JPS6134576Y2 - - Google Patents

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JPS6134576Y2
JPS6134576Y2 JP12756080U JP12756080U JPS6134576Y2 JP S6134576 Y2 JPS6134576 Y2 JP S6134576Y2 JP 12756080 U JP12756080 U JP 12756080U JP 12756080 U JP12756080 U JP 12756080U JP S6134576 Y2 JPS6134576 Y2 JP S6134576Y2
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core
chip
magnetic
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magnetic material
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JP12756080U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、チツプコアとそれを非磁性体を介
して上下方向から挾むように配設したシールドコ
アを一体とするチツプホルダと、コイルを巻装し
たボデイコアとからなる磁気ヘツドの改良に関す
る。
一般に、ホツト・プレス・フエライト
(HPF)や単結晶フエライト等をコア材料とする
磁気ヘツドは、作動ギヤツプを有するチツプコア
をチツプホルダによつて取り囲んで固定し、これ
にコイルを巻装したボデイコアを後方から当接さ
せて組み立てる構造となつているが、特にステレ
オ用で高感度、広帯域の磁気ヘツド等では、チヤ
ンネル間および外部に対するシールド効果を良す
るために、高透磁率HPFで作つたシールドコア
をシールド板を兼ねて、チツプコアの上下方向か
ら挾むように配設し、チツプコアとの間に非磁性
材料例えば硬質ガラスを充填して間隔を保つよう
にしたチツプホルダ構造となつている。
このように、チツプコアをその上下方向から挾
むように配設したシールドコアを一体とするチツ
プホルダを用る場合、そのシールドコアとボデイ
コアとが直接に接触することは許されず、その間
に磁気的絶縁を施すことが必要となる。
そのため、従来は燐青銅等の非磁性材料で作つ
た磁気的絶縁板をチツプホルダとボデイコアとの
接合面間に介挿していた。
例えば、従来のステレオ用(2チヤンネル)磁
気ヘツドは、第1図に示すように、作動ギヤツプ
を有する2個のチツプコア2をシールドコア3と
硬質ガラス等による2枚の非磁性板5,5を介し
て重ねて、それを非磁性体6,6を介してシール
ドコア4で挾むようにチツプホルダ1で固定し、
これに、図の上方から見てU字形をなし、夫々コ
イル7を巻装した2個のボデイコア8を後方から
接合して磁気ヘツドを構成するが、このとき、チ
ツプホルダ1とボデイコア8との間には、非磁性
材料例えば燐青銅板等で作つた磁気的絶縁板9を
介挿して、シールドコア4とボデイコア8とが直
接接触しないようにしていた。また、ボデイコア
8の前半部側面チツプコア2の磁気的絶縁板9の
窓孔9aから後方に突出した部分の側面に直接密
着して磁気回路を形成する。
しかしながら、このような磁気的絶縁板を介挿
する方法では、この板ろ反り、捻れ等によつてボ
デイコアとチツプコアとの接合が不安定になり、
その接合面の減少により再生効率等の電磁変換特
性の劣化を招いていた。
この考案は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、ボデイコアの先端部をテーパ状に形成し、そ
の先端面の厚さをチツプコアとシールドコア間に
介挿した非磁性体の厚み以下にして、直接チツプ
ホルダに突合わせ接合し、シールドコアとボデイ
コア間に介挿する磁気的絶縁板を廃止することに
より、従来の欠点を改善した磁気ヘツドを提供す
るものである。
以下、添付図面を参照してこの考案の実施例を
説明する。
第2図は、この考案による磁気ヘツドの一実施
例を示す側面図であつて、ボデイコア10を除く
他はすべて第1図と同じであるので、同一部分に
は同一符号を付し、それらの説明を省略する。
ボデイコア10は、その先端部の外側にテーパ
面10aを設けて先細りのテーパ状に形成する。
そして、その先端面10bの厚さdを、チツプコ
ア2とシールドコア4との間に介挿した非磁性体
6の厚さtよりも小さくする。
このボデイコア10の先端面10bを図示のよ
うに後方から直接チツプホルダ1に突合わせて、
同時にその内側面をチツプコア2の外側面に密着
させて嵌合する。この場合、ボデイコア10の先
端面10bが当接するのは非磁性体6の端面のみ
であつて、シールドコア4とは直接接触しない。
したがつて、第1図に示したような磁気的絶縁
板9を使用しなくても、シールドコア4とボデイ
コア10との磁気的絶縁を計ることができる。
なお、ボデイコア10の先端面をテーパ状に加
工したことによつて、その磁気回路の磁気抵抗増
に起因する感度等に対する影響は、実用上全く問
題がなかつた。
以上述べたように、この考案によれば非磁性材
料の板を使用せずにチツプホルダのシールドコア
とボデイコア間の磁気的絶縁を行なうことができ
るため、チツプコアとボデイコアの接合面積が一
定に保たれるので電磁変換効率の劣化を招くこと
がなく、かつ部品数の低減によつて信頼性の向上
および原価の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気ヘツドの構成を示す側面
図、第2図はこの考案の一実施例を示す側面図で
ある。 1……チツプホルダ、2……チツプコア、3,
4……シールドコア、5,6……非磁性体
(板)、7……コイル、8,10……ボデイコア、
9……磁気的絶縁板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作動ギヤツプを有するチツプコアとこのチツプ
    コアを非磁性体を介して上下方向から挾むように
    配設したシールドコアを一体とするチツプホルダ
    と、コイルを巻装したボデイコアとからなる磁気
    ヘツドにおいて、前記ボデイコアの先端部をテー
    パ状に形成し、その先端面の厚さを前記チツプコ
    アとシールドコアとの間に介挿した非磁性体の厚
    み以下にして、この先端面を前記チツプホルダに
    直接突合わせ接合してなることを特徴とする磁気
    ヘツド。
JP12756080U 1980-09-08 1980-09-08 Expired JPS6134576Y2 (ja)

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JP12756080U JPS6134576Y2 (ja) 1980-09-08 1980-09-08

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Publication Number Publication Date
JPS5753232U JPS5753232U (ja) 1982-03-27
JPS6134576Y2 true JPS6134576Y2 (ja) 1986-10-08

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