JPS6135474B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6135474B2
JPS6135474B2 JP3583382A JP3583382A JPS6135474B2 JP S6135474 B2 JPS6135474 B2 JP S6135474B2 JP 3583382 A JP3583382 A JP 3583382A JP 3583382 A JP3583382 A JP 3583382A JP S6135474 B2 JPS6135474 B2 JP S6135474B2
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JP
Japan
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sides
vibration
vibrating
vibrating frame
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP3583382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58153086A (ja
Inventor
Genji Nakatani
Kazuo Kanai
Haruo Ito
Masashi Mori
Shingo Nonaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinagawa Shiro Renga KK
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Shinagawa Shiro Renga KK
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinagawa Shiro Renga KK, Nippon Kokan Ltd filed Critical Shinagawa Shiro Renga KK
Priority to JP3583382A priority Critical patent/JPS58153086A/ja
Publication of JPS58153086A publication Critical patent/JPS58153086A/ja
Publication of JPS6135474B2 publication Critical patent/JPS6135474B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Blast Furnaces (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は高炉出銑樋等溝型形状をした溶融金
属用樋の特に角型のスキンマー部等の側壁内張り
を、不定形耐火物の振動成形によつて構築するた
めの装置に関する。
近年、高炉出銑樋、出鋼樋等溝型形状の容器の
耐火物内張りを、不定形耐火物の振動成形法によ
つて補修が行われるようになつた。振動成形法の
利点としては、 低水分の耐火材料に振動を与えて成形するの
で充填密度が高く、かつ施工後の乾燥工程が殆
んど不要となるので、全施工時間は流し込み法
の約19時間、スタンプ法の約12時間に対して7
〜8時間の短時間で終了する。
従来のスタンプ施工のように層状打ち上げに
基づく層間キレツ発生の危険、長時間振動作業
に基づく「白ろう病」などの職業病の防止が図
れる。
従来の流し込み施工のように大型の混練用ミ
キサー、ベルトコンベア等を設置するとか、ま
た施工の事前準備や終了後の後片付けに繁雑な
作業を必要とするとゆうことがなくなる等であ
る。
また振動成形装置としては、特公昭55−
42308、「溶融金属用樋の振動成形装置」の如く、
樋の溝の両側面と溝の底面に対向する枠に振動機
を取付けて振動枠とし、両側面の振動枠が側面方
向に開閉できるように作動するシリンダーがあつ
てその両端を両側面振動枠に連結して設けている
ものである。これによつて施工材料に振動を与え
ると同時に油圧シリンダーで材料に強圧を与える
ことによつて高密度充填の不定形側壁内張りが得
られることが記載されている。
〓〓〓〓〓
ところがこのような振動成形装置では、細長い
溝状の樋の両側面および底面の施工において、装
置を順次長さ方向に移動しながら連続施工してゆ
くには適しているが、スキンマー部のような四側
面を耐火物内張りで囲まねばならない四角形の部
分の施工は困難である。勿論前記成形装置を直角
に転回して二回施工すれば、成形装置の長さを一
辺とする正方形の溝型の内張りは一応成形できる
が、側面振動枠が外側に開く関係上、溝の各側面
部が接する角の部分に脆弱な壁ができ実用になる
溝は施工できない。
この発明は不定形耐火物の振動押圧成形の利点
を減することなく、周囲が側壁で囲まれた角型
(四角形もしくは短矩形)の内張りを短時間かつ
高密度に成形できる振動成形装置を提供すること
を目的とし、その要旨は、溶融金属用樋の四側面
を有する溝の内側面に対向し得る4側面からなる
振動枠と底面に対向し得る底面振動枠とを連結
し、前記各振動枠にそれぞれ振動機を取付け、か
つ前記4側面からなる振動枠の対向側面を連結す
るシリンダーを設け、さらに前記4側面からなる
振動枠の枠内の中心に位置し前記底面振動枠に立
設するマストに設けたリンクガイドと、前記4側
面からなる振動枠の各両側面を同一寸法のリンク
で連結し、さらに前記各側面の側端部を折り曲げ
重合させた側面係合部を設けたことを特徴とする
溶融金属用樋の振動成形装置にある。
以下実施例を示す図面に基づいてこの発明の装
置を説明すると第1図は高炉出銑樋のスキンマー
部を施工するに際して、この発明の振動成形装置
を設置した場合の平面図(ただしリンク19乃至
22を省略してある)、第2図は第1図A−A縦
断面側面図(ただし下側のシリンダー14を省略
してある)、第3図は第1図のB−B縦断面側面
図(ただし上側のシリンダー13を省略してあ
る)である。
第1図において1は出銑樋の多数回使用後のス
キンマー残存部、2は同じく溶損部即ち要補修部
位でこの発明装置を使用して施工するスキンマー
周辺部であり、2′は従来の成形装置で施工する
樋側の側壁溶損部である。各図において3,4,
5,6はスキンマー部の四方の内側面に対向する
各側面振動枠で、それぞれ内側中央部に側面振動
機15,15,15,15を固着する。7はスキ
ンマー部の底面に対向する底面振動枠でその底面
に同じく底面振動機16,16を固着する。3,
4,5,6の各側面振動枠は互いに接続して4側
面からなる振動枠を形成し、各側面振動枠の
各々は底面振動枠7と薄鉄板などの継ぎ板9,1
0,11,12によつて継ぎ部に隙間がないよう
に連結され、これを支点をして相対向する両側面
振動枠3,5および4,6は開閉自在の構造とな
つている。
13は油圧シリンダーで、その両端は側面振動
枠4と6の上部に連結して2組設けられ、油圧シ
リンダー14は同じく側面振動枠3と5に連結し
て2組を油圧シリンダー13の下部に設ける。こ
の各シリンダーを作動することによつて各側面振
動枠4,6および3,5を外側(側壁側)に押圧
するかもしくは内側に戻すことが自在となる。
17は振動枠4側面の中心部に位置し底面振
動枠7の上に立設した円筒状のマストで、その外
周面に接触して自由に上下摺動できるリング状の
リンクガイド18,18′が挿通されている。リ
ンクガイド18は側面振動枠4,6とリンク1
9,20で連結され、リンクガイド18′は同じ
く側面振動枠3,5とリンク21,22で連結さ
れており、各連結部はピン等で各リンクが傾動可
能のように取付けられている。またリンク19と
20は同一寸法、リンク21と22は同一寸法で
ある。
さて今、油圧シリンダー13,13を作動する
と側面振動枠4,6が外方向もしくは内方向に開
閉すると同時にリンクガイド18が上下に摺動す
る。同じく油圧シリンダー14,14が作動する
と側面振動枠3,5が開閉しリンクガイド18′
が上下に摺動する。この際各側面振動枠が接続し
ている端部が離れて間隙が生じないように、各々
の両端部を折り曲げて、折り曲げ部が適宜重なり
合うように形成された側面係合部23が4組設け
られている。従つて各油圧シリンダーの作動に応
じて、各側面係合部23の重さなり合いの程度が
変化することによつて4側面振動枠3,4,5,
6は常に相互に隙間の空かない連結した状態を保
持して開閉することができる。
またシリンダー13の作動によつて側面振動枠
4,6が外方に押圧された場合、所定の形状を越
えて外方向に移動しないようにリンクガイド18
〓〓〓〓〓
の下方にストツパー24を設ける。ストツパー2
4は他方の側面振動枠3,5に対するリンクガイ
ド18′のストツパーも兼ねているので、ストツ
パー24の厚さおよび装着位置は、施工すべき溝
の大きさ、形状に応じて調整しマスト17に装着
される。なお、19−20,21−22のリンク
は、両側が同一寸法であるから両側面は対称的に
開閉し片開きすることはない。
次に以上説明した装置を使用して出銑樋等のス
キンマー部を施工する場合について同じく、第1
図〜第3図にもとづいて述べると、先ず施工すべ
きスキンマー部の底部(敷部)に粉末状の不定形
耐火物の所定量を投入し、振動成形装置全体をク
レーン等で吊下げて上記スキンマー施工部のほぼ
中央にセツトした後、底面に固着した2台の底面
振動機16,16を同時に作動加振させて底面の
施工材料を振動充填する。次に側面振動枠の外側
即ち第1図で示す溶損部2に、施工すべき容積か
ら計算した量の施工材料をほぼ平均に投入した
後、先ず側面振動機15を作動して施工材料に振
動を与えて充填密度を上げ、次いで油圧シリンダ
ー13,14を作動して、振動状態のまゝ各側面
振動枠を外側に徐々に押し拡げることによつて施
工材料は最密充填されるのである。
この際側面振動枠3,4,5,6は外側に押圧
され移動するが、中央部のマストに連結したリン
ク19−20、21−22およびストツパー24
によつて制御されるので、側面振動枠は片開きに
偏ることがなく両側面が対称的に開きかつ一定の
開度以上は開かないので、所定の正しい四角型形
状の溝が形成される。同時に、4側面共ほぼ均一
な充填度が得られる。
なお側面係合部23は第1図に示すように、側
面振動枠3,5が外側に位置していて折り曲げ部
が長く、側面振動枠4,6はその内側に位置して
いて折り曲げ部が短いので、油圧シリンダーと振
動機を作動する際は、先ず側面振動枠3,5側の
側面振動機15,15を始動して先ず施工材料の
充填度を上げ、次いでシリンダー14を作動して
押圧振動すると同時に、引続き他の側の振動機作
動、油圧シリンダー作動を行う。各側とも振動充
填3〜5分、押圧しつつ振動充填する時間1〜2
分でそれぞれ振動成形を完了する。また施工側壁
はどのような傾斜角度であつても各側面係合部2
3の重合の度合、継ぎ板9,10,11,12を
支点とする開閉移動およびストツパー24の位置
決めによつて自在に施工できる。
側面係合部23は以上のような構造および施工
法であるから、施工中に材料が溝内に逆流するこ
とはなく、側面振動枠の外側への押圧を円滑に行
うことができる。
各振動枠に装着する振動機は、振動数3000〜36
〜VPM、振巾および起振力は使用耐火材料の種
類、施工厚さに応じて0.3〜1.0mmおよび700〜
2000Kgの範囲で変化できるものが好ましい。また
シリンダー13,14は油圧、シリンダーに限ら
ず空気圧シリンダー、電動シリンダーも使用し得
る。またシリンダーの押圧力は施工要求に応じて
20〜70Kg/cm2の間で、圧力変化とタイムスケジユ
ールを任意に変更し得る設計とするのが望まし
い。
以上振動成形を完了したらシリンダー13,1
4を作動して各側面振動枠を閉じ、クレーンで振
動成形装置を吊り下げ脱枠することによつて施工
を完了する。
以上説明したようにこの発明装置は極めて簡単
な構造であり、各振動機およびシリンダーの作動
のスケジユールを操作盤に前もつてセツトして置
き、各動作をリミツトスイツチやその他の自動制
御機構によつて施工を連続自動的にかつ短時間で
完了することができる。
この発明装置によるときは次の様な効果を有す
る。
(1) 従来施工が困難であつた四角形状の溝の4側
面同時施工が容易にできる。
(2) 設計形状に対して10mm以下の寸法誤差で正確
に施工できる。
(3) 各側面の材料充填密度のバラツキを少くする
ことができる。
(4) 角型4側面の各接合部を、側壁と同様に最密
充填を行うことができる。
(5) 樋スキンマー部の施工において従来3〜5時
間を要したものが60分で完了することができ
る。
(6) 施工において、溝内に施工材料が逆流するこ
とがなく、後片付けに時間をとられない。
この発明の装置は以上説明した出銑樋のスキン
マー部のみならず、四角い形状の他の溝部の施工
〓〓〓〓〓
に広く適用でき、また補修施工のみならず新設の
施工にも使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す平面図、第2
図は第1図A−A線縦断面図、第3図は第1図B
−B線縦断面図である。各図において、 3,4,5,6……側面振動枠、7……底面振
動枠、……4側面からなる振動枠、9,10,
11,12……継ぎ板、13,14……シリンダ
ー、15……側面振動機、16……底面振動機、
17……マスト、18,18′……リンクガイ
ド、19,20,21,22……リンク、23…
…側面係合部、24……ストツパー。 〓〓〓〓〓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶融金属用樋の四側面を有する溝の内側面に
    対向し得る4側面からなる振動枠と底面に対向し
    得る底面振動枠とを連結し、前記各振動枠にそれ
    ぞれ振動機を取付け、かつ前記4側面からなる振
    動枠の対向側面を連結するシリンダーを設け、さ
    らに前記4側面からなる振動枠の枠内の中心に位
    置し前記底面振動枠に立設するマストに設けたリ
    ンクガイドと、前記4側面からなる振動枠の各両
    側面を同一寸法のリンクで連結し、さらに前記各
    側面の側端部を折り曲げ重合させた側面係合部を
    設けたことを特徴とする溶融金属用樋の振動成形
    装置。
JP3583382A 1982-03-09 1982-03-09 溶融金属用樋の振動成形装置 Granted JPS58153086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3583382A JPS58153086A (ja) 1982-03-09 1982-03-09 溶融金属用樋の振動成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3583382A JPS58153086A (ja) 1982-03-09 1982-03-09 溶融金属用樋の振動成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58153086A JPS58153086A (ja) 1983-09-10
JPS6135474B2 true JPS6135474B2 (ja) 1986-08-13

Family

ID=12452961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3583382A Granted JPS58153086A (ja) 1982-03-09 1982-03-09 溶融金属用樋の振動成形装置

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JP (1) JPS58153086A (ja)

Also Published As

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JPS58153086A (ja) 1983-09-10

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