JPS6134725Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6134725Y2 JPS6134725Y2 JP6182980U JP6182980U JPS6134725Y2 JP S6134725 Y2 JPS6134725 Y2 JP S6134725Y2 JP 6182980 U JP6182980 U JP 6182980U JP 6182980 U JP6182980 U JP 6182980U JP S6134725 Y2 JPS6134725 Y2 JP S6134725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna element
- fitting
- arm
- antenna elements
- antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Support Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアンテナ素子取付具の考案に係り、単
一部材によつてアンテナ素子をそのアームに対し
て簡易に取付け、特に複数のアンテナ素子を交叉
状に組んでアームに取付けるための構成を簡易化
し、又安定且つ的確な取付状態を形成し得るよう
にしたものである。アンテナ素子は第1図に示す
ように主杆15の頂部に水平状に取付けられたア
ーム16に対して複数本が直交状に取付けられる
のが一般であるが、斯かるアンテナ素子18のア
ーム16に対する取付は挾着金具を用いアンテナ
素子18とこの挾着金具に穿設された挿通孔に対
して螺杆を挿入しナツトなどの緊締手段で固定化
するようにしているのが普通である。然しこのよ
うな従来のものにおいては必要部材点数が多く、
又金属製品と合成樹脂製品の如きを併用すること
が普通で、多数個のアンテナ素子の夫々を前記し
たような螺杆に対するナツトによつて一々緊締操
作し或いはそれを弛緩するような操作を繰返す工
数は著しく大とならざるを得ない。特にアンテナ
素子18,18相互を交叉状に組んでアーム16
に取付けるものにおいては2本のアンテナ素子1
8,18を交叉したクロス状態に組付け、しかも
この状態でアーム16に固着するものであるから
その構造が一層複雑となり、必要部材数および止
着取付工数が嵩まざるを得ない。
一部材によつてアンテナ素子をそのアームに対し
て簡易に取付け、特に複数のアンテナ素子を交叉
状に組んでアームに取付けるための構成を簡易化
し、又安定且つ的確な取付状態を形成し得るよう
にしたものである。アンテナ素子は第1図に示す
ように主杆15の頂部に水平状に取付けられたア
ーム16に対して複数本が直交状に取付けられる
のが一般であるが、斯かるアンテナ素子18のア
ーム16に対する取付は挾着金具を用いアンテナ
素子18とこの挾着金具に穿設された挿通孔に対
して螺杆を挿入しナツトなどの緊締手段で固定化
するようにしているのが普通である。然しこのよ
うな従来のものにおいては必要部材点数が多く、
又金属製品と合成樹脂製品の如きを併用すること
が普通で、多数個のアンテナ素子の夫々を前記し
たような螺杆に対するナツトによつて一々緊締操
作し或いはそれを弛緩するような操作を繰返す工
数は著しく大とならざるを得ない。特にアンテナ
素子18,18相互を交叉状に組んでアーム16
に取付けるものにおいては2本のアンテナ素子1
8,18を交叉したクロス状態に組付け、しかも
この状態でアーム16に固着するものであるから
その構造が一層複雑となり、必要部材数および止
着取付工数が嵩まざるを得ない。
本考案は上記したような従来のものの不利欠点
を解消するように研究して考案されたものであつ
て、その具体的な実施態様は第2図以下に示す通
りである。即ち第4図と第6〜第9図に示すよう
に中央部にアンテナ素子18の穿孔18aに挿通
される挿通杆3を突設した2つの素子受入部1,
1aを比較的薄層状にされたヒンジ部2を介して
両受入部1,1aが腹合わせ状に接合し得る如く
連結して形成し、それら受入部1,1aの側壁部
分4には前記挿通杆3部分を中心として前記ヒン
ジ部2と略平行したアンテナ素子嵌合部分5とヒ
ンジ部2に対し傾斜したアンテナ素子嵌合部分5
aとを隣接して第4図に示すように夫々対称的に
形成し、これら素子嵌合部分5,5a間には位置
せしめられたアンテナ素子18の周面に係止する
係突部7を設けたものであり、又前記のような各
受入部1,1aの開披端側(第4,8,9図にお
ける上下端側)には第2,3図に明かなようにそ
れら受入部1,1aのアンテナ素子受入方向と直
交させた方向を採つて前記アーム16に対する嵌
合溝部8を形成し、しかもそれら嵌合溝部8の中
央部には第3図に示すように両受入部1,1aが
接合された状態でアーム16に設けられた通孔1
6aに挿嵌される突出部9を2つ割り状態で突設
したものであつて、前述のように対称的に設けら
れた各受入部1,1aの素子嵌合部分5,5は第
2図に示すような両受入部1,1aの接合状態で
中間部に平行して位置し、更に素子嵌合部分5
a,5aは係突部7,7を境界として素子嵌合部
分5,5の反対側に位置することは図示の通りで
ある。係突部7はアンテナ素子18,18をクロ
ス状態に素子嵌合部分5aに挿入したものを該嵌
合状態に保持しそれらアンテナ素子18,18の
方向を固定させるためのストツパー作用をなす山
形突起状に形成してある。前記した挿通杆3,3
の一方における先端には第8,9図に示すように
突部3aが形成され、又他方の先端には該突部3
aを受入れる凹部3bが形成されていて第2,3
図に示すような接合状態で相互に係合されるよう
に成つている。
を解消するように研究して考案されたものであつ
て、その具体的な実施態様は第2図以下に示す通
りである。即ち第4図と第6〜第9図に示すよう
に中央部にアンテナ素子18の穿孔18aに挿通
される挿通杆3を突設した2つの素子受入部1,
1aを比較的薄層状にされたヒンジ部2を介して
両受入部1,1aが腹合わせ状に接合し得る如く
連結して形成し、それら受入部1,1aの側壁部
分4には前記挿通杆3部分を中心として前記ヒン
ジ部2と略平行したアンテナ素子嵌合部分5とヒ
ンジ部2に対し傾斜したアンテナ素子嵌合部分5
aとを隣接して第4図に示すように夫々対称的に
形成し、これら素子嵌合部分5,5a間には位置
せしめられたアンテナ素子18の周面に係止する
係突部7を設けたものであり、又前記のような各
受入部1,1aの開披端側(第4,8,9図にお
ける上下端側)には第2,3図に明かなようにそ
れら受入部1,1aのアンテナ素子受入方向と直
交させた方向を採つて前記アーム16に対する嵌
合溝部8を形成し、しかもそれら嵌合溝部8の中
央部には第3図に示すように両受入部1,1aが
接合された状態でアーム16に設けられた通孔1
6aに挿嵌される突出部9を2つ割り状態で突設
したものであつて、前述のように対称的に設けら
れた各受入部1,1aの素子嵌合部分5,5は第
2図に示すような両受入部1,1aの接合状態で
中間部に平行して位置し、更に素子嵌合部分5
a,5aは係突部7,7を境界として素子嵌合部
分5,5の反対側に位置することは図示の通りで
ある。係突部7はアンテナ素子18,18をクロ
ス状態に素子嵌合部分5aに挿入したものを該嵌
合状態に保持しそれらアンテナ素子18,18の
方向を固定させるためのストツパー作用をなす山
形突起状に形成してある。前記した挿通杆3,3
の一方における先端には第8,9図に示すように
突部3aが形成され、又他方の先端には該突部3
aを受入れる凹部3bが形成されていて第2,3
図に示すような接合状態で相互に係合されるよう
に成つている。
なおこの図示のものにおいては前記したヒンジ
部2の両側およびアーム嵌合溝部8の両側部に小
突部13,14とそれを受入れた穴部13a,1
4aを形成して前述したような接合状態としたと
きに相互に係合し位置決めするようになつてい
る。
部2の両側およびアーム嵌合溝部8の両側部に小
突部13,14とそれを受入れた穴部13a,1
4aを形成して前述したような接合状態としたと
きに相互に係合し位置決めするようになつてい
る。
上記したような本考案によるものの使用操作に
ついて説明すると、前記のように交叉状に設定さ
れるアンテナ素子18,18の中間に形成された
穿孔18aに夫々前記した挿通杆3,3を挿通し
アンテナ素子18,18を両受入部1,1aに受
入れた状態でヒンジ部2で屈曲し両受入部1,1
aを接合させるならば両アンテナ素子18,18
が本考案取付具内に収容止着される。各アンテナ
素子18,18が何れも素子嵌合部分5,5に位
置しておればこのような収容止着状態においてア
ンテナ素子18,18は平行していてコンパクト
な状態となり、斯うして一且各アンテナ素子1
8,18を止着した後に第4図に示すように各ア
ンテナ素子18,18を係突部7を超えて相互に
回動させ素子嵌合部分5a,5aに移すならば第
4図に仮想線で示すような交叉状態となり、又頭
初から素子嵌合部分5a,5aに受入れて接合さ
れるならば直ちにこのような交叉状態が形成され
る。何れにしてもアンテナ素子18,18のこの
ような交叉状態を形成してから接合合体化された
嵌合溝部8,8内にアーム16を嵌合させ突出部
9,9をアーム16の通孔16aに挿通すること
によつてアンテナ素子18,18のクロス状態で
第1図に示すようにアーム16に取付けることが
できる。
ついて説明すると、前記のように交叉状に設定さ
れるアンテナ素子18,18の中間に形成された
穿孔18aに夫々前記した挿通杆3,3を挿通し
アンテナ素子18,18を両受入部1,1aに受
入れた状態でヒンジ部2で屈曲し両受入部1,1
aを接合させるならば両アンテナ素子18,18
が本考案取付具内に収容止着される。各アンテナ
素子18,18が何れも素子嵌合部分5,5に位
置しておればこのような収容止着状態においてア
ンテナ素子18,18は平行していてコンパクト
な状態となり、斯うして一且各アンテナ素子1
8,18を止着した後に第4図に示すように各ア
ンテナ素子18,18を係突部7を超えて相互に
回動させ素子嵌合部分5a,5aに移すならば第
4図に仮想線で示すような交叉状態となり、又頭
初から素子嵌合部分5a,5aに受入れて接合さ
れるならば直ちにこのような交叉状態が形成され
る。何れにしてもアンテナ素子18,18のこの
ような交叉状態を形成してから接合合体化された
嵌合溝部8,8内にアーム16を嵌合させ突出部
9,9をアーム16の通孔16aに挿通すること
によつてアンテナ素子18,18のクロス状態で
第1図に示すようにアーム16に取付けることが
できる。
上記したような本考案によるときは合成樹脂成
形体の如きによる単一部体でクロス状態とされた
アンテナ素子18,18を適切に組付け、しかも
これをアーム16に対して直ちに止着固定し得る
ものであつて前記したような従来のものの不利、
欠点を有効に解消することができ、ナツト、ビス
などによる煩雑で工数を完全になからしめて簡易
且つ的確な取付けを得しめるものであるから実用
上その効果の大きい考案である。
形体の如きによる単一部体でクロス状態とされた
アンテナ素子18,18を適切に組付け、しかも
これをアーム16に対して直ちに止着固定し得る
ものであつて前記したような従来のものの不利、
欠点を有効に解消することができ、ナツト、ビス
などによる煩雑で工数を完全になからしめて簡易
且つ的確な取付けを得しめるものであるから実用
上その効果の大きい考案である。
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図はアンテナ全体の配設状態を示した斜視
図、第2図は本考案取付具の接合状態を示した斜
視図、第3図はその側面図、第4図はその展開状
態を示した内面図、第5図はその…線におけ
る断面図、第6図はその…線における断面
図、第7図はその…線における断面図、第8
図は第4図の側面図、第9図は第4図の…線
にそつた断面図を示すものである。 然してこれらの図面において、1,1aは素子
受入部、2はヒンジ部、3は挿通杆、4は側壁部
分、5,5はアンテナ素子嵌合部、7は係突部、
8は嵌合溝部、16はアーム、16aはその通
孔、18はアンテナ素子、18aはその穿孔を示
すものである。
第1図はアンテナ全体の配設状態を示した斜視
図、第2図は本考案取付具の接合状態を示した斜
視図、第3図はその側面図、第4図はその展開状
態を示した内面図、第5図はその…線におけ
る断面図、第6図はその…線における断面
図、第7図はその…線における断面図、第8
図は第4図の側面図、第9図は第4図の…線
にそつた断面図を示すものである。 然してこれらの図面において、1,1aは素子
受入部、2はヒンジ部、3は挿通杆、4は側壁部
分、5,5はアンテナ素子嵌合部、7は係突部、
8は嵌合溝部、16はアーム、16aはその通
孔、18はアンテナ素子、18aはその穿孔を示
すものである。
Claims (1)
- 2つの素子受入部をヒンジ部を介して連結し、
これら素子受入部にアンテナ素子の穿孔に挿通さ
れる挿通杆を形成すると共に該挿通杆を中心とし
て相互に交叉した方向を採る2つのアンテナ素子
嵌合部分を対称的に隣接して形成し、これらアン
テナ素子嵌合部分間にそれら嵌合部に嵌装された
各アンテナ素子の方向を規定する係突部を設け、
しかも前記した各素子受入部の開披端側にアーム
に対する嵌合溝部を各形成し、該嵌合溝部の中央
部にはアームに設けられた通孔に挿嵌される突出
部を設けて成るアンテナ素子取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6182980U JPS6134725Y2 (ja) | 1980-05-08 | 1980-05-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6182980U JPS6134725Y2 (ja) | 1980-05-08 | 1980-05-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56165406U JPS56165406U (ja) | 1981-12-08 |
JPS6134725Y2 true JPS6134725Y2 (ja) | 1986-10-09 |
Family
ID=29656196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6182980U Expired JPS6134725Y2 (ja) | 1980-05-08 | 1980-05-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6134725Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-08 JP JP6182980U patent/JPS6134725Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56165406U (ja) | 1981-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6134725Y2 (ja) | ||
JPS6138251Y2 (ja) | ||
JPS6122331Y2 (ja) | ||
JPS5927099Y2 (ja) | プリント基板取付装置 | |
JPS6124724Y2 (ja) | ||
JPS6121846Y2 (ja) | ||
JPS584357Y2 (ja) | 取手支持ピンの固定装置 | |
JPS6117545Y2 (ja) | ||
JPH0129809Y2 (ja) | ||
JPS6389411U (ja) | ||
JPS62102818U (ja) | ||
JPS63100335U (ja) | ||
JPH0724785Y2 (ja) | ブスバーと端子金具のネジ止め接続機構 | |
KR860001061Y1 (ko) | 가전제품의 샤시연접장치 | |
JPS58168626U (ja) | 屋根用役物の取付具 | |
JPH0364560U (ja) | ||
JPH02142588U (ja) | ||
JPS5970392U (ja) | 取付具 | |
JPH033780U (ja) | ||
JPS6228789U (ja) | ||
JPH02130407U (ja) | ||
JPS6457405U (ja) | ||
JPS60146109U (ja) | 壁パネルの取付構造 | |
JPS6228788U (ja) | ||
JPH02122512U (ja) |