JPS613502A - 自動車の搭載テレビ用アンテナ装置 - Google Patents

自動車の搭載テレビ用アンテナ装置

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JPS613502A
JPS613502A JP12367384A JP12367384A JPS613502A JP S613502 A JPS613502 A JP S613502A JP 12367384 A JP12367384 A JP 12367384A JP 12367384 A JP12367384 A JP 12367384A JP S613502 A JPS613502 A JP S613502A
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windshield
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Shinya Shibata
柴田 伸也
Takayasu Kitashiyou
北荘 貴康
Masaichi Tsunoda
政一 角田
Yasushi Kawakami
康 川上
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/1271Supports; Mounting means for mounting on windscreens

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  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車に搭載するテレビ受像機用に最適なア
ンテナ装置に関するものである。
[従来技術の説明] 自動車搭載用テレビ受信アンテナ装置には、送信アンテ
ナからの直接波とビルや山や地面等による反射波とが干
渉した。いわゆる定在波によるフェーディングの直接受
信によって移動中のテレビ画像がバタバタと乱れる現象
、同期がはずれて画像が非常に見ずらいという同期はず
れ現象、自動車が静止状態でも定在波の谷の位置にアン
テナが置かれたときは受信不良が起こるという現象、テ
レビ画面が2重になってみえるゴースト現象、更にゴー
ストが時間によって動くいわゆるTVフラッタ現象など
の軽減、及び、小型・軽量で自動車に取付けやすいこと
が要求される。
かかる点の改良された自動車の搭載用テレビ受信アンテ
ナ装置として、第1図の様に2つの数本のエレメントか
らなるアンテナ1.2を自動車車体3の屋根4の左右の
両側にそれぞれに取付け、かかる2つのアンテナ1.2
を利用したスペースダイパーシティ−受信するアンテナ
装置が、例えば昭和57年5月27日に発表されたテレ
ビジョン学会技術報告r車載カラーテレビ用ダイパーシ
ティ受信システム」によって知られている。しかしなが
ら、このタイプのものは、数本のエレメントからなる2
つのアンテナ1,2が車体3上部に突出するため外観が
悪く、危険でもあり、又高速走行時においては風切音が
発生し、更に駐車時などにいたずらにより破損されやす
いという欠点や、車庫に入れる時にひっかかる欠点、あ
るいはコストが高い等の欠点を有している。
[発明の目的] 本発明は、かかる欠点に鑑みなされたもので、TVフラ
ッタ現象、TVゴースト現象等が改善され、感度特性及
び指向特性が良好であり、かつ、現在の車両外殻から突
出部を形成することがない自動車の搭載用テレビ受像機
用のアンテナ装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] かかる目的を達成するため本発明は、自動車のフロント
窓ガラスにそれぞれ独立して設けられた3本のアンテナ
と、自動車に設けられた前記3本のアンテナ以外の第2
のアンテナと、前記3本のアンテナ及び第2のアンテナ
のそれぞれに接続され、かつ、それぞれのアンテナから
取り出される受信信号を択一的に選択するスイッチング
回路とによって自動車の搭載テレビ用アンテナ装置を構
成した。
[実施例の説明] 以下11本発明を図面に従って詳細に説明する。
第2図は、本発明の一実施例に係るアンテナ装置が組み
込まれた自動車の概略斜視図、第3図は1本発明の他の
実施例に係るアンテナ装置が組み込まれた自動車の概略
平面図、第4図は本発明の他の実施例の全体の構成を示
す回路図であり、IOは自動車、11はこの自動車lO
のフロント窓カラス12にそれぞれ独立して設けられた
3つのテレビ用のアンテナ導体13.14.15からな
るフロントガラスアンテナ、16は自動車IOのリヤ窓
ガラス17にテレビ用のアンテナ導体18が設けられて
なる第2のアンテナの1例としてのりャガラスアンテナ
、19は自動車10の後方に上方に向って突出する様に
設けられた第2のアンテナの他の例としてのりャロッド
アンテナ、20はフロントガラスアンテナ11及びリヤ
ガラスアンテナ16の各アンテナ導体13.14.15
.18並びにリヤロッドアンテナ18から取出される受
信信号を択一的に選択するスイッチング回路、21は自
動車の搭載テレビ受像機、22は自動車の搭載AMラジ
オ受信機、23は自動車の搭載FMラジオ受信機を示す
更に、第2のアンテナとしては、トランクリッドアンテ
ナ等を用いることも可能である。
本発明において、フロントガラスアンテナの好ましい態
様の1つとしては、第2〜6図の様に自動車lOのフロ
ント′窓ガラス12にそれぞれ独立して設けられる3つ
のテレビ用アンテナ導体13、14.15のうち、1つ
のアンテナ導体14はフロント窓ガラス12のほぼ中央
部に略縦方向に設け、残りの2つのアンテナ導体13.
15はフロント窓ガラス12の左右の両側部に上記フロ
ント窓ガラス12の縦中心線に関しほぼ左右対称に該ガ
ラス12の略縦方向に、しかしフロント窓、即ち、D、
O,L (ディライトオープニングライン)とは所定間
隔、例えば30+ue〜100mmをおいて設けたもの
である。
又、フロントガラスアンテナの他の好ましい態様の1つ
とし゛ては、第7.8図の様に自動車10のフロント窓
ガラス12にそれぞれ独立して設けられる3つのテレビ
用アンテナ導体13.14゜15のうち1つのアンテナ
導体14はフロント窓ガラス板12のほぼ中央部に略縦
方向に設け、もう1つのアンテナ導体13はフロント窓
ガラス12の中央部近傍、例えば上記アンテナ導体14
の左側付近から縦方向に延びた後フロント窓ガラスの左
側部に向って横方向に延びる略り字状のパターンに設け
、もう1つのアンテナ導体15はフロント窓ガラス12
の中央部近傍、例えば上記アンテナ導体14の右側付近
から縦方向に延びた後フロント窓ガラスの右側部に向っ
て横方向に延びる略し字状のパターンに設け、かつ上記
アンテナ導体13.15はフロント窓ガラス12の縦中
      )心線に関しほぼ左右対称に、更にり、O
,Lとは所定間隔、例えば30mm〜100s+s+を
おいて設けたものである。
これら3つのアンテナ導体13.14’、 15は、フ
ロント窓ガラス12の上辺から下方に向って伸びる様に
してもよいし、又下辺から上方に向って伸びる様にして
も゛よいし、又場合によっては第2〜8図に示した例に
限らず3つのアンテナ導体13.14.15のうち1つ
あるいは2つを上辺から下方に向って伸びる様にし、残
りを下辺から上方に向って伸びる様にしてもよい。なお
、フロント窓ガラス12に設けられるアンテナ導体13
、14.15は運転手及び助手席搭乗者の視野の障害と
ならない様に設けるのが好ましい0例えば、現在フロン
ト窓ガラスにアンテナ導体を装着する場合、その装着範
囲は第9図の様に自動車の運転手の前方視野の妨げとな
らない様にフロント窓ガラス12の開口部の外周から 
10h脂以内(第9図においてA = 100m■の範
囲内)及びフロント窓ガラス12の縦中心線に対称に巾
65層膳(第9図においてB = 85mmの範囲内)
で設けられた帯状部分の中にフロントガラスアンテナの
アンテナ導体(アンテナ導体のエレメントの線巾は0.
25■■以下で、かかるエレメントの本数は各部2本以
内とする。)を設けるのが好ましい。
そして、3つのアンテナ導体13.14.15には、そ
れぞれ給電点24.25.28が設けられる。
これら給電点24.25.26はフロント窓ガラス12
の上辺部に設けてもよいし、又下辺部に設けてもよいし
、あるいは又給電点24.25.28の1つあるいは2
つを上辺部に設け、残りを下辺部に設ける様にしてもよ
い。なお、フロント窓ガラス12の右側及び/又は左側
のアンテナ導体13゜15の給電点24.28はフロン
ト窓ガラス12の側辺部に位置する様にすることもでき
る。
上記したフロント窓ガラスの略縦方向(自動車のフロン
ト窓に嵌め込まれた場合は斜め方向となる)に設けられ
る3つのアンテナ導体13゜14、15は、VHF及び
/又はUHF(7)7レビ放送が所望の性能をもって受
信できる様にその長さ、本数、パターンなどが選択され
る。なお。
かかるアンテナ導体は、テレビ周波数帯全域に渡って利
得が高く、f特性(周波数による利得のバラツキ)が少
なく、良好な無指向性が得られる様に設計するのが好ま
しいが、一般的には、これが困難であるので、このフロ
ントガラスアンテナは別途に設けられるリヤガラスアン
テナ、又はリヤロッドアンテナの指向性あるいは周波数
などの特性が低下する部分において高い利得を示し、 
リヤガラスアンテナ、又はリヤロッドアンテナの性能を
補完する様な特性を持つ。かかるアンテナ導体13.1
4.15は、第2゜5図の□様に、1本のエレメントか
ら構成してもよいし、又、第3.6〜8図の様に2本の
エレメントから構成する様にしてもよいし、あるいは又
、3本以上のエレメンートから構成する様にしてもよい
し、あるいは、各アンテナ導体13゜14、15のエレ
メントの本数を異なる様にしてもよいし、又かかるエレ
メ、ントと所定間隔をおいて平行に補助エレメントを設
けてもよいし、又分i線を設けてもよいし、又上記エレ
メントを屈曲させてもよい。なお、第2.5図の様にア
ンテナ導体を1本のエレメントから構成した場合には、
テレビ周波数帯の広い帯域に渡って高い利得が得にくい
という傾向があるのに対し、第3,6〜8図の様にアン
テナ導体エレメントを2本以上にすると高い利得が得ら
れるテレビ周波数帯が広くなるという傾向があるので、
アンテナ導体のエレメントの本数は2本以上とするのが
より好ましい。あるいは又第6〜8図の様にアンテナ導
体を長、類2本のアンテナ線から構成される様にして、
長い方はVI(F用アンテナとして、又短い方はUHF
用アンテナとして使用する様にしてもよい。又、アンテ
ナ導体を長、中、短の3本のアンテナ線から構成される
様にして、長い方はラジオ用アンテナとして、又中の方
はVHF用アンテナとして、又短い方はUHF用アンテ
ナとして使用する様にしてもよい、かかるアンテナ導体
の長さは、アンテナの要求仕様、窓ガラスの形状、自動
車の車体の形状、その他の各種条件によっても異なるが
、一般的にはテレビ放送−波数帯域の所望の中間周波数
の波長の(λハ)α± (λ120)α(α;フロント
ガラスアンテナの波長短縮率)とするのが好ましい0例
えば、VHF/UHF兼用の場合には、 270〜38
(lsm 、 V HF受信用の場合には、400〜5
0(lam 、 U HF受信用の場合には、 180
〜250m層とするのが実用的である。
本発明のフロントガラスアンテナは、アンテナ導体14
がフロント窓ガラスの略縦方向に又、アンテナ導体13
.15がフロント窓ガラスの略縦方向又は横方向に設け
られているが、これらのアンテナは送信偏波面のH/V
を問わずその受信性能に優れ、又略縦方向ないしは横方
向の3つのアンテナ導体をそれぞれ独立して、かつ3つ
のアンテナ導体13.14.15のうち1つのアンテナ
導体14はフロント窓ガラス12のほぼ中央部に、残り
2つのアンテナ導体13.15は該フロント窓ガラス1
2に縦中心線に関しほぼ左右対称にフロント窓ガラス1
2の側辺部、上辺部ないしは下辺部に設けられているの
で、通常の自動車においては、中央部のアンテナ導体1
4と側辺部のアンテナ導体13あるいは15との間の間
隔が20c騰〜80cm程度となり、又アンテナ導体1
4とアンテナ導体13.15の、それぞれの方向が異な
り、更に、その配置箇所が違うためそれぞれ指向性が異
なり、かかる3つのアンテナ導体ta、 14.15の
3つとも電界の落ち込み点に入って、低い利得となって
しまうことがなく、スペースダイパーシティ受信システ
ムのアンテナとして上記アンテナ導体13.14.15
を3つとも充分に機能させることができる。なお1日本
のVHFテレビ周波数帯の中間波長は約1.5鵬である
ところから、各アンテナ導体が上記波長の約1110程
度、例えば15cm程度離れていれば、各アンテナ導体
がいずれも電界強度の落ち込み点(ディツプ点)に入っ
てしまうことがないとされている。
このフロントガラスアンテナの指向特性は給電点の位置
、窓の周辺の導体の反射波の影響の相違、アンテナパタ
ーンの相違などから様々な偏波面成分に対してリヤガラ
スアンテナ及びリヤロッドアンテナの指向性と同一とな
る確率が極めて低いため、リヤガラスアンテナ及びリヤ
ロッドアンテナと指向性の異なるフロントガラスアンテ
ナを作成すること憂容易である。
又1本発明において自動車のリヤ窓ガラス17に設けら
れるリヤガラスアンテナ16のアンテナ導体18のアン
テナパターンとしては、自動車の形状、ガラス板の寸法
、形状などによりアンテナとして最適な利得、無指向性
又は所望の指向性、特にテレビ放送周波数帯、更に必要
な場合には、FM及び/又はAMラジオ放送周波数帯の
電波を受信した場合に無指向性又は所望の指向性と充分
な利得が得られる様なパターンが選択される。このリヤ
ガラスアンテナ16としては特にリヤ窓ガラス17の上
部、即ちこのガラス17が自動車の窓に嵌め込まれた状
態におけるガラスの上部に、線状のエレメントの組み合
わせとして設けるのが好ましい、このリヤガラスアンテ
ナ1Bを纏慮するアンテナ導体18は、VHF及びUH
Fテレビ放送波の両方に対して高い利得を有し、VHF
及びUHFテレビ放送波帯の両方に共動する様なパター
ンにしてもよいし、又アンテナ導体をVHFテレビ放送
波を主として受信する部分とUHFテレビ放送波を主と
して受信する部分に分けてVHF及びUHFテレビ放送
波の両方を受信する様なパターンにしてもよいし、又V
HF及びUHFテレビ放送波を受信する部分とVHF放
送波を主として受信する部分とに分けてVHF及びUH
F放送波の両方を受信する様なパターンにしてもよい。
又、上記アンテナ導体により、FM及び/又はAMラジ
オ放送周波数帯も好適に受信できる様に、上記パターン
を兼用する様にしてもよいし、あるいは又、FM及び/
又はAM放送受信用のパターンを追加する様にしてもよ
い。
このリヤガラスアンテナ16のアンテナ導体18のパタ
ーンとしては、第3図6様に自動車のリヤ窓ガラス17
の曇り除去用通電加熱ヒーター12の上部に左右対称の
線状のエレメントを複数木組み合わされた様なものであ
ってもよいし、あるいは第4図の様に自動車の縦方向の
中心線に関し左右非対称の線状のエレメントを複数木組
み合わせた様なパターンのアンテナ導体18であっても
よい。
又、このアンテナ導体18の給電点27は、設計に応じ
てリヤ窓ガラス17の上辺あるいは側辺の適宜の箇所に
設けられる。
なお1本発明において上部にアンテナ導体18が設けら
れたリヤ窓ガラス17の、下方には曇り除去用通電加熱
ヒーターを設けることができる。
例えば、この曇り除去用通電加熱ヒーターとしては、第
3.4図に示した様にリヤ窓ガラスの横方向に2cm〜
40■の間隔をおいてほぼ平行に形成された線巾0.5
mm〜2■程度の多数本のヒーター線28と、このヒー
ター線28の群へ給電するために該ヒーター線に接続さ
れたブスバー29とを有する曇り除去用通電加熱ヒータ
ー3oが代表的な例として挙げられるが、勿論これらに
限定されるものではない。 。
リヤ窓ガラス17に設けられるf1曇り除去用通電加熱
ヒーター30とアンテナ導体18との位置関係は、アン
テナ導体18に対し曇り除去用通電加熱ヒーター30が
直流的にも高周波的にも影響を及ぼさない様に、両者を
充分な間隔例えば2c11以上の間隔をもって離す様に
してもよいし、又曇り除去用通電加熱ヒーター3oをテ
レビ放送波の所望の指向性又は利得の向上、あるいはラ
ジオ放送波の利得の向上に積極的に利用できる様に、ア
ンテナ導体18と曇り除去用通電加熱ヒーター30とを
近接して、例えば0.1c厘〜1.0cmの間隔をおい
て配し、高周波的に接続する様にしてもよい。第4図に
示した例は、アンテナ導体18と曇り除去用通電加熱ヒ
ーター3oとを2cm〜5cm離して設けた前者のタイ
プのりャガラスアンテナの例である。
あるいは又、曇り除去用通電加熱ヒーター3゜をテレビ
放送波及び/又はラジオ放送波に対する利得の向上のた
め、あるいは又テレビ放送波及び/又はFM放送波に対
する所望の指向性を得ることができる様にするため、曇
り除去用通電加熱ヒーター30をアンテナ導体18の一
部として利用することもできる。第3図に示した例は、
曇り除去用通電加熱ヒーター30とその上部に設けられ
たアンテナ導体18とをテレビ放送及び/又はラジオ放
送波に対する利得並びに指向特性が向上される様に直流
的に接続したりャガラスアンテナの例である。
なお、上記したりャガラスアンテナは、1つのアンテナ
導体をリヤ窓ガラスに設けた例について説明したが、1
つのアンテナ導体に2つの給電点を設けて2つのアンテ
ナとして機能させるか、あるいは又、2つ以上のアンテ
ナ導体をリヤ窓ガラスに設け、本発明のスペースダイパ
ーシティ受信の選択アンテナを追加する様にすることも
できる。
本発明におけるフロントガラスアンテナ及びリヤガラス
アンテナを構成する各アンテナ導体は、導電性金属粉末
(例えば銀)と低融点ガラスフリットとビヒクルとその
他所望の成分とを混合して懸濁させた導電ペーストをガ
ラス面に所定のパターンにプリントし、焼成し更に必要
に応じてメッキ加工して形成したプリント線、あるいは
導電性金属細線などが挙げられる。この導電性金属細線
を用いる場合には、合わせ中間膜面に金属細線を配線し
、これを2枚のガラス板間に挟み合せ加工して合わせガ
ラスとして用いられる。特に、フロントガラスアンテナ
の場合には前述した様に前方視野の妨げとならない様に
、アンテナ導体として0.25腸層以下の金属細線を利
用しこれを合わせ中間膜に配線し、これを2枚のガラス
板間に挟み合わせ加工して製造した合わせガラスタイプ
のフロントガラスアンテナとするのが好ましい。
又1本発明において、自動車車体の後方に設けられるリ
ヤロッドアンテナは、通常用いられているホイップ式を
含め各種ロッドアンテナが使用される。かかるリヤロッ
ドアンテナ18は自動車10後方の左右のいずれか一方
、あるいは中間部など、適宜の位置に取付けられる。
本発明においては、フロントガラスアンテナ11の3つ
のアンテナ導体13.14.15から入力される受信信
号、□リヤガラスアンテナ18のアンテナ導体1Bから
入力される受信信号及びリヤロッドアンテナ1θから入
力される受信信号のうち利得の高い方、あるいはノイズ
の少ない方、あるいは歪みの少ない方を択一的に選択す
るスイッチング回路20を第4図の様に各アンテナ11
゜18、19の給電点24.25.2B、 27.31
と自動車の搭載用テレビ受像機21との接続線の間に設
けるか、あるいは上記テレビ受像機21内の適宜の筒所
に設けてもよい。
なお、本発明においては、テレビ放送波の受信詩の無指
向性を、あるいは利得を高めるために、あるいはノイズ
を少なくするため、複数個のアンテナを設け、時々刻々
変わる電波状況に応じ、その複数個のアンテナにより受
信されたテレビ放送の受信信号のうち利得の高い方を択
一的に選択して利用するというスペースタイへ−シティ
アンテナシステムを利用するものであるので、上詰した
ーイッチング回路20は、複数個のアンテナ11.11
3.19により受信されたテレビ放送波帯における受信
信号の利得の大小を比較して、より大の方の信号を、あ
るいは択一的に選択してテレビ受像機21へ送るもので
あればよいものであるが、勿論FMラジオ放送波に対し
ても同様に、より大な方のFMラジオ信号を択一的に選
択してFMラジオ受信機23へ送る様にしてもよい。
なお、本発明のテレビ用アンテナをFMラジオ受信のた
めのスペースダイパーシティ受信方式のアンテナとして
も利用する場合には、フロントガラスアンテナの3つの
アンテナ導体からの受信信号、リヤガラスアンテナの1
つのアンテナ導体からの受信信号、及びリヤロッドアン
テナからの受信信号の5つの信号のうち全部を選択する
信号として利用してもよいし、あるいは2つ、あるいは
4つを選択する信号として利用する様にしてもよい。又
上記したフロントガラスアンテナ及びリヤガラスアンテ
ナの4つのアンテナ導体並びにリヤロットアンテナのう
ち少なくとも1つをFMラジオ受信及び/又はAMラジ
オ受信のためのアンテナとして利用できることも勿論で
ある。
ラジオ放送受信も兼用する場合、スイッチング回路20
は、テレビ/ラジオ切替スイッチ(図示せず)が、テレ
ビ放送の受信位置のスイッチオンされた時には前記フロ
ントガラスアンテナ及びリヤガラスアンテナの4つのア
ンテナ導体並びにリヤロッドアンテナからの5つの受信
信号のうち、利得の高い方、あるいは歪みやノイズの少
ない方が選択される様に車載テレビ受像機21と接続さ
れ、又テレビ/ラジオ切替えスイッチがFMラジオ放送
の受信位置にスイッチオンされた時には、上記5つの受
信信号の少なくとも2つ以上の受信信号のうち利得の高
い方、あるいはマルチパス歪の少ない方、あるいはノイ
ズの少ない方が選択される様にFMラジオ受信機23と
接続され、又上記スイッチがAMラジオ放送の受信位置
にスイッチオンされた時には、上記5つの受信信号のう
ちいずれか1つがスイッチング回路20を介して、ある
い’tt介さずしてAMラジオ受信機22に接続される
様にする。
又、本発明のアンテナ装置においては、テレビ放送波の
受信感度を高めるために、又必要に応じてAM放送波及
び/又はFM放送波の受信感度を高めるために、高周波
増巾回路32を各構成アンテナ、例えば、フロントアン
テナ11のアンテナ導体13.14.15、リヤガラス
アンテナ16のアンテナ導体18及びリヤロッドアンテ
ナのいずれか1つ以−トに、あるいは全部に接続するこ
とができる。この高周波増巾回路は、アンテナの給電点
とスイッチング回路との間に設けてもよいし、あるいは
又スイッチング回路とテレビ受信機のアンテナ信号入力
端との間に設けてもよい。高周波増巾回路としては、同
調型でもよいし、あるいは又非同調型でもよい。
又、必要に応して、フロントガラスアンテナ11のアン
テナ導体13.14.15.リヤガラスアンテナのアン
テナ導体18及びリヤロッドアンテナ19の各構成アン
テナの給電点24.25.2B、 27゜31とスイッ
チング回路との接続線の全部、あるいはいくつかにミス
マツチングロスを少なくする為に整合回路33を挿入す
ることもできる。なお、これら整合回路33は、高周波
増巾回路32も設けられている場合には、高周波増巾回
路32の前段(給電点側)に設けるのが好ましい。
又、本発明におけるアンテナが、VHFテレビ放送波、
UHFテレビ放送波、AMラジオ放送波及びFMラジオ
放送波のいずれか2つ以上を受信できる様に設計されて
いる場合には1分  d配器を挿入することができる。
第4図に示した例はりャガラスアンテナ16及びリヤロ
ッドアンテナ19に分配器34を接続した例である。
[発明の効果] 以上の様に、本発明のアンテナ装置によれば、テレビ放
送波帯の広い帯域において高い利得と優れた無指向性が
得られ、又自動車の移動中の種々の受信状況の変化1例
えば、フェージング現象やフラッタ現象などに対しても
充分対応でき、自動車に“搭載されるテレビ受信機用の
アンテナとして極めて優れた特徴を有するものである。
又、本発明の自動車搭載テレビ用アンテナ装置によれば
、自動車の車体表面から突出することがなく、従って、
空気抵抗やデザイン面から好ましいとともに、いたずら
によりアンテナが折れたりする危険性が少なく、又安全
性も優れており、更に錆びたりすることがないので性能
面の低下も少ないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動車の搭載テレビ用アンテナ装置の
組み込まれた自動車の斜視図、第2図は、本発明のアン
テナ装置の組み込まれた自動車の斜視図、第3図は、本
発明のアンテナ装置の組み込まれた自動車の平面図、第
4図は、本発明のアンテナ装置の全体の構成を示す回路
図、第5〜8図は、本発明のアンテナ装置のフロントガ
ラスアンテナの平面図、第9図はフロント窓ガラスが配
設される範囲を示すための説明図である。 10:自動車、  11:フロントガラスアンテナ、!
2:フロント窓ガラス、   13,14,15,18
 :アンテナ導体、 16:リヤガラスアンテナ、17
:リヤ窓ガラス、19:リヤロッドアンテナ、20ニス
イツチング回路、21:搭載テレビ受像機、22:搭載
AMラジオ受信機  23:搭載FMう1、ジオ受信機
、  24,25.2B、27.31 :給電点、32
:高周波増巾回路、33:整合回路。 34:分配器 某 1 図 集2図 ¥5の 第7図 第4図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車のフロント窓ガラスに夫々独立して設けら
    れた少なくとも3本のアンテナと、自動車に設けられた
    前記3本のアンテナ以外の第2のアンテナと、前記3本
    のアンテナと第2のアンテナ夫々に接続され、かつ夫々
    のアンテナから取り出される受信信号を択一的に選択す
    るスイッチング回路、とを有することを特徴とする自動
    車の搭載テレビ用アンテナ装置。
  2. (2)前記第2のアンテナは、自動車の後部窓ガラスに
    設けられたアンテナ、自動車に設けられたロッドアンテ
    ナ、トランクリッドアンテナのうち少なくとも1つから
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動
    車の搭載テレビ用アンテナ装置。
  3. (3)前記3本のアンテナのうち、1本のアンテナは、
    前記フロント窓ガラスの略中央部に略縦方向に設けられ
    、他の2本のアンテナは、前記フロント窓ガラスの左右
    側部に前記略中央部のアンテナに対しほぼ左右対称に略
    縦方向に設けられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の自動車の搭載テレビ用アンテナ装置。
  4. (4)前記3本のアンテナのうち、1本のアンテナは、
    前記フロント窓ガラスの略中央部に略縦方向に設けられ
    、他の2本のアンテナは、前記略中央部のアンテナに対
    しほぼ左右対称に略横方向に設けられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の自動車の搭載テレビ
    用アンテナ装置。
  5. (5)前記3本のアンテナは、夫々、長さの異なる少な
    くとも2本のアンテナエレメントからなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の自動車の搭載テレビ用
    アンテナ装置。
  6. (6)前記スイッチング回路は、前記3本のアンテナ及
    び第2のアンテナに接続された整合器又は高周波増巾回
    路のうち少なくともいずれか一方を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の自動車の搭載テレビ用
    アンテナ装置。
  7. (7)前記3本のアンテナ又は第2のアンテナのうち少
    なくとも一方は、AMラジオ放送又はFMラジオ放送の
    受信性能を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の自動車の搭載テレビ用アンテナ装置。
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