JPS6135146A - 2パルス無集電子直流電動機及び回転式記憶媒体駆動ユニット - Google Patents

2パルス無集電子直流電動機及び回転式記憶媒体駆動ユニット

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JPS6135146A
JPS6135146A JP10620385A JP10620385A JPS6135146A JP S6135146 A JPS6135146 A JP S6135146A JP 10620385 A JP10620385 A JP 10620385A JP 10620385 A JP10620385 A JP 10620385A JP S6135146 A JPS6135146 A JP S6135146A
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poles
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • H02K29/08Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors

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  • Power Engineering (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は2パルス無東電子直流電動機に関する。
[従来の技術] 2パルス無集電子直流電動機の一例として、少くとも1
つの相巻線をもつ固定子と、境界部分によって互に分け
られ回転方向に見て互に連続する主極(N 、 S)が
交互の極性をもちその場合回転子は運転時に正の半波が
夫々負の半波に続いて交互に反復される交番誘起電圧い
わゆる逆起電力を前記少くとも1つの相巻線に誘起する
永久磁石回転子と、誘起電圧の零通過点の領域において
駆動に有効な補助モーメントを発生する手段とを備えた
形式のものがある。
この形式の電動機は、出願人の製品によって多種の様式
で知られるようになり、例えばディスク記憶装置の駆動
に使用されている。
通常、この形式のディスク記憶装置電動機は制動機を備
え、電動機がONにされた場合に、この制動器は解放さ
れる。電磁的に発生する回転モーメントが零の近辺とな
る通常整流が行われる不都合な位置に電動機が制動器に
よって制動されていた場合には、回転子を駆動するため
にこの形式の電動機において使用される補助モーメント
すなわち機械的に生じる補助モーメントまたは磁気抵抗
モーメントだけが使用され、その波形および経過は、円
筒状の空隙をもつ電動機の場合、例えば空隙形状によっ
て決定され得る。この補助モーメントは、電磁的に生じ
る回転モーメントが回転子を駆動させることが可能な位
置に、回転子を回転させる必要がある。
[発明が解決しようとする問題点] このような電動機の場合、整流時点に対する制御の誤差
、例えばこれに使用されるホール発電器またはホール集
積回路の誤差または電動機の機械的な誤差によって整流
時点が過度に早くなりまたは過度に遅くなるという問題
が生じる場合がある。そのため、整流時点において生じ
る電磁回転モーメントが負になり1回転子を逆に回転さ
せようとする場合がある。この場合には、回転子を正方
向に回転させる補助モーメントが同時に作用する。この
ような場合、2つのモーメントの合計が零の近辺にある
ことがあり得る。即ち制動機が解放された際に電動機が
起動しない場合がある。
従って、本発明の目的は、公知の2パルス電動機の上述
の欠点を回避することにある。
[発明による解決手段] この目的は、本発明によれば、特許請求の範囲第1項に
記載の対策によって達成される。すなわち、冒頭に記載
の形式の2パルス無集電子直流電動機において、本発明
は、正の半波から負の半波へ又はその逆に移行する際に
電圧零の範囲における所定の回転角度範囲(α)の間に
あり図で示した場合に誘起電圧(U i n d)のほ
ぐ水平な経過を起生ずるだめの少くとも2つの隣り合う
主極(N。
S)の間の境界部分が構成されることを特徴経過は、誘
起電圧の経過に等しいため、本発明によれば、整流時点
の付近の臨界的な角度範囲において、この範囲で固定子
電流が流れた場合でも電磁的に生じる回転モーメントが
作為的に零にされる。このようにすることによって、こ
の臨界的な角度範囲において駆動に有効な補助モーメン
トだけが作用し、この補助モーメントは、この臨界的な
角度範囲の外部において電磁的に生じる回転モーメント
が有効に作用するに至るまで1回転子を正しい方向に確
実に回転させる。従って、困難な条件においても極めて
確実に起動される。補助モーメントとして、電動機の空
隙に対策を施すことによって起生される磁気抵抗モーメ
ントが使用される場合には、さらに本発明によってこの
磁気抵抗モーメントも増大され、同時に、本発明による
対策を施さない場合より広い範囲に亘って増大され、こ
れによって起動の確実性が向上されるという大きな利点
が生じる。しかしながら、本発明は、機械的に発生され
る補助モーメントが使用される電動機(このような電動
機は第2次世昇天戦においてアメリカ合衆国の爆撃機に
使用された)にも使用することができ、また任意の形式
の電動機の場合において電磁的に発生した回転モーメン
トの形状を変えるのにも使用することができる。
[好適な実施の態様] 本発明の好適な実施の態様は特許請求の範い。
本発明によって、特許請求の範囲第3項に示すように実
施することが好ましい。このような特殊な磁化は、所定
の臨界角度範囲において、固定子に作用する磁束変化が
零の方へ移行するように作用する。このようにすること
によって、この角度範囲において誘起電圧(従って電磁
的に発生する回転モーメントも同様に)が零または殆ん
ど零になる。この範囲において整流が行われた場合、固
定子に対応する電流が流れた場合でも電磁回転モーメン
トは生じない。従って、この範囲の内部における整流誤
差は、確実な起動に対して影響を与えない。
本発明において、特許請求の範囲第8項の特徴によって
実施することが特に好ましい。
すなわち、この第8項は、2つの隣り合う主極の間の境
界線に対して対称的な補極の配列は、誘起電圧および電
磁的に生じる回転モーメントの発生においても、平坦部
分が零線(横座標)上に存在せず、従って有害な場合も
あり得る残留回転モーメントが常に生じるため、最適で
はないことを示している。従って、この付加的な補極の
配置を所定の境界線に対して回転方向と逆に少し偏位さ
せることが好ましい。この偏位が充分な大きさであれば
、この対をなす補極の一方が、隣接する主極の中に“消
滅“し、すなわち例えばS補極が偏位によってN主極の
領域からS主極の領域に達した場合には、このS補極は
S主極と合併し、従って2つの主極の間の境界部分に唯
1つの補極だけになる。
本発明による補極の配置は、特許請求の範囲第11項お
よび第12項によって、西ドイツ特許出願公開第31 
25 694号が対象とするように、磁化と極めて好適
に組合わされ、その目的は、電動機の軸方向の非対称を
補償し誘起電圧に所定の好適な波形を与えることである
。しかしながら、この付加的な発明の使用は、本発明の
必須条件ではない。
[実施例] 本発明の細部および好適な発展形態は、本発明を決して
制約するものではないが次に説明し図示された実施例、
ならびにその他の実施態様項から理解されよう。
第1図および第2図に示された外側回転子型2パルス無
集電子直流電動機7において、参照符合10によって内
部固定子が示されており、その積層板11は、この実施
例においては、特に空隙23の形状に関して西ドイツ特
許第23 46 380号明細書に詳細に記載されてい
るような板切込みを有している。この特許に、不必要な
長さを回避するため、その実施態様が、特に発生する磁
気抵抗モーメントの形状に関しても言及されている。こ
の板切込みは、次に第6図と関連して一層詳細に説明す
るように、実施例におけるは釘梯形状の回転子磁化に適
している。図示の電動機は外側回転子電動機であるが、
本発明は、内側回転子電動機または平面状の空隙を有す
る電動機および他のパルス数をもつ電動機にも同様に適
用することができる。第11図は、平面状の空隙をもつ
電動機の実施例を示している。
積層板11(第1図および第2図)は、隆起部14を夫
々備えた3木のピン15.16.17によって結合され
ている。積層板11は中心孔を備え、この中に、一方の
端部に締付はフランジ20をもつ軸受支持管19゜が圧
嵌されている。積層板11の溝8および9の中に、2つ
の固定子巻線24および25が巻かれており、この固定
子巻線は、図示のように互に重ねられておらず、従って
電動機の軸方向の高さを少くし、巻線同志の間に巻線の
ない空間部21を形成している。
ピン15−17の下端部には、適当な絶縁材料からなる
プリント基板28が固定されている。これは、固定子巻
線24および25の端子を直接接続するプリント回路を
備えている。さらに、このプリント基板は、巻線24お
よび25の電流を制御する全体の電気回路を備えている
。この電流は、プリント基板28に固定されこの場合例
えばホール−IC(30)として構成された特に電流磁
気センサによって、回転子の位置に応じて整流される。
しかしながら1本発明の枠内において、夫々の他の形式
の整流も同様に可能である。
第1図は、プリント基板28に固定して鑞付けされた2
つの電子構成要素31.32を示してし・る。たダ1つ
の相巻線を備えた2バルスミ動機に適した整流回路は、
例えば西ドイツ特許出願公開第30 22 836号公
報に示されており、2つの相巻線を備えた2パルス電動
機の整流回路は西ドイツ特許出願公開第30 10 4
35号公報に示されている。冗長を避けるため、適当な
整流回路の例として、この公開公報を引照する。本発明
は、た(1つの相巻線を備えた2パルス電動機または2
つの相巻線を備えた2パルス電動機に同様に適している
固定子装置は、そのフランジ20およびねじ35によっ
て電動機支持台36に固定されている。軸受支持管19
の中において、油貯蔵フェル]・34が介在した2つの
すべり軸受37.38に回転子軸39が支承され、この
回転子軸は第1図に示された上端部に、軟鉄を深絞り加
工してつくられた外側回転子40の回転子ハウジング4
2を支持し、このハウジングは下方が開放されて固定子
10を囲んでいる。回転子ハウジング42の中に貫通し
たリング状の回転子磁石43が設けられている。この磁
石は2つの主極をもち、第1図および第2図において文
字N(−北極)およびS(−南極)によって示す如く半
径方向に磁化されている。この両方の主極の境界は、符
合44および45によって示されている。図示の電動機
は2極である。本発明は、これより高い極数にも同様に
適している。回転子40の回転方向は、図において符合
41によって示されている。
ホール−IC30は、2つの固定子巻線24および25
の間の中間空間部の、第2図における左の極光端部50
および51の近くで2つの固定子極52および53の間
にある領域に設けられている。図に示すように、極光端
部50および51は、左側の溝9を包囲し、それらの間
に、固定子巻線24および25を入れるための比較的狭
い溝開口部を形成している。第2図に明らかに示すよう
に、固定子10はその中心点に対して対称的に構成され
ている。
ホール−IC30は、プリント基板28に固定された合
成樹脂成形部材54の中に嵌め込まれている。これは第
3図および第4図に一層詳細に図示されており、円形の
基礎板55を有し、この基礎板から突起56がプリント
基板28またはその他の支持部材の対応する凹部の中へ
下方に突出し、これによって成形部材54の位置を固定
している。基礎板55から上部構造部材57が上方に突
出し、これはホール−IC30および永久磁石部材59
を形状結合的に収納するための凹部58を備えている。
永久磁石部材59は、下方にストッパ63を備えた案内
通路62内を移動可能である。スペーサ64は、基礎板
55からホール−IC30の下側までの距離を決定する
。ホール−IC30が介在する2つの側壁65.66は
若干弾性を有し、この弾性によってホール−IC30を
保持している。
ホール−IC30は、1つしか示されていないが下部の
線端子67を備え、これは68においてプリント基板2
8の導電路と鑞付けされている。永久磁石部材59は一
滴の接着剤71によって固定されている。これは電動機
を対称的にするのに使用される。(西ドイツ特許出願公
開第3111 387号公報参照)。
ホール−I C30を正しく制御するには。
回転子磁石43の所定の磁束密度が必要であり、すなわ
ち固定子積層板11を越えて下方に突出した回転子磁石
43の突出部分72は、例えば5ないし10mmの所定
の最小長さをもつ必要がある。しかしながら、反対側の
突出部73は、突出部を長くしても役に立たず高価な磁
石材料が無駄になるため短くすることができる。固定子
積層板11に対向する回転子磁石43の部分は、第1図
において符合70によって示されている。
突出部72および73の大きさの相違によって、回転子
磁石43は固定子積層板11に対して対称的になろうと
する傾向があるため、上の方に向いたカフ4が回転子4
0に作用する(第1図参照)。さらに、上方に作用する
カフ4は、第2図に示すように空隙23が全体に亘って
同じ大きさではない(空隙の形状が詳細に説明された西
ドイツ特許第2346 380号明細書参照)ため、回
転子の回転角度に依存する。従って、このカフ4は振動
および煩わしい騒音を生じる。この煩わしい現象を低減
または除去するため、西ドイツ特許出願公開節31 2
5 694号公報に丞され第5図に同様に例示されてい
るように、回転子磁石43の特殊な磁化を使用すること
ができる。
第5図は回転子磁石43を展開して示している。極の境
界は、傾斜させることもできるが、第2図におけると同
様に、符合44および45によって示されている。同様
に、回転方向は符合41によって示されている。
電動機領域70の“標準”の磁化部分における第5図の
線13−Hに沿った磁化は、第6図Bに示すように、は
C梯形(ないし台形)をなし、即ち電気角約160°な
いし 170″の範囲において、磁束BBEは夫々実際的に−
・定であり、極間隙の部分において急峻に低下し、従っ
て76および77において急峻な零通過点が生じる。
上部の電動機領域すなわち電動機の有効部分70の大部
分および場合によっては上部の突出部分73において、
2つの主極(大文字NおよびSによって示されている)
の間の境界部分78.79に夫々補極が設けられている
境界部分78におけるこれらの補極は、そこのS主極の
領域においてN極として構成された磁気補極81、およ
びそこのN主極の領域においてS極として構成された磁
気補極82である。双方の補極81.82は、夫々例え
ば電気角4° (典型的に電気角2°ないし10°)の
角度幅および例えば電気角6゜の間隔をもち、即ち補極
間の空間部は幅が電気角6°である。また、この間隔は
典型的には電気角2°ないし10°にすることができる
。極の境界線44.45が傾斜する場合には、補極もこ
れに応じて当然傾斜する。
ざらに、第5図から判るように、補極 81.82は境界線45に対称ではなく、回転方向と反
対側へ相対的に偏位しており、即ち補極81は実際には
極境界線45の上にあり、従ってその右側にあるN主極
の突出部を形成し、これに反して補極82は極境界線4
5から離れており、周囲のN主極内において孤立したS
極を形成している。
また、別の観点から、補極81を、その右側にあるN主
極の一部または湾曲部と見ることも勿論可能であり、従
って同様に、N主極が81の場所において回転方向に若
干拡がっており、N主極の中には補極82だけがあると
いうことができる。
同様に、境界部分79においては、極境界線44の左側
に、S極として構成された補極83があり、境界線44
の右側にはN極として構成された補極84があり、これ
らの補極は、補極81.82と同様に回転方向41と逆
方向に偏位しており、これらの磁束は主極の磁束より小
さい。
第5図の線A−Aに沿った磁束は、回転子磁石43の表
面において、第6図Aに示す形状をもち、すなわちN極
からS極へ磁束(磁束密度)が連続的に移行せずに、夫
々の境界部分において3つの変曲点、中間最大点および
中間最小点がある。例えば、第6図Aにお分86、次に
短時間の正の部分87、次に再び短時間の負の部分88
に移行し、次に振幅かは(一定な正の部分89に移行す
る。
補極81,82の間隔を成る大きさにした場合、この磁
束は互に相殺され、即ちこれらの補極は回転子の磁化さ
れていない部分と同様に作用する。しかしながら、試験
の結果、本発明による補極の代りに、回転子40の非磁
性部分(主極間の極間隙部における)を使用した場合に
は、同じような明確な結果が得られないことが判った。
電動機として作用する回転子部分70の最下部72では
、磁束が夫々領域91.92において弱められる。この
領域は、極中心の例えば電気角120°に亘って夫々伸
びており、そこで磁束が減少する(第5図の線C−Cに
沿った磁束分布が示された第6図C参照)、Bccの零
通過点76′、77′は、零通過点76.77と一致し
、正しく調整されている場合には、この点においてホー
ル−IC30が切換えられるため、整流時点を快足する
。回転子部分72においては補極が整流に邪魔になるた
め、補極81ないし84は、ホール−IC30を制御す
る回転子部分72には延びていない。
第7図は回転角度に対する誘起電圧 Ui ndの経過を示している。この経過は、回転子4
0を外部から均一に駆動し、一方の相巻線24または2
5の電圧を測定した場合に得られる。この図で見られる
ように、この電圧は、夫々の零通過点の部分において、
はy水平に移行する部分93.94.95を有している
電磁的に生じる回転モーメントは、誘起電圧の負の半波
96を半波96′として上方に折り返して考える必要は
あるが、2パルス電動機の場合には、実際的に誘起電圧
と同じ形状をもつため、電磁的に生じた回転モーメント
は、例えば電気角86ないし20°の角度αをもつ空隙
97.98があり、この空隙においては、電動機の相巻
線24または25に電流が流れた場合、駆動または制動
の電磁回転モーメントも全く生じ得ない。換言すれば、
この空隙97.98の範囲における回転子40の運動は
、固定子電流によって影響されるのではなく、単に補助
モーメント、実施例の場合には磁気抵抗モーメン)・に
影響され、この磁気モーメントは不規則に移行する空隙
部23の結果であり、これは本発明による補極81ない
し84によって増大される。
整流の場合の電気角±4°ないし±10゜(第7図にお
ける角αの大きさによる)の誤差は、本発明による電動
機の起動特性に全く影響を及ぼさない。
第8図は極境界線45に対して対称的な補極81′、8
2′の配置を示し、第9図はこの場合に生じる誘起電圧
を示している。この電圧の場合、水平部分101.10
2.103は零通過点には生じないで電圧の成る高さに
おいて生じている。このような電圧波形は定められた目
的には使用されるが、整流の領域において回し電磁回転
モーメントを生じ、従って確実な起動には殆んど適さな
い。第7図に示す電圧波形を得るには、補極81′、8
2′を回転方向と反対に移動させる必要がある。さらに
、第8図は、回転子磁石438よび回転子ハウジング4
2を一部断面図によって示している。補極は磁石43の
全体の厚さを通して伸びているのではなく、部分的に磁
石に入り込んでおり、磁束を限定していることが知見さ
れる。さらに、第8図の断面部には、磁化特性が通常の
形式によってNおよびSで示されている。
第10図は、補極81″および82″を回転方向と反対
に著しく偏位させた場合を示している。この場合には、
補極81″は極境界線45の右側のN主極の一部であり
、N主極の境界線は、補極81″の領域内に回転方向4
1に偏位している。この場合には、唯一の補極82″だ
けがあり、極境界線は平面図においてS字状に似た形状
をなしている。
第11図は、平面状の空隙を備えた電動機の永久磁石の
回転子110を平面図で示している。このような電動機
は、例えばアメリカ合衆国特許第3840761号明細
書に詳細に示されており、従って冗長になることを避け
るため、これを参照することができる。線A−Aに沿っ
た磁束経過は第6図Aと等しく、線B−Hに沿った磁束
経過は第6図Bと等しい。誘起電圧を同様に起生ずる必
要がある場合には、同様に磁束の減少した範囲を設ける
ことができる。境界線は第11図においては符合111
ないし114によって示され、補極は符号115ないし
122によって示されている。これらは、同様に回転方
向と反対に偏位されている。
[応用分野] 本発明の枠内において、専門家によって、本発明の精神
を逸脱することなく多くの変更および修正を加えること
ができることは勿論である。本発明による電動機は、回
転子を無電流状態において保持する電動機の制動機を備
えた用途にも特に適している。特に適する用途は、いわ
ゆるディスク記憶装置の駆動装置であるが、換気装置お
よびその他の駆動用の電動機も、本発明によって、極め
て良好な磁気抵抗モーメントの場合に高い起動確実性が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図、第2図は第
1図のII −II線断面図、第3図は第1図に示す本
発明装置を構成するホール発電器の矢mの方向から見た
平面図、第4図は第3図の側断面図、第5図は第1図に
示す電動機を構成する回転子磁石を展開して示す説明図
、第6図は第5図の作用を示す波形図、第7図は第1図
に示す電動機の誘起電圧を示す波形図、第8図は第5図
に示す回転子磁石の別の実施例を示す断面図、第9図は
第8図に示す回転子磁石を装備した電動機の誘起電圧の
経過を示す波形図、第10図は第5図に示す回転子磁石
のさらに別の実施例を示す断面図、第11図は均一・な
空隙を備えた電動機の本発明により磁化された回転子の
11而図である。 7・・・直流電動機、  10・・・内部固定f、24
.25・・・固定子巻線、 30・・・ホール−IC(センサ)、 40・・・回転子、  41・・・回転方向、44.4
5・・・主極、78.79・・・境界部分、81.82
.83.84・・・補極、 93.94.95・・・水平部分、 110・・・回転子、 115ないし122・・・補極。 出願人 パブスト・モートーレン・ゲーエムペーハー・
ウントΦコー・カ−ケー 代理人 弁理士 加藤 朝道(他1名)図面の浄書(内
容に変更なし〕 J−一−−− 手続補正書(方式) 昭和60年?月30日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)2パルス無集電子直流電動機であって、該電動機は
    、少くとも1つの相巻線をもつ固定子と、境界部分によ
    って互に分けられ回転方向に見て互に連続する主極(N
    ,S)が交互の極性をもちその場合回転子は運転時に正
    の半波が夫々負の半波に続いて交互に反復される交番誘
    起電圧いわゆる逆起電力を前記少くとも1つの相巻線に
    誘起する永久磁石回転子と、誘起電圧の零通過点の領域
    において駆動に有効な補助モーメントを発生する手段と
    を備えた形式のものにおいて、正の半波から負の半波へ
    又はその逆に移行する際に電圧零の範囲における所定の
    回転角度範囲(α)の間にあり図で示した場合に誘起電
    圧 (Uind)のほぼ水平な経過を起生するための少くと
    も2つの隣り合う主極(N,S)の間の境界部分が構成
    されることを特徴とする2パルス無集電子直流電動機。 2)所定の回転角度範囲(α)は電気角約 8°ないし20°であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の電動機。 3)少くとも1つの境界部分(78,79)に補極(8
    1〜84;115〜122)が設けられ、この補極は、
    この補極が存在する極ピッチ(τρ)の主極に対して反
    対の極性をもつことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の電動機。 4)1つの主極の極ピッチ(τρ)の範囲および隣り合
    う主極の極ピッチの範囲における少くとも1つの境界部
    分(78,79)に補極(81〜84)が設けられ、こ
    の補極は、この補極が存在する極ピッチの主極に対して
    反対の極性をもつことを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載の電動機。 5)少くとも1つの補極(81〜84; 115〜122)は、主極の極ピッチ (τρ)に比例して小さな幅をもつことを特徴とする特
    許請求の範囲第3項または第4項記載の電動機。 6)少くとも1つの補極(81〜84; 115〜122)は、電気角10°以下特に5°ないし
    8°の大きさの幅をもつことを特徴とする特許請求の範
    囲第5項記載の電動 機。 7)少くとも1つの補極(81〜84; 115〜122)は、回転子(40; 110)の回転方向とほぼ垂直に伸びることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項ないし第6項のいずれかに記載
    の電動機。 8)対をなす補極が、2つの隣り合う主極の間の境界線
    (44,45)に対して回転方向(41)と反対方向に
    偏位することを特徴とする少くとも1つの境界部分(7
    8,79)において2つの対をなす補極(81〜84;
    115〜122)が反対の極性をもつ特許請求の範囲第
    3項ないし第7項のいずれかに記載の電動機。 9)偏位角は、ほぼ梯形状に磁化された主極の場合、零
    ないし電気角約10°の範囲にあることを特徴とする特
    許請求の範囲第8項記載の電動機。 10)少くとも1つの補極(81〜84; 115〜122)が回転子(40:110)の回転軌道
    (72)の外部にあることを特徴とする回転子(40;
    110)の回転軌道 (72)の磁界領域にあり運転時に制御される電流磁気
    形の回転子位置センサ(30)を備えた特許請求の範囲
    第3項ないし第9項のいずれかに記載の電動機。 11)主極は、その中心部に磁束密度の減少した区域(
    91,92)を備えることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第10項のいずれかに記載の電動機。 12)磁束密度が減少した区域(91, 92)は、回転子(40;110)の回転方向とほぼ平
    行に伸びることを特徴とする特許請求の範囲第11項記
    載の電動機。 13)補助モーメントを発生するため、電動機(7)は
    固定子側に回転子(40; 110)の角度位置に依存した磁気抵抗モーメントを生
    じるように構成され、この駆動成分が、運転時に電磁的
    に生じる回転モーメントの空隙部(97,98)を少く
    とも部分的に補充することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項ないし第12項のいずれかに記載の電動機。 14)回転式磁気記憶媒体、特にいわゆる固定デイスク
    を駆動するための特許請求の範囲第1項ないし第13項
    のいずれかに記載の電動機の使用。
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