JPS6134281Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6134281Y2
JPS6134281Y2 JP7025181U JP7025181U JPS6134281Y2 JP S6134281 Y2 JPS6134281 Y2 JP S6134281Y2 JP 7025181 U JP7025181 U JP 7025181U JP 7025181 U JP7025181 U JP 7025181U JP S6134281 Y2 JPS6134281 Y2 JP S6134281Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side walls
lid
pivot
case body
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7025181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57184572U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7025181U priority Critical patent/JPS6134281Y2/ja
Publication of JPS57184572U publication Critical patent/JPS57184572U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6134281Y2 publication Critical patent/JPS6134281Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は磁気テープカートリツジを収納保管
するプラスチツク製の収納ケースに関する。
〔従来の技術〕
この種の収納ケースに関する第1の従来例とし
て、特公昭43−70号公報に示す形態のものが公知
である。そこでは第5図および第6図に示すよう
に、矩形の底壁1の三辺に前側壁2および左右側
壁3・3が立設され、左右側壁3・3の底壁1か
な延出した後方延出部3a・3aの後端寄りの内
側面に枢支軸4・4が水平に突出形成されたプラ
スチツク製のケース本体5と、内側基部に磁気テ
ープカートリツジ6を挿入支持するポケツト7が
形成され、該ポケツト7の左右側壁8・8に枢支
孔9・9が透設された透明プラスチツク製の蓋体
10とからなり、蓋体10の各枢支孔9にケース
本体5の各枢支軸4を嵌入してケース本体5に蓋
体10を開閉自在に回動枢支した基本構造を採
る。そして、第6図に示すように蓋体10でケー
ス本体5の開口上面を閉合した状態を維持するた
めに、ケース本体5の左右側壁3・3の内側面に
小突起11・11を突設し、ポケツト7の左右側
壁8・8の外側面に蓋体10の閉合時に前記小突
起11・11が嵌係合する凹部12・12をそれ
ぞれを形成してなる。
また、第2の従来例として実開昭56−30481号
公報に示すものがある。これは第1従来例と基本
的に同一仕様の収納ケースにおいて、第7図に示
すごとくケース本体5に対する蓋体10の回動角
を規制するために、ポケツト7の左右側壁8・8
には枢支孔9の前方に該枢支孔9の中心にした半
円形の弧状規制溝15・15を形成し、ケース本
体5の左右側壁3・3から突設した嵌合軸16・
16が該規制溝15・15にそれぞれ嵌入する形
態を採る。そして、該規制溝15の両端近くに節
度突起17を設け、蓋体10を閉じ姿勢と最大開
き姿勢とにしたとき、嵌合軸16が節度突起17
を乗り越えるものとし、とくに閉蓋時に蓋体10
が不測に浮き上がらないようにしたものとなつて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、第5図および第6図に示す第1の従来
例では誤つて収納ケースを落としたとき、落下時
の衝撃荷重が枢支軸4に集中して加わり、枢支軸
4の折損や変形を招くことがあつた。また、蓋体
10の開閉時に小突起11が凹部12に係脱する
に際し、ケース本体5の左右側壁3・3の後方延
出部3a・3aが第6図の仮想線で示すごとく外
方に開き変形して、繰り返し使用するうちにこの
各後方延出部3aの延出基端部Cにクラツクが発
生する不具合がみられた。更に、小突起11が凹
部12に係脱する際に、ガリガリと不快音がし、
摩耗粉が出てこれが磁気テープカートリツジに付
着する欠点があつた。
一方、第7図に示す第2の従来例では、ケース
本体5と蓋体10とを連結するに際して、枢支軸
4と枢支孔9、および嵌合軸16と規制溝15を
それぞれ同時に嵌入しなければならず、組付け作
業が面倒にして困難になりがちである。そのた
め、組付け時に左右側壁3・3の後方延出部3
a・3aを必要以上に外側方に大きく曲げ変形す
ることにもなり、これで前述の第6図に示すと同
様に後方延出部3a・3aの延出基端部C・Cに
同じくクラツクが発生する事態を招きやすい。
更に第2の従来例では、蓋体10の円滑な開閉
回動を期すうえで、枢支軸4と枢支孔9、および
嵌合軸16と規制溝15とがそれぞれ当然にある
程度の融通ガタを以て嵌合する関係にあることを
要するが、節度突起17で閉蓋時の蓋体10の浮
き上がりガタを規制しているだけである。そこで
はケース本体5に蓋体10を閉じ合わせた状態に
おける両者5・10の前後ガタまで積極的に吸収
するものとなつておらない。したがつて、枢支軸
4と嵌合軸16の2軸を有するとは言え、依然と
して落下時の衝撃荷重が枢支軸4又は嵌合軸16
のいずれか一方に集中し、両軸4・16で衝撃荷
重を受けて分散する機能までは有効に果たせな
い。
〔考案の目的〕
本考案は、かかる従来技術の欠点を解消するた
めに提案されたものである。
本考案の目的は、落下時の衝撃荷重がケース本
体5と蓋体10とを連結する枢支軸4に集中して
加わらないようにした収納ケースを得るにある。
本考案の目的は、蓋体10の開閉作動時にケー
ス本体5の左右側壁3・3に横外側方への曲げ変
形が繰り返し生じないようにした収納ケースを得
るにある。
本考案の目的は、ケース本体5に蓋体10を組
付ける作業が手軽に行え、かつ組付け時にケース
本体5の左右側壁3・3が大きく横外側方に曲げ
変形せずとも収納ケースを得るにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案ではケー
ス本体5と蓋体10とが枢支軸4と枢支孔9とで
枢結された基本形態の収納ケースにおいて、ケー
ス本体5の左右側壁3・3の内面には枢支軸4・
4の前方に嵌合軸13・13を突出形成し、ポケ
ツト7の左右側壁8・8には嵌合軸13・13が
係脱自在に係入する凹溝14・14を側壁端縁か
ら一定深さにわたつて切欠き形成する。
かくして、ケース本体5に蓋体10を閉じ合わ
せたときに、第2図に示すごとく嵌合軸13・1
3が凹溝14・14に係入し、しかも蓋体10を
完全に閉合した状態において枢支軸4と枢支孔
9、および嵌合軸13と凹溝14とがそれぞれ融
通ガタのない接合嵌合状態になるものとしたこと
を特徴とする。
〔考案の効果〕
以上のようにした本考案によれば、次の利点を
有する。
第1に、ケース本体5側の嵌合軸13と蓋体1
0側の凹溝14とは、ケース本体5に蓋体10を
閉じ合わせたときにのみ係合し合う関係にある。
したがつて、ケース本体5と蓋体10とを連結合
するに際しては、従来の基本構造のものと同様に
枢支軸4と枢支孔9を嵌合するだけでよく、組付
け作業が手軽に行える。
第2に、ケース本体5と蓋体10とを連結する
に際して、第7図に示す従来例のようにケース本
体5の左右側壁3・3の後方延出部3a・3aを
横外側方に大きく曲げ変形させることを要しな
い。僅かに曲げ変形させるだけで、枢支軸4を枢
支孔9に嵌入できる。また、蓋体10の開閉時に
もケース本体5の左右側壁3・3の後方延出部3
a・3aにこの横外側方に変形させるような力が
作用しない。したがつて、この後方延出部3a・
3aの底壁1とつながる延出基端部Cにクラツク
が生じることを確実に防止でき、不良品の発生が
なく長期にわたつて良好に使用できる。
第3に、ケース本体5に蓋体10を完全に閉合
した状態においては、嵌合軸13が凹溝14に係
入し、これで枢支軸4と枢支孔9、および嵌合軸
13と凹溝14とがそれぞれ融通ガタをもたずに
接当嵌合状態となるようにしたので、蓋体10の
浮き上がりガタは勿論のこと、前後ガタもよく防
止し得る。その結果、収納ケースに作用する外
力、とくに落下時の衝撃荷重を枢支軸4と嵌合軸
13の2点で分散して受けることになるので、こ
れら軸の折れや変形も良好に防止できることにな
る。
〔第1実施例〕 第1図ないし第3図は本考案の第1実施例を示
しており、収納ケースの基本構造は第5図および
第6図を以て説明した従来例と実質的に同様であ
り、蓋体10がケース本体5に枢支軸4と枢支孔
9を介して回動枢支されている。
但し、本案ではケース本体5の左右側壁3・3
の内側面に、嵌合軸13・13を枢支軸4・4の
それぞれ前方に位置させて突出形成する。一方、
ケース本体5に蓋体10を閉合した第2図の状態
において、ポケツト7の左右側壁8・8の前端縁
8a・8aは後ろ下がりに傾斜しており、この側
壁端縁8a,8aから適当深さにわたつて凹溝1
4・14をそれぞれ切欠き形成した。
そして、ケース本体5に蓋体10を閉じ合わせ
て行くと、各凹溝14がこれの下方の開口部を介
して各嵌合軸13に上方から回り込み嵌合し、各
嵌合軸13が各凹溝14の奥端部に係入する。そ
の際、各凹溝14の奥端部はこれに嵌合軸13が
前後方向に密着嵌合する形状に設定してあり、こ
の嵌合状態において蓋体10が枢支軸4と枢支孔
9との間隙分だけ前方に押しやられ、第2図に示
すごとく枢支軸4の後側外周面が枢支孔9に接当
する。
しかるときは、蓋体10を閉合した状態におい
て、枢支軸4と枢支孔9、および嵌合軸13と凹
溝14とが特に前後の位置関係でそれぞれ融通ガ
タのない接当嵌合状態となり、例えばポケツト7
を下にして収納ケースを床に落とし、蓋体10に
大きな衝撃荷重が作用する場合にも、この荷重は
両軸13・14に分散されることになる。
〔第2実施例〕 第4図は本考案の第2実施例を示しており、こ
れでは凹溝14の奥端近くにくびれ部を形成して
蓋体10の閉蓋時における嵌合軸13の抜け出し
移動に抵抗を付与し、閉蓋保持手段の有効確実を
更に一層期し得るようにした。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係る収納ケース
の第1実施例を示しており、第1図はその外観斜
視図、第2図は蓋体を閉合した状態での縦断側面
図、第3図は第2図におけるA−A縦断面図であ
る。第4図は本考案に係る収納ケースの第2実施
例を示す要部の側面図である。第5図および第6
図は従来の基本的な収納ケースを示しており、第
5図は外観斜視図、第6図は蓋体を閉合した状態
での要部の横断平面図である。第7図は更に別の
従来の収納ケースを示す、第2図に相当する縦断
側面図である。 1……底壁、2……前側壁、3……ケース本体
の左右側壁、4……枢支軸、5……ケース本体、
6……磁気テープカートリツジ、7……ポケツ
ト、8……ポケツトの左右側壁、8a……ポケツ
トの左右側壁の端縁、9……枢支孔、10……蓋
体、13……嵌合軸、14……凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 矩形の底壁1の三辺に前側壁2および左右側壁
    3・3が立設され、左右側壁3・3の後端寄りの
    内側面に枢支軸4・4が突出形成されたプラスチ
    ツク製のケース本体5と、内側基部に磁気テープ
    カートリツジ6を挿入支持するポケツト7が形成
    され、該ポケツト7の左右側壁8・8の外側面に
    枢支孔9・9が形成されたプラスチツク製の蓋体
    10とからなり、蓋体10の各枢支孔9にケース
    本体5の各枢支軸4を嵌入してケース本体5に蓋
    体10を開閉自在に回動枢支してなる磁気テープ
    カートリツジ用収納ケースにおいて、ケース本体
    5の左右側壁3・3の内面に嵌合軸13・13を
    突出形成するとともに、ポケツト7の左右側壁
    8・8に蓋体10が枢支軸4まわりに閉蓋回動し
    たときにのみ前記嵌合軸13・13が係脱自在に
    係入する凹溝14・14を該左右側壁8・8の端
    縁8a,8aから一定深さにわたつて形成し、蓋
    体10を閉じた状態において枢支軸4と枢支孔9
    および嵌合軸13と凹溝14とがそれぞれ接当嵌
    合状態となるようにしたことを特徴とする磁気テ
    ープカートリツジ用収納ケース。
JP7025181U 1981-05-14 1981-05-14 Expired JPS6134281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7025181U JPS6134281Y2 (ja) 1981-05-14 1981-05-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7025181U JPS6134281Y2 (ja) 1981-05-14 1981-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57184572U JPS57184572U (ja) 1982-11-24
JPS6134281Y2 true JPS6134281Y2 (ja) 1986-10-06

Family

ID=29866084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7025181U Expired JPS6134281Y2 (ja) 1981-05-14 1981-05-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6134281Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145369U (ja) * 1984-08-29 1986-03-26 日立マクセル株式会社 テ−プカ−トリツジの収納箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57184572U (ja) 1982-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6134281Y2 (ja)
JPS641271Y2 (ja)
JP3221577B2 (ja) 折り畳みボックス
JP3221578B2 (ja) 折り畳みボックス
JPH0326152Y2 (ja)
JPH0743820Y2 (ja) テープカセット
JPH0618954Y2 (ja) テープカートリッジの収納箱
JPS645531Y2 (ja)
JPS6013796Y2 (ja) 容器用蝶番装置
JPH059849Y2 (ja)
JP2572322Y2 (ja) 収納ケース
JPH0722791Y2 (ja) カセット
JPH0748551Y2 (ja) テープカートリッジの収納ケース
JPH0249748Y2 (ja)
JPH03897Y2 (ja)
JPH056610Y2 (ja)
JPH0352452Y2 (ja)
JPS6317366Y2 (ja)
JPS638338Y2 (ja)
JPH03111992U (ja)
JPS5959905U (ja) コンパクト容器
JPH0433063Y2 (ja)
JPS604Y2 (ja) 自動開放式コンパクト容器
JPS6115014Y2 (ja)
JPH0343489U (ja)