JPS6135660Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6135660Y2 JPS6135660Y2 JP17819781U JP17819781U JPS6135660Y2 JP S6135660 Y2 JPS6135660 Y2 JP S6135660Y2 JP 17819781 U JP17819781 U JP 17819781U JP 17819781 U JP17819781 U JP 17819781U JP S6135660 Y2 JPS6135660 Y2 JP S6135660Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- reinforcing bars
- curing pipe
- cut portion
- curing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 26
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 24
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は各種の建築物にコンクリートを打込
みする時、飛散するコンクリートが他の打込みさ
れない鉄筋に付着するのを防止する鉄筋用の養生
パイプに関するものである。
みする時、飛散するコンクリートが他の打込みさ
れない鉄筋に付着するのを防止する鉄筋用の養生
パイプに関するものである。
一般に住宅、ビルデイング等のコンクリート建
築物には、順次鉄筋を組立し下方より数段に分け
てコンクリートを打込みするのが普通である。し
かし、このコンクリート打込みに際し、生コン車
の排出口より直接圧力を加えて仮枠間の鉄筋組立
部分に流出するが、この時に飛散したコンクリー
トが他の鉄筋組立前の縦鉄筋等に多く付着固定す
るものである。この付着したコンクリートは、次
に組立する鉄筋作業の際に邪魔になり、施工に支
障を来たすため、取除く必要がある。また、飛散
して付着したコンクリートは、次回のコンクリー
ト打込み時にその付着固化したコンクリートの下
側又は附近はコンクリートの流動が悪くなり、そ
の部分に空胴等が形成され、打込み作業が不完全
となる欠点があつた。
築物には、順次鉄筋を組立し下方より数段に分け
てコンクリートを打込みするのが普通である。し
かし、このコンクリート打込みに際し、生コン車
の排出口より直接圧力を加えて仮枠間の鉄筋組立
部分に流出するが、この時に飛散したコンクリー
トが他の鉄筋組立前の縦鉄筋等に多く付着固定す
るものである。この付着したコンクリートは、次
に組立する鉄筋作業の際に邪魔になり、施工に支
障を来たすため、取除く必要がある。また、飛散
して付着したコンクリートは、次回のコンクリー
ト打込み時にその付着固化したコンクリートの下
側又は附近はコンクリートの流動が悪くなり、そ
の部分に空胴等が形成され、打込み作業が不完全
となる欠点があつた。
この考案は上述の各欠点を解決せしめるもの
で、その主たる構成とする所は、養生パイプを各
種の弾性を有する材料を以て形成し、その長手方
向の一ケ所に開閉する切割部を形成する。この切
割部の相対向する閉塞縁を屈曲自在となる軟質合
成樹脂を以て一体に形成せしめたものである。従
つて、この養生パイプを使用すると、コンクリー
トを打設する際に、コンクリートを打込みしない
部分の鉄筋へのコンクリート飛散付着を完全に防
止させる効果と、鉄筋自体への被嵌及び脱離が非
常に簡単敏速にできると共に、挾持具を使用すれ
ば鉄筋に対して養生パイプは常時移動が自由にで
きる便利さがある。
で、その主たる構成とする所は、養生パイプを各
種の弾性を有する材料を以て形成し、その長手方
向の一ケ所に開閉する切割部を形成する。この切
割部の相対向する閉塞縁を屈曲自在となる軟質合
成樹脂を以て一体に形成せしめたものである。従
つて、この養生パイプを使用すると、コンクリー
トを打設する際に、コンクリートを打込みしない
部分の鉄筋へのコンクリート飛散付着を完全に防
止させる効果と、鉄筋自体への被嵌及び脱離が非
常に簡単敏速にできると共に、挾持具を使用すれ
ば鉄筋に対して養生パイプは常時移動が自由にで
きる便利さがある。
この考案の一実施例を図面について説明する
と、弾性体よりなる長手方向の養生パイプ１は、
その構成材料を硬質合成樹脂等を以て適宜の長さ
の円筒状に形成される。その長手方向に沿う外周
部の一ケ所に軸心方向に沿つて開閉する切割部２
を形成する。この切割部２の相対向する閉塞縁
３，４は、所定間隔に屈曲自在となる軟質合成樹
脂を以て各々一体に成形してある。５は横鉄筋
６，６……と組枠される縦鉄筋を示し、７は仮枠
８，８間に打込みされるコンクリートを示したも
のである。
と、弾性体よりなる長手方向の養生パイプ１は、
その構成材料を硬質合成樹脂等を以て適宜の長さ
の円筒状に形成される。その長手方向に沿う外周
部の一ケ所に軸心方向に沿つて開閉する切割部２
を形成する。この切割部２の相対向する閉塞縁
３，４は、所定間隔に屈曲自在となる軟質合成樹
脂を以て各々一体に成形してある。５は横鉄筋
６，６……と組枠される縦鉄筋を示し、７は仮枠
８，８間に打込みされるコンクリートを示したも
のである。
この考案は上述の如き構成よりなり、今この考
案の用法を説明すると、縦鉄筋５，５と横鉄筋
６，６を枠組し、両側より仮枠８，８を当付け、
この中にコンクリートを打込みする場合、予めコ
ンクリートを打込みしないコンクリート７の上方
部分の縦鉄筋５，５……に対し、第４図の如く養
生パイプ１の閉塞縁３，４を押込んで、縦鉄筋
５，５を養生パイプ１の内部に収納せしめる。閉
塞縁３，４は復元して第３図の状態となる。次に
打込み作業が終つて養生パイプ１を脱離する場合
は、第５図に示す如く、縦鉄筋５の部分を閉塞縁
３と４とに押圧しながら養生パイプ１を引張れば
容易に分離するものである。尚、縦鉄筋５に養生
パイプ１を支持する装置は、両者を挾持具を以て
固定するか、予め、養生パイプ１の所要位置に吊
紐（図示せず）等を結束し、縦鉄筋５，５の所要
個所に捲着して吊持するものである。
案の用法を説明すると、縦鉄筋５，５と横鉄筋
６，６を枠組し、両側より仮枠８，８を当付け、
この中にコンクリートを打込みする場合、予めコ
ンクリートを打込みしないコンクリート７の上方
部分の縦鉄筋５，５……に対し、第４図の如く養
生パイプ１の閉塞縁３，４を押込んで、縦鉄筋
５，５を養生パイプ１の内部に収納せしめる。閉
塞縁３，４は復元して第３図の状態となる。次に
打込み作業が終つて養生パイプ１を脱離する場合
は、第５図に示す如く、縦鉄筋５の部分を閉塞縁
３と４とに押圧しながら養生パイプ１を引張れば
容易に分離するものである。尚、縦鉄筋５に養生
パイプ１を支持する装置は、両者を挾持具を以て
固定するか、予め、養生パイプ１の所要位置に吊
紐（図示せず）等を結束し、縦鉄筋５，５の所要
個所に捲着して吊持するものである。
以上の如くこの考案によれば、各種の建築現場
でコンクリートを打込みしない部分の各鉄筋に被
嵌すると、打込み時に飛散するコンクリートが養
生パイプに付着し、鉄筋に飛散付着する事がない
効果と、従来の様に付着したコンクリートを鉄筋
より取除く手間が省け、鉄筋コンクリートが付着
していないから、次回のコンクリート打込み作業
が簡単確実で敏速にできる効果がある。また、各
鉄筋への養生パイプの被嵌は切割部によつて軽快
且つ迅速にできると共に、脱離も著しく容易にで
きると云う効果がある。そして、切割部の相対向
する各閉塞縁を軟質合成樹脂を以て形成せしめて
あるので、切割部を開放する手間が省け、且つ各
閉塞縁に鉄筋を押圧するだけで容易に着脱ができ
ると共に、閉塞縁は復元して正常位置に戻るため
簡単に脱出する事がない顕著な効果がある。
でコンクリートを打込みしない部分の各鉄筋に被
嵌すると、打込み時に飛散するコンクリートが養
生パイプに付着し、鉄筋に飛散付着する事がない
効果と、従来の様に付着したコンクリートを鉄筋
より取除く手間が省け、鉄筋コンクリートが付着
していないから、次回のコンクリート打込み作業
が簡単確実で敏速にできる効果がある。また、各
鉄筋への養生パイプの被嵌は切割部によつて軽快
且つ迅速にできると共に、脱離も著しく容易にで
きると云う効果がある。そして、切割部の相対向
する各閉塞縁を軟質合成樹脂を以て形成せしめて
あるので、切割部を開放する手間が省け、且つ各
閉塞縁に鉄筋を押圧するだけで容易に着脱ができ
ると共に、閉塞縁は復元して正常位置に戻るため
簡単に脱出する事がない顕著な効果がある。
図面はこの考案の実施例であつて、第１図はこ
の考案の使用状態の一部欠除した正面図、第２図
は仮枠を示した縦断側面図、第３図乃至第５図は
使用状態を示す断面図、第６図は養生パイプの斜
面図である。符号１は養生パイプ、２は切割部、
３，４は閉塞縁、５は縦鉄筋、７はコンクリー
ト、８は仮枠である。
の考案の使用状態の一部欠除した正面図、第２図
は仮枠を示した縦断側面図、第３図乃至第５図は
使用状態を示す断面図、第６図は養生パイプの斜
面図である。符号１は養生パイプ、２は切割部、
３，４は閉塞縁、５は縦鉄筋、７はコンクリー
ト、８は仮枠である。
Claims (1)
- 構造物の鉄筋にコンクリートを打込みする際に
用いる鉄筋用の養生パイプに於いて、該養生パイ
プは弾性体より構成され、その長手方向の一ケ所
に開閉する切割部を形成し、該切割部の相対向す
る閉塞縁を屈曲自在となる軟質合成樹脂を以て
各々一体に形成した事を特徴とする鉄筋用の養生
パイプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17819781U JPS5893144U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 鉄筋用の養生パイプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17819781U JPS5893144U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 鉄筋用の養生パイプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5893144U JPS5893144U (ja) | 1983-06-24 |
| JPS6135660Y2 true JPS6135660Y2 (ja) | 1986-10-16 |
Family
ID=29972772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17819781U Granted JPS5893144U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 鉄筋用の養生パイプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5893144U (ja) |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP17819781U patent/JPS5893144U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5893144U (ja) | 1983-06-24 |
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