを加えた。撹拌しなが
ら100℃に加熱し、乾燥空気を45m/分で反応容器
内に吹き込み、反応生成物を留去することを、6時間続
けた。留出物をガスクロマトグラフィーで分析したとこ
ろ、2−クロロアクリル酸メチルの数字は57.8%に
とどまり、反応容器内には重合物が生成していた。 特許出願人 日本触媒化学工業株式会社手続補正書(自
発) 昭和59年r月23日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第155570号 2、発明の名称 2−ハロアクリル酸誘導体の製造方法 3、補正をする者
クロロプロピオン酸コニチル、2.3−ジクロロプロピ
オンI!n−プロピル、2,3−ジクロロプロピオンM
iso−プロピル、2.3−ジクロ[コブロピオンMn
−ブチル、2,3−ジクロロプロピオン1lisO−ブ
チル、2,3−ジクロロプロピオン酸5ec−ブチル、
2.3−ジクロロプロピオンM tert−ブチル、2
,3−ジクロロプロピオンMO−ペンチル、2.3−ジ
クロOプ[]]ピAンMn−ヘキシル2.3−ジクロロ
プロピオン酸シクロへ1シル、2,3−ジクロロプロピ
オン酎2−エチルヘキシル、2.3−ジクロロプロピオ
ン酸0−オクチル、2,3−ジク[10プ「1ピオン酸
1so−オクチル、2.3−ジクロロプロピオン酸フェ
ニル、2.3−ジク[1[1プロピオン酸ペンタクロロ
フエニル、2.3−ジク[]「]]]プロピオン酸2,
2.2−1−リフルAロエチル、3−ジクロロプロピオ
ン@ 2,2.3.3.3−ペンタフルオロ0−11−
1ピル、2.3−ジブロモプロピオン酸メチル、2,3
−ジブ[1モブロビオン酸■チル、2,3−ジブロモブ
1コピオン1ln−ブチル、2.3−ジブ「1モプロピ
オン112−1プルヘキシル、2.3−ジブロモプロピ
オン酸フェニル、2゜3−ジブロモプロピオン酸2,2
.2−トリフルオロエチル等のハロゲン化プロピオン酸
エステル。 2.3−ジクロロプロピオニトリル、2.3.3−トリ
クロロプロピオニトリル、2.3.3.3−テトラク[
10プロピオニトリル、2.3−ジブロモプロピオニト
リル、2,3.3−t−ジブロモプロピオニトリル等の
ハロゲン化プ[1ビAニトリル。 2.3−ジクロロプロピオンアミド、2,3.31−ジ
クロロプロピオンアミド、2,3,3.3−テトラクロ
ロプロピオンアミド、2,3−ジブロモプロピオンアミ
ド、2,3.3−1−ジブロモプロピオンアミド等のハ
ロゲン化プロピオンアミド。 本発明で使用される塩基性物質としては、実質的に水に
溶解する塩基性物質であれば特に制限はないが、具体的
には以下のものが挙げられる。水酸化カリウム、水酸化
ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物やアンモニア水等
の強塩基性物質、炭酸カリウム、炭酸ブー 1−リウム
、炭酸水素カリウム、炭酸水素す1〜リウム、酢酸カリ
ウム、酢酸す]−リウム等のアルカリ金属塩、I[マグ
ネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属塩、炭
酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、酢酸アンモニ
ウム等のアンモニウム塩等の弱塩基性物質。 本発明による脱ハロゲン化水素反応に於いて使用するl
基性物質の■は、一般式(I)で示されるプロピオン酸
誘導体1モル当り通常は1.0〜5.0塩基当量の範囲
から選ぶことができ、好ましくは1.0〜2.5 PA
w当mである。上記範囲の下限より少ない足では収率が
低下し、更に上記範囲の上限より多い昂を存在さ1!る
ことは経流的に不利になるだ【ノである。 本発明による脱ハロゲン化水素反応に於いて、使用され
る相聞移動触媒としては、四級アンモニウlオ塩、ホス
ホニウム塩、四級塩瀬としてのアミン、クラウンニーチ
ル、ポリエヂレングレ]−ル等が挙げられるが、価格、
入手の容易さから、T葉内には、四級アン干ニウム塩が
好ましい。好ましい四級アンモニウム塩としては、テト
ラメチルアンモニウムクロライド、ベンジル1〜リメチ
ルアンモニウムクロライド、ベンジル1〜リエヂルアン
モニウムクロライド、ペンシリトリn−ブチルアンモニ
ウムクロライド、テトラn−ブチルアンモニウムクロラ
イド、テi・うn−ブヂルアンモニウムブ目マイト、テ
1ヘラn−ブチルアンモニウムハイドロジエンスルフエ
イ1へ等が挙げられる。 本発明による脱ハロゲン化水素反応に用いられる相聞移
動触媒の量は、一般式(I)で示されるブnピAン′M
誘>9体1モル当り、通常は、0.01〜10モル%の
範囲から選ぶことができ、好ましくは、0.1〜5.0
モル%である。上記範囲の下限より少ない■では、反応
時間の短縮や収率の向上の効果が見られず、上記範囲の
上限より多い量を存在させても、経済的に不利になるだ
けである。 本発明による脱ハロゲン化水素反応は、相聞移動触媒を
存在させることにより有機溶媒を用いても用いなくても
反応速度が向上し、その結果収率も著しく向上する。溶
媒を用いる場合、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩
化炭素等の塩素化炭化水素、ベンゼン、l−ルエン、石
油エーテル等の炭化水素等が挙げられるが、水と実質的
に混合しない6機溶媒であれば特に制限はない。 本発明による脱ハロゲン化水素反応に於cノる実施態様
を以下に説明するが、これらの態様は本発明を制限する
ものではない。まず、弱塩基性物質を脱ハロゲン化水素
剤として用いる場合、相聞移動触媒と一般式(1)で示
されるプロピオン酸誘導体の存在下に弱塩基物質の水溶
液を添加する方法、相聞移動触媒と塩基性物質の水溶液
の存在下に一般式(I)で示されるプロピオン酸誘導体
を添加する方法等を例示することができる。;Lだ、強
塩基性物質を脱ハロゲン化水素剤として用いる場合、相
聞移動触媒と一般式(1)で示されるプロピオン酸誘導
体の存在下に、強塩基性物質の水溶液を徐々に添加する
方法が好ましい。 強塩基↑(1物質の水溶液を徐々に添加する方法として
は、連続的または断続的に滴下する方法、強塩基+!1
物質の水溶液の1/3〜1/io吊部ずつ添加する方法
等を挙げることができる。 さらに、溶媒を用いる実施態様を例示すると、相聞移動
触媒と塩基性物質の水溶液の存在下に、一般式(I>で
示されるプロピオン酸誘導体を添加する場合、溶媒を予
め相聞移動触媒、塩基↑(1物質の水溶液とともに仕込
んでおいても良いし、一般式(I)で示されるプロピオ
ン酸誘導体ど混合しておき、その混合物を添加し”Cも
良い。また、相間移動触媒と一般式(T)で示されるプ
ロピオン酸誘導体の存在下に塩基性物質の水溶液を添加
する場合、予め相間移動触媒と一般式(I)で示= 1
3− されるプロピオン酸誘導体とともに仕込んでおく方法を
挙げることができる。 本発明による脱ハロゲン化水素反応は、反応温度が低い
と反応速鎖が低下し、長い反応時間が必要となり、又、
反応温度が高すぎると加水分解やケン化反応等の副反応
が起こり易くなったり、生成物の2−へ〇アクリル酸誘
導体が重合しやすかったりする。通常は0〜80℃の温
度範囲で行なって差しつかえないが、好ましくは0〜6
0℃で好適に進行する。 以下に本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明がこれら実施例に制限されるものではないことは言
うまでもない。 実施例゛ 1 撹拌機、温度計、ジムロー1〜型冷却管を備えた容量1
1のガーノス製フラスコに、炭酸ナトリウム53.0+
1)(0,50モル)、テ]−ラn−ブチルアンモニウ
ムクロライド1.38 G(5,0ミリモル)、水21
2.0 <】を仕込み完全に溶解させ、更に、ジクロロ
メタン120dを加え、撹拌しながらフェノチアジン1
00 rll’1mを含む2.3−ジクロロプロピオン
酸メチル78.5q(0,50モル)を40分間かけて
滴下した後、さらに1時間加熱還流した。 ついで室温まで冷却後、水200dを加え放置して、二
層分離させた後水層を除去した。 得られた有機層中のジク[11]メタンを留去した後、
さらに32 mml1gmm1l以下同じ)の減圧下で
蒸留し、Nlj点48〜49℃での留分2−クロロアク
リル酸メヂル50.60(収率83.9%)を得た。 実施例 2 2.3−ジクロロプロピオン酸メチルの代わりに2,3
−シクロロブlコピオン酸エチルa 5.50(0,5
0モル)、テトラn−ブチルアンモニウムクロライドの
代わりに、デ1−ラn−ブチルアンモニウムブロマイド
1.61Ω(5,0ミリモル)を用いた以外は実施例1
と同様にして沸点52〜53℃/ 25 mm1toの
留分2−クロ。 アクリル酸エチル58.8g(収率87.4%)を19
だ。 実施例 3 2.3−ジクロロプロピオン酸メチルの代わりに2,3
−ジブロモプロピオン酸メチル123.1(J(0,5
0モル)、テトラn−ブチルアンモニウムクロライドの
代わりに、デ1ヘラn−ブチルアンモニウムブロマイド
1.45G(4,5ミリモル)を用いた以外は実施例1
と同様にlノで沸点62〜63℃/ 30 mm1lo
の留分2−ブロモアクリル酸メチル66.50(収率8
0.6%)を得た。 実施例 4 2.3−ジクロロプロピオン酸メチルの代わりに2.3
−ツク1]ロプロピオン酸n−ブチル99.50(0,
50モル)、テトラn−ブチルアンモニウムクロライド
の代わりに、ベンジルl−IJ ■ヂルアンモニウムク
[1ライド1.28a(6,0ミリモル)を用いた以外
は実施例1と同様にして沸点60〜61℃/ (3mn
+lIgの留分2−クロロアクリル酸n−ブチル67.
2o(収率82.7%)を得た。 実施例 5 2.3−ジク[]ロブ[1ピAン酸メチルの代わりに2
,3−ジクロ1]プロピオン酸2−エチルヘキシル12
7.5o(0,5oモル)を用いた以外は実施例1ど同
様にして沸点80〜82℃/2n+m1loの留分2−
クロロアクリル酸2−エチルヘキシル8t、8o<収率
80. /I%)を得た。 実施例 6 2.3−シクロロブ[]ピオン酸メチルの代わりに2.
3−ジクロロプロピオ>酸フェニル88.4a(0,1
0モル)を用いて実施例1と同様にし、沸点99〜10
1℃/ 10 mm11gの留分2−クロロアクリル酸
フェニル52.6G(収率71.0%)を得た。 実施例 7 溶媒として、ジクロロメタンの代わりに四塩化炭素12
0mを用いて反応温庶を35℃とした以外は、実施例1
と同様にして、沸点46〜47℃/ 30 mmHoノ
留分2−’yaロアクリル酸メデメチル51.0g率8
4.6%)を得た。 実施例 8 実施例1におけるのと同様の装置に7■ノヂアジン10
0 rlllmを含む2,3−ジクロロプロピオン酸メ
チル78.5G(0,50モル)、四塩化炭素12(7
,テ1〜うn−ブチルアンモニウムクロライド1’、6
1 G (5,0ミリモル)を予め仕込んでおいた。こ
の混合物を撹拌しっ930℃に□保ち、20%炭酸ナト
リウム水溶液265. OQを2時間か【ノて滴下した
。更に30分撹拌を続けた接、水200IR1を加え放
置して、二層に分mtさU゛た後水層を除去した。 得られた有機層中の四塩化炭素を留去した後、30 m
n+lIgの減圧下で蒸留し沸点=16〜47℃の留分
の2−クロロアクリル酸メチル51.80(収″* 8
6.1%)を(qだ。 実施例 9 溶媒のジクロロメタンを用いなかったこと以外は、実施
例1と同様に操作して、沸点46〜47℃/ 30 n
+m1loの留分の2−クロロアクリル酸メチル/I4
.5Q(収率73.8%)を得た。 実施例 10 実施例1にお()るのと同様の装置にフェノデアジン1
00111)IIIを含む2,3−ジク【]ロプロビオ
ン酸メチル78.5g(0,50モル)、テトラn−ブ
ブルアンモニウムブ[1マイト1.61g(5,0ミリ
モル)を予め仕込んでおいた。 この混合物を撹拌しながら35℃に保ち、20%炭酸ナ
トリウム水溶液200gを90分かCノ滴下した。更に
30分撹拌を続【ノた接水200mを加え故買して二層
に分離ざVた後水層を除去した。得られた有機層を30
I11m11(lの減圧Fで蒸留し、沸点46へ・47
℃の留分の2−りロロアクリル酸メチル48. OQ(
収率79.7%)を得た。 実施例 11 20%炭酸ナトリウム水溶液の代わりに20%水酸化ナ
トリウム水溶液125Qを用いた以外は実施例8におけ
るのと同様に操作して、沸点/46〜47℃/ 30
mmHoの留分の2−クロロアクリル酸メチル47.1
G(収率78.2%)を得た。 実施例 12 20%炭酸ツートリウム水溶液の代わりに20%水酸化
ナトリウム水溶液87. OOを用いた以外は実施例1
0におけるのと同様に操作して2−クロロアクリル酸メ
チル4.6.60(収率77.4%)を得た。 比較例 1 相間移動触媒を用い27かったこと以外は実施例1にお
1ノるのと同様に行なった。反応液をガスクロマトグラ
フィーで分析したところ2.3−ジクロロプロピオン酸
メチルの転化率は78.4%にとどまり、2−クロロア
クリル酸メヂルの収率も63.2%にとどまった。 比較例 2 相聞移動触媒を用いなかったこと以外は実施例8におI
jるのと同様に操作した。反応液をガスクロマトグラフ
ィーで分析したところ2.3−ジクロロプロピオン酸メ
チルの転化率は62.9%にとどまり、2−クロロアク
リル酸メチルの収率も58.9%にとどまった。 比較例 3 相聞移動触媒を用いなかったこと以外は実施例10にお
けるのと同様に行なった。反応液をガスクロマトグラフ
ィーで分析したところ2,3−ジクロロプロピオン酸メ
チルの転化率は57.9%にとどまり、2−クロロアク
リル酸メチルの収率も30.3%にとどまった。 比較例 4 撹拌機、温度計、ジムロート型冷却管を備えた容M2O
0Ili!のガラス製フラスコに、フェノチアジン10
0 pawを含む、2,3−ジクロロプロピオン酸メチ
ル66.5Q、濃硫酸23゜Oaを加えた。撹拌しなが
ら100℃に加熱し、乾燥空気を45m/分で反応容器
内に吹き込み、反応生成物を留去することを、6時間続
けた。留出物をガスクロマトグラフィーで分析したとこ
ろ、2−クロロアクリル酸メチルの数字は57.8%に
とどまり、反応容器内には重合物が生成していた。 特許出願人 日本触媒化学工業株式会社手続補正書(自
発) 昭和59年r月23日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第155570号 2、発明の名称 2−ハロアクリル酸誘導体の製造方法 3、補正をする者
Claims (4)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) (但し、式中X_1、X_4はそれぞれハロゲン原子を
示し、X_2、X_3は、それぞれ水素原子もしくはハ
ロゲン原子を示す。又、Yは、アルコキシカルボニル基
、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基もしく
はシアノ基を示す。) で示されるプロピオン酸誘導体を、水性媒体中相間移動
触媒の存在下、塩基性物質と反応させることを特徴とす
る一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) (但し、式中X_2、X_3、X_4及びYは、前記一
般式( I )と同じものを示す。)で示される2−ハロ
アクリル酸誘導体の製造方法。 - (2)一般式( I )に於いて、X_1、X_4がそれ
ぞれ塩素原子もしくは臭素原子であり、X_2、X_3
がそれぞれ水素原子、塩素原子もしくは臭素原子である
特許請求の範囲(1)記載の方法。 - (3)一般式( I )に於いて、X_2、X_3がそれ
ぞれ水素原子である特許請求の範囲(1)又は(2)記
載の方法。 - (4)一般式( I )に於いて、Yが、アルコキシカル
ボニル基もしくはアリールオキシカルボニル基である特
許請求の範囲(1)、(2)または(3)記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15557084A JPS6136245A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 2−ハロアクリル酸誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15557084A JPS6136245A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 2−ハロアクリル酸誘導体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6136245A true JPS6136245A (ja) | 1986-02-20 |
Family
ID=15608928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15557084A Pending JPS6136245A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 2−ハロアクリル酸誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6136245A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63165239U (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-27 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56118040A (en) * | 1980-02-23 | 1981-09-16 | Ihara Chem Ind Co Ltd | Preparation of unsaturated caboxylic acid |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15557084A patent/JPS6136245A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56118040A (en) * | 1980-02-23 | 1981-09-16 | Ihara Chem Ind Co Ltd | Preparation of unsaturated caboxylic acid |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63165239U (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-27 | ||
JPH0538280Y2 (ja) * | 1987-04-17 | 1993-09-28 |
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