JPS6134913B2 - - Google Patents

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JPS6134913B2
JPS6134913B2 JP55054186A JP5418680A JPS6134913B2 JP S6134913 B2 JPS6134913 B2 JP S6134913B2 JP 55054186 A JP55054186 A JP 55054186A JP 5418680 A JP5418680 A JP 5418680A JP S6134913 B2 JPS6134913 B2 JP S6134913B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
vacuum chamber
attached
cylindrical body
vacuum
Prior art date
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Expired
Application number
JP55054186A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56150675A (en
Inventor
Shigekyo Sagi
Noboru Umehara
Koichi Akutsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5418680A priority Critical patent/JPS56150675A/ja
Publication of JPS56150675A publication Critical patent/JPS56150675A/ja
Publication of JPS6134913B2 publication Critical patent/JPS6134913B2/ja
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  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、真空溶接装置に係り、特に2本の断
面が円形の金属管の端面を突き合わせて真空中で
電子ビーム溶液(以下EBWと略記する。)すると
きに用いるのに好適なシール装置を有する真空溶
接装置に関するものである。
従来、長尺金属円筒体の継ぎ溶接は、大気中で
メタルイナートガスまたはタングステンイナート
ガス溶接方式で多層盛り溶接をしていた。最近で
は、上記の溶接をEBWにて1パスで行うように
なつてきている。しかし、この場合、真空中で作
業をしなければならないので、従来は溶接部材全
体を真空室に入れて溶接作業をしている。しかし
ながら、このようで溶接作業は、多大な設備費と
工数を必要とし、かつ、固定式であるため適用性
に欠けるという欠点がある。
本発明の目的は、被溶接物の表面が粗くてもま
た被溶接物が回転しても十分にシールすることが
でき、環状弾性シール部材の軸方向へのはみだし
を防止できる真空溶接装置を提供することにあ
る。
本発明の特徴は、被溶接物である円筒体を回転
する手段を有し、しかもシール装置が、真空チヤ
ンバーに取付けられたハウジングと、ハウジング
に回転可能に取付けられて円筒体が貫通するホル
ダと、ホルダに取付けられるとともに円筒体の周
囲を取り囲み、しかも内部に流体圧が加えられる
ことによつて膨脹して円筒体の外表面に圧接され
る環状弾性シール部材と、ホルダ内に取付けられ
た回転ロツドと、ホルダに取付けれたガイドと、
回転ロツドに取付けられて環状弾性シール部材よ
り真空チヤンバー側に配置され、回転ロツドの回
転によりガイドに沿つてホルダの半径方向に移動
するとともに、環状弾性シール部材が膨脹した時
に環状弾性シール部材の軸方向への移動を阻止す
るバツクプレートとから構成されたことにある。
以下本発明を第1図ないし第3図に示した実施
例を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦段面を示し、
EBW用として適用した場合を示してある。第1
図において、1は継ぎ溶接を行う円筒形状の被溶
接物、2は回転装置、3は回転装置2のチヤツ
ク、4は被溶接物1の端面をシールするOリング
及び子銃5を支えるアーム6の外周表面をシール
するOリングの2つのOリングを有するシールプ
レートである。被溶接物1は、被溶接物1の端面
にシールプレートが接触してシールされた状態
で、チヤツク3によりホールドされている。図示
されていないが、被溶接物1の他端も他のチヤツ
ク3によりホールドとれている。中間に真空排気
口を有する真空チヤンバー7は、架台8に固定し
てある。真空チヤンバー7は、被溶接物1の継ぎ
溶接部9の両側の長手方向の所定の長さの部分の
外周を覆うように構成されている。真空チヤンバ
ー7の長手方向両端には、シール用Oリングを有
するハウジング10が取り付けられている。
第2図は第1図のA部の詳細図である。ホルダ
11は、軸受12によつてハウジング10内に回
転自在に取付けられている。軸受12は、リング
状のシール部材13を有するシールデイスク14
及び15にてハウジングに取付けられる。シール
デイスクは、ネジよりハウジング10の両端に固
定される。
空気供給口16が、ハウジング10の中間部に
設けられる。空気供給口16の内側の開口はハウ
ジング10の内面で同一円周上に設けられた環状
の溝(断面が扇形)に連通している。内部に空気
通路17が形成される口金18が、ホルダ11の
半季方向にホルダ11の内部に設けられる。空気
通路17の外側端は、ハウジング10の内面に設
けられた環状溝に開放されている。被溶接物1の
外周表面と接触する部分の断面形状が接触前にお
いて波形(第2図の19Aの状態)になつている
中空の弾性ゴムよりなる環状チユーブ19がホル
ダ11の内側に組み込まれている。被溶接物1
は、ホルダ1及び環状チユーブ19内を貫通して
いる。口金18の内側端部が環状チユーブ19内
に挿入され、空気通路17が環状チユーブ19内
の空間に関口する。
破断線A1及びA2にて挟まれた領域は、空気供
給口16、口金18及び環状チユーブ19の断面
を詳細に示めしている。破断面A1より左側及び
破断面A2より右側は、第1図のA部の拡大図を
示す。
デイスク28Aは、ホルダ11の一端にボルト
にて取付けられる。デイスク28Bは、ホルダ1
1の他端にボルトにて取付けられる。
ロツド23は、デイスク28Bを貫通ホルダ1
1内に挿入される。ロツド23の一端には、突起
部31が設けられる。この突起部31は、ロツド
23の直径よりも小さい直径を有してしかも第2
図に示すように、軸心がロツド23の軸心に対し
て偏心している。ガイドプレート21,22がボ
ルトによつてデイスク28Aとホルダ11の一端
に取付けられる。バツクプレート20が、ガイド
21,22とホルダ11との間に半径方向に移動
可能に配置され、ロツド23の一端にある突起部
31と係合されている。すなわち、突起部31
は、バツクプレート20に設けられた穴内に回転
自在に挿入されている。突起部31またはロツド
23は、バツクプレート20と連結されていな
い。バツクプレート20は、扇形をしている。4
枚のバツクプレート20が、粗溶接物1を取囲む
ように配置されている。4枚のバツクプレート2
0の内面を被溶接物1の外面に接触させた場合に
は、相互間に若干ギヤツプが生じるが実質的にリ
ング状になる。
ロツド23の他端は、デイスク28Aを貫通し
て外側まで突出する。ロツド23の他端には、ピ
ン26にてレバー27が設けられる。Oリング2
4が、ホルダ11内でロツド23に設けられる。
ロツドデイスク25が、ホルダ11の外側ロツド
23に取付けられる。押えプレート37は、デイ
スク28Bに取付けられる。29は空気供給口1
6と口金18との接合部を外部からシールするた
めのOリング、31は押えプレートである。
次に本実施例の動作を説明する。まず、被溶接
物1をシールプレート4に接するまで挿入し、チ
ヤツク3にて被溶接物1をホールドし、回転装置
2によつて回転できるようにする。次にレバー2
7を90度回転する。このとき、ロツド23の先端
部に突起部31が設けられているので、バツクプ
レート20が半径方向に移動する。すなわち、突
起部31の軸心がロツド23の軸心から偏心した
位置にあるので、突起部31はロツド23の回転
に伴つてロツド23の半径方向に移動しながら下
方に移動する。この突起部31の下方への移動に
よりバツクプレート20も下方に動き、バツクプ
レート20の内面が被溶接物1の外面に接触す
る。
第2図は、バツクプレート20の内面が被溶接
物1の外面に接触した状態を示している。この状
態で、バツクプレート20の下方への移動が停止
される。ロツド23の回転時において、突起部3
1はそれが挿入されたバツクプレート20の孔部
内で回転するので、ロツド23の回転によつてバ
ツクプレート20が被溶接物1の周方向に大きく
振り回されることはない。バツクプレート20
は、ガイドプレート21,22で案内されて移動
する。環状チユーブ19内に空気供給口1から圧
縮空気を供給して内圧をかけると、第2図の19
Aの状態であつた環状チユーブ19はふくらみ
(拡張)、環状チユーブ19の内面が第2図のよう
に被溶接物1の外面に圧接される。このようにし
て被溶接物1の外面と真空チヤンバー7との間の
シールが行われる。このとき、バツクプレート2
0が上記した操作によつて被溶接物1の外面に接
触しているので、環状チユーブ19の軸方向への
移動は抑制される。特に、バツクプレート20
は、後述するように真空チヤンバー7内が負圧に
なつた時に有効に機能する。真空チヤンバー7内
が負圧になつた場合、加圧されている環状チユー
ブ19が真空チヤンバー7側に引張られ易くな
る。しかし、このような環状チユーブ19の軸方
向への移動は、バツクプレート20により阻止さ
れる。
環状チユーブ19によるシールが完了した後、
真空チヤンバー7内を排気して真空にする。そし
て回転装置2のチヤツク3を回転することによつ
て被溶接物1を回転する。このとき、チユーブ1
9を介してホルダ11が軸受12に支えられなが
らハウジング10内を転動するが、シールの状態
が悪くなることはない。これにより、被溶接物1
の継ぎ溶接部9のEBWによる下向溶接を能率的
に行うことができる。
溶接終了後、真空チヤンバー7内が大気圧状態
に戻され、環状チユーブ19内への加圧が停止さ
れる。レバー27を前述とは逆方向に90度回転さ
せる。従つて、突起部31は、ロツド23の半径
方向に移動しながら上方へ移動する。バツクプレ
ート20は、突起部31によつて持上げられ、バ
ツクプケート20の内面が被溶接物1の外面から
離れる。その後、チヤツク3から溶接された被溶
接物1が取外される。
上述した本実施例によれば、下記に示す効果が
ある。
(1) 被溶接物1の表面が粗面で、かつ、外径不揃
いであつても、真空シールが可能である。
(2) バツクプレート20が設けてあるので、チユ
ーブ19の軸方向へのはみ出し、特に真空チヤ
ンバー7が負圧である時のはみ出しを防止でき
る。
(3) チユーブ19の拡張によつてシールするよう
にしているから、チユーブ19に内圧をかけな
いときは、被溶接物1の挿入、取り出しを容易
に行うことができる。
(4) 被溶接物1の溶接に必要な部分のみを真空に
することができるから、小形に纏めることがで
き、汎用性が増大する。
(5) 被溶接物1が回転していても十分に真空シー
ルすることができる。
なお、第1図に示した実施例では、真空チヤン
バー1を一体構造のものとしてあるが、これを水
平方向に2分割とした構成としてもよく、効果は
同一である。
本発明によれば、被溶接物の表面が粗くてもま
た被溶接物が回転しても十分にシールすることが
でき、環状弾性シール部材の軸方向へのはみだし
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の部分真空シール機構の一実施
例を示す縦断面図、第2図は第1図のA部詳細
図、第3図は第2図のB矢視図である。 1……被溶接物、4……シールプレート、7…
…真空チヤンバー、10……ハウジング、11…
…ホルダー、12……軸受、13……シール部
材、14,15……シールデイスク、16……空
気供給口、17……空気通路、19……口金、1
9……チユーブ、29,30……Oリング、31
……突起部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 接合すべき1対の円筒対の各端部が挿入され
    るとともに内部が真空雰囲気になる真空チヤンバ
    ーと、前記真空チヤンバーの前記円筒体の貫通部
    に設けられたシール装置と、前記真空チヤンバー
    内の各々の前記円筒体の端面を接合する電子ピー
    ム溶接手段とからなる真空溶接装置において、前
    記円筒体を回転する手段を有し、しかも前記シー
    ル装置が、前記真空チヤンバーに取付けられたハ
    ウジングと、前記ハウジングに回転可能に取付け
    られて前記円筒体が貫通するホルダと、前記ホル
    ダに取付けられるとともに前記円筒体の周囲を取
    り囲み、しかも内部に流体圧が加えられることに
    よつて膨脹して前記円筒体の外表面に圧接される
    環状弾性シール部材と、前記ホルダ内取付けられ
    た複数の回転ロツドと、前記ホルダに取付けられ
    た複数のガイドと、各々の前記回転ロツドに取付
    けられて前記環状弾性シール部材より前記真空チ
    ヤンバー側に配置され、前記回転ロツドの回転に
    より前記ガイドに沿つて前記ホルダの半径方向に
    移動するとともに、前記環状弾性シール部材が膨
    脹した時に前記環状弾性シール部材の軸方向への
    移動を阻止する複数のバツクプレートとから構成
    されたことを特徴とする真空溶接装置。
JP5418680A 1980-04-25 1980-04-25 Sealing mechanism for partial vacuum Granted JPS56150675A (en)

Priority Applications (1)

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JP5418680A JPS56150675A (en) 1980-04-25 1980-04-25 Sealing mechanism for partial vacuum

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JP5418680A JPS56150675A (en) 1980-04-25 1980-04-25 Sealing mechanism for partial vacuum

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JPS56150675A JPS56150675A (en) 1981-11-21
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JP5418680A Granted JPS56150675A (en) 1980-04-25 1980-04-25 Sealing mechanism for partial vacuum

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JPS63108314U (ja) * 1987-01-02 1988-07-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58122190A (ja) * 1982-01-13 1983-07-20 Mitsubishi Electric Corp 電子ビ−ム溶接装置
JP3566188B2 (ja) * 2000-07-14 2004-09-15 川崎重工業株式会社 電子ビーム溶接用シール材

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