JPS6136144B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136144B2 JPS6136144B2 JP12341279A JP12341279A JPS6136144B2 JP S6136144 B2 JPS6136144 B2 JP S6136144B2 JP 12341279 A JP12341279 A JP 12341279A JP 12341279 A JP12341279 A JP 12341279A JP S6136144 B2 JPS6136144 B2 JP S6136144B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- expansion
- piston
- compression
- pressure chamber
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 18
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 18
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 11
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000005482 strain hardening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガス冷凍機に関するものである。
従来のこの種のガス冷凍機によれば、中間圧室
内のあたたかい作動ガスが膨張空間にまで漏洩し
て折角低温になつた作動ガスをあたためてしまう
という不具合があり、更には交番荷重によつて封
止装置が転動するという欠点もある。
内のあたたかい作動ガスが膨張空間にまで漏洩し
て折角低温になつた作動ガスをあたためてしまう
という不具合があり、更には交番荷重によつて封
止装置が転動するという欠点もある。
そこで本発明は、従来の諸不具合を一挙に解消
せしめたガス冷凍機を提供することをその目的と
するものである。
せしめたガス冷凍機を提供することをその目的と
するものである。
以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて説
明する。圧縮シリンダー1と圧縮ピストン2によ
つて形成される圧縮空間3は、冷却器21,蓄冷
器22を通して、膨張空間13に連通している。
このようにして作動回路Aが形成される。前記膨
張空間13は、膨張シリンダー11と膨張ピスト
ン12によつて形成されており、該膨張ピストン
12は、ロツド14、軸受装置33を介して、駆
動軸32に連結されている。前記膨張ピストン1
2には、ガスの封止装置(シール)15・18
が、2個所に設けられている。前記2個所の封止
装置15・18と、前記膨張ピストン12,およ
び膨張シリンダー11で囲まれる低圧空間16に
は、細孔17が開口している。前記細孔17は、
前記膨張ピストン12,ロツド14を貫通して、
駆動装置室36に別の開口部を有し、前記の低圧
空間16と該駆動装置室36とを連通させてい
る。
明する。圧縮シリンダー1と圧縮ピストン2によ
つて形成される圧縮空間3は、冷却器21,蓄冷
器22を通して、膨張空間13に連通している。
このようにして作動回路Aが形成される。前記膨
張空間13は、膨張シリンダー11と膨張ピスト
ン12によつて形成されており、該膨張ピストン
12は、ロツド14、軸受装置33を介して、駆
動軸32に連結されている。前記膨張ピストン1
2には、ガスの封止装置(シール)15・18
が、2個所に設けられている。前記2個所の封止
装置15・18と、前記膨張ピストン12,およ
び膨張シリンダー11で囲まれる低圧空間16に
は、細孔17が開口している。前記細孔17は、
前記膨張ピストン12,ロツド14を貫通して、
駆動装置室36に別の開口部を有し、前記の低圧
空間16と該駆動装置室36とを連通させてい
る。
一方、前記圧縮ピストン2は、ロツド4、軸受
装置33を介して、駆動軸32に連結されてい
る。前記駆動軸32は、軸封装置34を経て、原
動機38につながれている。また前記駆動装置室
36は、機壁35で外界とへだてられ、更に隔壁
41によつて中間圧室37と区画されている。該
隔壁41には、ロツドシール31が設けられてい
る。
装置33を介して、駆動軸32に連結されてい
る。前記駆動軸32は、軸封装置34を経て、原
動機38につながれている。また前記駆動装置室
36は、機壁35で外界とへだてられ、更に隔壁
41によつて中間圧室37と区画されている。該
隔壁41には、ロツドシール31が設けられてい
る。
以上の如き構成において、原動機38によつ
て、駆動軸32が回転させられると、軸受装置3
3,ロツド4を介して、圧縮ピストンが往復運動
をし、圧縮空間3内の作動ガスを圧縮する。圧縮
された作動ガスは、冷却器21で冷却され、蓄冷
器22でさらに冷却され、膨張空間13に達し、
膨張ピストン12に熱力学的な仕事を成して、温
度がさらに低下する。このようにして、冷凍出力
を得ることができる。
て、駆動軸32が回転させられると、軸受装置3
3,ロツド4を介して、圧縮ピストンが往復運動
をし、圧縮空間3内の作動ガスを圧縮する。圧縮
された作動ガスは、冷却器21で冷却され、蓄冷
器22でさらに冷却され、膨張空間13に達し、
膨張ピストン12に熱力学的な仕事を成して、温
度がさらに低下する。このようにして、冷凍出力
を得ることができる。
ところで、圧縮空間3,冷却器21,蓄冷器2
2、そして膨張空間13から成る作動回路A内の
作動ガスは、圧縮ピストン2および膨張ピストン
12の動きに応じて、第2図で示す如く、正弦波
に近に圧力変化Psを呈する。
2、そして膨張空間13から成る作動回路A内の
作動ガスは、圧縮ピストン2および膨張ピストン
12の動きに応じて、第2図で示す如く、正弦波
に近に圧力変化Psを呈する。
一方、中間圧室37には、作動回路A内の圧力
変化の平均的な値に等しい圧力(中間圧Pm)の
作動ガスが封入されており、軸受装置33にかか
る負荷を低減させるようになつている。駆動装置
室36は、作動回路A内の圧力変化の最低値と等
しい圧力(最低圧Pmin)以下の圧力Pdに保たれ
ている。
変化の平均的な値に等しい圧力(中間圧Pm)の
作動ガスが封入されており、軸受装置33にかか
る負荷を低減させるようになつている。駆動装置
室36は、作動回路A内の圧力変化の最低値と等
しい圧力(最低圧Pmin)以下の圧力Pdに保たれ
ている。
以上の如く本発明によれば、膨張ピストンに2
個所の封止装置を設け、前記膨張ピストンと、該
封止装置および膨張シリンダーとによつて囲まれ
る低圧空間を、膨張ピストンおよびロツド両者を
貫通する細孔により駆動装置室を連通させて、常
に駆動装置室の圧力と同一に保つようにしたた
め、封止装置を漏れる作動ガスが、膨張空間にま
で達して、低温になつた作動ガスをあたためてし
まうのを避けることができ、かつ、封止装置に掛
かる荷重が、常に低圧空間方向の一方向荷重であ
るようにしたため、前記封止装置の転動を避け、
該封止装置の寿命を増大せしめることが可能とな
つた。
個所の封止装置を設け、前記膨張ピストンと、該
封止装置および膨張シリンダーとによつて囲まれ
る低圧空間を、膨張ピストンおよびロツド両者を
貫通する細孔により駆動装置室を連通させて、常
に駆動装置室の圧力と同一に保つようにしたた
め、封止装置を漏れる作動ガスが、膨張空間にま
で達して、低温になつた作動ガスをあたためてし
まうのを避けることができ、かつ、封止装置に掛
かる荷重が、常に低圧空間方向の一方向荷重であ
るようにしたため、前記封止装置の転動を避け、
該封止装置の寿命を増大せしめることが可能とな
つた。
図は全て本発明ガス冷凍機の一実施例を示すも
ので、第1図は要部を破断して示した回路図、そ
して第2図は各部の圧力の関係を示すグラフであ
る。 3:圧縮空間、21:冷却器、22:蓄冷器、
13:膨張空間、12:膨張ピストン、14:ロ
ツド、15・18:封止装置、16:低圧空間、
17:細孔、37:中間圧室、36:駆動装置
室。
ので、第1図は要部を破断して示した回路図、そ
して第2図は各部の圧力の関係を示すグラフであ
る。 3:圧縮空間、21:冷却器、22:蓄冷器、
13:膨張空間、12:膨張ピストン、14:ロ
ツド、15・18:封止装置、16:低圧空間、
17:細孔、37:中間圧室、36:駆動装置
室。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 圧縮シリンダー1、 前記圧縮シリンダー1内に上下方向に往復動可
能に装架され、前記圧縮シリンダー1との間に圧
縮空間3を画成する圧縮ピストン2、 膨張シリンダー11、 前記膨張シリンダー11内に上下方向に往復可
能に装架され、前記膨張シリンダー11との間に
膨張空間13を形成する膨張ピストン12、 前記圧縮空間3と前記膨張空間13との間の作
動回路Aに介設された冷却器21及び蓄冷器2
2、 前記膨張ピストン12外周に上下方向に所定の
間隔をおいて装架され、前記膨張シリンダー11
及び前記膨張ピストン12との間に低圧室16を
画成する1対の封止装置15,18、 前記圧縮ピストン2及び前記膨張ピストン12
の下側に形成される中間圧室37、 前記中間圧室37の下側に形成され前記中間圧
室37とは気密的に区画される駆動装置室36、 前記圧縮ピストン2から下方に垂下し、前記中
間圧室37を通つて前記駆動装置室36内に突入
するロツド4、 前記膨張ピストン12から下方に垂下し、前記
中間圧室37を通つて前記駆動装置室36内に突
入するロツド14、 前記ロツド14に形成され、前記低圧室16と
前記駆動装置室36とを常時連通せしめる細孔1
7、並びに、 駆動軸32を介して、前記圧縮ピストン2及び
前記膨張ピストン12を所定の位相差でもつて上
下動せしめる原動機38からなり、 前記中間圧室37には、前記作動回路A内の圧
力変化の平均的な値に等しい圧力の作動ガスが、
前記駆動装置室36には、前記作動回路A内の圧
力変化の最低値と等しい圧力以下の作動ガスが、
夫々封入されている、ガス冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12341279A JPS5646957A (en) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | Gas refrigerating machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12341279A JPS5646957A (en) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | Gas refrigerating machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5646957A JPS5646957A (en) | 1981-04-28 |
JPS6136144B2 true JPS6136144B2 (ja) | 1986-08-16 |
Family
ID=14859909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12341279A Granted JPS5646957A (en) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | Gas refrigerating machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5646957A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62104828U (ja) * | 1985-07-23 | 1987-07-04 | ||
JPS62121074U (ja) * | 1986-01-20 | 1987-07-31 | ||
JPH0616652Y2 (ja) * | 1987-05-22 | 1994-05-02 | 富士通テン株式会社 | ネジ供給機能付き電動ドライバ− |
-
1979
- 1979-09-25 JP JP12341279A patent/JPS5646957A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5646957A (en) | 1981-04-28 |
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