JPS6135209Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135209Y2 JPS6135209Y2 JP17454382U JP17454382U JPS6135209Y2 JP S6135209 Y2 JPS6135209 Y2 JP S6135209Y2 JP 17454382 U JP17454382 U JP 17454382U JP 17454382 U JP17454382 U JP 17454382U JP S6135209 Y2 JPS6135209 Y2 JP S6135209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal
- water
- water slurry
- ball mill
- slurry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 54
- 239000002002 slurry Substances 0.000 claims description 38
- 239000003245 coal Substances 0.000 claims description 32
- 239000000654 additive Substances 0.000 claims description 12
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 11
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000003610 charcoal Substances 0.000 description 1
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 1
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 239000004094 surface-active agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は石炭−水スラリーの製造装置に関す
る。
る。
石炭−水スラリーを高濃度にして輸送すれば、
脱水しなくてもボイラーあるいはキルンなどの微
粉炭燃焼用バーナで直接燃焼させることができ
る。しかし、このときの石炭−水スラリーの濃度
は、熱経済的にみて石炭含有量が68%以上もなけ
ればならない。ところで、石炭を微粉砕するには
ボールミルが適している。このボールミルを使つ
て連続的に石炭を微粉砕するには、ボールミル内
でスラリー状にして粉砕した方が粉砕効率がよ
く、またスラリー状であればボールミルからの取
出しが容易であり、かつ連続的に取出しができる
ことになる。しかし、ボールミルで石炭−水スラ
リーを製造しても従来、石炭含有量を例えば60%
程度までしかできなかつた。したがつて、別個手
段を講じなければ前述の如く高濃度にすることは
できないのであるが、破砕された石炭(粒径3mm
以下)を68%の濃度にするとスラリー状にはなり
にくかつた。
脱水しなくてもボイラーあるいはキルンなどの微
粉炭燃焼用バーナで直接燃焼させることができ
る。しかし、このときの石炭−水スラリーの濃度
は、熱経済的にみて石炭含有量が68%以上もなけ
ればならない。ところで、石炭を微粉砕するには
ボールミルが適している。このボールミルを使つ
て連続的に石炭を微粉砕するには、ボールミル内
でスラリー状にして粉砕した方が粉砕効率がよ
く、またスラリー状であればボールミルからの取
出しが容易であり、かつ連続的に取出しができる
ことになる。しかし、ボールミルで石炭−水スラ
リーを製造しても従来、石炭含有量を例えば60%
程度までしかできなかつた。したがつて、別個手
段を講じなければ前述の如く高濃度にすることは
できないのであるが、破砕された石炭(粒径3mm
以下)を68%の濃度にするとスラリー状にはなり
にくかつた。
本考案はこのような問題を解決することを目的
とし、破砕炭をボールミルに供給する破砕炭供給
装置と、水および添加剤を前記ボールミルに注入
する水、添加剤注入装置と、前記ボールミルで製
造された低濃度の石炭−水スラリーの一部を脱水
してケーキ状とする脱水機と、前記低濃度の石炭
ー水スラリーの残りおよび前記脱水機で脱水され
てできたケーキを混ぜ合わせて高濃度の石炭−水
スラリーを造る撹拌槽または混合機を有せしめた
構成の石炭−水スラリーの製造装置を提供するこ
とによつて、その目的を達成するものであり、こ
れにより、簡易な構成でかつ至つて容易に高濃度
の石炭−水スラリーを製造することができるもの
である。
とし、破砕炭をボールミルに供給する破砕炭供給
装置と、水および添加剤を前記ボールミルに注入
する水、添加剤注入装置と、前記ボールミルで製
造された低濃度の石炭−水スラリーの一部を脱水
してケーキ状とする脱水機と、前記低濃度の石炭
ー水スラリーの残りおよび前記脱水機で脱水され
てできたケーキを混ぜ合わせて高濃度の石炭−水
スラリーを造る撹拌槽または混合機を有せしめた
構成の石炭−水スラリーの製造装置を提供するこ
とによつて、その目的を達成するものであり、こ
れにより、簡易な構成でかつ至つて容易に高濃度
の石炭−水スラリーを製造することができるもの
である。
以下本考案の構成をその一実施例を示す図面に
基づいて詳細に説明する。図において、1は石炭
2を投入される原炭ホツパ、3は原炭ホツパ1か
ら供給された石炭2を3mm以下の粒径に破砕する
破砕機、4は破砕機3で破砕された破砕炭5を投
入される複数の破砕炭ホツパ、6は各破砕炭ホツ
パ4の破砕炭5をそれぞれのボールミル7に定量
供給する複数の定量供給機である。これら原炭ホ
ツパ1、破砕機3、破砕炭ホツパ4および定量供
給機6で、破砕炭5をボールミル7に供給する破
砕炭供給装置が構成されている。8は水9を流量
計10を通して供給されるとともに必要に応じて
界面活性剤などの添加剤11を添加される水タン
ク、12は水タンク8で添加剤11を添加混合さ
れた水9を前記各ボールミル7に定量注入する第
1定量ポンプ、13は第1定量ポンプ12と各ボ
ールミル7を結ぶ経路の途中に、各ボールミル7
に対応して介装された複数の流量計である。これ
ら水タンク8第1定量ポンプ12、および流量計
13で、水9および添加剤11をボールミル7に
注入する水、添加剤注入装置が構成されている。
14は各ボールミル7に対応して複数設けられた
貯留槽で、ボールミル7で製造された低濃度(例
えば石炭含有量60%)の石炭−水スラリー−15
を受け取つて一旦貯留するためのもの、16は各
貯留槽14から石炭−水スラリー15を搬出する
ための第2ポンプで、各第2ポンプ16から搬出
された石炭−水スラリー15の一部は複数の脱水
機17へ、残りの石炭−水スラリー15は複数の
撹拌槽18に導かれる構成とされている。また各
撹拌槽18には、前記各脱水機17で脱水された
ケーキ状の石炭−水スラリー19が導かれる構成
とされている。なお脱水機17はプレス型、遠心
型、真空型などいずれでもよい。20は各脱水機
17から排出される水21を搬出するための第3
ポンプ、22は各撹拌槽18で撹拌混合されて造
られた高濃度(例えば石炭含有量70%)の石炭−
水スラリー23を搬出するための第4ポンプで、
各第3ポンプ20から搬出された水21は前記
水、添加剤注入装置の水タンク8へ、各第4ポン
プ22から搬出された高濃度の石炭−水スラリー
23は高濃度スラリー貯蔵タンク24に導かれる
構成とされている。
基づいて詳細に説明する。図において、1は石炭
2を投入される原炭ホツパ、3は原炭ホツパ1か
ら供給された石炭2を3mm以下の粒径に破砕する
破砕機、4は破砕機3で破砕された破砕炭5を投
入される複数の破砕炭ホツパ、6は各破砕炭ホツ
パ4の破砕炭5をそれぞれのボールミル7に定量
供給する複数の定量供給機である。これら原炭ホ
ツパ1、破砕機3、破砕炭ホツパ4および定量供
給機6で、破砕炭5をボールミル7に供給する破
砕炭供給装置が構成されている。8は水9を流量
計10を通して供給されるとともに必要に応じて
界面活性剤などの添加剤11を添加される水タン
ク、12は水タンク8で添加剤11を添加混合さ
れた水9を前記各ボールミル7に定量注入する第
1定量ポンプ、13は第1定量ポンプ12と各ボ
ールミル7を結ぶ経路の途中に、各ボールミル7
に対応して介装された複数の流量計である。これ
ら水タンク8第1定量ポンプ12、および流量計
13で、水9および添加剤11をボールミル7に
注入する水、添加剤注入装置が構成されている。
14は各ボールミル7に対応して複数設けられた
貯留槽で、ボールミル7で製造された低濃度(例
えば石炭含有量60%)の石炭−水スラリー−15
を受け取つて一旦貯留するためのもの、16は各
貯留槽14から石炭−水スラリー15を搬出する
ための第2ポンプで、各第2ポンプ16から搬出
された石炭−水スラリー15の一部は複数の脱水
機17へ、残りの石炭−水スラリー15は複数の
撹拌槽18に導かれる構成とされている。また各
撹拌槽18には、前記各脱水機17で脱水された
ケーキ状の石炭−水スラリー19が導かれる構成
とされている。なお脱水機17はプレス型、遠心
型、真空型などいずれでもよい。20は各脱水機
17から排出される水21を搬出するための第3
ポンプ、22は各撹拌槽18で撹拌混合されて造
られた高濃度(例えば石炭含有量70%)の石炭−
水スラリー23を搬出するための第4ポンプで、
各第3ポンプ20から搬出された水21は前記
水、添加剤注入装置の水タンク8へ、各第4ポン
プ22から搬出された高濃度の石炭−水スラリー
23は高濃度スラリー貯蔵タンク24に導かれる
構成とされている。
係る構成で、次に動作を説明する。先ず、各ボ
ールミル7に破砕炭供給装置を用いて破砕炭5を
供給するとともに水、添加剤注入装置を用いて必
要量の水9および添加剤11を注入する。次に各
ボールミル7でこれらの調合を計つて前述の如く
低濃度の石炭−水スラリー15を製造する。次
に、製造された石炭−水スラリー15を対応する
各貯留槽14で一旦貯留し、各第2ポンプ16を
介してその一部(例えば40%)を複数の脱水機1
7へ、残りを複数の撹拌槽18に導く。さらに各
撹拌槽18には脱水機17で脱水してケーキ状に
した石炭−水スラリー19(例えば石炭含有量90
%)を導く。次に、撹拌槽18で低濃度の石炭−
水スラリー15とケーキ19を混ぜ合わせて高濃
度(例えば石炭含有量70%)の石炭−水スラリー
23を造り、各第4ポンプ22を介して高濃度ス
ラリー貯蔵タンク24へ製品として導く。脱水機
17から排出された水21は各第3ポンプ20を
介して水タンク8へ導く。
ールミル7に破砕炭供給装置を用いて破砕炭5を
供給するとともに水、添加剤注入装置を用いて必
要量の水9および添加剤11を注入する。次に各
ボールミル7でこれらの調合を計つて前述の如く
低濃度の石炭−水スラリー15を製造する。次
に、製造された石炭−水スラリー15を対応する
各貯留槽14で一旦貯留し、各第2ポンプ16を
介してその一部(例えば40%)を複数の脱水機1
7へ、残りを複数の撹拌槽18に導く。さらに各
撹拌槽18には脱水機17で脱水してケーキ状に
した石炭−水スラリー19(例えば石炭含有量90
%)を導く。次に、撹拌槽18で低濃度の石炭−
水スラリー15とケーキ19を混ぜ合わせて高濃
度(例えば石炭含有量70%)の石炭−水スラリー
23を造り、各第4ポンプ22を介して高濃度ス
ラリー貯蔵タンク24へ製品として導く。脱水機
17から排出された水21は各第3ポンプ20を
介して水タンク8へ導く。
なお、上記実施例においては低濃度の石炭−水
スラリー15とケーキ状の石炭−水スラリー19
を混ぜ合わせるのに撹拌槽18を用いたものを例
として挙げたが、これに代えて混合機を用いても
よい。
スラリー15とケーキ状の石炭−水スラリー19
を混ぜ合わせるのに撹拌槽18を用いたものを例
として挙げたが、これに代えて混合機を用いても
よい。
以上本考案によれば、簡易な構成でかつ至つて
容易に高濃度の石炭−水スラリーを製造すること
ができる。
容易に高濃度の石炭−水スラリーを製造すること
ができる。
図面は本考案に係る石炭−水スラリーの製造装
置の全体フロー図である。 5……破砕炭、7……ボールミル、9……水、
11……添加剤、15……低濃度の石炭−水スラ
リー、17……脱水機、18……撹拌槽、19…
…ケーキ状の石炭−水スラリー、23……高濃度
の石炭−水スラリー。
置の全体フロー図である。 5……破砕炭、7……ボールミル、9……水、
11……添加剤、15……低濃度の石炭−水スラ
リー、17……脱水機、18……撹拌槽、19…
…ケーキ状の石炭−水スラリー、23……高濃度
の石炭−水スラリー。
Claims (1)
- 破砕炭をボールミルに供給する破砕炭供給装置
と、水および添加剤を前記ボールミルに注入する
水、添加剤注入装置と、前記ボールミルで製造さ
れた低濃度の石炭−水スラリーの一部を脱水して
ケーキ状とする脱水機と、前記低濃度の石炭−水
スラリーの残りおよび前記脱水機で脱水されてで
きたケーキを混ぜ合わせて高濃度の石炭−水スラ
リーを造る撹拌槽または混合機を有することを特
徴とする石炭−水スラリーの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17454382U JPS5979227U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 石炭−水スラリ−の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17454382U JPS5979227U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 石炭−水スラリ−の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5979227U JPS5979227U (ja) | 1984-05-29 |
JPS6135209Y2 true JPS6135209Y2 (ja) | 1986-10-14 |
Family
ID=30379958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17454382U Granted JPS5979227U (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 石炭−水スラリ−の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5979227U (ja) |
-
1982
- 1982-11-17 JP JP17454382U patent/JPS5979227U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5979227U (ja) | 1984-05-29 |
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